JPH10510489A - 切削用フリッチを保持するための方法および装置 - Google Patents

切削用フリッチを保持するための方法および装置

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JPH10510489A JP8536539A JP53653996A JPH10510489A JP H10510489 A JPH10510489 A JP H10510489A JP 8536539 A JP8536539 A JP 8536539A JP 53653996 A JP53653996 A JP 53653996A JP H10510489 A JPH10510489 A JP H10510489A
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ロバート・ディー・ブランド
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キャピタル・マシーン・カンパニー・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は回転軸を有する、一般に半円筒状のベニア製造領域(21)を備えたテーパ状のフリッチ(13)をベニアスライスナイフを通過して移動するステイログ(10)に保持するための装置を備えている。この装置はステイログに連結される、フリッチ(13)と噛み合うための固定ドッグ(54)およびフリッチ(13)をステイログ(10)に保持するためにフリッチを固定ドッグ(54)と噛み合うところまで移動させる可動ピン(56)を備えている。フリッチ(13)はベニア製造領域(21)から削り取られる不良ベニア量を最小にするようにベニア製造領域(21)の回転軸がベニアスライスナイフと平行を保ってステイログ(10)に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】 切削用フリッチを保持するための方法および装置 発明の分野 本発明はナイフを通過するテーパ状のフリッチを移動させるステイログを有す るベニアスライサーに係り、特にフリッチのベニア製造領域をナイフと平行に保 持するようにステイログにフリッチを保持するための手段に関する。 発明の背景 ベニアスライサーに使用するステイログは知られている。このステイログはフ リッチを保持し、スライスナイフに対して相対移動する。フリッチがスライスナ イフを通過するとき、スライスナイフはそのフリッチからベニアシートを薄切り に加工する。 このベニアスライサーはステイログの支持面の決められた位置にフリッチを保 持する複数個のドッグを使用している。このドッグはステイログの支持面から延 びる締め付け部材であり、ステイログの全長に沿ってフリッチの両面に配置され ている。このドッグはフリッチに食い込むためにステイログの支持面と平行にな るように向けられた鋭角の先端部を備え、ステイログの所定位置にフリッチを保 持している。このドッグはドッグ間にフリッチを挟み込むために互いに近づく方 向に移動する。 このドッグの別の配置はウィルに与えられた米国特許第5150746号に開 示されている。ウィルは長円形の主軸の両端に鋭角の先端部を有する複数個の長 円形回転ドッグを開示している。このドッグはステイログの支持面に沿う平行な 列として並んでいる。軸方向に延びる複数個の溝はフリッチの支持面に食い込ん でいる。この溝はドッグの列と同心を保って刻まれ、長円形の主軸が溝と同心に 合ったとき、ドッグが溝に収まるように大きさを決めている。フリッチがステイ ログに載せられたとき、長円形ドッグは上方向に溝にかけて延び、ドッグの鋭角 の先端部がフリッチと噛み合って回転する。 締め付けドッグあるいは回転ドッグが使用されるか否かにかかわりなく、従来 のフリッチ支持技術においてはフリッチ支持面をステイログ支持面の近くに置く 必要がある。これらの従来の支持技術は原木の一部を不良品として捨てながら何 枚かの最良のベニアを生産することになる。 フリッチは原木を縦軸に沿って中間部を切り落として形成され、その切り落と しによって形成される平面がフリッチの支持面となり、原木の外面がベニア加工 面となる。フリッチの支持面はステイログの支持面の近くに置かれ、一方、ベニ ア加工のための原木の外部がスライスナイフによってベニアシートに薄切りされ るように位置決めされる。 しかしながら、回転式ベニアスライサーにおいては原木の幹が、生来、テーパ 状であるためにフリッチの一方の端部は他方の端部よりも太く、結果的にステイ ログの支持面からの距離が長くなる。この結果、フリッチのベニア製造領域は円 錐台、すなわちフリッチの側面、換言するとスライスナイフからみて横断面台形 となる。 ステイログおよびフリッチが回転式スライサー内で回転すると、スライスナイ フは、初めにフリッチの最も太い部分と触れる。回転につれてスライスナイフは フリッチの全長がスライスナイフと触れるまで、少しずつ幅の広いベニアシート を薄切りに加工する。いったんフリッチの全長が薄切りされると、後に加工され るシートはほぼ均一な幅になる。 しかしながら、原木の最良部の加工で得られる最初のシートは有用な材料とし ては幅があまりに狭く、不良品として捨てられる。結果的に、1本のフリッチの 最良部から得られるベニアのうち、何枚かは不良品として捨てられることになる 。これに加えて従来技術による保持方法はフリッチの全長にわたり延びる長い溝 のためにその部分の材料が多量に除かれ、フリッチの剛性が失われてスライスナ イフの圧力でフリッチがたわみ、結果としてベニアシートの厚さが不均一になり 、また品質上、許容されないものになる。 したがって、フリッチをステイログに固く保持し、フリッチの外面から望まし いベニアをより多く加工でき、しかも不良品を減少させ、またフリッチの深い内 部に不良品を集中させるようにしたステイログにフリッチを支持するための方法 および装置が求められている。 発明の要約 本発明によれば、ステイログにフリッチを保持するための方法および装置はス テイログに連結され、フリッチと噛み合うための1個以上の面を備えている固定 ドッグ手段およびフリッチを固定ドッグ手段と噛み合うところまで移動させる押 し付け手段を備える。好ましくは、固定ドッグ手段は複数個の固定ピンドッグを 有し、押し付け手段は複数個の押し付けピンを備え、固定ピンドッグおよび押し 付けピンはステイログから直角に延びている。 各々ピンドッグはピンドッグをステイログに調節可能に連結する手段およびフ リッチと噛み合うための複数個の環状刃先を備えている。また、各々押し付けピ ンはステイログに押し付けピンを調節可能に連結する手段を備えている。 さらに、本発明は回転式ベニアスライサーのステイログにスライスナイフとほ ぼ平行にフリッチの外面およびベニア製造領域を保って保持するための手段を備 える。フリッチはピンドッグおよび押し付けピンを受け入れるための複数個の孔 を備えるように加工される。この孔はテーパ状のフリッチの太い一端では深く、 細い他端では浅く穿たれている。しかし、この孔はすべてフリッチの外面からの 距離をほぼ同一に保っており、フリッチが載る面ないし平面を定めるために協働 する。本発明は回転式スライサーに用いるのに限られず、往復式ベニアスライサ ーと組み合わせることも可能である。 ステイログは縦軸、軸方向に延びる溝およびこの溝内に移動可能に設けられる 溝内で軸方向に移動するための押し付けバーを備えている。押し付け手段は溝内 で押し付けバーを軸方向に移動させる駆動手段および押し付けバーに連結される 押し付けバーと共に移動させるための少なくとも1個の押し付けピンを備えてい る。この押し付けピンは押し付けバーから直角方向に延びており、押し付けバー からの押し付けピンの延長長さを調節する手段を備えている。 駆動手段は押し付けバーと連結される、フリッチを固定ドッグ手段と噛み合う ように移動させるための少なくとも1個の油圧ピストンを備えている。また、こ の駆動手段は押し付けバーと連結される、フリッチを固定ドッグ手段との噛み合 いを外すところに移動させるための第2の油圧ピストンを備えることも可能であ る。 さらに、本発明はフリッチからベニアを薄切りに加工するために用いるステイ ログにフリッチを保持するための方法を含むものである。この方法は次のステッ プからなる。複数個の固定ピンドッグを受け入れるための複数個の第1の孔を有 するフリッチを準備し、第1の孔に固定ピンドッグを位置決めし、ステイログに フリッチを保持するために固定ピンドッグと噛み合うところまでフリッチを移動 する。 この移動ステップは複数個の押し付けピンを準備するステップを含み、フリッ チは複数個の押し付けピンを受け入れる複数個の第2の孔を有する。さらに、移 動ステップはピンドッグと噛み合うところまでフリッチを移動させるために押し 付けピンを移動する手段を準備するステップを含んでいる。 本発明の上記以外の目的、特徴および利点は本発明を実施する最良の形態を具 体例として示す、好ましい実施例の以下の詳細な説明の考察をもとにこの分野に 熟練したものには明らかである。 図面の簡単な説明 図1はステイログに装着したフリッチ(点線で示す)と共に示す本発明による ステイログの平面図であり、 図2は図1のステイログおよびフリッチを示す側面図であり、 図3は図1のステイログおよびフリッチの一端を示す拡大平面図であり、 図4は図1のステイログおよびフリッチの一端を示す拡大側面図であり、 図5は図1のステイログの端面を示す拡大端面図であり、 図6は本発明による固定ピンドッグを示す側面図であり、 図7は本発明による押し付けピンを示す側面図であり、 図8aおよび図8bは切り込みのこぎりによって形成された切り込みの位置お よび深さを示しており、 図9aおよび図9bは図8aおよび図8bの切り込みに合わせて形成されるド ッグを示しており、 図10は従来技術によるステイログに設けられた図9aおよび図9bのドッグ を示しており、 図11aおよび図11bは図9aおよび図9bのドッグの代替可能な実施例を 示している。 実施例の詳細な説明 本発明はステイログ10にフリッチ13を保持するための装置を備えている。 この装置はステイログ10に固定される、フリッチ13と噛み合うための固定ド ッグ手段およびフリッチ13を固定ドッグ手段と噛み合うところまで移動させる 押し付け手段を有する。この固定ドッグ手段は、好ましくは複数個のフリッチ噛 み合い面80を有する固定ドッグ54を備えている。押し付け手段は、好ましく はステイログ10と連結される、複数個の押し付けピン56を有する。この押し 付けピン56はステイログにフリッチ13を保持するためにフリッチ13に食い 込ませるフリッチ噛み合い面80と噛み合うところまでフリッチ13を移動させ る。 また、本発明はステイログ10の支持面18にフリッチ13を保持する方法を 含んでいる。この方法は複数個の固定フリッチ噛み合い面を備えた支持面18を 準備し、複数個の固定フリッチ噛み合い面と噛み合うように用いられる複数個の 噛み合い面を備えたフリッチ13を準備し、フリッチ13を噛み合い面が固定フ リッチ噛み合い面の近くにくるようにステイログ10に置き、ステイログ10の フリッチ噛み合い面とフリッチ13の噛み合い面とを噛み合わせるためにステイ ログ10に対してフリッチ13を移動させるステップを有し、フリッチ13をス テイログ10に保持する。 本発明によるステイログ10は端部14、15およびこの端部14、15の間 に延びる本体部16を形成する鋳造された円筒部12を備えている。図1および 図2に示されるように、フリッチ13は端部14、15の間のステイログ10に 支持され、支持面17および外側のベニア製造領域19を有する。図5に示され るように、フリッチ支持面17はフリッチ13の太い先端部にある広い端部17 aからフリッチ13の細い先端部にある狭い端部17bにかけて延びている。 ステイログ10の本体部16は一組の支持レール16a、16bによって形成 される平らな支持面18を備えるために機械加工されている。この一対の支持レ ール16a、16bは円筒部12の縦軸11に沿ってそれの間に延びる軸方向の 溝20を定めている。押し付けバー22は溝20内に滑動可能に配置され、ほぼ 溝20の全長にわたり延びている。押し付けバー22は溝20内で軸方向に移動 できるようにその長さは溝20よりも数インチだけ短くなっている。押し付けバ ー22はそれの上面24が支持面18とほぼ面一となって支持面18の一部を形 成するために溝22内で上方に延長させて寸法を合わせている。 支持面18は複数個のねじを刻んだピンドッグ孔26を備えている。このねじ を刻んだピンドッグ孔26は本体部16の全長に沿って2個を一組として配置さ れ、各組は図1および図3に示されるように溝20の相対する両面に配置されて いる。図6により明瞭に示されるピンドッグ54は支持面18から直角に延びる 、複数個の固定ピンドッグを形成するために各々ピンドッグ孔26と螺合してい る。押し付けバー22の上面はそれの全長に沿って互いに間隔をあけて配置され る、ねじを刻んだ複数個の押し付けピン孔28を備えている。 図7により明瞭に示される押し付けピン56は各々押し付けピン孔28と螺合 している。ピンドッグ54および押し付けピン56の望ましい配置は図1、図3 および図5に示されているが、本発明の範囲から逸脱せずにこれ以外の配置を使 用することも可能である。 ステイログ10の端部14、15は本来的に互いに鏡像関係にあり、円筒部1 2の縦軸11に同心を保って延び、本体部の溝20に開口している中心孔42を 有する。ピストンハウジング44、45は端部14、15にそれぞれ取り付けら れ、各々駆動ピストン48、49を囲むシリンダ46、47を形成している。ピ ストン48、49は縦軸11に沿って移動するように配置される。 押し付けブロック53a、53bは押し付けバー22のそれぞれの端部に隣接 する中心孔42内に配置されている。ピストンロッド50、51はそれぞれピス トン48、49に取り付けられ、各々押し付けブロック53a、53bに隣接す る中心孔42内にかけて延びている。 ピストン48、49はリザーバ(図示せず)からピストン48、49の一方に 作動流体の流れを向けると共に、他方のピストン48、49からリザーバにかけ て作動流体を戻す制御手段60を用いて従来からの方法によって制御されている 。このため、ピストン48に作動流体を作用させると、ピストンロッド50が前 進し、押し付けブロック53aおよび押し付けバー22が右側に駆動される。こ のとき、同時に作動流体がピストン49からリザーバに逃げ、ピストン49が押 し付けバー22の動きを妨げるのを防いでいる。 一方、ピストン49に作動流体を作用させると、ピストンロッド51が前進し 、押し付けブロック53bおよび押し付けバー22が左側に駆動される。このと き、同時に作動流体がピストン48からリザーバに逃げ、ピストン48が押し付 けバー22の動きを妨げるのを防止している。この方法では単一のピストンおよ びピストンロッドが押し付けバー22を両方向に動作させるように押し付けバー 22に直接取り付けることができる。この場合、作動流体はピストンの背中合わ せの面に導かれる。 制御手段60は制御弁および必要なときに作動流体をピストン48、49に向 け、リザーバに戻すように接続される駆動手段を備えている。作業者用入力手段 62により作業者は制御手段60を操作し、作動流体の流れを制御する。押し付 けバー22を右側に駆動するためにはピストン48の方向に作動流体が向かうよ うに、あるいは押し付けバー22を左側に駆動するためにはピストン49の方向 に作動流体が向かうように操作する。この作業者入力手段62は押し付けバーの 移動方向を望ましい向きに指示するために駆動レバー、押しボタンないしこれに 類する手段を備えることができる。 図6に示されるように、ピンドッグ54は下側ねじ部70、多角形の本体部7 2および上側フリッチ噛み合い部76を備えている。下側ねじ部70はピンドッ グ孔26と螺合させるためのねじ部70を有する。シムないしワッシャと共に使 用するとき、下側ねじ部70は支持面18に対してピンドッグを直角に向けるよ うに調節する手段を準備する。 多角形の本体部72は、好ましくはピンドッグ54をピンドッグ孔26に螺合 させるレンチ(図示せず)と係合するために六角形に形成される。上側フリッチ 噛み合い部76はフリッチ13と噛み合わせる、複数個の環状刃先80を形成す る扇形の側壁78を備えている。この環状刃先80はステイログ10からの距離 を様々に変えられるようにピンドッグ54に沿って軸方向に間隔をあけて配置さ れている。 押し付けピン56は下側ねじ部82、多角形の本体部84および上側フリッチ 噛み合い部86を備えている。下側ねじ部82および多角形の本体部84はピン ドッグ54の同一要素70、72とそれぞれ設計がほぼ同様であり、機能が同一 である。上側フリッチ噛み合い部86はフリッチ13を移動させるための円筒状 の側壁88を備えている。 以下の説明は回転式ベニアスライサーと組み合わせる場合の本発明について述 べるものであるが、非回転動作でフリッチからベニアシートを削り取るスライサ ーと組み合わせられることはこの技術に熟練したものには明らかである。 一般に、フリッチはそのフリッチが取られた原木の基部に相当する円錐部を備 え、この円錐部から取られたベニアはしばしば最も高品質なベニアとなる。通常 、フリッチはステイログに支持されるので、フリッチの外面およびベニア製造領 域はスライスナイフと平行にならず、ステイログが回転した直後はフリッチの太 い先端部から加工されるのは捨てられる幅の狭いベニアだけである。 本発明においては一般に円筒形の部分、大部分が半円筒形の部分であるベニア 製造領域はそれの回転軸をステイログの支持面および回転軸と平行に保って配置 することができる。たとえば、フリッチ13は支持面17にピンドッグ54およ び押し付けピン56を受け入れるための孔を穿ち、噛み合い面を準備することで 、薄切りに備えることができる。 図4に示されるように複数個の第1のピンドッグ受け入れ孔90はピンドッグ 54と嵌合するためにそれに合わせて寸法を決められ、また噛み合い可能な位置 に穿たれている。複数個の第2の押し付けピン受け入れ孔92は押し付けピン5 6と嵌合するためにそれに合わせて寸法を決められ、また係合可能な位置に穿た れている。 このピンドッグ受け入れ孔90はステイログ10の支持面18からフリッチ1 3にかけてある決められた深さに延長して形成され、すべてのピンドッグ受け入 れ孔90がベニア加工面19から第1の距離94を保っており、これにより図4 に示されるベニア製造領域21を形成している。同様に、押し付けピン受け入れ 孔92はベニア加工面19から第2の距離96を保っており、第1の距離94が 第2の距離96と等しく保たれるようになっている。この第1および第2の距離 94、96を決める際の主要なファクタは押し付けピン56と押し付けピン受け 入れ孔92との間に最大の面接触を与えると同時に、ピンドッグ54とフリッチ 13との間に最大の噛み合い接触を与えながら、ベニア製造領域21の深さを最 大限に保つことである。 フリッチ13はそれぞれの孔にピンドッグ54および押し付けピン56を収容 した状態でステイログ10に位置決めされる。ステイログ10にフリッチ13が 位置決めされると、フリッチ13はベニア製造領域21がステイログ10の支持 面18と平行に位置決めされる。テーパ状のフリッチが回転式ベニアスライサー で薄切りされるとき、図4に示されるように、フリッチ13のテーパのためにフ リッチ13の支持面17はステイログ10の支持面18に対して、ある角度が付 いて位置決めされる。 したがって、ピンドッグ受け入れ孔90および押し付けピン受け入れ孔92は 一定した厚さのベニア製造領域21を与えるためにそれぞれ異なる深さを有する 。特に有利な点は各ピンドッグ54の複数個の環状刃先80によりフリッチ支持 面17とステイログ支持面18との間の距離に関係なく、各ピンドッグ54をフ リッチ13と噛み合わせられることである。さらに、図2および図4に示される ように、フリッチ13がより太い、したがってより大きいこれらの区域において 環状刃先80はそこに必要とされる一段と強い保持力を与えるようにフリッチ1 3と噛み合わせることが可能になる。 フリッチ13がステイログに位置決めされると、作業者は押し付けバー22を 第1の方向に移動させるように指令を与える。押し付けバー22が移動すると、 押し付けピン56はフリッチ13がピンドッグ54の環状刃先80と噛み合うま で、フリッチ13を第1の方向に動かす。このとき、環状刃先80はフリッチ1 3に食い込み、フリッチ13を所定位置に保持する。 ステイログにフリッチ13が固く保持されたことを確認すると、作業者は望ま しい曲線のベニア加工面19を生じるようにステイログ偏心量を調節する。ステ イログ偏心量はステイログ/フリッチ結合体の回転軸と、ステイログ10の縦軸 11との間の距離である。 図5に示されるように、この曲線は曲線19aと曲線19bとの間で変えるこ とができ、作業者によって指定されたステイログ偏心量に従う。最大偏差につい て、結果として得られる曲線は符号19aで示されている。最小偏差について、 結果として得られる曲線は符号19bで示されている。 フリッチが薄切りされたとき、もしフリッチに加えた力のためにピンドッグ5 4にあるフリッチ噛み合い面とピン受け入れ孔92の噛み合い面との噛み合いが 緩くなったならば、作業者は押し付けバー22を第1の方向と反対の第2の方向 に移動させるように指令を与える。押し付けバー22が移動すると、押し付けピ ン56はピンドッグ54がピン受け入れ孔92の別の噛み合い面でフリッチ13 と噛み合うまで、フリッチ13を第2の方向に動かす。この状態は薄切り作業が 完了するまで維持される。薄切り作業が完了したとき、フリッチ13を環状刃先 80から離すように押し付けバー22はその位置を変える。フリッチ13がピン ドッグ54から解放されたとき、そのフリッチ13は取り除き、別のフリッチ1 3と置き換えられる。 本発明の範囲から離れることなく、環状刃先は非環状刃先を備えるものに改良 することができる。たとえば、フリッチ13が右ないし左側に移動するか否かに 関係なく、径方向で向き合う刃先はフリッチ13と噛み合うようにフリッチ13 の軸方向の移動に従う位置に合わせる。しかしながら、環状刃先はフリッチ噛み 合い面を他の刃先と比べて大きく取れるので、より望ましい。 押し付けピン56は、望ましくはフリッチ13がピンドッグ56から離れると きに押し付けピン56がフリッチ13と噛み合うのを避けて刃先を付けない。も しも押し付けピン56が刃先を備えるならば、フリッチ13は押し付けピンと噛 み合ったままになり、フリッチ13をステイログ10から取り外すのに簡単に取 り外せなくなる。 また、ピンドッグ54は従来技術によるステイログに装着することができ、従 来からの方法で固定ピンドッグに可動ピンドッグを押し付け、その間にフリッチ 13を挟み込むことにより保持することも可能である。 固定および可動ピンドッグ54を備える、従来技術によるステイログを改良す ると、押し付けピン56および押し付けピン受け入れ孔92は必要でなくなる。 この方法によれば、ステイログ支持面18からの距離を様々に変えてフリッチ1 3を噛み合わせる多様な環状刃先80を考慮しながら、なおフリッチへの準備加 工を簡素に済ますことができる。 上記の説明は従来技術によらないステイログ10と共に使用されるドッグ54 、56に関係するものである。しかし、本発明の範囲から逸脱することなく、従 来技術によるステイログを本発明と組み合わせるべく改良することはこの技術に 普通に熟練したものには明らかに可能である。たとえば、図8ないし図11は従 来技術と組み合わせることのできる本発明の代替技術による実施例を示している 。 図8aおよび図8bに示されるように、フリッチ支持面104に切り込み孔1 02を刻むために切り込み用のこぎり刃100のような孔加工手段98を使用す ることができる。この切り込み孔102は、一般に、フリッチ支持面104(図 8b参照)に長方形の開口106を有し、深さ方向に円形の断面(図8a参照) を備えている。切り込み孔102はフリッチ支持面104に沿って切り込み用の こぎり刃100を移動しながら、決められた加工位置でベニア製造領域106の 厚さによって決まる所望の深さまでフリッチ内に突っ切る方法により効率よく加 工することができる。もちろん、切り込み孔102は溝ほり機、孔あけ機、レー ザ加工装置ないしそれに類するものなど、別の孔加工手段を使用して加工するこ とができる。 また、本発明の範囲から離れることなく、切り込み孔102の形状を変えるこ とが可能である。たとえば、孔加工手段98は深さ方向に円形の断面ではなく、 平らな断面を有する、一般に長方形の孔を穿つように使用することができる。 この切り込み孔102と組み合わせて使用するフリッチ保持ドッグ110は図 9aおよび図9bに示されている。このフリッチ保持ドッグ110は伸長させた 駆動アーム112およびこの駆動アーム112から延びるフリッチ噛み合い部1 16を備えている。フリッチ噛み合い部116は切り込み孔102の円形の断面 108に形状を倣って形成され、切り込み孔102の円形の断面108と平行に 延ばして形成される、複数個の円形のフリッチ噛み合い刃118を備えている。 図11aおよび図11bに示されるように、別の実施例においてドッグ122 はフリッチのベニア加工面120と平行に延ばして形成される真直ぐな刃先12 4を備えている。もちろん、切り込み孔102が深さ方向に平らな断面を備える のであれば、平らな断面に倣って長方形のフリッチ噛み合い部を形成することも 可能である。 ドッグ110、122は、図10に示されるように、従来技術によるステイロ グ130と連結させることができる。このドッグ110、122は固定ドッグ1 34および可動ドッグ136を形成してステイログ130に装着されている。可 動ドッグ136はフリッチ13を固定ドッグ134と噛み合うところまで移動さ せるために固定ドッグ150に移動し、そこから離れるように形成される。この 固定ドッグ134はステイログ支持面138から延びており、可動ドッグ136 は回動可能なレバーアーム140の一端に形成されている。このレバーアーム1 40は油圧(ないし空気圧)ピストン−シリンダ144の動作に応じてピボット ピン142を中心として回動する。 ピストン−シリンダ144は、図10に示されるように、ステイログ130に 設けられた内蔵のユニットである。このピストン−シリンダ144はステイログ 130に収容されたトラニオンブロック150と連結される連結ロッド146お よびピストン−シリンダ144の第1の端部148を備えている。ピストンロッ ド152はピストン−シリンダ144の第2の端部154からレバーアーム14 0に設けられる連結ピン156にかけて延びている。 フリッチ13の最も狭い部分は図1ないし図7の実施例を参照して先に説明さ れたように原木のテーパのためにステイログ支持面から最も遠い位置に置かれる 。本発明の重要な特徴はフリッチ保持ドッグを収容するフリッチ支持面に穿たれ る独立した孔を使用することであり、この孔は原木の固形区域で互いの間に間隔 を保っている。スライスナイフからの圧力の作用でフリッチの両端部に生じるた わみを減少させるべく孔と孔との間の固形区域はその両端部を強固にする。 原木の端部でたわみが除かれることによりスライサーは従来技術のフリッチ保 持方法および装置で生じたベニアシート厚さの不均一および品質上許容されない ベニアシートが加工されるという問題を生じないで、フリッチの両端部から最良 のベニアシートをより多く取ることができる。 本発明の別の代替可能な実施例において、従来技術による固定および可動ドッ グはステイログにフリッチを保持するために従来からの方法で操作する。しかし ながら、ステイログの両端はスライスナイフと平行にベニア製造領域を保つため にステイログの回転軸から互いに相違させて偏心している。互いに相違させて偏 心させる場合、ステイログの一端は回転軸からの距離を他端よりも大きく偏心さ せる。このような配置によりスライスナイフからの距離をテーパ状のフリッチの 太い先端部を細い先端部と同一に保って保持することができる。 さらに、異なる本発明の代替可能な実施例において、従来技術による固定およ び可動ドッグはステイログにフリッチを保持するために従来からの方法で操作す る。しかしながら、この場合、ステイログの回転軸に対してステイログを互いに 相違させて偏心させるのではなく、ステイログに対してステイログ支持面を角度 付けるためにステイログ支持面を一端ないしそれの中心を基点として回動させる ようにする。ステイログに対してステイログ支持面を回転させることによりドッ グを受け入れる孔をそれと同じ寸法で、かつ最小寸法に保ちながら、フリッチの テーパに従ってステイログを適応させ、スライスナイフと平行にベニア製造領域 を保持することが可能になる。 本発明は好ましい実施例を参照して詳細に説明されたが、実施例を変形し、ま た改良したものは以下の請求の範囲に記載され、定義された本発明の範囲内に含 まれる。たとえば、本発明は、特に不良品を減少するのに利点がある回転式ベニ アスライサーについて説明されているが、本発明は横断方向に送るベニアスライ サーにも有効に使用することが可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 回転軸を有する、一般に半円筒状のベニア製造領域を備えたテーパ状の フリッチをベニアスライスナイフを通過して移動するステイログに保持するため の装置であって、 前記ステイログに連結され、前記フリッチと噛み合うための固定ドッグ 手段と、 前記ベニア製造領域から削り取られる不良ベニア量を最小にするように 前記ベニア製造領域の該回転軸を前記ベニアスライスナイフと平行に保って前記 ステイログに前記フリッチを保持するために前記固定ドッグ手段と噛み合うとこ ろまで該フリッチを移動させる手段と、 を具備してなる保持装置。 2. 前記固定ドッグ手段が前記ステイログから直角に延びる複数個の固定ド ッグを備え、各々前記固定ドッグが前記フリッチの外面を前記ベニアスライスナ イフとほぼ平行に保って前記テーパ状フリッチを保持するのに十分な距離にわた り前記ステイログから延長されるようにした請求の範囲第1項に記載の装置。 3. 各々前記固定ドッグが前記ステイログに対する該固定ドッグの直角方向 の延長長さを調節する手段を有する請求の範囲第2項に記載の装置。 4. 前記フリッチがフリッチ支持面に形成された複数個のドッグ受入れ孔を 備え、各々前記ドッグ受け入れ孔が予め決められた深さまで該フリッチ内に延び ており、各々前記ドッグ受け入れ孔の予め決められた深さが前記ベニア製造領域 の境界を定めている請求の範囲第1項に記載の装置。 5. 各々前記ドッグ受け入れ孔が輪郭を保つドッグ噛み合い面を備え、前記 固定ドッグ手段が複数個の固定ドッグを備え、各々前記固定ドッグが前記ドッグ 受け入れ孔の該ドッグ噛み合い面に合わせて形成されるフリッチ噛み合い部を有 する請求の範囲第4項に記載の装置。 6. 前記ステイログが縦軸、軸方向に延びる溝および前記溝内に移動可能に 配置され、前記溝内で軸方向に移動するための押し付けバーを有する請求の範囲 第1項記載の装置。 7. 前記移動手段が前記溝内の前記押し付けバーを軸方向に移動させる駆動 手段および前記押し付けバーに連結され、該押し付けバーと共に移動するための 少なくとも1個の押し付けピンを有する請求の範囲第6項に記載の装置。 8. 前記押し付けピンが前記押し付けバーから直角に延びており、前記押し 付けピンの前記押し付けバーからの直角方向の延長長さを調節する手段を有する 請求の範囲第7項に記載の装置。 9. 前記駆動手段が前記押し付けバーに連結され、前記フリッチを前記固定 ドッグ手段と噛み合うところまで移動するための少なくとも1個の油圧ピストン を有する請求の範囲第7項に記載の装置。 10. 前記駆動手段が前記押し付けバーに連結され、前記フリッチを前記固 定ドッグ手段との噛み合いを外すところへ移動するための第2の油圧ピストンを 有する請求の範囲第7項に記載の装置。 11. 前記移動手段が前記ステイログに連結され、前記フリッチと噛み合わ せ、かつ前記固定ドッグ手段が前記フリッチを前記ステイログに保持するように 前記フリッチを前記固定ドッグ手段と噛み合うところまで移動させるための押し 付けピン手段を有する請求の範囲第1項に記載の装置。 12. 前記押し付けピン手段が前記ステイログに連結され、前記フリッチと 噛み合うための複数個の押し付けピンを有する請求の範囲第11項に記載の装置 。 13. フリッチからベニアを薄切りするためのステイログに前記フリッチを 保持する方法であって、 複数個の固定ピンドッグを受け入れるための複数個の第1の孔を有する フリッチを準備し、 複数個の前記第1の孔に複数個の前記固定ピンドッグを位置決めし、 前記フリッチを前記ステイログに保持するために前記フリッチを前記固 定ピンドッグと噛み合うところまで移動する、 ステップからなる保持方法。 14. 前記移動ステップが複数個の押し付けピンを準備するステップを含み 、前記フリッチが複数個の前記押し付けピンを受け入れるための複数個の第2の 孔を有する請求の範囲第13項に記載の方法。 15. 前記移動ステップが前記フリッチを前記固定ピンドッグと噛み合うと ころまで移動するために前記押し付けピンを移動する手段を準備するステップを 含むようにした請求の範囲第14項に記載の方法。 16. 各々前記押し付けピンが前記ステイログに該押し付けピンを調節可能 に連結する手段を有する請求の範囲第14項に記載の方法。 17. 各々前記固定ドッグが前記ステイログに前記固定ドッグを調節可能に 連結する手段および前記フリッチと噛み合う複数個の環状刃先を有する請求の範 囲第12項に記載の方法。 18. 前記準備ステップが前記フリッチに穿たれる複数個の孔を形成するス テップを含み、各々前記孔が予め決められた深さまで延びており、該孔の深さが ベニア製造領域の境界を定めるように協働する請求の範囲第13項に記載の方法 。 23. 切削用フリッチを保持するためのドッグであって、 ステイログと係合する第1の部分と、 前記フリッチと噛み合う複数個の環状刃先を有する第2の部分とを備え 、 前記環状刃先が該ドッグの縦軸に沿って間隔を保って備えられるように した保持ドッグ。 24. ベニア加工面および予め決められた箇所に穿たれた複数個のキャビテ ィを有する支持面を備えたフリッチを保持するための装置であって、 ステイログと、 前記ステイログに連結され、前記フリッチを該ステイログに保持するた めの複数個のドッグとを備え、 前記ドッグが前記フリッチ支持面の該キャビティと一致する位置に配置 されており、各々前記ドッグが一致する該キャビティの少なくとも一部に倣う形 状に形成されるフリッチ噛み合い部を備えるように形成されてなる保持装置。 25. 各々前記ドッグが複数個の刃先を有する請求の範囲第24項に記載の 装置。 26. 前記キャビティが曲線状の面を備え、複数個の前記刃先が前記曲線状 の面と噛み合うために曲線状に形成されるようにした請求の範囲第25項に記載 の装置。 27. 複数個の前記刃先が環状であり、前記フリッチの該ベニア製造領域と 平行に向けられるようにした請求の範囲第25項に記載の装置。 29. テーパ状の外面を備えたフリッチを保持し、ナイフを用いて該フリッ チからベニアを切削する方法であって、 前記フリッチの該テーパ状外面を前記ナイフとほぼ平行に保持するのに 十分な距離を保って延長する複数個のフリッチ噛み合い面を備えたステイログを 準備し、 複数個の前記フリッチ噛み合い面と噛み合うように配置された複数個の 面を備えた前記フリッチを準備し、 前記フリッチの該テーパ状外面を前記ナイフとほぼ平行に保って前記ス テイログの複数個の該フリッチ噛み合い面を複数個の前記フリッチの該面と噛み 合わせ、 前記フリッチと前記ナイフとを互いに移動し、かつ前記フリッチの該テ ーパ状外面のほぼ全長からベニアを切削する方法。 30. 複数個の前記フリッチ噛み合い面が複数個の固定ドッグによって形成 されるようにした請求の範囲第29項に記載の方法。 31. 複数個の前記フリッチ噛み合い面と噛み合うように配置された複数個 の該面が前記フリッチ内に形成された複数個の孔の面によって形成されるように した請求の範囲第29項に記載の方法。 32. 複数個の前記面が前記フリッチ内に異なる深さを保って形成されるよ うにした請求の範囲第31項に記載の方法。 33. 複数個の前記面が前記フリッチの該テーパ状の外面からほぼ一定した 距離を保って形成されるようにした請求の範囲第32項に記載の方法。 34. 前記ステイログの複数個の該フリッチ噛み合い面のうち、少なくとも 一部が固定されており、該固定フリッチ噛み合い面に対して前記フリッチを移動 させることにより複数個の前記フリッチ面と噛み合わせるようにした請求の範囲 第29項に記載の方法。 35. 前記フリッチが前記回転軸に沿ってほぼ軸方向に移動するようにした 請求の範囲第34項に記載の方法。 36. 前記ステイログの該フリッチ噛み合い面のうち、少なくとも一部が移 動可能であり、前記フリッチ面を前記ステイログの他の該フリッチ噛み合い面と 噛み合うところまで移動するようにした請求の範囲第33項に記載の方法。 37. 前記フリッチと前記ナイフとが前記ステイログを回転させることによ り互いに移動し、前記ナイフの方向に該フリッチを移動させるようにした請求の 範囲第29項に記載の方法。 38. フリッチのテーパ状の外周部から内部に延びるベニア製造領域から切 削される不良ベニア量を最小にするように所定の位置にテーパ状のフリッチを保 持するための方法であって、 回転ステイログのベニア薄切り切削位置に前記テーパ状フリッチを位置 決めし、この場合、前記ベニア薄切り切削位置は前記ベニア製造領域の該テーパ 状外周部がベニアスライスナイフと平行になるように定め、 さらに前記フリッチの該ベニア製造領域が前記テーパ状外周部のほぼ全 長にわたり前記ベニアスライスナイフと接するところまで移動するように前記フ リッチを前記ステイログと噛み合わせる、 ステップからなる保持方法。 39. ベニアを薄切りするために支持面およびテーパ状の外周部から内側に 延びるベニア製造領域を有するテーパ状のフリッチを保持するための装置であっ て、 支持面を有するステイログと、 前記ステイログに前記フリッチを保持し、かつ前記テーパ状外周部をそ のテーパ状外周部のほぼ全長からベニアを削り取るベニアスライスナイフとほぼ 平行に保って前記ベニア製造領域を位置決めする手段、 とからなる保持装置。
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