JPH10510030A - 内燃機関用ロッカーレバーアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 シリンダーごとに４つのバルブを利用する内燃機関用ロッカーレバーアセンブリが提供される。ロッカーレバーアセンブリは、エンジンプッシュロッドとシリンダーバルブの間に駆動接続を提供するよう、吸気ロッカーアームおよび排気ロッカーアームを支持し、軸方向にオフセットの相対位置に正確に配置するように構成される、焼結金属から形成される低価格のサポートベースを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関用ロッカーレバーアセンブリ 技術分野 本発明は、概して内燃機関用ロッカーレバーアセンブリに関し、特にそれぞれ の個別ロッカーレバーを任意の最適動作位置に支持および配置する簡略で安価な 支持構造を持つ内燃機関ロッカーレバーアセンブリに関する。 背景技術 ロッカーレバーアセンブリを内燃機関上に正確に配置することは、ロッカーレ バーの寿命および関連するバルブ、燃料噴射ノズル、およびその他の構造物の動 作にとって重要である。加えて、エンジン動作中のロッカーレバーおよび関連す る構造物の迅速な動きを維持するには、内燃機関ロッカーレバーアセンブリの適 切な支持が必須である。ロッカーレバーの所望の配置および必要な支持がなされ ると、エンジンシリンダーヘッドの構成によりさらに複雑化する場合がある。よ く見られる２つのバルブでなく、シリンダーごとに４つのバルブを利用するエン ジン設計も、これらのバルブと関連するロッカーレバーの操作上の支持の設計上 の課題を提示する。いくつかのエンジン設計では、プッシュロッドまたはその他 の接続要素とかみ会う位置にロッカーレバーを配置させる複雑な形状のロッカー レバー支持構造物が必要となる。このようなロッカーレバーサポートの形状は、 かなり複雑で機械加工するにはきわめて高価となることがある。 シリンダーごとに４つのバルブを利用するエンジンは、比較的限定された領域 内にロッカーレバーおよび支持構造物を収納しなければならない。単独支持物上 に各ロッカーレバーを取り付けると、単独支持物上に１組のロッカーレバーを取 り付ける場合より柔軟性が高くなる。 従来の技術では、内燃機関用ロッカーレバーアセンブリが提案されていた。例 えば、一般的に本発明の特許権者により所有されるウェルズ（Wells）らの米国 特許第４，６５５，１７７号では、ロッカーアームまたはレバーサポートアセン ブリが記載される。このサポートアセンブリは、単独のシャフト上に１組のロッ カーレバーを取り付けるペデスタルを具備する。ロッカーレバー間の横のスペー シングは、各ロッカーレバーの端をかみ合わせるプッシュロッドおよびバルブス テムの位置に一致するよう選択される。このロッカーレバーサポート装置は、シ リンダーごとに２つのバルブしか利用しないエンジン構成には十分に適している 。しかし、シリンダーごとに４つのバルブを必要とし、ロッカーレバー端の位置 が既存のパーツとかみ合うことを必要とするエンジン構成では効果的に動作しな い。 メルデ−タッザイ（Melde-Tuczai）らの米国特許第４，７３２，１１９号には 、シリンダーごとに２つ以上のバルブのある内燃機関エンジンのロッカーレバー サポートが開示される。各ロッカーレバーは、別個の支持構造物上に個別に取り 付けられる。ただし、これらのロッカーレバーは、回転するカムシャフト上での カムとの接触により直接作動され、これは、圧縮点火機関内のシリンダーごとの ４つのバルブを作動させるためにシリンダーヘッド上にロッカーレバーを最適に 配置、取り付けることとはまったく異なるエンジン設計の考慮点を提示する。 カサイ（Kasai）の米国特許第４，７２１，０７５号には、２つのバルブのエ ンジン構成に個々に取り付けられたロッカーレバーサポートが開示されている。 ピールスティック（Pielstick）のノルウェー特許第７９１６７号では、４つ のバルブを作動することができるロッカーレバーを取り付け、支持するロッカー レバーサポートアセンブリが開示される。ただし、製造が高価となるであろうこ の複雑な装置では、単独シャフト上に２つの並列のロッカーレバーを、および別 個のシャフト上で２つのバルブを作動するために改良された第３のロッカーを取 り付ける。さらに、この装置では、各エンジンシリンダー内で４つのバルブを作 動させるために必要となるロッカーレバーの最適な位置および支持の安価な解決 策を提供することはできない。 したがって、従来の技術では、ロッカーレバーアセンブリ構成部品が、エンジ ンシリンダーごとに４つのバルブを作動させるために必要となるロッカーレバー を最適に配置および支持するために、既存のエンジンパーツとかみ合うことがで きるように、エンジンシリンダーヘッド上に取り付けることができる簡略で安価 なロッカーレバーサポートアセンブリを提供することができない。このようなロ ッカーレバーサポートアセンブリに対する需要が存在する。 発明の概要 したがって、本発明の第１の目的は、従来技術の欠点を克服し、エンジンシリ ンダーごとに４つのバルブを作動させるのに必要となるロッカーレバーおよび関 連する構成部品をエンジンシリンダーヘッド上で個別に取り付け、支持する簡略 で安価なロッカーレバーサポートアセンブリを提供することである。 本発明の他の目的は、ディーゼルエンジン内の複数の他のロッカーレバー対し て最適なバルブ作動位置に単独のロッカーレバーを取り付けるための安価な焼結 サポートを提供することである。 本発明の他の目的は、各エンジンシリンダーと関連する４つのバルブをするた めに、既存のエンジン構成部品とかみ合うことができる１組のロッカーレバーの ためのロッカーレバーサポートアセンブリを提供することである。 前記目的は、シリンダーごとに４つのエンジンシリンダーバルブを作動させる １対のロッカーレバーを、既存のエンジンバルブ作動構成部品との最適作動にあ るエンジンシリンダーヘッド上で支持可能な簡略で安価なロッカーレバーサポー トアセンブリを提供することにより達成される。ロッカーレバーアセンブリは、 ２つの別個のペデスタルおよびシャフトをオフセットに支持および配置するよう に構成されたエンジンシリンダーヘッドに固定されるサポートベースを具備し、 そのそれぞれには、１対のエンジンシリンダーバルブを作動させるように配置さ れたロッカーレバーが往復運動のために取り付けられる。サポートベースは、焼 結金属から形成される。 その他の目的および利点は、以下の説明、請求項、および図面から明らかとな るだろう。 簡単な図面の説明 図１Ａは、１つのロッカーレバーがエンジンプッシュロッドの１つに接触して いる、シリンダーヘッド上に取り付けられた本発明によるサポートベースおよび ロッカーレバーアセンブリの配置を示す、エンジンシリンダーヘッドの平面透視 図である。 図１Ｂは、図１Ａの反対方向から見た場合の図１Ａのサポートペデスタルおよ びロッカーレバーアセンブリを配置したエンジンシリンダーヘッドの平面透視図 である。 図２は、本発明による３つのロッカーレバーアセンブリを示すエンジンシリン ダーヘッドの平面図である。 図３は、本発明によるロッカーレバーアセンブリの分解透視図である。 図４は、線４−４に沿った図２のエンジンシリンダーヘッドの断面図である。 図５は、線５−５に沿った図２のエンジンシリンダーヘッドの断面図である。 図６は、線６−６に沿った図２のエンジンシリンダーヘッドの断面図である。 実施例 最適効率で機能するようなエンジン構成部品の位置は、たいていの場合、移動 または再配置が不可能な他のエンジン構成部品の位置を考慮しなければならない 設計上の考慮点により制限される。通常の２つのバルブの代わりにシリンダーご とに４つのバルブを収容するようにエンジンを設計し直す場合、移動が不可能な ある種の駆動トレインおよびバルブ作動構成物が存在する。これにより、バルブ が最適効率で動作することを確実にするために、その他の駆動トレインおよびバ ルブ作動構造物の改良が必要となる。例えば、プッシュロッドの位置は、相対的 に固定され変更できない。その結果、プッシュロッドとバルブの間に駆動接続供 するために利用されるロッカーレバーは、ロッカーレバーの一方の端がプッシュ ロッドにより接触できるように、およびロッカーレバーのもう一方の端が、各シ リンダーに関連する４つのバルブの内の２つを作動させるために必要となるクロ スヘッドまたはその他の構造物と接触できるように、配置されなければならない 。ロッカーレバーが、エンジンシリンダーヘッドにより提示される空間の制約だ けではなく、ロッカーレバーが既存のエンジンパーツにかみ合うという要件が、 ４つのシリンダーバルブの各セットに必要とされる１対のロッカーレバーの複雑 な支持構造を支配すると考えられる。本発明は、個々のロッカーレバーを支える シャフトを配置し、ロッカーレバーの適切な軸方向の位置を提供するロッカーレ バーアセンブリ用の安価なサポートベースを提供する。ロッカーレバーサポート 構造物の形状は複雑なようだが、支持物は機械加工よりむしろ焼結できるため、 実際には、この設計によりコストを抑えることができる。また、本発明のロッカ ーレバーアセンブリは、ロッカーレバーがエンジン動作中自由に往復運動を行い 、バルブスプリングのような構造物との接触を回避するように、１対のロッカー レバーを効果的に取り付ける。 本発明は、このシャフトの軸回りで往復運動をするために、それぞれが専用の シャフトおよびペデスタル上に個別に取り付けられる個別ロッカーレバーを利用 する。単独（単一）支持構造物は、各シリンダーと関連する４つのバルブを作動 させるのに必要となる２つのロッカーレバーのために、個別のシャフトおよびペ デスタルを支持する。この装置は、今まで既存のロッカーレバーサポートアセン ブリでは達成されなかった柔軟性を提供する。 図面を参照すると、図１Ａおよび図１Ｂは、本発明による複数のロッカーレバ ーアセンブリ１２が取り付けられるエンジンシリンダーヘッド１０の２つの向か い合った透視図を示す。図１Ａは、シリンダーヘッドは、エンジン駆動トレイン のプッシュロッド側から見たものであり、図１Ｂではシリンダーヘッドはエンジ ン駆動トレインのバルブ側から見たものである。エンジン駆動トレイン内の主要 な構成部品に相対したエンジンシリンダーヘッドのサイズおよび構成には、多く の変形の余地はない。加えて、ある種の駆動トレイン構成部品、例えばソリッド タペット１６とロッカーレバーアセンブリ１２により作動される排気バルブ（図 示せず）の間のリンクを形成するプッシュロッド１４の位置は相対的に固定され る。ソリッドタペット１６と関連するプッシュロッド１４がこの図に示されてい るが、本発明のロッカーレバーアセンブリは、例えば油圧タペットのような他の 類似した構造物でも効果的に使用することができる。したがって、本発明のロッ カーレバーアセンブリ１２は、シリンダーヘッド構成および寸法の範囲内で必要 な操作接続を提供するように設計されている。さらに、ロッカーレバーサポート ベースの構成により、エンジンシリンダーヘッド上にロッカーレバーを正確に配 置できる。 各ロッカーレバーアセンブリ１２は、エンジン駆動トレインの動きに応答して 吸気バルブおよび排気バルブを昇降させるために、シリンダーヘッドの縦軸にほ ぼ平行である軸の回りで往復運動または旋回運動する１対のロッカーアーム１８ と２０を具備する。ロッカーアーム１８および２０のそれぞれが回りで往復運動 する軸が共軸でもなく並んでもなく、互いにわずかにオフセットにあることは、 図１Ａおよび図１Ｂ、さらにその他の図面でより明確に確認できる。ロッカーア ームのこのオフセット取付けにより、各シリンダー内の４つのバルブのあるエン ジン駆動トレインで必要なかみ合わせ接続を提供する位置にロッカーアームを配 置させるための最大の柔軟性が提供される。図示される複雑な構成を持つサポー トベース２２が形成され、シリンダーヘッド１０に固定される。 サポートベース２２の構成は、クロスヘッド２４を通って２つの排気バルブ２ ６と２８に接続される排気ロッカーレバー１８、およびクロスヘッド３０を通っ て２つの吸気バルブに接続される１つの吸気ロッカーレバー２０を収容し、１つ のバルブ３２のみが図１Ａと図１Ｂに図示される。サポートベース２２は、各ロ ッカーレバーがそれぞれのプッシュロッド１４とクロスヘッド片２４、３０の間 で必要な駆動接続を行うことができるように、ロッカーレバー１８および２０を 正確に配置する。これらの構造物のすべてをその適切な向きに収容するためのエ ンジンシリンダーヘッドで利用できる空間は制限される。しかし、本発明者は、 必須設計制約のすべてを満たすだけではなく、その複雑な形状にも関わらず低コ ストのロッカーレバーアセンブリサポートベース２２を設計した。サポートベー ス２２は、鉄または鋼から形成されるのが望ましく、高価な機械加工は必要とせ ず焼結できる。排気ロッカーレバー１８のそれぞれは、エンジン駆動トレインプ ッシュロッドおよびバルブと効果的にかみ合うために、図示されるオフセット配 列で、以下に詳しく説明されるように、その対応する吸気ロッカーレバー２０に 相対してサポートベース２２上に個別に取り付けることができる。 図２は、排気ロッカーレバーまたはアーム１８および吸気ロッカーレバーまた はアーム２０をそれぞれが具備する３つのロッカーレバーアセンブリ１２の位置 を示すエンジンシリンダーヘッド１０の一方の端の平面図である。吸気ロッカー アーム２０の回転ｂの軸に相対する排気ロッカーアーム１８の回転ａの軸のオフ セット関係は、図２の左端で明確に確認できる。加えて、他のエンジン構成部品 を回避しつつ、プッシュロッドおよびバルブクロスヘッドの両方との必要な整合 かみ合わせを提供するために必要となる各排気ロッカーアーム１８および各吸気 ロッカーアーム２０の異なる構成は、図２で明確に確認できる。排気ロッカーア ーム１８は、吸気ロッカーアーム２０より幾分大きく異なった形状である。 図３は、本発明によるロッカーレバーアセンブリ１２の主要構成部品を、分解 透視図で表す。ロッカーレバーがプッシュロッドおよび吸気バルブと排気バルブ の間に最適駆動接続を提供するように、軸方向にオフセットの位置に吸気ロッカ ーレバーおよび排気ロッカーレバーが取り付けられるサポートベース２２の構成 は、図３で明確に確認できる。各サポートベース２２は、ブリッジセクション２ ７により接続される排気ロッカーアーム支持パッド２３および吸気ロッカーアー ム支持パッド２５を具備する。この構成は、１対のロッカーレバーの正確な取付 けを可能とするよう、但し各ロッカーレバーが別個のシャフト上に取り付けられ る場合柔軟性を持つように設計された。排気ロッカーアーム支持パッド２３およ び吸気ロッカーアーム支持パッド２５の上には、２つのペデスタル３６と３８が それぞれ取り付けられ、各ペデスタルは、ほぼ円筒形のシャフト４４、４６をそ れぞれ受け入れる大きさに作られた湾曲の半径を持つ凹面状の上面４０、４２を 備える。各シャフト４４、４６は、そのそれぞれのペデスタル３６、３８および サポートベース２２を通してシリンダーヘッド１０に正確に固定される。ペデス タル３６およびシャフト４４は、排気ロッカーアーム１８をパッド２３に取り付 け、ペデスタル３８およびシャフト４６は、吸気ロッカーアーム２０をパッド２ ５に取り付ける。各ロッカーアーム１８、２０は、各取付け穴４８、５０を備え る。円筒形のシフト４４は、穴４８を通って伸長し、ロッカーアーム１８をペデ スタル３６に取り付け、円筒形のシャフト４６は穴５０を通って、ロッカーアー ム２０をペデスタル３８に取り付ける。取付けボルト（図示せず）は、それぞれ のペデスタルに各円筒形のシャフト４４、４６をしっかりと固定するために利用 される。ペデスタル３６と３８内のボルト受入れ穴５６および５８と位置合わせ し、ロッカーアーム１８と２０が各プッシュロッドおよび組のバルブをかみ合わ せるために正確な向きとなるように、ロッカーアーム支持構造物をサポートベー ス２２に固定するために、ボルト受入れ穴５２および５４が、円筒形のシャフト ４４および４６の中に設けられる。 各ロッカーアーム１８、２０は、プッシュロッド接触端６０、６２およびバル ブクロスヘッド接触端６４、６６を備える。各プッシュロッド接触端６０、６２ には、ロッカーレバー調整ネジ６８が、好ましくはジャムナット７０により固定 される。バルブクロスヘッド接触端６４および６６は、それぞれクロスヘッド締 め付けアセンブリ７２および７４に固定される。各クロスヘッド固定アセンブリ は、ロッカーレバーボール７６、Ｏ−リングシール７８、およびロッカーノーズ ピボット８０を具備するのが望ましい。 図４は、図２の線４−４に沿った本発明のロッカーレバーアセンブリの断面図 を表す。この図は、バルブ３４に相対する吸気ロッカーアーム２０および排気ロ ッカーアーム１８の位置を示す。カバー１１は、ロッカーレバーアセンブリ上に 図示される。 図５は、図２の線５−５に沿った本発明のロッカーレバーアセンブリの断面図 を表す。排気ロッカーアーム１８、プッシュロッド１４およびタペット１６、な らびに排気バルブ２６と２８の間の接続が、図５に詳細に示される。 図６は、図２の線６−６に沿った本発明のロッカーレバーアセンブリの断面図 を表す。吸気ロッカーアーム２０、プッシュロッド１４、およびクロスヘッド３ ０を通る吸気バルブ３２と３４の間の接続は、図６に詳細に示される。加えて、 図６は、潤滑剤をシャフト４６および吸気ロッカーアーム２０に提供するために 使用される潤滑通路構造物を示す。サポートベース２２およびペデスタル３８内 の潤滑剤チャネル８２は、エンジンシリンダーヘッド１０内の潤滑剤穴８４と連 絡する。潤滑剤穴８４は、エンジン潤滑剤サプライ（図示されていない）から潤 滑剤チャネル８２の中に、およびポート８６を通してシャフト４６とロッカーア ーム２０に潤滑剤を導く。ロッカーアーム２０がシャフト４６上を往復運動する に従って、潤滑剤はシャフト４６の回りを、吸気ロッカーアーム２０の内部上面 ２１の上に流れる。排気ロッカーアーム１８用のシャフト４４は、類似した潤滑 チャネルおよびポート（図示せず）を具備する。 産業上の利用可能性 本発明のロッカーレバーサポートアセンブリは、その主要な利用可能性を、内 燃機関、特に、エンジンシリンダーごとに４つのバルブを利用する圧縮点火また はディーゼルエンジンのプッシュロッドとシリンダーバルブの間の必須操作駆動 接続を提供するために吸気ロッカーアームおよび排気ロッカーアームのシリンダ ーヘッド上への取付けに見出す。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｌ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ラセナー、フレッド エム. アメリカ合衆国 47201 インディアナ州 コロンバス ウエスト グランドビュー ドライブ 11571

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．関連するエンジンプッシュロッドおよび単独エンジンシリンダーに関連す る１対の吸気バルブと１対の排気バルブの間に駆動接続を提供するようエンジン シリンダーヘッドに取り付けられる内燃機関用ロッカーレバーアセンブリであっ て、前記ロッカーレバーアセンブリは、 （ａ）一方の端をプッシュロッドに、他方の端を前記１対の吸気バルブに駆動 接続される吸気ロッカーアーム、 （ｂ）一方の端をプッシュロッドに、他方の端を前記１対の吸気バルブに駆動 接続される排気ロッカーアーム、 （ｃ）エンジンシリンダーヘッド上に取り付けられ、ブリッジセクションによ り接続される吸気ロッカーアームサポートパッドセクションおよび排気ロッカー アームサポートパッドセクションを具備し、前記吸気ロッカーアームサポートパ ッドセクションが非対称的に前記排気ロッカーアームサポートパッドセクション からオフセットにあるよう構成されるサポートベース、 （ｄ）吸気ロッカーアームシャフトを受け入れるよう構成される吸気ロッカー アームサポートパッドセクション上に取り付けられる吸気ロッカーアームペデス タル、および （ｅ）排気ロッカーアームシャフトを受け入れるように構成される排気ロッカ ーアームサポートパッドセクション上に取り付けられる排気ロッカーアームペデ スタルであり、前記吸気ロッカーアームの旋回軸が前記排気ロッカーアームの旋 回軸から線状にオフセットにあり、各前記ロッカーアームが、その対応するプッ シュロッドと１対のバルブの間でエンジン動作中に自由に旋回するように最適に 配置されるように、前記吸気ロッカーアームが前記吸気ロッカーアームシャフト に旋回するよう取り付けられ、前記排気ロッカーアームが前記排気ロッカーアー ムシャフトに旋回するよう取り付けられる排気ロッカーアームペデスタル からなるロッカーレバーアセンブリ。 ２．前記サポートベースが焼結金属から形成される請求項１に記載のロッカー レバーアセンブリ。 ３．前記サポートベースが鉄または鋼から形成される請求項２に記載のロッカ ーレバーアセンブリ。 ４．前記吸気ロッカーアームが１対の吸気バルブに接続されるバルブクロスヘ ッド要素に駆動接続され、前記排気ロッカーアームが１対の排気バルブに接続さ れるバルブクロスヘッド要素に駆動接続される、請求項２に記載のロッカーレバ ーアセンブリ。 ５．前記吸気ロッカーアームペデスタルおよび前記吸気ロッカーアームシャフ トが、前記吸気ロッカーアームサポートパッドセクションに正確に固定され、前 記排気ロッカーアームペデスタルおよび前記排気ロッカーアームシャフトが前記 排気ロッカーアームパッドセクションに正確に固定される、請求項４に記載のロ ッカーレバーアセンブリ。 ６．前記吸気ロッカーアームサポートパッドセクション、前記吸気ロッカーア ームペデスタル、前記排気ロッカーアームサボートパッドセクションおよび前記 排気ロッカーアームペデスタルのそれぞれが、各ロッカーアームがそれぞれのシ ャフトの回りを旋回するに従って、前記吸気ロッカーアームシャフトおよび前記 排気ロッカーアームシャフトに潤滑剤の供給を行うための潤滑チャネルを備える 、請求項５に記載のロッカーレバーアセンブリ。 ７．各前記ロッカーレバーが、エンジンプッシュロッドと１対の吸気バルブま たは１対の排気バルブの間の駆動接続を提供するために最適動作位置にある前記 サポートベース上の適切な軸に沿った位置に取り付けられた、吸気ロッカーレバ ーおよび排気ロッカーレバーを具備し、前記サポートが平面状の構成を有し、前 記吸気ロッカーアームサポートセクションの中心が前記排気ロッカーアームサポ ートセクションの中心からオフセットにあり、前記排気ロッカーアームサポート セクションの中心と並ばないように、前記サポートの吸気ロッカーアームサポー トセクションが、排気路カーアームサポートセクションに相対して配置される、 内燃機関ロッカーレバーアセンブリ用サポートベース。 ８．前記サポートベースが焼結金属から形成される、請求項７に記載のサポー トベース。 ９．前記サポートベースが鉄または鋼から形成される、請求項８に記載のサポ ートベース。 １０．駆動トレインおよび１つのシリンダーヘッドと接続する複数のシリンダ ーを具備する内燃機関であって、各シリンダーがそれと対応する１対の吸気バル ブと１対の排気バルブを備え、前記１対の吸気バルブおよび１対の排気バルブが ロッカーレバーアセンブリによりエンジン駆動トレインに操作上接続され、前記 ロッカーレバーアセンブリが、 （ａ）プッシュロッドと１対の吸気バルブの間で駆動接続を提供するよう配置 された吸気ロッカーアーム、 （ｂ）プッシュロッドと１対の排気バルブの間で駆動接続を提供するよう配置 された排気ロッカーアーム、および （ｃ）排気ロッカーアームが取り付けられる排気ロッカーアームサポートパッ ドセクションから非対称的にオフセットの位置で吸気ロッカーアームサポートパ ッドセクション上に吸気ロッカーアームを取り付けるように構成されるサポート ベースであって、前記吸気ロッカーアームの旋回軸が前記排気ロッカーアームの 旋回軸から線状にオフセットにあり、各前記ロッカーアームがエンジン動作中に その関連するプッシュロッドと１対のバルブの間で自由に往復運動するように最 適に配置されるように、前記吸気ロッカーアームが前記吸気ロッカーアームサポ ートパッド上の吸気ロッカーアームペデスタル上に旋回するよう取り付けられ、 前記排気ロッカーアームが、前記排気ロッカーアームサポートパッド上の排気ロ ッカーアームペデスタル上に旋回するよう取り付けられたサポートベース からなる内燃機関。 １１．前記ロッカーレバーアセンブリサポートベースが焼結金属から形成され る、請求項１０に記載の内燃機関。 １２．前記ロッカーレバーアセンブリサポートベースが鉄または鋼から形成さ れる、請求項１０に記載の内燃機関。 １３．前記吸気ロッカーアームが、１対の吸気バルブに接続されるバルブクロ スヘッド要素に駆動接続され、前記排気ロッカーアームが１対の排気バルブに接 続されるバルブクロスヘッド要素に駆動接続される、請求項１１に記載の内燃機 関。 １４．前記吸気ロッカーアームペデスタルおよび前記吸気ロッカーアームシャ フトが、前記吸気ロッカーアームサポートパッドセクションにしっかりと固定さ れ、前記排気ロッカーアームペデスタルと前記排気ロッカーアームペデスタル、 および前記排気ロッカーアームシャフトが前記排気ロッカーアームパッドセクシ ョンにしっかりと固定される、請求項１３に記載の内燃機関。 １５．前記吸気ロッカーアームサポートパッドセクション、前記吸気ロッカー アームペデスタル、前記排気ロッカーアームサポートパッドセクション、および 前記排気ロッカーアームペデスタルのそれぞれが、各ロッカーアームがそれぞれ のシャフトの回りを旋回するに従って、前記吸気ロッカーアームシャフトおよび 前記排気ロッカーアームシャフトのそれぞれに潤滑剤の供給を行うための潤滑チ ャネルを具備する、請求項１４に記載の内燃機関。