JPH10509634A - 分離装置 - Google Patents

分離装置

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JPH10509634A
JPH10509634A JP8511520A JP51152096A JPH10509634A JP H10509634 A JPH10509634 A JP H10509634A JP 8511520 A JP8511520 A JP 8511520A JP 51152096 A JP51152096 A JP 51152096A JP H10509634 A JPH10509634 A JP H10509634A
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ベル マッケオウン,ジョン
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マザーウェル ブリッジ ファブリケイターズ リミテッド
ベル マッケオウン,ジョン
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Abstract

(57)【要約】 搬送液体から液体に含まれた固体を除去することを目的とする低メンテナンスの分離装置は、固体の含まれた液体の供給を受けるための入水口(150)と、重力により液体及び固体を流出するための出水口(145)とを有する、液体の渦形成チャンバ(130)を備えたハイドロサイクロン(hydrocyclone)分離器(105)を備える。前記チャンバは、該チャンバの上部に位置するスクリーン(125)を備え、固体の通過を抑制して液体の流通を可能にするように上昇した液面を遮るべく配置され、前記スクリーンは、少なくとも部分的に穿孔(foraminated)された凹形状の表面を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 分離装置 本発明は、液体を曲壁を有するチャンバに入れ、重力の影響の下で普通にそこ から排出する前に渦を形成させることにより、搬送液体から液体に含まれた固体 を除去することを目的とする低メンテナンスの分離装置に関する。チャンバ内に 生成される循環流の特徴は、チャンバ壁に接する液体とチャンバ中心の液体との 異なる流速に帰着し、そのことにより、汚染物質の固体が、収集してチャンバの 出水口で液体から分離するために蓄積される。このような装置は一般的に当該技 術分野で知られており、普通ハイドロサイクロン(hydrocyclone)と呼称されて いる。専用ではないが、特に、本発明は混合下水道(combined sewer)の排水路 に使用されるハイドロサイクロンに関する。 混合下水道は、家庭の下水が、道路、屋根、農地排水路等からの他の形態の廃 水と混合される場所の一つである。一定期間の激しい降雨の間、このような下水 道を通る流水は劇的に増加し、下流に位置する如何なる下水処理システム又は下 水処理施設の運転能力をも越え得る。結果として、全処理することなく超過分は 排出しなければならない。 過度の流水を如何に洗浄するかという問題は、数多く提言されてきた。初期の システムは、単純なオーバーフロー堰(せき)(overflow weir)使用するもの であった。しかしながら、これは、かなりの量の固体物質が氾濫し、排出される ことを許容するため、顕著な効果がないものであった。この放出を削減する手段 として機械的に傾斜したスクリーンを追加することが試みられた。 ここ数年、渦流の特性を使用する分離方法がかなりの成功を伴って使用されて きた。この方法において、固体物質を含む液体の高速流は、ベースに入水口を備 えた円筒状チャンバ内に接線方向に導かれる。入水口の流水が円形竜巻状の水路 へ入る結果生じる曲げモーメントは、渦を生成し、供給流水の構成要素を動的に 分離する。このように汚染の元になる固体は、下水処理設備に達する前に出水口 を通して排出され、残る液体はチャンバから収集され、処理されずに排出され得 る。 本原理で作動するシステムの利点は、ほとんどメンテナンスを必要とせず、地 下に設置し得るということである。しかしながら、システムは、沈殿可能な浮遊 固体を除去するには効果的であるが、数種の浮揚性物質を除去するのは困難であ るということを試験が示してきた。中間密度固体(neutral density solids)( NDS)と呼 称されるこの物質は、コンドーム、衛生タオルのバッキング、皮下注射器等の品 目からなる。これらの固体は、残念ながら、目に見えて見苦しい汚染を生み出す ものであり、大部分は微生物によって分解できるものではなく、レクリエーショ ン用の水が集まっているところの周辺に排出されれば、著しく公衆の衛生を損な うおそれがあり得る。また、近い将来に施行される新しい法律は、一定の2次元 寸法より大きなNDSは氾濫水が排出される前に除去されなければならないこと を要求する。 渦分離装置にスクリーンを組み込むことが提案されてきたが、スクリーンが直 ぐに塞がれ効果的でないということが判明した。さらに、分離器のユニットが地 下に普通に埋められた状態では、閉塞状態を解除するために近づくのが極めて困 難である。そのため、前述の問題点の少なくともいくつかを取り除き、緩和する ことが本発明の目的である。 本発明によれば、固体で汚染された液体を供給するための入水口と、重力によ り液体及び固体を流出するための出水口とを有する液体の渦形成チャンバを備え たハイドロサイクロン分離器が提供される。前記チャンバは、該チャンバーの上 部に位置して、固体の通過を抑制し液体の流通を可能にするため、上昇した液面 を遮るように 配置されたスクリーンを備え、該スクリーンは、少なくとも部分的に穿孔され( foraminated)、凹形状の表面を有する。 スクリーンの凹形状から得られる重要な利点は、液面がチャンバ内で上昇した とき、例えば、激しい流水又はオーバーフロー状態の期間、回転速度はテーパ面 との接触により増加し、そのことにより、スクリーンの穿孔された部分を閉塞し ていない状態にすることを補助する追加の洗浄作用を与える。さらに、液面が後 退する時にはいつでも、スクリーンの傾斜面は、スクリーンに捕捉された如何な る固体も重力の影響で落下することを助長する。同様に、吊下がった物質、すな わち、スクリーンに引掛かって捕捉された長めの固体は、降下する渦巻く液体の 流れに捕まり、スクリーンから離れて引きずり込まれる傾向がある。 ある構成においては、スクリーンは、逆さまにした皿状又は浅い円錐状の形態 を有し、該スクリーンの表面は、大部分が穿孔され、残りの部分が流れを方向付 け又はそらせるためにそれに連続している。スクリーンを横切る液体の流れを制 御し又は促進するためのバッフル(baffles)が、スクリーン表面又はその直近 に備えられてもよい。ある配置においては、穿孔された表面は穿孔されて いない(non-foraminated)表面の後ろに設けられ、全表面構成が穿孔された部 分を横切る洗浄流水を最適化するように配置されている。 凹状のスクリーン表面は、非付着性又は低付着性材料から製造され又はコーテ ィングされ得る。適切な持続性及び非付着特性を有する適切な物質は、一般的に 商標名テフロン(TEFLON)として知られているようなポリテトラフルオロ エチレン(polytetrafluoroethylene)(PTFE)のようなフッ化炭素ポリマ ー樹脂(fluorocarbon polymer resin)でよい。 高い液面が降下した後、固体の保持又は付着を抑制するようにスクリーン表面 を設計することもまた可能である。これは、スクリーン表面の各開口に並置され た複数の表面の突出部を設けることによってなされ得る。前記突出部は、流れの 方向に対向する傾斜面を形成し、固体を開口付近を通り越して逸らせる。前記突 出部は、開口に隣接する離散的偏向部(discrete deflector)の構成であっても 良く又は一連の前記開口と一直線上に並べられた尾根状の偏向部(ridge deflec tor)であっても良い。好適には、表面の突出部は、スクリーン表面から上方に 浅い傾斜を形成する第1の表面と、その後に急勾配の返しを形成する第2の表面 とを有するほぼくさび状の形状 で良い。液体の通過を可能にする開口は、急勾配の返し面に直接隣接するか、或 いは、該返し内に選択的に形成されても良い。いずれの場合でも、突出部を越え て急速に通過する液体中にある固体の勢いは、該固体に開口を迂回させ、それに より、スクリーンの穿孔された部分の閉塞を防ぎ又は軽減する。 必要に応じて、スクリーンは固体を取り除き又は取り出すための手段を備え、 該手段は駆動ブラシ若しくはウォータジェット利用装置又はそれらの組合せのい ずれかでよい。 ブラシは、水力又は電気モータにより、又は、渦チャンバ内の液体の渦巻き動 作によって生成されるエネルギーによって動力供給され得る。 分離器は、一定期間持続する入水口での高流速の間、例えば大雨状態の間又は その後、渦チャンバ内にある液体の高さを低下させる手段を備えても良い。前記 手段は、渦チャンバ及びチャンバ出水口の間を連通する少なくとも一つの水管を 備えてもよく、又は、渦の空芯(air core)を衰弱させてチャンバ出水口を通る 液体の流速を増加させることを意図された渦破壊装置の形態をとってもよい。渦 チャンバ内の液面の急激な低下を引き起こし、スクリーンに捕捉された固体を渦 チャンバ内に落下させ ることが、前記手段の目的である。 スクリーンは、垂直に上方に延びる煙突状の物を備えてもよい。その目的は、 上昇した液面が渦チャンバ内にある際、液面をより高く上昇させ、続いて、少な くとも一つの水管に呼び水をして作動させることである。 スクリーンは、少なくとも部分的に穿孔された表面を有する。好適な実施形態 では、載頭円錐状(frusto-conical)スクリーンが備えられている。前記スクリ ーンにおいては、穿孔されていない部分が該スクリーンの四分円と、該スクリー ンの最外端から内側に延びる円周帯とを備える。 渦チャンバの内部は、チャンバの渦形成特性を促進し及び/又は前記物質をチ ャンバ出水口の近辺に方向付けるバッフル手段及び/又は流れ制御手段が備えて もよい。 好適には、渦チャンバは、入水口の液体の流れを該チャンバの下方及び壁上の 両方に方向付ける働きをする接線方向の入水口の周りにバッフルを備える。 チャンバは、該チャンバの壁から内側に突出し、チャンバのベースからチャン バ頂上にあるスクリーンに延びる、少なくとも一つのバッフルを備えてもよい。 好適な実施形態では、入水口に隣接する単一のバッフルを備えている。 分離器は、使用に際して分離器内の液面がスクリーンのベース上方に維持され るように構成されてもよい。 分離器が渦チャンバを取り囲む環状収集チャンバを備える場合、該環状収集チ ャンバから出水口を取り囲む堰を設けることにより、液面はスクリーンのベース 上方に維持され得る。または、分離器は収集チャンバを備えてもよい。前記渦チ ャンバと前記収集チャンバとの間の連通は、渦チャンバの壁にある開口によって 与えられ、該開口はスクリーンのベース上方に位置している。 使用に際し、分離器は混合下水道中の流れを遮るように配置されるか、或いは 、必要であれば「オンライン」位置に持ってくることができる設備を備えた「オ フライン」位置に設けられてもよい。 単なる例示として、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら述べる 。 図1は、従来の渦分離器(vortex separator)の側面図である。 図2は、図1における分離器の平面図である。 図3は、本発明に係る渦分離器の側面図である。 図4は、図3における分離器の平面図である。 図5は、ウォータジェットシステムを組み込んだ本発明に係る分離器の側面図 である。 図6は、少なくともスクリーンの一部として可能な構成の拡大図である。 図7は、スクリーンの貫通孔の詳細図である。 図8は、スクリーン貫通孔の構成の他の実施形態である。 図9は、本発明に係る分離器に使用する水−機械式洗浄機構の側面図である。 図10は、本発明の一態様に係る渦分離器の側面図である。 図11は、図10の渦分離器の一部を表した平面図である。 図12は、ウォータジェット装置及び機械的ブラッシング装置を備えた渦分離 器の概要を表す側面図である。 図13は、水管を備えた渦分離器の側面図である。 図14は、図13の渦分離器の一部を表した平面図である。 図15Aから図15Hは、他のスクリーンの構成の側面図及び平面図である。 図16Aから図16Dは、他の渦チャンババッフルの構成の平面図である。 図17は、図16BのA−A線によって示された断面図である。 図18は、図16BのB−B線によって示された断面図である。 図19は、本発明の他の実施形態に係る渦分離器の側面図である。 図20は、図19の渦分離器の平面図である。 図21は、本発明の他の実施形態に係る渦分離器の平面図である。 図22は、図21の渦分離器の一部を表した平面図である。 初めに図1及び図2を参照すると、傾斜ベース13を結合した円筒状の外枠2 と、円錐状ベース9を有する円筒状の内部容器3とを備えた分離器1が示されて いる。円周の一部としてオーバーフロー部分(図示せず)に備えられた円周縁4 は、内部容器3の外面から外枠2の内面に延びている。これは、分離器1の内部 を3つの別個の空間、即ち、渦チャンバ(voltex chamber)5と、内部容器3、 外枠2及び縁4の間に形成された環状水路6と、出水口チャンバ7とに分割する という効果がある。前記出水口チャンバ7は、円錐状ベース9、縁4、外枠2及 びその傾斜ベース13により区画されている。渦チャンバ5と出水口チャンバ7 との連通は、内部容器の円錐状ベース9の中央に位置する開口8によって形成さ れ る。内部容器3の上端部は周囲の周辺堰(せき)10を定める。出水口チャンバ 7は、存在する如何なる物質も水路12を通して取り除くことを可能とするオリ フィス11を備えている。接線方向の入水口14は、液体を渦チャンバ5に導く ために設けられている。出水口ダクト17は、環状チャンバ6内にある液体の除 去を可能にする。 使用に際し、水と下水の液体混合物は、高速の流水15として、チャンバの底 面に近接した位置にある接線方向の入水口水路14を通して渦チャンバ5内に導 かれる。流水15は、内部容器3の円筒状の内壁に衝突し、その結果、環状の竜 巻状の流水16又は渦が生成される。通常の作動状態では、入水口14を通して 渦チャンバ5に入る全ての液体混合物は、開口8を通過して出水口チャンバ7内 に入る。適切な処理のため、出水口水路12を通してそこから除去される。しか しながら、増量した流水の状態となるとき、即ち、大雨の間又はその直後に、渦 チャンバ5に入る液体の量は、後の専門家による処理のために除去され得る量を 超える。したがって、液体は、上限が周辺堰10で定められた渦チャンバ5内に 蓄積し始める。大雨状態による接線方向の入水口14を通る高流速の結果、流水 16の渦巻き動作により生じる力は、 たいていの種類の固体物質を開口8を通して出水口チャンバ7内に運ぶのに十分 である。円筒状容器に接線方向に入る高速流水により生成される渦流の力学は、 流体力学の知識を備えた当業者には自明であることが理解されるであろう。固体 物質を開口8を通して運ぶのに使用されない過度の液体は、堰10を越えて環状 水路6にこぼれ、出水口ダクト17を通って除去され得る。矢符18及び18’ は、渦チャンバ5から環状水路6への液体の動きを示す。 図1及び図2に示す装置は、家庭の下水に含まれるたいていの種類の固体物質 を効果的に取り除くとはいえ、NDSを分離することには効果的ではない。これ らの固体は渦16に捕捉されず、堰10を越え水路6に運ばれる。図3及び図4 を参照すると、以上に述べたのと同じ原理で動作し、NDSが渦チャンバ5及び 環状水路6の間を通過することを防止する分離器19が示されている。これは、 円形のバッフル(baffle)20及びスクリーン21によって達成される。スクリ ーン21は渦チャンバ5に対して凹状であり、周辺堰10に接し、渦チャンバ5 を囲む役目をする。スクリーンは、渦チャンバ5から噴出した水が環状水路6に 到達可能なように、複数の貫通孔(perforation)22を備えている。貫通孔2 2のサ イズは、中間密度物質が環状水路6に到達することを防止され、渦チャンバ5内 に閉じこめられるようになっている。スクリーン21は、貫通孔22が塞がった 時に氾濫水の緊急の水路として作用する開口23を頂上に備えている。 円形のバッフル20は、渦チャンバ5内に配置され、中心バッフル24を備え ている。バッフル24は、渦チャンバの出水口の開口8と一直線上に並べられて いる。バッフル20の表面は、スクリーン20の内面からバッフル24への液体 の移動を助長し、スクリーン21の内面に接触する液体の速度を増加させる輪郭 を有する。矢符25及び25’はこれらの流れの方向を示す。この作用は、スク リーンの貫通孔22に捕捉されていたかもしれない如何なる中間密度物質をも取 り出し、貫通孔の閉塞の可能性を削減することが意図されている。流れ25及び 25’はまた、スクリーン21から取り除かれた物質をバッフル24を通して渦 16に運ぶことも意図されている。このように、中間密度物質は、接線方向に導 かれる際に渦16の周囲に導かれるのとは反対に渦16の中心に導かれ、開口8 を通して出水口チャンバ7の中に運ばれる。 いったん高流量状態が通り過ぎると、即ち、混合下水 道(combined sewer)中の過度の大雨水が処理されると、渦チャンバ5内の液面 は周辺堰10の高さより下方に再び後退する。既述の通り、接線方向の入水口1 4を通って渦チャンバ5に入る下水/水の混合物の全てが、開口8を通って出水 口チャンバ7に内に入る。スクリーンに接触した状態で残存する如何なる固体物 質も、液面を後退させることにより重力の影響で渦チャンバ5内に落ちるように 、スクリーン21は形成されている。非付着性物質からのスクリーン21の製造 又は表面の非付着性コーティングの存在は更にこの自己洗浄能力を強化する。 洗浄流25及び25’の作用を補助するため、図5は、加圧ウォータジェット システムの使用を可能とした本発明の実施形態を表す。ノズルユニット26及び 26’は、渦チャンバ5の外でスクリーン21の貫通孔の部分の上に配置されて いる。ウォータジェット27及び27’は、ノズル26及び26’によりスクリ ーンの貫通孔22を通るように方向付けられている。これらジェットの作用は、 スクリーン21の内面に付着し洗浄流25及び25’に抵抗する如何なる固体物 質をも取り除くことが意図されている。 図6は、貫通孔22をスクリーン21上に配置するに当たってとり得る手段を 示す。スクリーン21の貫通孔 22を含む部分が、本体28から後退している。後退部分28を横切る洗浄流2 5の作用は、渦流29を生成する。渦流29により生成される流れの乱れは、洗 浄流25が貫通孔22近辺の中間密度物質を取り除く能力を強化する。 図7及び図8は、スクリーンの貫通孔22の配置として可能な2つの実施形態 を表す。初めに図7は、スクリーン21表面として、各貫通孔22が各歯の短い 側に存在する往復のこぎり歯状の表面プロフィールを示す。洗浄流25の作用は 、各貫通孔22に隣接する渦流30を生成する。貫通孔22に隣接する液体に与 えられる再循環動作は、固体物質がスクリーン21に付着するのを抑制する。図 8は、前述の効果を達成するための他の方法を示す。スクリーン21は、貫通孔 22とひれ(fin)形状の突出部32とで交互に覆われている。突出部32は、 洗浄流23内に突出し、流れを乱して固体物質がスクリーン21に付着するのを 抑制する。 スクリーン21が時々物理的に洗浄される必要があることもあり得る。図9は 、地下の分離器に使用するのに適合するそのようなシステムの可能な構成を表す 。一つ又はそれ以上の高圧のウォータジェットユニット36が、外枠2内のスク リーン21の上方に配置される。ジェッ トユニット36は、分離器19内に設けられるか、又は、必要であれば枠39の 孔の中に挿入されてもよい。ユニット36により供給される複数のウォータジェ ット37を補助するべく、機械的洗浄装置が組み込まれてもよい。他の実施形態 (図示せず)においては、そのような機械的装置はウォータジェットを用いず単 独で使用され得る。駆動ユニット35は、駆動軸40及び関節式可動カップリン グ34を経て洗浄ブラシ33に結合している。駆動ユニット35が作動する際、 駆動シャフト40は回転し、ブラシ33をスクリーン21の外面全体に回転させ る。ブラシ33及びウォータジェット37によって与えられる擾乱は、スクリー ン21から頑固な物質を除去するのに十分である。駆動ユニット35、軸36及 びブラシ33の組合せは、メンテナンスのため、軸38を通して取り外され得る 。機械的洗浄機構は、電気又は太陽エネルギー又は風力を備えた如何なる好適な 手段によっても動力供給され得る。より小さな分離器は、手によって動力供給さ れる手動のシステムを組み込むことが可能である。洗浄機構の動作は、液体を装 置内で回転させることにより生成される水力エネルギーによってもまた動力供給 され得る。スクリーン21が物理的に洗浄される間隔は、設定パターンにより又 は外部の刺激に応じて予め決定さ れ得る。例えば、駆動ユニット35は、一定期間の激しい降雨の後、洗浄機構を 作動する制御システムを組み込むことができる。これは、分離器内の液面検知器 によって達成され得る。洗浄ブラシ33は渦チャンバ5内に選択的に配置され、 その結果、スクリーン21の内面の洗浄を促進し得る。 図10及び図11を参照すると、円筒状外枠110と、円錐状ベース120を 備えた円筒状内部容器115と、円筒状内部容器115の頂上に装着された載頭 円錐状スクリーン125とを備える分離器105が示されている。円筒状内部容 器115及びスクリーン125は渦チャンバ130を形成する働きをし、一方、 円筒状外枠110及び円筒状内部容器115は環状の収集チャンバ135を定め ている。収集チャンバ140が渦チャンバ130の下に備えられ、該チャンバ1 30、140は、円錐状ベース120の開口145により連通している。渦チャ ンバ130はさらに、接線方向に配置された入水口ダクト150を備え、一方、 環状チャンバ135及び収集チャンバ140は、それぞれ出水口ダクト155及 び160を備えている。使用に際し、水と下水の液体混合物は、接線方向の入水 口ダクト150を通して導入される。入水口の流水は渦チャンバ130の円筒状 壁に衝突し、そ の結果、円形の竜巻状の流水又は渦165が生成される。通常の作動状態におい て、すなわち、一定期間持続する激しい降雨、大雨等の間及びその後に生じるも のを除いて、渦チャンバ130に入る全ての液体混合物は、開口145を通過し て収集チャンバ140に達し、適切な洗浄処理のためそこから除去される。しか しながら、増量した入水口の流水状態が生じる際、すなわち、大雨の間又はその 直後に、渦チャンバ30に入る液体の量は、専門家が処理するために除去し得る 量を超える。したがって、渦チャンバ130内の液面168は、円筒状内部容器 115の端部170を越え、過度の液体がスクリーン125にある貫通孔を通過 して環状チャンバ135内に入る。スクリーン125は、中間密度固体(NDS )のような物質が環状チャンバ135に到達し処理されずに流出することを防止 する。 分離器105は、スクリーンが固体及び半固体物質で塞がらないことを確実に するための装置を備えることができる。渦165のスクリーン125に対する洗 浄作用は、前記物質がスクリーン125に付着することを抑止するが、しかし、 スクリーン125を閉塞していない状態に保つために追加の手段が必要とされる 。図12は、固体物質がスクリーン125に付着するのを防止する機 械的ブラシ175及びウォータジェット180の概要図を示す。ブラッシング装 置175は、電気若しくは水力モータ185により又は渦チャンバ内の液体の渦 巻動作により生成されるエネルギーにより動力供給され得る。 一定期間持続する入水口の激しい流れの間、すなわち、流速が典型的に1m/ 秒から4m/秒の範囲で最高になる長引く大雨状態の間及びその後、固体物質は 、そのような偶発性を避けるために取られる手段にもかかわらず、スクリーン1 25に捕捉されるようになる。渦チャンバ130内の水面168の急激な降下は 、前記固体物質を除去するのに有効であるということがわかった。固体物質をス クリーン125に保持する流圧はこのように取り除かれ、前記固体物質はスクリ ーン125から渦チャンバ130へと落下する。 急激な降下は、渦の空芯190を衰弱させ、渦チャンバの開口145を通る液 体の流れを増加させる渦破壊装置(図示せず)によってもたらされる。あるいは 、水管195が、図13及び図14に示すように、渦チャンバ130及び収集チ ャンバ140の間に設置されても良い。使用に際し、水管195内の液体表面の 高さ200は、渦チャンバ130内の液面と同等である。渦チャンバ130内の 液面168が、水管195の上昇部205に呼 び水をするのに十分な高さに上昇すれば、前記水管195は、液体を渦チャンバ 130から収集チャンバ140へ排出し始める。分離器105は、渦チャンバ1 30内で要求される液面降下を達成するのに必要である多くの管を備えることも 可能である。図13に示す例において、液面168が降下する量は、スクリーン 125のベース215の直下にある、水管195への入水口210によって制御 される。スクリーン125は、スクリーン125の頂上から中心に延びる煙突状 の物(図示せず)を備えてもよい。煙突状の物の設置は、一定の大雨での作動状 態の間、渦チャンバ130内の液面168の急激な上昇を引き起こし、水管19 5の排出を助長する。 スクリーン125の穿孔された(foraminated)部分及び穿孔されていない(n on-foraminated)部分は、渦165の洗浄作用を助長する多数の構成に配置され 得る。図15Aから図15Hは、載頭円錐状スクリーン125として種々の可能 な構成を示す。スクリーン125の穿孔されていない部分は、円周帯220又は その一部225、スクリーン125の四分円230又は上記任意の組合せである 。好適な実施形態が図15E及び図15Fに示され、スクリーンの穿孔されてい ない部分は、前記スクリーン125の四分円230と、前記スクリーンの最外端 から内側に延びる円周帯220とを備える。 バッフル及び流れの方向付け手段は、渦165の形成を助長し、固体物質を前 記渦の中心に向けるべく、渦チャンバ130内に設けられ得る。前記バッフル手 段及び流れの方向付け手段は、渦チャンバ130に入る流水を集中し且つ/又は 方向付けるために、入水口ダクト150の周りに配置され得る。バッフルは渦チ ャンバの内面235の周りに設置されてもよい。図16Aから図16Dは、渦チ ャンバ130内におけるバッフル及び流れ制御器として種々のとり得る位置を示 す。試験は、図16Bに示す入水口の延長部240及び壁バッフル245を備え た構成が、所望の結果を達成することに成功することを示した。図17及び図1 8は、矢符A−A及びB−Bによって示す断面図を示す。 図16B、図17及び図18を参照すると、渦チャンバ130内に延び、側壁 250及び上壁255を備える、入水口ダクト150の延長部240が示されて いる。前記壁250、255は、渦チャンバ130の内面125及び円錐状ベー ス120の両方から延び、入水口ダクト150の断面積を削減する働きをする。 他の実施形態では、延長部240は、入水口ダクト150の断面積を削減するこ となく入水口の流れを方向付ける働きをし得る。 入水口ダクト150の断面積を削減する壁250、255は、渦チャンバ130 のベース120及び内面235の両方に向けて入水口の流れを方向付ける。壁バ ッフル245は、渦チャンバ130の円錐状ベース120から該渦チャンバ13 0の頂上のスクリーン125へ延び、凹状の前縁260及び凹状の後縁265を 備える。前記前縁260は、後縁265の曲率半径よりも大きな曲率半径を有す る。分離器内に設置されるバッフル及び流れの方向付け手段は調整可能であり、 例えば、入水口の流れの特性に依って位置を変更し得る。 以上に記載の分離装置105は主に以下の状態で作動する。すなわち、通常の 入水口の流れの状態の下で、渦チャンバ130に入る全ての液体、固体及び半固 体物質は渦チャンバの開口145を通して運ばれ、一方、スクリーン125は、 例えば大雨の間及びその後に生じる作動状態の下でのみ使用される。図19から 図22は、液面がスクリーンのベース上方に維持される2つの可能な実施形態を 示す。 図19及び図20は、以上に記載したものと実質的に同じ分離器300を示す 。前記分離器300は、載頭円錐状スクリーン325を備えた渦チャンバ330 と、環状チャンバ335と、収集チャンバ340と、接線方向 の入水口ダクト350と、環状チャンバ335及び収集チャンバ340からの出 水口ダクト355、360とを備える。環状チャンバの出水口355は堰365 で覆われ、該堰の上部縁370は、スクリーン325のベース315よりも高い 。従って、渦チャンバ330内の液面368は、液体が環状チャンバの出水口3 55に達し得る前に、縁370の高さを越えなければならない。 図21及び図22は、環状収集チャンバの無い分離器400が示された他の実 施形態を表す。渦チャンバ430の壁410は、スクリーン425のベース41 5の上方に延び、渦チャンバ430に接するオーバーフローボックス470が備 えられている。開口部475は、液体が渦チャンバ430からオーバーフローボ ックス470内に流れるのを可能にする、渦チャンバ430の壁410に設けら れている。これもまた開口部475の下部縁465がスクリーン425のベース 415の上方にあれば、渦チャンバ430内の液体は上昇した液面に維持される 。液面をスクリーンのベース上方に維持する利点は、渦チャンバ430内の低流 速の液体と接触する、より広いスクリーン面積が得られること、及び、大雨によ る流れが和らぐ際の自動的な引き波(backwash)が得られることである。 以上に述べた本発明の実施形態は、単に例示のために挙げられ、これらは本発 明の範囲を説明することを意図されたもので、範囲を限定するものではない。本 発明の技術分野における当業者は、ここに述べた本発明が、当該技術分野で生じ た長年の問題に対する簡便な且つ比較的容易に構築された解決策を与えるという ことを認識するであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01D 29/38 580A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,JP,NO,N Z (72)発明者 マッケオウン,ジョン ベル イギリス アイヴィ54 8エックスエック ス ウェスター ロス ストラスキャロン アップルクロス サラシャー (番地な し)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固体で汚染された液体を供給するための入水口(150)と、重力により 液体及び固体を流出するための出水口(145)とを有する液体の渦形成チャン バ(130)を備えたハイドロサイクロン(hydrocyclone)分離器(105)で あって、前記チャンバは、該チャンバーの上部に位置して、固体の通過を抑制し 液体の流通を可能にするため、上昇した液面を遮るように配置されたスクリーン (125)を備え、該スクリーンは、少なくとも部分的に穿孔され(foraminate d)、凹形状の表面を有することを特徴とする前記ハイドロサイクロン分離器。 2.前記スクリーンは、逆さまにした皿状又は浅い円錐状の形態を有し、該ス クリーンの表面は、大部分が穿孔され、残りの部分がチャンバ内の流れを方向付 け又はそらせるためにそれに連続していることを特徴とする請求項1に記載のハ イドロサイクロン分離器。 3.前記残りの部分は、おおよそ扇形形状であるスクリーン表面の領域である ことを特徴とする請求項2に記載のハイドロサイクロン分離器。 4.前記残りの部分は、スクリーン表面の四分円であることを特徴とする請求 項3に記載のハイドロサイクロ ン分離器。 5.少なくとも一つのバッフル(baffle)(240)が、液体の流れをチャン バ内の渦として制御し又は促進するため、入水口の直近にチャンバ壁に隣接して 備えられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のハイドロサ イクロン分離器。 6.少なくとも一つのバッフル(245)が、スクリーン表面を横切る液体の 流れを制御し又は促進するため、チャンバ壁に接して又はスクリーンの直近に備 えられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のハイドロサイ クロン分離器。 7.駆動ブラシ(175)又はワイパーブレード又はウォータジェットノズル (180)のようなスクリーン洗浄用補助器具が備えられていることを特徴とす る請求項1から6のいずれかに記載のハイドロサイクロン分離器。 8.混合下水道(combined sewer)のオーバーフローシステムにおける請求項 1から7のいずれかに記載のハイドロサイクロンの使用。 9.液体から固体を分離するためのハイドロサイクロンを備えた混合下水道の オーバーフローシステムの能力を改善する方法であって、例えば大雨の状態から 生じる 通常のハイドロサイクロンの容量を越える上昇した液面を遮るべく、ハイドロサ イクロンに配置された逆さまにした皿形状のスクリーンを設置して、固体の通過 を抑制して液体の流通を可能にし、ハイドロサイクロンの設計パラメータを選択 して、通常の容量を越える状態下で実質的にハイドロサイクロンの全作動能力の 間に、竜巻状の液体の流れに加えて、スクリーンからハイドロサイクロンのベー スの出水口まで下方に延びる液体の渦上方に中央の空芯(air cone)を与えるこ とを特徴とする前記方法。 10.液体から固体を分離するためのハイドロサイクロンを備えた混合下水道 のオーバーフローシステムにおいて、例えば大雨の状態から生じる通常のハイド ロサイクロンの容量を越える上昇した液面を遮るべく、ハイドロサイクロンに配 置された逆さまにした皿形状のスクリーンを設けることを具備する改良であって 、固体の通過を抑制して液体の流通を可能にし、スクリーンの通過が抑制された 固体が、ハイドロサイクロンに上昇した液面が存在する間、ハイドロサイクロン 内の渦流によって生成される液体洗浄によって、又は、ハイドロサイクロン内の 液面の降下により重力によって一般的にスクリーン表面から除去可能である前記 改良。
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