JP2002542008A - 流体力学的渦流分離機 - Google Patents

流体力学的渦流分離機

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Abstract

(57)【要約】 本発明は液体から浮遊物を分離する流体力学的分離機を提供するものであり、前記分離機は、円筒状の外壁(3)と;容器内に液体の低エネルギー渦流を発生させるように前記液体を該容器内へ導入する入口手段(13)と;一端にある基部(4)と;該基部の反対端にある天井壁であって、該液体の流れから該容器内へ分離された浮遊物を含む流れを受けるための軸方向の出口開口を有する天井壁(5)と;該容器内部に設けられ、該外壁から離間した環状開口を該天井壁と共同して形成する流れ変更部材(20)と;該容器の該外壁から離間した環状沈下板であって、浮遊物を含む液体の流れのための間隙を形成するために前記天井壁から離間した上端部を有する沈下板(12)と;該容器から第一次の液体の流れを除去する導管であって、該基部と該天井壁との間の実質的に軸上の位置で該容器内部と連通する導管を有する、該天井壁の該軸方向の出口開口から分離された出口手段(10,31,32,33)とを備える分離容器を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、流体力学的な渦流分離機に関し、特にグリースのような浮遊物を該
浮遊物を含む液体の流れから分離するのに使用される分離機に関する。また、本
発明は、廃水流中に含まれるグリットとグリースのような沈殿物と浮遊物とを互
いに分離し、また、それらを含む液体の流れからそれらを分離する分離機に関す
る。また、ここでは流体力学的分離機用の新規な入口構造が開示される。
【0002】 (背景技術) 流体力学的な渦流分離機は周知であり、1950年代及び1960年代になさ
れた初期の研究成果に基づく(Design、Construction and performance of vort
ex overflow , Bernard Smisson , Symposium on Storm Sewage Overflow ,Inst
itution of Civil Engineers ,1967,99-110ページ)。それらは合同下水道放水
路(CSOs)として、またグリット分離機としての適用が発見された。
【0003】 「流体力学的」分離機として知られている分離機は低エネルギー装置であり、
浮遊する固形物を含む液体を円筒状の容器中で旋回させることにより、該固形物
が重力で底部に沈下し、該装置内の複雑な流れのパターンによって生じる内方へ
の掃き集め効果によって、そこから中央下部出口へ掃き集められるという原理で
作動する。この装置は、液体と固体との混合物から固体の沈殿を促進させるのに
適したものである。従って、このような装置は、流入する原汚水から硬いグリッ
トを分離するための汚水処理に使用されており、結果としてグリットを除去され
た下水が従来の下水処理プラントに通されている。また、それらは従来の下水処
理施設の「激流放水路」の上流部として使用されており、下水処理施設が早い流
れに対応できないときに、激流状態中の液体廃棄物から汚物全体を分離するのを
確実とすることを目的とする。この種の「流体力学的」分離機は、例えば、英国
特許明細書第2082941号(対応米国特許第4451366号)及び第21
58741号(対応米国特許第4747962号)に開示され、特許請求されて
いる。
【0004】 既知の流体力学的分離機は可動部品のない単純な装置である。しかしながら、
該装置の単純な幾何学構造は、内部の複雑な流れの構造を隠している。観察され
る通常の流れのパターンは、外側領域における下方への渦流と、該分離機の中央
領域付近における上方への渦流とである。これらの2つの渦流の規則は分離領域
で分離される。上昇流と下降流との連動は、一定しない軸の流れの動作を促す。
異なる速度で動く流れが近接する領域における流体の粘着性、水流の境界層及び
瞬間的な移動によって、速度勾配や渦巻き運動が生じる。これらは、第一次流に
重なり、順番に固体を下方流水路(又は固体集積通路/ホッパー)へ掃き出す第
二次流を生じさせる。該分離機における水力学的規則により、プラグフロータイ
プに近い流れの規則を持つ短絡は非常に少なくなる。
【0005】 前述のように、流体力学的分離の原理は、これまで、液体の流れから沈殿物(
すなわち重力作用下で沈殿する傾向を持つ物質)を分離するのを容易にするため
に使用されてきた。今、驚くべきことには、これと同じ原理が液体の流れから浮
遊物を分離することに使用できる可能性があることが発見された。つまり、これ
は、既知の流体力学的分離機の要素を逆に作用するように配置することによって
達成される。驚くべきことに、使用の際に発生した流れは浮遊する固形物を集め
るように作用し、その固形物は、その浮力の結果として自然に該容器内で上昇し
て、該容器を通過する液体の通常の流れから離れて中央上部領域へ向かわされ、
除去のために集められる。
【0006】 (発明の開示) 従って、本発明の第一の態様によれば、浮遊物を含む液体から該浮遊物を分離
するため、該浮遊物を含む液体の流れを処理する流体力学的分離機であって、前
記分離機は次の分離容器を有する。すなわち、分離容器は、円筒状の外壁と;該
容器内に流体の渦流を発生させるように該容器内に前記液体を導入する入口手段
と;一端に設けられた基部と;該基部と反対端に設けられた天井壁であって、該
容器への液体の流れから分離された浮遊物を含む流れを受けるための軸方向の出
口開口を有する天井壁と;該容器から第一次の液体の流れを除去する導管であっ
て、該基部と該天井壁との間で実質的に軸上の位置で該容器の内部と連通する導
管を有する、該天井壁の該軸方向の出口開口から離れた出口手段とを有する。
【0007】 本発明の第一の態様の分離機は、更に、該容器の該外壁から離間した環状の沈
下板を有してもよい。この沈下板は、該容器内の該流れを安定化するのを助け、
特に外側の早い流れと内側の遅い流れとの境界を決める。該沈下板の正確な放射
方向の位置は、分離機の選択されたデザインに従って最適な作動が得られるよう
に選択され、該容器への液体の流れの起こり得る性質に依存する。通常、環状の
沈下板は、該容器の軸と外壁との間の距離の約0.2から0.8倍の間で配置さ
れる。該沈下板の高さは重大ではない。該容器の高さと比べてかなり浅い実施例
もあれば、かなり深い実施例もある。通常、該沈下板の高さは、少なくとも該容
器内への該入口開口の高さを有し、また、通常、該入口開口と垂直方向に少なく
とも部分的に重なっている。
【0008】 また、本発明のこの態様の分離機は、該容器内部に設けられ、該外壁から離間
した環状開口を該天井壁と共同して形成する流れ変更部材を備えてもよい。前述
の該天井壁にある軸方向の開口は、前記環状開口の中へ開口する。該流れ変更部
材本体は、その基部最上部が概ね円錐形であり、該容器の中心軸と同軸であって
もよい。すなわち、該円錐体は中空でも中実でもよく、該円錐体を貫通して延び
る中央開口を設けられ、その軸と同心であってもよい。言及する実施例では、該
円錐体は円錐台状であり、すなわち、該基部と平行に裁断された平面を備える。
【0009】 該天井壁は、好ましくはその中央領域で該環状開口へ向かって上方へ傾斜する
。該環状開口は、好ましくは該容器の半径の約0.2から0.8倍の間の位置に
あり、より好ましくは該中央垂直軸から該容器の半径の約0.4から0.6倍の
位置にあるべきである。
【0010】 該天井壁にある出口開口は、浮遊物を集めるため、該容器の上方でチャンバー
と連通してもよい。このチャンバーは、浮遊物を除去できるような出口手段を有
してもよい。それに代えて、該軸方向の出口開口は、浮遊物を該分離機から継続
的に排出することができる適切な導管と直接連通してもよい。
【0011】 該容器の基部は、好ましくは該容器の中心軸へ向かって下方へ傾斜している。
該基部は、該容器への液体の流れから分離された浮遊物を含む流れを受けるため
の環状開口の中へ、軸方向の出口開口を有してもよい。この出口開口は、沈殿物
が該容器から除去される際に通過する出口を備えたチャンバー又は排水槽であっ
てもよい。
【0012】 分離装置は特別の特徴を有しており、浮遊物を含む液体が容器に導入され、該
容器の垂直軸周りに渦を発生させたとき、発生した複合した流れのパターンは容
器の中心垂直軸周りの渦流として単純化されて説明され、該渦流は外側の相対的
に早い流れと内側の相対的に遅い流れとに分けられ、循環する流れは外側の比較
的早い流れと内側の比較的遅い流れとの間に分割され、これら二つの領域間の分
離領域は、好ましくは該環状沈下板の上端部と、該環状開口のヘリを形成する前
記流れ変更部材又は胴体の端部とによって安定化される。
【0013】 該容器内への液体の流れの大部分は前記出口手段を通って該容器から流れ出る
。該液体の流れの主要部に加えて、自ら浮力のある物質もまた集められて、前記
出口導管を通って除去される。前述のように、該出口手段は、該容器の天井壁に
ある軸方向の開口へ向かう流れから独立した液体の流れを受けるために、該容器
の内部と連通する導管を有する。この導管は該容器の軸上又は軸周りに実質的に
位置する場所で該容器内へ連通して、該容器内の液体が環状小路に沿って流れて
、該導管の開口端によって捕捉され、該容器から該容器の外部へ、例えば実質的
に垂直方向に、運び去られるようにしてもよい。
【0014】 該入口手段は、該容器の外側で入口導管と連通する外壁にある入口開口を有し
てもよい。
【0015】 一の実施例において、該入口導管は、該容器内に渦流を発生させるように液体
を該容器内へ向かわせるため、該外壁に対して接線方向に向けられている。
【0016】 他の実施例においては、該入口手段は、該容器の内部で前記入口開口と連通し
て、流入する液体の流れを該容器の外壁の内面に近接した弓形の小路に向かわせ
ることにより前記渦流を発生させるように配置されたダクトを有してもよい。
【0017】 この実施例においては、前記ダクトは、該容器の外壁の内部の垂直壁(好まし
くは弓形)と、該容器の周囲に伸びる部分通路(これは、例えば、該容器の周囲
の4分の1ぐらいまであってもよい)と、前記ダクトに対する下側防壁を形成す
る基部壁とを有してもよい。このように、互いに、前記弓形壁、該容器の外壁、
及び該基部壁が前記ダクトを形成する。該弓形壁は該容器の外壁と平行又は略平
行でもよい。それに代えて、前記弓形壁は、その入口開口端で該外壁と交わって
もよく、該外壁より半径の曲率が小さい結果として、該外壁から離れる小路に沿
うようにしてもよい。更に、該基部壁は、該入口開口から離れる方向に下方へ傾
斜してもよい。
【0018】 この実施例の一つの示された好ましい配置において、該容器内への入口開口は
、該天井壁の上方の該外壁内に設けられており、入口ダクトの上方に位置して該
容器の前記天井壁内のスロットを通じて該ダクトと連通する入口チャンバーと連
通している。従って、該液体の流れはこのチャンバーから前記スロットを通って
沈降し、該ダクトの基部と関連する弓形壁とにより、流れに渦方向成分を持たせ
て該容器内へ向かうようにされる。
【0019】 前記入口チャンバーは、該入口ダクトの終点を越えて該出口へ伸びてもよい。
該入口ダクトの終点又はその周辺に該入口チャンバーを区分する隔壁を設けても
よく、該隔壁は、液体が該入口チャンバーの2つの分離された部分の間を流れる
ことができるように、該入口チャンバーの床の上方で終わっていてもよい。前記
2つの部分の間の開口部分は、浮遊物が該入口チャンバーの入口側から該入口チ
ャンバーの出口側へ通過するのを妨げるスクリーンを備えている。該スクリーン
は一連の間隔を空けた垂直棒からなってもよい。該入口チャンバーの出口側には
、高さを調節可能な放水堰を設けてもよい。該堰は該出口と連通している。この
構成によれば、該分離機が作動する条件を越える強い流れの条件下では、液体が
溢れて該入口から該出口へ流れることができる。
【0020】 直前の段落に記載された構造に代わるものとして、該入口チャンバーは、通常
は閉鎖部材により閉鎖されている開口を有する隔壁によって該出口から隔離され
るようにして、該閉鎖部材が、相対的に強い流れの条件下で、液体が該入口チャ
ンバーから該出口へ通過して流れることができるように開放可能であるようにし
てもよい。例えば、該開口には、通常は該開口を閉鎖するように付勢されている
フラップ手段を設けてもよい。しかしながら、強い流れの条件下で、十分な液体
が該入口チャンバーに蓄積されたとき、該フラップが開くように、該閉鎖手段の
付勢は選択される。他の例として、該閉鎖部材は浮遊作動であって、該フロート
が該入口チャンバー内の液体の高さで浮くような位置にあり、該入口チャンバー
内の液体の高さが所定の高さに達したときに該閉鎖部材を開放するようにしても
よい。この実施例では、更に、該隔壁の開口には、液体が該隔壁の出口側から該
入口チャンバーへ逆流するのを防止する逆流防止手段を設けてもよい。
【0021】 前述した入口の好ましい配置は流体力学的分離機の既知のタイプの入口構造に
対して特に有利であり、該容器への入口開口は、該容器の基部上の高さを該容器
からの出口と実質的に同じ高さに配置することができる。従来の配置では、入口
開口は該容器の側壁の中間点に配置されており、該出口の高さよりかなり下であ
り、該分離機への入口ラインにいわゆる入口ピットを必要としていた。フル流量
下では、該入口ピット内の液体は該出口の高さに対応する高さに合わせられる。
図7a及び7bを見るとこの利点をより良く理解できる。
【0022】 この実施例においては、該容器の外側の入口導管は該容器に対して接線方向に
あることは必要でなく、実際、好適な実施例でそれは接線方向にない。例えば、
該入口導管は該容器の外壁と直角又は実質上直角に交わってもよい。
【0023】 本発明による分離機は、従来の流体力学的分離機の特徴を付加的に有してもよ
く、それにより、該容器から流出する第一次の流れを用いて除去される自ら浮力
を有する物と同様、浮遊物と固体、沈殿物とを分離する機能を発揮してもよい。
かかる実施例においては、本発明の分離機は、容器内に流れ変更体を追加的に有
してもよく、該変更体は、該外壁から離間した環状開口を該基部と共同して形成
する。該環状開口は、好ましくは該中心軸から該容器の半径の約0.2から0.
8倍の間、更に好ましくは0.4から0.6倍の間に配置されるべきである。該
変更体は、その最下部にある基部で該容器の中心軸周りに一致させた正円錐体の
形状であってもよい。該円錐体は中空でも中実でもよく、また円錐体を貫通して
その軸と一致して伸びる中央開口を有してもよい。好ましい実施例では、該円錐
体は円錐台状、すなわち該基部と平行に裁断された平面を有する。この実施例に
加えて、必要であれば、該容器の基部で沈殿物の沈殿を促進する流れのパターン
を安定化させるのを補助するために、環状の沈下板は高さ方向および半径方向に
調整可能としてもよい。
【0024】 また、本発明の第一の態様に関する前記入口手段は、ここに記載した従来の流
体力学的分離機の入口手段として使用されても良い。
【0025】 そして、本発明の第二の態様によれば、沈殿物を含む液体から沈殿物を含む液
体の流れを処理する流体力学的分離機が提供され、該分離機は次の構成を備えた
容器からなる。すなわち、容器は、円筒状の外壁と;該容器内に液体の渦流を発
生させるように前記液体を該容器内へ導入するための入口手段であって、入口開
口を有し、且つ前記容器内部で前記入口開口と連通しており、且つ液体の流れを
該容器の外壁の内面に近接した弓形の小路に向かわせることにより前記渦流を発
生させるように配置されたダクトを有する入口手段と;一端にある基部であって
、第一次の液体から分離された沈殿物を含む流れを受けるための軸方向の出口開
口を有する基部とを備える。
【0026】 該分離機はまた、前述したような該容器の外壁から離間した環状の沈下板と、
本発明の第一の態様に関して前述した要素と同様の、該容器内に設けられ、該外
壁から離間し且つ該基部内の環状開口の外方にある環状開口を該天井壁と共同し
て形成する流れ変更部材とを有してもよい。
【0027】 本発明の第一の態様の分離機は、前記浮遊物を含む液体から浮遊物を分離する
方法に使用してもよい(そして、また、液体の流れから沈殿物及び/又は自ら浮
遊性のある物を分離するための実施例においてでもよい)。前記方法において、
該液体の流れは、前記入口手段を通って該容器内へ導入され、該容器の軸回りに
渦状の流れを発生させる。発生した流れのパターンにより、浮遊物は、該天井壁
の出口開口へ向かい、これを通って、そこから除去することが可能となる。沈殿
物は、該基部の出口開口を通って除去することが可能であり、自ら浮遊性を持つ
物は、前記出口手段を通って主たる液体の流れを用いて除去することができる。
【0028】 このような使用方法において、該流れを装置内に通させるために必要な水力学
的ヘッドは1000mm見満であり、基本的には500mm未満である。このた
め、高エネルギー装置であり、基本的に複数の棒の押圧ヘッドを作用させる(1
つの棒はウォーターヘッドの10mである)ハイドロサイクロンと対比して、該
方法は「低エネルギー」方法として分類される。
【0029】 (発明を実施するための最良の形態) 添付図面を参照して説明する。
【0030】 図1から6に示された分離機は、液体の流れからグリースのような浮遊物とグ
リットのような固形物との両方を分離する二重の機能を奏する。従って、該分離
機は、沈殿可能な固形物を除去できるようにするために従来の流体力学的分離機
が持つ要素を備えている。更にまた、該分離機は、浮遊物を集めて廃棄できるよ
うにするため、浮遊物を該容器の中央上部領域に集中させる流れのパターンを発
生させる流体力学的分離機を形成するための新規な要素(後述する)を備えてい
る。
【0031】 図1から3を参照して、これらは同じ装置を示している。装置1は、円筒状の
外壁3、基部4、及び、天井壁又は蓋5によって形成される容器2を含む。該容
器は脚部6上に支持されてもよい。基部4は沈殿する固形物が落下する排水槽7
を有し、固形物は排水槽7から導管8を通って除去される。基部4に隣接する位
置に円錐台状の部材9があって、該基部と共同して環状開口8aを形成しており
、使用の際に容器2内部で生成される様々な流れのパターン(詳細は以下で説明
する)の作動下で、固形物が環状開口8aを通過して排水槽へ行く。円錐部材9
は中実でも中空(図示)でもよく、前記円錐部材9を支持するように作用する管
状部材10と連通している。管状部材10は該装置の使用中に液体が通過する開
口11を有する。該容器内には、示された実施例の中心軸と外壁3とのほぼ中間
に、該容器内の流れのパターンを安定化させる環状沈下板12がある。該沈下板
は連結棒(図示せず)によって基部4又は蓋5のいずれかに支持されてもよい。基
部4と沈下板12とに隣接した前記円錐部材9は、GB−A―2082941な
どの先行技術で知られたような、入口を通って該容器内へ接線方向に導入される
液体から沈殿物を沈殿させる効果を高めるための流体力学的分離機の要素である
が、図1から6に示された入口と出口との独特の配置は先行技術では知られてい
ないことに注意すべきである。
【0032】 本発明によれば、装置1にはまた、入口13を通って該容器内へ導入される液
体の流れから浮遊物を効果的に分離できるようにする流体力学的な流れのパター
ンを生成するための要素が設けられている(詳細は図4から6を参照して後述す
る)。これらの要素は、基部の最上部に配置され且つ該容器について軸方向に向
いた円錐部材20を含む。この円錐部材20は該容器の蓋5に近接した位置にあ
り、該装置の作動時に浮遊物を運ぶ流れが通過する環状開口21を該蓋と共同し
て形成する。円錐部材20は円錐台状であって、管状部材10に連結されており
、該容器の下部における円錐部材9と対称になっている。また本発明の環状沈下
板12は、従来の流体力学的分離機の要素の一つのように、容器2内の低エネル
ギー渦流の結果として生成される該容器内の流れのパターンを安定化させるため
に好適な要素であって、浮遊物が該蓋の方へ上昇して該蓋の該開口へ押し流され
るようにする。
【0033】 図2に最適に示されるように、浮遊物は環状スロット又は開口21を通過して
チャンバー30へ移動し、そこから継続的に又は一まとめとして除去できる。チ
ャンバー30内部には、管状部材10を通って上昇してきた容器2からの流れを
受けるための管状部材10の延長部31がある。この流れは導管32内を通過し
て、出口33を通って該装置から排出される。
【0034】 図4から6は、液体が該容器内へ導入されて、幾つかの環境下で、該容器をバ
イパスさせる入口手段の要素の構成の詳細を示す。該構成は図5に最適に示され
る。入口13は入口チャンバー100内へ開口しており、入口チャンバー100
は、該容器の外壁3の延長部である外壁3aと、外壁3aと同心の円形垂直壁の一
部である内壁101とを有する環の一部を形成する。該チャンバーはその下端で
天井壁5の上部表面により区画されている。該チャンバーの各端部は垂直壁10
2(入口33に隣接する端部)及び103(出口13に隣接する端部)である。
隔壁104はチャンバー100を領域100aと100bとに区分する。隔壁1
04は内壁101と外壁3aの間に伸びているが、天井壁5の高さより上で、領
域100aと100bとの間のスロット105を残して終了している。図5に示
された実施例において、スロット105には、一連の間隔を空けた平行棒107
を有する浮遊性スクリーン106が設けられている。垂直端壁103には調整可
能な延長部103aが設けられている。図6に示された実施例にはかかる浮遊性
スクリーンがない。
【0035】 該天井蓋の一部分5aは、チャンバー100a内の液体が該容器内へ流れ込む
ために通過する開口を形成するために切除されている。この切除部分は、外壁3
(図1参照)と、弓形の内壁111と、傾斜した基部部分112とによって区画
される入口シュート110に連通している。液体はチャンバー100a内の押圧
ヘッドの下で入口シュート111の中へ向かい、そこから出口スロット113を
通って該容器の中へ渦巻き方向に向かう。該容器への入口スロット113はおお
よそ該容器の中点の高さにある。
【0036】 図1から6に示された該装置の作動中に、沈殿する固形物とグリースのような
浮遊物とを含む流体の流れは、図5及び6に示された入口13及び入口ダスト構
造を通って容器2内へ導入される。容器2の要素、特に円錐部材9及び20並び
に沈下板12のもたらす結果として、複雑な流れのパターンが該装置内に作り出
され、沈殿する固形物は、重力の下で該基部へ落下し、そこで開口8aから排水
槽7内へ押し流されて除去される。他方、浮遊物は浮上して、それをチャンバー
30へ通過させる該装置の中心へ移動し、示された実施例においてはそこから断
続的に除去される。該容器内にドーナツ型に付加的に流れる液体は、入口開口1
1を通り、管状部材10を通って上昇して、延長部材32へ行き、導管32へ行
って、そこから出口33を通って除去される。
【0037】 通常の条件下では、処理されるために流入する液体はチャンバー100内に残
り、浮遊物はスクリーン105によって領域100a内に維持される。流れの強
い条件下では、液体は該容器をバイパスして堰103aの上端を越えて、出口3
3に連通するチャンバー120内へ溢れ出す。堰103aの高さは該分離機の作
動条件に応じて調節できるようにしてもよい。
【0038】 図4から6に示された入口の配置は、該分離機への最初の入口13が出口33
の高さに対応する高さに位置することを許容する。これは、図7a及び7bに例
示されたような先行技術の配置を上回る利点を提供する。この配置は、沈殿物を
それを含む液体から分離する流体力学的分離機で知られたものである。かかる配
置には、基部に近接した出口202を有する上流チャンバー201の中へ流れ込
む最初の入口200があり、処理される液体を該容器のおおよそ中点の高さで該
容器内へ導入する。最初の入口200が該分離機からの出口203と同じ高さに
あることが注目されるであろう。これは該システムにおいて液体を望ましい高さ
に保持するために必要である。図1から6に示された配置は示された入口の配置
をもって、図7a及び7bに示されたシステムの上流チャンバー201を必要と
しない分離機システムを構成できる。
【0039】 図8及び9は、他の入口手段及びバイパス構造を有する本発明の別の実施例を
示す。図8は該分離機の内部構造の要素を示す部分図であり、図9はこの別の分
離機を通る断面図である。本発明のこの実施例においては、入口313は、入口
313から出口333へ伸びる線形通路300(図1から7の実施例における弓
形通路に対する)の一部である入口チャンバー300a内へ開口している。通路
300は防壁304によって入口チャンバー300aと出口チャンバー300b
とに区分されている。該容器の内部(図8に図示せず)は管状部材310を通っ
て出口チャンバー300bと連通しており、これにより該容器内の液体は出口3
33へ通過する。
【0040】 通常の流れでは、入口300aからの液体は入口スロット305内の開口30
6を通って入口305の中へ流れる。伸張する入口スロット305は湾曲して伸
び、且つ天井壁、底壁及び側壁によって区画されており、液体がそこの中へ流れ
るように規制して、前記液体をその出口307へ向かわせ、接線方向成分を該容
器内の液体の流れへ分岐させる。
【0041】 この配置において、強い流れでは、液体は防壁304を越えて流れ、出口33
3を直接通過して、該容器をバイパスする(図9参照)。
【0042】 図10は、図5及び6に示された上述の防壁104の他の例を示す。防壁10
4の代わりに、上端を固定された柔軟性を有するフラップ150があり、フラッ
プ150はそれに力が適用されときに柔軟性を奏することができる。フラップ1
50は例えばゴム材料でできている。通常の条件の下で、フラップ150は、チ
ャンバー100bから入口チャンバー102aを隔離する程度にチャンバー10
0bの床でへり手段151を密閉するのに充分な弾力性を有する。強い流れの条
件の下では、液体はフラップ150の入口側で蓄積されるが、(フラップ150
の弾力性に応じた)予め定められた高さで、液体の重量がフラップ150を開か
せる程度に充分となると、流れをチャンバー100b内へ開放し、出口120へ
と流す。該液体の高さが下がったときは、フラップ150は、入口チャンバー1
00aとチャンバー100bとの間の開口における通常の位置まで戻る。
【0043】 図11a,11b及び11cは、図5及び6に示された防壁104の更に別の
例を示す。図11aは該構成の正面図、図11bは側面図、図11cは背面図で
ある。防壁104に代えて、チャンバー100aと100bとの間に防壁を形成
する壁170が設けられている。防壁170は、防壁170を貫通して伸びる管
状差込部172であって、入口チャンバー100a側に浮遊作動閉鎖部材173
が設けられ、放出側に非復帰フラップ174が設けられた管状差込部172を含
むバイパス手段171を有する。該浮遊作動閉鎖部材は、管状差込部172の端
部で開口を開閉するために垂直面で閉鎖手段176をスライド可能とする閉鎖ハ
ウジング175を有する。閉鎖手段176はフロート177に付着されている。
【0044】 作動の際、強い流れの条件の下では、液体は入口チャンバー100a内に蓄積
される。管状差込部172の高さより上の予め定められた液体の高さで、チャン
バー100a内の液体はフロート177を浮かせ始め、高さが上昇するに従って
、フロート177が上昇して閉鎖部材176を上昇させ、液体が管状差込部17
2を通って流れることを可能とする。液体は非復帰手段174を通ってチャンバ
ー100bへ流れることができるが、反対方向への流れは非復帰手段174によ
り制限される。液体の高さが低下すると、該フロートが下方へ移動して、閉鎖部
材176は差込部172に接して閉鎖する。前述したように、チャンバー100
a内の液体の高さが管状差込部172の天井より上になったときにのみ、液体が
管状差込部172を通って流れることができるように、フロート177の高さは
選択してもよい。これにより、浮遊物が差込部172を通って出口側100bへ
通過しないのを確実とする。
【0045】 (産業上の利用可能性) 本発明の分離機は、グリットのような固形物とグリースのような浮遊物とを含
む液体の流れを処理するのに特に適している。
【図面の簡単な説明】
図1,2及び3は、本発明による分離機の異なる切断透視図である。 図4は、図1から3に示された分離機の平面図である。 図5及び6は、図1から3に示された分離機の他の切断透視図である。 図7a及び7bは、従来の流体力学的分離機における上流チャンバーを備えた
入口及び出口の配置の正面図及び平面図である。 図8及び9は、本発明による分離機の別の構成を示す。 図10は、液体の流れのバイパスを制御するための別の構成を示す。 図11a,11b及び11cは、本発明による分離機における液体の流れのバ
イパスを制御するための更に別の構成を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 SHEARWATER HOUSE,CL EVEDON HALL ESTATE, VICTORIA ROAD,CLEVE DON BS21 7RD(GB) (72)発明者 アンドウ ロバート ヨー ギアムフィ イギリス国 サーレイ シーアール4 1 エックスエッチ ミッチャム グラモーガ ン クロース 68 (72)発明者 ファラム マイク イギリス国 ブリストル ビーエス20 7 エルエス ポーティスヘッド ティドマン ロード 10 (72)発明者 ル コーヌ ポール イギリス国 ソマーセット ビーエー4 6アールキュー シェプトン マレット ラグゾール ラグゾール ハウス ユニッ ト4 Fターム(参考) 4D051 AA01 AB03 CA23 DD15 DD18

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮遊物を含む液体から該浮遊物を分離するために該浮遊物を含む液体の流れを
    処理する流体力学的分離機であって、前記分離機は以下を備える分離容器を有す
    る: 円筒状の外壁; 該容器内に液体の低エネルギー渦流を発生させるように前記液体を該容器内へ
    導入する入口手段; 一端にある基部; 該基部の反対端にある天井壁であって、該容器への液体の流れから分離された
    浮遊物を含む流れを受けるための軸方向の出口開口を有する天井壁; 該容器内部に設けられ、該外壁から離間した環状開口を該天井壁と共同して形
    成する流れ変更部材; 該容器の該外壁から離間した環状の沈下板であって、浮遊物を含む液体の流れ
    のための間隙を形成するために前記天井壁から離間した上端部を有する沈下板;
    及び 該容器から第一次の液体の流れを除去する導管であって、該基部と該天井壁と
    の間の実質的に軸上の位置で該容器内部と連通する導管を有する、該天井壁の該
    軸方向の出口開口から分離された出口手段。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分離機において、該容器の該外壁から離間した環状沈下板を更
    に備える。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の分離機において、該外壁から離間した環状開口を該天井
    壁と共同して形成する流れ変更部材を更に備え、該天井壁にある軸方向出口が前
    記環状開口内に開口している。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、又は3記載の分離機において、該天井壁が該環状開口へ向かっ
    て上方に傾斜している。
  5. 【請求項5】 いずれかの前記請求項記載の分離機において、該入口手段は、前記容器の内部
    で該容器の外壁の入口開口と連通しており、流入する液体の流れを該容器の外壁
    の内面に近接した弓形の小路に向かわせることにより容器内に浮遊する固形物と
    液体の渦流を発生させるように配置されたダクトを有する。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の分離機において、前記ダクトは、該容器の外壁の内部の垂直壁
    と、該容器の周囲に伸びる部分通路と、前記ダクトに対する下側防壁を形成する
    基部壁とを含む。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の分離機において、前記垂直壁は、該容器の外壁に平行か又は略
    平行である。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の分離機において、前記垂直壁は、一端で該外壁と交わると共に
    、該外壁より半径の曲率が小さいため、該外壁から離れる小路に沿っている。
  9. 【請求項9】 請求項5から8のいずれか1項に記載の分離機において、前記基部壁は、該入
    口開口から離れる方向に下方へ傾斜している。
  10. 【請求項10】 請求項5から9のいずれか1項に記載の分離機において、該容器内への入口開
    口は、該天井壁の上方の該外壁内に設けられており、入口ダクトの上方に位置し
    て該容器の前記天井壁内のスロットを通じて該ダクトと連通する入口チャンバー
    と連通している。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の分離機において、前記入口チャンバーは、該入口ダクトが該
    容器の胴部内へ開口する位置を越えて、該出口へ向かって伸びている。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の分離機において、該入口チャンバーを2つの部分に区分する
    隔壁が設けられており、前記隔壁は、液体が該入口チャンバーの該2つの部分の
    間を流れることができるようにスロットを形成するため、該入口チャンバーの床
    の上方で終わっている。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の分離機において、前記スロットは、浮遊物が該入口チャンバ
    ーの入口側から該入口チャンバーの出口側へ通過するのを妨げるスクリーンを備
    える。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の分離機において、該スクリーンは、一連の間隔を開けた垂直
    棒からなる。
  15. 【請求項15】 請求項12から14のいずれか1項に記載の分離機において、高さを調節可能
    な堰が該入口チャンバーの該出口側に設けられ、該流れの該入口チャンバーへあ
    ふれた部分が該出口へ流れることができるようにされている。
  16. 【請求項16】 浮遊物を含む液体の流れから浮遊物を分離する方法であって、以下のステップ
    を備える: いずれかの前記請求項に記載の分離機の中へその入口手段を通じて該液体の流
    れを導入して、前記液体が該容器の軸回りに回転するように流れるようにして、
    これにより前記浮遊物が該分離機の該天井壁内の該出口開口へ向かってこれを通
    過するように方向づける。
  17. 【請求項17】 沈殿物を含む液体の流れを処理する流体力学的分離機であって、前記分離機は
    以下を備える容器を有する: 円筒状の外壁; 一端にある基部であって、第一次の液体から分離された沈殿物を含む流れを受
    けるための軸方向の出口開口を有する基部; 該基部の反対端にある天井壁;及び、 該容器内に液体の渦流を発生させるように前記液体を該容器に導入するための
    入口手段であって、入口開口を有し、且つ前記容器内部で前記入口開口と連通し
    ており、且つ液体の流れを該容器の外壁の内面に近接した弓形の小路に向かわせ
    るダクトであって、これにより容器内に浮遊する固形物と液体の渦流を、該容器
    の該外壁の内側表面に近接して、発生させるように配置されたダクトを有する入
    口手段。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の分離機において、前記ダクトは、該容器の外壁の内側の垂直
    壁と、該容器の周りに伸びる部分通路と、前記ダクトへの下側防壁を形成する基
    部壁とを有する。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の分離機において、前記垂直壁は、該容器の外壁に対して平行
    か又は略平行である。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の分離機において、前記垂直壁は、一端で該外壁と交わると共
    に、該外壁よりも半径の曲率が小さいため該外壁から離れる小路に沿っている。
  21. 【請求項21】 請求項17から20のいずれか1項に記載の分離機において、入口ダクトの基
    部壁が、該入口開口から離れる方向へ下方に傾斜している。
  22. 【請求項22】 請求項17から21のいずれか1項に記載の分離機において、該容器内への入
    口開口は、該天井壁の上方の該外壁内に設けられており、入口ダクトの上方に位
    置して該容器の前記天井壁内のスロットを通じて該ダクトと連通する入口チャン
    バーと連通している。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の分離機において、前記入口チャンバーは、該入口ダクトが該
    容器の胴部内へ開口する位置を越えて、該出口へ向かって伸びている。
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