JPH10510729A - 液体吸収物品の製造における材料のウエブを延伸するための方法及び材料のウエブを延伸するための装置 - Google Patents

液体吸収物品の製造における材料のウエブを延伸するための方法及び材料のウエブを延伸するための装置

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JPH10510729A JP8518687A JP51868796A JPH10510729A JP H10510729 A JPH10510729 A JP H10510729A JP 8518687 A JP8518687 A JP 8518687A JP 51868796 A JP51868796 A JP 51868796A JP H10510729 A JPH10510729 A JP H10510729A
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Abstract

(57)【要約】 吸収体(4)及びそれを包囲するカバーを含む液体吸収物品の製造において材料のウエブ(8)を延伸するための方法及び装置。物品は縦方向に供給された材料のウエブ(8)から作られ、そのウエブ上に1以上の長い弾性部材(11−14)が固定される。前記部材はウエブの縦方向に広がり、それによってウエブの縦方向に横断するように向けられた力にウエブを供する。材料のウエブ(8)は縦縁部分(19,20)に隣接する材料のウエブの機械的抑制によって横方向と同様に縦方向も延伸されつづける。

Description

【発明の詳細な説明】 液体吸収物品の製造における材料のウエブを延伸する ための方法及び材料のウエブを延伸するための装置 技術分野 本発明は添付された請求の範囲第1項の前提部分に記載された材料のウエブを 延伸するための方法に関する。 本発明は添付された請求の範囲第4項の前提部分に記載された材料のウエブを 延伸するための装置に関する。 背景技術 EP−A1−0510715から吸収体及びカバー(カバーは材料の連続供給 ウエブから製造される)からなる液体吸収物品を製造することが従来技術として 知られている。物品はおむつ、失禁保護帯、トレーニングパンツなどとして形成 され、その場合足の周囲の弾性体は材料のウエブの一つの上に長い弾性部材を置 いてしっかりと固定することによって達成され、前記弾性部材は材料のウエブの 縦方向の上に連続的な正弦曲線の広がり(sinusoidal extension)を与えられ ている。弾性部材の広がり及びそれらの材料のウエブへの固定によって、前記ウ エブは異なる方向に、即ち材料のウエブの縦方向を横断するように向いた力によ って影響される。弾性部材によって縦方向に材料のウエブ上に及ぼされる力は、 物品の製造中供給ローラーによって材料のウエブを延伸することによって反対に 作用される。縦方向に横断するように材料のウエブ上に及ぼされる力を反対に作 用するためには、材料のウエブに対して減圧を適用することが知られている。し かしながら、これは材料のウエブが気密であるか又は限定された範囲で透過性で あることを前提とする。従って、この方法は物品の一つの側として使用される液 体透過性材料のウエブを延伸するために適用できない。 発明の概要 本発明の目的は前記タイプの吸収物品の製造において前記不都合を除去し、か くして材料のウエブが全ての方向で十分な延伸を保たれるようにすることである 。 前記目的は添付された請求の範囲第1項及び第4項のそれぞれに規定された特 徴を有する、本発明による方法及び装置によって達成される。 本発明による方法及び装置によって、弾性部材の収縮作用は材料のウエブが空 気透過性であるかどうかにかかわらず、材料のウエブの縦方向に横断するように 反対に作用される。 図面の記述 本発明は添付の図面を参照して具体例によって以下詳細に記載されるだろう。 図1は上から見た、本発明による例を概略的に示したものである。 図2は装置の側面を示したものである。 図3は横から見たより大きな縮尺の本発明の部分図を示したものである。 図4は装置の一部の部分的な破断図を示したものである。 好適な具体例の記述 図1は実際的な状況の簡単な図を示したものであり、それはおむつの製造のた めの機械の一部(特に機械の出発端)を示したものであるが、図にはほとんど完 成したおむつの外観が示されている。従って、概略的に、別々のおむつの輪郭形 状が“早い時期に(prematurely)”示されている。即ち、おむつの周囲のフラ ンジ状の縁部分2の外側輪郭1、おむつの吸収体4の外側輪郭3及び吸収体4の 超吸収内部コア6の外側輪郭5が示されている。 おむつは吸収体を包囲するカバーの一つの側を形成する、材料のウエブ8の供 給方向(矢印7参照)と同じ縦方向を横断するようにおむつの縦方向で配列され ている。カバーの他の側は材料の第2ウエブ(図示せず)によって形成され、第 2ウエブはおむつの製造の後工程での吸収体の配置後、間に吸収体が入るように 材料の第1ウエブに結合される(それは図には示されていない)。 図1に示された材料の第1ウエブ8は液体不透過又は液体透過材料のいずれか ら作ってもよい。この目的のための液体不透過材料の例はポリエチレン、ポリプ ロピレン、ポリ塩化ビニルなどの薄いプラスチックフィルムである。液体透過材 料の例は繊維布(不織布)又は柔軟なポリエチレンなどの有孔プラスチックであ る。吸収体4,6はセルロース繊維、圧縮空気によって適用されたティッシュ( tissue)、様々なタイプの超吸収材料などから構成してもよい。 おむつ9に使用位置のための所望の形状を与えるために、特別な形態と位置を 持つようにされた収縮弾性体10をおむつに与えられる。所望の形状とは使用位 置のおむつが製品の形状による束縛によって部分的に、そして吸収体の吸収によ って部分的に人体からの液体及び固体の排出物(例えば尿、血液又は他の体液又 は糞便)を多量に保持できるような形状を意味する。この目的のため弾性体10 に材料のウエブの縦方向(矢印7参照)に対して、そして材料のウエブの縦縁部 分19,20に対して斜めの角度で実質的に直線の部分15−18に変わる弓状 に曲げられた部分11−14を少なくとも部分的に与えられる。 弾性体10は高弾性材料(例えばゴム)の芯及び紡糸して巻かれた糸カバー( spun-wound thread-cover)を有する糸又はバンドの形の縦弾性部材からなり、 それは多数の接着ストランド21,22,23内に適用された接着剤によって材 料のウエブ8に連結され、前記ストランドは製造工程の都合のため材料のウエブ 上に断続的に適用され材料のウエブの縦方向に広がっている。その適用は図には 示されていないが、予め決められたプログラムに従ってすばやく開閉する液体接 着剤のための多数の接着ノズルを使用することによって従来公知の方法で行って もよい。示された例では七つのかかるノズルが材料のウエブに横断するように一 列で配置されている。 示された例では弾性部材は正弦曲線のパターンで材料のウエブ上に対で配置さ れている。とりわけ、2対の弾性部材11−14は両方の対が正弦曲線の周期の 半分に相当する相互変位を示すような方法で配置されている。別の方法で表現す ると、2対の弾性部材が想像上の幾何学的な縦中央軸24に対して実質的に鏡像 を形成するようなパターンを示すことであると言ってもよい。しかしながら、2 対の弾性体の曲線形状は異なってもよく、異なる振幅を持ってもよいが、それら はおむつの外部周囲縁部分に隣接する共通の交差25を実質的に示すような方法 で適応される。このようにして、閉じられた領域は各別々のおむつのための弾性 部材によって形成され、そこで弾性体は人体の排出物のため実質的に閉じられた 収集領域の周囲の縁バリヤーを形成する。 弾性部材の適用は図1に概略的に示されている弾性体適用装置26によって示 された例において達成される。弾性体適用装置26は二つの適用ヘッド27,2 8からなり、それらは各適用ヘッドのための別々に配置された駆動装置によって ガイド29及び30のそれぞれに沿って材料のウエブ8の供給路の方向7を横断 する直線的な動きで往復運動可能である。適用ヘッドは明瞭化のため図1では材 料のウエブから小さな距離を置いて示されているが、実際にはそれらは弾性部材 11−14に十分に規定された位置を与えるためウエブに相対的に近くに配置す ることが有利である。弾性部材は弾性部材のための貯蔵ローラー(図示せず)か ら各適用ヘッドを通って対で広がっている。弾性体が収縮性を得るためには、特 別なプレストレスローラー31,32によって弾性体に元応力が与えられる。そ れらのローラーは完全に緩和された条件に対して縦方向に弾性部材を延伸するた めに従来公知の方法で配置してもよい。 たとえ材料のウエブ8がコンベヤーベルトの形のコンベヤー33によって支持 されても、元応力を与えられた弾性体はウエブの横方向と同様に縦方向にも材料 のウエブを収縮しようとするだろう。これは吸収体が配置され、材料の第2ウエ ブが間に吸収体を入れるようにして第1ウエブに結合されるとき、材料のウエブ に沿った、特に直線部分で問題を提示する。この目的のため液体吸収物品の製造 のための機械は物品の製造中に延伸された材料の第1ウエブを保つための装置を 与えられる。 本発明による延伸装置は物品の製造工程の少なくとも一部で材料のウエブ8の 縦縁19,20を機械的に抑制及び保持するための機械からなる。延伸装置34 は縦縁35,36に隣接するコンベヤー33に沿って多数の抑制部材37を示し 、前記抑制部材37は縦縁19,20に隣接する材料のウエブ8を形状に従って 固定することによって係合及び抑制するように配置されている。 延伸装置34の選択された具体例を全ての図を参照して記載する。示された例 では抑制部材37はコンベヤーベルト又はコンベヤーの支持表面に実質的に横断 して突き出るようにコンベヤー33内に定着されたくぎ(pegs)又は針として作 られている。コンベヤーベルトは弾性フレキシブル材料から作られた連続ベルト からなり、ローラー39,40の周囲で方向変換される。それらの二つのローラ ーは図に示されている。コンベヤーはローラーによって係合部分(engagement-p ortion)41、物品の製造のための機械を通って材料のウエブを供給する供給路 部分42、及びコンベヤーベルトのための戻り部分(return-portion)43に分 割されている。貫通部材は図3及び図4において最も良く示されているように抑 制部材の自由端で鋭い先44として形成されている。良好な定着を得るために示 された例では抑制部材はコンベヤーベルト内の穴を通ってもたらされ、ベルトの 支持表面38の反対側に拡大したヘッド45を与えられている。そのヘッドはベ ルト中に頭を埋め、例えば加硫によってしっかりとベルトに接合することが有利 である。抑制部材37はステンレス鋼のような硬い金属材料から作られることが 有利である。それらはコンベヤーベルトの縦縁36の方向で小さな外側への傾斜 を有した状態で接合されることが有利であり、それによって部材の円錐形状にも かかわらず、“動的(active)”側、即ち縦縁36に面する側上の輪郭線は材料 のウエブ及びコンベヤーの幾何学的縦軸24の方への内側の傾斜を少なくとも持 たないだろう。このようにして、材料のウエブ8上の弾性体の収縮効果(矢印4 6参照)の結果として支持力が材料のウエブを引き上げて、それによって収縮す る危険を持った状態で抑制部材の先端44の方向に引き上げる力の成分を作る危 険を最小にする。 示された例の抑制部材37は抑制部材の材料のウエブ8の縦縁19,20の内 側及びおむつによって占有される領域の外側(即ち、おむつの外部輪郭1の外側 )から一定距離になるような縦縁からの距離でコンベヤーの縦縁35,36のそ れぞれに沿って一列で配置される。抑制部材はウエブに使用される材料及び弾性 体の収縮効果によって相互の距離に極めて大きな変化を与えて配置させてもよい 。原則として、抑制部材は必ずしも列ではなく、輪郭線1の外側のコンベヤーベ ルトに沿ってどこにでも位置させることができるが、抑制部材間の最小距離は完 成した物品の幅と同じにすべきである。原則として、少なくとも一つの抑制部材 が各物品(即ち、示された例ではおむつ)と整列することが要求され、各おむつ 間の変り目に一つの部材が要求されるが、1〜15cmのオーダーの分離が材料 のウエブの均質な抑制及び延伸を生じる。 図2からわかるように、コンベヤー33の係合部分41はベルトの方向が変わ る二つのローラー39,40の間で、即ちコンベヤーの平面部分上でローラーの いずれかの方向変換地点と結合されずに広がっている。この目的のため、コンベ ヤー33内のローラーの数は少なくとも三つであり、それらは供給装置部分が間 に広がっている二つの上部ローラー(一つだけ示されている)とローラー39と ともに係合部分41を形成する少なくとも一つの付加的なローラー40である。 図2で示されているように複数のローラー(示された例では三つ)が機械の出 発端で配置され、材料のウエブ8に縦方向の十分に適応させた緊張及びコンベヤ ー43に対する正確な連結を与える。材料のウエブは貯蔵ローラー(図示せず) から連続的に巻出され、その回転は駆動モーターによって達成され、そのスピー ドは縦方向に材料のウエブの正確なスピードと緊張を与えるために極めて正確に 制御される。またコンベヤー43は正確に適応させたスピードで少なくとも一つ のローラーを駆動する駆動モーター(図示せず)によって駆動される。他のロー ラーは駆動モーターと同調して駆動させてもよく、一方軽いローラーはローラー と材料のウエブの間の摩擦によって遊ばせてもよい。 図2に示されたように、ローラー47は材料のウエブがローラー39の方に行 き、鋭角vでコンベヤーの周囲を通って(図3参照)、コンベヤーベルトに行く ように設置されている。角度は抑制手段37がコンベヤーの平面位置(即ち係合 部分41)で、従ってローラー40によってコンベヤーが方向変換された後でロ ーラー39による方向変換が行われる前に材料のウエブを貫通させるようにでき るだけ小さいことが好ましい。最も長い貫通距離は角度vがローラー40による コンベヤーベルトの方向変換直後に貫通を開始するようなものであるときに最小 の変形で得られる。方向変換部分の代わりに平面部分上にコンベヤーに対する小 さな角度で貫通を行うことによって、抑制部材の先端44は縦方向で見られるよ うな貫通中の動きを描くだろう。それは材料のウエブ8の動きと実質的に一致す る。貫通は材料のウエブ8がローラー47,39の間の部分上で十分に調整され た張力で保持されながら行われ、コンベヤーベルトと同じスピードで供給されて 抑制部材37上に連続的に接近し、それによって穴があくまでウエブの表面に対 してそれらの先端44で押しつけられ、穴48が材料のウエブ内に形成される。 抑制部材37はコンベヤーの係合部分41で材料のウエブを連続的に貫通し、前 記ウエブはローラー39の周囲の方向変換時にコンベヤーの支持表面に対してき つく押しつけられ、その位置がおむつの完成まで製造の様々な段階で維持される 。製造工程の最終段階ではおむつは切断されるか又は打抜かれる。 図4からわかるように材料のウエブの確実な抑制は全ての方向で材料のウエブ を安定しかつ材料のウエブに及ぼされる全ての力の均衡を保つ抑制部材37によ って達成される。弾性体の収縮効果に反対に作用する材料のウエブの抑制は材料 のウエブの穴48の周囲に形成された縁部分、特に抑制部材の外側上の縁部分に 対して迫台(abutment)を抑制部材に形成させることによって実施される。 本発明は図に示され上で記載された例に限定されないが、添付の請求の範囲内 で変化させることができる。例えば抑制部材37は図に示された円錐くぎ以外の 全く異なる形状を示すことができる。くぎは例えば均一な断面を有する極めて細 い針又は細い葉状の材料によって置き換えてもよい。しかしながら、抑制部材は 縦部分29,30に沿って材料のウエブをしっかりと固定するように配置された 固定部材として作ることができる。 もちろん紡糸して巻かれたゴム糸(spun-wound rubber thread)以外の別の タイプの弾性部材を与えることができる。2対の弾性部材の代わりに弾性体は単 一の糸から作ってもよい。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年1月13日 【補正内容】 明細書 液体吸収物品の製造における材料のウエブを延伸する ための方法及び材料のウエブを延伸するための装置 技術分野 本発明は液体吸収物品の製造において材料のウエブを延伸するための方法及び 装置に関する。その物品は吸収体及びそれを包囲するカバーを含み、縦方向に供 給されかつ長い弾性部材をしっかりと固定した材料の前記ウエブによって作られ る。これらはウエブの縦方向への角度で広がり、それによってウエブ上に力を及 ぼす。その力はウエブの縦方向を横断するように向けられている。材料のウエブ は縦縁部分に隣接する材料のウエブの機械的抑制によって横方向と同様に縦方向 にも延伸されつづける。機械的抑制はウエブを貫通するまで材料のウエブに対し て抑制部材を押しつけることによって達成される。貫通後、抑制部材はウエブ内 の穴をふさぎかつウエブの平面を実質的に横断するように向けられた支持表面を 与える位置で保持される。その表面は貫通中形成された各穴でウエブの部分を係 合する。材料のウエブの延伸は前記弾性部材の固定中維持される。 背景技術 EP−A1−0510715から吸収体及びカバー(カバーは材料の連続供給 ウエブから製造される)からなる液体吸収物品を製造することが従来技術として 知られている。物品はおむつ、失禁保護帯、トレーニングパンツなどとして形成 され、その場合足の周囲の弾性体は材料のウエブの一つの上に長い弾性部材を置 いてしっかりと固定することによって達成され、前記弾性部材は材料のウエブの 縦方向の上に連続的な正弦曲線の広がり(sinusoidal extension)を与えられ ている。弾性部材の広がり及びそれらの材料のウエブへの固定によって、前記ウ エブは異なる方向に、即ち材料のウエブの縦方向を横断するように向いた力によ って影響される。弾性部材によって縦方向に材料のウエブ上に及ぼされる力は、 物品の製造中供給ローラーによって材料のウエブを延伸することによって反対に 作用される。縦方向に横断するように材料のウエブ上に及ぼされる力を反対に作 用するためには、材料のウエブに対して減圧を適用することが知られている。し かしながら、これは材料のウエブが気密であるか又は限定された範囲で透過性で あることを前提とする。従って、この方法は物品の一つの側として使用される液 体透過性材料のウエブを延伸するために適用できない。 US−A 2434111は輸送手段の一部を形成するチェーンによって担持 される抑制手段としてピンを使用する弾性織物(elastic fabrics)を製造する 方法及び装置を開示する。織物はローラーで直接ピンと連結するので、縦方向の 抑制効果は十分になされず、弾性織物は弾性要素が固定されるときに滑らかな表 面に抑制されない危険がある。 発明の概要 本発明の目的は前記タイプの吸収物品の製造において前記不都合を除去し、か くして材料のウエブが全ての方向で十分な延伸を保たれるようにすることである 。 前記目的は抑制部材が連続ループでかつループの係合部分上を実質的に直線的 に広がる本発明による方法及び装置によって達成される。材料のウエブは材料の ウエブに対する鋭い小さな角度で前記係合部分の方に直線的に部分上に供給され る。 本発明による方法及び装置によって、弾性部材の収縮作用は材料のウエブが縦 方向に沿ってだけでなく横断するようにも反対作用される。 図面の記述 本発明は添付の図面を参照して具体例によって以下詳細に記載されるだろう。 図1は上から見た、本発明による例を概略的に示したものである。 図2は装置の側面を示したものである。 図3は横から見たより大きな縮尺の本発明の部分図を示したものである。 図4は装置の一部の部分的な破断図を示したものである。 好適な具体例の記述 図1は実際的な状況の簡単な図を示したものであり、それはおむつの製造のた めの機械の一部(特に機械の出発端)を示したものであるが、図にはほとんど完 成したおむつの外観が示されている。従って、概略的に、別々のおむつの輪郭形 状が“早い時期に(prematurely)”示されている。即ち、おむつの周囲のフラ ンジ状の縁部分2の外側輪郭1、おむつの吸収体4の外側輪郭3及び吸収体4の 超吸収内部コア6の外側輪郭5が示されている。 おむつは吸収体を包囲するカバーの一つの側を形成する、材料のウエブ8の供 給方向(矢印7参照)と同じ縦方向を横断するようにおむつの縦方向で配列され ている。カバーの他の側は材料の第2ウエブ(図示せず)によって形成され、第 2ウエブはおむつの製造の後工程での吸収体の配置後、間に吸収体が入るように 材料の第1ウエブに結合される(それは図には示されていない)。 図1に示された材料の第1ウエブ8は液体不透過又は液体透過材料のいずれか ら作ってもよい。この目的のための液体不透過材料の例はポリエチレン、ポリプ ロピレン、ポリ塩化ビニルなどの薄いプラスチックフィルムである。液体透過材 料の例は繊維布(不織布)又は柔軟なポリエチレンなどの有孔プラスチックであ る。吸収体4,6はセルロース繊維、圧縮空気によって適用されたティッシュ( tissue)、様々なタイプの超吸収材料などから構成してもよい。 おむつ9に使用位置のための所望の形状を与えるために、特別な形態と位置を 持つようにされた収縮弾性体10をおむつに与えられる。所望の形状とは使用位 置のおむつが製品の形状による束縛によって部分的に、そして吸収体の吸収によ って部分的に人体からの液体及び固体の排出物(例えば尿、血液又は他の体液又 は糞便)を多量に保持できるような形状を意味する。この目的のため弾性体10 に材料のウエブの縦方向(矢印7参照)に対して、そして材料のウエブの縦縁部 分19,20に対して斜めの角度で実質的に直線の部分15−18に変わる弓状 に曲げられた部分11−14を少なくとも部分的に与えられる。 弾性体10は高弾性材料(例えばゴム)の芯及び紡糸して巻かれた糸カバー( spun-wound thread-cover)を有する糸又はバンドの形の縦弾性部材からなり、 それは多数の接着ストランド21,22,23内に適用された接着剤によって材 料のウエブ8に連結され、前記ストランドは製造工程の都合のため材料のウエブ 上に断続的に適用され材料のウエブの縦方向に広がっている。その適用は図には 示されていないが、予め決められたプログラムに従ってすばやく開閉する液体接 着剤のための多数の接着ノズルを使用することによって従来公知の方法で行って もよい。示された例では七つのかかるノズルが材料のウエブに横断するように一 列で配置されている。 示された例では弾性部材は正弦曲線のパターンで材料のウエブ上に対で配置さ れている。とりわけ、2対の弾性部材11−14は両方の対が正弦曲線の周期の 半分に相当する相互変位を示すような方法で配置されている。別の方法で表現す ると、2対の弾性部材が想像上の幾何学的な縦中央軸24に対して実質的に鏡像 を形成するようなパターンを示すことであると言ってもよい。しかしながら、2 対の弾性体の曲線形状は異なってもよく、異なる振幅を持ってもよいが、それら はおむつの外部周囲縁部分に隣接する共通の交差25を実質的に示すような方法 で適応される。このようにして、閉じられた領域は各別々のおむつのための弾性 部材によって形成され、そこで弾性体は人体の排出物のため実質的に閉じられた 収集領域の周囲の縁バリヤーを形成する。 弾性部材の適用は図1に概略的に示されている弾性体適用装置26によって示 された例において達成される。弾性体適用装置26は二つの適用ヘッド27,2 8からなり、それらは各適用ヘッドのための別々に配置された駆動装置によって ガイド29及び30のそれぞれに沿って材料のウエブ8の供給路の方向7を横断 する直線的な動きで往復運動可能である。適用ヘッドは明瞭化のため図1では材 料のウエブから小さな距離を置いて示されているが、実際にはそれらは弾性部材 11−14に十分に規定された位置を与えるためウエブに相対的に近くに配置す ることが有利である。弾性部材は弾性部材のための貯蔵ローラー(図示せず)か ら各適用ヘッドを通って対で広がっている。弾性体が収縮性を得るためには、特 別なプレストレスローラー31,32によって弾性体に元応力が与えられる。そ れらのローラーは完全に緩和された条件に対して縦方向に弾性部材を延伸するた めに従来公知の方法で配置してもよい。 たとえ材料のウエブ8がコンベヤーベルトの形のコンベヤー33によって支持 されても、元応力を与えられた弾性体はウエブの横方向と同様に縦方向にも材料 のウエブを収縮しようとするだろう。これは吸収体が配置され、材料の第2ウエ ブが間に吸収体を入れるようにして第1ウエブに結合されるとき、材料のウエブ に沿った、特に直線部分で問題を提示する。この目的のため液体吸収物品の製造 のための機械は物品の製造中に延伸された材料の第1ウエブを保つための装置を 与えられる。 本発明による延伸装置は物品の製造工程の少なくとも一部で材料のウエブ8の 縦縁19,20を機械的に抑制及び保持するための機械からなる。延伸装置34 は縦縁35,36に隣接するコンベヤー33に沿って多数の抑制部材37を示し 、前記抑制部材37は縦縁19,20に隣接する材料のウエブ8を形状に従って 固定することによって係合及び抑制するように配置されている。 延伸装置34の選択された具体例を全ての図を参照して記載する。示された例 では抑制部材37はコンベヤーベルト又はコンベヤーの支持表面に実質的に横断 して突き出るようにコンベヤー33内に定着されたくぎ(pegs)又は針として作 られている。コンベヤーベルトは弾性フレキシブル材料から作られた連続ベルト からなり、ローラー39,40の周囲で方向変換される。それらの二つのローラ ーは図に示されている。コンベヤーはローラーによって係合部分(engagement-p ortion)41、物品の製造のための機械を通って材料のウエブを供給する供給路 部分42、及びコンベヤーベルトのための戻り部分(return-portion)43に分 割されている。貫通部材は図3及び図4において最も良く示されているように抑 制部材の自由端で鋭い先44として形成されている。良好な定着を得るために示 された例では抑制部材はコンベヤーベルト内の穴を通ってもたらされ、ベルトの 支持表面38の反対側に拡大したヘッド45を与えられている。そのヘッドはベ ルト中に頭を埋め、例えば加硫によってしっかりとベルトに接合することが有利 である。抑制部材37はステンレス鋼のような硬い金属材料から作られることが 有利である。それらはコンベヤーベルトの縦縁36の方向で小さな外側への傾斜 を有した状態で接合されることが有利であり、それによって部材の円錐形状にも かかわらず、“動的(active)”側、即ち縦縁36に面する側上の輪郭線は材料 のウエブ及びコンベヤーの幾何学的縦軸24の方への内側の傾斜を少なくとも持 たないだろう。このようにして、材料のウエブ8上の弾性体の収縮効果(矢印4 6参照)の結果として支持力が材料のウエブを引き上げて、それによって収縮す る危険を持った状態で抑制部材の先端44の方向に引き上げる力の成分を作る危 険を最小にする。 示された例の抑制部材37は抑制部材の材料のウエブ8の縦縁19,20の内 側及びおむつによって占有される領域の外側(即ち、おむつの外部輪郭1の外側 )から一定距離になるような縦縁からの距離でコンベヤーの縦縁35,36のそ れぞれに沿って一列で配置される。抑制部材はウエブに使用される材料及び弾性 体の収縮効果によって相互の距離に極めて大きな変化を与えて配置させてもよい 。原則として、抑制部材は必ずしも列ではなく、輪郭線1の外側のコンベヤーベ ルトに沿ってどこにでも位置させることができるが、抑制部材間の最小距離は完 成した物品の幅と同じにすべきである。原則として、少なくとも一つの抑制部材 が各物品(即ち、示された例ではおむつ)と整列することが要求され、各おむつ 間の変り目に一つの部材が要求されるが、1〜15cmのオーダーの分離が材料 のウエブの均質な抑制及び延伸を生じる。 図2からわかるように、コンベヤー33の係合部分41はベルトの方向が変わ る二つのローラー39,40の間で、即ちコンベヤーの平面部分上でローラーの いずれかの方向変換地点と結合されずに広がっている。この目的のため、コンベ ヤー33内のローラーの数は少なくとも三つであり、それらは供給装置部分が間 に広がっている二つの上部ローラー(一つだけ示されている)とローラー39と ともに係合部分41を形成する少なくとも一つの付加的なローラー40である。 図2で示されているように複数のローラー(示された例では三つ)が機械の出 発端で配置され、材料のウエブ8に縦方向の十分に適応させた緊張及びコンベヤ ー43に対する正確な連結を与える。材料のウエブは貯蔵ローラー(図示せず) から連続的に巻出され、その回転は駆動モーターによって達成され、そのスピー ドは縦方向に材料のウエブの正確なスピードと緊張を与えるために極めて正確に 制御される。またコンベヤー43は正確に適応させたスピードで少なくとも一つ のローラーを駆動する駆動モーター(図示せず)によって駆動される。他のロー ラーは駆動モーターと同調して駆動させてもよく、一方軽いローラーはローラー と材料のウエブの間の摩擦によって遊ばせてもよい。 図2に示されたように、ローラー47は材料のウエブがローラー39の方に行 き、鋭角vでコンベヤーの周囲を通って(図3参照)、コンベヤーベルトに行く ように設置されている。角度は抑制手段37がコンベヤーの平面位置(即ち係合 部分41)で、従ってローラー40によってコンベヤーが方向変換された後でロ ーラー39による方向変換が行われる前に材料のウエブを貫通させるようにでき るだけ小さいことが好ましい。最も長い貫通距離は角度vがローラー40による コンベヤーベルトの方向変換直後に貫通を開始するようなものであるときに最小 の変形で得られる。方向変換部分の代わりに平面部分上にコンベヤーに対する小 さな角度で貫通を行うことによって、抑制部材の先端44は縦方向で見られるよ うな貫通中の動きを描くだろう。それは材料のウエブ8の動きと実質的に一致す る。貫通は材料のウエブ8がローラー47,39の間の部分上で十分に調整され た張力で保持されながら行われ、コンベヤーベルトと同じスピードで供給されて 抑制部材37上に連続的に接近し、それによって穴があくまでウエブの表面に対 してそれらの先端44で押しつけられ、穴48が材料のウエブ内に形成される。 抑制部材37はコンベヤーの係合部分41で材料のウエブを連続的に貫通し、前 記ウエブはローラー39の周囲の方向変換時にコンベヤーの支持表面に対してき つく押しつけられ、その位置がおむつの完成まで製造の様々な段階で維持される 。製造工程の最終段階ではおむつは切断されるか又は打抜かれる。 図4からわかるように材料のウエブの確実な抑制は全ての方向で材料のウエブ を安定しかつ材料のウエブに及ぼされる全ての力の均衡を保つ抑制部材37によ って達成される。弾性体の収縮効果に反対に作用する材料のウエブの抑制は材料 のウエブの穴48の周囲に形成された縁部分、特に抑制部材の外側上の縁部分に 対して迫台(abutment)を抑制部材に形成させることによって実施される。 本発明は図に示され上で記載された例に限定されないが、添付の請求の範囲内 で変化させることができる。例えば抑制部材37は図に示された円錐くぎ以外の 全く異なる形状を示すことができる。くぎは例えば均一な断面を有する極めて細 い針又は細い葉状の材料によって置き換えてもよい。しかしながら、抑制部材は 縦部分29,30に沿って材料のウエブをしっかりと固定するように配置された 固定部材として作ることができる。 もちろん紡糸して巻かれたゴム糸(spun-wound rubber thread)以外の別の タイプの弾性部材を与えることができる。2対の弾性部材の代わりに弾性体は単 一の糸から作ってもよい。 請求の範囲 1.吸収体(4)及びそれを包囲するカバーを含む液体吸収物品における材料 のウエブ(8)を延伸するための方法であって、その物品が縦方向の供給されか つ1以上の長い弾性要素(11−14)をしっかりと固定した材料の前記ウエブ (8)によって少なくとも作られ、その要素がウエブの縦方向への角度で少なく とも部分的に広がり、それによってウエブ上に力を及ぼし、その力がウエブの縦 方向に横断するように向けられ、材料のウエブ(8)がその縦縁部分(19,2 0)に隣接する材料のウエブ(8)の機械的抑制(mechanical restraint)に よってその横方向と同様に縦方向も延伸されつづけ、その機械的抑制が前記ウエ ブを貫通するまで材料のウエブ(8)に対して抑制部材(37)を押しつけるこ とによって達成され、貫通後、前記抑制部材がウエブにおける穴をふさぐ位置で 保持され、ウエブの平面に実質的に横断するように向けられた支持表面を与え、 前記表面が貫通中形成された各穴でウエブ(8)の部分を係合し、材料のウエブ (8)の前記延伸が少なくとも前記弾性要素(11−14)の固定中に維持され ている場合において、前記抑制部材(37)が連続ループでループの係合部分( 41)上を実質的に直線的に広がっていること及び材料のウエブ(8)が材料の ウエブ(8)に対する鋭い小さな角度(v)で、前記係合部分の方に直線的に部 分上に供給されることを特徴とする方法。 2.吸収体(4)及びそれを包囲するカバーを含む液体吸収物品の製造のため の機械において材料のウエブ(8)を延伸するための装置であって、その物品が 縦方向に供給されかつ1以上の弾性要素(11−14)をしっかりと固定した材 料の前記ウエブ(8)によって少なくとも作られ、その要素がウエブ(8)の縦 方向への角度で少なくとも部分的に広がり、それによってウエブの縦方向に横断 するように向けられる力にウエブを供し、多数の抑制部材(37)が材料の前記 ウエブ(8)と同じスピードで機械の少なくとも一部を通して移動しかつ縦縁部 分(19,20)に隣接する前記ウエブを機械的抑制及び保持するために配置さ れ、抑制部材(37)が弾性部材(11−14)を適用される前に材料のウエブ (8)を貫通するための貫通手段を与えられ、前記抑制部材が抑制条件において 材料のウエブ(8)の主な平面に実質的に垂直に向けられ、それによって各抑制 部材(37)の部分が材料のウエブにおける穴(前記穴は貫通中形成される)の 縁部分に対して迫台(abutment)を形成し、抑制部材(37)が、供給装置部分 (42)上に材料のウエブ(8)を支持しかつ供給路の選択された方向(7)に 機械の一部を通ってそれを供給するために配置され駆動装置によって駆動される 連続ベルトを含む機械内に与えらえれたコンベヤー(33)の支持表面(38) から突き出ている場合において、コンベヤー(33)が少なくとも三つのローラ ー(39,40)を含み、そのローラーの周囲でベルトの方向が変化すること、 及び材料のウエブ(8)のための係合部分(41)が供給路の方向(7)で見ら れるように前記供給装置部分(42)の前の前記二つのローラー間で形成される こと、及び延伸装置が材料のウエブ(8)のためのローラー(47)を含み、前 記ローラーがコンベヤーベルトの係合部分(41)に対して小さな鋭い角度(v )でコンベヤーベルトのための前記ローラー(39)の一つと協同することによ って緊張下でウエブを保つように配置されていることを特徴とする装置。 3.前記抑制部材(37)がコンベヤーベルトの二つの縦縁部分(35,36 )のそれぞれに沿って少なくとも1列で配置されていることを特徴とする請求の 範囲第2項記載の装置。 4.コンベヤーベルトが高度にフレキシブルな材料から作られていること及び 抑制部材(37)が支持表面(33)に対して反対表面からベルトを通って広が っていることを特徴とする請求の範囲第3項記載の装置。 5.前記抑制部材(37)が針状の形を有することを特徴とする請求の範囲第 4項記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.吸収体(4)及びそれを包囲するカバーを含む液体吸収物品における材料 のウエブ(8)を延伸するための方法であって、その物品が縦方向の供給されか つ1以上の長い弾性要素(11−14)をしっかりと固定した材料の前記ウエブ (8)によって少なくとも作られ、その要素がウエブの縦方向への角度で少なく とも部分的に広がり、それによってウエブ上に力を及ぼし、その力がウエブの縦 方向に横断するように向けられる場合において、材料のウエブ(8)がその縦縁 部分(19,20)に隣接する材料のウエブ(8)の機械的抑制(mechanical r estraint)によってその横方向と同様に縦方向も延伸されつづけていることを特 徴とする方法。 2.機械的抑制が前記ウエブを貫通するまで材料のウエブ(8)に対して抑制 部材(37)を押しつけることによって達成されること、及び貫通後、前記抑制 部材がウエブ中の穴をふさぐ位置で保持され、ウエブの平面に実質的に横断する ように向けられた支持表面を与え、前記表面が貫通中形成された各穴でウエブ( 8)の部分を係合していること(engaging)、及び材料のウエブ(8)の前記延 伸が少なくとも前記弾性要素(11−14)の固定中に維持されていることを特 徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 3.前記抑制材料(37)が連続ループでループの係合部分(41)上を実質 的に直線的に広がっていること及び材料のウエブ(8)が材料のウエブ(8)に 対する鋭い小さな角度(v)で、前記係合部分の方に直線的に部分上に供給され ることを特徴とする請求の範囲第2項記載の方法。 4.吸収体(4)及びそれを包囲するカバーを含む液体吸収物品の製造のため の機械において材料のウエブ(8)を延伸するための装置であって、その物品が 縦方向に供給されかつ1以上の弾性要素(11−14)をしっかりと固定した材 料の前記ウエブ(8)によって少なくとも作られ、その要素がウエブ(8)の縦 方向への角度で少なくとも部分的に広がり、それによってウエブの縦方向に横断 するように向けられる力にウエブを供する場合において、材料の前記ウエブ(8 )と同じスピードで機械の少なくとも一部を通して移動しかつ縦縁部分(19, 20)に隣接する前記ウエブを機械的抑制及び保持するために配置された多数の 抑制部材(37)によって特徴づけられる装置。 5.抑制部材(37)が弾性部材(11−14)を適用される前に材料のウエ ブ(8)を貫通するための貫通手段を与えられること及び前記抑制部材が抑制条 件において材料のウエブ(8)の主な平面に実質的に垂直に向けられ、それによ って各抑制部材(37)の部分が材料のウエブにおける穴(前記穴は貫通中形成 される)の縁部分に対して迫台(abutment)を形成することを特徴とする請求の 範囲第4項記載の装置。 6.抑制部材(37)が、供給装置部分(42)上に材料のウエブ(8)を支 持しかつ供給路の選択された方向(7)に機械の一部を通ってそれを供給するた めに配置され駆動装置によって駆動される連続ベルトを含む機械内に与えられた コンベヤー(33)の支持表面(38)から突き出ることを特徴とする請求の範 囲第5項記載の装置。 7.コンベヤー(33)が少なくとも三つのローラー(39,40)を含み、 そのローラーの周囲でベルトの方向が変化すること、及び材料のウエブ(8)の ための係合部分(41)が供給路の方向(7)で見られるように前記供給装置部 分(42)の前の前記二つのローラー間で形成されること、及び延伸装置が材料 のウエブ(8)のためのローラー(47)を含み、前記ローラーがコンベヤーベ ルトの係合部分(41)に対して小さな鋭い角度(v)でコンベヤーベルトのた めの前記ローラー(39)の一つと協同することによって緊張下でウエブを保つ ように配置されることを特徴とする請求の範囲第6項記載の装置。 8.前記抑制部材(37)がコンベヤーベルトの二つの縦縁部分(35,36 )のそれぞれに沿って少なくとも1列で配置されていることを特徴とする請求の 範囲第6項記載の装置。 9.コンベヤーベルトが高度にフレキシブルな材料から作られていること及び 抑制部材(37)が支持表面(33)に対して反対表面からベルトを通って広が っていることを特徴とする請求の範囲第8項記載の装置。 10.前記抑制部材(37)が針状の形を有することを特徴とする請求の範囲第 9項記載の装置。
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