JPH10509183A - 起泡性化粧品組成物のための非イオン型起泡剤 - Google Patents

起泡性化粧品組成物のための非イオン型起泡剤

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JPH10509183A JP8531014A JP53101496A JPH10509183A JP H10509183 A JPH10509183 A JP H10509183A JP 8531014 A JP8531014 A JP 8531014A JP 53101496 A JP53101496 A JP 53101496A JP H10509183 A JPH10509183 A JP H10509183A
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Abstract

(57)【要約】 グリフィン法による総HLBが少なくとも12のポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン型の非イオン型界面活性剤を含む起泡剤であり、起泡性化粧品組成物に改良された起泡特性を与える。本発明の好ましい態様においては、起泡剤、溶剤、さらにポリマー、保存剤および噴射剤等の任意物質を含むヘヤームースのような起泡性化粧品組成物に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 起泡性化粧品組成物のための非イオン型起泡剤 技術分野 本発明は、グリフィン法による総HLBが少なくとも12で、透明で安定な濃 縮液と嵩高く安定な起泡と、なめらかで緩和な感触を起泡性化粧品組成物に与え 、改良されたより薄片化しにくい傾向を持つ、少なくとも一種のポリオキシエチ レンおよび/あるいはポリオキシプロピレン型の非イオン型界面活性剤を含む起 泡剤に関するものである。とくに本発明は、この起泡剤を有する残留型(leave- on)ヘヤームース製品に関するものである。 発明の背景 シェービングクリーム、ヘアムース、スプレーフォーム、フォーミングローシ ョンおよびフォーミングクリームのような化粧品組成物は、泡として取り出され あるいはスプレーされ、そして人の皮膚や頭髪上に適用されるることを目的とし ている。これらの製品は、本発明中では“残留型起泡性化粧品製品”と表現され る。これらの残留型起泡性化粧品製品に対して望まれるひとつの共通の特徴は、 皮膚や頭髪に対するなめらかで緩和な感触を持つ、嵩高く安定な起泡のような消 費者にとって好ましい特徴を持つ泡である。 頭髪に対する残留型起泡性化粧品製品は通常“ムース”と呼ばれており、そし てその用語は本発明中でも用いられるであろう。ヘアムースは1980年代の初 めにヨーロッパで生まれた。ヘアムースは基本的にはエアロゾルフォームである が、しかしながら非エアロゾルフォームのものもまた知られている。ヘアムース の一般的な魅力となるものは、主としてムース配合から可能になる適用の容易さ と生成物の量の制御に帰することができる。ヘアムース組成物は一般的には、加 圧できる容器あるいは弁によって投与され、そして使用者の手あるいは特別にデ ザインされたくし上に適用され、頭髪へ拡げられる。代わりの方法として、ヘア ムース組成物はノズルによる投与により髪に直接適用することができる。ヘアム ースは整髪、セットおよび調髪の目的、あるいはシャンプー、コンディショニン グ、トリーティング、染髪およびそれらの組み合わせのような他の目的で調合さ れる。 近年、一部の消費者が頭髪の乾燥に対する懸念のため、あるいは揮発性の溶媒 が環境へ放出されることへの懸念のため、“非アルコール性”のヘアムース製品 への希望を表明している。これに関連して、アルコールとは約1個から6個の炭 素を持つ揮発性の一級アルコール、特にエタノールのことをいう。アルコールは ムース中で多くの理由から用いられている。第一に、揮発性のアルコールの存在 は、乾燥の時間を減じることで整髪を助けることができる。しかしながら、この 乾燥ということが、一部の消費者に対して、アルコールが頭髪をも乾燥させるの ではないかという懸念を引き起こしていると推測される。第二に、アルコールは ムースが頭髪全体に拡げられた際には、泡の破壊を助ける。泡の破壊はアルコー ルの脱起泡剤として働く能力の結果であると知られている。第三に、アルコール はそれ自体、製品の保存性を改良する。第四に、アルコールは噴射剤と共に濃縮 液のなじみ性を増強させ、レジンと水の基材との間の溶解性の橋渡しとしてふる まう。第五に、アルコールはコンディショニング脂肪族アルコールのような油性 成分の溶解に対して良い溶媒である。結果として製剤からアルコールを除外する ことは製品の性能に影響を与えるであろう。こういう理由で、ヘアムース組成物 中に用いることのできるアルコール性、非アルコール性のそれぞれの起泡剤を供 給するという要望がある。 保存剤の種類とレベルもまた製品の性能に影響することが知られている。DM DMヒダントイン(ジメチロールジメチルヒダントイン)とKathon CG (メチルクロロイソチアゾリノンとメチルイソチアゾリノンの混合物)のような 保存剤は低いレベルでの効果的な保存剤として知られているが、しかし多くの国 では残留型の化粧品製品中での使用が認められていない。フェノキシエタノール とEDTAは広く使用が認められているが、しかし低いレベルでは満足できるほ ど効果がない。メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンおよびLi quaParオイル(イソブチルパラベン、イソプロピルパラベンおよびブチル パラベンの混合物)のようなパラベンもまた広く使用されている。しかし、パラ ベン類は脂溶性であるので水に溶解できず、それゆえ配合上いくつかの制約があ る。メチルパラベンとプロピルパラベンはそれらが室温では固体であるため高レ ベルでの配合が困難である。そこで、広い範囲の保存剤の組み合わせから成る、 ヘアムース組成物中で使用できる起泡剤を供給することがまた、望まれている。 噴射剤の型もまた製品の性能に影響することが知られている。ジフロロエタン 152a(DuPontより供給)のようなフッ化炭化水素が広い範囲の製剤に 用いることができると知られている。プロパンとジメチルエーテルもまた広い範 囲の製剤に用いることができる。しかしプロパンは比較的可燃性である。ジメチ ルエーテルは高レベルで用いられる時は腐食性である。LPG(液化石油ガス) は主にイソ-ブタン、n-ブタンおよびプロパンの混合物であり、異なった圧力の 度合で入手可能である。LPGは比較的安全な噴射剤であるが、しかしながらい くつかの配合上の制約を持っている。それであるから、広い範囲の噴射剤の組み 合わせで、ヘアムース組成物中に用いることのできる起泡剤を供給することが望 まれている。 ヘアムース組成物のための製品の性能の評価は、製品の目的と概念によって変 わる。ヘアムースの性能を評価する際に、一般的には3種の主な過程中に見られ る特性が考慮に入れられる;すなわち容器から取出す際の泡立ちの特性、頭髪に 適用する際の泡立ちの特性、および頭髪に対する最終的な結果の特性である。投 与について考慮される特性は、泡の量と泡の拡がる速度を含む。泡の拡がりが遅 いかあるいは遅延される時には製品の“溜まり”が起こることが知られている。 頭髪への適用について考慮される特性は、泡の安定性および壊れやすさ、石鹸ら しくないこと、なめらかさ、柔らかさ、クリーミーなことおよび粘り気を含む。 頭髪に対する最終的な結果について考慮される特性は、形のコントロール、頭髪 の乾燥あるいは湿潤感、洗いやすさ、光沢、加湿、コンディショニング、静電気 防止およびブラシのかけやすさを含む。 上述の要求を遂行する試みとして、1993年11月18日に出願され、同時 に係属し、同一人に譲渡されている米国特許出願第08/154,231号(Y.Ch enおよびT.Nambu)が両性界面活性剤とアミンオキシドを含む残留型起泡性化粧 品組成物のための起泡剤を開示している。しかしながら、アミンオキシドを含ま ない起泡性化粧品組成物に対する需要が残っている。ヨーロッパにおいては、安 全上の理由からアミンオキシドを使用しない処方に興味が持たれている。 更に、特に組成物中の陽イオン型水溶性ポリマーのようなポリマーの存在下、 改良された透明で安定な濃縮液を持つ起泡性化粧品組成物に対する必要性が残っ ている。 発明の目的 投与あるいはスプレーされることによって泡立ち、起泡性化粧品組成物に嵩高 い安定な泡と、なめらかで緩和な感触と、整形/コンディショニング効果を供給 する起泡剤を供給することが本発明の目的である。より良い製品の安定性のため の、安定で透明な濃縮液を与える起泡性化粧品組成物を供給することも本発明の 目的である。 剪断応力のもとで適切に消える(消泡能)泡を与え、頭髪上に容易に拡散し、 なめらかで、柔らかでクリーミーな質感で、穏やかな感触を持つ前記の起泡剤を 含むヘアムース組成物のような起泡性化粧品組成物を供給することが更に本発明 の目的である。 更に、広い範囲の溶媒、保存剤および噴射剤の組み合わせによって処方できる 前記の起泡剤を含むヘアムース組成物のような起泡性化粧品組成物を供給するこ とも本発明の目的である。 アミンオキシドを含まない界面活性剤系を用いることも更に本発明の目的であ る。速やかで嵩高い泡の拡散を与え、取出される際の溜まりを減少させる前記の 起泡剤を含むヘアムース組成物のようなを起泡性化粧品組成物を供給することが 更に本発明の目的である。 良好に整髪の制御ができ、コンディショニング効果があり、頭髪に対してよい 感触を与え、より薄片化(flaking)しにくい傾向を持つ、前記の起泡剤を含む ヘアムース組成物を供給することが更に本発明の目的である。 発明の要約 本発明は、グリフィン法による総HLBが少なくとも12で、取出されあるい はスプレーされることによって泡立ち、改良された起泡の特性を起泡性化粧品組 成物に与える、少なくとも一種のポリオキシエチレンおよび/あるいはポリオキ シプロピレン型の非イオン型界面活性剤を含む起泡剤に関するものである。本発 明はまた、起泡剤および更に陽イオン型水溶性ポリマーのような、しかし陽イオ ン型に限定されるものではないが、ポリマー、溶媒、および噴射剤を含むヘアム ース組成物のような起泡性化粧品組成物に関するものである。 特に望ましい本発明の態様中では、ヘアムース組成物は、グリフィン法による 総HLBが少なくとも12の、少なくとも一種のポリオキシエチレンおよび/あ るいはポリオキシプロピレン型の非イオン型界面活性剤を0.005%から5% 含み、そして更にポリマー、溶媒、保存剤および噴射剤を含む起泡剤を含む。 発明の詳細な説明 本発明は、取出されあるいはスプレーされることによって泡立ち、グリフィン 法による総HLBが少なくとも12の、少なくとも一種のポリオキシエチレンお よび/あるいはポリオキシプロピレン型の非イオン型界面活性剤を含む起泡性化 粧品組成物中に用いるための起泡剤に関するものである。いいかえれば、本発明 は、取出されあるいはスプレーされることによって泡立ち、ポリオキシエチレン 、ポリオキシプロピレンおよびそれらの混合物から選択されるポリマー単位を含 む少なくとも一種の非イオン型界面活性剤を含む起泡性化粧品組成物中に用いる ための起泡剤に関するものである。 本発明はまた、起泡剤そして更にポリマー、溶媒および噴射剤を含むヘアムー ス組成物のような起泡性組成物に関するものである。 すべてのパーセントと比率は特定されない限りは重量に基づいている。噴射剤 を除く成分の全体は濃縮液として定義される。噴射剤を含まない非エアロゾル製 品に対しては濃縮液は組成物全体に等しい。起泡剤 本発明の起泡剤は、グリフィン法による総HLBが少なくとも12の、少なく とも一種のポリオキシエチレンおよび/あるいはポリオキシプロピレン型の非イ オン型界面活性剤を含む。 本発明中でHLBはグリフィン法により、以下のように測定される: 多価アルコールおよび脂肪酸エステルに対しては、HLBは以下の一般計算式( i)によって計算される: HLB=20(1−S/A) (i) ここで;Sはエステルの鹸化値であり、Aは脂肪酸の酸性値である; 鹸化値が明確でない場合に対しては、HLBは以下の一般式(ii)によって計 算される: HLB=(E+P)/5 (ii) ここで;Eはエチレンオキシドの重量パーセントであり、Pは多価アルコール の重量パーセントである; そしてポリオキシエチレンが唯一の親水性基である場合に対しては、HLBは 以下の一般式(iii)によって計算される: HLB=E/5 (iii) Eはエチレンオキシドの重量パーセントである。 ヘアムースのような起泡性化粧品組成物に含まれる時には、本発明の起泡剤は 望ましくは、グリフィン法による総HLBが少なくとも12の、少なくとも一種 のポリオキシエチレンおよび/あるいはポリオキシプロピレン型の非イオン型界 面活性剤を0.005%から5%、より望ましくは0.005%から3%含む。本 発明中の起泡剤が起泡性化粧品組成物へ適用される時には、それは起泡性化粧品 組成物に、改良されたより薄片化しにくい傾向を持つ透明で安定な濃縮液と嵩高 く安定な起泡となめらかで緩和な感触を与える。起泡剤の他の成分は、水、低級 アルコール、多価アルコール、およびそれらの混合物のような溶媒を含む。非イオン型界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルエーテル ポリオキシエチレンアルキルエーテルは、アルキルアルコールのポリエチレン グリコールエーテルである。ポリオキシエチレンアルキルエーテル界面活性剤は 以下の一般構造であることができる; CH3−(CH2)a−(OCH2CH2)n−OH (I) ここで;aは9から21の平均値を持ち、nは2から200の平均値を持つ;ポリオキシエチレンアルケニルエーテル ポリオキシエチレンアルケニルエーテル界面活性剤は以下の一般構造であるこ とができる; CH3−(CH2)bCH=CH(CH2)c(OCH2CH2)n−OH (II) ここで;bは1から10の平均値を持ち、cは1から10の平均値を持ち、n は2から200の平均値を持つ;ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンアルキルあるいはアルケニルあるいは イソ-アルキルあるいはイソ-アルケニルあるいはジメチルポリシロキサンエーテ ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンアルキルあるいはアルケニルあるい はイソ-アルキルあるいはイソ-アルケニルあるいはジメチルポリシロキサンエー テル界面活性剤は以下の一般構造であることができる; R1−(OCH(CH3)CH2)x−(OCH2CH2)y−OH (III) ここで;R1はアルキルアルケニル基あるいはイソ-アルキルアルケニル基あ るいはジメチルポリシロキサン誘導体で、xは2から100の平均値を持ち、y は2から100の平均値を持つ;ポリオキシエチレン長鎖アルキル脂肪酸あるいはジメチルポリシロキサンあるい はベンゼン誘導体エーテル ポリオキシエチレン長鎖アルキル脂肪酸あるいはベンゼン誘導体エーテル界面 活性剤は以下の一般構造であることができる; 以下の一般構造(IV)を持つポリオキシエチレン長鎖アルキル脂肪酸あるい はベンゼン誘導体エーテル界面活性剤: R2−(OCH2CH2)n−OH (IV) ここで;R2は、カスターオイルトリグリセリドカストレート、コレステロー ル、ココナツオイルトリグリセリドココエート、アルキルフェノール、グリセリ ルラウレート、グリセリルオレエート、グリセリルココエート、グリセリルイソ ステアレート、グリセリルステアレート、水素添加カスターオイルトリグリセリ ド水素添加カストレート、水素添加ラノリン、ノニルフェニルおよびジメチルポ リシロキサン誘導体より成る群から選択されることができ、nは2から200の 平均値をもつ;ポリオキシエチレンジアルキル、あるいはイソ-アルキル、あるいはアルケニル エーテル ポリオキシエチレンジアルキル、あるいはイソ-アルキル、あるいはアルケニ ルエーテル界面活性剤は以下の一般構造であることができる; R3−C(O)−(OCH2CH2)n−O−C(O)−R4 (V) ここで;R3およびR4は、それぞれアルキル基、イソ-アルキル基、および アルケニル基より成る群から選択され、nは2から200の平均値をもつ;ポリオキシプロピレンアルキル、イソ-アルキル、アルケニルあるいは長鎖アル キル脂肪酸エーテル ポリオキシプロピレンアルキル、イソ-アルキル、アルケニルあるいは長鎖ア ルキル脂肪酸エーテル界面活性剤は以下の一般構造であることができる; R5−(OCH(CH3)CH2)n−OH (VI) ここで;R5は、アルキル基、イソ-アルキル基、あるいはアルケニル基で、 nは2から200の平均値をもつ。起泡性化粧品組成物 本発明中の起泡性化粧品組成物は、外部からの空気あるいはガスと混合された 時泡を産生する、起泡できる液体である濃縮液を含み、泡として取出される。 本発明中の起泡性化粧品組成物の濃縮液は(重量比で)0.005-20%の、 より望ましくは0.005-10%の、最も望ましくは0.005-6%の起泡剤を 含む。溶媒 起泡性化粧品組成物は起泡剤のために望ましくは更に溶媒を含む。本発明の起 泡性化粧品組成物中で使用される溶媒は、成分の残りの部分、粘性、および組成 物の望まれる起泡の特性の様な変数によって選択される。 ヘアムース中に含まれる時には、溶媒は望ましくは濃縮液の60-99%の、 より望ましくは80-99%の、最も望ましくは85-98%のレベルで含まれる 。 本発明中で有用な溶媒の限定されない例は:水、エタノールおよびイソプロパ ノールのような1から6の炭素を持つ低級アルコール、プロピレングリコール、 ヘキシレングリコール、グリセリンおよびプロパンジオールのような多価アルコ ール、およびそれらの混合物などである。噴射剤 起泡性化粧品組成物は更に望ましくは、濃縮液と混合されて泡を起泡するため の噴射剤を含む。 本発明の起泡性化粧品組成物中で用いられる時には、噴射剤は成分の残りの部 分、容器、および製品が使用するためにどのようにデザインされたか(正置する かあるいは逆に置くか)等の変数によって選択される。 ヘアムース中に含まれる時には、噴射剤は全組成物中で望ましくは0-60% の、より望ましくは0-30%のレベルで含まれる。噴射剤が用いられない時に は、ヘアムース組成物は通常空気あるいはガス混合用装置をつけた容器中で供給 される。 本発明中で有用な噴射剤の限定されない例は:ジフロロエタン 152a(D uPontより供給)のようなフッ化炭化水素、ジメチルエーテル、二酸化炭素 、窒素、およびプロパン、イソ-ブタン、n-ブタンのような炭化水素、およびL PG(液化石油ガス)のような炭化水素の混合物である。噴射剤と共に用いられ るときには、成分は通常当業者によってよく知られている加圧された取出用容器 (例えば、The Procter & Gamble CompanyのVida l Sasson Styling Mousse Extra Bodyのための 容器)のような適当な容器中に加圧下入れられなければならない。任意の成分 任意の成分が本発明の起泡性化粧品組成物中に製品の必要性によって含まれる ことができる。限定されないこのような任意の成分の例は、追加の界面活性剤、 紫外線および赤外線の遮断および吸収剤、ヘアコンディショニング剤、皮膚コン ディショニング剤、香料、色素、pH調節剤、ポリマー、染料、ビタミン、蛋白 質、植物抽出物、および栄養剤である。 ヘアムース組成物のような起泡性化粧品組成物は整髪とコンディショニングの ためのポリマーおよび保存剤を含むことができ、また更に他の任意成分を含むこ とができる。ポリマー ヘアムース組成物のような起泡性化粧品組成物は更にポリマーを含んでもよい 。このようなポリマーは陽イオン型、非イオン型、陰イオン型および両性ポリマ ーを含む。ポリマーは典型的には濃縮液の重量比で0-15%の、望ましくは0- 10%のレベルで含まれる。 ここでの使用に適当なポリマーは、水層中に可溶あるいはコロイド状に分散可 能などのようなポリマーをも含む(水層の中で水が唯一の溶媒である場合には、 ポリマーは水に可溶あるいは分散可能でなければならない;もしエタノールのよ うな任意の共溶媒が存在する場合にはポリマーは合体された溶媒系に可溶あるい は分散可能でなければならない)。溶解性/分散性は常温、常圧の条件(1気圧 で25℃)で決定される。本発明中の組成物中で使用されるポリマーは、陽イオ ン型、陰イオン型、非イオン型、および両性レジンを含む。 本発明中で有用な陽イオン型ポリマーの限定されない例は、Ucare Po lymer LRという商品名のポリクォータニウム10(ヒドロキシエチルセ ルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル)および Celquatという商品名のポリクォータニウム4(ヒドロキシエチルセルロ ースジメチルジアリルアンモニウムクロリドコポリマー)のような4級セルロー スエーテル、Gafquatという商品名のポリクォータニウム11(ポリビニ ルピロリドンN,N'-ジメチルアミノエチルメタアクリル酸コポリマージエチル サルフェート塩)のような4級化したビニルピロリドン/アルキルアミノアクリ レートあるいはメタアクリレートコポリマー、Luviquatという商品名で 購入可能なメチルビニルイミダゾリウムビニルピロリドン4級アンモニウムコポ リマー、ビニルメチルエーテルエチルマレエートコポリマー(PVM/MAコポ リマー)、Luviskolという商品名のPVP/VAコポリマー、ポリビニ ルアルコール、ポリビニルアルコールとクロトン酸のコポリマー、ポリビニルア ルコールとマレイン酸無水物のコポリマー、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ ドロキシプロピルグアガム、ポリスチレンスルホネートナトリウム、ポリビニル ピロリドンエチルメタアクリレートメタアクリル酸ターポリマー、オクチルアク リルアミドアクリレートブチルアミノエチルメタアクリレートコポリマー、Yu kaformer AM-75という商品名のN-メタアクリロイルエチル-N,N' -ジメチルアンモニウムガンマ-N-メチルカルボキシベタインブチルメタアクリ レートコポリマーおよびそれらの混合物を含む。 陽イオン型ポリマーの他の例は、ポリマーの骨格に共有結合したシリコーン( すなわち、骨格に結合したシリコーン鎖)より成り、そして非イオン型、4級化 しない、水溶性のモノマーと非イオン型の、4級化できるモノマーを組み合わせ たものの重合より由来するシリコーングラフト型コポリマー(このようなコポリ マーの混合物を含む)を含む。シリコーンマクロマーは一般的に、またシリコー ンマクロマーの存在下で、例えばシリコーンを含むモノマーのような上記の二つ の型のモノマーの重合を行なうことによってポリマー中に組み込まれるであろう 。 ここでのシリコーンマクロマーグラフト型コポリマーは約30℃から約140 ℃のTgを持つ重合型の骨格を持つであろう。シリコーンマクロマー含有型コポ リマーは有機重合型骨格、望ましくはビニル骨格あるいは他のエチレン状に不飽 和化した重合できるポリマーより由来する炭素に基づいた骨格、を持つ。ポリマ ーは以下のものの重合に由来する:重量比で約2%から15%のシリコーンマク ロマー;重量比で約5%から40%の陰イオン型で4級化できるモノマー;およ び重量比で約30%から60%の非イオン型、水溶性、非4級化型モノマー。重 量比で少なくとも5%のモノマーが4級化している。 ここでの4級化できる非イオン型モノマーはスチレン、アクリルアミド、メタ アクリルアミド、アクリル酸およびメタアクリル酸のC1-C5アルキルエステ ルのような(メタ)アクリレートのアミノ基を持つ誘導体のような4級化できる 、アミノ基のあるエチレン状に不飽和化したモノマーを含む。 このようなモノマーの例は以下のものを含む:(i)p-ジメチルアミノメチ ルスチレン、p-ジメチルアミノエチルスチレン;(ii)ジメチルアミノメチル アクリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチルアミノプロ ピルメタアクリルアミド、ジメチルアミノメチルメタアクリルアミド、ジメチル アミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー ト、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、およびジメチルアミノプロ ピル(メタ)アクリルアミド。 非イオン型、非4級化型、水溶性モノマーの例は、アクリルアミド、メタアク リルアミド、(メタ)アクリレート、シナミド、ビニルアルコール、ビニルピロ リドン、ビニルオキサゾリドン、およびそれらの誘導体を含む。特定の例は、ア クリルアミド、メタアクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジメチルメタア クリルアミド、イソプロピルアクリルアミド、t-ブチルアクリルアミド、イソ プロピルメタアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミドのようなモノ-および ジ-C1-C6のアルキル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアクリレート、t- ブチルアクリレート、t-ブチルメタアクリレート、イソプロピルメタアクリレ ート、ステアリルメタアクリレート、セチルメタアクリレート、アクリルグリシ ンアミド、メタアクリルグリシンアミドのようなモノ-およびジ-C1-C20の アルキル(メタ)アクリルアミド、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、ビニ ルオキサゾリドン、ビニルメタオキサゾリドン、およびポリ(エチレングリコー ル)フェニルエーテル(メタ)アクリレートを含む。 陽イオン型ポリマーの他の例は、例えばヒドロキシプロピルトリメチルアンモ ニウムグアガムのような陽イオン型グアガム、ジアリルジメチルアンモニウムク ロリドあるいはトリメチルアンモニウム置換エポキシドとヒドロキシエチルセル ロースのコポリマーのような4級化セルロースエーテル、低級アルキルアミノア ルキルアクリレートあるいはメタアクリレートモノマー(例えば、ジメチルアミ ノエチルメタアクリレート)のホモポリマー、およびそれらとN-ビニルピロリ ドンのような融和性のモノマーとの、あるいはメチル、エチル、アビエチルおよ びオレイルメタアクリレートとそれらの混合物のようなメタアクリレート誘導体 との、および/あるいはメチルおよびブチルアクリレートとそれらの混合物のよ うなアルキルアクリレートとのコポリマー、ジメチルジアリルアンモニウムクロ リドとアクリルアミドとのコポリマー、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド のホモポリマー、ビニルイミダゾリウム/ビニルピロリドンコポリマー、および それらの混合物である。 多価陽イオン型ヘアコンディショニングポリマーは、重合できる陽イオン型の 原料モノマーの、あるいは重合に続いて陽イオン性の特性になるように変性され る、重合できる非イオン型のモノマーから由来することができる。 陽イオン型モノマーの例は以下のものを含む: (i) 以下で集合的に(メタ)アクリル酸として表されるアクリル酸あるい はメタアクリル酸、および(メタ)アクリルオキシプロピルトリメチルアンモニ ウムクロリドおよび(メタ)アクリルオキシプロピルトリエチルアンモニウムブ ロミドのようなアルキル基の中に1から5個の炭素原子を持つトリアルキルアミ ンの4級化したエピハロヒドリン生成物から由来するモノマー; (ii)(メタ)アクリル酸のアミン誘導体あるいは、(メタ)アクリル酸ある いは(メタ)アクリルアミドから由来する(メタ)アクリルアミドのアミン誘導 体およびジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル( メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、あるいは ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドのようなC1-C4のアルキル 基を持つジアルキルアルカノールアミン;および (iii)上記の(ii)の群の(1)塩酸あるいは乳酸のような無機あるいは有 機酸との中和反応、(2)メチルクロリド、エチルクロリド、メチルブロミドあ るいはヨウ化エチルのようなハロゲン化アルキルによる変性、(3)エチルモノ クロロアセテートあるいはメチルモノクロロプロピオネートのようなハロゲン化 脂肪酸エステルによる変性、および(4)ジメチルサルフェートあるいはジエチ ルサルフェートのようなジアルキルサルフェートによる変性による生成物の誘導 体。 更に、陽イオン型不飽和モノマーはビニルイミダゾリニウム4級アンモニウム モノマーおよび、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドおよび他の同様なもの のようなアリル化合物のアミン誘導体を含む。 これらの陽イオン型不飽和モノマーは陽イオン型に重合することができる、あ るいはその代わりとしてそれらは前駆体の形で重合することもでき、そしてそれ から、例えば4級化剤(例、エチルモノクロロアセテート、ジメチルサルフェー ト等)によって陽イオン型に変性される。 多価陽イオン型ポリマーの限定されない例は、陽イオン型ポリサッカライド、 ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマー、ジメチルジアリルアン モニウムクロリドとアクリルアミドとのコポリマー、アクリル酸および/あるい はメタアクリル酸から由来する、特にジメチルアミノエチルアクリレートおよび メタアクリレートのようなアルキルアミノアルキルアクリレートおよびメタアク リレートモノマーからの、陽イオン型でアミノ基を持つホモポリマーおよびコポ リマー、ポリアルキレンイミンおよびエトキシポリアルキレンイミン、ビニルイ ミダゾリウム/ビニルピロリドン4級アンモニウムコポリマー、およびそれらの 混合物を含む。 非イオン型モノマーの限定されない例は、メタノール、エタノール、1-プロ パノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-メチル-1-プロパノール、1- ペンタノール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、2-メチル-1-ブタノール 、1-メチル-1-ブタノール、3-メチル-1-ブタノール、1-メチル-1-ペンタ ノール、2-メチル-1-ペンタノール、3-メチル-1-ペンタノール、t-ブタノ ール、シクロヘキサノール、2-エチル-1-ブタノール、3-ヘプタノール、ベン ジルアルコール、2-オクタノール、6-メチル-1-ヘプタノール、2-エチル-1 -ヘキサノール、3,5-ジメチル-1-ヘキサノール、3,5,5-トリメチル-1-ヘ キサノール、1-デカノール、1-ドデカノール、1-ヘキサデカノール、1-オク タデカノール、および約1-24の炭素原子を持つアルコールのようなその他同 様のもののようなC1-C24のアルコールのアクリル酸あるいはメタアクリル 酸エステル;スチレン;クロロスチレン;ビニルアセテートのようなビニルエス テル;ビニルクロリド;ビニリデンクロリド;アクリロニトリル;アルファ-メ チルスチレン;t-ブチルスチレン;ブタジエン;シクロヘキサジエン;エチレ ン;プロピレン;ビニルトルエン;メトキシエチル(メタ)アクリレートおよび ブトキシエチル(メタ)アクリレートのようなアルコキシアルキル(メタ)アク リレート;およびそれらの混合物である。他の非イオン型モノマーはアリルアク リレートおよびメタアクリレート、シクロヘキシルアクリレートおよびメタアク リレート、オレイルアクリレートおよびメタアクリレート、ベンジルアクリレー トおよびメタアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレートおよびメタア クリレート、エチレングリコールジ-アクリレートおよび-メタアクリレート、1 ,3-ブチレングリコールジ-アクリレートおよび-メタアクリレート、ジアセトン アクリルアミド、イソボルニル(メタ)アクリレート、およびその他同様のもの のようなアクリレートおよびメタアクリレート誘導体を含む。 極性の非イオン型モノマーの限定されない例は、アクリルアミド、N,N-ジメ チルアクリルアミド、メタアクリルアミド、N-t-ブチルアクリルアミド、メタ アクリロニトリル、アクリルアミド、アクリレートアルコール(例、ヒドロキシ エチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレートのようなC2-C6のア クリレートアルコール)、ヒドロキシエチルメタアクリレート、ヒドロキシプロ ピルメタアクリレート、ビニルピロリドン、メチルビニルエーテルのようなビニ ルエーテル、アシルラクトンおよびビニルピリジン、アリルアルコール、ビニル アルコールおよびビニルカプロラクタムを含む。保存剤 ヘアムース組成物は、更に保存剤を含むことができる。このような保存剤は望 ましくは濃縮液の0-5%、より望ましくは0-3%のレベルで含まれる。 本発明中で有用な保存剤の限定されない例は、DMDMヒダントイン(ジメチ ロールジメチルヒダントイン)Kathon CG(メチルクロロ-イソチアゾリ ノンとメチルイソチアゾリノンの混合物)、イミダゾリジニル尿素、フェノキシ エタノール、EDTAおよびその塩、ベンジルアルコール、およびメチルパラベ ン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、およびLiquaParオイル(イソ ブチルパラベン、イソプロピルパラベン、およびブチルパラベンの混合物)のよ うなパラベンである。他の任意成分 ヘアムース組成物は、更に追加の界面活性剤を含むことができる。このような 追加の界面活性剤は、本発明中の起泡剤に影響を与えない、非イオン型、陽イオ ン型、陰イオン型、および他の両性界面活性剤を含む。このような追加の界面活 性剤の限定されない例は、ナトリウムココイルイセチオネート(ナトリウムココ イルエチルエステルスルホネート)、ナトリウム脂肪酸サルコシネート、ナトリ ウム脂肪酸メチルアミノプロピオネート、およびGeropon TC-42(N a-N-ココイルN-メチルタウレート)、ラウリル酸ジメタノールアミドを含む 。追加の界面活性剤は、典型的には起泡剤の50%より少ない、望ましくは33 %より少ないレベルで含まれる。 ヘアムース組成物は、更に様々の任意の成分を含んでもよい。このような任意 の成分は;濃化剤、および長鎖脂肪酸のジエタノールアミド、塩化ナトリウム、 および硫酸ナトリウムのような粘度調節剤、セチルアルコール、ステアリルアル コール、オレイルアルコールおよびパンテノールのようなヘアコンディショニン グ剤、オクチルサリチレートのような紫外線吸収剤、クエン酸、こはく酸、水酸 化ナトリウムおよびトリエタノールアミンのようなpH調節剤、着色剤、過酸化 水素、パーボレート塩、およびパーサルフェート塩のような頭髪酸化剤、チオグ リコレートのような頭髪還元剤、香料、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル のような香料可溶化剤、金属イオン封鎖剤、グリセリンおよびプロピレングリコ ールのようなポリマー可塑剤、および揮発性および不揮発性のシリコーン液を含 む。このような任意の成分は典型的には、濃縮液の0.01-20%の、望ましく は0.01-10%のレベルで含まれる。実施例 以下の実施例は本発明の組成物を例証するが、しかしそれに限定されるもので はない。すべてのパーセンテージと比率は、活性レベルとして述べられているい る。 表1、2および3中に示される組成物は、当業者によく知られているいかなる 通常の方法によっても調製することができる。適切な方法は以下の通りである: ポリマーおよび保存剤が、室温で撹拌しながら蒸留水中へ加えられる。得られた 混合物が均一になるまで70-75℃に加熱される。他の任意の成分が加熱され た混合物中へ加えられ、均一になるまで撹拌される。得られた混合物は30-4 0℃まで冷却され、そして界面活性剤、香料および他の熱に不安定な成分が加え られる。得られた濃縮液は噴射剤と共に缶に保存される。本発明の製品の評価 本発明の組成物の評価は以下の試験用製品(組成物AおよびB)を用いる以下 の2種の方法に従って行われる: 1.試験製品: (以下の試験用製品の配合は表3に示される。) 組成物A:同時に係属している米国特許出願第08/154231号の組成の 例であるムース組成物。 組成物B:本発明の実例であるムース組成物。 (1)薄片化(flaking)傾向試験 方法: 一個あたり10gの重さで、幅7cm、長さ25cmの黒い直毛のかもじ(東 洋人の毛髪のかもじ)を用意する。それぞれのかもじを室温の条件下でスタンド に垂直にさげる。試験用製品(AおよびB)のムースの泡を1.5gはかる。適 用している間に泡を減少させることなく、かもじの一方の表面に注意深く泡を拡 げる。1.5g全部をかもじ全体に均一に拡げ、泡をかもじ上で自然に乾燥させ る。泡が消えて乾燥した後、以下の基準を用いて残渣の傾向を評価する。 基準0:目に見えるものがない。(未処理の毛髪と同じ) 基準1:わずかな残渣。 基準2:中程度の残渣。 基準3:重篤な残渣。(未処理の毛髪と同じ) 基準4:非常に重篤な残渣。 10人の熟練した回答者の評価の結果は以下のことを示した: 組成物A:基準3.0 組成物B:基準0.8 すなわち、組成物Bは組成物Aより有意な、薄片化しない傾向を示した。 (2)濃縮液の透明度試験 方法: 5gの濃縮液を100mlのガラスのびん(直径:4cm、高さ:10cm) に入れる。10人の回答者に以下の基準に基づいて濃縮液の透明度の評価を依頼 する。 0:極度に透明。 1:非常に透明 2:透明 3:それほど透明ではない/それほど濁ってもいない。 4:濁っている 5:非常に濁っている 6:極度に濁っている。 10人の回答者の評価の結果は以下のことを示した: 組成物A:平均評価4.6、標準偏差0.84。 組成物B:平均評価1.2、標準偏差0.79。 すなわち、標準偏差の計算はこれらの結果が有意に異なっていることを示した 。いいかえれば、組成物Bは組成物Aより有意に透明である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.グリフィン法による総HLBが少なくとも12の非イオン型界面活性剤を含 み、そしてその非イオン型界面活性剤がポリオキシエチレン、ポリオキシプロピ レンおよびその混合物より選択されるポリマー単位を含む、起泡性化粧品組成物 に用いられる起泡剤。 2.前記の非イオン型界面活性剤が以下の(1)〜(6)よりなる群から選択さ れる請求項1による起泡剤: (1)以下の一般式(I)を持つポリオキシエチレンアルキルエーテル界面活性 剤: CH3−(CH2)a−(OCH2CH2)n−OH (I) ここで;aは9から21の平均値を持ち、nは2から200の平均値を持つ; (2)以下の一般式(II)を持つポリオキシエチレンアルケニルエーテル界面活 性剤: CH3−(CH2)bCH=CH(CH2)c(OCH2CH2)n−OH (II) ここで;bは1から10の平均値を持ち、cは1から10の平均値を持ち、n は2から200の平均値を持つ; (3)以下の一般式(III)を持つポリオキシプロピレンポリオキシエチレンア ルキルあるいはアルケニルあるいはイソ-アルキルあるいはイソ-アルケニルある いはジメチルポリシロキサンエーテル界面活性剤: R1−(OCH(CH3)CH2)x−(OCH2CH2)y−OH (III) ここで;R1はアルキルアルケニル基あるいはイソ-アルキルアルケニル基あ るいはジメチルポリシロキサン誘導体で、xは2から100の平均値を持ち、y は2から100の平均値を持つ; (4)以下の一般式(IV)を持つポリオキシエチレン長鎖アルキル脂肪酸あるい はベンゼン誘導体エーテル界面活性剤: R2−(OCH2CH2)n−OH (IV) ここで;R2は、カスターオイルトリグリセリドカストレート、コレステロー ル、ココナツオイルトリグリセリドココエート、アルキルフェノール、グリセリ ルラウレート、グリセリルオレエート、グリセリルココエート、グリセリルイソ ステアレート、グリセリルステアレート、水素添加カスターオイルトリグリセリ ド水素添加カストレート、水素添加ラノリン、ノニルフェニルおよびジメチルポ リシロキサン誘導体より成る群から選択されることができ、nは2から200の 平均値をもつ; (5)以下の一般式(V)を持つポリオキシエチレンジアルキル、あるいはイソ -アルキル、あるいはアルケニルエーテル界面活性剤: R3−C(O)−(OCH2CH2)n−O−C(O)−R4 (V) ここで;R3およびR4は、それぞれアルキル基、イソ-アルキル基、および アルケニル基より成る群から選択され、nは2から200の平均値をもつ; (6)以下の一般式(VI)を持つポリオキシプロピレンアルキル、イソ-アルキ ル、アルケニルあるいは長鎖アルキル脂肪酸エーテル界面活性剤: R5−(OCH(CH3)CH2)n−OH (VI) ここで;R5は、アルキル基、イソ-アルキル基、あるいはアルケニル基で、 nは2から200の平均値をもつ。 3.一般式(I)、(II)、(III)、およびそれらの混合物よりなる群から選択 される第1の非イオン型界面活性剤を含み、そして一般式(IV)、(V)、(VI )、およびそれらの混合物よりなる群から選択される第2の非イオン型界面活性 剤を含む請求項2による起泡剤。 4.組成物が重量比で0.005〜5%の前記の非イオン型界面活性剤を含む請 求項2による起泡剤を含む起泡性化粧品組成物。 5.以下のものを次の重量比で含むヘアムース組成物: i)40〜100%の濃縮液で、その濃縮液が重量比で以下のものを含む: a)0.005〜20%の請求項2の前記の起泡剤;および b)60〜99%の溶媒;および ii)0〜60%の噴射剤。 6.濃縮液が重量比で以下のものを含む請求項5によるヘアムース組成物: a)0.005〜10%の前記の起泡剤; b)80〜99%の前記の溶媒; c)0〜15%の陽イオン型ポリマー、非イオン型ポリマー、陰イオン型ポリ マー、両性ポリマー、およびそれらの混合物より成る群から選択されるポリマー ;および d)0〜5%の保存剤。 7.以下のものを次の重量比で含む請求項6によるヘアムース組成物: i)70〜100%の前記の濃縮液で、その濃縮液が重量比で以下のものを含 む: a)0.005〜0.5%の前記の起泡剤; b)85〜98%の前記の溶媒;および c)0〜15%の陽イオン型ポリマー、非イオン型ポリマー、陰イオン型ポ リマー、両性ポリマー、およびそれらの混合物より成る群から選択されるポリマ ー;および d)0〜3%の前記の保存剤;および ii)0〜30%の前記の噴射剤。 8.前記の非イオン型界面活性剤よりなる前記の起泡剤を含む請求項7によるヘ アムース組成物。
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