JPH10507904A - ヒトのカッパオピオイド受容体、核酸と使用 - Google Patents

ヒトのカッパオピオイド受容体、核酸と使用

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JPH10507904A JP8504160A JP50416096A JPH10507904A JP H10507904 A JPH10507904 A JP H10507904A JP 8504160 A JP8504160 A JP 8504160A JP 50416096 A JP50416096 A JP 50416096A JP H10507904 A JPH10507904 A JP H10507904A
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Abstract

(57)【要約】 本発明はヒトのカッパオピオイド受容体の活性を有する新規なポリペプチド、その発現を可能にする遺伝子物質、これらのポリペプチドを発現するすべての組換え細胞、およびその使用に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒトのカッパオピオイド受容体、核酸と使用 本発明は新規なポリペプチドとその発現を可能にする遺伝子物質に関するもの である。もっと具体的には、ヒトのカッパオピオイド受容体の活性を有する新規 なポリペプチドに関するものである。 オピオイド受容体はモルヒネ型のアルカロイド薬剤の鎮痛剤および向精神剤の 特性を媒介する神経系の膜受容体である(Brownstein,1993,Proc.Natl.Acad .Sci.USA,vol 90,5391)。薬理学研究によって受容体の3つの亜種の存在が 実証され、ミュー(μ)、デルタ(δ)、カッパ(κ)と命名された、これらは異なる オピオイドリガンドとの結合能力(Goldstein et al.,1989,Mol.Pharmacol. ,vol 36,265-272)と生体内の分布(Mansour et al.,1987,J.Neurosci.,v ol 7,2445)によって区別される。最近、3種のオピオイド受容体がネズミにお いてクローン化された。Cos細胞内に一時的に発現したクローン化したこれら 3つの受容体の薬理学的プロフィールはそれがδ受容体、μ受容体とκ受容体で あることを示している。それらの1次的構造を分析して、それらが7つの膜貫通 領域に想定されたトポロジーを有する、Gタンパクに結合された受容体の群に属 することが確認された(Bockaert,1991,Curr.Op.Neurobiol.,vol 1.32) 。 本発明はヒトのカッパオピオイド受容体の実証、単離と分子特性化に関するも のである。それはとくに、官能受容体の発現を可能にする組換え株の構築におけ る、またこれらの受容体に作用する化合物の単離を可能にし、有利な治療上の特 性を有する試験の開発において、この受容体のための暗号化遺伝子の単離と配列 決定に関するものである。本発明のDNA配列はさらに、生物標本内で、カッパ オピオイド受容体の発現のいっさいの異常(非発現、突然変異、多形現象、など )を検出することのできるプローブの実現も可能にする。これらのプローブは各 種の起源の、とくにヒト起源の組織から、オピオイド受容体のための他のいっさ いの暗号化cDNAのハイブリッド形成によるクローン化にも使用できる。 したがって、本発明の第1の目的はヒトのカッパオピオイド受容体の活性を有 するポリペプチドのための暗号化ヌクレオチド配列にある。 好適には、本発明によるヌクレオチド配列は、 (a)ヌクレオチド配列SEQ ID No.1またはその相補的鎖の全体また は一部; (b)配列(a)とハイブリッド形成し、ヒトのカッパオピオイド受容体の活 性を有するポリペプチドについて暗号化するいっさいの配列;および (c)遺伝子コードの退化のために配列(a)と(b)から派生した配列:の 中から選択される。 本発明の代表的な実施態様はヌクレオチド配列SEQ ID No.1またはそ の相補的鎖の全体または一部によって表される。 本発明の様々なヌクレオチド配列は人工的起源のものであるか否かを問わない 。それはゲノム配列でも、cDNAでも、RNAでも、ハイブリッド配列でも、 合成または半合成配列でもよい。これらの配列は例えば、配列SEQ ID No .1を元に作製したプローブを用いてDNAバンク(cDNAバンク、ゲノムD NAバンク)のスクリーニングによって得ることができる。このようなバンクは 当業者には周知の分子生物学の古典的技術によって様々な起源の細胞から調製す ることができる。本発明のヌクレオチド配列はリン酸アミド法(phosphoramidit es)をはじめとする化学的合成によって、あるいはまたバンクのスクリーニング で得られた配列の化学的または酵素による修飾を含む混合法によって調製できる 。 本発明によるヌクレオチド配列はカッパオピオイドポリペプチドの産生に使用 できる。カッパオピオイドポリペプチドという用語はカッパオピオイド受容体の 活性を有するいっさいのポリペプチド、ならびにかかるポリペプチドのいっさい の断片または誘導体を意味するものとする。カッパオピオイドポリペプチドの産 生のために、前記ポリペプチドのための暗号化部分も一般的に、宿主細胞内にそ の発現を可能にする信号制御の下に置かれる。これらの信号(プロモーター、タ ーミネーター、など)の選択は使用する宿主細胞に応じて変化することがある。 このため、本発明のヌクレオチド配列は自己複製型または組込型とするこのでき るベクターの一部とすることができる。もっと具体的には、自己複製型のベクタ ーは選択した宿主の自己複製配列を使用して調製することができる。組込型ベク ターについては、例えば、相同組換えによってベクターの組込を可能にする、宿 主のゲノムの特定の領域に相同の配列の使用によって調製できる。組換え法によ る本発明のオピオイドポリペプチドの産生に使用可能な宿主細胞は真核細胞でも 原核細胞でもよい。適合する真核細胞の宿主としては、動物の細胞、酵母、また は菌類が挙げられる。とくに、酵母に関しては、サッカロミケス、クルイベロミ ケス、ピシア、シュバンイオミケス、またはハンセヌラ種などが挙げられる。動 物細胞としては、COS、CHO、C127、NIH−3T3細胞などが挙げら れる。菌類としては、とくにアスペルギルスssp.またはトリコデルマssp .を挙げることができる。原核細胞宿主としては、下記のバクテリアの使用が好 適である、大腸菌、バシルス、ストレプトミケス。 本発明のヌクレオチド配列は医薬品分野でも、遺伝子治療の枠内で使用可能な アンチセンス配列の実現や、ハイブリッド形成実験によって、生物標本内のオピ オイド受容体の発現の検出や遺伝子異常(多形現象、突然変異)または変型発現 の実証を可能にするプローブの実現に使用することもできる。 アンチセンス配列による一部の遺伝子の発現阻害は遺伝子活性制御に有望な戦 略であることがわかった。アンチセンス配列は転写産生物が所与の遺伝子の暗号 化断片の補体であり、そのために、タンパク質への翻訳を阻害して(EP140 308、転写mRNAととくにハイブリッド形成が可能な配列である。したがっ て、本発明は先に定義したカッパオピオイドポリペプチドの産生を少なくとも部 分的に阻害することのできるアンチセンス配列も対象とする。かかる配列は先に 定義したヌクレオチド配列の全体または一部を使用して構成てきる。これは一般 的に本発明のペプチドのための暗号化配列の相補的配列、または配列の断片であ る。かかる配列は断片化などによって、または化学的合成によって配列SEQ ID No.1から得ることができる。 先に述べたごとく、本発明は本発明のオピオイドポリペプチドのために暗号化 する先に定義したヌクレオチド配列と、または対応するmRNAとハイブリッド 形成できる、合成であるか否かをとわず、ヌクレオチドプローブの実現も可能に する。かかるプローブは、カッパオピオイド受容体の発現検出のために、あるい は遺伝子異常(撚継ぎ不良、多形現象、一時的突然変異、など)の検出のために 診断の道具として試験管内で使用することができる。オピオイド受容体に内在す るリガンドの多数の活性を考慮して、本発明のプローブはこのようにして神経学 的、心臓血管系または精神医学的疾患を識別することを可能にする。このプロー ブは、他の細胞源から、好適にはヒト起源の細胞から、先に定義したようなオピ オイドポリペプチドについてコード化する相同核酸の配列を明らかにし、単離す るのにも使用することができる。本発明のプローブは一般的に少なくとも10の 基から成り、最大限配列SEQ ID No.1全体、またはその相補的鎖を含む ことができる。好適には、これらのプローブは、その使用に先立って標識を付け られる。このために当業者には周知の各種の技術を用いることができる(放射線 、酵素、などのマーキング)。これらのプローブが使用できるハイブリッド形成 条件は後述のクローン化の一般的技術、ならびに実施例において示されている。 本発明はさらに、先に定義したヌクレオチド配列の発現から生じるいっさいの ポリペプチドも対象とする。好適には、ペプチド配列SEQ ID No.1また はその誘導体の全体または一部を含むポリペプチドである。 本発明において、誘導体という用語はペプチド配列SEQ ID No.1の遺 伝子的および/または化学的性質の修飾によって得られ、カッパオピオイド受容 体の活性を保存しているいっさいの分子を意味するものとする。遺伝子的および /または化学的性質の修飾とは、1つまたは複数個の残基のいっさいの突然変異 、置換、欠損、付加および/または修飾を意味するものとする。かかる誘導体は 、特に、そのリガンドに対するペプチドの親和性を増加させる、産生レベルを向 上させる、プロテアーゼに対する耐性の向上、その活性の増加および/または修 飾、あるいは新規な薬反応学的および/または生物学的特性を付与するなどの多 種多様な目的のために発生させることができる。付加から生じる誘導体としては 、先端に結合した追加の異質部分を有するキメラポリペプチドなどが挙げられる 。 好適には、本発明のポリペプチドはダイノルフィンとプロダイノルフィンの遺 伝子の誘導体を結合する能力を有するポリペプチドである。さらに好適には、U −50,488、エチルセトシクラソンシンまたはブレモザシンなどのダイノル フィンの作用剤とノルビナルトルフィミンなどのダイノルフィンの拮抗剤を結合 する能力を有する。やはり推奨実施態様において、本発明のポリペプチドは完全 なペプチド配列SEQ ID No.1を認識する抗体によっても認識される。か かる抗体は、本出願に記載のポリペプチドを抗原に用いる、当業者には周知のい っさいの技術によって発生させることができる。 実施例に示したごとく、これらのポリペプチドは官能オピオイド受容体を形成 するために各種の細胞内に発現することができる。 本発明のポリペプチドは当業者には周知の技術を、あるいはこれらの技術の組 み合わせを使用して配列SEQ ID No.1を元にして、化学的合成によって 、上述のようなヌクレオチド配列の宿主細胞内の発現によって得ることができる 。 本発明のもう1つの目的はヒトのカッパオピオイド受容体の活性を有するポリ ペプチドをその表面に発現することのできる組換え細胞に関するものである。こ れらの細胞は先に定義したヌクレオチド配列を導入し、ついで前記細胞を前記配 列の発現条件で培養して得ることができる。 本発明による組換え細胞は真核細胞でも原核細胞でもよい。適合する真核細胞 としては動物の細胞、酵母、または菌類が挙げられる。とくに酵母については、 サッカロミケス、クルイベロミケス、ピシア、シュバンイオミケス、またはハン セヌラ種などが挙げられる。動物細胞としては、COS、CHO、C127、N IH−3T3細胞などが挙げられる。菌類としては、とくにアスペルギルスss p.またはトリコデルマssp.を挙げることができる。原核細胞としては、下 記のバクテリアの使用が好適である、大腸菌、バシルス、ストレプトミケス。こ のようにして得られた細胞は、リガンドとして、またはオピオイド受容体の活性 モジュレーターとしてふるまう各種の分子の能力の測定に用いることができる。 とくに、このようにして、リガンドまたはオピオイド受容体の活性モジュレータ ー、および、より好適には作用剤および拮抗剤の識別と単離法に使用できる。 本発明の別の目的は、オピオイド受容体のリガンドの識別および/または単離 法に関するものであって、この方法によれば下記の過程が実施される: ・分子がポリペプチドとの親和性を有する場合にポリペプチドと分子の間の相 互作用を可能にする条件で、1つの分子と、あるいは、場合によっては識別され ていない、各種の分子の混合物と、オピオイド受容体の活性を有するポリペプチ ドをその表面に発現する上述の組換え細胞を接触させる過程と: ・前記ポリペプチドに結合した分子を検出および/または単離する過程。 特定の実施態様において、本発明のこの方法はカッパオピオイド受容体につい てカッパ受容体のダイノルフィンまたはその他のリガンドの作用剤および拮抗剤 の検出および/または単離に適合される。 本発明の別の目的は、オピオイド受容体のモジュレーターの識別および/また は単離法に関するものであって、この方法によれば下記の過程が実施される: ・ポリペプチドとそのリガンドの間の相互作用を可能にする条件で、前記受容 体に内在するリガンドの存在の下に、1つの分子と、あるいは、場合によっては 識別されていない、各種の分子の混合物と、オピオイド受容体の活性を有するポ リペプチドをその表面に発現する上述の組換え細胞を接触させる過程と: ・前記ポリペプチド上のリガンドの活性を修飾することのできる分子を検出お よび/または単離する過程。 特定の実施態様において、本発明のこの方法はカッパオピオイド受容体に対す るカッパ受容体のダイノルフィンまたはその他のリガンドの活性のモジュレータ ーの検出および/または単離に適合される。 本発明のもう1つの目的は上述の方法によって識別および/または得られたリ ガンドまたはモジュレーターの医薬品としての使用に関するものである。かかる リガンドまたはモジュレーターは実際にオピオイド受容体に結びつけられるいく つかの疾患の治療を可能にする。とくにカッパオピオイド受容体は鎮痛効果を媒 介するので、これらの受容体の作用剤は疼痛の緩和に使用できる。 本発明はさらに、本発明の受容体に作用する少なくとも1つの分子を作用成分 として含むすべての医薬品にも関するものである。好適には、この分子は上述の 方法によって識別および/または単離されたリガンドまたはモジュレーターであ る。 本発明の他の利点は、非制限的な例として挙げられる、下記の実施例を読むこ とによって明らかになるだろう。 図面の説明 図1:ヒトのカッパオピオイド受容体(hKOR)遺伝子の部分的組織。エク ソンは箱で、イントロンは線で示した。カッパ受容体の想定膜貫通領域の部分は ローマ数字で表した。エクソンの既知の末端は、cDNA内のそれらの位置(図 2)に対して、算用数字で番号を付けた。3’のエクソンはTGA末端コドンま で配列を決定した。 図2:ヒトのカッパオピオイド受容体について暗号化するcDNAのクローン 化戦略 クローン化の一般的技術 分子生物学に使用される古典的方法、例えば、プラズマDNAの調製用抽出、 塩化セシウムの勾配プラズマDNA遠心分離、アガロースまたはアクリルアミド のゲル上の電気泳動、電気溶出によるDNA断片の精製、フェノールまたはフェ ノールクロロフォルムによるタンパク質の抽出、エタノールまたはイソプロパノ ールによる塩水内のDNA沈降、大腸菌内の形質転換、などは当業者には周知で あり、文献にも多数記載されている[Maniatis T.et al.,"Molecular Cloning ,a Laboratory Manual",Cold Spring Harbor Laboratory,Cold Spring Harbo r,N.Y.,1982; Ausubel F.M.et al.(eds),"Current Protocols in Molecula r Biology",John Wiley & Sons,New York,1987]。 結紮(リガンド)に関しては、DNAの断片はアガロースまたはアクリルアミ ドのゲル内の電気泳動によってサイズ別に分離され、フェノールまたはフェノー ル/クロロフォルム混合物によって抽出され、エタノールで沈降させてから、供 給者の勧めに従ってT4ファージのリガーゼDNAの存在の下に保温した。 突出した5’末端の充填は供給者の仕様に従って大腸菌のIポリメラーゼDN Aの Klenow 断片によって実施した。突出した3’末端の破壊は製造者の勧めに よって使用されたT4ファージのポリメラーゼDNAの存在の下に実施した。突 出した5’末端の破壊はS1ヌクレアーゼによって手配された処置によって実施 した。 合成オリゴデオキシヌクレオチドによって試験管内に誘導した突然変異誘発は Taylor et al.が開発した方法によって実施した[Nucleic Acids Res.13(198 5)8749-8764]。 DNA断片の酵素的増幅は、PCR技術によって実施した[Polymerase-catal yzed Chain Reaction,Saiki R.K.et al.,Science 230(1985)1350-1354; Mu llis K.B.et Faloona F.A.,Meth.Enzym.155(1987)335-350]。 ヌクレオチド配列の確認は Sanger et al.が開発した方法で実施した[Proc. Natl.Acad.Sci.USA,74(1977)5463-5467]。 ハイブリッド形成実験について、緊縮条件は先に述べた Maniatis T.et al. に準拠した。 1.ゲノムクローン化と遺伝子の部分的組織 ヒトゲノムバンクのスクリーニングにはマウスのデルタ受容体について暗号化 するcDNAに由来するプローブを用いた(Kieffer et al.,PNAS 1992,vol 8 9,12048)。プローブはcDNAの暗号化部分の大半に対応するcDNAのPs t I−Not I(976bp)の断片である。バンクは並べて、ニトロセルロ ーズのフィルタに移した。フィルタは比較的緊縮性の条件で(5XSSC、5X Denhardt's,SDS 0.1%、ホルムアミド40%、NaPPi0.05% と鮭の精子のDNA100μg/ml)、32Pでマーキングしたプローブにハイ ブリッド形成した。洗浄は0.1%SSCで50℃まで実施し、フィルタは一晩 X線フィルムに露出した。 プローブと弱くハイブリッド形成する2つのゲノムクローンが単離された。部 分配列決定によるインサートの分析によって、マウスのカッパ受容体にきわめて 相同の領域が含まれていることがわかった。クローンのそれぞれに1つのエクソ ンが識別された:1つはトポロジー的に細胞間の第1のループから第4の膜貫通 領域の終わりまでに対応する領域のコードであり、もう1つは受容体のC−末端 の端の残りについてのコードである。遺伝子のこの部分のトポロジーは図1に示 した、イントロン−エクソン結合の正確な位置はそこに示されている。 2.ヒトのカッパ受容体について暗号化する完全なcDNAのクーロン化 特記事項なき限り使用した方法の大半(「標準」)は Sambrook,J.et al., 1989 Molecular Cloning:A Laboratory Manual(Cold Spring Harbor Lab.,Col d Spring Harbor,NY),2nd Ed.によるものである。 ヒトの胎盤はカッパ受容体を発現する(Meunier et al.,1988 Life Sci.,vo l 43,559)。出願人は人の胎盤から完全なRNAを調製し(Chomczynski,P.et al.,1987,Anal.Biochem.,vol 162,156)、ランダムヌクレオチドプライマ ー("random hexamer”Pharmacia)とトランスクリプターゼ逆モロネー・マウス ・白血病ウィルス(BRL)を用いて、標準条件で、このRNAからcDNAを 合成した。 つぎに、特定プライマーの理解のためにゲノムクローンの分析から得たヒトの 配列の部分を用いてPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)によってヒトのカッパ受容 体について暗号化するcDNAを増幅した。遺伝子の暗号化部分の5’末端が入 手できないので、5’先端からの増幅のためにマウスのカッパ配列から誘導した オリゴヌクレオチドを用いた。 暗号化領域の5’(マウス)および3’(ヒト)末端に位置する2つのプライ マーの使用は完全なcDNAの産生にはほとんど有効性がないことかわかったの で、3段階で実施し、使用した戦略は図2に示した(数字は配列SEQ ID N o.1に示したcDNAの完全な配列内のヌクレオチドの正確な位置を示してい る)。 使用したオリゴヌクレオチドの配列は下記の通りである: cDNAのハイブリッド形成配列は太文字で示し、他のヌクレオチドはPCR の反応によって産生される断片のクローン化の後の過程を容易にするために存在 している。 オリゴヌクレオチドRP70、RH84とRN6はヒトのカッパ配列から誘導 される。オリゴヌクレオチドRP69は、ヒトのcDNA内にマウスの配列を導 入しないために(3’末端にイニシエーターATGを含む)マウスの非暗号化5 ’配列に対応している。4つのプライマーとハイブリッド形成するcDNAの 領域の正確な位置は図2に示した。 下記の条件で各種の増幅反応を実施した: 反応1:RN6とRP70プライマー。反応は保温媒体内にDMSO5%を添 加したほかは、PCR標準条件でTaqポリメラーゼ(Cetus)の存在の下で実 施した。増幅は40サイクル実施する(94℃で1分、55℃で1分、72℃で 1分)。伸長の最後の過程は72℃で10分間実施する。所望の大きさ(760 bp)のDNA断片が得られる=断片1. 反応2:増幅条件は反応1と同じである。継続する2つの増幅が必要であった :最初の増幅はRP69とRP70プライマーを使用し、完全なcDNAを含む 、1と1.3kbの間に含まれる大きさのDNA断片の混合物が得られた。この 混合物を精製する前に、GeneClean法による1%のアガロースのゲルから電気泳 動し、オリゴヌクレオチドRP69とRH84によって再増幅した。このとき、 所望の大きさ(508bp)のDNA断片が得られる=断片2。 完全なcDNAのクローン化: PCR断片はEcoR Vによって線形化したpBluescript(ストラタゲン) ベクターの新しい末端内で修復しクローン化した。インサートは自動DNAシー ケンサ(373A DNA、Applied Bioystems Inc.)上で両方向に配列を決定 した。ついで、2つのインサートはEcoR I(断片2の3’側と断片1の5 ’側切断)とポリリンカーの制限酵素の存在の下でプラスミドから切除された。 断片は geneClean法による1%のアガロースのゲルから精製し、ベクターpcD NA/Amp(イントロゲン)内で共−結合して、Cos細胞内で受容体を一時 的に発現させた。 2回の増幅反応によって所望の断片1と2が産生された。断片2の場合、5’ 末端でマウスの配列から誘導したオリゴヌクレオチドの使用によってヒトcDN Aの増幅が可能になった。 2つの断片は140bp上で重なり合っている。被覆の配列は2つの断片にお いて、同一である。2つの断片の配列はゲノムDNAから決定した配列(位置2 57から位置1143)と比較し、完全に同一であることがわかった。ゲノム配 列が我々には不明の1から256の配列の部分に関して、PCRによる増幅がエ ラーを導入しなかったことを確認した;3つの異なる増幅反応から得た断片2の 配列を比較し、3つの場合とも同一であることを確認した。 本発明によるヒトのカッパ受容体について暗号化するcDNAの配列、ならび に演繹されたタンパク質の配列は、配列SEQ ID No.1に示した。 3.結論:ヒトのカッパ受容体の1次構造 中程度の緊縮性のヒトゲノムバンクをスクリーニングし、相同ゲノムDNA断 片を単離するためにマウスのデルタオピオイド受容体のための暗号化プローブを 使用した。 2つのエクソンを識別し、配列を比較すると、これらはおそらくヒトのカッパ オピオイド受容体のために暗号化している。人の組織(胎盤)からこの遺伝子か ら誘導したcDNA(暗号化部分)を単離し、その1次構造を分析した(SEQ ID No.1)。 cDNAのサイズは1101対の塩基で、380のアミノ酸のタンパク質につ いて暗号化している。ヌクレオチド配列は86.7%がカッパオピオイド受容体 について暗号化するマウスのcDNAに相同である。一番大きな拡散区域はN− およびC−末端領域に位置づけられる。この同じ領域が3つの亜種μ、δ、κの 間で一番保存されない領域でもある。 4.K56受容体の薬反応学研究 実施例2で単離された本発明のオピオイド受容体について暗号化するcDNA を含むpcDNA/AmpベクターをCos−1細胞のトランスフェクションに 使用した。得られたトランスフェクション細胞の膜をつぎに調製し、標識を付け た一部のオピオイドリガンドを結合する能力を試験した。 塩化セシウム上で精製したpcDNA/Ampプラスミドベクターを使用して 、DEAE−デクストラン技術を用いてCos−1細胞をトランスフェクション した。 トランスフェクションから72時間後に、組換え細胞を収穫し、次の方法で膜 を調製した:細胞の沈滓を、4℃で、60mlのTris−HCl 50mM pH7.4;EDTA 10mM緩衝液内に取り、均質化し、1100gで10 分間遠心分離した。つぎに沈滓をもう一度30mlの同じ緩衝液内に取り、均質 化 し、遠心分離した。2つの上澄み液を一緒にして110000gで15分間遠心 分離した。つぎに膜沈滓を5mlの同じ緩衝液内に取り、等しく分割し、−80 ℃で保存した。ついで飽和結合および拮抗実験を異なるリガンドの存在の下にこ れらの膜の上で実施した。このため、膜の標本(タンパク質15−30μg)を 最終体積1mlのTris−HCl 50mM(pH7.4);EDTA 10m M緩衝液内で、拮抗剤とともに/なしに、3H−ジプレノルフィンまたは3H−U −69,593の存在の下に25℃で2時間保温した。ついで反応を Whatman GF/Bフィルタ上で真空濾過によって停止させ、3mlの低温緩衝液で3回洗 浄した。Cheng et Prussof の式によってKiの値が得られた:Ki=IC50 /(1+L/Kd)。放射能はβカウンターで測定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 48/00 AAH C12N 5/00 A

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヒトのカッパオピオイド受容体の活性を有するポリペプチドについて暗号 化するヌクレオチド配列。 2.請求項1に記載のヌクレオチド配列において、 (a)ヌクレオチド配列SEQ ID No.1またはその相補的鎖の全体また は一部; (b)配列(a)とハイブリッド形成し、カッパオピオイド受容体の活性を有 するポリペプチドについて暗号化するいっさいの配列;および (c)遺伝子コードの退化のために配列(a)と(b)から派生した配列:の 中から選択されることを特徴とする配列。 3.ヌクレオチド配列SEQ ID No.1またはその相補的鎖の全体または 一部を含むことを特徴とするヌクレオチド配列。 4.請求項1から3に記載のヌクレオチド配列において、ヌクレオチド配列が 、ゲノムDNA配列、cDNA配列、RNA配列、ハイブリッド配列、合成また は半合成配列から選択されることを特徴とする配列。 5.請求項1から4に記載のヌクレオチド配列において、前記ポリペプチドの ための暗号化部分が宿主細胞内にその発現を可能にする信号制御の下に置かれる ことを特徴とする配列。 6.前記請求項のいずれか一つに記載のヌクレオチド配列の発現から生じたポ リペプチド。 7.ペプチド配列SEQ ID No.1またはその誘導体の全体または一部を 含むポリペプチド。 8.請求項6または7のいずれか一つによるポリペプチドの産生を少なくとも 部分的に阻害することができるアンチセンス配列。 9.請求項2に記載の配列、または対応するmRNAとハイブリッド形成でき るヌクレオチドプローブ。 10.オピオイド受容体の発現検出のため;あるいは遺伝子異常(撚継ぎ不良 、 多形現象、一時的突然変異、など)の検出のため;あるいはオピオイド受容体に 結びつけられる神経学的、心臓血管系または精神医学的疾患を識別するため;ま たさらにオピオイドポリペプチドについてコード化する相同核酸の配列を明らか にし、単離するための請求項9に記載のプローブの使用。 11.カッパオピオイド受容体の活性を有することを特徴とする請求項6また は7に記載のポリペプチド。 12.請求項6,7または11のいずれか一つに記載のポリペプチドをその表 面に発現することのできる組換え細胞。 13.真核細胞または原核細胞から選択されることを特徴とする請求項12に 記載の細胞。 14.オピオイド受容体のリガンドの識別および/または単離法において、下 記の過程が実施されることを特徴とする方法: ・分子がポリペプチドとの親和性を有する場合にポリペプチドと分子の間の相 互作用を可能にする条件で、1つの分子と、あるいは、場合によっては識別され ていない、各種の分子の混合物と、オピオイドポリペプチドをその表面に発現す る請求項12に記載の組換え細胞を接触させる過程と: ・前記ポリペプチドに結合した分子を検出および/または単離する過程。 15.カッパオピオイド受容体のリガンドの検出および/または単離のための 請求項14に記載の方法。 16.オピオイド受容体のモジュレーターの識別および/または単離法におい て、下記の過程が実施されることを特徴とする方法: ・ポリペプチドとそのリガンドの間の相互作用を可能にする条件で、前記受容 体に内在するリガンドの存在の下に、1つの分子と、あるいは、場合によっては 識別されていない、各種の分子の混合物と、オピオイド受容体の活性を有するポ リペプチドをその表面に発現する請求項12に記載の組換え細胞を接触させる過 程と: ・前記ポリペプチド上のリガンドの活性を修飾することのできる分子を検出お よび/または単離する過程。 17.請求項14から16に記載の方法によって得ることのできる、請求項6 , 7および11に記載のポリペプチドのリガンドまたはモジュレーター。 18.請求項14から16に記載の方法によって識別および/または得られた リガンドまたはモジュレーターの医薬品としての使用。 19.請求項11に記載のポリペプチドに作用する少なくとも1つの分子を作 用成分として含む医薬品。 20.請求項19に記載の医薬品において、分子が請求項14から16に記載 の方法によって識別および/または単離されたリガンドまたはモジュレーターで あることを特徴とする医薬品。
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