JPH10506056A - コア組立体を形成する鋳造コアへの部品装着装置 - Google Patents

コア組立体を形成する鋳造コアへの部品装着装置

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JPH10506056A
JPH10506056A JP8509808A JP50980896A JPH10506056A JP H10506056 A JPH10506056 A JP H10506056A JP 8509808 A JP8509808 A JP 8509808A JP 50980896 A JP50980896 A JP 50980896A JP H10506056 A JPH10506056 A JP H10506056A
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Application number
JP8509808A
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ランデュア、ヴェルナー
ピシュラー、ヴェルナー
Original Assignee
アドルフ・ホッティンガー・マシーンバウ・ゲーエムベーハー
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Publication date
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/12Treating moulds or cores, e.g. drying, hardening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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    • B22C9/10Cores; Manufacture or installation of cores
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Abstract

(57)【要約】 2つのコアシューティングステーション(2)の間において、コア組立体として完成される鋳造コア(1)へ部品(6)を装着する装置は、部品(6)の完全自動操作のために、部品(6)を供給可能な状態にしておくための保管庫(7)と、部品を保管庫(7)から受け取り、部品(6)を鋳造コア(1)へ配送するマニピュレータ(8)と、マニピュレータ(8)を保管庫(7)と鋳造コア(1)との間で移動させる搬送装置(7)を有するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 コア組立体を形成する鋳造コアへの部品装着装置 本発明は、2つのコアシューティングステーショシの間において、コア組立体 として完成される鋳造コアへの部品の装着装置に関する。 基本的に、本発明は鋳造業の分野に関する。鋳物を製造するには、鋳造用コア すなわち鋳造用モールドを分離した部品として製造し、それらを結合及び接合し て鋳型、すなわち、コア組立体を形成する。その後、これらのコア組立体に溶融 金属を充填し、例えば金属加工品が製造される。大量生産においては、溶融金属 を充填されたコア組立体は生産ラインを次々に通過する。 コア組立体の製造装置は多くの刊行物から公知である。一例として、DE−O S23 04 564を参照することができる。さらに、実務から、複数のコア シューティング装置すなわちシューティングステーションを有する生産ラインに おいて、結合されてコア組立体となるコアを製造することが知られている。それ ぞれのシューティングステーションでは、さらにコアがコア組立体に付加される 。この目的のため、コアは個々のシューティングステーションを通過するコンベ ヤプレート上に置かれる。殆どの場合、このコンベヤプレートは、同時に、第1 シューティングステーションの下部工具としても使用される。 本発明においては、装置は、基本的に、鋳造コア内への、又はコア上へのあら ゆる種類の部品の装着を可能にする。この過程においては、1つの部品又は複数 の部品が、コア組立体となる鋳造コアに結合される。従って、本発明では、少な くとも主にコア砂とは異なる材質からなる部品が装着される。しかし、下記にお いては、この装置は、鋳造コア内へ又は鋳造コア上へ、いわゆるふるいインサー トすなわち固液分離ふるいとして装着される部品を例示して、より良い理解のた めに説明される。 実際には、コア組立体の下方部にふるいインサートすなわち固液分離ふるいを 設け、そのふるいを通じて溶融金属を注入し、溶融金属をコア組立体内の底部か ら上昇させて、モールドを充填することが効果的であることが示された。換言す れば、溶融金属は、個々のコアによって形成された溝に、下方部の、好ましくは 最も下の下型のふるいインサートに達するまで、注入される。ふるいインサート を通過した後、溶融金属はコア組立体内で徐々にかさを増して上昇し、コア組立 体の輪郭を徐々に満たす。通常、ふるいインサートは編まれた細かい網の目のふ るいであり、直径約0.5mmのワイヤで製造されている。ふるいは全体が、約6 mmの直径であり、幅2mmのふるい目を有する。全体として、ふるいの厚さは1. 3mmであり、これは本案における代表的な形状である。 ふるいをその位置に固定しておくために、下型の注入溝の端部に、ふるいに対 応する凹部を設けるのが一般的な方法である。ふるいは従来この凹部に人手で装 着していた。ふるいを下型に装着する場合、この手作業による装着は、第1シュ ーティングステーションの後に行なわなければならない。投入済みの下型をコン ベヤプレートから外したくない場合、作業者は、第1シューティングステーショ ンと第2シューティングステーションのとの間で、ふるいを装着しなければなら ない。この目的のため、少なくとも第1シューティングステーションと第2シュ ーティングステーションとの間の部分は自由に接近可能とする必要がある。作業 上の事故を防止するために、本案において必要な配置は別としても、ふるいの手 動装着は難しいのみでなく常に誤差が発生し易い。加えて、従来必要とされてい る人出による作業では、作業サイクルを短くにするにも限界があり、また、その 作業サイクルも不十である。 従って、本発明の目的は、コア組立体として完成される鋳造コアへの部品装着 装置を説明することであり、この装置は、装着する部品の完全自動操作すなわち コアの完全自動組立を容易にするものである。 本発明によると、コア組立体として完成される鋳造コアへの部品装着装置は、 請求項1の特徴によって前述の目的を達成する。従って、本発明の装置は、部品 を供給可能な状態の保管庫と、保管庫から部品を受け取り、それを鋳造コアへ配 送するマニピュレータと、マニピュレータを保管庫と鋳造コアとの間で移動させ る搬送装置を有するように設計構成されている。 本発明にとると、固液分離ふるいの装着は、他のコアの投入及びコアの組立作 業と同様に、自動的に、すなわち完全自動で行なわれなければならない。この目 的のため、供給可能な状態にされ、装着するべきふるいすなわち部品は、保管庫 内に保管されている。マニピュレータは、保管庫から部品を受け取り、鋳造コア へ部品を配送するために使用される。最後に、搬送装置は、保管庫すなわち除去 ステーションと、鋳造コアすなわちマニピュレータの配送ステーションとの間で マニピュレータを移動させる機能を果たすために設けられている。換言すれば、 装着部品は、関連するユニットにおいて供給可能な状態で保管され、2つのコア シューティングステーションの間で生産工程に供給される。保管庫の交換、すな わち再充填を除き、作業者による作業はもはや必要ない。 部品を保管する保管庫に関しては、保管庫が、好ましくは部品を鉛直方向に配 置する部品用容器であることが効果的である。容器の下方には、容器内に進入し て部品を配送位置まで持ち上げるための昇降機構が配置され、その結果、部品は 最後の部品まで総て容器を通じて配送位置まで上方向に持ち上げられる。さらに 有効な方法においては、昇降機構が、部品を支持するすなわち持ち上げるための 昇降プレートを有する昇降スピンドルとして構成されており、昇降プレートの直 径が部品の直径より小さいことが望ましい。 部品が実際に配送位置で、つまし、容器の上端部すなわち上方で供給可能であ ることを確認するために、部品の有無を検知するセンサを配送位置に設けること が効果的である。このセンサは主として昇降機構を制御し、部品が取り外された 後、昇降スピンドルを動かし、下にある部品を配送位置まで持ち上げるために使 用される。さらに有効な方法においては、センサを光検出器として設計構成して もよい。部品の材質により、インダクタンス変化型、静電容量型又は過電流原理 によって作動するセンサの使用が採用される。 部品の形状が点対照である場合、容器が円形断面を有する管として作られてい ると非常に効果的である。この管の少なくとも一部は保持具によって囲まれてい ても良い。本発明においては、管は、把持して保持具から引き抜けるように、取 扱可能である必要がある。昇降スピンドルは昇降プレートと共に管の底部から入 れられるため、管はその下方端に部品の落下を防ぐ内端部を有していても良い。 同様に、昇降スピンドルを動かすことですなわち昇降プレートによって、管に押 し込められる特定構造な端部部品により管を閉じるようにすることもできる。最 後に、使用される材質に関しては、容器が再生又は再生可能なプラスチック又は 厚紙でできていると非常に効果的である。これにより効果的に工業廃棄物の蓄積 を防止できる。 前記の通り、マニピュレータは部品を受け取って配送する機能を果たす。より 詳細には、マニピュレータは、容器から部品を受け取る特定構造な受け取り装置 と、容器から部品を持ち上げ、その部品を鋳造コア上に降ろす昇降装置を有して いても良い。同様に、マニピュレータを移動させる前に、受け取り装置が実際に 部品を持っていることを確実にするため、受け取られる部品を検知するさらなる センサをマニピュレータに関連させることも可能である。このセンサは、容器の 配送ステーショシに関連するセンサと同様の方法で、光検出器として構成しても 良い。扱われる部品の材質により、インダクタンス変化型、キャパシタンス型又 は過電流原理によって作動するセンサが採用される。 扱う部品が磁性部品である場合、受け取り装置は、部品の位置決めされた受け 取り用の受け取りプレートに加え、好ましくは中央部に配置された保持磁石を有 していても良い。同様に、同一面に延びる他の磁石を設けることも可能である。 2つの磁石の場合、これらの磁石は、受け取り装置の回転軸に関して点対称に配 設される。当然、持ち上げられる部品によって、保持磁石の代わりに、他の保持 装置を設けることも可能である。機械的な把持具に代えて、吸引装置を使用する ことも可能である。 上記に提案された保持磁石は、永久磁石又は電磁石として構成しでも良い。電 磁石を使用する場合、磁石を非通電にすることにより、部品を容易に外すことが できる。従って、例えば、部品を一つずつ持ち上げられるように、電圧を低く設 定した直流供給型の電磁石を使用することが可能である。部品が受け取られると すなわち持ち上げられると、最大の作動電圧が加えられ、その結果、部品は搬送 の間、安全に保持される。 いずれの場合でも、受け取りプレートによって部品群すなわち上方の部品が保 持磁石に接触したとき、部品が一つだけそこに付着して持ち上げられるように、 保持磁石が受け取りプレートのプレート面の外側すなわちプレートから一定の間 隔を置いた位置に配設されていると、さらに効果的である。特に、永久磁石の使 用では、部品が一つだけかろうじて付いており、その下の第2部品の付着が確実 に排除されるように、保持磁石と部品の間隔は、受け取りプレートからの距離に 基づいて決められている。 保持装置の特定の構造に関しては、ばね力によって付勢されるように保持磁石 と共に受け取りプレートを部品に対して弾性的に押圧させると、さらに効果的で ある。この構造により、保持装置が部品と完全に接するようになるまでマニピュ レータの昇降装置によって保持装置を移動させることが可能であり、保持装置す なわち受け取りプレートのばね戻り弾性力によって部品が破損することを防ぐこ とができる。保持磁石は受け取りプレートと共に引っ込んで、保持磁石と部品と の間の予め決定された又は調整された間隔は狭まることはない。このようにする ことで、取り上げられる部品のうちの一つのみが付着される。 非常に有効な方法においては、受け取りプレートは、プレートと正確に直線状 にある容器すなわち容器の上にある短い供給管と接触するような係合手段を有す る。これらの係合手段は、受け取りプレートを容器すなわち供給管とほぼ連結さ せる機能を果たす。その結果、部品は、後に鋳造コアへ配送されるときに、正確 に位置決めできるようにして受け取られる。従って、受け取られた部品を置く際 には、調整が不要である。 電磁石を使用する場合、受け取られて搬送される部品は、電磁石を非通電にす ることで外される。すなわち、部品は電磁石を非通電にするとすぐに落とされる 。しかし、永久磁石が保持磁石として使用される場合、その力が及ばないように するには、今まで保持されている部品への保持力の働きをなくすために保持磁石 を引っ込ませることが必要である。この目的のためには、具体的な例としては、 保持磁石を受け取りプレートから移動させる没入手段を設けることができる。こ の没入手段は、好ましくは空気作動式シリンダピストン装置として設けられてい る。その結果、部品を降ろすために、保持磁石は引っ込められる、すなわち、シ リンダピストン装置により部品から遠ざけられる。 現在、1つのコアシューティングステーションに、しばしば、好ましくは2つ の砂モールドすなわち鋳造コアを投入し、それらをコンベヤプレート上に形成す ることが一般的な方法である。従って、鋳型間の一定間隔に応じて2つの容器を 位置決め離間させて設けることが非常に効果的である。これら2つの容器は、直 線上に並んですなわち鋳造コアの実際の生産ラインに平行して配列されてていも 良い。同様にいくつかの容器を回転保管庫形式で配列することも可能である。 回転保管庫形式の容器の配置は、多数の部品を、種類の異なる部品でさえも供 給可能な状態にしておける点で、非常に効果的である。前述のとおり、並んだ状 態で位置決めされた2つの鋳造コアがそれぞれ部品を受け取るようになっている 場合、対になっている保管庫の容器を、回転軸に関して互いに対向するように配 置させることが可能である。その結果、対向する2つの保管庫の間隔は、コンベ ヤプレート上で位置決めされた鋳造コアと等間隔にしておく。これにより、さら に位置決めすることなく、部品を同時に直線状に配送することが容易となる。従 って、例えば、2つの容器が互いに正反対にあるような8つの容器を有する保管 庫が望ましい。 保管庫の特定の構造に関しては、容器が据え付けの横杆又はハウジング内で、 いわゆる割り出し台によって移動可能であり、横杆又はハウジングの上端に装着 され且つ受け取り装置へ向かって延びる供給管の下方で、容器を位置決め可能と すると効果的である。これによって、横杆の開口部すなわち供給管を通じて昇降 プレートにより部品を押し上げることが可能である。供給管自体が配送ステーシ ョンを形成し、その配送ステーションは前述のセンサすなわち光検出器によって さらにモニターされる。 容器の形状によって、例えば2つの部品を同時に搬送するために、マニピュレ ータに上述の受け取り装置を2つ設けることも可能である。これらの受け取り装 置は、正反対に位置する一対の容器の位置に対応して配置される。これら2つの 受け取り装置は横杆によって強固に連結されている。この構造によると、マニピ ュレータを昇降する機能を果たす昇降装置は、その中心に横杆を有する。必要で あれば、回転連結部を設け、受け取り装置が垂直軸を中心に回転するようにして おく。これにより、部品を具えた鋳造コアの正確な位置決め、すなわち、角度位 置の調整が容易になる。 最後に、搬送装置の特定の構造に関して、搬送装置に適切な直線案内装置を設 けると効果的である。マニピュレータの昇降機構を強固に又は移動可能に、この 直線案内装置に連結することが可能である。直線案内装置は非ピストンロッド式 直線シリンダを有する。これはマニピュレータの直線運動に特に適している。 非常に有効な方法においては、装着する部品はふるいであり、それが注入され る溶融金属用の鋳造補助具として機能する。このふるいは、固液分離ふるいと呼 ばれ、コア組立体の下型に形成される凹部に装着することが好ましい。以下の図 面の説明は、いわゆる固液分離ふるいをコア組立体の下型へ装着することに関連 するものである。 本発明の内容を有効な方法で改良しさらに発展させる種々の可能性がある。こ の目的のために、一方では請求項1の従属項が、他方では図面に関連する発明の 好適実施例の下記の説明が参照できる。図面に関連する発明の好適実施例の説明 に基づいて、一般的な好適実施例及び内容の改良が説明される。図面に於いて: 図1は、2つのコアシューティングステーションの間の本発明による実施例の 概略図である。 図2は、発明による装置の詳細且つ具体的な実施例を示した断面を含む概略正 面図である。 図3は、図2に示される装置のマニピュレータと保管庫の容器を部分的に拡大 した概略断面図である。 図1は、コア組立体として完成される鋳造コア1へ部品を装着する発明による 装置の実施例の概略図であり、この鋳型コア1は2つのコアシューティングステ ーションすなわちコアシューティング装置2の間に位置する。2つの鋳造コア1 が、コンベヤプレート3上に配置されている。本実施例において、プレートは第 1コアシューティングステーション2の下方工具であってもよい。コンベヤプレ ート3は、同時に投入された2つの鋳造コア1を同時に搬送する。鋳造コア1は 、完成したコア組立体へ後に注入される溶融金属用の開口部4を有する。最も下 の下型1のそれぞれには、部品すなわち本実施例においてはふるい6を装着する ための凹部が設けられている。この凹部5は図1において簡単に示されている。 図2及び図3で最も良くわかるように、ふるい6を供給可能な状態にしておく 保管庫7と、ふるい6を保管庫7から受け取り、ふるい6を鋳造コア1へ配送す るマニピュレータ8と、保管庫7と鋳造コア1の間でマニピュレータ8を移動さ せる搬送装置9が設けられている。 図2及び図3に示されているように、保管庫7は、ふるい6を収容するための 鉛直方向に配列された容器10と、容器10の底部から進入ことができ、ふるい 6を配送位置11まで上げる昇降機構12を有する。昇降機構12はさらにふる い6を支持して持ち上げる昇降プレート14を具えた昇降スピンドル13を有す る。 配送位置11には、つまり、容器10の上端すなわち上方には、センサ15が ふるい6の有無を検知するために設けられている。このセンサ15は昇降機構1 2を制御するために使用される。本実施例においては、センサ15は光検出器と して構成され、供給管16に設けられた開口部を通じて側面から検知する。 図1乃至図3に示されるように、容器10は管状に作られている。図2及び図 3で最も良くわかるように、容器10は部分的に保持具17によって囲まれてい る、すなわち保持具に押し込まれている。その取り外しのために、容器すなわち 管10は容易に取扱可能である。本実施例においては、容器10は、厚紙で作ら れている。その結果、この点で環境上有害な廃棄物は回避される。 図3の詳細な図に示されているように、マニピュレータ8は、ふるい6を保管 庫7から受け取る受け取り装置18と、ふるい6を保管庫7から上げて鋳造コア 1上へ降ろす昇降機構19を有する。同様に、マニピュレータ8には受け取られ たふるい6を検知する、図示されていないセンサが設けられている。このセンサ はインダクタンス変化型センサであるど好都合である。しかし、本実施例におい ては、静電容量又は過電流原理によって作動するセンサや、光学式センサを使用 することも可能である。 図に選択された実施例においては、ふるい6は磁性材料からできている。従っ て、受け取り装置18は、受け取りプレート20と、受け取りプレート20と中 央部分で連結する保持磁石21を有する。図示された実施例においては、保持磁 石は2つの永久磁石からなる。それらは受け取りプレート20のプレート面に沿 って延び、一方が他方の背後にあるため、図では一方しか示されていない。保持 磁石21は、受け取りプレート20から一定間隔をおいて離れており、受け取り プレート20によって最も高い位置のふるい6に接触したとき、ふるい6の一つ だけを持ち上げるようになっている。 さらに図3に示されているように、受け取りプレート20はばね力によって付 勢されつつ保持磁石21とともに保管庫7のふるい6に対して弾性力を有するよ うに押されている。この目的のため、圧縮ばね22が設けられている。このばね は、受け取りプレート20と支持具23との間のすべり溝の部分で作動する。さ らに図3からわかるように、受け取りプレート20には、容器10すなわち供給 管16と接触し、それらの上部と正確に直線状に配置されるような係合手段24 が設けられており、受け取りプレート20の複雑な位置決めは不要である。 簡単な手段を用いて、受け取られたふるい6を再び降ろすことができるように 、受け取り装置18には、保持磁石21をプレート20から移動させるための没 入手段25が設けられている。没入手段は空気作動式シリンダピストン装置とし て構成されている。 図に示された特定な実施例においては、保管庫7は、共通の回転軸26を中心 とする回転保管庫の形で配置されている、総計8つの容器10を有する。この配 置において、容器10が対称的な位置にあることが重要である。従って、2つの 対向する容器10の間隔は位置決めされた鋳造コア1と同じ間隔である。このた め、図1の例が特に参照されべきである。 図2に示されるように、容器10は据え付けの横杆28の下方、すなわち、機 械フレーム29の割り出し台27によって移動可能である。容器10は、横杆2 8に装着されて受け取り装置18の方向へ延びる供給管16の真下に位置決めさ れ得る。これにより、ふるい6を、横杆28の開口部、すなわち供給管16を通 じて、配送位置まで押し上げることが可能である。前記の通り、センサ15はそ れぞれの供給管16に関連している。 2つのふるい6の同時配送を行うために、マニピュレータ8は2つの受け取り 装置18を有している。これらの受け取り装置18は、対になって反対側の位置 にある容器10の位置に対応して離間配置されている。受け取り装置18は横杆 30によって強固に連結されている。横杆は中心部において昇降機構19によっ て支持されている。 図2に概略的に示されているように、搬送装置9は直線案内装置31を有する 。これには、マニピュレータ8用の昇降機構19が取付けられている。選択され た実施例においては、直線案内装置31はピストンロッドのない直動シリンダを 有している。 最後に、前記実施例は請求された内容を説明するために単に任意に選択された のであり、その内容を選択された実施例に制限するものではない。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2つのコアシューティングステーション(2)間でコア組立体として完成さ れる鋳造コア(1)への部品(6)の装着装置において、 前記部品(6)を供給可能な状態にした保管庫(7)と、前記保管庫(7) から前記部品(6)を受け取り且つ前記部品(6)を前記鋳造コア(1)まで配 送するマニピュレータ(8)と、前記マニピュレータ(8)を前記保管庫(7) と前記鋳造コア(1)との間で移動させる搬送装置(9)とを有することを特徴 とする、部品装着装置。 2.前記保管庫(7)が、望ましくは鉛直方向に配列された部品(6)用の容器 (10)と、前記容器(10)内にその下方から進入して部品(6)を配送位置 (11)まで持ち上げる昇降機構(12)とを有することを特徴とする、請求項 1記載の装置。 3.前記昇降機構(12)が、前記部品(6)を支持して持ち上げる昇降プレー ト(14)を具えた昇降スピンドル(13)として構成されていることを特徴と する、請求項2記載の装置。 4.前記配送位置(11)において、すなわち、前記容器(10)の上端又は前 記容器(10)の上方において、前記部品(6)の有無を検査するセンサ(15 )が設けられ、該センサ(15)が前記昇降機構(12)を制御するために使用 されることを特徴どする、請求項1乃至3いずれか1つに記載の装置。 5.前記センサ(15)が光検出器として構成されていることを特徴とする、請 求項4記載の装置。 6.前記容器(10)が管状に形成され、該容器の少なくとも一部が保持具(1 7)によって囲繞されていることを特徴とする、請求項2乃至5いずれか1つに 記載の装置。 7.前記容器(10)がプラスチック又は厚紙からなることを特徴とする、請求 項6記載の装置。 8.前記マニピュレータ(8)が、前記部品(6)を前記保管庫(7)から取り 上げる受け取り装置(18)と、前記部品(6)を前記保管庫(7)から持ち 上げ且つ前記部品(6)を前記鋳造コア(1)上に降ろす昇降装置とを有するこ とを特徴とする、請求項1乃至7いずれか1つの記載の装置。 9.前記マニピュレータ(8)が、受け取られた前記部品(6)を検知するセン サ(15)を有することを特徴とする、請求項1乃至8いずれか1つに記載の装 置。 10.前記センサ(15)がインダクタンス変化型、静電容量型又は過電流原理に よって作動する光検出器として構成されていることを特徴とする、請求項9記載 の装置。 11.前記部品(6)が磁性材料であり、前記受け取り装置(18)が、好ましく は中央部に配設された受け取りプレート(20)及び保持磁石(21)とを有す ることを特徴とする、請求項8、必要ならば9乃至10記載の装置。 12.前記受け取りプレート(20)に部品群(6)が接触したとき、前記部品( 6)が一つだけ持ち上げられるように、前記保持磁石すなわち磁石(21)が、 好ましくは前記受け取りプレート(20)のプレート面の上方外側に離間配置さ れていることを特徴とする、請求項11記載の装置。 13.前記受け取りプレート(20)がばね力によって付勢され、前記保持磁石( 21)とともに前記ふるい(6)に対して弾性力を有するように押されているこ とを特徴とする、請求項11又は12記載の装置。 14.前記受け取りプレート(20)が、前記容器(10)すなわち該容器と正確 に直線状に配置された供給管(16)と接触する係合手段(24)を有し、該係 合手段(24)が受け取った前記部品(6)の位置決めをするために使用される ことを特徴とする、請求項11乃至13いずれか1つに記載の装置。 15.前記受け取りプレート(20)から前記保持磁石(21)を移動させる没入 手段(25)が設けられていることを特徴とする、請求項11乃至14いずれか 1つに記載の装置。 16.前記没入手段(25)が、好ましくは空気作動式シリンダピストン装置すな わち短行程昇降磁石として構成されていることを特徴とする、請求項15記載の 装置。 17.一定間隔を置いた少なくとも2のつ容器(10)が設けられていることを特 徴とする、請求項1乃至16いずれか1つに記載の装置。 18.前記容器(10)が直線状に配列され、好ましくは直線状に移動可能である ことを特徴とする、請求項17記載の装置。 19.複数の容器(10)が回転式保管庫の形態で配列され、該回転式保管倉の対 応する2つの容器(10)が部品を供給される鋳造コアの間隔と同じ間隔を有す るように、前記回転式保管庫が並列配置されていることを特徴とする、請求項1 7記載の装置。 20.並列配置された2つの鋳造コア(1)が部品(6)を受け取るようになって おり、前記容器(10)が回転軸(26)を中心にして互いに対向するように一 対配置され、2つの対向する容器(10)のそれぞれが並列配置された鋳造コア (1)と同じ間隔で離間していることを特徴とする、請求項19記載の装置。 21.総計8つの容器(10)が設けられていることを特徴とする、請求項19又 は20記載の装置。 22.前記容器(10)が据え付けの横杆(28)の下方の割り出し台によって移 動可能であり、前記横杆(28)に装着されて前記受け取り装置(18)の方向 に延びる供給管(16)の下方で位置決めされた供給管(16)の下方に位置決 めされるようになっており、前記部品(6)が前記横杆(28)の開口部を通じ てすなわち前記供給管(16)を通じて押されることを特徴とする、請求項19 乃至21いずれか1つに記載の装置。 23.前記センサ(15)が供給管(16)に関連していることを特徴とする、請 求項22記載の装置。 24.前記マニピュレータ(8)が2つの受け取り装置(18)を有し、前記受け 取り装置(18)が、対になって互いに対向する容器(10)の位置に応じて配 置されていることを特徴とする、請求項1乃至23いずれか1つに記載の装置。 25.前記受け取り装置(18)が横杆(30)を介して強固に連結されており、 昇降機構(19)が好ましくはその中央に前記横杆(30)を有することを特徴 とする、請求項24記載の装置。 26.前記搬送装置(9)が、前記マニピュレータ(8)の前記昇降機構(19) 連結する直線案内装置(31)を有することを特徴とする、請求項1乃至25い ずれか1つに記載の装置。 27.前記直線案内装置(31)が非ピストンロッド式の直動シリンダを有するこ とを特徴とする、請求項26記載の装置。 28.装着される部品がふるい(6)であり、好ましくはコア組立体の最も下の下 型(1)に形成される凹部(5)にいわゆる固液分離ふるいとして装着されるこ とを特徴とする、請求項1乃至27いずれか1つに記載の装置。
JP8509808A 1994-09-12 1995-09-07 コア組立体を形成する鋳造コアへの部品装着装置 Pending JPH10506056A (ja)

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PCT/DE1995/001217 WO1996008327A1 (de) 1994-09-12 1995-09-07 Vorrichtung zum einlegen eines teils in einen zu einem kernpaket zu ergänzenden giessereikern

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JP8509808A Pending JPH10506056A (ja) 1994-09-12 1995-09-07 コア組立体を形成する鋳造コアへの部品装着装置

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