JPH10507129A - 粉体コーティング・ブースを介して空気流を制御するシステムおよび方法 - Google Patents

粉体コーティング・ブースを介して空気流を制御するシステムおよび方法

Info

Publication number
JPH10507129A
JPH10507129A JP8512720A JP51272095A JPH10507129A JP H10507129 A JPH10507129 A JP H10507129A JP 8512720 A JP8512720 A JP 8512720A JP 51272095 A JP51272095 A JP 51272095A JP H10507129 A JPH10507129 A JP H10507129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
pressure
speed
pulse
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8512720A
Other languages
English (en)
Inventor
エー. ライハード,マイケル
ジー. ランバート.ピーター
ジー. ルースリ,ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nordson Corp
Original Assignee
Nordson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nordson Corp filed Critical Nordson Corp
Publication of JPH10507129A publication Critical patent/JPH10507129A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/43Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by filtering the air charged with excess material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B16/00Spray booths
    • B05B16/60Ventilation arrangements specially adapted therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S55/00Gas separation
    • Y10S55/46Spray booths

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、粉体スプレーブース(12)の内部を介する空気流を制御するシステムおよび方法はスプレーブース(12)の内部から過剰スプレーされた粉体を回収するための集粉系(14)を含む。集粉系(14)は集粉室(44)と、パルス充満室(60)と、過剰スプレーされた粉体がカートリッジフィルター(58)上に集められフィルターされた空気が1つまたはそれ以上の最終フィルター(98)を介してファン充満室(90)から排気されるように空気に乗った粉体をファン充満室(90)内へ引き込むためのモーター駆動されるファン(98)を収容したファン充満室(90)とをそなえた集粉器(14)を含む。集粉器を介して実質的に一定の空気流が維持されるように制御系がパルス充満室(60)内とファン排気室(90)内の圧力変化に応じてモーター駆動されるファン(98)の速度を自動的に調節する。

Description

【発明の詳細な説明】 粉体コーティング・ブースを介して空気流を制御する システムおよび方法 発明の分野 本発明はメークアップ型スプレーブースに関し、更に詳細には粉体スプレーブ ースを介して一定の空気流が維持されるように互いに関連して作動される、物品 上に粉体コーティング材料を適用するためのスプレーブースと該スプレーブース から過剰スプレーされた粉体を回収するための粉体回収器とに関する。 発明の背景 当技術界において粉体スプレーシステムはよく知られており、代表的なシステ ムは例えば本発明の譲受人即ちオハイオ州ウエストレイクのノードソン コーポ レーションに譲渡された米国特許であってここに全体的に組み込まれる米国特許 第5,261.934号(’934号)に開示されている。特許’934号に開 示されているように、粉体コーティングの慣行は粉体状のコーティング材料を物 体または加工物上にスプレーし、その後その粉体が溶解するようにその物体と粉 体を加熱することを含む。つづいて冷却されると、溶解した粉体は物体上に固体 の連続的なコーティングを形成する。多くの例において、スプレーされた粉体に は静電荷を印加し物体を電気的に接地させて物体に付着する粉体の量を増大させ ると共にその上に粉体を保持するのを助ける。 粉体沈澱は通常スプレーブース、即ち物体上に沈澱しない過剰スプレーされた 粉体を回収しうる封入物の中で行われる。従来は、スプレーブース内への過剰ス プレーされた粉体の収容はスプレーブー ス内に負圧を発生して空気流に乗った粉体を集粉器とも呼ばれる粉体回収ユニッ ト内へとスプレーブースから抜き出す排気系に助けられている。集粉器内では、 粉体の粒子はフィルター媒体によって空気から分離され、ホッパーに集められ、 次いで通常はふるいにかけてスプレーガンに再循環させるために粉体供給源へ返 される。その結果生じる浄化された空気は今はもう粉体がなく、通常は最終的な フィルターに通されて室内へ排出されるかあるいはスプレーブースのための調整 済みの空気供給源へと再循環せしめられる。 上述した型式のメークアップ型スプレーブースに関連した1つの問題はブース の内部を介する空気流に対する利用しうる体積の変化にかかわらず一定の速度を 得ながら同時に汚染物がブース内部に入ったりそこから出たりしないようにする ことである。スプレーブース内でのこの型式の一定速度空気流は物体上に均一な コーティングが得られるように粉体分配装置と物体との間の流路分裂を最小に抑 えるとともに、更にはスプレーされている粉体量の高い比率が物体に付着するよ うにする、即ち、高い転写効率を得るようにする上で望ましいものである。 スプレーブース内でこのような定速流状態を得る1つの方法はブースに入る空 気量がブースから回収される空気量と等しくなるように空気送入送風機と空気排 出ファンとを互いに関して、相対速度で作動することであると示唆されていた。 この構成での問題はブース内部を移動する物体の数と位置によって生じるブース 内部での変化する状態に順応するための手段が何も設けられていないということ である。即ち、適用領域を介する物体の進行が実際のメークアップ空気量要件に 取って代わるにつれてスプレーブース内に一定の下 向き通風速度を維持するに必要とされる空気量の変化に順応することはなんらな されていない。 これらの制約はOsawa等の米国特許第4,653.387号に開示されて いる型式のシステムにおいてある程度まで扱われている。この特許はブースを介 する空気流がブース圧力および/またはブースの入口と出口での空気速度といっ たブース内部での感知された条件に従って変化する空気給送型塗料スプレーブー スを開示している。例えば、Osawaの特許はその作動速度がブースの入口お よび/または出口で感知される空気流に応じて変化する空気送入ファンと空気排 出ファンを含む。この構成での1つの問題は、ブースを介する移動の途中で、即 ち、ブース入口または出口に物体が存在しない場合に物体が間隔に比較してブー スに入ったりブースを出たりするにつれて、実質的な量の空気を変位させる物理 的に大きな物体をコーティングする際に特に、スプレーブースの内部で行われる 圧力および/または速度測定の不正確さにある。もう1つの問題は、空気速度は ブース内部では非常に低いので測定が困難であり、その結果、ブースを介して移 動する空気の速度が不正確に調節されることになるということであるが、これは 空気送入送風機および/または空気排出ファンの速度はかかる速度測定に依存し ているからである。 メークアップ型スプレーブースのもう1つの型式は本発明の譲受人ノードソン コーポレーションに譲渡され全体的にここに組み込まれるShutic等の米 国特許第5,095,811号(’811号)に開示されている。この’811 号特許の構成においては、スプレーブースの内部は遷移帯域によって分割された 別々のコーテ ィング帯域に分割されている。各コーティング帯域および各遷移帯域に関連する 空気送入および排出装置は各コーティング帯域内の空気速度がコーティング動作 にわたって所定の最大下向き通風速度以下に維持され且つブース内部で僅かに負 の圧力が維持されるように通過する品目の移動の過程でブース内部での流量を変 化させるために作動される。 前述したブース構成はスプレーブースを介して一定の空気流を与えるという問 題を部分的には扱っていたが、これらのブース構成にはなお、ブースから集粉器 内へ引き込まれている過剰スプレーされた粉体の空気に乗った流れの通路から集 粉器内のカートリッジフィルターの外面上でのコーティング粉体の累積に対応す る空気流の変化を相殺するために粉体コーティングブースを介する空気流の制御 に関連する欠陥がある。即ち、フィルターから引き出せる空気量はカートリッジ フィルター上での粉体の累積に直接依存している。この空気流変化はフィルター が清浄でフィルターを介して高い量の空気を引き出せる場合の始動時にも粉体の 累積のためにずっと低い量の空気しかフィルターを介して引き出せない若干の期 間後にも問題を生ぜしめる。また、フィルターはフィルターの内側を介して導か れる空気ブラストがフィルターの外面に蓄積した粉体を落下させる際に定期的に パルス・クリーニングを受ける。これは、フィルターを介する空気流の量に急速 な上昇を生ぜしめ、粉体ブース内の空気流をしばしば変化させる。前述したよう に、ブースを介する空気流の変化は転写効率を低下させてスプレーガンからのス プレーパターンを変化させうる。 この問題はカートリッジフィルターを慣らすこと、つまり、空気 流が初期に低下するように、部品を粉体でコーティングするに先立ってカートリ ッジフィルターに粉体をスプレーすることによって、部分的には解決される。こ の慣らし時にカートリッジフィルターは3ないし30ポンドの粉体を必要とすれ ばよい。スプレーブースを介する空気流の変化は低下するが、慣らしは時間を食 う高価な動作である。また粉体コーティングブース内の空気流の変化の低下はス プレーガンから発せられるスプレーパターンに対する効果を低下させる。更に、 過剰スプレーされた粉体を粉体ブースから集粉器内へ引き込むファンの速度を密 に制御することによりスプレーされている部品上への粉体コーティング材料の転 写効率を向上させることが望ましい。 従来のブース構成に関連するもう1つの問題は空気に乗った過剰スプレーされ た粉体の流れをブースから集粉器内へ引き込むのに用いられるモーター作動され るファンは多量の動力を用い高いレベルの雑音を発生するということである。 発明の目的と概要 本発明の1つの目的は集粉器内のファン速度を調整することによって粉体コー ティングブースの内部を介する実質的に一定の空気流を維持するためのものであ って従来のシステムの問題や制約を除去する方法およびシステムを提供すること にある。 本発明の更なる目的は集粉器と粉体コーティングブースの内部とを介する実質 的に一定の空気流を維持してコーティングブース内でスプレーされている物体上 へのコーティング粉体の転写効率を増大させるための向上した方法およびシステ ムを提供することにある。 更に他の目的は粉体コーティングブースの内部を介する実質的に 一定の空気流を維持してシステム始動に先立って集粉系内のカートリッジフィル ターを慣らす必要を除去するための方法およびシステムを提供することにある。 更に他の目的はシステムの作動コストが低減するように集粉器の内部を介する 実質的に一定の空気流を維持するための方法およびシステムを提供することにあ る。 他の目的はシステムの音レベルが低下するように粉体コーティングブースから 空気に乗った粉体を引き出すことによって集粉器を介する実質的に一定の空気流 を維持するための方法およびシステムを提供することにある。 本発明によれば、粉体スプレーブースの内部を介する空気流を制御するための システムは粉体スプレーブースに隣接して位置しスプレーブースの内部から過剰 スプレーされた粉体を回収するための集粉系を含む。この集粉系は1つの排気開 口と1つまたはそれ以上のカートリッジフィルターを装着した1つまたはそれ以 上の空気入口開口とをそなえた集粉室を有する集粉器を含む。空気入口開口には 排気口を有するパルス充満室が連結されている。このパルス充満室内の空気パル ス要素は空気のパルスを入口開口を介してカートリッジ内へと導く。ファン充満 室はパルス充満室に連結されたファン入口円錐をそなえたファン入口とファン排 気出口とを有する。ファン充満室内のモーター駆動されるファンは過剰スプレー された粉体がカートリッジフィルター上に進められフィルターされた空気がパル ス充満室、ファン入口円錐を介してファン排気室内へ、そしてファン排気出口か ら1つまたはそれ以上の最終フィルターを介して引き出されるように、空気に乗 った粉体を集粉室内へ引き込む。実質的 に一定の空気流が集粉器を介して維持されるように制御系がパルス充満室内およ びファン排気室内の圧力変化に応じてモーター駆動されるファンの速度を自動的 に調節する。 本発明によれば、ファンの速度を調節するための制御系の第1の実施例はファ ン入口円錐の喉で測定された静圧信号とパルス充満室内の圧力に対応する総圧力 信号との差に対応する入口円錐速度圧力を発生するための差動圧力トランスデュ ーサーを含む。これらの信号の差は入口円錐速度圧力である。制御系は差動圧力 トランスデューサーから入口円錐速度圧力に対応する信号を受け取って実際の空 気流が速度圧力の平方根に比例する方程式でファン入口円錐を介する実際の空気 流を計算する制御器を含む。そして実際の空気流を予め設定され指令された空気 流と比較してその結果生じる空気流差分を与える。この空気流差分を予め設定さ れ指令された空気流に加えて調節された空気流指令を発生する。スプレーブース を介する調節された空気流指令空気流に対応するファン速度信号を出力する。こ のファン速度信号を周波数駆動器等の駆動装置が受け取ってモーター駆動される ファンの速度を調節する。また制御系はモーター駆動されるファンの速度を手動 で設定することもできる。 本発明の第2の実施例によれば、ファンの速度を調節するための制御系はパル ス充満室内の圧力に対応するパルス充満圧力信号とファン充満室内の圧力に対応 するファン充満圧力信号とを出力するための2つの差動圧力トランスデューサー を含む。パルス充満圧力信号とファン充満圧力信号は制御器内で合計されて総圧 力を決定する。そして制御器はa)集粉器を介する実際の空気流を決定し、b) この集粉器を介する実際の空気流を集粉器を介する所望の空気流と比 較し、c)スプレーブースを介する所望の空気流に対応するファン速度信号を発 生する。次いで、第1の実施例と同様に、ファン速度信号を受け取る駆動装置が モーター駆動されるファンの速度を調節する。 本発明によれば、粉体スプレーブースの内部を介する空気流を制御する方法は 以下の工程から成る。過剰スプレーされた粉体は粉体スプレーブースに隣接して 位置する集粉系内でスプレーブースの内部から回収される。集粉器の排気開口を 介して引き出される空気に乗った過剰スプレーされた粉体は集粉器の空気入口開 口に装着された1つまたはそれ以上のカートリッジフィルター上でスプレーブー スから回収される。次に、カートリッジフィルターを介してフィルターされた清 浄な空気がパルス充満室内へ引き込まれる。そしてこの清浄な空気はファン入口 円錐によってファン入口に連結されたモーター駆動されるファンをそなえたファ ン充満室のファン入口を介して引き込まれる。清浄な空気はファン排気出口を介 してパルス充満室から1つまたはそれ以上の最終フィルターを介して排出される 。モーター駆動されるファンの速度は集粉器を介して実質的に一定の空気流が維 持されるようにパルス充満室内およびファン排気室内の圧力変化に応じて自動的 に調節される。 本発明の一実施例によれば、モーター駆動されるファンの速度を調節する工程 は以下の工程を含む。ファン入口円錐における静圧とパルス充満室における総圧 力との差に対応する速度圧力信号を発生する。その速度圧力信号を用いて、次に ファン入口円錐を介する実際の空気流を決定する。この実際の空気流を指令空気 流と比較して調節された空気流指令を決定する。次に集粉器を介してこの調節さ れた空気流指令に対応するファン速度信号を発生する。そしてモーター駆動され るファンの速度を調節する。 第2の実施例においては、モーター駆動されるファンの速度を調節する工程は 以下の工程を含む。パルス充満圧力とファン充満圧力とを組合わせたものに等し い総圧力信号を決定する。その総圧力をファン曲線方程式と比較して集粉器を介 する実際の空気流を決定する。この実際の空気流を前記集粉器を介する予め設定 され指令された空気流と比較して集粉器を介する所望の空気流に対応するファン 速度信号を発生する。次いで、実質的に一定の空気流が前記集粉系および前記ス プレーブースを介して実質的に維持されるようにモーター駆動されるファンの速 度を調節する。 図面の簡単な説明 本発明の現在好ましい実施例の構造、動作および利点は添付図面と関連してな される以下の説明を考察すると更に明らかとなるであろう。図面において、 図1は粉体コーティングブースと本発明に従ってコーティングブースの内部を 介する空気流を制御するための系を含む集粉器とを含む集粉系の概略説明図であ る。 図2は本発明の第1の実施例に従って拡大された制御系をそなえた図1の集粉 器の一部を示す概略説明図である。 図3は図2に示した制御系のための典型的なファン曲線図であってフィルター カートリッジ上での粉体の蓄積に依存する圧力と空気流の間の関係を示す図であ る。 ひとまとめにして図4Aと図4Bから構成される図4は、図2に示した制御系 の動作を説明するフローチャートである。 図5は本発明の第2の実施例に従って拡大された制御系をそなえた図1の集粉 器の一部を示す概略説明図である。 図6は図5に示した制御系のための典型的な空気流曲線図であって圧力とフィ ルターカートリッジ上での粉体の蓄積に依存するファン速度はの間の関係を示す 図である。 ひとまとめにして図7Aと図7Bから構成される図7は図5に示した制御系の 動作を説明するフローチャートである。 発明の詳細な説明 図1を参照するに、粉体コーティング・システム10が示されている。この粉 体コーティング・システム10の総合構成は本発明それ自体の一部を成すもので はなくここでは簡単にのみ説明する。総合システムのより完全な説明は第5,2 61,934号特許に記載されている。 粉体コーティング・システム10はスプレーブース12と、集粉器ユニット1 4と、粉体供給源16と、粉体スプレーガン18A、18B、18Cと、制御系 22とを含む。スプレーブース12は概略的に示されており、側壁部26、28 、天井部30および床部32を有する典型的には封包されたスプレー室24から 成る。1またはそれ以上のガン開口部34は、側壁26に設けられる。側壁28 の排気開口部36は、通路を設けており、そこを通じて空気で搬送される過剰ス プレー粉体は、下に述べるように集粉器14に吸い込まれる。1またはそれ以上 のスプレーガン18A、18B、18Cは、粉体供給源16および動力源38に 接続されており、側壁26のガン開口部34を通じて射出され、スプレー室24 の内部を照準される。コンベア40は、通常の固定装置45上に製品42 を支持しており、その製品をこれまでのスプレーガン18A、18B、18Cで スプレーされるように移動させる。 集粉器14は排気開口46と、複数の空気入口開口48とを有する集粉室44 と、該室44の下方に配置され流動化板51により室44から分離された流動化 空気充満室50とを含む。ポンプ(不図示)が流動化板51を介して空気充満室 50内へ空気を吸入して室44内に集められた過剰スプレーされた粒子が流動化 されるようになっている。室44の最下方部分で流動化板51の直接上方には粉 末を回収するために回収トラフ53が位置している。回収トラフ53には管路5 6を介してふるいにかけてスプレーガン18A、18B、18Cに再循環させる ための管路54を介して粉体供給源16の給送ホッパー57に回収された粉体を ポンプ逆送するためにポンプ52(不図示)が出口55を介して接続されている 。 集粉室44の頂壁における空気入口開口48にはスプレーブース12の封包さ れた室24から排気開口46を介して引き出される空気に乗った過剰スプレーさ れた粉体を回収するために複数の積み重ねられた一次カートリッジフィルター5 8が’934号特許に記載のような手段によって装着されている。図には二重の カートリッジフィルターしか示していないが、必要に応じて任意の数のカートリ ッジフィルターを積み重ねたりあるいは積み重ねないで設けることも本発明の限 界内にある。 図1を参照すると、集粉器14は排気口62と空気入口開口48に連結された 入口64とを有するパルス充満室60を含む。加圧空気源(不図示)に連結され た2つの空気パルス素子66Aおよび66Bが室60内に延びるように装着され ている。蓄積した粉体を フィルターの外面から室44内の流動化板51の上方に位置する回収トラフ53 上へとたたき落として前述したように粉体を回収するために空気のパルスがカー トリッジフィルター58内へ継起的に導かれうるように各空気パルス素子66A 、66Bは下壁70を介して入口開口48と心合したノズル68A、68Bを含 む。各空気パルス素子66A、66Bはその開閉を継起させる制御器22に信号 線72A、72Bによって接続されている。図には単一のパルス充満室60を示 したが、’934号特許に図示記載されているように複数のパルス充満室を設け ることも本発明の範囲内にある。 集粉器14のファン排気室90はパルス充満室60の排気口76に連結された ファン入口92とファン排気出口94とを有する。ふつう、排気室90の出口9 4にはフィルターカートリッジ58で除去されなかった粉体微粒子をフィルター するために複数の最終フィルター96が設けられる。ファン排気室90は入口円 錐100の出口部分に装着されたChicago Blower Corpor ation製のSAFK FAN等のモーター駆動されるファン98を有してお り、入口円錐100はファン入口92への入口部分において固着されている。フ ァン98は公知のベルトおよびプーリ装置104を介してモーター102により 駆動されて空気に乗った粉体を粉体ブース12から集粉室44内へ引き込んで、 過剰スプレーされた粉体がカートリッジフィルター58上に集められフィルター された空気がパルス充満室60を介してファン排気室90内へ、また最終フィル ター96を介してファン排気出口94から引き出されるようになっている。 制御系22の異なる実施例を以下に説明して図1に示すように粉 体ブース12を介する空気流を制御する。いずれの実施例においても、空気はブ ース12を介して流れ、過剰スプレーされた空気に乗った粉体は集粉器14内に 引き込まれて給送ホッパー57へと再循環され、浄化されフィルターされた空気 はフィルター96を介して室内へ排気されるかあるいはスプレーブース用に調整 された空気供給源に再循環される。 本発明の動作および利点をより良く理解するために、制御系22の作動原理を 述べる。図1において、ファン98によって発生した空気流を用いて粉体をスプ レーブース12内に収容し且つ空気に乗った過剰スプレーされた粉体を集粉器1 4内に引き込む。ファン98が一定の速度で回転すると、スプレーブース12お よび集粉器14を介する空気流は粉体がフィルターカートリッジ58上に集まっ てフィルター圧力を図3に示すように増大させるにつれて減少する。1分当たり の立方フィート(CFM)での初期空気流はカートリッジが慣らされていない時 により高い。慣らし後、システム10は作動空気流範囲に達する。しかし、スプ レーが続行するにつれて、カートリッジ58は典型的に粉体を過負荷された状態 になり、粉体はスプレーブース12を介する空気流を低下させる。空気流に比例 するブース開放フェース速度(ブースの開放領域の両端にわたる速度)がスプレ ー条件を確立する。空気流またはフェース速度が高過ぎると、粉体スプレーパタ ーンはスプレーされている部分から遠ざかる方向に引かれて粉体転写効率を低下 させることがある。逆に、空気流またはフェース速度が低過ぎると、粉体のすべ てがブース内に収容されるとは限らず若干のものが入口または出口開口を介して 漏出する。そのため、空気流バランスが粉体スプレー動作において 重大となりうる。 図3に示したように、1分当たりの立方フィート(CFM)での初期空気流は フィルターカートリッジ58が慣らされていない時の方が高い。慣らし(カート リッジに粉体コーティング材料を装填)後に、システム10は作動空気流範囲に 達する。しかし、スプレーが続行するについて、フィルターカートリッジは典型 的には粉体を過負荷されてスプレーブース12を介する空気流を低下させる。空 気流に比例するブース開放フェース速度がスプレー条件を確立する。空気流また はフェース速度が高過ぎると、粉体スプレーパターンが部分から離れる方向に引 かれて粉体転写効率の低下を生ぜしめる。逆に、空気流またはフェース速度が低 過ぎると、ガン18A、18B、18Cからスプレーされている粉体がブース内 に収容されないで入口および出口開口から逃げる傾向があり、この入口および出 口開口を介してその部分がブースに入ったり出たりする。そのため、空気流バラ ンスが粉体スプレー動作において極めて重要な問題となる。 またフェース速度はブース開放面積にも依存している。ファン98はブース開 放面積の範囲にわたって粉体を収容する大きさにされている。そのため、システ ム間に変化があるとフェース速度に変化が生じる。フェース速度がすべての大き さのブースに対して粉体を収容するに充分であっても、若干の粉体は部分42に 達する前にガン18A−18Bから離れる方向に引かれることがありうる。 制御系22は、以下に述べるように、ファン98の速度を変化させてスプレー ブース12の大きさおよびカートリッジ58が粉体を負荷される程度の変化に対 処することによって粉体ブース12内の 空気流を制御することによって空気流バランスの問題を解決する。粉体をブース 12内に収容して転写効率を最大にする適正な空気流は制御系22によって設定 される。まず、ブース開口の変化、即ち入口および出口開口の大きさおよび形状 に対処するために空気流を設定する。第2に、カートリッジ58上に粉体が集ま って図3に示すように圧力の増大と空気流の減少を生じるにつれて、制御系22 はファン98の速度を増大させて粉体ブース12内に実質的に一定の空気流を維 持する。また、カートリッジ58が空気パルス素子66A、66Bでパルスを受 けて浄化されると常に、制御系22はファン98の速度を減少させて実質的に一 定の空気流を維持することによって反応する。 次に図2を参照すると、制御系22の第1の実施例が示されており、これはプ ログラム可能な論理制御器(PLC)またはマイクロコンピューター等の制御器 110と、差動圧力トランスデューサー112と、周波数駆動器114とを含む 。制御器110は典型的にはインターフェース回路(不図示)と、数学的処理器 (不図示)と、メモリーユニット(不図示)とを含む。インターフェース回路は その入力に圧力センサー118および120と空気パルス素子66A、66Bと に接続するためにアナログ/デジタル変換器を有する。インターフェース回路は またその出力にも周波数駆動器14と接続するためにデジタル/アナログ変換器 を有することもできる。 制御装置22内の数学的処理器は圧力トランスデューサー112からデータを 受取ると所定の数学的動作を行って周波数制御器114に制御信号を送出しモー ター102の制御を介してファン98の回転速度を変化させるようになされてい る。メモリーユニッ トは数学的処理器内で数学的動作を行うための所定のプログラムを、かかる動作 に必要とされる種々のデータと共に記憶する。 差動圧力トランスデューサー112は円錐喉静圧Psを測定するための入口円 錐100の喉に装着された第1の圧力タップ118にライン116によって接続 され、パルス充満室内の測定される総圧力PTを測定するためのパルス充満室6 0内の第2の圧力タップ120にライン117によって接続されている。入口円 錐100を介する実際の空気流(QA)は方程式QA12etc.=K× 速度圧力PVの平方根に比例する。速度圧力PVはパルス充満室60内で測定され る総圧力PTから入口円錐喉静圧PSを差し引くことによって決定される。PVは 差動圧力トランスデューサー112によって容易に測定することができ、このト ランスデューサーは速度圧力信号を発生する。この速度圧力信号はトランスデュ ーサー112から制御器110へ送られ、そこで速度圧力信号は速度圧力に変換 される。そしてこの速度圧力は制御器110内の 演算されて入口円錐100を介する実際の総空気流を計算する。次いで、操作者 によって予め設定された入口円錐100内の指令空気流QCから実際の総空気流 QAを差し引く。この比較に基づいて、入口円錐100を介する実際の空気流が 入口円錐100を介する所望の空気流と等しくなるようにファン98の速度を連 続的に調節するためにファン速度信号が制御器110によって出力される。入力 円錐100を介する一定の指令空気流QCを維持することの効果は粉体ブース1 2を介して実質的に一定の空気流が維持されるという ことである。ファン98の速度は速度信号を制御器110から周波数駆動器11 4に出力することによって変化され、該周波数動器はモーター駆動周波数、従っ てモーター速度をライン115を経て調節してモーター102の速度を設定する 。そしてモーター102はベルトおよびプーリ駆動器104を介してファン98 を速度(N)で回転させる。 空気流制御系22はファン98を作動するための3つのモードの作動選択肢、 即ちa)手動ファン速度調節モード、b)クリーンアップ・モード、およびc) 自動空気流制御モードを含む。手動ファン速度調節モードは操作者がファンを任 意の所望速度に設定することを可能とする。手動クリーンアップ・モードは空気 ホースからスプレーされる圧縮空気でスプレーブースが浄化されるにつれて、ス プレーブース内で吹き回されている粉体がスプレーブースから排出されて集粉器 14内で再利用されるように操作者がファンを最大速度に設定することを可能と する。このクリーン・アップス・モードは粉体ブース12内の粉体収容を最大に する。自動モードは操作者が制御系22を設定して粉体ブース12を介する空気 流を所望のプリセット値に自動的に維持することを可能とする。この自動モード では、制御系22は集粉器14のパルス充満室60およびファン排気室90内で の圧力測定に基づいて粉体ブース12を介する空気流を決定し、次いでモーター 102およびファン98の速度を調整して所望のプリセット値からの集粉器を介 する空気流の変化を補償する。加えて、制御系22はカートリッジフィルター5 8の両端で設定圧力範囲に達する時にはいつでも空気パルス素子66A、66B の開閉を継起させるカートリッジ継起的パルシング回路(不図示) を含む本質的には制御器110の単独部分であるパルス・オン・デマンド・モー ドを含むこともできる。 図4を参照すると、図2に示した制御系22内で行われる処理工程を示すフロ ーチャートが示されている。考慮すべき第1のモードは手動モードである。ステ ップ1での手動モード選択とステップ2でのステップポイント選択との入力から の信号に基づいて、ステップ6での手動によるファン速度調節が設定され、ステ ップ7でのファン速度が決定される。これによりステップ8で手動ファン速度を 用いるための信号を発生する。その結果生じる手動ファン速度信号はステップ8 で出力されてステップ9でモーター速度信号に変換される。次にステップ10で このモーター速度信号はモーター周波数信号に変換され、所望のモーター速度の 周波数等価物に対応する信号が周波数制御器114に出力される。そしてその結 果生じる周波数信号がライン115を介して送られファン98が集粉器14を介 して、次には粉体ブース12を介して所望の空気流を引き出すようにモーター1 02を所望の速度に設定する。 考慮すべき次のモードはクリーンアップ・モードである。ステップ1でのクリ ーンアップ・モード選択の入力に基づいて、ステップ3でのクリーンアップ・モ ードが信号を送ってステップ4で最大ファン速度を設定する。そしてこれはステ ップ9で対応するモーター速度に変換されるべき最大ファン速度信号を導く。そ の結果生じるモーター速度信号はステップ9から出力されてステップ10で対応 するモーター周波数に変換される。そしてモーター周波数信号が周波数制御器1 14に出力され、この制御器が所望のモーター速度に対応する周波数信号を発生 する。このモーター周波数信号はライン 115を介して送られ、ファン98が所望の最大速度で回転して空気に乗った粉 体をスプレーブース12から集粉器14内へ引き込む空気流指令QCを発生する ようにモーター102の速度を設定する。 論ずべき次の有意な動作モードは自動モードである。このモードでは、ステッ プ1での自動モードとステップ2での設定点選択との入力に基づいて、ステップ 11で自動モードが選択され、集粉器14を介する所望の空気流指令(QC)に 対応する信号がステップ12で発生される。ステップ13で入口円錐100の喉 における入口円錐速度圧力が制御器110内で決定される。そしてステップ14 で入口円錐100を介する実際の総空気流QAを計算するために制御器110内 のソフトウエアで方程式QA=K×4005 で計算したような実際の総空気流QAをステップ15で空気流指令QCから差し引 く。そしてその結果得られる空気流差分をステップ16で空気流指令QCに加え て調節された空気流指令QACを発生する。そしてステップ17でその調節された 空気流指令を対応するファン速度に応じて定める。次にステップ18でこのファ ン速度信号を最大ファン速度と比較して両者のうち低い方を選択する。その結果 得られるファン速度信号を次にステップ19で最小ファン速度と比較して両者の うち高い方を選択する。自動モードにおける最終的な指令ファン速度信号Nfcを ステップ20で発生し、ステップ9での所望のモーター速度に対応する信号に変 換する。このモーター速度信号をステップ10で対応するモーター周波数に変換 する。その結果得られた周波数信号をライン115を介して周波数制御器114 に出力してファン98が所望の速度で作動するようにモー ター102の速度を設定する。ファン速度は集粉器14を介する実際の空気流が 指令された空気流と等しくなることにより粉体ブース12を介して実質的に一定 の空気流が維持されるように制御器22で連続的に調節される。 周波数駆動器114を用いてモーター102の速度を調節するとファン98を 介する空気流を制御してファン98がモーター102に動力を供給するのに用い られるモーター電気的エネルギーを最小にするとともに粉体がブースを介する所 望の空気流を維持しながらファン98の回転、従って音レベルを低下させる速度 で回転することを許す。 図5を参照すると、制御系22′が総系圧力降下およびファン曲線関係を用い て空気流を制御する本発明の第2の実施例が示されている。本明細書を通じて、 ′を付した数字は′を付していない同じ数字で表した構造素子と実質的に同一の 構造素子を表す。実際の空気流QAはカートリッジ58、最終フィルター96の 両端における総系圧力降下および図5に示すようなファン98の速度の関数であ る。制御系22′はプログラム可能な論理制御器(PLC)またはマイクロコン ピューター等の制御器110′と、2つの差動圧力トランスデューサー112′ および131と、周波数駆動器114′とを含む。図には2つの圧力トランスデ ューサー112′および131を示したが、2つの圧力トランスデューサーの機 能を与えるようになされた単一の圧力トランスデューサーを代用することも本発 明の限界内にある。 第2の実施例においては、一方のトランスデューサー112′はカートリッジ フィルター58の両端における圧力に対応するパルス 充満圧力PPPを測定して対応するパルス充満圧力信号を制御器110′に出力す るためのパルス充満室60内に装着された第1の圧力タップ120′にライン1 17′によって接続されている。第2の圧力タップ130は最終フィルター96 の両端における圧力に対応するファン充満圧力PfPを測定して対応するファン充 満圧力信号を制御器110′に出力するためのファン充満室104内に位置して いる。制御器110′はパルス充満圧力信号をパルス充満圧力に、またファン充 満圧力信号をファン充満圧力にそれぞれ変換する。そして、総圧力PTは制御器 110′内のパルス充満圧力PPPにファン充満圧力PFPを加えることによって決 定される。その結果得られる総圧力PTは集粉器14を介して所望され且つ操作 者によって設定される指令された総空気流QC1、QC2、QC3、QC4、・・・・・・QCN に関連している。空気流ラインQC1、QC2、QC3・・・の各々は、図6に示すよ うに、非線形であって実験的に決定される。しかし、これらの空気流ラインは経 験的にはひざ圧力PKで分離されると判明した2つの別々の一次方程式によって 最もよく線形化され特徴づけられると判明している。各空気流ライン(QCN)に 対するひざ圧力PKは独自ではあるが、それらは同じファン速度で生じる。以下 の方程式 N=mPT+C 但しN=モーター速度 PT=総圧力 m=空気流ラインの勾配 C=定数(Y部分) が各空気流ラインの勾配mおよび部分Cに対して2つの異なる値を もつ2つの別々の方程式を形成する。ファン速度を計算するために必要とされる データのすべては数学的処理器内で数学的動作を行うための所定のプログラムを も記憶している制御器22′のメモリーユニットに記憶されている。 作動に当たっては、集粉器14を介する実際の空気流QAを制御器22′内で 操作者により予め設定された集粉器を介する所望のあるいは指令空気流QCと比 較する。ファン98の速度を連続的に調節して集粉器14を介する実際の空気流 を指令空気流に等しく保つ、即ち、集粉器14と粉体ブース12の双方を介して 実質的に一定の空気流を維持するように、ファン速度無人信号は制御器110′ からの出力である。制御器110′はモーター98の速度を周波数駆動器114 で制御することによってファン98の速度を制御する。 図7を参照すると、図5に示した制御系22′で行われる処理工程を示すフロ ーチャートが示されている。考慮すべき第1のモードは手動モードである。ステ ップ1での手動モード選択とステップ2での設定点選択との入力に基づいて、ス テップ6での手動ファン速度調節を設定し、ステップ7でのファン速度を決定す る。そしてこれは制御を活性化してステップ8で手動ファン速度を用いるファン 速度信号を出力する。そしてステップ9でこのファン速度信号をモーター速度信 号に変換する。次にステップ10でこのモーター速度信号をモーター周波数信号 に変換し、所望のモーター速度の周波数等価物に対応する信号を周波数制御器1 14に出力する。そしてその結果得られる周波数信号はファン98が集粉器14 を介して次に粉体ブース12を介して所望の空気流を引き込むようにライン11 5を介して送られてモーター102を所望の速度に設定する。 考慮すべき次のモードはクリーンアップ・モードである。ステップ1でのクリ ーンアップ・モード選択の入力に基づいて、ステップ3でのクリーンアップ・モ ードが信号を送ってステップ4で最大ファン速度を設定する。そしてステップ9 で最大ファン速度信号を所望のモーター速度信号に変換する。そしてステップ1 0でのモーター速度信号をモーター周波数信号に変換し、これが周波数制御器1 14に出力されて、ファン98が所望の最大速度で作動して空気に乗った粉体を 粉体ブース12から集粉器14内へ引き込む空気流を発生するようにライン11 5を介してモーター102を所望の最大速度に設定する。 自動作動モードでは、ステップ1での自動モードとステップ2での操作者によ る設定点選択との入力に基づいて、ステップ11で自動モードを選択し、ステッ プ12で空気流指令(QC)を決定し、ステップ12Aでファン曲線方程式を活 性化する。ステップ13で最終フィルター96の両端におけるファン充満圧力PFP を入力し、ステップ14でカートリッジフィルター58の両端におけるパルス 充満圧力PPPを入力する。総圧力PTはステップ15でファン充満圧力PFPをパ ルス充満圧力PPPに加えることによって決定される。そしてその結果得られる総 圧力PTをステップ16で図6に示すようにひざ圧力PKと比較する。PTがPKよ りも小さければ、ステップ17でファン速度を計算するための制御器110′内 のソフトウエアをそなえた方程式1(N=mPT+C)を選択する。先に説明し たように、方程式1は制御器110′のソフトウエア中の値の表から読み取られ るようなmとCの一方の値を用いる。逆に、PTがPKよりも大きければ、ステッ プ18でmおよびCの第2の値を もって方程式2(N=mPT+C)を選択する。次に、先に決定したように、方 程式1または2を用いて、式N=mPT+Cによって総圧力を数学的に演算し、 mおよびCの適切な値を用いてステップ19でファン速度を計算する。次にステ ップ20でファン速度Nfに対応する信号を最大許容ファン速度と比較し、両フ ァン速度のうち低い方を選択する。続いて、その結果得られるステップ20から の信号を最小許容ファン速度と比較し両ファン速度のうち高い方をステップ21 で選択する。自動モードではその結果得られる最終的なファン速度指令信号Nfc をステップ22で出力してステップ9で所望のモーター速度に変換する。そして ステップ10でモーター速度信号をモーター周波数信号に変換し、これを集粉器 14を介する空気流が指令された空気流と等しくなり且つ粉体ブース12を介し て実質的に一定の空気流が維持されるように周波数制御器114に出力してライ ン115を介してモーター102の速度を設定する。 本発明によれば、集粉器内のファンを調整することによって粉体コーティング ブースの内部を介する実質的に一定の空気流を維持する方法および装置であって 従来のシステムの問題点や制約を除去する方法および装置が本発明に従って提供 されたことは明らかである。粉体コーティングブースの内部を介する実質的に一 定の空気流はスプレーされる物体上へのコーティング粉体の転写効率を増大させ 、システム始動に先立って集粉系内のカートリッジフィルターを慣らす必要を無 くし、システムの雑音および作動コストを低減する。 以上、本発明をその実施例と組合わせて説明したが、上記の教示に照らして多 くの代替や、変形例や変化が当業者には明らかであろうことは明白である。従っ て、本発明は別記請求の範囲の精神およ び範囲内に収まるようなすべての代替、変形例および変化を包含すべく意図され たものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ルースリ,ロバート ジー. アメリカ合衆国.44001 オハイオ,サウ ス アムハースト,マロイ ドライヴ 114

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.粉体スプレーブースの内部を介する空気流を制御するようになされたシステ ムであって、 前記スプレーブースに隣接して位置せしめられ前記スプレーブースの内部から 過剰スプレーされた粉体を集めるようになされた集粉系から成り、前記集粉系は 1つの排気開口と1つまたはそれ以上の空気入口開口をそなえ、前記空気入口 開口には1つまたはそれ以上のカートリッジフィルターを装着した集粉室を有す る集粉器と、 排気口を有し前記空気入口開口に連結されたパルス充満室であって、前記空気 入口開口をし介して前記カートリッジフィルター内へ空気パルスを導くための1 つまたはそれ以上の空気パルス素子を有するパルス充満室と、 前記パルス充満室に連結されたファン入口とファン排気出口とを有するファン 充満室であって、前記ファン入口はそれに装着されたファン入口円錐と、前記過 剰スプレーされた粉体が前記カートリッジフィルター上に集められフィルターさ れた空気が前記パルス充満室を介して前記ファン排気出力に装着された1つまた はそれ以上の最終フィルターから前記ファン充満室内へ引き込まれるように空気 に乗った粉体を前記粉体スプレーブースから前記排気開口を介して前記集粉室内 へ引き込むために前記ファン充満室内に装着されたモーター駆動されるファンと を有するファン充満室と、 前記集粉系を介して実質的に一定の空気流が維持されるように前記パルス充満 室および前記集粉器の前記ファン充満室内の圧力変 化に応じて駆動される前記モーターの速度を自動的に調節するための制御系とを 含むシステム。 2.前記モーター駆動されるファンの速度を調節するための前記制御系は 前記ファン入口円錐の喉部における圧力と前記パルス充満室内の圧力との差に 対応する速度圧力信号を出力するための差動圧力トランスデューサーと、 前記差動圧力トランスデューサーから前記速度圧力信号を受け取り前記ファン 入口円錐を介する空気流を決定し、予め設定され指令された空気流から前記ファ ン入口円錐を介する前記空気流を差し引いてその結果生じる空気流差分を与えこ の空気流差分を前記予め設定され指令された空気流に加えて調節された空気流指 令を発生し、前記空気流差分に基づいて調節された空気流指令を発生し、この調 節された空気流指令に対応するファン速度信号を出力するための制御器と、 前記集粉系を介して実質的に一定の空気流が維持されるように前記ファン速度 信号を受け取って前記モーター駆動されるファンの速度を調節するための駆動装 置と を含む請求の範囲第1項に記載のシステム。 3.前記駆動装置は前記モーター駆動されるファンの周波数を調節し前記モータ ー駆動されるファンの回転速度を制御するための周波数駆動器である請求の範囲 第2項に記載のシステム。 4.前記パルス充満室内と前記入口円錐の喉内とにそれぞれ、前記圧力トランス デューサーに接続された第1および第2の圧力タップを更に含む請求の範囲第3 項に記載のシステム。 5.前記制御系は前記モーター駆動されるファンの速度を手動で設定することが できる請求の範囲第1項に記載のシステム。 6.前記制御系は前記1つまたはそれ以上の空気パルス素子に作動連結されて前 記カートリッジフィルターの両端で設定された圧力範囲に達するといつでもその 開閉を継起させる請求の範囲第1項に記載のシステム。 7.前記ファンの速度を調節するための前記制御系は 前記パルス充満室内のパルス充満圧力に対応するパルス充満圧力信号を出力し 、前記ファン充満室内のファン充満圧力に対応するファン充満圧力信号を出力す る圧力トランスデューサー装置と、前記圧力トランスデューサー装置から前記パ ルス充満圧力信号および前記ファン充満圧力信号を受け取って前記パルス充満圧 力信号および前記ファン充満圧力信号をそれぞれパルス充満圧力およびファン充 満圧力に変換し、前記ファン充満圧力と共に前記パルス充満圧力を加えることに よって総圧力を決定し且つその総圧力に対して前記集粉系を介する空気流を決定 し、前記空気流を予め設定され指令された空気流と比較して前記集粉系を介する 所望の空気流に対応するファン速度指令信号を発生する制御器と、 前記集粉系を介する空気流が前記指令空気流と実質的に等しくなるように前記 ファン速度指令信号を受け取って前記モーター駆動されるファンの速度を調節す るための駆動装置とを含む請求の範囲第1項に記載のシステム。 8.前記駆動装置は前記モーター駆動されるファンの周波数を調節して前記モー ター駆動されるファンの回転速度を制御するための周波数駆動器である請求の範 囲第7項に記載のシステム。 9.前記パルス充満室内と前記ファン充満室内に前記圧力トランスデューサー装 置と接続されて前記カートリッジフィルターおよび前記最終フィルターそれぞれ の両端での圧力に対応する圧力を感知するための第1および第2の圧力タップを 更に含む請求の範囲第7項に記載のシステム。 10.前記圧力トランスデューサー装置は第1および第2の差動圧力トランスデュ ーサーから成り、前記パルス充満室内の前記第1の圧力タップは前記第1の差動 圧力トランスデューサーに接続され、前記ファン充満室内の前記第2の圧力タッ プは前記第2の差動圧力トランスデューサーに接続されている請求の範囲第9項 に記載のシステム。 11.粉体スプレーブースの内部を介する空気流を制御するようになされた方法で あって、 前記スプレーブースの前記内部から前記粉体スプレーブースに隣接して位置す る集粉系内へと空気に乗った過剰スプレーされた粉体を引き込む工程から成り、 該引き込む工程は 集粉室の空気入口開口に装着された1つまたはそれ以上のカートリッジフィル ターを有する集粉器の集粉室の排気開口を介して前記スプレーブースから前記空 気に乗った過剰スプレーされた粉体を引き出す工程と、 前記粉体が前記カートリッジフィルター上に集まる間に前記カートリッジフィ ルターを介してパルス充満室内へフィルターされた空気を引き込む工程と、 前記パルス充満室を介し且つモーター駆動されるファンを装着したファン充満 室のファン入口に装着されたファン入口円錐を介し て前記フィルターされた空気を引き込む工程と、 ファン排気出口に装着された1つまたはそれ以上の最終フィルターを介して前 記パルス充満室から前記フィルターされた空気を排出する工程と、 前記集粉系を介して実質的に一定の空気流が維持されるように前記パルス充満 室および前記ファン充満室内の圧力変化に応じて前記モーター駆動されるファン の速度を自動的に調節する工程と を含む方法。 12.前記モーター駆動されるファンの速度を調節する工程は 前記ファン入口円錐内の圧力と前記パルス充満室内の圧力との差に対応する速 度圧力信号を発生する工程と、 前記ファン入口円錐を介する空気流を決定する工程と、 予め設定され指令された空気流から前記ファン入口円錐を介する前記空気流を 差し引いてその結果生じる空気流差分を与え、この空気流差分を前記予め設定さ れ指令された空気流に加えて調節された空気流指令を発生する工程と、 前記集粉器を介する前記調節された空気流指令に対応するファン速度信号を出 力する工程と、 前記集粉系を介して実質的に一定の空気流が維持されるように前記モーター駆 動されるファンの速度を調節する工程と を含む請求の範囲第11項に記載の方法。 13.前記ファン入口円錐を介する実際の空気流を決定する前記工程 数学的に演算することを含む請求の範囲第12項に記載の方法。 14.前記速度を調節する工程は前記モーター駆動されるファンの周 波数を調節して前記ファンの回転速度を制御する工程を含む請求の範囲第12項 に記載の方法。 15.前記ファン充満室内の前記圧力に対応する圧力を前記入口円錐内に位置する 第1の圧力タップで感知し且つ前記パルス充満室内の前記圧力に対応する圧力を 前記パルス充満室内に位置する第2の圧力タップで感知する工程を更に含む請求 の範囲第13項に記載の方法。 16.前記モーター駆動されるファンの速度を手動で設定する工程を更に含む請求 の範囲第11項に記載の方法。 17.前記モーター駆動されるファンの速度を調節する前記工程は 合成されたパルス充満圧力とファン充満圧力に対応する総圧力を決定する工程 と、 前記集粉系を介する空気流を決定する工程と、 前記集粉器を介する前記空気流を前記集粉系を介する予め設定され指令された 空気流と比較する工程と、 前記集粉器を介する前記予め設定され指令された空気流に対応するファン速度 信号を発生する工程と、 前記集粉系を介して実質的に一定の空気流が維持されるように前記モーター駆 動されるファンの速度を調節する工程と を含む請求の範囲第11項に記載の方法。 18.前記集粉系を介する前記空気流を決定する前記工程は 前記総圧力PTを前記予め設定され指令された空気流に対応する空気流ライン 上のひざ圧力PKと比較する工程と、 前記モーター駆動されるファンの速度をNとしPTがPKよりも大きい時にmお よびCが第1の組の値を有する第1の方程式N= mPT+CかまたはPTがPKよりも小さい時にmおよびCが第2の組の値を有す る第2の方程式N=mPT+Cを選択する工程と、 前記選択された第1または第2の方程式によって前記総圧力PTを数学的に演 算して前記ファン速度信号を発生する工程と を含む請求の範囲第17項に記載の方法。 19.前記モーター駆動されるファンの周波数を調節して前記ファンの速度を制御 する工程を更に含む請求の範囲第17項に記載の方法。 20.パルス充満圧力に対応する圧力を前記パルス充満室に位置する第1の圧力タ ップで感知し且つ前記ファン充満室内の前記ファン充満圧力に対応する圧力を第 2の圧力タップで感知する工程を更に含む請求の範囲第17項に記載の方法。
JP8512720A 1994-10-07 1995-10-03 粉体コーティング・ブースを介して空気流を制御するシステムおよび方法 Pending JPH10507129A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/319,674 US5505763A (en) 1994-10-07 1994-10-07 System and method for controlling air flow through a powder coating booth
US08/319,674 1994-10-07
PCT/US1995/013224 WO1996011067A1 (en) 1994-10-07 1995-10-03 A system and method for controlling air flow through a powder coating booth

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10507129A true JPH10507129A (ja) 1998-07-14

Family

ID=23243225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8512720A Pending JPH10507129A (ja) 1994-10-07 1995-10-03 粉体コーティング・ブースを介して空気流を制御するシステムおよび方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5505763A (ja)
EP (1) EP0784515B1 (ja)
JP (1) JPH10507129A (ja)
AU (1) AU3956795A (ja)
CA (1) CA2200452A1 (ja)
DE (1) DE69526949T2 (ja)
WO (1) WO1996011067A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102195944B1 (ko) * 2020-05-20 2020-12-29 최병호 배기장치 제어형 코팅 및 증착 시스템

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09206536A (ja) * 1996-02-07 1997-08-12 Ngk Insulators Ltd 集塵装置におけるフィルタの逆洗方法
EP0813897A3 (en) * 1996-06-21 1998-06-24 Japan Pionics Co., Ltd. Dust removing apparatus and dust removing method
US5905752A (en) * 1996-07-15 1999-05-18 Amsted Industries Incorporated ARC furnace fume collection system and method
US6186744B1 (en) * 1996-10-12 2001-02-13 Synetics Solutions Inc. Volumetric airflow indicator and control device
US5899600A (en) * 1997-06-30 1999-05-04 Eastman Kodak Company Air flow control for cleaning system for reproduction apparatus
DE19738097C2 (de) * 1997-09-01 2000-01-27 Wagner International Ag Altsta Verfahren zum Betreiben einer elektrostatischen Pulverbeschichtungsanlage und elektrostatische Pulverbeschichtungsanlage
US5906676A (en) * 1997-10-01 1999-05-25 Nordson Corporation Ejector-augmented overspray reclaim system
DE19750799C1 (de) * 1997-11-17 1999-05-06 Metallgesellschaft Ag Verfahren zum Überwachen der Funktionsfähigkeit einer Filteranlage zum Entstauben von Gasen
US6290752B1 (en) * 1998-10-22 2001-09-18 Von Roll Umwelttechnik Ag Device and process for adsorption or chemisorption of gaseous constituents from a gas flow
US6226568B1 (en) * 1998-12-07 2001-05-01 Ernest Henry Tong Method of balancing paint booth air flows
SE515633C2 (sv) * 2000-01-31 2001-09-17 Abb Alstom Power Nv Förfarande vid rensning av spärrfilter
US6644092B1 (en) 2001-05-14 2003-11-11 Robert J. Oppel Automatic calibration of pressure sensors for paint booth airflow control
US7004932B2 (en) * 2003-01-24 2006-02-28 Lester Szurko Overspray collection booth
US6887293B1 (en) * 2003-09-12 2005-05-03 Northrop Grumman Corporation Method of monitoring a filter system for a paint spray booth
WO2005107923A1 (en) * 2004-04-23 2005-11-17 James Wilson Motter Constant process exhaust system
US7419532B2 (en) * 2004-10-05 2008-09-02 Caterpillar Inc. Deposition system and method
US8702482B2 (en) * 2004-12-07 2014-04-22 Trane International Inc. Ventilation controller
CA2611980A1 (en) * 2005-06-15 2006-12-21 Noveo Technologies Inc. Variable exhaust control for spray booths
US8070423B2 (en) * 2008-12-10 2011-12-06 Ruskin Company Fan air flow measurement system
US8366377B2 (en) 2010-04-09 2013-02-05 Trane International Inc. FC fan flow measurement system using a curved inlet cone and pressure sensor
DE102010041552A1 (de) * 2010-09-28 2012-03-29 Dürr Systems GmbH Filtervorrichtung zum Abtrennen von Lack-Overspray
US8756827B1 (en) * 2011-05-12 2014-06-24 The Paint Booth Guys, Inc. Spray booth system and methods
CN102371217B (zh) * 2011-10-30 2016-05-04 瑞阳汽车零部件(仙桃)有限公司 封闭式漆粉循环利用喷漆系统
HUE061240T2 (hu) * 2013-03-04 2023-06-28 Donaldson Co Inc Levegõ szûrõ rendszerek és ezek felhasználási módjai
USD732647S1 (en) 2013-03-15 2015-06-23 Illinois Tool Works Inc. Air filtration device
USD737946S1 (en) 2013-03-15 2015-09-01 Illinois Tool Works Inc. Filter for an air filtration device
US9700821B2 (en) * 2013-03-15 2017-07-11 Illinois Tool Works Inc. Portable industrial air filtration device
DE102013224615A1 (de) * 2013-11-29 2015-06-03 Sms Siemag Ag Verfahren und Vorrichtung zum energieeffizienten Betrieb von sekundären Entstaubungsanlagen
US20150157972A1 (en) * 2013-12-09 2015-06-11 Keith Bratten Demister Apparatus and Method
USD758558S1 (en) 2014-03-10 2016-06-07 Illinois Tool Works Inc. Air filtration device
USD761946S1 (en) 2014-09-12 2016-07-19 Illinois Tool Works Inc. Filter for an air filtration device
US9517428B2 (en) 2014-09-12 2016-12-13 Illinois Tool Works Inc. Filter for a portable industrial air filtration device
US10434525B1 (en) * 2016-02-09 2019-10-08 Steven C. Cooper Electrostatic liquid sprayer usage tracking and certification status control system
US20180223855A1 (en) * 2016-12-12 2018-08-09 Aether Services, Taiwan, Ltd. Method for controlling rotational speed of motor of fan
GB201911704D0 (en) * 2019-08-15 2019-10-02 Johnson Matthey Plc Treatment of particulate filters
CN110530751A (zh) * 2019-09-12 2019-12-03 内蒙古农业大学 一种风沙两相流变角度冲蚀装置
CN112474150B (zh) * 2020-11-13 2022-06-17 北京市劳动保护科学研究所 用于粉末涂装的除尘系统及方法
CN116140088B (zh) * 2023-04-18 2023-06-27 张家港市晨艺电子有限公司 一种喷涂用连续送粉装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3332215A (en) * 1963-11-01 1967-07-25 American Air Filter Co Method and apparatus for advancing a web of filter in gas filters
US4277255A (en) * 1979-03-01 1981-07-07 Aktiebolaget Svenska Flaktfabriken Cleaning process control method for textile barrier filter material
US4600608A (en) * 1981-10-17 1986-07-15 Lucas Industries Surface coating apparatus and method
DE3229717A1 (de) * 1982-08-10 1984-02-16 ESB Elektrostatische Sprüh- und Beschichtungsanlagen G.F. Vöhringer GmbH, 7758 Meersburg Pulverspruehkabine
US4447249A (en) * 1982-08-16 1984-05-08 Owens-Corning Fiberglas Corporation Blowing wool separator method and apparatus
DE3301668A1 (de) * 1983-01-20 1984-07-26 Metallgesellschaft Ag, 6000 Frankfurt Regelverfahren fuer eine entstaubungsanlage
US4653387A (en) * 1985-03-29 1987-03-31 Trinity Industrial Corporation Method of operating an air-feed type spray booth
JPS6249924A (ja) * 1985-08-23 1987-03-04 ジエ−ムス フエイ 集塵ダクト吸引圧制御方法及び装置
JPS62152567A (ja) * 1985-12-27 1987-07-07 Trinity Ind Corp 給気付塗装ブ−スの運転方法
US4879970A (en) * 1987-04-21 1989-11-14 M&T Chemicals Inc. Coating hood for applying coating compound on containers
JPS647926A (en) * 1987-06-29 1989-01-11 Toyota Motor Corp Method and apparatus for controlling dust collecting air flow rate
US4786295A (en) * 1987-10-01 1988-11-22 Gpac, Inc. Filtration device for airborne contaminants
US5078084A (en) * 1990-04-16 1992-01-07 Nordson Corporation Powder coating system
US5095811A (en) * 1990-10-09 1992-03-17 Nordson Corporation Automotive powder coating booth with modulated air flow
US5261934A (en) * 1992-03-17 1993-11-16 Nordson Corporation Powder collection method and apparatus with isolated filter pulsing and compression mounted cartridges
US5356334A (en) * 1992-10-01 1994-10-18 Binks Manufacturing Company Apparatus and method for airborne particulate booth
US5391218A (en) * 1993-09-08 1995-02-21 Donaldson Company, Inc. Diagnostic and control system for dust collector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102195944B1 (ko) * 2020-05-20 2020-12-29 최병호 배기장치 제어형 코팅 및 증착 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
EP0784515A1 (en) 1997-07-23
DE69526949T2 (de) 2002-11-14
US5607498A (en) 1997-03-04
US5505763A (en) 1996-04-09
WO1996011067A1 (en) 1996-04-18
AU3956795A (en) 1996-05-02
EP0784515B1 (en) 2002-06-05
DE69526949D1 (de) 2002-07-11
CA2200452A1 (en) 1996-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10507129A (ja) 粉体コーティング・ブースを介して空気流を制御するシステムおよび方法
US6620243B1 (en) Fluidized bed powder handling and coating apparatus and methods
US4354451A (en) Device for spray-coating a workpiece with powder particles
US4457043A (en) Sweeper particularly for collecting dust-like material, and the utilization thereof
JP3234597B2 (ja) 粉体被覆システム
US6071558A (en) Vehicle powder coating system
US7166164B2 (en) Vehicle powder coating system
US4824295A (en) Powder delivery system
CA2126802C (en) Powder paint booth backflow filter apparatus
US3960323A (en) Powder spray system
US5107756A (en) Spray booth with alternative filtering systems
JP2003528709A (ja) 急速色変更粉体塗装システム
JPH04260464A (ja) 空気流を調整する自動車用粉体被覆ブース
MX2014000902A (es) Instalacion de pintura y metodo para operar una instalacion de pintura.
US6264745B1 (en) Powder spray apparatus
CA1182997A (en) Powder spray booth
JPH0413029B2 (ja)
WO1989002788A1 (en) A processing chamber and a method of preventing escape of contaminating substances therefrom
DE8809062U1 (ja)
US5906676A (en) Ejector-augmented overspray reclaim system
JP3429316B2 (ja) 車両粉体塗装システム
JP3969829B2 (ja) 粉体塗装装置
CN219723443U (zh) 干式喷房及喷涂系统
TW202417099A (zh) 噴射裝置及噴射裝置中的集塵器控制方法
JPS5824188B2 (ja) 静電粉体塗料の回収方法