JPH10507231A - 腐食抑制剤としての不飽和脂肪酸のグアニジン塩の使用 - Google Patents

腐食抑制剤としての不飽和脂肪酸のグアニジン塩の使用

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JPH10507231A JP8512901A JP51290195A JPH10507231A JP H10507231 A JPH10507231 A JP H10507231A JP 8512901 A JP8512901 A JP 8512901A JP 51290195 A JP51290195 A JP 51290195A JP H10507231 A JPH10507231 A JP H10507231A
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ヴェストフェヒテル,アルフレート
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Abstract

(57)【要約】 炭素原子数6〜44のモノまたはポリ不飽和脂肪酸のグアニジン塩を使用して、金属表面の一時的な耐食性保護を達成する。グアニジン塩は、好適には水中油型エマルジョンに溶解する。また、油相が、不飽和脂肪酸のグアニジン塩を含む種々の油状溶媒からなりうる水中油型エマルジョンを開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 腐食抑制剤としての不飽和脂肪酸のグアニジン塩の使用 本発明は、好適には水中油型エマルジョンの形態で使用される、金属表面、と くに鉄系表面用の油系腐食抑制剤に関する。本発明は、良好な油溶解性を特徴と すると共に油相を水中に乳化するアルキルアミン非含有型の腐食抑制剤を提供す る。 錆を制御するエマルジョンは、大気下で腐食を誘発する作用から金属を一時的 に保護するために使用される。このエマルジョンは、無極性または極性油、乳化 剤、腐食抑制剤および水を本質的に含む。その作用は、抑制剤分子の金属表面へ の吸着、および大気中の酸素および水分に対し拡散バリヤーとして作用するエマ ルジョン成分の保護膜の形成に基づく。錆を制御するエマルジョンについての作 従来の腐食制御用組成物は、例えば、石油スルホネート、アルキルスルホンア ミドカルボン酸の塩およびアルキルもしくはアルケニルコハク酸の部分エステル のアミン塩または他の塩のような成分を含む。例えば、EP-A-566956は 、アルキルまたはアルケニルコハク酸のセミエステルのアミン非含有塩を基剤と する腐食制御用組成物を記載する。 例えば、アルキルアリールスルホン酸、石油スルホネートまたはアルキルスル ホンアミドカルボン酸の塩のような硫黄を含有する腐食抑制剤は、硫黄分解性バ クテリアのような微生物によって容易に分解されうる欠点を有し、これは、臭気 発生の重大な問題をもたらしうる。アルキルアミン含有腐食制御用組成物、とく に二級アミンを含む組成物は、健康を害するニトロソアミンを形成する危険があ るため、これに対する批判が増している。したがって、硫黄およびアルキルアミ ンを含まない腐食抑制剤の必要性が存在する。ステアリン酸誘導体は、潤滑油お よび潤滑グリースのような純粋な油系用の腐食抑制剤として記載されている(D E-C-3203491)。このステアリン酸誘導体の例は、9,10-ジヒドロキ システアリン酸およびそのアルカリ金属塩およびオリゴマー縮合物、9,10-エ ポキシステアリン酸およびそのアルカリ金属塩およびそのオリゴマー「エストリ ド(Estolids)」が挙げられ、最後に、9,10-エポキシステアリン酸と9,1 0-ジヒドロキシステアリン酸の混合オリゴマーが挙げられる。 水中油型エマルジョンの形態で使用することを意図した腐食制御用組成物は、 純粋な油系濃縮物、すなわち水を含まない濃縮物として市販されているため、使 用の時点で水を添加してすぐに使用できるエマルジョン形態にすることができる 。従って油溶性である腐食抑制剤を、この油濃縮物は含む。油濃縮物が水による 希釈によって自発的にエマルジョンを形成しうること、すなわち油濃縮物が自己 乳化作用を示すことを確保するため、これまで、この油濃縮物は、腐食抑制剤に 加え、乳化剤を含むことが必要であった。界面活性乳化剤と極性腐食抑制剤の間 の起こりうる相互反応は、しばしば乳化作用および腐食制御作用に対し悪影響を 与え、その結果、生成物の組成が複雑となる。この問題は、乳化特性を示す油溶 性腐食抑制剤を利用できるようになれば、排除することができる。 不飽和脂肪酸のグアニジン塩およびその製法は、US-A-2978415にお いて知られている。この不飽和脂肪酸のグアニジンセッケンは、布類の溶剤によ る洗浄、即ちドライクリーニングにおいていわゆる増強剤(ブースター)として 使用される。純粋な有機相において行われるこの特定の用途にとって、腐食抑制 作用および乳化力は重要ではない。したがってこの米国特許は、不飽和脂肪酸の グアニジンセッケンの対応する作用に関し、どのようなデータも含んでいない。 本発明が解決しようとする課題は、新規な硫黄非含有およびアルキルアミン非 含有腐食抑制剤であって、活性物質が高濃度の場合でさえ油溶液が許容できない ほどに高い粘度を示さないと同時に、他のいずれの乳化剤をも使用する必要がな く水の添加によって油相を乳化しうるような抑制剤を提供することであった。 この課題は、金属表面、好適には鉄系表面の腐食に対し一時的な保護を得るた めの、炭素原子数6〜44のモノまたはポリ不飽和脂肪酸のグアニジン塩の使用 によって解決される。 本発明において、脂肪酸は、所望によりOHで置換されていてもよいカルボン 酸であると理解される。本発明の使用に適した不飽和脂肪酸は、2つの群、すな わち天然油脂の成分として存在する天然脂肪酸と、一般に酸性触媒による飽和脂 肪酸の二量化によって得られうる、いわゆる二量体脂肪酸とに分けることができ る。したがって、本発明の使用に適した不飽和脂肪酸は、天然脂肪酸、即ち分岐 鎖または好適には直鎖であって、1〜6、好適には1〜3の二重結合を有すると 共に好適には11〜28、より好適には18〜22の炭素原子を有する天然脂肪 酸を意味する点で特徴付けられる。この種の好適な不飽和脂肪酸は、好適には一 塩基酸であって、例えばウンデシレン酸、ミリストオレイン酸、パルミトレイン 酸、オレイン酸、リシノール酸、エルカ酸、リノール酸、リノレン酸、アラキド ン酸およびこれらの混合物から選ばれる。他方、いわゆる二量体酸からなる群か ら選ばれる不飽和脂肪酸も適している。これらの酸は、多塩基性、好適には二塩 基性である。36〜44の炭素原子を含む二量体酸はとくに適している。 本発明の目的には、非常に純粋な脂肪酸のグアニジン塩を有利に使用すること ができる。しかし経済的な理由のため、実際には、炭素鎖長が異なる不飽和脂肪 酸に加え、ある量の飽和脂肪酸を含みうる工業用脂肪酸のグアニジン塩を使用し てもよい。このような工業用脂肪酸混合物は、例えば好適な天然油脂の加水分解 によって得ることができる。ただし、本発明の使用のためには、工業用脂肪酸混 合物の少なくとも50重量%、好適には少なくとも80重量%は、前記炭素鎖長 の不飽和脂肪酸から構成される必要がある。 本発明に使用しうるいわゆる二量体脂肪酸も、一般に純粋な物質ではなく、炭 素鎖長および/またはオリゴマー化度が異なる脂肪酸を含むことができる。実際 の二量体脂肪酸に加え、例えば三量化または重合化生成物が未反応および/また は異性化モノマー脂肪酸と共に存在していてもよい。本発明において、二量体脂 肪酸は、少なくとも50重量%、好適には少なくとも70重量%が炭素鎖長36 〜44の二量体脂肪酸からなる混合物であると、理解される。このような生成物 は、例えばUnichema(商標名Pripolの製品群)またはHenkel KGaA(商標名Empol の製品群)から市販されている。 前記脂肪酸のグアニジン塩は、本発明において使用するには、作業温度で液体 の炭化水素、実質的に水不溶性のジアルキルエーテルおよび/またはアセタール およびこれらの混合物中の溶液として使用される。不飽和脂肪酸のグアニジン塩 の溶解に適した他の油相は、エステル油、例えば、オレイン酸オレイル、脂肪族 ジカルボン酸(好適には炭素数8〜9)と分岐鎖ゲルベアルコール(好適には炭 素数12〜20)のエステル化生成物(EP-A-489809)、炭素数1〜5 のモノカルボン酸と一価または多価アルコールのエステル(例えば、DE-A-3 907391に記載)、炭素数6〜11のモノカルボン酸と一価または多価アル コールのエステル(例えば、DE-A-3907392に記載)およびトリグリセ リドと0.5〜3モルのEOおよび/またはPOのアルコキシル化生成物、例え ばグリセロール・プロポキシレート・トリオレエート(ドイツ特許出願P432 3771)である。また作業温度で液体である、実質的に水不溶性で飽和または 不飽和の炭素数6〜36の脂肪族アルコールが適している。この場合、単純アル コールおよびα,ω-ジオールの両者を使用することができる。 これら本質的に水不溶性の溶媒は、以下、「油状溶媒」と言う。 好適には、溶解した不飽和脂肪酸のグアニジン塩1〜45重量%を含む溶液を 使用する。低い含量を用いれば、腐食抑制作用が明確に減少し、他方、高い含量 を用いれば、溶液は、一般に非常に粘稠となって、必然的にその取り扱いやエマ ルジョン形成へのその使用が面倒になる。しかしながら、エマルジョン形成に付 随する困難が、例えば濃縮物の予備的な加熱処理、水の混合および高速歯付ディ スクまたは超音波のような工業的乳化補助手段の使用によって許容される場合に は、高い濃度も本発明の目的に使用することができる。 不飽和脂肪酸のグアニジン塩に適した油状溶媒は、例えば作業温度、即ち約1 0〜約90℃の温度で液体である炭化水素である。このような炭化水素の例は、 パラフィン油または鉱油である。後者の場合、生態学的および工業的理由のため 、低芳香族分の鉱油が好適である。この種の好適な油は市販されており、この油 に BPの製品)およびParex Paraffin II(Leuna-Werkeの製品)が包含される。 不飽和脂肪酸のグアニジン塩に適した他の油状溶媒は、前記した作業温度で液 体である、実質的に水不溶性のジアルキルエーテルである。ここで、「実質的に 水不溶性」なる語は、5重量%以下、好適には0.5重量%以下しか水に溶解し ないジアルキルエーテルを意味する。好適な例は、1つのアルキル基当たり6〜 24、好適には8〜18の炭素原子を有するジアルキルエーテルであり、これら のアルキル基は、相互に独立して直鎖または分岐鎖、飽和または不飽和であって 、好適にはn-オクチル、2-エチルヘキシル、ステアリルおよび/またはイソス テアリル基である。ジアルキルエーテルは、遊離ヒドロキシ基を含んでもよく、 この場合ヒドロキシ混合エーテルと言う。金属処理用の液体中でのこのようなジ アルキルエーテルの使用は、例えばドイツ特許出願P4237501に記載され ている。この種のジアルキルエーテルは、例えばHenkel KGaA(商標名Cetiol-OE (ジオクチルエーテル))から入手される。 本発明のグアニジン塩の使用に適した他の油状溶媒は、1〜25、好適には1 〜10の炭素原子を有する単官能性アルデヒドおよび1〜25、とくに2〜20 の炭素原子を有する一価アルコールに基づいたアセタールである。鉱油代替物と してのこのアセタールを、潤滑油中および金属処理用の液体中において油成分ま たは基油として使用することは、EP-A-512501において知られている。 また、このようなアセタールの一般的な製法もこの特許文献に開示されている。 本発明における不飽和脂肪酸のグアニジン塩の使用に関し、このグアニジン塩 は、好適には前記油状溶媒の1つ中での溶液の形態または水中油型エマルジョン の油相としてその混合物の形態で使用する。油相、すなわち不飽和脂肪酸のグア ニジン塩の溶液は、好適にはエマルジョンの0.5〜50重量%、より好適には 5〜20重量%を構成する。これに関し経験的に言えば、存在する油相の量を少 なくすれば、油相中の不飽和脂肪酸のグアニジン塩の濃度を高くすることができ る。例えば、10重量%の油相を含む水中油型エマルジョンを使用し、5〜20 重量%濃度の不飽和脂肪酸のグアニジン塩、例えばオレイン酸グアニジンを含む 油相を使用すれば、良好な腐食制御効果が得られる。 不飽和脂肪酸のグアニジン塩溶液の粘度は、水によってエマルジョンを形成す る能力になんら影響を及ぼさずに、グリコールの添加によって実用上好適な値に 調節することができる。好適なグリコールは、例えばブチルジグリコール、ヘキ シレングリコールまたはジプロピレングリコールであり、これらは、1〜10重 量%の量でグアニジン塩溶液に添加することができる。グリコールは、油状溶媒 中不飽和脂肪酸のグアニジン塩の溶液または以下に記載のような不飽和脂肪酸と 揮発性酸のグアニジン塩との反応前の油状溶媒のいずれかに添加することができ る。好適には、腐食制御に対する作用が好適であるため、ヘキシレングリコール を使用する。 本発明は、また本発明の不飽和脂肪酸のグアニジン塩の使用に適した水中油型 エマルジョンを提供する。しかしながら、このようなエマルジョンの金属処理へ の使用における適合性は、この特定の用途に止まらない。例えば、エマルジョン は、金属の機械加工の際に冷却用潤滑剤エマルジョンとして用いてもよく、この 場合、エマルジョンは、例えば潤滑性向上添加剤または殺生剤を含め、この特定 の用途に既知の他の活性物質を含有することができる。 したがって本発明は、また油相が請求項6〜9のいずれかに記載の油状溶媒ま たは溶媒混合物である水中油型エマルジョンであって、請求項1〜5のいずれか に記載の不飽和脂肪酸のグアニジン塩を溶解形態で油相基準の濃度1〜45重量 %、好適には5〜20重量%で含有し、上記油相はエマルジョンの0.5〜50 重量%、好適には5〜20重量%で存在するエマルジョンを提供する。 エマルジョンは、好適には、油状溶媒中グアニジン塩の溶液を水と混合して製 造する。グアニジン塩は、油状溶媒および水の両方に可溶であるので、水相と油 相の間に分配される。個々の場合において分配の平衡は、選択した油状溶媒およ び不飽和脂肪酸の種類に依存する。実施例11に記載のように、グアニジン塩の 水溶液を油と共に乳化させてエマルジョンを得ることもできる。この場合も同様 に、グアニジン塩の分配平衡を達成できるものと期待できる。 少なくとも部分的に溶解した形態で不飽和脂肪酸のグアニジン塩を含む油相は 、水中油型エマルジョンの約0.5〜約50重量%、好適には約5〜約20重量 %を構成する。このようなエマルジョンは、通常他の共乳化剤の不存在下に適用 に必要な数時間の間安定である。特別な場合、例えばエマルジョンが他の活性物 質、 例えばビルダー塩またはその使用によって発生する不純物を含む場合には、エマ ルジョンは、付加的な共乳化剤の使用によって安定化させる必要がありうる。好 適な共乳化剤は、非イオン界面活性剤、とくに脂肪族アルコールのエトキシル化 生成物、例えば酸化エチレン6モルを炭素数12/14の脂肪族アルコール混合 物1モルに付加した生成物、またはアニオン乳化剤、例えばアルキルベンゼンス ルホネートである。必要な量は、エマルジョンの他の成分によって決定され、試 験によって決定すべきである。標準的な値として、油溶液の量に基づき20重量 %までの共乳化剤の使用を採用することができる。 エマルジョンは、通常の乳白色ないし不透明なエマルジョンの形態で存在する ことができる。また特定の用途に関し、水中油型エマルジョンの転相によって得 られうる種類のエマルジョンであって、油含量50重量%までのほぼ透明ないわ るミクロエマルジョンの形態のエマルジョンを使用することが、有利なこともあ る。この転相は、例えば温度の変化によって誘発することができ、PIT(転相 温度)法として知られている。これは、ドイツ特許出願P4323908に詳細 に記載されている。この方法の変形法を以下の実施例11に記載する。 不飽和脂肪酸のグアニジン塩の製法は、前記US-A-2978415に記載さ れる。例えば、不飽和脂肪酸の混合物をメチルイソブチルケトンのような有機溶 媒に溶解し、次いで得られた溶液に炭酸グアニジン(グアニジウム・カーボネー ト)を添加することができる。水および二酸化炭素の除去によって進行させる反 応の完了時に、反応溶媒および反応水の両方を除去すると、その生成物は褐色ロ ウ状ペーストの形態で残存する。本発明の使用のためには、不飽和脂肪酸とグア ニジン塩の反応用の溶媒として、揮発性の酸、例えば炭酸グアニジンを使用する と共に、その後のエマルジョン形成に使用される油相として、油状溶媒を直接使 用することが推奨される。対応する製造実施例を以下に記載する。 用いる油状溶媒に応じて、炭酸グアニジンと脂肪酸の反応の間に形成した水を ほぼ完全に反応生成物から除去することが推奨される。なぜなら、得られる溶液 の粘度は、その水分含量に大きく依存しうるからである。最適な製造法(加熱、 真空の適用)は、一方では用いた不飽和脂肪酸または脂肪酸混合物に依存し、他 方では用いた油状溶媒に依存するが、特定の各事例については経験的に決定する 必要がある。 油状溶媒中不飽和脂肪酸のグアニジン塩の溶液を製造する場合、他の工業的エ マルジョン形成手段のいずれの必要もなく、この溶液を水中に注ぎうる粘度を有 する均一な液体を得ることが有利である。高粘度でペースト状の系は、取り扱い がより困難であるため、やや好適ではない。腐食抑制剤として既知の飽和脂肪酸 のグアニジン塩は、本発明の使用に適していない。なぜなら、本発明の濃度範囲 の油溶液は、易流動性の液体というよりは、むしろロウ状ペーストだからである 。 実施例 実施例1 この実施例は、US-A-2978415に従った塩38重量%を含む鉱油中オ レイン酸グアニジンの製造を記載する。窒素入口を備え加熱撹拌可能な反応器に おいて、酸価202の工業用オレイン酸610.6g(Edenor(商標)TiO5GA、H モル、Linz Chemie、Linz、Austria)を、撹拌下に室温で窒素でガスシールしな がら少しずつ導入した。添加後、反応混合物を100℃に加熱し、酸価が20未 満になるまで(約2時間)撹拌した。反応の間、ガスがわずかに発生し、溶液の 色は、明黄色からベージュ褐色に変化する。理論的には反応の間に、水1モルお よび二酸化炭素1モルに対応する炭酸1モル(62g)の除去が予想される。反 応生成物として、高粘度でベージュ褐色の透明油溶液を得る。 実施例2〜4 溶媒を代えたことを除き、実施例1と正確に同じ方法によって製造を行った。 実施例2 溶媒:パラフィンプロセス油(Enerpar 3036、Deutsche BP) 実施例3 パラフィン油(Parex Paraffin II、Leuna-Werke) 実施例4 溶媒:ジオクチルエーテル(Cetiol OE、Henkel KGaA) 各実施例において、褐色透明で高粘度であるが易流動性の液体を得た。 実施例5 この実施例は、US-A-2978415に従った塩10重量%を含む鉱油中オ レイン酸グアニジンの製造を記載する。窒素入口を備え加熱撹拌可能な反応器に おいて、酸価202の工業用オレイン酸638g(Edenor(商標名)TiO5GA、He Linz Chemie、Linz、Austria)を、撹拌下に室温で窒素でガスシールしながら少 しずつ導入した。添加後、反応混合物を100℃に加熱し、酸価が20未満にな るまで(約2時間)撹拌した。反応の間、ガスがわずかに発生し、溶液の色は、 明黄色からベージュ褐色に変化する。主反応ののち、水流ポンプを100℃で1 5分間で適用して、二酸化炭素および水分を除去する。反応混合物を鉱油662 0gで希釈する。反応生成物として、高粘度でベージュ褐色の透明油溶液を得る 。この溶液から、水90重量%の添加によってエマルジョンを製造することがで きる。 実施例6〜10、比較例1〜3 DIN50017KFWの凝縮試験によって腐食抑制作用を試験した。このた めに、5cm×10cmの鋼板(品質ST1405)を、界面活性剤水溶液を用いて ブラッシングし、水およびアルコールで洗浄し、乾燥した。次いで、鋼板を実施 例1〜5の油溶液中に浸漬した。以下の表に記載の油中のBa Petronate 70 TBN (Witco)の20重量%溶液を比較例1〜3として用いた。 24時間の排水ののちに試験サイクルを開始し、試験鋼板を腐食について毎日 調べた。結果を以下の表に示す。この表において、「痕跡量の腐食」は多くとも 3つの腐食斑点しか存在しないことを意味し、「わずかな腐食」は、20%より も小さな表面が腐食された状態を意味し、「激しい腐食」は20%を越える大き な表面が腐食された状態を意味する。 エマルジョンの製造および腐食抑制作用 実施例1〜5の生成物を脱イオン水によって重量比1:9で希釈した。安定な エマルジョンを得た。これとは対照的に、比較例1〜3の油中石油スルホン酸バ リウムの溶液を添加したが、エマルジョンは形成しなかった。 重量比1:9で実施例5の生成物に水を添加して得たエマルジョンの腐食抑制 作用を実施例10と同様に試験した。7日経過後、腐食は観察されなかったが、 20日経過後、激しい腐食が観察された。 粘度調節 実施例1〜5の生成物の粘度を調節するため、グリコール(例えばブチルジグ リコール、ヘキシレングリコールまたはジプロピレングリコール)をこれらの生 成物に5重量%の量で添加した。重量比1:9で水の添加によってエマルジョン を形成することは、影響されなかった。 実施例10の腐食試験と比較するため、実施例5の生成物をヘキシレングリコ ール5重量%と混合した。水を重量比1:9で添加してエマルジョンを得、これ を用いて腐食抑制作用を試験した。結果は、8日経過後に腐食はなく、13日経 過後に激しい腐食がみられた。 実施例11 転相によるミクロエマルジョンの製造 第1工程において、炭酸グアニジン90g(0.5モル)を酸価202の工業 と室温にて撹拌した反応器中で混合して、溶媒非含有オレイン酸グアニジンを製 造した。温度を、撹拌しながら150℃に45分間にわたって上昇させ、次いで このレベルで3.5時間保持した。黄褐色のロウ状生成物(酸価5)を得た。 転相法によってミクロエマルジョンを製造するため、このオレイン酸グアニジ ン2.6重量部およびクエン酸ナトリウム0.26重量部を水51.04重量部中 び乳化剤6.1重量部(酸化エチレン4モルを炭素数12/14の脂肪族アルコ ールの混合物に付加した生成物)と、予備試験で決定した転相温度35℃よりも 高い温度で混合し、次いで転相温度未満の温度に冷却した。透明なミクロエマル ジョンを得、これは、水の添加によって希釈することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュテットリー,ベルント ドイツ連邦共和国デー−47906ケンペン、 アイヒェンドルフシュトラーセ11番 (72)発明者 ヴェストフェヒテル,アルフレート ドイツ連邦共和国デー−40723ヒルデン、 ローテンドルンヴェーク7番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.金属表面、好適には鉄系表面の腐食に対し一時的な保護を得るための、炭 素原子数6〜44のモノまたはポリ不飽和脂肪酸のグアニジン塩の使用。 2.モノまたはポリ不飽和脂肪酸は、天然脂肪酸および/または二量体脂肪酸 から選ばれる請求項1記載の使用。 3.天然脂肪酸は、分岐鎖または好適には直鎖であって、1〜6、好適には1 〜3の二重結合を有すると共に、好適には11〜28、より好適には18〜22 の炭素原子を有する請求項2記載の使用。 4.天然脂肪酸は、一塩基酸であって、好適にはウンデシレン酸、ミリストオ レイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リシノール酸、エルカ酸、リノール 酸、リノレン酸、アラキドン酸およびこれらの混合物からなる群から選ばれる請 求項3記載の使用。 5.二量体脂肪酸は、多塩基酸、好適には二塩基酸であり、好適には36〜4 4の炭素原子を含む請求項2記載の使用。 6.グアニジン塩は、作業温度で液体の炭化水素、実質的に水不溶性のジアル キルエーテル、アルコール、エステル油および/またはアセタールおよびこれら の混合物からなる群から選ばれる油状溶媒中の溶液として、好適には濃度1〜4 5重量%で使用する請求項1〜5のいずれかに記載の使用。 7.グアニジン塩用の溶媒として、1つのアルキル基当たり16〜24、好適 には8〜18の炭素原子を有するジアルキルエーテルを使用し、これらのアルキ ル基は、相互に独立して直鎖または分岐鎖、飽和または不飽和であり、好適には n-オクチル、2-エチルヘキシル、ステアリルおよび/またはイソステアリル基 である請求項6記載の使用。 8.グアニジン塩用の溶媒として、1〜25、好適には1〜10の炭素原子を 有する単官能性アルデヒドおよび1〜25、好適には2〜20の炭素原子を有す る一価アルコールに基づく1またはそれ以上のアセタールを使用する請求項6記 載の使用。 9.グアニジン塩用の溶媒として、パラフィン油または鉱油、好適には低芳香 族分の鉱油の形態の炭化水素を用いる請求項6記載の使用。 10.不飽和脂肪酸のグアニジン塩を水中油型エマルジョン中に溶解し、油相 として、請求項6〜9のいずれかに記載の油状溶媒または溶媒混合物を用い、油 相は、エマルジョンの0.5〜50重量%、好適には5〜20重量%で存在し、 グアニジン塩は、油相の1〜45重量%、好適には5〜20重量%で存在する請 求項1〜9のいずれかに記載の使用。 11.油相が請求項6〜9のいずれかに記載の油状溶媒または溶媒混合物であ る水中油型エマルジョンであって、 請求項1〜5のいずれかに記載の不飽和脂肪酸のグアニジン塩を溶解形態で油 相基準に濃度1〜45重量%、好適には5〜20重量%で含有し、上記油相はエ マルジョンの0.5〜50重量%、好適には5〜20重量%で存在するエマルジ ョン。 12.転相によって得られるミクロエマルジョンとして存在する請求項11記 載のエマルジョン。
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