JPH10510122A - スペクトル拡散通信システムにおいてウォルシュ シフトキーイングを使用する方法及び装置 - Google Patents

スペクトル拡散通信システムにおいてウォルシュ シフトキーイングを使用する方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 各直交信号チャンネルに対して直交関数を使用して通信システム加入者のために直交符号化通信信号を生成させる方法と装置。信号の受信者のためのデジタル・データ・シンボルは、通信システム内で通常ウォルシュ関数が使用される少なくともn 長の直交変調を使用するMに関する(-ary)変調である。これ等のシンボルは、一般的に一つあるいはそれ以上の発生器(126 、158)からのシンボル選択器(124)により作られて、変調はMが直交関数の総数の積と、また個々の変調シンボルを生成させるのに使用される数と等しくなるようになっている。データ処理要素(100 、102)からの対数Mの符号化されたデータ・シンボルの各グループは、これ等の2進法数値に基づいて変調シンボル選択要素(124)を使用して一個の変調シンボルの中に配置される。一部の実施例では、シンボルの変換のために高能率アダマール変換(交直変換)が使用される。結果として生ずる通信信号は、予め選択された数の関数と、並列で相関計算させることで復調され、計算結果を各直交変調シンボルを示すMエネルギー数値に復調する。エネルギー数値は、二重最大計測生成方法を使用してエネルギー計測データに変換される。この相関関係と復調は、Nが使用される関数の数として、少なくとも2個のN相関器(142)を使用して、相関器(144)の各セットに対して相関関係が持たされた信号を一つの復調器に送ることで達成させることができる。各変調器は、後でMエネルギー数値の単独のセットにまとめられる互いに直交している変調シンボルの各々を示す出力Mエネルギー値を出す。その他の構成では、データ・シンボルに対する複合計測値を作るために後で二重最大計測結果(170)にまとめられる(178)受信された信号の増幅された数値を作るためにコーヒーレント(同期)復調器(174)を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 スペクトル拡散通信システムにおいてウォルシュ シフトキーイングを使用する 方法及び装置 発明の背景 I.発明の分野 本発明は、無線データシステムあるいは無線電話システム、及び衛星リピータ 式(repeater type)スペクトル拡散通信システムのような多重アクセス通信シス テムに関する。より詳細には、本発明はスペクトル拡散通信信号を生成するよう に多重直交コードを使用する方法及び装置に関する。本発明はさらに、非コヒー レント信号復調のための改良されたエネルギー距離をシステムユーザに提供する ようにコード分割スペクトル拡散式通信システムで信号変調のための多重ウォル シュ(multiple Walsh)関数のシフトキーイング(shift keying)を使用する方法に 関するものである。 II.関連技術の説明 種々の多重アクセス通信システムが、多数のユーザの中で情報を転送するため に開発されている。このような多重アクセス通信システムによって使用された技 術は、その基本原理が周知である振幅圧伸単側波帯(ASCII)のような時分割 多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)及びAM変調 システムを含んでいる。しかしながら、コード分割多重アクセス(CDMA)ス ペクトル拡散技術は、特に、多数の通信システムユーザに対してサービスを提供 するとき、他の変調システムよりも著しい利点を実現できる。多重アクセス通信 システムにおけるCDMA技術の使用は、本発明の譲受人に譲渡され、引用でこ こに組み込まれている、名称が「衛星リピータあるいは地上リピータを使用する スペクトル拡散多重アクセス通信システム(SPREAD SPECTRUM MULTIPLE ACCESS COMMUNICATION SUSTEM USING SATELLITE OR TERRESTRIAL REPE ATERS)」で1990年2月13日に発行された米国特許第4,901,3 07号の教示に開示されている。 第4,901,307号特許は、多数の通常の移動システムユーザあるいは遠 隔システムユーザのそれぞれが公衆電話交換網を通すような他のシステムユーザ あるいは所望の信号受信者と通信するためにトランシーバを使用する多重アクセ ス通信システム技術を開示している。トランシーバは、コード分割多重アクセス (CDMA)スペクトル拡散式通信信号を使用して、衛星リピータ及びゲートウ ェイあるいは地上基地局(ときにはセルサイトあるいはセルとも呼ばれる)を通 して通信する。このようなシステムは、システムユーザと通信システムに接続さ れた他のシステムユーザとの間でいろいろな種類のデータ及び音声の通信信号の 転送ができる。 米国特許第4,901,307号に開示されているようなスペクトル拡散式信 号及び変調技術を使用する通信システムは、全周波数スペクトルが領域内のシス テムユーザの中で同時に使用され、システムによってサービスされる異なる領域 にわたって数回“再使用”される方法のために他の技術に関する増加されたシス テムユーザ容量を提供する。CDMAの使用によって、所与の周波数スペクトル を利用する際には、他の多重アクセス技術を使用して達成されるよりも高効率に なる。さらに、広帯域CDMA技術を使用することによって、特に地上リピータ に対する、マルチパス・フェージングのような問題はより容易に解決できる。 広帯域CDMA信号処理で使用される疑似雑音(PN)変調技術は、スペクト ルが類似の通信チャネルあるいは信号がより迅速に区別できる比較的高信号利得 を実現できる。もし任意の通路長差がPNチップ持続よりも多い相対伝搬遅延、 すなわち帯域幅の逆数を生じるとすれば、これによって、異なる伝搬路を横切る 信号は、容易に識別できる。例えば、約1MHzのPNチップレートが使用され るならば、拡散帯域幅対システムデータ速度の比に等しい全スペクトル拡散処理 利得は、通路遅延、すなわち到達の時間において1マイクロ秒以上だけ異なる信 号通路を区別するために使用することができる。この差は約1000フィートの 通路長の差に対応する。典型的な都市環境は、1マイクロ秒よりも多い差分経路 遅延及び10〜20マイクロ秒遅延以上のいくつかの領域を実現できる。 多重通路信号を区別できることによって、PNチップ期間よりも小さい遅延差 を有する予備通路のためにマルチパスフェージングを一般的には全て除去しない けれども、マルチパスフェージングの深刻さは非常に減少する。低遅延通路の存 在は、建物及び他の地上面からの多重通路反射が非常に減少される衛星リピータ あるいは所望の通信リンクに対して特に確実である。したがって、フェージング の有害な影響及び相対ユーザ、あるいはリピータ、移動に関連する付加的問題を 減らすための一つのシステムのようなある形式の信号ダイバーシチを供給するこ とは望ましいことである。 通常、3つの種類のダイバーシチはスペクトル拡散式通信システムで生じるか あるいは使用される時間ダイバーシチ、周波数ダイバーシチ、及び空間ダイバー シチである。時間ダイバーシチは、データ反復、データ成分あるいは信号成分の 時間インタリービング(time interleaving)を使用することによって達成できる 。周波数ダイバーシチの形式は、信号エネルギーが広い帯域幅にわたって拡散さ れるCDMAによって本来与えられる。したがって、周波数選択フェージングは CDMA信号帯域幅の中のわずかな部分だけに影響を及ぼす。 空間ダイバーシチあるいは通路ダイバーシチは、地上基地リピータシステムの ための2つ以上の基地局、すなわち空間基地リピータシステムのための2つ以上 の衛星ビームあるいは個別衛星を通して移動ユーザに対して同時リンクを通る多 重信号通路を与えることによって達成される。すなわち、衛星通信環境において あるいは屋内無線通信システムに関しては、通路ダイバーシチは多重アンテナを 使用して故意に送受信することによって達成することができる。さらに、通路ダ イバーシチは、各々が異なる伝搬遅延を有する異なる通路に到達する信号が、各 通路に対して別々に受信し、処理できることで自然の多重通路環境を利用するこ とにより得ることができる。 2つ以上の信号受信通路が十分な遅延差、例えば、1マイクロ秒以上で利用さ れるならば、2つ以上の受信機はこれらの信号を別々に受信することができる。 これらの信号は、一般に、別々のフェージング及び他の伝搬特性を示しているの で、最終出力情報あるいは最終出力データを供給し、単一通路に特に存在する問 題を解決するように受信機及びダイバーシチ結合器と結合された出力によって別 々に処理することができる。したがって、両方の受信機に到達する信号が同じよ うに、同時にフェージングあるいは干渉を受ける場合、性能の損失だけが生じる 。多重通路信号の存在を利用するために、通路ダイバーシチ結合動作が実行でき る波形を利用することが必要である。 多重アクセス通信システムで通路ダイバーシチを使用する例は、1992年3 月31日に発行された名称が「CDMAセルラ電話システムにおけるソフトハン ドオフ」の米国特許第5,101,501号及び1992年4月28日に発行さ れた名称が「CDMAセルラ電話システムにおけるダイバーシチ受信機」の米国 特許第5,109,390号に示されている。両方の特許とも、本発明の譲受人 に譲渡され、引用でここに組み込まれている。 米国特許第4,901,307号に開示されたCDMA技術は、ユーザ衛星通 信における両方の通信方向あるいはリンクに対するコヒーレント変調及び復調の 使用を意図している。このシステムを使用する通信システムでは、パイロットキ ャリア信号は、ゲートウェイあるいは衛星‐ユーザ及び基地局‐ユーザリンクの ためのコヒーレント位相基準として使用される。したがって、パイロット信号キ ャリアを追跡することから得られる位相情報は、他のシステム信号あるいはユー ザ情報信号のコヒーレント復調のためのキャリア位相基準として使用される。こ の技術によって、多数のユーザ信号キャリアは位相基準としての共通のパイロッ ト信号を共有でき、安価で、より効率的な追跡機構を実現できる。衛星リピータ システムでは、リターンリンクは通常、ゲートウェイ受信機用の位相基準のため のパイロット信号を必要としない。地上無線あるいはセルラの環境では、マルチ パスフェージングの深刻さ及び得られる通信チャネルの位相混乱は、一般的には パイロット信号が使用されないユーザ‐基地局リンクに対してコヒーレント復調 技術を通常使用できない。しかしながら、本発明によって、所望されるような非 コヒーレント変調及び非コヒーレント復調の両方が使用できる。 地上基地リピータ及び地上局が主に使用されているが、将来のシステムは、多 数の“遠隔”ユーザに到達し、“グローバル”通信サービスを正しく達成するた めにより幅広い地理的到達範囲のための衛星基地リピータの使用に大いに重点を 置くだろう。残念ながら、衛星環境では、いくつかの要因はときには、伝統的な 信号ダイバーシチや周波数トラッキング技術や位相トラッキング技術の有用性に マイナスの影響を与えている。 衛星リピータは厳しく電力を制限された環境で作動する。すなわち、衛星制御 システム及び通信システムが実際に利用できるかなり限られた量の電力がある。 これは、特に、衛星サイズ及びエネルギー貯蔵機構のような要因に基づいている 。システムユーザあるいは加入者のための実際のデータ転送以外のいずれに対し ても通信システムによって必要とされるかあるいは使用されている電力量を減少 させることは非常に望ましい。 容量以下で十分作動するシステムが比較的少数の実際のユーザにサービスをす ることも可能である。この環境によって、通信システムの衛星部分によって使用 されている50%以上の電力を可能にするパイロットをもたらすことができ、衛 星リピータのための電力使用は潜在的に許容し得ない非効率となる。この後の状 況では、パイロット信号はあまりにも“費用がかかるように”なるので保持でき なくて、パイロット信号電力はシステムオペレータによって補償するように実際 減少させることができる。 しかしながら、実行するための理由にもかかわらず、パイロット信号のための 電力を減少させることによって、パイロット信号を高速度で最初に得るための能 力を減らし、パイロットキャリア位相の非常に正確な追跡を実現できる。このこ とは、ドップラー効果及び他の効果がパイロットキャリアを地上基地リピータシ ステムに比べて正確に追跡する際に困難性を増す衛星システムにおいて特に当て はまる。電力が十分大きくない場合、あるいはドップラー効果及び他の効果が十 分大きな要因である場合、システムユーザは、パイロット信号のための所望の追 跡レベルを確実に得ることができないかもしれないし、非コヒーレント復調シス テムを使用しなければならないことが容易に理解できる。すなわち、パイロット に割り当てられたエネルギーは、ある指定レベルに対して、正確に推測するのに は不十分である。同時に、いくつかの衛星ビームスポット近くの地球の表面で受 信されたパイロットエネルギーはアンテナ信号整形などにより低いこともある。 したがって、非コヒーレント復調技術を使用してスペクトル拡散通信信号を取 得あるいは復調する方法を提供することは望ましい。これは、パイロットエネル ギーが実際の目的のために検出できないように、設計によるかあるいは伝搬効果 のためのいずれかでこのような低エネルギーレベルに減少される場合でさえ適用 すべきである。同時に、この技術が使用可能である場合、この技術はパイロット 信号情報の有効使用を妨害すべきでなく、他のパイロット信号及びCDMA通信 システムプロトコルと大いに互換性があるべきである。 発明の概要 多重アクセス通信システムにおいてパイロットチャネル信号及び信号復調に関 して技術上見つかった上記の問題及び他の問題にかんがみて、本発明の1つの目 的は、通信信号の位相を推測し、追跡するように使用するためにシステム加入者 に役立つエネルギーを増加させることにある。 本発明の1つの利点は、他の変調システムと互換性が残っている間に受信を改 善することである。 本発明の他の利点は、一方が非コヒーレント変調を使用し、他方がコヒーレン ト変調を使用している2つの通信リンク間でダイバーシチ及びソフトハンドオフ 転送の両方を支援することである。 本発明の第2の目的は、非コヒーレント変調/復調を使用する通信チャネル間 の直交性を保持する変調技術を提供することにある。 これらの目的及び他の目的並びにこれらの利点及び他の利点は、各信号受信者 あるいは直交通信チャネルのための複数の直交関数あるいは直交コードを使用し てシステム加入者のために直交に符号化された通信信号を発生する方法及び装置 で実現されている。スペクトル拡散式通信システム内部の順方向通信リンク上の 予定されたユーザあるいは加入者の装置に転送されるディジタルデータシンボル は、各々が通常1つ以上のウォルシュ関数を含む少なくとも2つのnの長さの直 交変調シンボルを使用してMに関して変調される。使用される直交関数と実行さ れたMに関するレベルの変調との関係は、Mが各個別のシンボルを発生するよう に使用された変調シンボル及び関数の数を発生する際に使用された直交関数の総 数の積に等しいほどの関係である。換言すると、使用される関数の総数及び各変 調シンボルの長さは各関数の長さを超える係数(L)である。通常、関数及び係 数の数は、Mが64よりも小さいように選択される。変調シンボルを発生するた めに使用された関数は通信システム内部で通常割り当てられるかあるいは使用さ れる関数を示している。 このシステムの下では、長さnの2つの直交関数は2つのnの長さの変調シン ボルを発生し、2に関する変調を得るために使用することができるのに対して、 同じ直交関数は4に関する変調を得るために使用される4つの2nの長さの変調 シンボルを発生するために使用することができる。本発明の他の態様では、長さ nの4つの直交関数は、16に関する変調を得るために使用される16の4nの 長さの変調シンボルを発生するために使用される(M=4[関数]×4[n]= 16)。 この変調は、符号化及びインタリーブされたデータシンボルを変調シンボル、 あるいはコードシーケンスにマッピングすることによって達成される。各log 2Mのデータシンボル群は対応するMに関する出力変調シンボルを発生あるいは 選択するために使用される。したがって、Lが1に等しく、使用されるnの長さ の直交関数の数は2である場合、Mは2であり、各々(1つ)の符号化データシ ンボルは長さnの2つの変調シンボルの中の1つにマッピングされる。一般的に は、これは、“0”の2進入力値に対して一方の変調シンボル及び“1”に対し て他方の変調シンボルを選択することによって行われる。他の実施例では、Lが 2に等しく、使用される関数の数が2である場合、Mは4であり、2つの符号化 データシンボル毎に長さ2nの4つの変調シンボル上にマッピングされる。同様 に、Lが4に等しく、使用される関数の数が4である場合、Mが16であり、4 つの符号化データシンボル毎に16の変調シンボル上にマッピングされる。 通常、変調シンボルは、一連のN個のコード発生器でウォルシュ関数のような nの長さの直交コードを最初に発生することによって形成される。Nの値は、2 である最小値を有する少なくともlog2Mであるのに対して、Mは通常64よ りも小さい。変調シンボル選択手段あるいは装置は、直交コードを受け取るかあ るいは発生し、下位2に関する変調の場合のように個別のコードシーケンスを使 用するかあるいはLの個別のコードシーケンスとそれの反転とを結合するかのい ずれかで所望の変調シンボルを発生し、所望なようにより長いLnの長さの変調 シンボルを形成する。コード発生器は、反転シーケンスをも供給するように構成 することができるか、あるいは付加的コード発生器がこの関数のために使用する ことができる。代替例では、選択手段は、Lnの長さの変調シンボルを定式化す る際に使用されるシーケンスを発生するために所望なような各選択シーケンスを 反転できる。上位変調に関しては、各Lnの長さの変調シンボルは、Lコードシ ーケンス、あるいはL/2のシーケンスのいずれか及び同一のシーケンスあるい は関数のL/2の逆数を含んでいる。逆関数は、直交性がこの関数を使用する他 のシーケンス間に保持されるように全ての変調シンボルシーケンス内に置かれて いる。 送信するための変調シンボル出力は入力データコードシンボルの2進値に応じ て発生される。選択手段は、データシンボルの各log2M群の2進値に応動し 、出力として適切な変調シンボルを供給する。 本発明の1つの実施例では、少なくとも1つであるが一般的には2つの直交関 数発生器は第1及び第2のnの長さの直交関数を供給するために使用される。選 択器あるいは選択手段は、ユーザデータシンボルや第1及び第2の関数を受け取 るように接続され、シンボルが1の値を有する場合に第1の直交関数、データシ ンボルが第2の値を有する場合に第2の直交関数を出力することによってデータ シンボルの2進値に応動する。代替例では、選択器である。他の実施例では、よ り高いレベルの変調を使用すると、選択器は、一対のデータシンボルが第1の値 を有する場合には第1の直交関数を2回を使用し、一対のデータシンボルが第2 の値を有する場合には第1の直交関数及びその逆関数を使用し、一対のデータシ ンボルが第3の値を有する場合には第2の直交関数を2回を使用し、一対のデー タシンボルが第4の値を有する場合には第2の直交関数及びその逆関数を使用し て、第1、第2、第3及び第4の2nの長さのコードシーケンスを出力すること によって応動する。 他の実施例では、少なくとも1つであるが一般的には4つの直交関数発生器は 第1、第2、第3及び第4のnの長さの直交関数を供給するために使用される。 選択器は、ユーザデータシンボル及び4つの関数を受け取り、第1、第2、第3 、 及び第4の関数が、各々がデータシンボルに対して4つの値の中の1つに応じて 4回、それぞれ繰り返される4つのシーケンスを出力することによってデータシ ンボルの2進値に応動する。さらに、選択器は、第1、第2、第3、及び第4の 関数は、それぞれ2回繰り返され、十分な直交性を保持するために他のシーケン スでの反転からシフトされる前記セットの各々における各シーケンスでの反転の 相対位置を有する反復関数の2回の反転を伴うデータシンボルに対する12の値 の1つに各々が応じて3組のシーケンスを出力する。 本発明の他の実施例は、ゲートウェイあるいは基地局送信機のための変調処理 で高速アダマール(Hadamard)変換機構を使用する。データシンボルは、所望の変 調シンボルにマッピングされる高速アダマール変換装置への入力である。マッピ ングされた出力は、直列データストリームに変換され、好ましくない周波数成分 を除去するようにバンドパスフィルタリングされ、次に送信のために従来のアナ ログ信号処理を受ける。 予め選択された数のnの長さの直交関数及びそれぞれのその逆関数から構成さ れるM個の相互に直交するLnの長さの変調シンボルを使用して変調される共通 のキャリア周波数を有するスペクトル拡散通信信号によって、通信信号は復調さ れる。ここで、MはLと予め選択された数の積である。したがって、この信号は 予め選択された数のnの長さの直交関数と並列に相関され、M個の相互に直交す るそれぞれの変調シンボルの各々を示すM個のエネルギー値に復調される。次に 、これらのエネルギー値は双対最大距離発生処理を使用してエネルギー距離デー タにマッピングされる。 相関ステップ及び復調ステップは、少なくとも2組のN個の相関器に信号を入 力し、次に相関信号を各組の相関器に対して対応する復調器に印加することによ って達成することができる。ここで、Nは関数の数である。信号は、M個の直交 する変調シンボルの各々を示す各変調器にM個のエネルギー値に復調される。各 復調器からの得られるM個のエネルギー値は、エネルギー結合器を使用して単一 組のM個のエネルギー値に結合される。 本発明の他の態様では、通信信号は、少なくとも一つのコヒーレント復調器へ の入力でもあり、少なくとも1つの振幅値を発生するために復調される。各コヒ ーレント復調器から得られる振幅値は、振幅結合器で単一振幅値に結合され、次 にエネルギー結合器におけるデータシンボルに対する合成距離値への双対最大距 離発生処理(dual maximum metric generation process)の出力と結合される。 本発明は、遠隔ユーザが複数のセルの内部に置かれ、コード分割多重アクセス (CDMA)スペクトル拡散式通信システムを使用して、少なくとも1つのゲー トウェイからの信号を受信する無線電話/データ通信システムでの用途を一般的 に得る。変調通信信号は、少なくとも1つの衛星基地リピータを使用して、ゲー トウェイからユーザに転送される。 図面の簡単な説明 本発明の特徴、目的、及び長所は、同じ参照文字が全体に同じ要素を識別する 図面とともに行われた場合に下記に示す詳細な説明からより明かになる。 図1は、典型的なCDMA無線通信システムの概略図である。 図2は、無線CDMA通信システムのための典型的なゲートウェイ復調/変調 のブロック図を示している。 図3は、図2の装置において有用である加入者装置のために予定されたデータ を作成し、変調する典型的な信号変調器を示している。 図4は、本発明の原理による2に関する変調を使用する変調器を示している。 図5は、本発明による4に関する変調を使用する変調器を示している。 図6は、本発明による16に関する変調を使用する変調器を示している。 図7は、本発明の原理による非コヒーレント復調を実行する単一のフィンガ受 信機のブロック図である。 図8は、非コヒーレント復調を実行する複数のフィンガ受信機のブロック図で ある。 図9は、コヒーレント及び非コヒーレントの両方を実行する複数のフィンガ受信 機のブロック図である。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明は、キャリア信号の位相に対して同期化し、周波数フレーム及びコード フレームを追跡するためにスペクトル拡散多重アクセス通信システムの能力を改 善する。ユーザチャネル信号を生成する際にシンボルデータを符号化するために 複数の直交コードを使用することによって信号エネルギーをより有効に使用する 新しい変調技術が使用される。シンボルエネルギー距離を定式化する際に使用さ れるこの変調システムは、各加入者に対してシンボル毎により有効なエネルギー を受信するために使用できる。この付加エネルギーは、パイロット信号がない場 合より正確な追跡ができる。このシステムは、コヒーレント及び非コヒーレント の信号復調技術の両方も使用できる。非常に弱いパイロット信号がある場合かあ るいはパイロット信号が存在しない場合の対応する復調は、多数の衛星基地及び 他のスペクトル拡散通信システム設計に存在するいくつかの問題を補償する。 無線データシステムあるいは無線電話システムのような典型的なCDMA通信 システムでは、所定の地理的領域内の基地局あるいはセルの各々は、システムユ ーザのための通信信号を処理するためにいくつかの変調器‐復調器装置あるいは スペクトル拡散モデムを使用する。各スペクトル拡散モデムは、通常、ディジタ ルスペクトル拡散送信変調器と、少なくとも1つのディジタルスペクトル拡散デ ータ受信機と少なくとも1つのサーチャ(searcher)受信機とを使用する。典型的 な動作中、基地局のモデムは、割り当てられた加入者との通信信号の転送をサー ビスするのに必要な各遠隔あるいは移動ユーザもしくは加入者装置に割り当てら れる。モデムが複数の受信機を使用するならば、1つのモデムはダイバーシチ処 理を受け入れ、特に複数のモデムは組み合わせて使用される。衛星リピータを使 用する通信システムに関しては、これらのモデムは、ゲートウェイと呼ばれる基 地局あるいは衛星を通じて信号を転送することによってユーザと通信するハブに 通常置かれている。システムの広範囲のトラフィック制御及び信号同期化を保持 するために衛星あるいはゲートウェイと通信する他の関連コントロールセンター がある。 本発明の原理により構成され、作動する典型的な無線通信システムが図1に示 されている。図1に示された通信システムは、無線データ端末あるいは無線電話 と、システム基地局とを有する通信システムの遠隔加入者装置あるいは移動加入 者装置との間で通信する際にスペクトル拡散技術を利用する。多くのこのような 基地局は、セルラ電話式システムにおける移動ユーザのためのサービスを提供す るために大きな主要都市領域で使用することができる。より少数の衛星リピータ は、リピータ当たりより多くのユーザにサービスするように通信システムで一般 的に使用されるが、より大きな地理的領域にわたって分配される。 図1に示すように、通信システム10は、一般的には基地局あるいはゲートウ ェイのために全システム制御を実現できるインタフェース及び処理回路を含む移 動電話交換局(MTSO)とも呼ばれるシステムコントローラ及び交換網12を 使用する。コントローラ12は、所望の加入者装置、あるいは指定された加入者 装置に送信するための適当な基地局あるいはゲートウェイに公衆電話交換網から の電話呼び出しの経路指定並びに1つ以上の基地局を通じてPSTNに受信され る呼び出しの経路指定も制御する。大部分の通信システムにおける加入者装置は 、互いに直接通信するために、効率及びコストの問題として一般的には構成され ていないので、コントローラ12は、通常、適当な基地局を通じてのユーザとP STNとの間の呼び出しを接続することによって加入者装置と互いに通信を行わ せる。コントローラ12をいろいろなシステム基地局に結合する通信リンクは、 専用電話線、光ファイバリンク、あるいはマイクロ波あるいは専用衛星通信リン クのようであるが、これに限定されないようないろいろな公知の技術を使用して 確立することができる。 図1に示された通信システムの一部では、2つの典型的な基地局14及び16 は、2つの衛星リピータ18及び20、及び2つの関連ゲートウェイあるいはハ ブ22及び24とともに地上リピータ通信のために示されている。システムのこ れらの要素は、各々がセルラ電話であるがこれに限定されないような無線通信装 置を有する2つの典型的な遠隔加入者装置26及び28と通信を行うために使用 される。これらの加入者装置は移動しているものとして論議されているが、本発 明の教示は遠隔無線サービスが望まれる固定装置に適用可能であることも理解さ れる。この後者のタイプのサービスは、世界の多数の遠隔領域で通信リンクを確 立するために衛星リピータを使用することに特に関連している。 用語ビーム(スポット)及びセル、あるいはセクタは、技術上このように参照 することができ、使用されるリピータプラットホームの種類及びその位置の物理 的特性が相違している地理的な領域サービスは実際同じであるので、用語ビーム (スポット)及びセル、あるいはセクタは、全体に交換できるように使用される 。でも、所定の伝送通路の特性及び周波数及びチャネルの再使用に関する制約は これらのプラットホーム間を区別する。セルは基地局信号の有効的“到達”によ って規定されるが、ビームは地球の表面上に衛星通信信号を発射することによっ てカバーされる“スポット”である。さらに、セクタは、通常セル内部の異なる 地理的な領域をカバーしているのに対して、時にはFDMA信号と呼ばれる異な る周波数の衛星ビームは共通の地理的な領域をカバーできる。 用語基地局及びゲートウェイは、時には、移動リピータを介するような通信リ ンクを保持するように実行するために通信を衛星リピータを通じて指向し、関連 装置に関するより多くの“ハウスキーピングタスク(housekeeping tasks)”を有 する特殊基地局として技術上認識されるゲートウェイとも交換できるように使用 されるのに対して、基地局は取り囲む地理的な領域内に通信を向けるように地上 アンテナを使用する。中央制御センターは、一般的にはゲートウェイ及び移動衛 星と対話する時に実行するより多くの機能も有する。 基地局14及び16の各々は、そのそれぞれのアンテナからの伝送パターンに よってサービスされる個別の地理的な領域あるいは“セル”にわたってサービス を提供するが、衛星18及び20からのビームは他のそれぞれの地理的な領域を カバーするように指向されていることがこの例のために意図されている。しかし ながら、衛星のためのビーム到達範囲あるいはサービス領域及び地上リピータの ためのアンテナパターンは、通信システム設計及び提供されるサービスの種類に 応じて所与の領域で完全にあるいは部分的に重なることができることが容易に理 解される。したがって、通信工程におけるいろいろな点で、ハンドオフは、後述 されるように、いろいろな領域あるいはセルにサービスしている基地局あるいは ゲートウェイ間で行うことができ、ダイバーシチはこれらの通信領域あるいは装 置のいずれかの間でも達成できる。 加入者は、新しい基地局、ゲートウェイ、あるいは衛星ビームパターンによっ てサービスされる領域の中を通り抜けるのに十分な位置を変えるとき、CDMA 変調技術によって可能にされた信号利得は使用のための“ソフト”ハンドオフシ ステムを可能にする。このシステムでは、ゲートウェイにおける新しいモデムは 加入者装置に割り当てられるのに対して、古いリンクが終了されるべきであるこ とが明かになるまで、既存のゲートウェイモデムは通信リンクにサービスし続け る。加入者装置は2つの基地局の到達範囲間の遷移領域、すなわち、重複到達範 囲の領域に置かれたとき、通信リンクは2つのモデムによって直ちに、各基地局 に対して1つ保持するかあるいは受信信号強度及び周波数使用可能度に従ってモ デム間で転送できる。加入者装置は少なくとも1つのモデムを通じて常に通信す るので、より少ないサービスにおける混乱を生じる。このように、加入者装置は 、ダイバーシチ機能を実行するのに加えて、ハンドオフ処理を助けるための複数 のゲートウェイあるいは基地局モデムを利用する。さらに、ソフトハンドオフは 、加入者と複数の衛星との間の通信リンクを保持するためにほぼ連続的に使用す ることができる。 図1では、基地局14と加入者装置26及び28との間の通信リンクのための 可能な信号通路のいくつかが一連のライン30及び32のそれぞれによって示さ れている。これらの矢印は、明瞭にする目的のためだけの説明として役立ち、実 際の信号パターンあるいは必要とされる通信通路にいかなる制限も示さないけれ ども、順方向あるいは逆方向のいずれかであるようなリンクのための典型的な信 号方向を示している。同様に、基地局16と加入者装置26及び28との間の可 能な通信リンクは、ライン34及び36のそれぞれによって示されている。基地 局14及び16は、一般的にはユーザ間の相互干渉を最少にするために等しい電 力を使用して信号を送信するように構成されている。 他の可能な信号通路は、衛星18及び20を通じて確立されている通信のため に示されている。これらの通信リンクは、1つ以上のゲートウェイあるいは集中 ハブ22及び24と加入者装置26との間の信号経路を確立する。これらの通信 リンクの衛星‐ユーザ部が、一連のライン40、42及び44によって示され、 ゲートウェイ‐衛星部はライン46、48、50、及び52によって示される。 いくつかの構成では、ライン54によって示されたリンクを介するような直接衛 星対衛星通信を確立することも可能である。 基地局によってサービスされる地理的な領域あるいはセルは、他方の基地局よ りも一方のセルにより近くかあるいはさらに細分割される1つのセルセクタ内部 にユーザ装置あるいは加入者装置を通常配置するほぼ非重複あるいは非交差形状 で設計されている。ここでの限定的な要因は特定のビームパターン及びその信号 強度における加入者装置の存在であるが、衛星に対して相対的な接近はあるけれ ども、これは衛星通信に対してもほぼ同じである。 現CDMA無線あるいはセルラ電話システムでは、各基地局あるいはゲートウ ェイは到達範囲のその領域全体に“パイロットキャリア”信号も送信する。衛星 システムに関しては、この信号は、各衛星“ビーム”あるいはビーム部の内部で 転送され、衛星によってサービスされる特定のゲートウェイで始まる。単一のパ イロットは、各セクタがそれ自身の異なるパイロット信号を有することができる セクタに細分割される領域の場合を除いて、各ゲートウェイあるいは基地局に対 して送信され、このゲートウェイの全てのユーザによって共有される。パイロッ ト信号は、通常いかなるデータ変調も含まなく、初期のシステム同期化を得て、 基地局送信信号の健全な時間、周波数及び位相追跡を実現できるために加入者装 置によって使用される。各ゲートウェイあるいは基地局は、いろいろな他の信号 に関するゲートウェイ識別のようなスペクトル拡散変調情報、システムタイミン グ、ユーザページング情報も送信する。 各基地局あるいはゲートウェイは独特なパイロット信号(システムの広範囲の 再使用をもたらす)を有するが、これらの信号は異なるPNコード発生器を使用 して発生されないが、異なるコード位相オフセットで同一拡散コードを使用する 。これは、互いから容易に識別できるPNコードを可能にし、順に発信基地局及 びゲートウェイ、あるいはセル及びビームを識別する。代替例では、一連のPN コードは、各ゲートウェイのために、ゲートウェイが通信するおそらく各衛星平 面のために使用される異なるPNコードとともに通信システム内部に使用される 。所望のようなPNコードと同じ数あるいはPNコードと同じくらい少ない数が 通信システムで特定の信号源あるいはリピータを識別するために割り当てること ができる。すなわち、コードは、可能な通信チャネルの総数を前提として望まれ 、システム内部でアドレス指定できるユーザ数を最大にするように望まれるよう なシステム内部で各リピータあるいは信号発信者を区別するために使用できる。 通信システム全体に1つのパイロット信号シーケンスを使用することによって 、加入者装置は、全てのパイロット信号位相にわたって単一サーチとのシステム タイミング同期を探すことができる。最も顕著なパイロット信号は各コード位相 のための相関処理を使用して容易に検出できる。加入者装置は、全シーケンスを 逐次サーチし、最も顕著な相関を生じるオフセットあるいはシフトを調整する。 この処理によって識別される最も顕著なパイロットは、最も近い基地局によって 送信されるパイロット信号あるいはカバーする衛星ビームに対応する。しかしな がら、最も顕著なパイロット信号は、ユーザが容易に追跡し、正確に復調できる 明かな信号であるために、その送信源に関係なく通常使用される。 通常、電力レベルが高くなれば、それにつれて信号対雑音比は益々大きくなり 、パイロット信号の混信マージンは高速初期取得を可能にし、比較的広範囲の帯 域幅位相追跡回路を使用して非常に正確な位相の追跡を可能にする。パイロット キャリアを追跡することから得られるキャリア位相は、基地局14及び16とゲ ートウェイ22及び24によって送信されるユーザ情報信号を復調するためのキ ャリア位相基準として使用される。この技術によって、多数のトラフィックチャ ネルあるいはユーザ信号キャリアは、キャリア位相基準のための共通パイロット 信号を共有できる。 最も顕著なパイロット信号を取得するかあるいは最も顕著なパイロット信号と 同期すると同時に、次に、加入者装置は、パイロットと同じシーケンスを有する 後述されるような異なるカバーコードを一般的には使用する同期信号あるいはチ ャネルと呼ばれる他の信号を探索する。同期信号は、長いPNコード、インタリ ーバーフレーム、ボコーダのための所定の同期情報及び付加的チャネルのサーチ を必要としないで遠隔加入者装置によって使用される他のシステムタイミング情 報を伝達することに加えて、発信ゲートウェイ及び全通信システムをさらに識別 する所定のシステム情報を含むメッセージを送信する。 ページング信号あるいはページングチャネルと呼ばれる他の信号は、呼び出し あるいは通信情報が“到達”あるいは存在するかもしくはゲートウェイで加入者 のために“保持”されているかを示すメッセージを送信するために通信システム によっても使用できる。非活動モードでは、すなわち、いかなる通信リンクも確 立されない場合の間、1つ以上のチャネルはこの機能のために予備に残してあり 、加入者装置は、他のものを除外して、これらのチャネル及びパイロットを監視 できる。ページング信号は、一般的には、ユーザが通信リンクを始動し、指定さ れた加入者装置からの応答を要求する場合に使用するための適切なチャネル割り 当てを与える。 図1に示すように、パイロット信号は、下りの通信リンクあるいは順方向通信 リンク30及び36のそれぞれを使用して基地局14及び16から、リンク40 、46、及び48を使用して衛星18を通じてゲートウェイ22及び24から加 入者装置26に送信される。したがって、加入者装置26の回路は、基地局14 及び16あるいはゲートウェイ22及び24によって送信されるパイロット信号 のための相対信号強度を比較することによって、通信のために基地局あるいはゲ ートウェイ(衛星)サービスを使用すべきであるかの決定、すなわち、通常セル あるいはビームの中にある決定をするために使用される。説明において明かにす る目的のために、図1では、このことは、特定のシステム構成、衛星ビームパタ ーン分布、及びMTSO12による呼び出しの転送に応じて確かに可能であるけ れども、加入者装置26と通信するような衛星20は図示されていない。 本例では、加入者装置28は、地上サービスの目的のために基地局16に最も 近いものとみなされるがゲートウェイサービスの目的のために衛星18あるいは 20の到達範囲内にある。加入者28が呼び出しを開始するとき、制御メッセー ジは、最も近い基地局あるいは衛星ゲートウェイ、ここでは16、あるいは18 及び20に送信される。呼び出し要求メッセージを受信すると同時に基地局16 は、呼び出された番号をシステムコントローラあるいはMTSO12に転送する 。次に、システムコントローラは、PSTNを通じて呼を予定された受信者に接 続する。代替例では、加入者装置28からの通信リンクはゲートウェイ22ある いは24で衛星18を通して確立される。ゲート22は、呼び出し要求メッセー ジを受信し、前のようにそれを処理するシステムコントローラにそれを転送する 。 呼び出しあるいはメッセージリンク要求がPSTN内部で始まるにせよあるい は加入者装置によって開始されるにせよ、MTSO12は、この装置が以前のメ ッセージ情報のようなものであると知られているかあるいは“本拠地”領域にあ るようなものであると予測されているかのいずれかである所定の領域での全ての 基地局あるいはゲートウェイに呼情報を通常送信する。ゲートウェイ及び基地局 は、呼び出された加入者のためのそのそれぞれのサービス領域内の各々にページ ング情報を順に送信する。予定された受信者の装置がページメッセージを検出す ると、この装置は制御メッセージを最も近いベース基地局に、あるいは適当な衛 星を通じてゲートウェイに送信することによって応動する。この制御メッセージ は、特定のゲートウェイ、衛星、あるいは基地局が加入者装置と通信し、次にM TSOあるいはコントローラ12がそのリンクを通じて加入者装置にメッセージ あるいは呼を経路指定するシステムコントローラ12に信号を送出する。万一加 入者、ここでは28が最初に選択された衛星18、あるいはゲートウェイ22あ るいは24のサービス領域から外れて移動するならば、異なるゲートウェイある いは基地局のいずれかが使用されなければならなくなるまで他の衛星を通じて情 報を送ることによって通信リンクを継続する試みがなされている。 呼び出しあるいは通信リンクが始動され、加入者あるいは遠隔装置が活動モー ドに変わると、擬似雑音(PN)コードは、この呼の長さの間、使用するために 発生されるかあるいは選択される。このコードは、ゲートウェイによって動的に 割り当てることができるかあるいは特定の加入者装置のための識別要因に基づい て予め用意された値を使用して決定することができる。呼が開始された後、加入 者装置は、通信しているゲートウェイのためのパイロット信号及び隣接するビー ムあるいはセルのためのパイロット信号の両方を走査し続ける。パイロット信号 走査は、隣接するパイロット信号強度が最初に選択されたパイロット信号の強度 を超えるかどうかを決定するために継続する。隣接セルあるいはビームと関連し たパイロット信号の信号強度が現セルあるいはビームの信号強度を超える場合、 加入者装置は、新しいセルあるいはビームパターンが入力されたと決定し、この パターンのためのゲートウェイに対する通信のハンドオフが開始されるべきであ ると決定する。 CDMA通信システムを実行するのに有効な基地局あるいはゲートウェイ装置の トランシーバ部の典型的な実施例が図2にさらに詳細に示されている。図2では 、周波数ダイバーシチ受信あるいは空間ダイバーシチ受信を実行するためのアン テ ナ及びアナログ受信機部にそれぞれ結合された1つ以上の受信機部が使用されて いる。地上リピータ基地局では、多重アンテナは、通常セクタ内で空間ダイバー シチ受信を達成するために使用される。ゲートウェイでは、多重アンテナは、い くつかの異なる衛星パターン及び軌道パターンを受け入れるためにも使用できる 。 受信機部の各々の内部で、信号がダイバーシチ結合処理を受けるまで、この信 号はほぼ同一の方法で処理される。ある種の変更は当該技術上公知であるけれど も、図2の破線内のエレメントは、1つのゲートウェイと1つの移動加入者装置 との間の通信を管理するために使用される受信機エレメントに対応する。アナロ グ受信機あるいは受信機部の出力は、下記に引用される米国特許第5,103, 459号でもさらに論議されている、他の加入者装置との通信で使用される他の エレメントにも供給されている。 図2に図示されるトランシーバーは通信信号の受信、ダウンコンバート、増幅 、およびディジタル化のためにアンテナ60に接続されたアナログ受信器62を 使用する。RFからIFへそれからベースバンド周波数へのダウンコンバージョ ンやチャンネル信号のアナログ・ディジタル変換のための種々の方式が当業者で 公知である。ディジタル化信号はそれからサーチャ受信器64と少なくとも1つ のディジタルデータ復調器66Aに送られる。付属のディジタルデータ受信器6 6B−66Nは個々の加入者機器のための信号ダイバーシチを得るために使用さ れる。またそれらは個々に必要に応じてRake型の信号受信機での1つの指に なる。これらの付属データ受信器は、それだけであるいは他の受信器といっしょ に、いくつかの可能な伝搬経路を通して加入者信号を追跡したり受信したりして 、ダイバーシチ・モード処理を可能にしている。個々のデータ受信器は一般に構 造と機能面では実質的に同じであるが、ダイバーシチ信号の特性のために少しば かり異なったタイミングで動作する。上述のように、ゲートウェイは通常1つ以 上の付属受信部を持っていて、各受信部は使用中の加入者に対応するために割り 当てられる。 少なくとも1つのゲートウェイ制御プロセッサまたは制御装置70は復調器6 6A−66Nとサーチャ受信器64と連結して、これに限るものではないが、信 号処理、タイミング信号発生、電力とハンドオフ制御、ダイバーシチ、ダイバー シチ結合、MTSOとのシステムインタフェースなどの機能を有効にするために コマンド信号と制御信号を備えている。制御プロセッサ70のための他の主な制 御機能として、加入者通信のためのウォルシュ関数、送信器、それと復調器の割 り当てとがある。サーチャ受信器はどの復調器をアナログ出力に割り当てるかを 決定するために特に使用される。各々の復調器は、既知の技術を使って受信して いる信号のタイミングを突き止める責任を負う。 データ復調器66A−66Nの出力は、共通の加入者機器にサービスする復調 器によって信号出力を論理的に結び付ける役割を果たす1つ以上のダイバーシチ 結合器と複合器68とに結合される。この結合された信号はディジタルデータリ ンク72に送られる。またこのデータリンクは制御プロセッサ70、送信変長器 74、それと特にMTSOディジタルスイッチやネットワークと結合される。デ ィジタルデータリンク72を組み立てるために使用される回路はよく知られてお り、特に種々の公知のディジタルデータ交換やストレージ装置を含んでいる。デ ィジタルデータリンク72は、ダイバーシチ結合器と複合器68、MTSOネッ トワーク、1つ以上のゲートウェイ送信変調器74、制御プロセッサ70の制御 の下にあるすべてのものとの間で符号化信号または復号化信号の送信を制御した り指示したりする役割を果たす。 復調器66とサーチャ受信器64からのディジタル信号出力は、この例では、 IとQのチャンネル信号の結合されたものから構成される。しかしながら、これ らの構成要素はディジタル化されたIとQチャンネル信号を変換後に分割するよ りは、むしろIチャンネルとQチャンネルをディジタル化する前に内部チャンネ ルを分割するように組み立てることができることは当業者には容易に理解できる 。この分割はデータを他の要素に送信するのに使用されるデータバスの性質を簡 単に変える。 送信側では、通信システム内で、MTSOからの信号、あるいは他の結合要素 からの信号はディジタルリンク72を使用使用している受信側加入者に送信する ために適当な送信変調器に連結される。送信変調器74は制御プロセッサ70の 制御の下で動作し、スペクトル拡散が目的の受信者へのデータ送信のためにデー タを変調し、結果信号を信号発信用に使用される送信電力を制御する役割を果た す送信電力コントローラ76に供給する。本送信変調器72の構造と操作に関し ては米国特許弟5,103,459号と5,309,474号に詳しく説明され ており、これらは本発明の譲受人に譲渡され、引用でここに組み込まれている。 送信電力コントローラ76の出力は、加算器78内で、同じキャリア信号のた めの信号を用意する他の送信変調回路/電力制御回路の出力を合計される。次に 加算器78の出力は必要な周波数に更に増幅するためにアナログ送信器80に送 られ、衛星中継器を通して加入者機器に放射するためにアンテナ82に出力され る。制御プロセッサ70はまたパイロット・チャンネル、同期チャンネル、無線 呼び出しチャンネルなどの信号の生成と電力を制御して他の信号と加算される前 に電力コントローラ76に結合させてアンテナ82に出力する。 図1で示すように、スペクトル拡散型の通信システムは直列擬似ノイズスペク トル拡散キャリアに基づいて1つの波形を使用する。すなわち、1つのベースバ ンドキャリアは必要な拡散効果を得るために周期Tsの擬似ノイズPN列を使用 して変調される。このPN列は周期Tcの一連の“チップ’から構成され、その チップは拡散されるベースバンド通信信号よりも高い周波数を持っていて、代表 的な周波数はおよそ9.6から19.2kbpsである。代表的なチップの周波 数は1.2288MHz位のもので、全体のバンド幅、必要なまたは可能な信号 干渉、それから当業者には明らかな信号強度や品質に関連する他の基準に従って 選ばれる。したがって、当業者には、割り当てられたスペクトルによって、また コスト制約と通信品質トレードオフの観点から、どれほどチップレートが変更で きるかがは明らかである。 パイロット列はシステム内で多数のパイロット信号をサポートするために位相 オフセットを使用して多くの異なった列が生成できるように充分長くなければな らない。1つの具体例では、送信された信号キャリアのための列長は2の15乗 すなわち32768チップに設定されている。結果の列は、異なるセルによって 送信されたパイロット信号の間で相互干渉を防ぐために必要な良い相互相関特性 と自動相関特性を持っている。同時に取得時間を最小にするためにできるだけ短 く列を保持することが求められる。未知のタイミングで、列の全長が正しいタイ ミングを決定するために探索されなければならない。列が長いほどまた列探索時 間は長くなる。しかしながら、列の長さが短くなればコード処理ゲインも干渉拒 否とともにおそらく、受け入れられないほどに短縮される。 以前に示したように、異なったゲートウェイすなわち基地局からの信号は、そ の近傍を基準とした各領域に基本パイロットコード列の異なった時間オフセット を供給することによって、区別される。そのオフセットすなわちシフトはパイロ ット信号の間で実質的に干渉がないことを確認するのに十分な大きさがなければ ならない。 基地局、すなわちゲートウェイから加入者へのリンクにおいて、スペクトルを 拡散するために使用されるバイナリ列が2つの異なるタイプの列から構成され、 それぞれは異なった特性を持ち異なった機能を提供する。1つの“外部”コード が異なる基地局により送信された信号間と複数パス信号間を区別するために使用 される。この外部コードは、セルの中のすべての信号すなわちビームによって一 般的に共用され、通常は比較的短いPN列になる。しかしながら、システム構成 によっては、1セットのPNコード列が個々のゲートウェイに割り当てられたり 、異なるPNコードが衛星中継器に使用される。個々のシステム設計で当業者に 公知であるによって、そのシステムで使用される直交外部コードの分布が指定さ れる。 次に、1つの内部コードが1つの領域内の異なるユーザー間や前方リンク上の 単一基地局やゲートウェイ、衛星ビームで送信されやユーザー信号間で区別する ために使用される。すなわち、個々の加入者機器は特定の有効なPNコード列を 使用することによって前方リンク上に供給されたそれ独自の直交チャンネルを持 っている。反対のリンク上では、ユーザー信号は完全には直交しないが、コード 記号を変調する方法によって区別される。次の受信と処理の間で信号ゲインを改 善するためにもう1つのレベルの”スクランブル”を供給するするのと同じよう に、付属の拡散コードが送信用データを準備する中で使用できることは当業者に は明らかである。 1組の長さがnのn直交バイナリ列が構築できるのは当業者には明らかである 。ここでnは2のべき乗である。これについては、S.W.Golomb等の著 でPrintice−Hall社出版の「宇宙利用でのディジタル通信」という 表 題のページ45−64の文献で解説されている。実際に、また多くの直交バイナ リ列がまた4の倍数で200以下の長さのほとんどの列に対しても分かっている 。比較的簡単に生成可能なそのような列の1つのクラスはウォルシュ関数と呼ば れ、Hadamard行列として知られている。 実際のフィールドに関してn次のウォルシュ関数行列は帰納的に次のように定 義できる: ここでWはWの論理補数で、W(n)=−W(n)でW(1)=1である。 したがって最初のいくつかのウォルシュ関数、すなわち2、4、と8の次元の ものは次のように表すことができる。 次に、ウォルシュ関数、すなわち列は単にウォルシュ関数行列の列の1つであ り、n次のウォルシュ関数はn列のSn(n)を含み、それぞれはnビットの長 さがある。またウォルシュコード列を形成する個々のビットはウォルシュチップ (Walsh chips)と呼ばれる。したがって、ウォルシュ関数Wi(n)は’n行列 ’のウォルシュ関数行列のi番目の列であり、nビットを持っている。例えば、 ウォルシュ関数W3(8)はS3(8)=1 1 -1 -1 1 1 -1 -1のよ うに示される。 実フィールドに関するn次のウォルシュ関数(他の直交関数と同じように)は 、その列が一時的に並べられるならば、1連のチップの中でn個のチップの間隔 に関して、その集合内のすべての異なる列Sn(n)間の相互相関が0にセット されるという特性を持っている。そのビット、すなわちチップのちょうど半分が すべての列ですべての他の列のビットと異なることを見ればこのことは容易に理 解される。もう一つの有用な特性は、1つの列が常にすべて1からなり、他の列 のすべては半分が1で他の半分は−1からなるということである。もう一つの特 性は、1つの列がすべて0であり、他の列は半分が1で残りの半分は0であると いうことである。 スペクトル拡散通信システムのための現在の標準では、ビームやセルの中で動 作しているすべての加入者すなわちユーザー機器は単一の’外部’PNコード位 相を共用する。すなわち、一般にパイロット信号や同期信号に与えられているよ うに、特定の周波数のユーザーのためのゲートウェイや基地局によって確立され た基本タイミングと位相は同じである。特定の受信者に一意になるように加入者 やユーザーの信号を区別することは、別個の直交拡散やスクランブル関数、ウォ ルシュ関数の個々のユーザーの信号への応用であり、また加入者チャンネルとも 呼ばれる。これは内部コードに対して外部PNコードを並べた位相を使用するも のである。 ウォルシュ関数すなわちコード列を使用する特定のスペクトル拡散通信システ ムでは、それぞれn個の値のn個の列を持つ既定の組みまたは列テーブルが異な るコード列を定義するために前もって設定される。現設計では、既定の64個の ウォルシュ関数として特別に構成され、それぞれの長さは64チップである。こ れらの関数はビーム、セル、あるいはセクターで使用されるキャリア信号の中で の64チャンネルすなわち加入者(マイナスパイロット、ページング、同期信号 )の直交性を確認するために使用される。高度な衛星ベースの中継器システムで サービスを提供できるユーザーの数を増やすために、ウォルシュ関数のサイズを 少なくとも128チップに増やすことが考えられる。 このようにして、W1(64)やW2(64)、W64(64)のようなウォルシュ関数のため のチップすなわちチップ2進数(0と1)が事前に定義され、通信システムの中 で使用するために順序づけられたセットの中に存在することになる。これらの関 数は、パイロット信号オフセットで明らかであるように、キャリア信号位相オフ セットがすでに個々のセルやビームの基本タイミング用に組み込まれているため に、ビームやセルで再利用が可能である。これらのタイプの情報の使用は、当業 者には明らかである。 いくつかの信号キャリア波形が通信システム10で使用可能である。この実例 では、正弦キャリア信号は1対のバイナリPN列で変調された4位相になってい る。この方法では、PN列が同じ列長の2つの異なるPN発生器によって生成さ れる。1つの列の2相がそのキャリア信号の同相チャンネル(Iチャンネル)を 変調して、他の列の2相がキャリア信号の1つの4相チャンネル(Qチャンネル )を変調する。その結果の信号は合わされて複合4相キャリア信号を形成する。 図3は、送信変調器74を組み込み、加入者機器をjとして、送信のためのデ ータDjを用意するための信号変調器の設計の1つの例である。図3に示されて いるように変調器74にはデータ符号器100とインターリーバ102とが含ま れている。直交コーディングや拡散に利用する前に、ここではウォルシュ関数を 使用して、個々の通信チャンネルによって運ばれたディジタルデータの信号が一 般に繰り返し符号化され、システムを低い信号ノイズ変換率と干渉率で動作させ るエラー検出や修正関数を供給するためにインターリーブされる。これによって 、送信用に処理されるデータ記号が出来上がる。 基礎となるデータは、PSTNあるいは他の加入者機器によって生成されたり 、MTSOから送信される声や他のタイプのアナログ信号である。このデータは 特定の既知のアナログ技術で処理され、前もって増幅されたりフィルタされ、そ れ からディジタル信号の形に変換される。また、符号化や繰り返し、インターリー ブのステップに使用される技術は当業者で公知であるものである。インターリー ブについての詳しい説明は、例えば、HowardW.Sams&Co.出版の 「データ通信、ネットワークとシステム」の343−352ページに記載されて いる。 その後、インターリーバ102からインターリーブされた記号は直交的に符号 化されたり、コード発生器104によって供給された直交コード列から構成され る。コード発生器104からのコードは論理素子106の記号データと乗算また は結合される。直交関数は一般に1.2288MHzの速度で計測される。同時 に、声やファクシミリ(FAX)、高速/低速データチャンネルを含んだ変動デ ータ率のシステムの例では、情報記号率は、例えば、おおよそ75Hzから76 ,800Hzまでの範囲で変化する。ウォルシュコードで満たされる前に、イン ターリーブされたデータは、乗算器106の入力で直列に結合されている2番目 の論理素子108で2進数PNu列と積が取られてもよい。一連のこの列は、1 つの長いPNコード発生器110の出力によって供給され、また、特に1.22 88MHzで速度で計測されて、それから19,200kbpsの速度を供給す るために10進化器111で10進化がなされる。一方、論理素子108は、P Nu列によって積算されている乗算器106からのデータといっしょに乗算器1 06の出力と直列に結合される。ウォルシュコードとPNu列は−1と1でなく 0と1から構成されるとき、加算器は排他的論理和のような論理素子で置き換え られる。 コード発生器110は個々の加入者機器によって、または加入者機器のために 生成された特定のPN列に対応する別々のPNコード列PNuを生成し、この目 的のために構成されている種々の既知素子を使用して作られる。PNu列はセキ ュリティまたはさらなる信号拡散のためにデータをスクランブルする。一方、非 線形暗号発生器が、データ暗号化標準(DES)を使用する暗号化装置のように 、必要に応じてPN発生器110の代わりに使用される。PNu列は指定した通 信メッセージの時間に対してだけ割り当てられるか、あるいは1つの加入者機器 に永久に割り当てられる。 送信回路はまた2つのPN発生器112と114を含む。これらは同相(I) と4相(Q)のチャンネルに対して異なる長さの短いPNIとPNQ列を生成す る。すべての加入者機器は同じPNIとPNQ列を使用するが、上述のように異 なる大きさで時間シフトやオフセットがなされる。一方、これらの発生器は適当 なインタフェース素子を使用していくつかの送信器間で共用することができる。 これらのコードのための生成回路の例が”POWER OF TWO LENG TH PSEUDO−NOISE SEQUENCE GENERATOR W ITH FAST OFFSET ADJUSTMENT”という表題で、19 93年7月13日発行の米国特許弟5,228,054号で開示されており、本 発明の譲受人に譲渡されている。 これらのPN発生器は,そのPN列に事前に決定されている時間オフセット遅 延を行うために、制御装置からのビームまたはセルID信号に対応する入力信号 に応答する。2つのPN発生器だけがPNIとPNQを生成するために示されて いるが、付属生成器(additional generators)も含めて多くの他のPN発生器も この発明によって実現できる。 乗算器106によって出力されたウォルシュ符号化記号データは、1対の乗算 器116と118を使用することによってなされるように、PNIとPNQコー ド列によって積算される。それからその結果得られた信号は、単一の通信信号に 加算され、パイロットと加算され、そしてビームやセルのために他のデータ信号 といっしょにキャリア信号をセットアップされる4つの正弦対を2相変調するこ とによって、通常RFキャリア上で変調される。加算は、特定のビームやセルの 中のチャンネルと関連したPN列による積算の前後で、例えばIFやベースバン ド周波数での処理におけるいくつかの異なるポイントで行われる。その結果の信 号はそれからゲートウェイのアンテナによってバンドパスフィルタされ、最後の RF周波数に変換され、増幅されて、フィルタされそして放射される。上述のよ うにフィルタリング、増幅、変換、それと変調の操作の順序は入れ替えても構わ ない。この種の送信装置の操作についての追加説明は”SYSTEM AND METHOD FOR GENERATING SIGNAL WAVEFOR MS IN A CDMA CELLULAR TELEPHONE”という表 題の、特許弟5,103,459号に記載され、本発明の譲受人に譲渡され、引 用でここに組み込まれている。 図3に示されている変調器の設計はほとんどの通信システムで満足されるもの であるが、これは信号を変調したり、符号化するための基本的な方法である。当 業者はそのような変調設計に使用して、前述のような内部ビームや内部セルを提 供するためにウォルシュコードを容易に効果的に利用する。しかしながら、一般 に図3の装置ではパイロット信号を使用して信号受信機で干渉性の復調を行うこ とが必要である。パイロット信号を使わないと、図3に示された方法では受信器 をロックして多くのアプリケーションでデータ信号フレームを追跡するための十 分な記号エネルギーが供給されない。 一方、申請者には複数の直交コード列が非干渉信号処理のための追加信号処理 ゲインを得るために個々のデータ信号を変調するのに利用できることが分かる。 申請者には、Mコード列(ここで、M=2klでKは整数で、Lは下記の1つの 要素である)がMに関する(-ary)ウォルシュ シフトキーと呼ばれるMに関する (-ary)変調方式を提供するために使用できることが分かる。このキー入力によっ て、エラー効率が干渉復調技術のそれに近づくように受け取られている変調記号 のエネルギーが増加する。下記は低次元のM=2、4、16の変調レベルの値の 例である。”カバー”コードのより一般的な使用と互換性を保つために、上の表 記法のkの値は0にセットされる(及びL=1)。その結果はMの値は1になり 1に関する(-ary)または単一コード列変調となる。 ウォルシュ関数(または他の直交関数)の対して上述の直交性特性を利用して 、複数のウォルシュ関数すなわちコード列W1、W2、…WnはMに関する(-ary) 直交列またはM直交変調記号を生成するのに利用できる。例えば、2つのn長ウ ォルシュ関数Wi(n)とWj(n)は次の形のnウォルシュチップでバイナリす なわち2に関する(-ary)直交列Snを生成できる: S1(n)=Wi(n) S2(n)=Wj(n) i≠j ここでiとjは事前に定義されているウォルシュ行列の特定の列を指す。すべ ての変調記号は長さnのチップのウォルシュ関数である。例えば、上記例のマト リックスからそれらの列を使って、n=8、i=3、j=4とするとその結果の 列S1(8)とS2(8)は; S1(8)=1 1 -1 -1 1 1 -1 -1 及び S2(8)=1 -1 -1 1 1 -1 -1 1となる。 このような2つの列は選択可能な写像方式にしたがって符号化データを変調す るのに使用される。エンコーダあるいはインターリーバからの記号は2つの別個 のウォルシュ関数の内の定義済みの一対またはサブセットによって作られた2つ の直交変調記号に写像される。これは、その入力記号の状態またはバイナリー値 に応じて適当なコード列S1やS2を選ぶことによってなされる。すなわち、バイ ナリー値0は1つの列、例えばS1を選択し、他のバイナリー値1は他の列、S2 を選択する。それからこれらの列は、以前のPNiやPNQの拡散列の利用のた めの変調記号のように、その後の信号処理の段階に渡される。 前方リンク上の2に関する(-ary)変調を使用する送信のためにユーザーデータ を用意するのに有用な変調器の1つの具体例が図4に示されている。図4で、デ ータは、以前のように、スクランブルや乗算器120の電力制御要素で積算され る前にエンコーダ100とインターリーバ102によって処理される。スクラン ブル要因は、以前に説明されたPNu列であり、電力制御の要因は、データのデ ィジタル化と符号化段階で引き起こされたエネルギー変動を補償するために特に 使用されるビットパターンである。 乗算器120の出力はコード写像器(code mapper)すなわち変調記号選択器1 24に渡されて、そこで符号化されたインターリーブ記号データは変調記号に写 像される。この変調写像に使用された直交列は2つの適当に構成された発生器1 26と128に生成される。これらの発生器は、上記の米国特許番号5,228 ,054で開示されている装置や当業者に公知である技術と回路素子を使って組 み立てられる。これらのコード発生器は別々の構成物として示されているが、こ れは図の中で区別するためだけのもので、当業者には容易に明らかなように、そ れらは変調記号選択器124の一部をなすものである。 直交コードは、必要な関数のために選択されたインデックス値または入力変数 にしたがって、必要に応じて生成できる。他方必要な関数は、制御プロセッサで 割り当てられるように、通信システムで使用される一連の関数リストの形で提供 され、そこから必要に応じて、いくつかの関数が選択される。コード発生器は、 同期信号やページング信号で供給される情報を用いるように、動的にプログラム される。その結果、コード列は加入者機器が新しい通信チャンネルを使用するた びに変更され、必要に応じて、それらの列は永久に割り当てられたりする。また 、2つの発生器は同時に別のコードを生成するのに使用できたり、1つのコード 発生器が異なる時間に、それぞれの記号間隔で、そのデータ記号のバイナリー値 に応じてに、2つの異なるコードを供給するために使用することができる。 選択器124 は複数のシーケンスを受信してから、シンボルが「0」のとき発生 器126 から一個のシーケンスを、またシンボルが「1」のとき発生器128 から交 直シーケンスを作り出す。変調シンボル選択器124 は、当業者なら公知の多様な 回路要素と論理要素を使用して、単に「0」あるいは「1」が入力として受信さ れたとき特定のシーケンスの出力可能であるように構成されている。一個あるい はそれ以上の符号発生器による交直の複数のシーケンス出力は、単に、これに限 定されるわけではないが、直列に接続されているトランジスタあるいは論理ゲー トのような電子スイッチ要素を作動させることで選択することができる。あるい はその代わりに、複数のシーケンスは、変調シンボル選択器124 の一部を形成し ている局所的レジスタあるいはメモリ要素に使用するために保存できる。 上記の技術は、下記の形式を持つ4要素一組の2nの長さの交直シーケンスの細 片に延長できる: このレベルの変調に於いては、各変調シンボルは、2個の直列のn 長のシーケ ンスから成る2n細片の一個のシーケンスである下位2階層の交直関数の連鎖であ る。各変調シンボルは、通常通信システムの中で使用されるn 長交直、ウォルシ ュ関数上に構成され、また加入者がより長い変調シンボルを使用していると否と を問わず、加入者の信号の中で交直性を維持する。 4に関する(-ary)構成の中で、2データ・シンボルは、変調シンボルとしての 出力に対する与えられた符号シーケンスあるいはウォルシュ関数の一組を選択す るために使用される。変調シンボルに対する入力データ・シンボル一つの可能な マッピングは下記表Iに示されている通りである。技術を熟知している当業者で あれば、本発明の教示の範囲で、変換戦略を実行するために使用される特定の通 信システム設計と回路に応じて、他の配列関数が使用可能であることが直ちに理 解できる。 この取り組みは更に、4個の交直関数Wi(n)、Wj(n)、Wk(n)、Wp(n)を割当 てて、下記の形式に従うことで、4n長の細片の16個一組の交直シーケンスを構成 するところまで延長できる: x=i,j,k,p,またi ≠j ≠k ≠p であるとして、次のシーケンスが得られる: 上記のWi(8)に対する例を使用して、これは次のようになるはずである: 16に関する(-ary)変調レベルに於て、各変調シンボルは、直列の4n長シーケン スから成る4n細片の長さのシーケンスである、4 個の下位交直関数の連鎖である 。16個一組の構成に於いては、4 データシンボルは、与えられた符号シーケンス あるいは出力に対するウォルシュ関数の一組選択するのに使用される。入力シン ボルの転換の例の一つは下記表IIに示されている。ここでもまた、技術を熟知し ている当業者であれば、本発明の教示の範囲で、他の変換戦略が使用可能である ことが直ちに理解できる。 及びW(1)=1 4 に関する(-ary)変調技術は、図4 と図5 に示されている通り変調器の変更を 使用して実行することができる。図5 では、データは前と同様に、スクランブル と力率が乗算器120 の中で掛け合わされる前に、符号化装置100 とインターリー バ102 により処理される。乗算器120 の出力は、また交直符号あるいは、符号化 されたインターリーブされたシンボルデータが希望する変調シンボルに転換され る変調シンボル選択器、ここでは130 に転送される。乗算器の出力側にある2進 シンボルは、一つのシンボルに転換された2 ビットの’ベクトル’にグループ化 される。この転換(mapping)は変調シンボルの指数の2進表示に基づいて起こる 。即ち、各変調シンボルは、4 個を一組とする変調に対して対応する’00’から ’11’までの4 個の指数値あるいは指定の一つを持っており、またデータ・シン ボルの2 進値は、この指数値を選択するのに使用される。 変調転換のために使用される交直シーケンスは、各々選択器130 に接続されて いる出力口を持っている発生器126 と128 により与えられる。選択器は、必要に 応じて、それが受信する各シーケンスの論理的補数を与えるために、入力シーケ ンスを演算するように構成させたり、あるいは符号発生器126 、128 から希望す る補足シーケンスあるいはそれ等に対する補完関数の何れかを与えるために、12 6'と128'の符号が付けられた断続線で囲まれた二番目のシリーズの発生器を使用 することができる。 4 に関する(-ary)変調を行うために、変調シンボル選択器130 は下位符号シー ケンスを受信してから、入力シンボルの一組が一組の数値を持ったとき、発生器 126 、あるいは、’00’あるいは’01のような、論理的補数から受信された符号 から成る一つの(上位の)より長いシーケンスと、また、一組の入力シンボルが 、’10’あるいは’11’のような、その他の数値の一組を持ったとき、発生器12 8 から受信された符号あるはその論理的補数から成る異なる長いシーケンスを発 信する。二つの符号化されたシンボルを使用できるようにするために、選択処理 に対して、2 ビットのベクトル1対L(1:L )デマルチプレクサ132 が選択器13 0 に直列に接続される。Lの数値は4 に関する(-ary)変調に対して2に等しく設 定される。 選択器130 は、各シンボルの入力パターンに対応して特定の変調シンボルを発 信させることができる熟知している当業者により公知になっている各種の回路と 論理要素を使用して構成されている。各符号発生器による交直符号シーケンスの 出力は、これに限られるわけではないが、直列に各出力側と接続されているトラ ンジスタあるいは論理ゲートのような一連の電子スイッチ要素を作動させること が単に選択されることが可能である。あるいはその代わりに、該シーケンスは、 一度これ等が作られたら、変調シンボル選択器130 の一部を構成する局部的レジ スタあるはメモリ要素で使用されるために保存することができる。前と同様に、 シーケンス発生器は、ゲートウエイ制御処理装置からの情報を使用して希望通り に、動的にプログラムすることが可能である。 特定の入力シンボルに対応する後での再呼び出しのために論理的補数、を含む 、予め選択された符号シーケンスを保存するために、一個あるいはそれ以上のサ ーチャテーブルあるいは同様のメモリ構造を使用することができる。これに限定 されるわけではないが、このようなサーチャテーブルを実行するために、ランダ ム・アクセスと読み取り専門メモリとプログラム可能な論理アレーのような公知 の装置が使用可能である。この構成の中で、サーチャテーブルは、テーブルの中 の特定の変調シンボルエントリーに対するアドレスあるいはインデックス・ポイ ンターとして2進シンボルベクトルを使用してシンボルデータにより一般的に直 接 アクセスされる。変調シンボル出力は入力値により自動的に選択される。このタ イプのような単独回路要素は変調シンボル選択器130 、と発生器126 と128 の結 合された関数を実行するのに使用することができる。符号シーケンス選択器は、 4個の入力値(M)が入手可能な128 からシーケンスのセットを選択できるよう にするために、シンボル値で指定されているインデックス・アドレスに対してオ フセットを反復増分したり加算することができる。この増分は、ゲートウエイ制 御処理装置からのコマンドを使用して設定したり選択したりすることができる。 16に関する(-ary)変調を使用する加入者の信号を準備するための便利な変調器 の部分の実行は図6 に示されている。データは、ここでもスクランブルと力率が 乗算器120 の中で掛け合わされる前に、符号化装置100 とインターリーバ102 に より処理される。乗算器120 の出力はそれから1:L デマルチプレクサにより交直 符号あるいは、符号化された挟み込まれたシンボルデータが変調シンボルに転換 される変調シンボル選択器に転送される。この構成の中で、乗算器の出力側にあ る2進シンボルは、一つのシンボルに転換された4 ビットの’ベクトル’にグル ープ化されてから、変調シンボルの指数の2進表示に基づく一個の変調シンボル に転換される。 この装置の中で、変調変換のために使用される交直シーケンスは、符号選択器 134 に接続された出力を持つ、一連の4個の適切に構成された交直コード発生器 126 、128 、136 と138 により作られる。選択器は、各シーケンスの論理的補数 を作るために入力シーケンスを演算したり、あるいは補足出力あるいは補数関数 の何れかを作り出す、二番目の一連の発生器(126'、128'、136'と138')を使用 することができる。使用されている回路によっては、これは採算が良くまた別個 、補足シーケンスを作るための追加シーケンス発生器を使用するための速度を上 げる。 16に関する(-ary)変調を実行するために、選択器134 は、下位n 長の符号シー ケンスを受信し、4個一組のシンボルが、’0000’あるいは’0010’のような一 組の予め指定されている一組の数値を取り込んだとき発生器126 、あるいはその 論理的補数から受信されたシーケンスから成る4n長のシーケンスを作り出す。選 択器134 は、入力信号の一組が、’0100’あるいは’0011’のような他の一組の 数値を持ったとき、発生器128 、あるいはその論理的補数から受信されたシーケ ンスから成る異なる4n長の交直シーケンス、一組の入力シンボルがまだ’1001’ あるいは’1010’のようなもう一つの数値の一組を持っているとき、発生器136 、あるいはその論理的補数から受信されたシーケンスから成るもう一つの4n長の 交直シーケンス、なおかつ、一組の入力シンボルがなお、’1100’あるいは’11 11’のような、もう一つの一組の数値を持っているとき、発生器138 あるいはそ の論理的補数から受信されたシーケンスから成るもう一つの4n長の交直シーケン スを作り出す。符号化されたデータ・シンボルを選択処理のために使用できるよ うにするために、直列に変調シンボル選択器134 に接続されているデマルチプレ クサ132'はLに対して4の数値を使用する。 上記の通り、変調シンボル選択器134 は、熟知している当業者にとって公知の 、各データシンボル出力パターンに対応して特定の変調シンボルを作り出すこと ができる各種の回路と論理要素を使用して構成されている。各発生器による交直 シーケンスの出力は、これに限られるわけではないが、各出力に直列に接続され ているトランジスタあるいは論理ゲートのような、一連の電子スイッチ要素を作 動させることで選択することができる。あるはその代わりに、シーケンスは、一 度作られたら使用するために、選択器134 の一部を形成する局部レジスタあるい はメモリ要素の中に保存することができる。通信システム10の特定のロムあるい はプログラム可能な論理アレイは、希望に応じてハードウエア転換エレメントと して使用できる。サーチャテーブルあるいは同様の記憶構造はまた上記で解説さ れている通り、特定の入力シンボルに対応して後で呼び出すための論理的補数を 含む、予め選択されている関数あるいは符号シーケンスを保存するために変調シ ンボル選択器134 の一部として使用できる。 上記の変調器の何れかの中で、より短い長さのn 細片長符号の倍数である変調 シンボルを使用することはより小さい長さの関数あるいは符号シーケンスが、よ り大きな2n- と4n細片長シーケンスを形成するために一般的に選択器134 の中に あるレジスタあるいはメモリ要素の中に蓄積されることを意味する。これ等のシ ーケンスはそこで特定配列要求として使用可能となる。このより大きなシーケン スのための’構成’方法で通信システム10、ゲートウエイと加入者装置を使用さ れる交直関数のタイプの面で非常に弾力的に保つことができるので、処理装置70 の管理下で、希望する変調配列のタイプに従って、n 、2n、あるいは4n長シーケ ンスが入手可能となる。シーケンス発生器は希望するとおりに作動させたりある いはさせなかったりすることができ、またユーザーの特定の受信トラブルと取り 組むために、異なるユーザーは異なる長さのシーケンスを受信することができる 。 最も長いシーケンスが一般的に好ましいことであるが、一方ゲートウエイから のコマンド情報は、シーケンスの長さがその通信システムで望ましい加入者の装 置に命令することができるか、あるいは予め選択された最初に選ばれる符号シー ケンス長あるいは復調に使用される実際の符号シーケンスは検索のために加入者 の装置の中に予め保存し、非同期復調を希望するとき使用することができる。 一般的に、出願者は、M=2k・Lとして、符号長L・nウォルシュ細片に及 んでいる変調シンボルのために2k交直あるいはウォルシュ関数(k は整数)を 割り当てることで、Mに関する(-ary)変調が達成されることを発見した。更に、 各変調シンボルEs のエネルギーは、下記の関係式に基づく符号レートr と情報 ビットEb毎のエネルギーから各変調シンボルEsのエネルギーを決定することがで きる: Es=r・L・Eb (1) 如何なる端末あるいは加入者の装置も、受信された変調シンボルに対するエネ ルギー値あるいはエネルギーを引き出す前に、受信された信号をL・n符号細片 の時間の間隔にわたって統合しなければならない。従って、変調レベルあるいは 行列階数M を増大させることで、L値は大きくなり、各変調シンボルEs のエネ ルギーは増大するので、受信された信号追跡過程で誤り動作が減少する。例えば 16に関する(-ary)変調に増大すれば(M=16、2k=4 、L=4)、各変調シンボ ルのエネルギーEs は4の係数で増大し、これはシーケンスの長さの増大となる 。この追加されたエネルギーで、加入者の装置の受信機の通信信号の位相の追跡 段階での、同調復調技術を追求している性能を向上させることができる。 上記の変調配列の弾力性と全体的な利点は、通信システム10の加入者の装置あ るいはユーザーの端末で容易に実施できる非同調信号復調器に対する一例として の形態を検証することで更に理解することができる。三つの主な構成を、非同期 復調を支援する図7-9 を引用して下記の通り解説する。これ等の構成は、非同期 復調を使用するかあるいは非同期と同期復調を使用する、1本のフィンガあるい は複数のフィンガの受信機の何れかに分類することができる。 これ等の受信機の動作の図示と解説を明解にするために、他のものも使用可能 ではあるが、16に関する(-ary)変調配列を想定する。更に、単一信号パスが図示 されているが、しかしIとQパスあるいはチャンネル信号は一般的に平行パスに 沿って別個に処理される。従って、図7-9 に図示されている信号処理要素は、交 直関数源に対するような一部の時割形態が使用されない限り、実質的に同じであ る。同時に、アナコンバータログ信号受信と処理段階と関連するアナログ/デジ タル変換要素(A/D コンバタ)は図示されていない。これ等の要素の動作と使用 は当業者により熟知されている公知の技術でありまた上記に引用されている米国 特許5,103,459 に解説されている。 一例としての非同期信号復調のみを使用する一本のフィンガの通信信号受信機 は図7 でブロック図で示されている。図7 の中で、デジタル・データ受信機140 は三つの主な機能ブロックありは信号復調のための一組の構成部品を使用して示 されている。最初の構成部品の一組は、N=2kであり、二番がM組の復調器144 であり、三番目が二重最大計測(DMM)発生器146 である、相関器142 あるいは 142A-142N の2kが連続しているか積み重なったものである。 相関器142 の関数は、変調シンボル時間、ここではT ウォルシュ、毎に、受信 信号を2k交直、ウォルシュ関数と相関関係になるはずである。変調シンボル時 間は、使用されている交直関数の長さと、また上記に解説されている多重交直関 数長変調シーケンスに対する係数’L’に基づいて通信システムの中で予め設定 されている。復調器142 (2K)の中で使用されている相関器142 は、変調シン ボルを生成するのに使用されている関数の数で決定される。16に関する(-ary)変 調の場合、この数は四(k =2)である。従って相関関係動作は4個の相関器の 積み重ねで実行される。しかし、k が非常に大きいとき、例えば4以上のとき、 相関関係動作は、シンボル符号を変調符号間隔に直接転換することで利得効率を 上げるために単独FHT装置により実行させることができる。同時に、下記に述 べられている通り、相関器の役割の分担は動的にすることができるので、信号処 理のために、Mが大きいときにより多数の、またMが小さいときはより小数の相 関装置にすることができ、システムに多大の柔軟性を持たせることができる。 各相関器142(142a、142c、142d)に対する相関関係を持つ受信された信号出 力R は、N・Twalsh時間に於て、下記の式で各ウォルシュ関数Wiと関連して容 易に定義付けることができる。 ここで,Wi=(Wi1,Wi2,………Win)は、n ウォルシュ細片から成り、 またTwalsh=nTchipの時間を持つ、i 番目のウォルシュ関数を示し;またR (.)が時間(.)に於て、細片波形に適合するフィルターからの複素出力関数 を示す。従って、Rw(N)はウォルシュ関数Wiを応用した相関器の複素出力で ある。 非同期復調に対しては、加入者の装置あるいはユーザーの端末は相関器142a-n を経由して受信信号を処理し、2Kウォルシュ関数に対するIとQ変調シンボル 値を保存する。ここでは各時間間隔TwalshT にわたって4である。それからL ・Twalsh秒後(ここではL=4)、あるいは適切な装置の時間後、保存された数 値は、各変調シンボルに対する受信されたエネルギーを算定するかあるいは決定 するM組の復調器144 により演算される。受信されたエネルギーは、適切な時間 の間隔の間、復調シンボルi =1 、...、Mが送信されたという仮定に基づいて 算定される。IとQ変調シンボルは相関器142 、復調器144 の保存部分、あるい はRAM 、ラッチ、あるいはレジスタ等のような他の公知の保存要素の中に蓄積さ れ保存されることができる。 この取り組みの中で、シンボルエネルギーは次の関係式に基づいて確立するこ とができる: ここで,二に関する(-ary)変調に対してi ≠j 。 ここで,四に関する(-ary)変調と16に関する(-ary)変調に対してi ≠j 。 ここで,x ∈i 、j 、k 、p 及び i ≠j ≠k ≠p 。 −般的な場合、相関器の積み重ねあるいはFHT装置からのL連続出力は2k ・L=M復調シンボルに対するエネルギーを確立するのに使用される。上記で説 明されている通り、元の符号化された/差し込まれたデータ送信は予め設定され た符号シンボルビットの一組を変調シンボルに転換する。それから受信のために 、変調シンボルあるいは指数は予め設定された一組の符号シンボルビットに転換 される。16個一組の変調の場合、これは復調器144 により復調シンボルが4個の 符号シンボルビットに転換されることを意味する。 M個一組の復調器144 の出力側に於いて最大のエネルギーを持つ変調シンボル の指数がT であれば: 復調器144 により作られる最大変調シンボルエネルギーTに関連する符号シン ボルビットは受信機の復号装置の使用にとってハードの決定ビット(インターリ ーブを復帰した後の)であると見なすことができる。図7の構成の中で、複合最 大計測(DMM)発生器146 は、’1’あるいは’0’であるときの各符号シン ボルビットに関連する最大エネルギーの間の差を計算してから、これ等のエネル ギーの差からQビットの量子化されたソフトの決定を作り出す。各変調シンボル は四つのデータ・シンボルを作り出すので、DMM発生器144 の出力は受信され た各々の変調シンボルに対して四つのQビットのソフトの決定である。DMM発 生器の追加説明は、本発明と同じ譲受人に譲渡されておりまた引用で本出願に組 み込まれている、出願中の米国特許出願番号08/083,110の名称「複合最大計測生 成方法を使用する非同期受信機」に掲載されている。 DMM発生器146 は並列でも直列モードの作動でも実行できる。これは復調器 144 からの全てのシンボルビットが平行する処理パスに沿って実質的に同時に処 理されるか、あるいは各シンボルが単独の処理パスに沿って一度に処理されるか の何れかである。計測計算結果を出して最終的なソフトの決定データを作り出す ために、直列の取り組みの付加時間が必要である。並行取り組みの利点は全ての ソフトの決定が最後のビットの処理時間間隔の終わりに準備されており、またこ れ等の機能に対する制御論理が比較的簡単であることであるが、しかし、一般的 に対応する直列取り組みに必要なものより大きな容量の追加の回路要素を必要と する。しかし、直列取り組みは、より小さい回路領域あるいは体積の必要条件と 、またソフト決定を作り出すのに要する付加時間が如何なる制限をも作り出さな いという事実のために、一部の演算のために選択される可能性がある。 最大変調シンボルエネルギーと復調器144 によるその関連する指数出力は、メ モリ要素あるいはラッチと保持回路のようなものを使用して蓄積される。多重最 大計測は、記憶場所その他各最大符号シンボルビットの補数に関連するこれ等の エネルギーからの読み取り等により、DMM発生器146 に入力することで作り出 される。16に関する(-ary)の変調に対する4個の符号−シンボルビットとまた各 符号シンボルビットの補数に対する4個の最大変調シンボルエネルギーを作り出 す各最大指数ビット(符号−シンボルビット)の補数に対するlog2(L)最大変 調シンボルエネルギーがある。符号シンボルビットの補数に関連する最大エネル ギーは補完符号シンボルエネルギーと呼ばれる。 ソフト決定は、144 復調器から蓄積された最大変調シンボルエネルギーと各補 足符号シンボルエネルギーとの差を取り込んでここでDMM146 で作られる。そ れから、結果として生まれた差の数値は、差を作るのに使用された’エネルギー の一組’に対する最大符号数値シンボルビットの数値によって逆転される,ある いはされない。これにより、これに限定されるわけではないが、ビタビ(Viterbi )復号装置のような通常復号装置が続く一本のフィンガの受信機の場合後でイン ターリーブ復帰装置に直接転送されるDMM 146からソフト決定計測出力が作り 出される。 一つの例としての非同期信号復調のみを使用する複数のフィンガの通信信号受 信機は図8 のなかのブロック図の中に示されている。この実施例では、16に関す る(-ary)変調がここでも想定されており、受信機は、異なる通信パスからのユー ザーの信号を復調するための少なくとも2個のフィンガを使用する。このアーキ テクチャあるいは、異なる衛星ビームのような異なるパスを使用する転送される 信号の処理を行うために構成は異なる交直関数の異なるフィンガに対する割当を 支援する。 スペクトラム拡散通信システム10の中で、多重パスを使用して得られる空間ダ イバーシティーは利点として活用される。ユーザーの端末あるいは加入者の装置 と交信するために衛星反復装置を使用するとき、一つの衛星からの異なる周波数 あるいは局性モードを持つ重なっているビームが必要なダイバシティーを作らな いので、多重衛星が使用される。多重通信リンク手段を確立するために二つある いはそれ以上の衛星を使用することは、各パスあるいはリンクに対する少なくと も一個の各加入者の装置に対して多重ウォルシュ符号シーケンスが使用されるこ とを意味する。一部のシステムでは、追加の復調と別個の回路を必要とする可能 性がある衛星自体が自分のPNシーケンスを持つことができる。 本発明を利用して、通信システム10の中のゲートウエーは、ビームA を使用す るシステム・ユーザーあるいは信号受信装置への送信のための一組の交直関数と 、またビームBを使用する同じシステムへの送信のためのもう一つの関数の一組 を割り当てることができる。双方の信号は適切に、実質的に同時に処理されるこ とが可能である。同時に、交直関数の各一組は、二つのビーム間の異なる長さの 変調シンボルを作るのに使用できる。 図8 の中で、信号復調のための四つの主な機能ブロックあるいは一組の構成部 品を使用するデジタル受信機150が示されている。最初の構成部品のセットは、 N=2k、二番目が2個のMに関する(-ary)復調器154Aと154B、三番目がエネル ギー結合装置156 と、四番目が多重最大計測(DMM)発生器158 である、相関 器152Aと152Bの二つの直列あるいは積み重ねである。 受信機150 は受信信号を、また上記で解説されている通り通信システムの中で 予め設定された変調シンボル時間Twalsh毎に2K直交、ウォルシュ,関数で各受 信信号と相関関係を持つ相関器152Aと152Bに転送する。受信機150(2K)の各フ ィンガで使用される相関器152 の数は、前記と同様に変調シンボルを生成するの に使用される関数の数で決定される。16に関する(-ary)変調の場合、この数は4 である。従って、相関関係演算は各4個の相関器の2個の積み重ねで実行される 。しかし、k が非常に大きいときは、相関関係演算は利得を高めるために複数の FHT装置の実行により可能である。 この構成の中で、加入者の装置は一組の相関器152 各々を経由して受信信号を 処理してから、結果として生まれた2Kウォルシュ関数IとQ変調シンボル値を 時間間隔Twalsh毎にわたって保存する。L・TWalsh秒の後で、各フィンガの中 の各信号に保存された数値は、変調シンボルが適切な時間間隔で受信されたとい う仮定に基づいて受信されたシンボルエネルギーを算定して決定するMに関する (-ary)復調器154Aあるいは154Bのの一つで演算される。IとQチャンネル変調シ ンボルは相関器152 、復調器154 、これに限定されるわけではないが、あるいは RAM 、ラッチあるいはレジスタのような他の公知の保存要素の中に蓄積したり保 存したりすることができる。 図7 に関連して説明されている通り、フィンガ1 と2 の中の復調器154Aと154B の出力は16の変調シンボルと対応する16のエネルギー値から成る。例えば、エネ ルギー値{E1(1)、....Et(1)、....E16(1)}はフィンガ1 からの出力である のに対して、エネルギー値{E1(2)、....Et(2)、....E16(2)}はフィンガ2 からの出力である。双方の復調器154A、154Bからの出力は、そこで一つのエネル ギー結合装置156 の中で論理的に結合されるか合計される。 エネルギー結合装置156 は、対応する二つ一組の方法で各関連変調シンボル指 数に対するエネルギーを合計してから、各変調シンボルに対する16の結合された エネルギーの結果を出す。この構成の中で中間の結果が保存されているメモリを 使用してから、出力の時間を移動させて、如何なる希望する偏位修復演算を実行 できることに留意すること。 最終の結合あるいは合計処理の結果は、Et=Et(1)+Et(2)により与 えられた指数Tの各変調シンボルと関連する結合されたエネルギーである。一部 の結合の中で、変化する受信品質あるは信号間の減衰を収容するためにエネルギ ー値が希望通り結合される前に加重されている可能性がある。エネルギー結合装 置156 からの結合された数値はここで上記の図7 で説明されている通り多重最大 計測を作り出すDMM発生器158 に転送される。計測数値は、前と同様にここで インターリーブ復帰装置と復号装置に転送される。 同期復調と非同期復調の双方に対する多重フィンガを使用する一つの例として の受信機は図9 のブロック図の形式で示されている。図9 の中で、この傾斜受信 機形態を構築する使用される’i’フィンガがある。ここでは、また16に関する (-ary)変調形式が、また少なくとも4本のフィンガ使用されている受信機、2個 の非同期復調の実行と2個の同期復調の実行が想定されている。同期復調のため に使用される上の2本のフィンガ、i =1 、2 と、非同期復調のために使用され る他方下の2本のi =3 、4 が示されている。しかし、このような配設は図示の 目的のためだけであり、またフィンガの同期/非同期の特性は、他の一部の復調 戦略に基づき交互になるかあるいはグループ化される。公知の技術を熟知してい る当業者は、他の組合せあるいは非同期と同期復調回路あるいいはフィンガを使 用できることと、また左右対照あるいは同じ数のフィンガを各復調モードに割り 当てる必要がないことは直ちに理解できる。 図9 の中で、デジタル・データ受信機160 は、信号復調のための7個の主な機 能ブロックを使用あるいは構成部品の幾組みかが示されている。最初の構成部品 は各2K相関器の2列の積み重ね162 と164 、二番目のものは2個のM 一組の復調 器166Aと166B、三番目はエネルギー結合装置168 、四番目は多重最大計測(DMM )発生器170 、五番目は2個の復調器172 と174 、六番目は増幅結合装置176 と 、七番目は合成計測発生器(CMG)178 である。 上記で解説されている通り、非同期信号復調に対して、受信機160 は受信信号 を、また変調シンボル時間Twalsh毎に受信信号を2k交直関数と相関関係を持た せる受信機フィンガ3 と4 (i =3 、4)の中の相関器162 と164 に転送する。 各処理フィンガの中で使用される相関器の数は、前と同様に、ここでは4個の、 変調シンボルを生成するのに使用される関数の数により決定される。従って、こ の相関関係演算は4個の相関器毎に2個の積み重ねにより、k が適切な大きさの とき、利得を高めるために使用される2個のFHT装置で実行される。 図9 で見られるように、加入者の装置のデジタル受信機部分は、相関器162 と164の2組の各々を経由して受信信号の各々を処理してから、 各時間間隔 TwalshT にわたって、結果として生まれた2kウォルシュ関数に対するIとQ変 調シンボル値を保存する。L・Twalsh秒後、各フィンガの中の各信号に対する 保存された数値は、受信されたエネルギーを算出して決定するMに関する(-ary) 復調器166Aあるいは166Bの一つで演算される。各フィンガ1-4 の中の復調器166A あるいは166Bの出力は、図7 に関連して説明されている通り16個の変調シンボ ルに対応する16個のエネルギー値である。一つの例として、エネルギー値{E1( 1)、....Et(1)、....E16(1)}はフィンガ3 からの出力であるのに対して、エ ネルギー値{E1(2)、....Et(2)、....E16(2)}はフィンガ4 からの出力であ る。 復調器166Aと166Bからの出力は、そこで一つのエネルギー結合装置168 の中で 論理的に結合されるか合計される。エネルギー結合装置1686は、対応する二つ一 組の方法で各関連変調シンボル指数に対するエネルギーを合計してから、各変調 シンボルに対する16の結合されたエネルギーの結果を出す。前記と同様に、希望 通り、結合される前に加重されている可能性がある。DMM 発生器170 はここで結 合されたエネルギーを受信してから、上記の図7 に関連して説明されている通り 多重最大計測を作り出す。 同時に、同期信号変調に対して、受信機160 は受信された信号を、特定の交直 符号と相関関係となっている、受信機フィンガ1 と2(i =1 、2)の中の2個の 同期信号復調器172 と174 に転送する。ここでは、符号は知られていないが。通 信信号の基本的タイミングと位相は知られているので、一般的に、計測を数式化 したり信号を追跡したりするために多重符号シーケンスの可能性にわたって復調 する必要はない。 同調信号処理の中で、復調器172 と174 の各々は、単独の符号シーケンス、位 相回転装置と増幅結合装置応用するために単独の相関器を使用しており、市販さ れている特定用途向けIC(ASIC)構成部品を使用することで比較的在来の同期符 号分割多元接続(CDMA)を実行することができる。このような復調要素ののこれ 以上の解説は、本発明の譲受人に譲渡されている、名称が「CDMAセルラ携帯電話 システムの信号波形を生成するためのシステムと方法」の米国特許5,309,474 に 掲載されている。 受信機160 の中の同期信号処理フィンガの各々の出力は、ウォルシュ関数ある いはこのユーザーに割り当てられた符号シーケンスのカバーを使用する受信され た信号A に対する振幅A である。各同期復調器のフィンガi 、i =1 、2 による 増幅出力はここではA1の符号が付けられている。一般的に、ユーザー端末が送信 を異なる各々の交直ウォルシュ関数を使用する通信システム内の異なるビームか ら受信できるので、各フィンガは、特定の衛星ビーム上で受信機ユーザーに割り 当てられた拡散スペクトラム信号あるはチャンネルを変調する。 復調器172 と174 の各増幅Ai出力は振幅結合装置176 の中で結合される。振幅 結合装置176 は、対応する方法で全ての関連する信号パスあるいはフィンガに対 するエネルギーを合計してから、各変調シンボルに対して結合されたエネルギー 値を作り出す。前記と同様に、増幅は予め、あるいは結合処理中に希望通り加重 されている可能性がある。 計測結合装置178 はそこで振幅結合装置176 とDMM 生成措置170 から計測情報 を受信してから、復号のための信頼できるソフト計測を作るためにそれを結合す る。計測結合装置178 の出力は、Viterbi のような適切な復号装置が続いている インターリーバに転送される。 ここまで説明してきたことは、拡散スペクトラム通信信号を生成するためのデ ータを変調するための新しい技術である。この変調技術で、通信システムの中で 、信号処理で、より大きな弾力性を持つ同期と非同期変調/復調様式を行うこと ができる。これでまたパイロット信号電力が存在しないかあるいは非常に低い電 力しか得られないときに、改良された信号の受信を行うことができる。多重交直 i =1 、2 、4...n として、号シーケンスWi は送信のため符号化されたデータ を変調するのに使用される。復調器様式はそこで最初に受信された信号と最初に 受信され信号に各潜在的交直符号に相関関係を持たせてから、復調器の中で潜在 的符号化されまた挟み込まれたデータに転換される変調シンボルを作り出すのに 使用される。これは結果として、ソフト決定ビットを作るために、補完数値と平 行して、DMM により処理される復調シンボルのためのエネルギー値を生む。ソフ ト決定ビットは、データを生成するために適切な復インターリーバと復号装置で 順々に処理される。変調符号シーケンスの長さと変調のために使用されるその数 は希望通り動的に割当可能である。 前記の好ましい実施例は技術を熟知した当業者が本発明を作ったりあるいは使 用することができるようにするために提供されたものである。この実施例に対す る種々の変更は技術を熟知した当業者には明解なものであり、この出願で規定さ れている本来の原理は発明の才能無しで他の実施例に応用できる。従って、本発 明は本出願に示されているこの実施例に限られることを意図しておらず、原理と 本出願で開示されている新しい特性と矛盾しない最も広い範囲に合わせられるべ きである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/30 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TT,UA,UG,UZ,VN 【要約の続き】 計測生成方法を使用してエネルギー計測データに変換さ れる。この相関関係と復調は、Nが使用される関数の数 として、少なくとも2個のN相関器(142)を使用し て、相関器(144)の各セットに対して相関関係が持た された信号を一つの復調器に送ることで達成させること ができる。各変調器は、後でMエネルギー数値の単独の セットにまとめられる互いに直交している変調シンボル の各々を示す出力Mエネルギー値を出す。その他の構成 では、データ・シンボルに対する複合計測値を作るため に後で二重最大計測結果(170)にまとめられる(178) 受信された信号の増幅された数値を作るためにコーヒー レント(同期)復調器(174)を使用することができ る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.MがLおよび前記事前に選択された数の積である場合に、事前に決定され た数の関数およびそのそれぞれの逆数を使用して、長さLn のM相互直交変調記 号を、互いの間で事前に定義された帰納的な関係性を持つ長さn の複数の直交関 数から作成する工程、 前記変調信号をログM データ記号ごとの二進値に従い選択することにより、前 記事前に選択された変調記号にデータ記号をマッピングする工程、 とを含む、符号化されたデータ記号をデジタル通信信号に形成することにより 情報が通信されるスペクトル拡散通信システム内で通信信号を変調するための方 法。 2.前記事前に選択された関数の数が64以下である請求項1 に記載の方法。 3.M が少なくとも2 、および64以下である請求項1 に記載の方法。 4.変調されている前記通信信号が、順方向通信リンク上の通信システム加入 者に伝送される請求項1 に記載の方法。 5.前記直交関数がウォルシュ関数から構成される請求項1 記載の方法。 6.前記マッピング工程が、 前記デジタル通信信号のデータ記号に1 つの二進値が設定される場合に、伝送 に第1 直交関数を選択する工程、 前記デジタル通信信号のデータ記号に第2 の二進値が設定される場合に、伝送 に第2 直交関数を選択する工程、 とを含む請求項1 に記載の方法。 7.前記形成工程およびマッピング工程が、 第1 のn-長直交関数および第2 のn 長直交関数を作成する工程、 前記デジタル通信信号の1 組のデータ記号に第1 値が設定される場合に、前記 第1 直交関数を2 回使用して第1 の2n長コード・シーケンスを作成する工程、 1 組のデータ記号に第2 の値が設定される場合に、前記第1 直交関数およびそ の逆数を使用して第2 の2n長コード・シーケンスを作成する工程、 1 組のデータ記号に第3 の値が設定される場合に、2 回使用された前記第2 直 交関数を使用して、第3 の2n長コード・シーケンスを作成する工程、 1 組のデータ記号に第4 の値が設定される場合に、前記第2 直交関数およびそ の逆数を使用して第4 の2n長コード・シーケンスを作成する工程、 とを含む、請求項1 に記載の方法。 8.事前に選択された第1 、第2 、第3 および第4 のn 長直交関数が変調信号 を作成するために使用され、前記形成工程およびマッピング工程が4 つのデータ 記号のセットの二進値に呼応して16個の4n長コード・シーケンスを作成すること を含む請求項1 に記載の方法であって、前記コード・シーケンスが、 データ記号の4 個の値にそれぞれ呼応して、前記第1 関数、第2 関数、第3 関 数、および第4 関数がそれぞれ4 回反復される4 つのシーケンス、および 前記第1 関数、第2 関数、第3 関数および第4 関数が、それぞれ2 回反復され、 前記反復されたシーケンスの2 回の反転に伴われ、実質上の直交性を維持できる ように、前記セットのそれぞれの各シーケンスの反転の相対位置が他のシーケン ス内の反転からシフトされる、それぞれがデータ記号の12個の値の内の1 つに呼 応したシーケンスの3 つのセット、 から成る、請求項1に記載の方法。 9.前記マッピング工程が、データ記号を事前に選択された変調記号に変換で きるように、前記データ記号をFast Hadamard Transformer に適用する工程を含 む、請求項1 に記載の方法。 10.前記マッピング工程が、データ記号を事前に選択された変調記号に変換で きるように、前記データ記号を変調記号記憶装置に適用する工程を含む請求項1 に記載の方法。 11.変調された通信信号が、少なくとも1 つの衛星をベースにした中継器を使 用して、ゲートウエー型基地局から、前記通信システム内の少なくとも1 つの遠 隔加入者装置に転送される請求項1 に記載の方法。 12.前記通信システムが、遠隔ユーザが複数のセル内に位置し、符号分割多元 接続(CDMA)スペクトル拡散型通信信号を使用して、少なくとも1 つのゲートウエ ーに情報信号を通信する、無線電話/データ通信システムを具備する請求項1 に 記載の方法。 13.別個のユーザ・チャネル上の通信システム加入者に送信される複数のデー タ信号を受信する工程、 ユーザ・チャネルごとにコード化されたデータ記号を作成するために各データ 信号を符号化する工程、 とをさらに含む請求項1 に記載の方法。 14.情報が、コード化されたデータ記号をデジタル通信信号に形成することに より通信されるスペクトル拡散通信システム内で通信信号を変調するための装置 であり、 M がL および前記事前に選択された数の積である場合に、事前に選択された数 の関数およびそのそれぞれの逆数を使用して、 互いの間で事前に定義された帰 納的な関係性を持つ長さn の複数の直交関数から、長さLnのM 相互直交変調記号 を形成するための手段、 ログM データ記号ごとの二進値に従って前記変調記号の内の1 つを選択するた めに、データ記号および直交変調記号を受信するために接続された、前記変調記 号にデータ記号をマッピングするための手段、 とを具備する装置。 15.請求項14に記載される装置であって、形成するための前記手段が、 第1 直交関数および第2 直交関数をそれぞれ出力する少なくとも1 つの直交関 数生成プログラム、および 前記記号に1 つの値が設定されている場合に出力として前記第1 直交関数を選択 し、データ記号に第2 の値が設定されている場合に出力として前記第2 直交関数 を選択することにより前記データ記号の二進値に呼応する、前記データ記号およ び前記第1 関数と前記第2 関数を受信するために接続される選択手段、 とを具備する請求項14に記載の装置。 16.第1 直交関数生成プログラムおよび第2 直交関数プログラムを具備する請 求項15に記載の装置。 17.前記事前に選択された関数の数が64以下である請求項14に記載の装置。 18.M が少なくとも2 、および64以下である請求項14に記載の装置。 19.さらに、順方向リンク上の通信システム加入者に対して変調されている前 記通信信号を伝送するための手段を具備する請求項14に記載の装置。 20.前記直交関数がウォルシュ関数から成る請求項14に記載の装置。 21.前記マッピング手段が、前記デジタル通信信号のデータ記号に1 つの二進 値が設定されている場合に伝送に第1 直交関数を選択し、前記デジタル通信信号 のデータ記号に第2 二進値が設定されている場合に伝送に第2 直交関数を選択す るための手段を具備する請求項14に記載の装置。 22.前記形成手段および前記マッピング手段が、 それぞれ第1 のn 長直交関数および第2 のn 長直交関数を出力する少なくとも 1 つの直交関数生成プログラム、 前記データ記号および前記第1 関数と第2 関数を受信するために接続され、 前記デジタル通信信号の1 組のデータ記号に第1 の値が設定される場合に、2 回使用された前記第1 直交関数から構成される出力用の第1 の2n長コード・シー ケンス、 前記1 組のデータ記号に第2 の値が設定される場合に、前記第1 直交関数およ びその逆数から構成される出力用の第2 の2n長コード・シーケンス、 前記1 組のデータ記号に第3 の値が設定される場合に、2 回使用された前記第 2 直交関数から構成される第3 の2n長コード・シーケンス、 1 組のデータ記号に第4 の値が設定される場合に、前記第2 直交関数およびそ の逆数から構成される出力用の第4 の2n長コード・シーケンス、 を選択することにより前記データ記号の二進値に呼応する選択手段、 とを具備する請求項14に記載の装置。 23.第1 直交関数生成プログラムおよび第2 直交関数生成プログラムを具備す る請求項22に記載の装置。 24.前記マッピング手段が、データ記号を事前に選択された変調記号に変換す るように構成されるFast Hadamard Transformer を具備する請求項14に記載の装 置。 25.前記マッピング手段が、変換データ記号を受信し、事前に接続された変調 記号を出力するように構成される変調記号記憶装置を具備する請求項14に記載の 装置。 26.さらに、少なくとも1 つの衛星をベースにした中継器を使用してゲートウ エー型基地局から前記通信システム内の少なくとも1 つの遠隔加入者に前記 変調済み通信信号を転送するための手段を具備する請求項14に記載の装置。 27.M がL および前記事前に選択された数の積である場合に、事前に選択され た数のn-長直交関数およびその各逆数を使用する長さLnのM 相互直交変調記号を 使用して、公衆電気通信事業者周波数を変調させるスペクトル拡散通信信号を受 信する工程、 前記事前に選択された数のn-長直交関数と前記信号を並列で相互に関連させる 工程、 前記相互に関連付けられた信号を、前記各M 相互直交変調記号を表すM エネル ギー値にそれぞれ復調する工程、 二重最大計量作成プロセスを使用し、前記エネルギー値をエネルギー計量デー タにマッピングする工程、 とを含む、情報が直交符号化通信信号により通信されるスペクトル拡散システ ム内で通信信号を復調するための方法。 28.M が少なくとも2 、および64以下である請求項27に記載の方法。 29.復調されている前記通信信号が、順方向通信リンク上の通信システム加入 者により受信される請求項27に記載の方法。 30.前記直交関数がウォルシュ関数から構成される請求項27に記載の方法。 31.前記事前に選択された直交関数の数が少なくとも2 で、4 以下である請求 項27に記載の方法。 32.変調済み通信信号が、少なくとも1 つの衛星をベースにした中継器を使用 して、ゲートウエー型基地局から、前記通信システム内の少なくとも1 つの遠隔 加入者装置に転送される請求項27に記載の方法。 33.前記通信システムが、遠隔ユーザが複数のセルの中に位置し、符号分割多 元接続(CDMA)スペクトル拡散型通信信号を使用して、少なくとも1 つのゲートウ エーに情報信号を通信する無線電話/データ通信システムを具備する請求項27に 記載の方法。 34.前記相互関連付け工程および復調工程が、 前記信号をN 相関子?の少なくとも2 つのセットに入力し、前記信号を前記事 前に選択された数のn-長直交関数と並列で相互に関連させる工程、 相関子の各セットの対応する復調器に相互に関連付けられた出力信号を適用し 、前記相互に関連付けられた信号を、前記M 相互直交変調記号のそれぞれを表す 各復調器内のM エネルギー値にそれぞれ復調する工程、および 各復調器から結果的に生じるM エネルギー値をM エネルギー値に結合させる工程 、 とを含む、請求項27に記載の方法。 35.請求項34に記載の方法であって、さらに、 前記信号を少なくとも1 つのコヒーレント復調器に入力し、前記相互に関連付 けられた信号を少なくとも1 つの振幅値に復調する工程、 各コヒーレント復調器からあらゆる結果として生じる振幅値を1 つの振幅値に 結合する工程、 振幅値および前記二重最大計量作成プロセスの出力の前記1 つのセットを、デ ータ記号の複合計量値に結合する工程、 とを含む方法。 36.M がL および前記事前に選択された数の積である場合に、事前に選択され た数N のn-長直交関数およびその各逆数を使用する長さLnのM 相互直交変調記号 を使用して、公衆電気通信事業者の周波数を変調させるスペクトル拡散通信信号 を受信するための手段、 前記スペクトル拡散信号を受信し、前記信号を前記事前に選択された数のn-長 直交関数と並列に相互に関連付けるために接続される少なくとも2 セットのN 相 関子?、 前記M 相互直交変調記号のそれぞれを表す各復調器のM エネルギー出力値に前 記相互に関連付けられた信号をそれぞれ復調するように、1 つの対応する相関子 のセットの出力を受信するためにそれぞれが接続された複数の復調器、 各復調器から結果として生じるM エネルギー値をM エネルギー値の単独セット に結合するための手段、 二重最大計量作成プロセスを使用してエネルギー計量値に前記エネルギー値を マッピングするための手段、 を具備する、情報が直交符号化通信信号により通信されるスペクトル拡散通 信システム内の通信信号を復調するための装置。 37.さらに、 前記スペクトル拡散信号を受信し、前記信号を少なくとも1 つの振幅値に復調 するために接続された少なくとも1 つのコヒーレント復調器、 前記コヒーレント復調器の出力を受信し、各コヒーレント復調器から結果とし て生じる振幅値を1 つの振幅値に結合するために接続された振幅結合装置?、 前記単独振幅値および前記二重最大計量作成プロセスの出力を受信し、それら をデータ記号の複合計量値に結合するために接続されるエネルギー結合装置、 とを具備する請求項36に記載の装置。 38.少なくとも2 つのコヒーレント復調器を具備する請求項37に記載の装置。 39.前記事前に選択された関数の数が64以下である請求項36に記載の装置。 40.M が少なくとも2 、および64以下である請求項36に記載の装置。 41.前記直交関数がウォルシュ関数から構成される請求項36に記載の装置。 42.データ記号から構成される信号をアクティブ・システム・ユーザに送信す る少なくとも1 つの通信信号送信機をそれぞれが具備する複数のゲートウエー型 基地局、 互いの間で事前に定義された帰納的な関係性を持つ長さn の複数の直交関数の ? 内の少なくとも1 つをそれぞれが提供するための複数の関数作成手段、 M がL および前記事前に選択された数の積である場合に、事前に選択された数 の前記直交関数およびその各逆数を使用して、アクティブ・システム・ユーザの それぞれに長さLnのM 相互直交変調記号を形成するための手段、 各ログM データ記号の二進値に従って前記変調記号の内の1 つを選択するため に、各アクティブ・システム・ユーザのデータ記号および直交変調記号を受信す るために接続された、各アクティブ・システム・ユーザの前記変調記号にデータ 記号をマッピングするための手段、 各ユーザの変調記号を受信するためにマッピングし、スペクトル拡散データ信 号を作成するための前記手段にそれぞれが接続される複数の拡散手段、 公衆電気通信事業者の周波数で信号を受信する実質上すべてのアクティブ・ユ ーザの変調記号を1 つの通信信号に結合するための結合装置手段、 それぞれが移動受信機を具備する複数の移動体通信装置であって、 少なくとも1 つのゲートウエーから拡散スペクトル通信信号を選択し受信す るための手段、および 受信された拡散スペクトル通信信号を復調することにより、各ユーザに変調信号 を提供するために選択および受信を行うための手段に接続される復調手段、 とを具備する移動体通信装置、 とを具備する、スペクトル拡散通信システム。 43.請求項42に記載のシステムであって、前記移動受信機が、さらに、 前記スペクトル通信信号を受信し、前記事前に選択された数のn-長直交関数と 前記信号を並列で相互に関連付けるために接続される少なくとも2 セットのN 相 関子、 前記M 相互直交変調記号のそれぞれを表す各復調器のM エネルギー出力値に前 記相関関係付けられた信号を復調できるように、1 つの対応する相関子のセット の出力を受信するためにそれぞれが接続される複数の復調器、 各復調器から結果として生じるM エネルギー値をM エネルギー値の単独セット に結合するための手段、および 二重最大計量作成プロセスを使用して、前記エネルギー値をエネルギー計量値に マッピングするための手段、 とを具備するシステム。 44.複数の直交関数の各関数に従いそれぞれが作成される、長さn の複数の直 交関数を作成する工程、 別個のユーザ・チャネル上でアクティブ・システム加入者に送信されるデータ 記号から構成される複数のシステム加入者データ信号を受信する工程、 M が前記事前に選択される数の積である場合に、事前に選択された数の前記直 交関数およびその各逆数を使用して長さLnの各チャネル用M 相互直交変調信号を 形成する工程、 ログM データ記号ごとの二進値に従い前記変調記号の1 つを選択することによ り、そのチャネルの前記事前に選択された変調記号に各チャネルのデータ記号 をマッピングする工程、 すべてのチャネルの前記変調記号のストリームを1 つのシリアル・データ・ス トリーム・スペクトル拡散データ信号に結合する工程、 とを含む、スペクトル拡散通信信号を作成する方法。 45.前記通信システムが、遠隔ユーザが複数のセル内に位置し、符号分割多元 接続(CDMA)スペクトル拡散型通信信号を使用して、情報信号を少なくとも1 つの ゲートウエーに通信する無線電話/データ通信システムを具備する請求項44に記 載の方法。 46.M が少なくとも2 であり、64以下である請求項44に記載の方法。 47.さらに、結合されたスペクトル拡散データ信号を増幅し、伝送する工程を 含む,請求項44に記載の方法。
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