JPH10508879A - 2−[n−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2h)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートの新規な使用 - Google Patents
2−[n−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2h)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートの新規な使用Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、アテローム硬化症および/再狭窄症の患者および疾患によって血管閉塞の大きい危険性のある患者を治療するための薬剤として2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートを使用することを基本的に開示する。この化合物は、経口または非経口で、他の薬剤と併用してまたは併用せずに、アテローム病変を軽減するためにおよび血管の再狭窄を防止するために動脈硬化症の患者に投与される。
Description
【発明の詳細な説明】
2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキ
サイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−
ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートの新規な使用
発明の技術分野
本発明は、アテローム硬化症および再狭窄症の調節に作用する薬剤の分野に関
する。
より特定的には、本発明は、ヒト動脈筋細胞に対する抗アテローム性および抗
増殖性作用を有する薬剤としての2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−
3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2
,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートすな
わちPCA−4230の新しい使用に関する。
PCA−4230は最初、抗血栓剤としてドイツ特許DE−A−36 79−
76に記載された。
従来技術
アテローム硬化症におけるプラーク形成の因となる主な過程は、動脈生成リポ
タンパク質の網カプテーション増加によるコレステロールの蓄積;化学的および
マイトジェン活性による漸増および細胞増殖;動脈内膜細胞の合成活性の増大お
よび望ましくない媒体中での代謝要求からくる細胞死率の増大による細胞外マト
リックスの拡大およびコラーゲンの蓄積である。一方、細胞死は、新血管新生、
線維症、カルシウム沈着に関係し、これらはプラークの剥離および出血性血栓症
と後に併合して生じる(参照 R.Ross,Nature(1993),362:801-809)。
平滑血管細胞間の空隙連結体は、細胞性伝達を調節し、そしてアテローム硬化
症の成長の重要な要因の一つとみられる。これらの連結体は細胞内タンパク質で
ある。6タンパク質が開閉できる循環チャネルを形成し、これを通して、120
0ダルトンまでの分子が1つの細胞から他の細胞に移行できる。実験的な証明に
よると、アテローム硬化症の成長において細胞性伝達を通して増殖過程が関与し
ている。このように、分子の細胞間移行は、正常の大動脈組織細胞に比して大動
脈硬化性プラークから誘導された筋細胞において増加する。腸骨に生じた病変は
すべての大動脈において同じ細胞増殖パターンをもたらし、他方、健常動物に動
脈病変のある動物血清を注入にしても、平滑筋細胞の増殖をおこさない(M.A.R
eidy,Arteriosclerosis(1990),10:298-305)。
他のアテローム硬化症の機能的な特徴は、前狭窄段階においてさえも、内皮の
機能障害により部分的に起こされる重い血管運動異常である。これは、血管拡張
物質、例えばプロスタサイクリン(PGI2)および酸化窒素(NO.EDRF
)などを合成する血管の内皮細胞の能力を欠くことを特徴とする(M.L.Armstro
ng,Am.J.Hypertens.(1991),7:503s-511s)。
動脈硬化症の退行は、これらの病理過程が中断されることおよびその発展に変
化が存在することを含んでいる。
最近の数年間以上、この疾患の発生に対する様々な薬剤が研究されているが、
結論的な結果は得られていない。
Ca2+拮抗剤は動脈形成の特殊な時期をブロックする。Ca2+チャネルブロッ
カーは、動脈内膜の内皮損傷および透過性を低下し、動脈内膜の細胞増殖をブロ
ックし、種々のメカニズムにより脂質類の蓄積を阻害し、そして病状悪化の血管
収縮反応を低減する(A.M.Keogh,Am.J.Hypertens.(1991),4:512s-518s)。
確かに、Ca2+拮抗剤はアテローム硬化病変を退行せしめ、その作用は危険因
子の低減で得られるものよりも大きいに違いない。しかし、現在までに種々の臨
床試験で得られた結果は矛盾したものである。Ca2+は小さい冠状病変の進行を
低下せしめるのみのようである。MIDAS(Multicenter Isradipine/Diureti
c
Atherosclerosis Study,Blood Press(1994),3(suppl.1):29-35)による臨床
試験が公表されると、この系の薬剤の有するであろう抗動脈原性効力を明らかに
なるであろう。
しかしながら、動脈硬化症の急性期においては、血小板機能阻害剤、抗凝血剤
およびβ−ブロッカーも、患者の生命を危険にする合併症を防ぐために必要であ
る。従って、冠動脈疾患の2次的防止のための最適の戦略は、疾患の発生、進行
および安定における細胞および分子メカニズムに向けれられるべきである。
アテローム硬化病変の発生および進行における血栓症が重要であるので、内皮
細胞の血栓抵抗および血栓調節を指向した関与についての戦略を発展さすことが
必要である。しかし、新規な抗血小板剤である経口活性安定なプロスタサイクリ
ン同族体(TRK100)について頚動脈にアテローム硬化病変のある患者で実
施された臨床試験では、この化合物は、血小板凝集および病変部の血小板蓄積率
を有意に低下せしめたが、もとの値に比してプラークの有意な低下は認められな
かった。得たデータは、この試験において抗血小板剤TRK−100による短期
間の治療はアテロームにおける血小板蓄積に対する阻害作用を有しているが、し
かしアテローム硬化プラークの規模には有意な変化をもたらさないことを示唆し
ている(Y.Isaka,Thromb.Haemost.(1991),65:344-350)。
動脈硬化症の退行について抗血小板化合物が効力を欠くことは、この効力に関
する他の化合物、例えばケタンジル(Ketanserin Trial Group,Br.Med.J.,(198
9),298:424-430)、チクロピジン(Janzon,I.Bergquist,D.,Boderg,J.Et al
.,J.Intern.Med.,(1190),227:301-308)、ピコタミド(Balsano,F.,Violi,F.
and ADEP Group,Circulation,(1993),87:1563-1569)について記載されてい
る。これらの薬剤について実施された臨床試験において、ケタセリンを除き他の
すべてのものは、血小板の活性により、動脈硬化症でしばしばみられる心筋梗塞
、急性発症および他の心循環系合併症の発症を低下せしめることが示されている
。しかし、これらの薬剤は病理をもたらす病変そのものを改善しない(Verstrea
te,M.,Br.Med.Bull.(1994),50:946-965)。
本発明の対象化合物である2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(
2
H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,
6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートについては
、すでに記述され、そして抗血小板活性を有する薬剤としてその用途が特許され
ている。本剤は、受容体によるチャネルを通して血小板へのCa2+の取り込みの
阻害およびサイクルGMPに特異なホスホジエステラーゼの選択的阻害に関係す
る基本的メカニズムを有する(M.T%.Alonso,C.Villalobos and A.Sanchez,Bi
ochem.Biophys.Acta(1992),1104:257-260; M.Lombardia,R.E.Catalan Et al.
Cell.Pharmacol.Sent for publication)。驚くべきことに、該化合物は、特
許DE−A−367976のクレームのような抗血小板活性以外に、血管の平滑
筋細胞についての研究および患者で実施された臨床試験において抗増殖および脂
質低下活性を有することが最近分かった。
この化合物の作用は、後記する実施例で示されるように抗血小板活性に関係し
ていない。
この方向に基づき、本発明は2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3
(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,
4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートの新し
い驚くべき使用を提供する。
図面の簡単な説明
図1は、細胞A10中でFBAに誘導されたDNA合成に対するPCA−42
30の作用を棒グラフで示す。
図1bはA10細胞に対するPCA−4230ASAおよびチクロピジンの作
用を棒グラフで示す。
図2は、正常およびアテローム硬化(ヒト動脈の平滑筋細胞)動脈の体外移植
組織培養による細胞数を棒グラフで示す。
図2bはアテローム細胞培養物およびPCA−4230の200mg/mlで
処理した同じ型の細胞におけるカップル細胞の数を棒グラフで示す。
本発明の詳細な説明
本発明は2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,
1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル
−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートの新しい使用に関する。
下記する実施例に述べる試験において、PCA−4230はアテローム硬化な
どの疾患の予防および治療について驚くべきことに有用な性質を有することを示
す。この疾患は、原発性であったり、他のタイプの病理状態および/または血管
形成術に続く初期の狭窄との合併症であったりする。ここにおいて、PCA−4
230はこの疾患の過程を修復し、患者の生活の質を改善する。
本発明は、動脈硬化症(この疾患は、原発性であったり、他のタイプの病因の
患者における合併症であったりする)の処置に有用な薬剤の製造のためにPCA
−4230または薬学的に許容される製剤を使用することにも関する。
PCA−4230においての科学的が実証は、ラットの平滑筋ライン(A10,A
merican Type Tissue Collection)を用いてインビトロ試験でなされた。そこで
は、ウシ胎児血清(FBS)により誘導された細胞増殖を阻害するPCA−42
30の能力が検討された。同様にこの増殖阻害は、前癌遺伝子 c-fos および c-
jun の転写に対する薬剤の抑制作用によることを示す。マイトジェン刺激に対す
る反応で複製し得る細胞についてのみの特殊な作用は、血小板に対する活性とは
関係していない。血小板はDNAを欠く分子であり、従って増殖能はない。
他の系の実験では、健常人動脈から平滑筋細胞とアテローム硬化性プラークか
らの平滑筋細胞とが用いられた。これらの細胞において、2タイプの細胞の細胞
内伝達能および細胞伝達のこの過程に対するPCA−4230の作用が検定され
た。その結果、PCA−4230がヒト動脈硬化細胞の細胞内伝達を正常化し得
ることが明らかにされた。
従って、上記により、本発明はPCA−4230の新規で驚くべき使用に関し
、それは下記点に要約し得る:
(1)血管形成術または他の臨床的状態後の再狭窄およびアテローム硬化症の
ような、平滑筋細胞の増殖阻害を必要とする病理学的状態の治療剤としての使用
。
(2)抗動脈発生硬化を伴う血管疾病の治療剤としての使用。
(3)動脈閉塞を発症する危険の存在する間欠性跛行の患者の処置への使用。
(4)アテローム硬化症の発症を促進する他の病因の存在によりもたらされる
アテローム硬化症の処理におけるコアジュバントとしての使用。
同様に、それ自体または薬学的に許容可能な形のPCA−4230は、アテロ
ーム硬化症および慢性虚血および閉塞性血管疾患のような、異なる病因を含む、
血管疾患の患者を治療するための薬剤の製造に使用できる。
この化合物は、医薬品として使用するために製剤でき、また薬学的に許容可能
な賦形剤または溶媒を含む。組成物は慣用法に従って製造し得、適当な薬学的方
法で投与し得る。
例えば、経口で投与すべき固体形は、薬効成分は別として、ラクトース、デキ
ストロース、サッカロース、セルロース、コーンスターチまたはジャガイモ澱粉
のような媒体;シリカ、タルク、ステアリン酸および/またはポリエチレングリ
コールのような潤滑剤;澱粉類、アラビアゴム、ゼラチン、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースまたはポリビニルピロリドンのような凝集剤;澱粉
、アルギニン酸、アルギネートまたはグリコール酸ナトリウム澱粉のような崩壊
剤;発泡剤混合物;認定色素、甘味剤;レシチン、ポリソルベートまたはラウリ
ル硫酸のような湿潤剤を含むことができる。
このような混合物は、例えば、混合物、顆粒、錠剤、トローチ、糖衣錠または
カプセルを製造するためのような、既知の方法で製造し得る。それらは、また、
例えば、腸溶性被覆されたトローチまたはカプセルのような、前記のものをコー
ティングする方法でも製造し得る。
経口で投与すべき液体分散剤は、シロップ、乳剤または懸濁液であり得る。薬
効成分は別として、シロップはサッカロースおよびサッカロースとグリコールお
よび/またはマンニトールおよび/またはソルビトールを含み得る。特に、糖尿
病患者のためのシロップは、薬効成分とは別に、例えばソルビトールのような、
グルコールに代謝しないか僅かに代謝するものを含み得る。媒体として、懸濁液
および乳剤は、例えば、天然ガム、寒天、アルギン酸ナトリウム、ペクチン、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースまたはポリビニルアルコールを含
み得る。
許容可能な使用の他の形は坐剤の形である。
筋肉内注射のための懸濁液または溶液は、活性化合物と共に、非発熱原性蒸留
水、オリーブ油、オレイン酸エチル、プロピレングリコールのようなグリコール
類および所望により適当な量のリドカイン塩酸塩を含み得る。媒体として、注射
または筋肉内注入のための溶液は、例えば、注射用水として知られている滅菌お
よび非発熱原性水を含み得る。しかしながら、これらの製剤は、滅菌等張塩溶液
の形を有し得る。あるいは、本化合物はリポソームを使用した微小カプセルに包
含してもよい。
そのうえ、PCA−4230は、β−ブロッカー、カルシウムチャネル拮抗剤
および他の血管拡張活性を有する薬剤ならびに低脂血剤のような血管活性を有す
る一個またはそれ以上の薬剤と組み合わせて使用できる。
PCA−4230は経口で、他の医薬と組み合わせてまたは組み合わせずに、
慢性閉塞性血管疾患の患者に、血管の狭窄および動脈閉塞の危険を減少する目的
で使用し得る。
発明の態様
本発明は、以下の実施例に基づいており、PCA−4230の新しい使用を明
らかにするための種々の実験が行われた。これらの実施例は、単に発明を説明す
るだけであり、添付の請求の範囲により排他的に定義されている、その範囲を限
定するものではない。
実施例1
ウシ胎児血清により誘発される平滑筋細胞の増殖に対するPCA−4230によ
る阻害
材料および方法−平滑筋細胞増殖におけるPCA−4230および構造的に関
連のある他の化合物(特許DE−A−367976に記載の実施例2および3の
化合物)の平滑筋細胞増殖における比較実験を行った。同様に、アスピリンおよ
びTiclopidin(Pantrano,C.,N.Engl.Med.J.(1994),330:1287-1294;Editor
ial,The Lancet(1991),i:459-460)のような、抗血小板活性を有することが知
られている2つの医薬とその抗増殖活性を比較した別の実験を行った。
これらの実験において、American Type Calture Collection(ATCC;A1
0 CRL 1476)から得たラットの大動脈由来の平滑筋細胞系を使用した
。細胞を高湿度雰囲気中で(37℃、95%空気から5%CO2)、L−グルタ
ミン 20mM、ペニシリン100 I.U./ml、アンフォテリシンB 10
0μg/ml(抗生−抗真菌液、Gibco)を添加した10%ウシ胎児血清を含む
ダルベッコ修飾イーグル培地(DMEM)で培養した。培地を2日毎に取り換え
た。
PCA−4230および他の化合物の実験を行うために、BrdU(チミジン
のアナログ)取り込みの測定によりDNA合成を測定した。細胞をトリプシン処
理(EDTA0.02%中にトリプシン溶液0.05%)して単離し、24カップ
の培養皿内のガラススライドに、104細胞/カップの密度で置いた。細胞を、
24時間、10%FBS含有DMEM中で培養し、細胞のスライドへの粘着をさ
せた。この期間が過ぎると、細胞を、無血清DMEMおよび0.2%ウシ血清ア
ルブミン(BSA)含有で洗浄した。それらを同じ培地で培養し、静止細胞を得
た。この期間が過ぎると、培地を10%ウシ胎児血清と共に媒体または適当な濃
度の医薬(PCA−4230については0.5から50μMおよび残りの化合物
については50μM)を含むDMEMに変えることにより増殖を誘発した。細胞
をこれらの条件下で16時間培養し、この期間が過ぎるとBrdUを添加し、培
養を更に2から3時間続けた。
BrdUの添加は、特異的抗−BrdUモノクローナル抗体による免疫化学的
染色で可視化した。
前癌遺伝子c−fosおよびc−junの発現を、48時間固定し(無血清D
MEM、BSA0.02%含有で培養)、続いてPCA−4230(5×10-5
M)の存在下または非存在下、10%FCSで刺激した細胞で分析した。全RN
Aを、先に記載の方法(Chomczynski,P&N.Sacchi.(1987).,Ann.Biochem.1
62:156-159)を使用して細胞から抽出した.
その後、抽出RNA(10μg)をアガロースゲル電気泳動(1.2%アガロ
ース+ホルムアルデヒド+ホルムアミド)で分析した。次いで、ゲルをナイロン
膜に移し、これをc−fosおよびc−jun([32P]−デオキシCTPで先
にマーク)に特異的なプローブでハイブリダイズした。膜を最後に感受性フィル
ム(Kodak X−OMAT)に8−17時間、70℃で暴露した。癌遺伝子
の発現レベルを、β−アクチン特異的プローブを使用して、標準化した。
結果−得られた結果は表IaおよびIbならびに図1aおよび1bに示す。対
照群ならびに各試験濃度のPCA−4230、媒体、PCA−4230に構造的
に関連の有る化合物(表Iaおよび図1b)におけるBrdU取り込みを示す細
胞のパーセンテージを記載する。
ウシ胎児血清10%とのインキュベーションは細胞増殖の刺激および続くBr
dUの培養細胞のDNAへの取り込みを誘発するが、一方同じ比率のウシアルブ
ミンとのインキュベーションは全くBrdUの取り込みを誘発せず、これらの実
験で使用した培養物が静止および同調培養であることを示す。これらの条件下に
おいて、PCA−4230はウシ胎児血清誘発細胞増殖を、使用したPCA−4
230の濃度に比例して阻害する。特許DE−A−367976の実施例2およ
び5のPCA−4230の類似構造は、同じ条件下で50μMで試験した場合、
培養細胞のBrdU取り込みを修飾しなかった。
同様に、実験した2つの強い抗血小板薬(アスピリンおよびTiclopidin)は、
試験濃度で、100分の1薄い濃度のPCA−4230で得られたのと同程度の
、細胞増殖の弱い阻害効果を証明した。アスピリンの場合、この結果は、平滑筋
細胞増殖の阻害は、270μMより高い濃度アスピリンでのみ達成できることを
示す、他の著者により確認されている(Bernhardt,J.Rogalla,K.Luscher,T
.F.et al.,J.Immunogenet.m.(1193),21:973-76)。
実施例2
ヒト血管性アテローム硬化症平滑筋細胞の変化した細胞性伝達におけるPCA−
4230の効果
材料および方法−心臓移植に使用すべき器官の検体から得た非アテローム硬化
症動脈平滑筋細胞(NASA)を使用した。アテローム症平滑筋細胞(ASA)
は、動脈再構築から来たアテローム硬化症動脈の検体から得た。これらの検体を
実験培養の源として使用し、酵素的添加剤または界面活性剤の使用を避けた。細
胞を、5%FBSおよび前記実施例のような抗生物質を添加したM199培地中
で、コンフルエントになるまで成育させた。培養物の純度を平滑筋の抗−αアク
チンで特異的染色して測定した。
細胞間伝達は、マイクロインジェクションで回りの細胞に注入された、単一細
胞からのLucifer Yellow蛍光色素の移動の評価の手段で実験され
ている。この色素の移動の程度を40正常細胞および100アテローム硬化症細
胞で測定した。
PCA−4230の活性を、PCA−4230 200ng/ml(最終濃度
0.4μM)とインキュベーション前および後のアテローム硬化症細胞培養にお
ける色素移動の測定により実験した。アテローム硬化症細胞による色素の移動の
最初の評価の後、細胞を1時間PCA−4230 0.4μMとインキュベート
した。アテローム硬化症細胞による色素の移動の最初の評価の後、細胞を1時間
PCA−4230 0.4μMとインキュベートし、新しく注入したLucif
er Yellowの移動を再評価した。同じ実験を、カルシウム拮抗剤を有す
る標準医薬として使用したVerapamyl 0.4μMおよび0.02%ジメ
チルスルフオキシドで、媒体はいずれも使用して行った。
遊走速度および細胞分裂の期を制御するために、元の外移植体から同じ距離に
放射状に置いた15個の細胞にPCT−4230とのインキュベーション前およ
び後に色素を注入した。
その後、細胞をグルタールアルデヒドに固定し、FFEM(Free Fracture El
ectron Microscopy)で、ジャップジャンクションの形態を測定するために実験
を行った。細胞を−110℃で凍結し、折る。破裂水平面は、脂質二層間の内部
膜表面に対応する少ない耐性を有する平らなものである。
結果−これらの実験の結果は、表IIおよび図2aおよび2bに示す。非アテロ
ーム硬化症動脈培養から来た平滑筋細胞は、注入により示される細胞2.35±
0.22の頻度を示すが、アテローム症プラーク由来のものは、この頻度は7.7
5±0.49[P(t)<0.0005]であった。PCA−4230とのインキ
ュベーション後、色素で示される細胞の有意な減少があった(注入により示され
る細胞2.42±0.34、P(t)<0.001)。この密度は、健康な動脈由
来の細胞の培養で観察されたのと同じである(図2aおよび2b)。比較して、
Verapamylは、アテローム症細胞間の色素の移動に有意な硬化を示さな
かった。
PCA−4230で処理した細胞の細胞間膜における、空隙連結体の形態も分
散および数も差異は観察されなかった。
結論
1.分子のこの細胞間移動は、正常動脈組織由来のものと比較して、アテロー
ム硬化症由来の平滑筋細胞で有意に増加する。
2.PCA−4230は、アテローム硬化症平滑筋細胞における色素移動を有
意に減少させる。これらの細胞の空隙連結体で得られる機能的結果は、健康組織
由来の細胞により示されるものと同程度である。
3.Verapamylはアテローム症細胞の細胞間伝達の過程に効果を有し
なかった。
実施例3
医薬組成物
経口で投与すべき腸溶被服してあるトローチ、各々PCA−4230 200
mg含有。
トローチ当たりの組成
トローチ:
PCA−4230 200.00mg
コーンスターチ 32.00mg
Ac−di−sol 20.00mg
Avicel PH−101(セルロース) 90.00mg
ポリビニルピロリドン 5.00mg
(Povidone)
タルク 10.00mg
ステアリン酸マグネシウム 2.00mg
Aerosil 200 2.00mg
ラクトース 455.00mg
個々の外被:
Pharmacoat 606 22.50mg
プロピレングリコール 2.50mg
腸溶被覆:
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 50.71mg
(HP−55)
二酸化チタン 1.51mg
エチルアルコール 2.78mg
一般的結論
平滑筋細胞はアテローム硬化症領域および再狭窄の発症の重要な事象を代表す
る(Ross,R.Nature(1993),362:801-809)。実験動物およびヒトで行った異な
る実験は、ほとんどの場合、アテローム病変の主要な因子および源が、血管中膜
から血管内膜への平滑筋の移動および増殖であることを示す(Ross,R.Nature(1
993),362:801-809;Zanellato,A.M.C.et al.,Arteriosclerosis(1990),10:9
96-1009;Takuda,T.Rosenfeld,M.et al.,Arteriosclesosis(1986),6:601-6
13)。
PCA−4230により示される特異的細胞性効果は、化合物の抗アテローム
原性活性が非常に良好であることを示す。
ヒトアテローム症細胞の細胞増殖を阻害でき、行動を正常化できる医薬が知ら
れていないため、前記の実験に含まれる結果は非常に驚くべきでるのは明白であ
る。これらの特性は、PCA−4230の中程度の低脂血症効果(M.Guivernay
et al.,Phase II Clinical Trial,Internal Report)およびその抗血栓活性
に加えて、PCA−4230を並外れた特性の化合物へと変えた。この事実は、
現在、平滑筋細胞増殖を阻害でき、アテローム症細胞の行動を正常化できる医薬
がないという事実および同時に抗血小板活性を有するため、非常に適切である。
心臓血管系の高い危険があると診断されたほとんどの患者は、動脈領域に狭窄
、血液に高い値の脂質ならびに増加した血小板活性を有している。このことは、
PCA−4230に莫大な臨床的興味および対応する関連治療をもたらす。
治療のための考えられる用量の範囲は、患者および医薬に対する特異的反応に
よるが、200−800mg/日の間である。正確な一日投与量は、個々の事例に
おいて医師により決定される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ファウ・デ・カサフアナ・ムニョス,ミゲ
ル
スペイン、エ−28043マドリード、トルケ
マダ 17番 クアルト−2
(72)発明者 オルテガ・ナバレテ,ピラル
スペイン、エ−28036マドリード、アベニ
ダ・ピオ・ドセ 97−ビス番
(72)発明者 プリエゴ・フェルナンデス・デル・カン
ポ,ハイメ
スペイン、エ−28030マドリード、アベニ
ダ・モラタラス66番 テルセロ−ベ・エス
カレラ・デレチャ
(72)発明者 サントス・ヒル,ルイス
スペイン、エ−28006マドリード、コン
デ・デ・ペニャルベル32番 プリメロ−デ
(54)【発明の名称】 2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチル
の5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボ
キシレートの新規な使用
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.アテローム硬化症に対する作用を有する薬剤としての2−[N−(1,2 −ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5 −エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン− 3−カルボキシレートの使用。 2.虚血性および閉塞性血管障害に対する作用を有する薬剤としての2−[N −(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド] エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロ ピリジン−3−カルボキシレートの使用。 3.細胞増殖の阻害作用を有する薬剤としての2−[N−(1,2−ベンツイ ソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシ カルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボ キシレートの使用。 4.細胞性伝達の正常化作用を有する薬剤としての2−[N−(1,2−ベン ツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エト キシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カ ルボキシレートの使用。 5.間欠性跛行症の患者を治療するために用いる、請求項1〜4の2−[N− (1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エ チルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピ リジン−3−カルボキシレートの使用。 6.脂質類に関連する変性臨床症状の患者における動脈閉鎖を処置するために 用いる、請求項1〜4の2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H )オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6 −トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートの使用。 7.アテローム硬化症を処置する薬剤の製造における2−[N−(1,2−ベ ンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エ トキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3− カルボキシレートの使用。 8.虚血性および閉塞性血管障害を処置する薬剤の製造における2−[N−( 1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチ ルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリ ジン−3−カルボキシレートの使用。 9.高い病理的細胞増殖を示す疾患を処置する薬剤の製造における2−[N− (1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エ チルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピ リジン−3−カルボキシレートの使用。 10.高い病理的細胞間伝達を示す疾患を処置する薬剤の製造における2−[ N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド ]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒド ロピリジン−3−カルボキシレートの使用。 11.間欠性跛行症を処置する薬剤の製造における2−[N−(1,2−ベン ツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エト キシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カ ルボキシレートの使用。 12.活性成分としての2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2 H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4, 6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートおよび薬学 的に許容される担体または溶媒を含む医薬組成物の製造における、請求項1〜1 1の2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジ オキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1, 4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートの使用。 13.2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1 −ジオキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル− 1,4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレート単独で、または血管活性を有 するまたそれ以上の薬剤(β−ブロッカー、カルシウムチャネル拮抗剤、血管拡 張活性を有する他の薬剤あるいは脂質低下剤など)と共に用いる、請求項1〜1 2の2−[N−(1,2−ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジ オキサイド]エチルの5−エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1, 4−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレートの使用。 14.経口または非経口で投与する製剤の製造における2−[N−(1,2− ベンツイソチアゾリル−3(2H)オン−1,1−ジオキサイド]エチルの5− エトキシカルボニル−2,4,6−トリメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3 −カルボキシレートの使用。
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AT95500122.7 | 1995-08-25 | ||
PCT/ES1996/000160 WO1997007801A1 (es) | 1995-08-25 | 1996-08-20 | Nuevas aplicaciones del 5-etoxicarbonil-2,4,6-trimetil-1,4-dihidropiridina-3-carboxilato de 2-[n-(1,2-benzisotiazolil-3(2h)ona-1,1-dioxido]etilo |
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