JPH10509430A - N−(n’−ニトロソカルバモイル)アミノ酸からのペプチド合成法 - Google Patents
N−(n’−ニトロソカルバモイル)アミノ酸からのペプチド合成法Info
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Abstract
(57)【要約】
(名称)N-(N'-ニトロソカルバモイル)アミノ酸からペプチドを合成する方法(要約)本発明は開始物質としてN-[N'-ニトロソ -(R’)カルバモイル]アミノ酸を使用する、新規なペプチド合成方法に関するものである。この化合物をN2、R’OHと化学式(II)のN-カルボキシ無水物に分解する。次いで、ジペプチドまたは添加したペプチドより上位のペプチドを得るために、化合物(II)と少なくとも1つの遊離α−アミノ基を有するアミノ酸またはペプチドの添加反応を実現する。
Description
【発明の詳細な説明】
N-(N'-ニトロソカルバモイル)アミノ酸からのペプチド合成法
本発明は新規なペプチド合成法に関するものであり、N-カルボキシアミノ酸無
水物中間化合物の合成も含まれる。
ペプチドは高い関心が持たれる生物学的に活性な分子であり、その合成ははる
か昔から試みられているが、それは合成が均質相でも固体相でも、または保持相
でも、各種の方法によって実施できるからである。いずれの場合においても、こ
れらの方法には官能基が保護されたアミノ酸が使用され、遮断されたアミノ酸を
用いて残った遊離基にペプチドを作り出すか伸長し、この最後の基の遮断を解除
して、一歩ずつ鎖の構築を継続する。遊離ペプチドを得るためには、末端基はも
ちろん遮断されていてはならない。使用された溶剤は有機溶剤が主体である。か
かる方法は非常に有効ではあるが極めて重い。
本発明の目的は、非保護アミノ酸の使用を許容し、直接遊離ペプチドに至るよ
うなペプチド合成方法を開発することである。
このため、ペプチド合成のための本発明による方法は:
(a)式(I)のN-(N'-ニトロソカルバモイル)アミノ酸を調製する過程と
:
この式でR1およびR2は水素、あるいは1つまたは複数のアルコール、チオル
、アミン、硫化物、酸またはアミドの基による置換の有無を問わずアルキル、シ
クロアルキル、アリルまたはアリルアルキル基である、
R’はH、CH3、CH2CH2Cl群の基である、
(b)化合物(I)をN2、R’OHと(II)式のN-カルボキシアミノ酸無
水物に分解する過程と:
(c)ジペプチドまたは添加したペプチドより上位のペプチドを得るために、
化合物(II)と少なくとも1つの遊離α−アミノ基を有するアミノ酸またはペ
プチドの添加反応を実現する過程:
とから成ることを特徴とする。
発明者らは、意外なことに、遊離α−アミノおよびカルボキシル基を有するア
ミノ酸またはペプチドに対してN-(N'-ニトロソカルバモイル)アミノ酸(I)
を反応させることによって、遊離した、すなわち非保護アミノ基を有するペプチ
ドを直接得ることができることを証明した。本発明の方法により、遊離ジペプチ
ドを作りだし、また初期ペプチドの単位を伸張することが可能となる。形成され
たペプチド結合は媒質内に存在するアミノ酸(またはペプチド)のアミン基と化
合物(I)のカルボシキル基を結合する結合である。
溶液内に存在する、あるいは溶液に添加されたアミノ酸(またはアミノ酸のn
断片のペプチド)のカルボキシル基が遮断されている場合、形成されたジペプチ
ドまたは(n+1)アミノ酸のペプチドはこの基の遮断を保存することができる
。
推奨実施態様によれば、分解(b)の終わりに、分解副産物として水を得るこ
とを目的として、R’が水素である化合物(I)を開始化合物として選択する。
この水は形成されたペプチドに何の障碍もなしに、また分離無用に結合したまま
にすることが可能である。
R1基としては天然アミノ酸の残基を、R2基としては水素を選択して天然ペプ
チドを合成することができる;さらにR1基として修飾アミノ酸の残基を、R2基
としてメチル、エチル、プロピル基を選択して修飾ペプチドを得ることができる
。それ自体周知のごとく、この修飾によって用途分野に応じてペプチドの特性を
変化させることができる。
本発明の方法は後述の2つの操作法によって有利に使用することができる。
第1に、分解反応(b)は無水有機溶媒内で実施できる。この場合、添加反応
(c)は反応媒質内にあらかじめ調製したアミノ酸またはペプチドを添加する。
実験によれば、この操作法では大きな分子量のペプチドが得られる。
第2の操作法によれば、pHがほぼ6と10の間の水系有機媒質内で分解(b)
を実施する。得られたペプチドの分子量はこの場合ははるかに低くなる。水系有
機媒質内にあらかじめ調製したアミノ酸またはペプチドを添加して添加を実施す
ることも可能である。この実施法は、(pHが6.5と7.5の間)アルカリ性重炭酸
塩で緩衝した水系有機媒質内で実現した場合、媒質内に導入したアミノ酸または
ペプチドに唯一のアミノ酸(分解に由来)を添加することを可能にする。このよ
うな「ステップバイステップ」技術は反復合成によって所望のヘテロペプチドの
合成可能性を提供する。
水系有機媒質内では、媒質内にアミノ酸またはペプチドを導入することなしに
、このN-カルボキシ無水物の部分加水分解に由来するアミノ酸をN-カルボキシ無
水物に添加することができる。この場合は、媒質内の水の百分率が小さいほど分
子量が大きなホモペプチドが得られる。
分解(b)と添加(c)の温度条件は重要ではない;実際には環境温度で操作
できる;しかしながら、特定の場合においては、分解を促進するためにもっと高
い温度(例えば、50℃)を選択することができるが、もっと低い温度(−10℃程
度)では添加反応における干渉反応のおそれを減らすことができる。
ここで、N-(N'-ニトロソカルバモイル)アミノ酸(I)の合成については文
献に記載がある(R’=HについてはDE-OS 2,615,594、日本公開78 103,441,E
PA 88 105 584 2、R’=CH3,ClCH2CH2−・・・についてはBul Chem S
oc.Japan,vol.48(4),1333-1334(1975),Arch.Pharm.Weinheim 314,910-917(198
1),317,481-487(1984),322,863-872(1989))。それらはpHが4未満の酸性媒質
内で分解し、対応するアミノ酸と、窒素と無水カルボン酸を与えるのでR’=H
の場
合について記載されている(参照:EPA 88 105 584 2)。これまでそれらはカル
バモイル基の加水分解に使用された。他方、置換誘導体(R’=CH3,ClCH2
ある。それらの抗腫瘍特性が研究されたが、それらはアルキル化能力に由来する
ものらしい(Arch Pharm 322,863-872(1989))。
本発明による方法の特徴の1つによれば、化合物(I)は化学式(III)
のN-[N'-(R’)カルバモイル]アミノ酸に対して単独に、あるいは酸化剤(酸
素、またはFe3+、Cu2+、金属対、などの他のいっさいの酸化剤、または電
気化学酸化)と混合して使用された○NO、NO2H、N2O3、N2O4、・・・
などのニトロソ化剤の作用によってpHが4未満の水性の、あるいはpHが4未
満の水系有機の、無水反応媒質(ジオクサン、アセトニトリル、・・・)内で直
接合成できる。
この反応の反応中間物質は化学式(IV)のN−ニトロソ−N−カルバモイルアミ
ノ酸であると決定され、この化合物は、この方法に使用されたのと異なる操作条
件において、部分的に分解してα−ヒドロキシ酸を産生することができる:
化合物(I)も:
・化学式(III):
のN-[N'-(R’)カルバモイル]アミノ酸を得るためにアミノ酸に対してイソシ
アン酸(HNCO)、この酸の塩またはイソシアン酸塩メチルまたはクロロエチ
ルをpH8未満で反応させる過程と:
・次いで、形成されたN-[N'-(R’)カルバモイル]アミノ酸にニトロソ化剤
を反応させる過程:
とから成る2段階で反応媒質内で現場で調製することができる。
ここで強調しなければならないのは使用したアミノ酸(添加化合物または開始
化合物)がDまたはLキラリティであるか、またはラセミ体とすることができる
ことである。使用した化合物が鏡像異性的に純粋であるときは反応中にラセミ化
しない。
上述の方法を実施して合成したペプチドには微量のN-[N'-(R’)カルバモイ
ル]アミノ酸(III)が残留しているので本発明による方法で調製されたことが
わかる。
図面の単一の図はR2=H、R’=Hである特定の場合の本発明によるペプチ
ド合成の機転を示している。この機転によれば、置換の程度を問わず、化合物(
I)は分解して窒素と水(またはR’の種類によってはアルコール)を放出し、
単一図に示した仮説に従ってα−イソシアン酸(VI)を経由して、N-カルボキシ
無水物(NCA)(II)を産生する。加水分解に対する感受性にもかかわらず
、(NCA)(II)はアミノ酸(V)の遊離(すなわちプロトン化されていな
い)アミノ基に対して水性媒質内で(そしてもちろん無水媒質内で)同時に作用
して、末端アミノ基が同時にカルボン酸無水物を失うペプチド(VII、VIII、な
ど)を産生する。
本発明はN-(N'-ニトロソカルバモイル)アミノ酸(I)を分解して得られたN
-カルボキシアミノ酸無水物(II)中間化合物の合成も対象とする。
この分解を無水有機溶剤内で実現したとき、もっと大きな安定性のN-カルボキ
シアミノ酸無水物が回収できるが、そのまえに窒素が放出され、形成された水を
含む有機溶剤が分離される(これらの操作条件によって化合物(II)の加水分
解が避けられる)。
本発明の方法は以下に実施例によって説明する。
実施例1:N−カルバモイルバリン(上記の基を備えた化合物(III))からの
N-(N'-ニトロソカルバモイル)バリン(R1=iPr、R2=H、R’=Hであ
る化合物I)の合成
ラセミ体のN−カルバモイルバリン1mmole(160mg)を撹拌しながら20℃の無
水ジオキサン20ml内に入れる。溶液には1/2時間の間窒素の流れを通す。次いで
この溶液に66mlのNOと26mlの空気(NOが70%)の気体混合物を添加する。1/
4時間の反応後、溶剤と過剰なニトロソ化剤を減圧して追い出すと結晶化する無
色の物質が得られる(190mg)。溶液は0.05% CF3COOHを含む水/アセト
ニトリル9/1溶液を溶出剤とするC18カラムでHPLC(高圧液体クロマトグラ
フィー)で分析し、220nmの紫外線で検出された。1ml/mnの無勾配分析で相対強
度30/70で22および28mnで2つの信号が得られる。前述のものから60分後に同じ
反応媒質を再度分析するとこれら2つの信号の相対的強度が70/30で逆になるこ
とがわかる。これら2つの状況のRMN1H分析(陽子核磁気共鳴)によってこ
の2つの信号に対応する物質がそれぞれN-(N'-ニトロソカルバモイル)バリン(
I)RMN1H(DMSO−d6+TMS);δ(ppm):0.85(d、3H、C
H3);0.95(d、3H、CH3);2.1(m、1H、CH);4.3(dd、1H、CH)
;7.3(s、1H、NH);9.15(s、1H、NH)およびN-ニトロソ-N-カルバモ
イルバリン(IV)RMN1H(DMSO−d6+TMS);δ(ppm)=0.8
5(d、3H、CH3);0.95(d、3H、CH3);2.1(m、1H、CH);4.3(dd
、1H、CH);9.0(s、2H、NH2)であることが明らかになる。
前のものから60分後の第3回目の分析は、28mnの信号が消えて22mnで信号が現
れるのはN-(N'-ニトロソカルバモイル)バリン(I)のほぼ定量的な形成に対
応す
るものであることを示しているが、この後のクロマトグラムには極めて低い強さ
で17mnで信号が現れ始めるので、それを下記の第2の実施例で分析する。
実施例2:N-(N’-ニトロソカルバモイル)バリン(I)からのN-カルボキシ
バリン無水物(II;R1=iPr、R2=H)の合成
ヘリウムの雰囲気内で20mlの無水ジオクサン内に置いた前の実施例に由来する
1mmoleのN-(N’ニトロソカルバモイル)バリン(I)を30分間30℃に維持し、
その間に溶液内に気体が発散されるのが認められた。この発散を質量分光にかけ
て分子窒素(質量28)であることがわかった。このときHPLCでの溶液の分析
によって17mnに唯一の信号が存在し、22mnの信号が消失していることがわかった
。次いで反応媒質を減圧蒸発させて溶剤と、反応の途中で形成された水を除去す
る。結晶した粗生成物(145mg)は真正標本と比較して、N-カルボキシバリン無
水物であることが識別された。
TF=75℃粗生成物、81℃再結晶後
RMN1H(DMSO−d6+TMS);δ(ppm):0.25(d、3H、CH3
);0.95(d、3H、CH3);2.1(m、1H、CH);9.15(s、1H、NH)
実施例3:有機溶剤中のN-カルボモイルバリン(III)からのN-カルボキシバ
リン無水物(II;R1=iPr、R2=H)の合成
常温で窒素の雰囲気内で20mlのアセトニトリル(水分0.1%未満)内に1mmole
のN-カルバモイルバリンをおいた。ニトロソ化混合物(66ml NO+26ml空気)
を添加した。30分反応させた後、過剰なニトロソ化剤と溶剤を減圧して除去した
。結晶した粗生成物をHPLCで溶液分析して、(PF74℃)でN-カルボキシバ
リン無水物に特徴的な17mnでの唯一の信号の存在が確認された。そのRMNスペ
クトルは実施例2のものに合致した。
実施例4:水性有機媒質内のN-カルバモイルバリン(III)からのN-カルボキ
シバリン無水物(II;R1=iPr、R2=H)の合成
常温で窒素の雰囲気内で20mlの水内に1mmoleのN-カルバモイルバリンを置い
た。ニトロソ化混合物(264ml NO+104ml空気)を添加した。30分反応させた
後、過剰なニトロソ化剤と溶剤を減圧して除去した。粗生成物をHPLCで溶液
分析して、N-カルボキシバリン無水物に特徴的な17mnの信号とバリンの4.8mnの
信号が8
0/20の比で存在が確認された。
実施例5:水性有機媒質内のバリン(V)からのN-カルボキシバリン無水物(
II;R1=iPr、R2=H)の合成
常温で(pH=4)で20mlの水に1mmoleのバリンと3mmoleのシアン酸カリを
添加した。N-カルバモイルバリン(III)の形成をHPLCで追跡した。N−カル
バモイルバリン(III)の形成が完了したとき(2時間後)、媒質を窒素の雰囲
気内に置き、ニトロソ化混合物(264ml NO+104ml空気)を添加した。30分反
応させた後、過剰なニトロソ化剤と溶剤を減圧して除去した。HPLC分析して
、実施例4の場合と同じくN-カルボキシバリン無水物に特徴的な信号ともっと弱
いバリンの信号の存在が80/20の比で確認された。
実施例6:N-カルボキシバリン無水物(II)からのVal-Valジペプチドの合
成
実施例2または3で調製された1mmoleのD,L-N-カルボキシバリン無水物(II)
を5mlのアセトニトリル内に置いた。1mmoleのD,L−バリンのナトリウム塩と2
mmoleのNa2CO3を含有する水性有機溶液(10ml H2O+8ml CH3CN)を
−10℃(pH=7)で添加した。
−10℃で30分反応させた後、反応媒質を酸性化して、溶液をHPLCで分析し
た:Val-Val遊離ジペプチドを真正標本(HPLC 6.97mn)に対して特性化し
た。得られた粗生成物を再結晶させ、その質量スペクトルM+1=217で識別し
た。収率は95%であった。
実施例7:D,L−N-(N'−ニトロソカルバモイル)バリン(I)からのVal-Val
ジペプチドの合成
実施例1のごとく調製した1mmoleのD,L-N-(N'−ニトロソカルバモイル)バ
リン(I)を30℃で60分間5mlのアセトニトリル内に置いた。1mmoleのD,L−バ
リンのナトリウム塩と2mmoleのNa2CO3を含有する水性有機溶液(10ml H2
O+8ml CH3CN)を−10℃(pH=7)で添加した。
その後の反応は実施例6と同じである。
実施例8:N-(N'−ニトロソカルバモイル)バリンからのVal-Ala-Pheトリペ
プチドの合成
実施例7と同じ操作方法でAla-Pheジペプチドのナトリウム塩1mmoleをN-(N'
−ニトロソカルバモイル)バリン溶液に添加する。
Val-Ala-Pheトリペプチドが得られ、HPLCの真正標本と質量分光から識別
された。結晶化生成物の収率は80%である。
実施例9:N-[N',N’−(2−クロロエチル)ニトロソカルバモイル]アラ
ニンからのAla-Pheジペプチドの合成
実施例7と同じ操作方法で、フェニルアラニンのナトリウム塩1mmoleをN-[N
',N’−(2−クロロエチル)ニトロソカルバモイル]アラニン溶液に添加する
(RMN1H(DMSO−d6+TMS);δ(ppm):1.4(d、3H、CH3
);3.6(t、2H、CH2);4.1(t、2H、CH2);4.4(q、1H、CH);8
.9(d、1H、NH)。
Ala-Pheジペプチドが得られ、HPLCの真正標本と質量分光から識別された
。収率は40%である。
実施例10:N-(N'−ニトロソカルバモイル)アラニン(I;R1=CH3,R2
=H、R’=H)の合成、次いでそのN-カルボキシアラニン無水物(II)への分
解
1mmole(132mg)のD,L-N-カルバモイルアラニン(III)を実施例1のごとく
反応させる。HPLC分析(溶出物 水/アセトニトリル 95/5+0.05%CF3C
O2H)でバリンの場合と同様に15mnで運動が制御された核種の形成、次いで11mn
の信号によって特性化される第2の核種への変化が認められる。RMN1H(D
MSO−d6+TMS)のスペクトル;δ(ppm):1.2(d、3H、CH3);
4.05(q、H、CH);8(s、1H、NH);8.95(s、1H、NH)はN-(N'
−ニトロソカルバモイル)アラニンを特性化する。今度はN-(N'−ニトロソカル
バモイル)アラニンの核種が変化して、6.9mnでのHPLC保持時間、その融点
(60℃)とそのRMNスペクトルによって特性化されるD,L−N-カルボキシア
ラニン無水物を定量的に産生する。
実施例11:D,L-N-(N'−ニトロソカルバモイル)メチオニン(I;R1=CH3
S(CH2)2-,R2=H、R’=H)の合成、次いでそのN-カルボキシメチオニ
ン無水物(II)への分解
1mmoleのN-カルボキシメチオニン無水物(III)(192mg)を20mlのアセトニ
トリル内に置き実施例1の操作法によって処理した。5分間反応させた後、過剰
な
ニトロソ化剤と溶剤を減圧して除去した。
HPLCで溶液分析して:
・N-ニトロソ-N-カルバモイルメチオニン(IV)の残留が存在することを特徴
づける28mnでの極めて弱いピークと、
・N-(N'−ニトロソカルバモイル)メチオニンを特徴付ける22mnでの極め
て強いピーク:(I){RMN1H(DMSO−d6+TMS);δ(ppm)
:2.02(m、2H、CH2);2.06(s、3H、CH3);2.55(t、2H、CH2);4
.58(t、1H、CH);7.9(s、1H、NH);8.2(s、1H、NH)}と、
・N-カルボキシメチオニン無水物(II)を特徴づける17mnの同じく極めて強い
ピーク{RMN1H(DMSO−d6+TMS);δ(ppm):2.02(m、2H
、CH2);2.06(s、3H、CH3);2.55(t、2H、CH2);4.6(t、1H、
CH);9.1(s、1H、NH)}:
とが認められる。
メチオニンの場合、化合物(I)を化合物(II)に完全に分解するためには先
の実施例よりも多くのエネルギーを加える必要がある(50℃、数時間)。
このようにして得られた化合物(II)を加水分解して93%のメチオニンと、7
%のスルホキシドメチオニンが得られ、使用したニトロソ化媒質の酸化力の制御
可能性の存在が示された。
実施例12:合成したペプチド内の微量N-カルバモイルアミノ酸(III)の分析
先に使用したHPLC方法はリットルあたり10-6モルと低い濃度でもN-カ
ルバモイルアミノ酸(III)を検出することができる。
この方法で合成したペプチドは結晶化の後で、ppm未満であるがクロマトグラ
ムのバックグラウンドノイズの中に見ることのできる微量N-カルバモイルアミノ
酸(III)の存在を示した。
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(72)発明者 コレ,エレーヌ
フランス共和国,34000 モンペリエ,リ
ュ ドゥ ナザレ,9,ル ジャルダン
オ フォンテーヌ バティマン アッシュ
2
(72)発明者 ミオン,ルイ
フランス共和国,34000 モンペリエ,リ
ュ ダルコ,477
(72)発明者 ベネフィス,シルヴィー
フランス共和国,34080 モンペリエ,ア
ヴニュ ルイ−ラヴァス,577,ル ラン
ボー,バティマン セー
(72)発明者 カラス,パトリック
フランス共和国,34000 モンペリエ,リ
ュ ドゥラン,24
(72)発明者 シュクルン,アンリ
フランス共和国,34830 クラピエ,リュ
ドュ ロマラン,ラ パロマ
(72)発明者 テラード,ジャック
フランス共和国,34170 クラピエ,リュ
デ エラブル,9,ロティスマン ル
ヴェール−プレ
(72)発明者 ビエ,カトリーヌ
フランス共和国,34090 モンペリエ,ア
ンパッス ドゥ ラ ヴォワ−ロメーヌ,
145,バティマン セー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ペプチド合成のための方法において、 (a)式(I)のN-[N'-ニトロソ-N’-(R’)カルバモイル]アミノ酸を調 製する過程と: この式でR1およびR2は水素、あるいは1つまたは複数のアルコール、チオル 、アミン、硫化物、酸またはアミドの基による置換の有無を問わすアルキル、シ クロアルキル、アリルまたはアリルアルキル基である、 またR’はH、CH3、CH2CH2Cl群の基である、 (b)化合物(I)をN2、R’OHと(II)式のN-カルボキシアミノ酸無 水物に分解する過程と: (c)ジペプチドまたは添加したペプチドより上位のペプチドを得るために、 化合物(II)と少なくとも1つの遊離α−アミノ基を有するアミノ酸またはペ プチドの添加反応を実現する過程: とから成ることを特徴とする方法。 2.請求項1に記載の方法において、 (a)分解(b)の終わりに、分解副産物として水を得ることを目的として、 R’が水素である化合物(I)を調製することを特徴とする方法。 3.請求項2に記載の方法において、 (a)R1がアミノ酸の残基、R2が水素またはメチル、エチル、プロピル基で ある化合物(I)を調製することを特徴とする方法。 4.請求項1,2,または3に記載の方法において、 (b)化合物(I)の分解が無水有機溶媒内で実施され、 (c)添加反応が反応媒質内にあらかじめ調製したアミノ酸またはペプチドを 添加することから成る: ことを特徴とする方法。 5.請求項1,2,または3に記載の方法において、 (b)化合物(I)の分解がpHがほぼ6と10の間の水系有機媒質内で実施さ れ、 (c)添加反応が反応媒質内にあらかじめ調製したアミノ酸またはペプチドを 添加することから成る: ことを特徴とする方法。 6.請求項5に記載の方法において、 分解(b)および添加(c)を実施するのに、媒質内に導入したアミノ酸また はペプチドに唯一のアミノ酸(分解に由来)を添加することを目的として、pH が6.5と7.5の間アルカリ性重炭酸塩で緩衝した水系有機媒質を用いることを特徴 とする方法。 7.請求項1,2,または3に記載の方法において、 (b)化合物(I)の分解がpHがほぼ6と10の間の水系有機媒質内で実施さ れ、 (c)添加反応が化合物(II)と化合物(II)の部分的加水分解に由来するア ミノ酸の間で実現される: ことを特徴とする方法。 8.請求項1から7のいずれか一つに記載の方法において、 (a)N-[N'-ニトロソ-N’-(R’)カルバモイル]アミノ酸が化学式(III) のN-[N'-(R’)カルバモイル]アミノ酸に対するニトロソ化剤の作用によって 反応媒質内で直接合成される: ことを特徴とする方法。 9.請求項1から7のいずれか一つに記載の方法において、 (a)N-[N'-ニトロソ-N’-(R’)カルバモイル]アミノ酸が: ・化学式(III): のN-[N'-(R’)カルバモイル]アミノ酸を得るためにアミノ酸に対してイソシ アン酸、この酸の塩またはイソシアン酸メチルまたはクロロエチルを反応させる 過程と; ・次いで、形成されたN-[N'-(R’)カルバモイル]アミノ酸にニトロソ化剤 を反応させる過程: とから成る2段階で反応媒質内で直接合成されることを特徴とする方法。 10.請求の第8または第9のいずれか一つによる方法の実施によって合成され たペプチドにおいて、 微量のN-[N'-(R’)カルバモイル]アミノ酸(III)が存在することを特徴と するペプチド。 11.(II)式のN-カルボキシアミノ酸無水物中間化合物の合成方法において 、 式(I)のN-(N'-ニトロソカルバモイル)アミノ酸を分解し: 窒素を放出した後のN-カルボキシ無水物を回収することを特徴とする方法。 12.請求項11に記載の方法において、 化合物(I)の分解が無水有機溶剤内で実現され、形成された水を含むこの溶 剤が操作の終わりに分離されることを特徴とする方法。
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