JPH10509910A - 生物学的廃棄物の処理設備 - Google Patents

生物学的廃棄物の処理設備

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JPH10509910A JP51656496A JP51656496A JPH10509910A JP H10509910 A JPH10509910 A JP H10509910A JP 51656496 A JP51656496 A JP 51656496A JP 51656496 A JP51656496 A JP 51656496A JP H10509910 A JPH10509910 A JP H10509910A
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Abstract

(57)【要約】 処理設備は、その中でベース材料(生物学的廃棄物または堆肥物)が選択された添加物と混合されて粉砕される、閉鎖可能な攪拌−粉砕機を有する。混合されかつ粉砕された生物学的廃棄物は、中間ホッパによって、ふるい分けおよび区分け装置に運搬され、そこで、混合されかつ粉砕された物質は、粒子サイズに従って区分けされ、かつ、軽量物が空気分離される。軽量物が空気分離された物質はその後、磁気分別器を通って堆積物の上に投下され、その後、腐食用スタックに積み上げられる。このようにして得られた生物学的堆肥物には、適切な添加物か混合され、攪拌−粉砕機内で粉砕されかつふるい分けされて、貯蔵されるかまたは完成した生成物として整えられる。材料は、コンベアベルトによって設備内に運ばれる。この設備は、中央発電機によって電力供給され、かつ、中央制御によって自動的に動作される。この設備の動作中に発生する悪臭はごくわずかであり、物質を処理するのに手作業による労働が一切必要とされない。

Description

【発明の詳細な説明】 生物学的廃棄物の処理設備 この発明は、生物学的廃棄物を処理するための、処理設備に関する。 大多数の自治体において導入されている廃棄物の分別収集に関連して、台所や 庭からのごみといった、通常堆肥にできる廃棄物は、特定の「バイオビン」また は容器を使用して、残りの廃棄物とは分離して収集される。このようにして集め られた生物学的廃棄物は、ごみ収集によって定期的に回収されて、腐らせて堆肥 化する設備に持ち込まれる。大きな町では特に、大規模な工場が設置されており 、そこでは、大量の生物学的廃棄物が、いわゆるバイオ堆肥物を産出するために 、比較的高額な建設コストおよび操業コストで処理されている。これらの高額な コストの原因は、特に、それらが発する不快な臭気にある。 このように大規模な工場は、小さい自治体では使用できない。なぜなら、生物 学的廃棄物の出る量が少なすぎて、そのような工場を設置しかつ操業するのに見 合わないためでる。いくつかの小さい自治体が共同で大規模な工場を操業するこ とは、経済的な理由からも生態学的な理由からも望ましくない。そのためには、 関連して輸送サービスが必要となり、そのような「生物学的廃棄物の輸送」のた めに、交通量が相当増加し、かつ、環境に大いに影響を与えかねないためである 。 この発明の目的は、小さい自治体でも使用が可能で、かつ、この規模でも経済 的でしかも生態学的な要件を満たす、生物学的廃棄物の処理設備を提供すること である。 具体的には、このような処理設備は、設備の内部および外部における不快な臭 気を最小限度に抑え、かつ、そのような設備で作業する人にとって大きな負担と なっている、生物学的廃棄物の手作業による区分けを回避することができるよう に構築される。 この発明に従って、この目的を達成するための処理設備は、以下のものを含む ことを特徴とする。すなわち、 出発物質を処理するための、少なくとも1つの閉鎖可能な攪拌−粉砕機と; 攪拌−粉砕機に関連する、出発物質に添加物を送り込むための送り込み手段と ; 出発物質の測定データを検出するための測定手段と; 測定データを受取り、送り込み手段に接続されて、出発物質内で検出された測 定データに対応してある種類の添加物をある量で送り込むための、プログラム可 能な制御手段と; 前記少なくとも1つの攪拌−粉砕機に続く、自動的に動作する分類および区分 け手段とを含み; ここで出発物質は、(i)受け取られたままの生物学的廃棄物、または(ii )その受け取られた生物学的廃棄物から生成されたバイオ堆肥物のいずれかを選 択的に含む。 残りの廃棄物とは別個に、通常バイオビンで収集される生物学的廃棄物は、均 質でない混合物であり、これは、堆肥にできる台所および庭からの廃棄物からな る液体成分および固体成分を含み、またさらに、ある量の、堆肥にできない異質 の成分をも含む。通常搬送される形での生物学的廃棄物は、十分に規定された前 提条件と厳しく与えられた条件下でしか腐食用スタックとして堆肥化するのに適 さない状態にある。さらに、生物学的廃棄物はある時間間隔でのみ集められ搬送 されるので、特に夏の高温時には、搬送時には既に醗酵および腐敗のプロセスが 始まっており、非常に不快な臭気を発する。 とりわけ、この発明は、バイオビンで回収されかつそこから搬送された生物学 的廃棄物が、中性よりもかなり低い、ほとんどの場合は4の領域であるpH値を 有し、また、上述の醗酵および腐敗のプロセスが、酸性の環境で好ましく進行す る嫌気性のプロセスを含む、という認識に基づく。 この発明の処理設備は閉鎖可能な攪拌−粉砕機を含むので、それだけでも既に 、環境に漏れる不快な臭気が減じられる。攪拌−粉砕機内で、受け取られた生物 学的廃棄物には添加物が自動的に付加され、そのような添加物がその受け取られ た生物学的廃棄物の酸度のレベルを減じ、かつ、その中に含まれる液体を固める 。この中和が上述の醗酵および腐敗のプロセスを抑えるので、そうして中和され た物質はもはや、言及しなければならないほどの不快な臭気を発することはない 。 このように、生物学的廃棄物は攪拌−粉砕機内で比較的短い処理期間だけ反応 させられて、際立った臭気のない、ある程度の粘稠度を有する均質化された物質 が形成され、これによりその物質を腐食用スタックの形で積み上げることが可能 となり、したがって、バイオ堆肥物に変換することが可能となる。もしそうしな ければ必要であった、前もって腐食させるプロセスは、それに関連するスペース および時間の要求も含めて、これにより省略することができる。 攪拌−粉砕機から排出された物質には、異なるサイズの粒子および異質の成分 が含まれるが、これらは、この発明に従った、自動的に動作する分類および区分 け手段を使用して取り除かれる。この分類および区分け手段は、ふるい分け装置 と、軽量物のための分離手段と、磁気成分を分離するための磁石分別器とを有利 に含むが、さらに、金属性の非磁性の異質成分、および石をそれぞれ分離するた めの分離手段もまた備えてもよい。好ましくは、上に記載した手段は、全く機械 的な性質のものであり、したがって、自動的に動作し、かつ、堆肥化に先立って 異質成分が取り除かれるように構成される。このように、この発明に従った処理 設備では、通常用いられかつそれに携わる作業員にとって大きな負担となってい る、手作業による区分けが不要となる。 腐食用スタックから得られたバイオ堆肥物は、経験的には、過剰な栄養分を含 有する物質であり、かつ、許容程度を超える不快な臭気を有する。さらに、その 中には、完成した生成物内に存在することが望まれかつ特定の使用目的に必要な 、いくつかの成分が不足している。したがって、このバイオ堆肥物は、完成した 生成物としてそのまま使用することができず、さらなる処理を必要とする。この 目的のために、特定の完成した生成物の使用の目的に適合する添加物を、このバ イオ堆肥物に供給することが必要である。 したがって、生物学的廃棄物を前もって処理するのに利用されたのと同じ攪拌 −粉砕機に、バイオ堆肥物を装填することが可能で、かつ、特に望ましい完成し た生成物を生成するために必要な添加物を、送り込み手段を介して付加すること ができれば有利である。完全に攪拌および粉砕されると、添加物が付加されたバ イオ堆肥物は、特定の使用の目的のために十分に均質化される。その後、ふるい 分け装置を通過した後に、完成した生成物が所望の粒子サイズで得られる。 このように、この発明に従った処理設備は、設備の本質的な構成要素を、二元 的な方法で利用する。すなわち、一方では、生物学的廃棄物を前処理して、バイ オ堆肥物を生成するために腐食用スタックとして積み上けることが可能な物質を 得るために利用し、他方で、そのようにして得られたバイオ堆肥物から所望の完 成した生成物を生成するために利用する。 この発明に従った処理設備のさらなる設計においては、2つの攪拌−粉砕機を 備えて、それらを連続して交互に動作させることが可能である。すなわち、個別 の第1の攪拌−粉砕機に出発物質および添加物を装填する間に、個別の第2の攪 拌−粉砕機では、送り込まれた物質を攪拌および粉砕し、そこから、その攪拌お よび粉砕された物質が送り出され得るのである。この場合、送り込み手段は2つ の攪拌−粉砕機のうちの各々1つずつに関連し、フィーダは延長可能なコンベア を含み、かつ、そのコンベアは2つの攪拌−粉砕機の出力手段から分類および区 分け手段に延びるように、備えられることが可能である。 このような構造の処理設備に顕著な事実は、それらの攪拌−粉砕機か、交互に 装填され、したがって、処理設備の継続的な動作が可能となることである。 したがって、全体として、この発明に従えば、経済的な局面および生態学的な 局面下で、特に小さい自治体で設立され操業され得る、自動的に動作する処理設 備が得られる。これは特に、同じ1つの設備が、生物学的廃棄物を前処理してバ イオ堆肥物を形成することと、特に望まれる完成した生成物を生成することとを 、所望であれば継続して行なうことが可能であることによる。 この発明の処理設備の例示のための実施例は、図面に示され、かつ、参照符号 に関連して、以下に詳細に説明され記載される。 図1は、この発明に従った処理設備の概略的なブロック図である。 図2は、図1に示された処理設備の、第1の実施例の側面図である。 図3は、図2に示された処理設備の、中央部の断面図である。 図4は、図2に示された処理設備の、概略的な上面図である。 図5は、図1に示された処理設備の第2の実施例の、部分的に断面図を含む、 概略的な第1の側面図である。 図6は、図5に示された処理設備の、部分的に断面図である、概略的な第2の 側面図である。 図7は、図5に示された処理設備の、概略的な上面図である。 図1のブロック図は、生物学的廃棄物を前処理するための、第1の動作モード にある、処理設備10を示す。したがって、たとえばごみトラック等の、搬送手 段1によって収集された生物学的廃棄物が、攪拌−粉砕機2に送られる。測定手 段3は攪拌−粉砕機2に接続されて、重量、pH値、液体含量等の、特有の測定 データを検出する。検出された測定データは、送り込み手段5に接続されたプロ グラム可能な制御手段4に送られる。送り込み手段5を使用して、攪拌−粉砕機 2内に存在する生物学的廃棄物に添加物が付加される。その添加物の性質および 量は、先に検出された測定データに対応して、制御手段4によって決定される。 混合、粉砕および均質化の後に攪拌−粉砕機2から送り出される物質は、自動的 に動作する分類および区分け手段6でふるいにかけられ、異質成分が分離されて 、その後、バイオ堆肥物を形成するために腐食用スタック7を形成すべく積み上 げられる。 図1のブロック図はまた、そうして得られたバイオ堆肥物から完成した生成物 を生成するための第2の動作モードにある、同じ処理設備10をも示す。したが って、バイオ堆肥物は、腐食用スタック7から、たとえば前置ローダ等の搬送手 段8によって攪拌−粉砕機2に送られる。送り込まれるバイオ堆肥物の重量は、 測定手段3を使用して決定される。検出された測定値は制御手段4によって受け 取られるが、これはプログラム可能であり、したがって、特定の完成した生成物 に必要な添加物が、その中で予め選択され得る。それぞれの添加物の量がその後 、検出されたバイオ堆肥物の重量に基づいて決定され、送り込み手段5を使用し て、攪拌−粉砕機2内に存在するバイオ堆肥物に付加される。混合、粉砕および 均質化の後に、この生成物が、分類および区分け手段6に送り出され、そこから 、特に望まれる粒子サイズで、貯蔵位置または包装装置9に排出される。 図2の概略的な側面図で、処理設備10の第1の実施例が詳細に示される。攪 拌−粉砕機2は、図2の中央に、かつ、図3では断面で示される。攪拌−粉砕機 2は、たとえば、水力学的に作動するカバー等の閉鎖手段によって閉鎖可能であ るが、これは従来の構造であり、したがって図示されていない。このような攪拌 −粉砕機2は、たとえば20m3の容量の、生物学的廃棄物またはバイオ堆肥物 のような出発物質を受け取ることが可能である。このような攪拌−粉砕機2は、 そ れ自体が公知であり、かつ、(たとえばオーストリア、A−8020 グラーツ 、ケプレルシュトラーセ、95(Keplerstrasse 95,A−8020 Graz,Austria) の、ハイセンベルガー・ウント・プレッツェル社(Heissenberger & Pretze1 Gm bH)から「マッシュマスター」(“mashmaster”)の名称で)市販されており、し たがってここで詳細に述べることはない。 攪拌−粉砕機2は、図3に示されるように、図示された実施例では4個のスク リューの構成を含む、組み合わせられた攪拌および粉砕の機構を含む。この4つ のスクリュー12は、図2に示される駆動モータ13に従動的に接続している。 この代わりに、また特定の要件に対応して、スクリューまたは公知の構造の異な る攪拌および粉砕要素は、異なる数で構成されて備えられてもよい。スクリュー は、公知の方法で、交換可能な切削要素を備える。攪拌−粉砕機2内に存在する 装填物は、かき回され、潰され、磨り潰され、かつ引き裂かれ、通常激しい混合 により粉砕されて、均質化された完成した生成物が得られる。 図3に示されるように、攪拌−粉砕機2は、たとえば搬送ランプ11を介して 到着するごみトラックから直接装填される。閉鎖された設備の場合には、生物学 的廃棄物は、空気フィルタを通じて通風される給気槽内に投下されてもよく、そ の生物学的廃棄物は、たとえば前置ローダによってそこから除去されて攪拌−粉 砕機2に送られてもよい。どちらの場合にも、攪拌−粉砕機2内に存在する生物 学的廃棄物には、分離フィーダ22によって、組織化する物質(structuring ma terial)が付加されなくてはならない。この組織化する物質は、腐食用スタック 内で進行する腐食のプロセスに重要である。より詳細には以下に述べる。これと は別に、短期間の中間的な貯蔵のために、まず組織化する物質によって形成され た基盤上に生物学的廃棄物を投下して、組織化する物質で覆って、所望であれば 何度も転移が可能な中間的な腐食用スタックを形成することもまた可能である。 この場合には、分離フィーダ22は省かれてもよい。 添加物を攪拌−粉砕機2内に送り込むために、送り込み手段5が備えられる。 送り込み手段5はたとえば2つのリザーバ14を含むが、リザーバは、それぞれ が送り出し手段16を含み、かつ、図示された実施例内ではスタンド18上に設 置される。ベントナイトを含む第3のリザーバ14は、図4内でのみ見られる。 リザーバ14の数は、攪拌−粉砕機2内に送り込まれた出発物質に付加されるベ き添加物の数に対応して選択される。リザーバはそれ自体が公知であり、(たと えばドイツ連邦共和国、D−74363 ギュークリンゲン、ラングヴィーゼン シュトラーセ、4(Langwiesenstrasse 4,D−74363 Gnglingen,Germany)の、 シュタネル・ジーローアンラーゲンテヒニク社(Stane1le Silo−Anlagentechni k GmbH)から)市販されており、したがって、詳細には記載しない。送り出しダ クト20の形の運搬手段は、リザーバ14から送り出すスクリューまたは他の公 知の送り出し手段16に延びて攪拌−粉砕機2の上方に開く。特定の添加物は、 制御手段4によって決定された量で、送り出し手段16および送り出しダクト2 0を通じて、それぞれのリザーバ14から取り除かれて、攪拌−粉砕機2に運ば れる。 送り込み手段5のフィーダ22は、図2内の攪拌−粉砕機2の左に位置し、装 填ホッパ24およびコンベア26を含む。装填ホッパ24には、前置ローダ28 等により、添加物が装填される。コンベア26は、攪拌−粉砕機2の上方で終わ るバンドコンベアとして構築され、装填ホッパ24内に送られた物質を取り上げ て、その物質を攪拌−粉砕機2に運ぶ。 攪拌−粉砕機2の横には、出力手段30および、好ましくはべルトコンベアと して構築されるコンベア32が備えられる。攪拌−粉砕機2は、図示されない横 方向の封緘材を含むが、これは、装填物の混合、粉砕および均質化が終わった後 に開けられる。混合され、粉砕され、かつ均質化された物質はその後、出力手段 30を使用して攪拌−粉砕機2から送り出され、出力手段30はこの物質をコン ベア32に、またそれにより、分類および区分け手段6に送る。 以下に述べられるように、分類および区分け手段6は必要に応じて、実施例に 関連して図示されかつ説明される構成要素のうちの、すべてまたはいくつかのみ を含み得る。分類および区分け手段6はまず、ふるい分け装置を含む。ふるい分 け装置は、図示された実施例においては、予め定められた間隔でその上に装着さ れた多数の回転するシャフトおよびディスクを含む、シャフトふるい34として 構築される。シャフトふるい34の動作中、コンベア32によってその上に送り 込まれる物質は、投げ上げられさらに運ばれて、それによりその物質に、分類お よび区分けの作用が施される。ふるい分け装置は、シャフトふるい34の他にも 、所望の粒子サイズに対応して選択されたメッシュサイズを有する、ふるい分け ドラムで形成されてもよい。 第1のコンベア36は、シャフトふるい34の下方に位置し、シャフトふるい 34から出る微粒子を受け取る。この第1のコンベア36は、シャフトふるい3 4の運搬方向に延び、変位可能なように構成される。第2のコンベア38は、第 1のコンベア36の下方に位置し、第1のコンベア36に対して横断して延びる 。第1のコンベア36は、変位されない位置では第2のコンベア38を横切って 延びるように、かつ、変位された位置では、第2のコンベア38に到達して、そ れにより微粒子が第2のコンベア38によって受け取られるように、変位可能に 構成される。 シャフトふるい34の出口領域40において、分類および区分け手段6は、軽 量物を取り除くための分離手段を含む。この分離手段は吸引ファンネル42を含 み、これは、シャフトふるい34の出口領域40の上方に近接して配置され、か つ、真空源に接続される。真空源は従来的な構造のものであり、したがって図示 されない。吸引ファンネル42は、プラスチック、王冠、その他のような軽量物 用の回収容器44に通じるが、これらは、シャフトふるい34によって投げ上げ られた物質から、吸引ファンネル42を通じて吸い出される。 分類および区分け手段6は、分別器46を含み、これは、シャフトふるい34 の出口に位置し、排出コンベア52より前に置かれる。分別器46はそれ自体が 公知であり、シャフトふるい34から出る物質から、金属だが磁気を有さない異 質成分を排除することによって、それらの異質成分を取り除く役割を果たす。排 除された異質成分は、従来の方法で、運搬手段により回収容器(図示せず)に運 ばれ得る。 分類および区分け手段6は、分別器46に続いて、排出コンベア52を含む。 第1のコンベア36が図示された動作位置にある場合は、微粒子は、ふるい残余 物とともに、排出コンベア52によって受け取られる。 さらに、分類および区分け手段6は、排出コンベア52に配置される、磁気分 別器54を含むが、これは公知の構造であり、したがってさらに記載はしない。 磁気分別器54は、排出コンベア52によって運搬される物質から、磁気を有す る異質成分を除去する。磁気を有する異質成分は、回収容器56内に回収される 。 分類および区分け手段6は、最後に、かつその出口側に、石用分別器58もま た含んでもよい。石用分別器58は、バッグコンベア60を含み、これは、バッ グコンベア60の傾斜角度を調節するための従来の調節手段62を含む。特定の 処理される物質に応じて、傾斜角度が調節され、このため、排出コンベア52か らバッグコンベア60に搬送される堆肥にできる物質は、さらに運搬されて蓄積 される。これに対して、そのような物質に含まれる石は、バッグコンベア60に よって運ばれることはなく、そこから回収容器64内へと落ちる。 図4の上面図内には、送り出し手段30と、シャフトふるい34に通じるコン ベア32とを含む攪拌−粉砕機2ならびに、送り込み手段5および分離フィーダ 22が示される。回収容器44に通じる吸引ファンネル42は、シャフトふるい 34の出口領域40の上方に見られる。この図において、シャフトふるい34を 横断して延びる第2のコンベア38もまた認められるであろう。さらに、排出コ ンベア52の上方に位置する磁気分別器54および、それに関連する回収容器5 6もまた、明確に示されている。 上に記載された処理設備10は、前述の2つの動作モードで動作が可能であり 、すなわち、生物学的廃棄物を前処理してバイオ堆肥物を生成するために、かつ 、そのようにして得られたバイオ堆肥物から完成した生成物を生成するために動 作が可能である。これら2つの動作モードを、ここで詳細に説明する。 第1の動作モードにおいて、生物学的廃棄物の装填物は、均質でない塊からな り、これは、さまざまな粒子サイズを有しかつ金属の異質成分および非金属の異 質成分をも含み得る固体成分と、もともと物質内に含まれていたかまたは、醗酵 および腐敗のプロセスによってその中に形成されたものであり得る、液体成分と を含む。ほとんどの場合、生物学的廃棄物は4のpH値までの酸性反応を有する 。このようなpH値は嫌気性の醗酵および腐敗プロセスに有利であり、またさら に、組織化されていない、液体を含む物質は、よく規定された前提条件と、より 厳しく与えられた条件下でしか、バイオ堆肥物の形成のために腐食用スタックと して積み上げることができないので、前処理がなされなくてはならない。この目 的の ために、攪拌−粉砕機2内に送り込まれている生物学的廃棄物には、送り込み手 段5および分離フィーダ22を使用して、ある添加物が付加される。このような 添加物は、酸度のレベルを減じ、塊を密にし、かつ、その塊を、かなりの程度ま で問題が解消されてさらなる処理が可能な、組織化された状態に変換する。送り 込み手段5の第1のリザーバ14は、対応して、ライム等の中和剤を含み、これ は、酸度のレベルを減じるために生物学的廃棄物に付加される。第2のリザーバ 14は、岩粉等の増粘剤(シックナー)を含み、これは液体を固める。フィーダ 22の装填ホッパ24には、組織化する物質が装填されるが、これは、藁、木っ 端、おが屑、腐食堆肥、緑樹の伐木から生成された堆肥物、泥炭のような物質、 および同等物から選択され、組織化されていない塊に組織を与え、それにより、 その塊が腐食用スタックとして積み上げられることが可能になる。 添加物をすべて導入した後に、攪拌−粉砕機2のカバーが閉じられる。送り込 まれた生物学的廃棄物は、続くスクリュー12の回転中に、潰され、磨り潰され 、引き裂かれ、かつ通常激しく混合されて添加物と反応させられ、それにより、 概して均質の生成物が形成される。このプロセスは、比較的短期間の後にすぐに 止められて、こうして、はっきりした臭気のない、乾燥して砕けやすい粘稠度の 、均質化されかつ組織化された物質が形成される。このように前処理された物質 は、続く、腐食用スタック7を形成するための積み上げるステップに好適である 。この物質はもはや、果物、野菜、およびその他の、腐食用スタック7内に高密 度の部分を形成し、かつ嫌気性の醗酵および腐敗のプロセスを引き起こしかねな い、未消化の物質は含まない。 攪拌−粉砕機2内での前処理が終わった後に、その封緘材が開けられて、前処 理された物質は、出力手段30およびコンベア32を介して、分類および区分け 手段6に送られる。この中で、攪拌−粉砕機2内で前処理された物質が、分類お よび区分けの動作にかけられ、その間、シャフトふるい34と連動して、この物 質から、軽量物が分別器40によって、金属だが磁気を有さない異質成分が分別 器46によって、磁気を有する異質成分が磁気分別器54によって、および、石 が分別器58によって、それぞれ除去される。処理設備10のこの第1の動作モ ード中、第2のコンベア38はカバーで覆われ、動作しない。 微粒子およびふるい残余物は、排出コンベア52によって受け取られてバッグ コンベア60に供給され、バッグコンベア60は、堆肥にできる物質を、予め定 められた位置に蓄積する。 蓄積された物質は、前置ローダによって取り上げられて、三角形または台形の 断面を有する腐食用スタック7を形成するよう積み上げられる。その中で、物質 は腐食し、6週間ないし8週間の時間期間内にバイオ堆肥物が形成される。給気 が十分に行なわれるように、腐食用スタック7は、1回または多数回転移されて 、それにより局所的な腐敗プロセスおよびそれに伴う不快な臭気を、最大限、排 除する。 経験に従えば、こうして得られたバイオ堆肥物は、多量の栄養分を含有するた めに、いつの場合にも完成した生成物としては使用できない。多くの場合添加物 がそのバイオ堆肥物に付加されなくてはならないが、このような添加物は通常、 通例の完成した生成物内に存在するものであり、特定の使用の目的に欠かせない ものである。処理設備10の第1の動作モードの結果として得られた上述のバイ オ堆肥物には、同じ処理設備10の第2の動作モードにおいてさらなる処理が施 されるが、これを次に説明する。 この目的のために、バイオ堆肥物は、前置ローダ等の搬送機を使用して、腐食 用スタック7から除去されて、攪拌−粉砕機2に送られる。送り込み手段5のそ れぞれのリザーバ14は添加物を含むが、これらは、特定の使用の目的に適合す る組成を有する完成した生成物を得るために、バイオ堆肥物に付加される。混合 、粉砕および均質化の後に、混合され、粉砕されかつ均質化された物質が、出力 手段30およびコンベア32を使用してシャフトふるい34に送られる。このと きには、その下方の第1のコンベア36は、置き換えられた動作位置をとり、そ のため、第2のコンベア38は微粒子を自由に受け取り、それを貯蔵位置または 包装手段9に運搬する。その構成は、微粒子が特定の使用の目的のために望まし い粒子サイズで得られるようにする。 処理設備10の上述の実施例は、バイオ堆肥物の前処理のためか、または、完 成した生成物を生成するためかの、継続的でないモードでしか動作できない。こ の後に記載する、特定の図面では図示しない変形においては、その設備は、両モ ードで継続的に動作が可能である。 このために、装填位置には、2つの攪拌−粉砕機2および2つの送り込み手段 5が備えられ、送り込み手段は2つの攪拌−粉砕機2のうちのそれぞれ1つずつ に関連する。分離フィーダ22がもしあれば、それには、延長可能なコンベア2 6が備えられ、それによりこれは、2つの攪拌−粉砕機2のいずれか一方に位置 合わせが可能である。コンベア32は、2つの攪拌−粉砕機2の出力手段30に かかって延び、したがって、2つの攪拌−粉砕機2の両方から、混合され、粉砕 されかつ均質化された物質を受け取ることが可能である。生物学的廃棄物を前処 理するための第1の動作モードにおいて、この構造は以下のように動作する: 第1の攪拌−粉砕機2には生物学的廃棄物が装填され、関連する送り込み手段 5から必要な添加物を受け取る。第2の攪拌−粉砕機2は既に生物学的廃棄物お よび必要な添加物を含み、送り込まれた物質を混合し粉砕しかつ均質化する動作 中にある。第1の攪拌−粉砕機2を装填する時間期間中に、第2の攪拌−粉砕機 2における均質化のプロセスと、均質化された物質をそこからコンベア32に出 力するプロセスとが進行する。したがって、第1の攪拌−粉砕機2において均質 化のプロセスおよびその均質化された物質の出力が進行する間に、第2の攪拌− 粉砕機2に生物学的廃棄物をさらに装填することが可能となるのである。 このように変形された処理設備は、特に所望の完成した生成物を生成するため の第2の動作モードでもまた、対応する方法で、継続的に動作することが可能で ある。 図5から図7は、第2の実施例を表わす処理設備66を示すが、この中の、図 1から図4に示される第1の実施例にも含まれる部分は、同じ参照番号が付され ている。図5の第1の側面図で、攪拌−粉砕機2と、スタンド18上のリザーバ 14およびそれぞれの添加物のための送り出し手段16とを含む送り込み手段5 とが示される。リザーバ14は、攪拌−粉砕機2に通じる運搬手段の上方に、直 列に配置される。この場合、運搬手段は共通のベルトコンベア68および第1の バッグコンベア70として構築され、第1のバッグコンベア70は、攪拌−粉砕 機2に通じる。攪拌−粉砕機2は、先に記載した方法のうちの1つで装填される 。 図6は、図5の側面とは対向する側面からの、処理設備66の側面図である。 第2のバッグコンベア72は、攪拌−粉砕機2から延び、添加物を混合した、粉 砕された出発物質を受け取るための中間バンカ74に通じる。中間バンカ74は 底部コンベアバンド76を含み、これは、送り込まれた物質を、通り抜け口78 を通じてコンベア32に送る。コンベア32はこの実施例においてはバッグコン ベアとして構築され、分類および区分け手段6に通じる。中間バンカ74の容量 は、攪拌−粉砕機2の容量よりも大きい。したがって、送り出される物質は、制 限された通り抜け口の断面を有する通り抜け口78でせき止められ、結果として 、物質の流れが、後に続く分類および区分け手段6の処理量に一致され適合され る。 分類および区分け手段6は、ふるい分けドラム80の形のふるい分け装置およ び、空気分級機88を含む。ふるい分けドラム80はそれ自体が公知であり、( たとえば、ドイツ連邦共和国、D−42555 ベルベルト、フォスナッケル・ シュトラーセ、67(Vossnackerstrasse 67,D−42555 Velbert,Germany)の ベルナー・ドップシュタート社(Werner Doppstadt)から、SM518St型が )市販されているので、さらに説明はしない。逆転が可能な第1のコンベア82 、第1のコンベア82を横断してその入力側に延び、微粒子を受け取る第2のコ ンベア84、および、出力側にあって、ふるい残余物を受け取るための第3のコ ンベア86が、ふるい分けドラム80に関連する。第1のコンベア82および第 3のコンベア86は、空気分級機88内にまっすぐ延びる。ばねを収納する2つ の本体87は、第3のコンベア86に関連し、それらは、動作中に回転が可能で 、ふるい残余物内に突き出すばね鋼アーム89を備える。ばね鋼アーム89の攪 拌する動きのために、第3のコンベア86によって運搬されるふるい残余物の表 面に軽量物が持ち上げられ、そこで、空気分級機88における続く軽量物の除去 が、容易になる。 空気分級機88は、図7に断面で示されるが、これは、送風機90と、送風機 90によって生成される空気流れのための偏向手段92とを含む。第3のコンベ ア86の端部と、逆転可能な第1のコンベア82の端部との間に、衝撃ドラム9 4が垂直に配置される。ワイパ98を含む掃気ドラム96は、衝撃ドラムから横 方向にそれて、それと軸方向に平行に延びる。前述の軽量物のための回収容器4 4は、ワイパ98の下方に位置する。空気分級機88の動作中、ふるい残余物は 、 第3のコンベア86の端部から落ちて、偏向手段92によって起こされかつ第3 のコンベア86と衝撃ドラム94との間に規定されたスペースに向かって横方向 に流れる、第1の空気流れに晒される。衝撃ドラム94から投げ出された物質は 、偏向手段92によって起こされかつ衝撃ドラム94と掃気ドラム96との間に 規定されたスペースに下方から流れ込む第2の空気流れに晒される。これらの両 方の空気流れが、ふるい残余物内に存在する軽量物を運び、それらを掃気ドラム 96にため、そこから軽量物はワイパ98によって回収容器44に運ばれる。 落下していくふるい残余物は排出コンベア52上に落ちるが、これは、空気分 級機88から続いて、処理設備のこの構築においては第2のコンベア84に対向 して、横断して延びる。この場合にはまた、磁気分別器54が、先に記載した実 施例と同様の態様で、排出コンベア52に配置される。ここにはまた、金属質で かつ磁気を有さない異質成分を除去するための分別器46および/または石分別 器58が、備えられてもよい。 生物学的廃棄物を処理するための処理設備66の動作中、微粒子と、それと同 時にふるい残余物とが、それぞれ、第1のコンベア82および第3のコンベア8 6によって排出コンベア52に運搬されて、そこで蓄積され、その蓄積から、物 質が腐食用スタックとして積み上げられる。このとき、第2のコンベア84は動 作しない。バイオ堆肥物から完成した生成物を生成するための処理設備66の動 作中、第1のコンベア82は逆転される。完成した生成物は、第1のコンベア8 2によって受け取られた微粒子を形成し、その後、第2のコンベア84によって 、貯蔵位置または包装装置9に運ばれる。この間に得られたふるい残余物は、第 3のコンベア86によって受け取られ、空気分級機88を通って、排出コンベア 52に送られ、その後蓄積される。 図7は、処理設備66の全体の概観図を示す。処理設備66は、処理設備10 と同様、従来の発電機を使用してエネルギが中央に供給され、かつ、制御キャビ ネット内に納められた中央制御手段4を有する。バンドコンベア68を含む一連 のリザーバ14は、バッグコンベア72、中間バンカ74およびコンベア32と 平行に配置され、それにより、全体としてスペースを節約する構造となっている 。 上述の処理設備10および66は、小さな自治体においてさえも、経済的かつ 生態学的に好ましい、生物学的廃棄物の処理を可能にする。この処理動作は、経 済的な方法で行なわれるが、これは、この処理設備の建設コストおよび操業コス トが、小さい自治体にとっても手頃であり、かつ、同じ1つの設備が、2つの異 なるプロセス、すなわち、生物学的廃棄物を前処理してバイオ堆肥物に変換する プロセスと、前処理によって得られたバイオ堆肥物から非常に多種にわたる完成 した生成物を生成するプロセスとの、その両方を実行するのに利用されるためで ある。特に、その処理動作は、できるかぎり自動化され、そのため、生物学的廃 棄物の手作業による区分けおよび、それによって引き起こされる作業員にかかる 非常に大きな負担を、取り除くことが可能である。さらに、攪拌−粉砕機2によ ってもたらされる望ましい効果として、さもなければ通例であった前もって腐食 させるプロセスを排除することが可能となり、それにより、スペース、時間およ び処理ステップが、相当量節約できる。 この処理はまた、生態学的にも有利な方法で行なわれるが、これは、輸送距離 が比較的短く、そのため、生物学的廃棄物の搬送による交通への影響が少なくて 済むからである。また、生物学的廃棄物の前処理が閉鎖された攪拌−粉砕機内で 行なわれるために、さもなければそれに関連して発せられた、相当に不快な臭気 を防ぐことも可能である。さらに、実際的に無臭の完成した生成物を生成するま での全体の処理動作は、設備の内部および外部における不快な臭気が極めて最小 限度に減じられた状況下で行なわれるが、これには、使用済フィルタを生成して 、その結果やはり環境に影響を与えてしまう、高額なろ過装置は、一切必要がな い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.出発物質を処理するための、少なくとも1つの閉鎖可能な攪拌−粉砕機(2 )と、 攪拌−粉砕機(2)に関連しかつ、出発物質への添加物のための送り込み手段 (5)と、 出発物質の測定データを検出するための測定手段(3)と、 送り込み手段(5)に接続されかつ、検出された測定データを受け取るプログ ラム可能な制御(4)とを含み、その制御の手段によって、検出された測定デー タに対応する性質および量の添加物が出発物質に送られ、さらに、 少なくとも1つの攪拌−粉砕機(2)に続く、自動的に動作する分類および区 分け手段(6)を含み、 出発物質は、(i)搬送された生物学的廃棄物かまたは(ii)搬送された生 物学的廃棄物から得られたバイオ堆肥物のいずれかを選択的に含むことを特徴と する、生物学的廃棄物を処理するための処理設備。 2.前記送り込み手段(5)は、その各々が別個の添加物のための送り出し手段 (16)を有する複数個のリザーバ(14)を含み、かつ、送り出し手段(16 )から攪拌−粉砕機(2)に通じる運搬手段を含むことを特徴とする、請求項1 に記載の処理設備。 3.前記運搬手段は、攪拌−粉砕機(2)の送り出し手段(16)から攪拌−粉 砕機(2)に通じる送り出しダクト(20)を含むことを特徴とする、請求項2 に記載の処理設備。 4.前記運搬手段は、リザーバ(14)の送り出し手段(16)に関連するバン ドコンベア(68)を含むことを特徴とする、請求項2に記載の処理設備。 5.前記送り込み手段(5)は中和剤のための第1のリザーバ(14)および増 粘剤のための第2のリザーバ(14)を含むことを特徴とする、請求項1から請 求項4のいずれかに記載の処理設備。 6.前記中和剤はライムであり、かつ、前記増粘剤は岩粉であることを特徴とす る、請求項5に記載の処理設備。 7.前記送り込み手段(5)は、バイオ堆肥物に付加されかつ完成した生成物の 組成に適合されるべき添加物のためのさらなるリザーバ(14)を含むことを特 徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の処理設備。 8.前記送り込み手段(5)は運搬手段(26)を有するフィーダ(22)を含 むことを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれかに記載の処理設備。 9.前記フィーダ(22)はそれぞれの添加物のための装填ホッパ(24)を含 み、かつ、前記運搬手段(26)は装填ホッパ(24)から攪拌−粉砕機(2) に延びるコンベア(26)を形成することを特徴とする、請求項8に記載の処理 設備。 10.前記装填ホッパ(24)には組織化する物質を装填することが可能であり 、かつ、コンベア(26)は攪拌−粉砕機(2)の上方で終わることを特徴とす る、請求項9に記載の処理設備。 11.前記攪拌−粉砕機(2)の出力装置(30)が、コンベア(32)を通じ て分類および区分け手段(6)に接続されることを特徴とする、前掲の請求項の いずれかに記載の処理設備。 12.コンベアバンド(76)を備える中間バンカ(74)が、前記出力装置( 30)と前記分類および区分け手段(6)との間に配置されて、添加物が混合さ れた粉砕された出発物質を受け取ることを特徴とする、請求項11に記載の処理 設備。 13.前記複数のリザーバ(14)は、バンドコンベア(68)の上方に直列に 、かつ、出力装置(30)、中間バンカ(74)およびコンベア(32)に平行 に配置されることを特徴とする、請求項12に記載の処理設備。 14.前記分類および区分け手段(6)はふるい分け装置を含み、ふるい分け装 置はコンベア(32)によって供給され、そのふるい分け装置の下方に延びる第 1のコンベア(36、82)を含み、かつ、それを横断して延びる第2のコンベ ア(38、86)をさらに含むことを特徴とする、請求項11から請求項13の いずれかに記載の処理設備。 15.前記第1のコンベア(36)は、第2のコンベア(38)に対して変位可 能に配置され、それにより、微粒子が、第1のコンベア(36)または、第1お よび第2のコンベア(36、38)のいずれかによって選択的に運搬が可能であ ることを特徴とする、請求項14に記載の処理設備。 16.前記第1のコンベア(82)は、逆転可能なコンベアであって、それによ り、微粒子は、第1のコンベア(82)または第1および第2のコンベア(82 、86)のいずれかによって選択的に運搬されることを特徴とする、請求項14 に記載の処理設備。 17.前記分類および区分け手段(6)は、軽量物のための分別器を含むことを 特徴とする、請求項11から請求項16のいずれかに記載の処理設備。 18.前記ふるい分け装置はシャフトふるい(34)であり、かつ、前記分別器 はシャフトふるい(34)の出口部分(40)の上方に近接して配置されかつ真 空源に接続される吸引ファンネル(42)を含み、前記吸引ファンネルは吸引さ れた軽量物のための回収容器(44)に通じることを特徴とする、請求項17に 記載の処理設備。 19.前記ふるい分け装置はふるい分けドラム(80)を形成し、かつ、前記軽 量物のための分別器は第3のコンベア(86)を通ってふるい分けドラム(80 )の出口に接続する、ふるい残余物のための空気分別器(88)を形成すること を特徴とする、請求項17に記載の処理設備。 20.前記空気分別器(88)は、送風機(90)と送風機(90)によって生 成される空気流れのための偏向手段(92)と、第3のコンベア(86)の出口 の下方の衝撃ドラム(94)と、ワイパ(98)を含む掃気ドラム(96)とを 含み、前記掃気ドラムは衝撃ドラム(94)から横方向に間隔をおいて、それに 軸方向に平行に配置され、さらに、分離された軽量物のための回収容器(44) を含み、前記偏向手段(92)は、第3のコンベア(86)と衝撃ドラム(94 )との間に規定されたスペースおよび、衝撃ドラム(94)と掃気ドラム(96 )との間に規定されたスペースに向かうことを特徴とする、請求項19に記載の 処理設備。 21.前記軽量物のための分別器の後には、排出コンベア(52)が続くことを 特徴とする、請求項1から請求項20のいずれかに記載の処理設備。 22.前記分類および区分け手段(6)は、ふるい分け装置と排出コンベア(5 2)との中間に配置された、磁気を有さない金属性の異質成分を受け取るための 分別器(46)を含むことを特徴とする、請求項20に記載の処理設備。 23.前記分類および区分け手段(6)は、排出コンベア(52)上に存在する 物質から磁気を有する異質成分を分離するための磁気分別器(54)を含むこと を特徴とする、請求項20または請求項21に記載の処理設備。 24.前記分類および区分け手段(6)は石用分別器(58)を含むことを特徴 とする、請求項20から請求項23のいずれかに記載の処理設備。 25.前記石用分別器(58)は、排出コンベア(52)に続きかつ調節可能な 傾斜を有するバッグコンベア(60)を含むことを特徴とする、請求項24に記 載の処理設備。 26.2つの攪拌−粉砕機(2)が備えられ、かつ、交互にその2つの攪拌−粉 砕機(2)のうちの一方に出発物質および添加物が装填され、その一方で、2つ の攪拌−粉砕機(2)のうちの他方においては送り込まれた物質が混合されかつ 粉砕されてそこから送り出されるように、それらが連続して交互に動作が可能で あることを特徴とする、前掲の請求項のいずれかに記載の処理設備。 27.第1の送り込み手段(5)は、前記2つの攪拌−粉砕機(2)の各々1つ ずつに関連し、前記フィーダ(22)は2つの攪拌−粉砕機(2)の各々に対し て調節可能である延長可能なコンベア(26)を含み、かつ、コンベア(32) は両方の攪拌−粉砕機(2)の出力手段(30)から分類および区分け手段(6 )に延びることを特徴とする、請求項26に記載の処理設備。
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