JPH10504157A - イメージを処理するためのシステム及び方法 - Google Patents

イメージを処理するためのシステム及び方法

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JPH10504157A JP8528150A JP52815096A JPH10504157A JP H10504157 A JPH10504157 A JP H10504157A JP 8528150 A JP8528150 A JP 8528150A JP 52815096 A JP52815096 A JP 52815096A JP H10504157 A JPH10504157 A JP H10504157A
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Abstract

(57)【要約】 ディジタル・イメージを処理するためのシステム及び方法が提供される。従来のシステム及び方法は、2つのイメージの間のすべての対応するピクセル・ロケーションを比較した後、それらの間の差を受信装置に送信する。2つのディジタル・イメージを比較し、そしてそれらの間の差を受信装置に送信するために取られる時間の長さにおける重要な要素は、比較又は処理されなければならないピクセルの数である。連続したイメージ相互間では、多くのピクセルが不変のままであり、一般には、すべての変化が局所化される。本発明は、第1イメージ及び第2イメージの間の比較を行い、その局所化された領域のロケーションを決定する。しかる後、連続したイメージは、その局所化された領域内の又はその領域の近隣のロケーションにおいてのみ比較される。従って、処理作業をそのような局所化された領域に集中させることによって、比較されるべきピクセルの数の大きな減少が実現可能となり、それによって、処理速度の増加が結果として生じる。

Description

【発明の詳細な説明】 イメージを処理するためのシステム及び方法 技術分野 本発明は、ディジタル・イメージを処理するためのシステム及び方法に関する ものである。 背景技術 ディジタル・イメージのシーケンスを効率的に記憶又は伝送するためには、そ のシーケンスを圧縮して、その圧縮されたシーケンスを構成するデータの量をオ リジナルのシーケンスのそれよりも少なくすること、及びその圧縮されたシーケ ンスからそのオリジナルのシーケンスを回復できることが望ましい。 圧縮は、例えば、ビデオ会議システム、ビデオ電話システム、又は共同作業シ ステムにおいて利用可能である。そのようなシステムのユーザは聴覚的に及び視 覚的にコミュニケートする。相手方を見ることができるということは、より自然 な及び質の高い対話をそのコミュニケーションに与え、当事者が自分の相手方を 更に確信を持って評価することを可能にする。そのようなシステムでは、両当事 者のイメージを更新するために大量のデータが交換されなければならない。更に 、圧縮されたディジタル・イメージのシーケンスは、完全な ディジタル・イメージのシーケンスに比べて、伝送するために必要な帯域幅が小 さい。 又、ディジタル・イメージの圧縮は、ディジタル・イメージのシーケンスを記 録するために必要な記憶装置の量を少なくするために、CD−ROM或いは磁気 記憶媒体のような大容量記憶媒体上にイメージ・データを記憶する場合のアプリ ケーションもある。 ビデオ会議中にビデオ・カメラのようなイメージ捕捉装置によって発生される 連続したイメージ、或いは、大容量記憶媒体から取り出される連続したイメージ は、実質的には同じであることが多く、わずかな量しか変わらないことが多い。 従って、ビデオ会議をサポートするために交換される必要のある、或いはディジ タル・イメージのシーケンスを記録するために処理される必要のあるデータの量 を少なくするためにこの特性を使おうとする試みがなされている。その縮小は、 例えば、ディジタル・イメージのうちの選択した領域だけを交換又は記憶するこ とによって、或いは、連続したイメージ相互間のような不変の領域を除去するこ とによって達成される。 米国特許第4,958,378号は、連続したディジタル・イメージ相互間の差 に従ってディジタル・イメージの更新を行うシステム及び方法を開示している。 データをメモリに記憶する過程で、現在メモリに記憶されているデータが読み取 られ、同じロケーションに書き込まれるべきデータと比較さ れる。そのデータが同じでない場合、そのデータの差異及びロケーションが、そ の後の分析で使用するためにメモリの別の領域に書き留められる。変更されたピ クセルに関する収集された情報を利用することによって、ビデオ・ディスプレイ は、その変更されたデータだけを更新すればよく、それによって、操作されるべ きデータの量を少なくする。その米国特許第4,958,378号は連続したイメ ージ相互間のようなすべての対応するピクセルを比較し、それらの間の差が識別 された時に前のイメージを更新するだけである。 国際公開公報86/03922号は、変更された領域を検出するために連続し たイメージを比較するビデオ圧縮システム及び方法を開示している。参照メモリ が使用され、イメージの領域が変更されたことが検出される度に、その変更され た画像領域がその参照メモリのそれぞれのロケーションに記憶された情報に対応 するかどうかの決定が行われる。その決定が肯定的である場合、トランスミッタ は、レシーバにそれのそれぞれの参照メモリからイメージ・データを検索するよ うに命令するコード・ワードを出力する。その決定が否定的である場合、その変 更された画像領域がレシーバに伝送される。 ヨーロッパ特許公開公報0 303 322号は、ディジタル化された形式でデ ータを伝送及び(又は)記憶するためのシステムを開示している。それぞれのメ モリに記憶された連続したイメージが比較され、対応するロケーションの間で差 が識別される時、一方のメモリのイメージ・データがレシーバに伝送され、又、 他方のメモリに記憶されたイメージを更新するためにも使用される。 イメージが更新される速度を決定する要素の1つは、更新を行わせるために比 較されなければならないピクセルの数である。 発明の開示 従って、本発明は、現イメージ及び後続イメージより成るディジタル・イメー ジのシーケンスを処理するための方法を提供する。その方法は、ロケーションの リストを記憶するステップと、前記現イメージ及び前記後続イメージの間の差に 対応したロケーションを識別するために前記リストに記憶されたロケーションに おける前記現イメージ及び前記後続イメージを比較するステップと、前記現イメ ージを更新するためにそのような何らかの差のあるロケーション及び対応する値 を出力するステップと、前記比較するステップにおいてロケーションが識別され たことに応答して前記リストを更新するステップとを含む。 現イメージ及び後続イメージを処理する速度は、その比較時に考察されるピク セルの数がかなり少なくなるので、非常に増加する。画像の質が速度と引換に犠 牲にされること及びその方法が損失の多いものであることは明らかであろう。 更なる実施例は、前記更新するステップが現イメージ及び 後続イメージの間の差が識別されなかったロケーションを前記リストから除去す るという方法を提供する。 そのリストから冗長なロケーションを除去するということは、同じ値を持った ロケーションが、連続したイメージの間で行われる将来の比較において考察され ず、そのリストのサイズの最小化を助長することを保証するものである。 連続したイメージ相互間の比較を行う時、そのリストに含まれていないロケー ションに対するイメージが異なることもある。 従って、更なる実施例は、更に、そのリストに含まれたロケーションに対する 近隣ロケーションを選択するステップ、及び前記近隣ロケーションをそのリスト に追加するステップを含む方法を提供する。 近隣ロケーションは前記比較するステップにおいて識別されたロケーションに 対してのみ選択されるという方法を提供する実施例が望ましい。 近隣ロケーションの使用はイメージを横切るその後の移動において効果的であ る。 近隣ロケーション決定するために同じ近隣ロケーション・パターンを使用する ことは、或更新が連続して損なわれるという結果を生じさせることがある。 従って、1つの実施例は、前記近隣ロケーションを選択するステップが、異な る連続したイメージに対して異なるパターンの近隣ロケーションを選択すること を含むという方法を 提供する。 複数の近隣ロケーション・パターンを使用することは、或更新が連続して損な われることを回避する。 場合によっては、現在考察中のロケーションに対して、近隣ロケーションの比 較時に識別されるほど十分に近くない差が連続したイメージ相互間において生じ ることがある。 従って、更なる実施例は、更に、前記現イメージ及び後続イメージ上にほぼ一 様に分布した選択可能なロケーションを前記リストに追加するステップを含む方 法を提供する。 都合の良いことに、前記分布したロケーションをリストに加えることは、その リストに記憶された現在のロケーションとの差が検出され、そして、その後の比 較時に考慮されることを可能にする。 常に同じロケーションにおいて粗い走査を始めることは、更新が検出されない ままになるという結果を生じることがある。 従って、1つの実施例は、前記選択可能なロケーションの位置が可変の開始ロ ケーションに関して決定されるという方法を提供する。 リストに記憶されたロケーションの数が増加する時、それの成長速度も増加す る。 従って、1つの実施例は、前記選択可能なロケーションの数が前記リストに記 憶されたロケーションの数に従って変化するという方法を提供する。 そのリストに加えられるロケーションの数を限定することは、そのリストを過 負荷にすることを回避する。 現イメージ及び後続イメージの両方をそれらの処理中に記憶するということは 、1つの実施例を実施するために使用されるシステムのメモリ資源に関して重要 な記憶装置要求を行うことがある。 従って、更なる実施例は、前記リストが、更に、そこに記憶された各ロケーシ ョンに対して、前記現イメージのロケーションの値を表すそれぞれの値を含み、 前記比較するステップが前記それぞれの値と前記後続イメージの対応するロケー ションにおける値とを、それらの間の何らかの差を識別するために比較するとい う方法を提供する。 前に識別された差のそれぞれの値及びロケーションを記憶することによって、 現イメージを廃棄することが可能になり、実施例を実現するに必要なメモリの量 のかなりの縮小を実現することができる。 連続したイメージ相互間のようなピクセル値を単に比較した結果として、現イ メージ及び後続イメージにおけるピクセル間の差がほとんど無視し得るロケーシ ョンがそのリストに加えられる。 従って、1つの実施例は、前記比較するステップが、閾値よりも小さい如何な る差も無視するようにその閾値を使用するという方法を提供する。 更にもう1つの実施例は、前記閾値が前記リストにおける ロケーションの数に従って変更可能であるという方法を提供する。 都合の良いことに、閾値を変更することは、そのリストに記憶されたロケーシ ョンの数以上に遂行し得る制御を増加させる。 又、本発明は、現イメージ及び後続イメージを含むディジタル・イメージのシ ーケンスを処理するためのシステムも提供する。そのシステムは、ロケーション のリストを記憶するための手段と、前記現イメージ及び前記後続イメージの間の 差に対応したロケーションを識別するために前記リストに記憶されたロケーショ ンにおける前記現イメージ及び前記後続イメージを比較するための比較手段と、 前記現イメージを更新するためにそのような何らかの差のあるロケーション及び 対応する値を出力するための手段と、前記比較手段においてロケーションが識別 されたことに応答して前記リストを更新するための手段とを含む。 次に、添付図面を参照して、本発明の実施例を、例示のみによって、説明する ことにする。 図面の簡単な説明 第1図は、実施例を実現するために利用されるデータ処理システムの高レベル のブロック図である。 第2図は、実施例の動作を概略的に示す。 第3図は、第1イメージ及び第2イメージの間の差のある ロケーションの変形を示す。 第4a図及び第4b図は、近隣ロケーションのテンプレートを示す。 第5図は、リストが、それに含まれた各ロケーションに対してそれぞれの値を 含むという更なる実施例を示す。 第6a図乃至第6c図は、近隣ロケーションの遅延した比較を示す。 第7図は、連続したイメージの粗い比較を示す。 第8図は、1つの実施例の流れ図を示す。 発明を実施するための最良の形態 第1図を参照すると、IBM PS/2パーソナル・コンピュータのようなパー ソナル・コンピュータ・システム10のブロック図が示される。コンピュータ・ システム10はシステム・バス12を含む。システム・バス12には、中央処理 装置(CPU)14、例えば、インテル80486又は同等のマイクロプロセッ サが接続される。CPU14は、システム・バス12を使用して、付加された他 の装置にデータを送り及びそれらの装置からデータを受ける。そのバス上のトラ フィックは、バス・コントローラ16によって制御される。割込コントローラ1 8は、CPU14及び残りの装置の間で送られる割込を処理する。 読取専用メモリ(ROM)20は、電源投入テスト・プロセス及び基本入出力 システム(BIOS又はROM−BIO S)を記憶する不揮発メモリである。システム・メモリ22は、IBM OS/2 オペレーティング・システムのようなオペレーティング・システム、プログラム 、及びデータが実行又は操作のためにロード可能であるランダム・アクセス・メ モリである。コンピュータ10の更なるハードウエア・コンポーネントは、メモ リ・コントローラ24、及びランダム・アクセス・メモリ(RAM)によって与 えられるシステム構成記憶装置26を含む。 補助データ記憶装置は、フロッピ・ディスク又はディスケット・コントローラ 28及びドライブ30、ハード・ドライブ・コントローラ32及びハード・ドラ イブ装置34、並びにコンパクト・ディスク(CD)読取専用メモリ(ROM) コントローラ36及びCD−ROMドライブ38を含む周辺コントローラ及び関 連の記憶装置によって与えられる。前述のように圧縮されたディジタル・イメー ジは、CD−ROMドライブ38に装着された携帯用媒体上に記憶された圧縮ビ デオ・データからコンピュータ・システム10に供給されるか、又は通信ネット ワーク(図示されていない)を介して受信される。CPU14による圧縮解除の 後、SVGAコントローラ40及び適当なディスプレイ42のような適当なグラ フィックス・アレーを使用して、イメージの視覚的表示を行うことができる。S VGAコントローラ40は、表示のための現在のフレームが記憶されるRAMバ ッファ44を含む。コンピュータによっては、バッファ44はシステム・メモリ 22から又は補助記憶装置コントローラから直接にロード可能である。システム 10では、CPU14は、フレームを更新するために、新しい各フレームに対す る圧縮解除されたデータの、バッファ44における適当なロケーションへのロー ディングを処理する。 ダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)コントローラ446は、CPU14 の介入なしに補助記憶装置又は他の入出力装置とシステム・メモリ22との間の データ転送を処理する。キーボード・コントローラ48は、ユーザ・エントリの ためのインターフェースをキーボード50に与え、「マウス」に対するインター フェースを与えるためにも使用可能である。並列コントローラ52は、入力装置 又は出力装置(例えば、並列ケーブルによってコンピュータ10に接続されたプ リンタ)のための装置コントローラである。 ディジタル・イメージは、CPU14において実行されるアプリケーション・ プログラムにより発生されるグラフィックス、又はビデオ会議システム又は共同 作業システムにおいて使用されるようなカメラ56及び関連のビデオ・インター フェース54から発生されるグラフィックスを含む数多くのソースから取り出す ことが可能である。ビデオ入力インターフェース54は、NTSC又はPALの ようなアナログ・ビデオ信号をディジタル・ビデオ信号に変換する。ディジタル ・ビデオ信号は一連のフレーム又はイメージより成り、その各々はそれぞれのピ クセルに対する強度又はカラー情報(例 えば、RGB値)を保持したバイトのアレーである。それらのフレームは時間で 順序付けられたシーケンスで配列される。ビデオ入力インターフェース54によ って供給されたディジタル・ビデオ信号はCPU14によって処理され、ハード ・ドライブ装置34に記憶するために或いはビデオ会議システム又は共同作業シ ステムの遠隔端末装置への伝送のような他の処理のために、初期フレーム及び後 続フレームの差情報より成る圧縮ビデオ信号を生じさせる。そのような圧縮を行 い得る速度は、その圧縮されたデータを生じさせるために比較されなければなら ないデータの数に依存する。 上記のコンピュータ・ハードウエアはその分野ではよく知られており、本発明 から逸脱することなくそこから変更したものを使用し得ることも当業者には容易 に明らかであろう。 第2図は、1つの実施例のオペレーションを概略的に示す。現イメージ200 のピクセルは、コンパレータ230を使用して、リスト220において識別され たピクセル・ロケーション(x1,y1)、・・・、(xc,yc)、・・・、(xn ,yn)においてのみ、次に受信されたイメージ210のピクセルと比較される 。そのリストにおいて識別された現ロケーション(xc,yc)は、現イメージ2 00及び後続イメージ210のどの対応ピクセルが比較されるかを決定する。そ のリストにおいて識別されたすべてのロケーションに対する対応ピクセルが比較 される。対応ピクセルの間の差が識別される時、後続イメージにおけるピクセル の値がそれのロケーショ ンと共に更なる処理のために出力される。その更なる処理は、一般に、その値に よる現イメージの更新及び遠隔端末装置へのロケーション及び値の伝送を含む。 現在考察中のロケーションに対してそのような差が存在しない場合、リストはそ のロケーションを除去するように更新され、残りのロケーションの処理が継続す る。現イメージ200及び後続イメージ210に対して、そのリストにおいて識 別されたすべてのロケーションを通した1回のパスが行われる。 そのリストは固定サイズのアレーである。そのアレーは、そこに記憶された各 ロケーションの、1つのイメージの始めからのオフセットを含む。そのアレーの 記憶位置が使用されていない時、そのロケーションの詳細がヌル値にセットされ る。同様に、ロケーションがリストから除去される時、そのロケーションの詳細 がヌル値にセットされる。ロケーションがリストに加えられる時、そのアレーの 始めのような適当な開始位置から、ヌル値を持った記憶位置に関するテストが行 われる。そのような記憶位置が見つかった時、それは、その新たに得られたロケ ーションの詳細を保持するために使用される。アレーのサイズは、それが保持し 得るロケーションの数が、1つのイメージを構成するピクセルの数のほぼ1/4 となるようなサイズである。しかし、それとは別に、メモリ要件又は処理要件に 従って、アレーの大きさを決めることも可能である。ロケーションの詳細を記憶 するために、連係リストのような他の適当なリストも使用可能である。更に、実 施例によっては、ロケーションの詳細を記憶するためにDRAM等を使用するこ とも可能である。即ち、そのリストは適当なメモリによって置換可能である。 後続イメージ210を受信する時、コンパレータ230は、そのリストにおい て識別された第1ロケーションであるそれぞれのロケーション(x1,y1)にお ける現イメージ200及び後続イメージ210の対応ピクセルを比較する。その 現イメージ及び後続イメージにおける比較されたピクセル相互間の差が識別され る場合、ロケーション(x1,y1)はリストにそのまま残り、その差のあるロケ ーション及び後続イメージ内のそのロケーションにおけるピクセルの値が更なる 処理のために出力される。現イメージにおけるロケーション(x1,y1)も、後 続イメージの対応するロケーションのピクセル値を使用して更新される。比較さ れたピクセルの間の差が識別されない場合、リスト220はそのロケーション( x1,y1)をそこから除去するように更新され、そのロケーション(x1,y1) における比較は現イメージ及び次の後続イメージの間のものとしては行われない であろう。 そこで、コンパレータ230は、現イメージ200及び後続イメージ210の ロケーション(x2,y2)における対応するピクセルを比較する。再び、差が存 在する場合、ロケーション(x2,y2)はそのリストにそのまま残り、そのロケ ーション及び後続イメージ内のそのロケーションにおけるピクセル値が更なる処 理のために出力され、更に、現イメージ を更新するためにも使用される。それらの間に差が存在しない場合、ロケーショ ン(x2,y2)はリスト220から除去される。 リスト220によって決定されたロケーションのみにおける現イメージ200 及び後続イメージ210のピクセルが比較されてしまうまで、上記のプロセスが 繰り返される。そのリストにおいて識別されたすべてのロケーションが比較され てしまった後、リスト220は、現イメージ200及び後続イメージ210の間 の差が識別されたロケーションだけを含む。そのリストにおいて識別されたロケ ーションだけを考察することによって、比較されるピクセルの数は、連続したイ メージのすべてのピクセル相互間で行われた比較に比べて極端に減少し、イメー ジ相互間の比較は更に速くなる。処理速度の増加がイメージの質を犠牲にするこ とと引換になることは明らかであろう。 上記の実施例はすべての識別されたピクセル値及びそれらが識別される対応ロ ケーションを出力するけれども、そのリストにおけるすべてのロケーションが考 察されてしまった後においてのみ、そのような値及び対応するロケーションが更 なる処理のために出力されるという実施例が実現可能である。更に、そのリスト を処理経過中に出力バッファが満杯になった場合、その出力バッファの内容が更 なる処理のために出力されるか、或いは、新たなロケーションの獲得がリストを 満杯にさせる場合、その出力バッファの内容が更なる処理のた めに出力される。 上記比較及びリストの維持は、そのディジタル・イメージのシーケンスにおけ るその後の各イメージに対して繰り返される。新たに受信された後続イメージは 古い後続イメージを置換する。 遠隔端末装置では、第1の完全なイメージが受信され、その後に受信されたロ ケーション及び対応する値がその完全なイメージを更新するために使用される。 第3図は、連続したディジタル・イメージを処理するために使用されるリスト の初期設定を示す。第1イメージ300及び第2イメージ310はコンパレータ 320を使用して比較され、それらの間に差のあるロケーション330乃至36 0を識別する。そのようなロケーションの座標はリスト370に記憶される。初 期の差は多くの方法で識別可能である。第1イメージ300及び第2イメージ3 10の対応するピクセルが個々に比較され、何らかの差のあるロケーションを識 別する。そのようなロケーションはリスト370に記憶される。 好適な代替方法では、第1イメージ及び第2イメージの間で(更に詳細に後述 するような)粗い比較が行われ、その粗い比較において何らかの差のあるロケー ションはリストに記憶され、その後の比較のためのロケーションに発展し得るシ ード・ロケーションとして作用する。 第1及び第2イメージは、必ずしも、絶対的な用語におけ る第1及び第2イメージである必要はない。その後の処理のために完全な新しい イメージを周期的に出力することが望ましい。新たに出力された完全なイメージ は現イメージ又は「第1」イメージになるであろうし、第2イメージ又は後続イ メージは「第1」イメージに関してそのように指定されるであろう。完全なイメ ージを周期的に伝送することは、結果的には遅い実施例を生じるが、伝送エラー に抗して何らかの保護を与える。 1つのイメージにおける或値のロケーションは、そのイメージの第1ピクセル に関するその値のオフセットを表す単一の数を使用して決定されるべきものであ る。オフセットを表すために必要なバイトの数が一対の直角座標を表すために必 要なバイトの数よりも少ない場合、メモリ利用の観点から、オフセット表示は望 ましいことであり、その逆も言えることである。更に、オフセットは、イメージ の第1ピクセルに関してではなく、更なる処理のために出力された最後のロケー ションに関して測定されてもよい。そのような相対的オフセットを使用すること は、任意の特定の値のロケーションを識別するために必要なバイト数を更に少な くするという利点を有する。 後続イメージにおけるピクセルの絶対値を出力するのではなく、そこから取り 出された値を出力することが可能である。即ち、比較されたピクセル相互間の差 を出力することが可能である。 そのリストにおいて識別されたピクセル以外のピクセルも、現イメージ及び後 続イメージの間のものとして変更可能である。従って、一般的には、現イメージ 及び後続イメージの間の比較は、前に差を識別されたロケーションのみならず、 近隣ロケーションに対しても生じる。その比較は、リストにおいて識別されたロ ケーション(x1,y1)、・・・、(xn,yn)及び近隣ロケーション(x'1、 y'1)、・・・、(x'm,y'm)における現イメージ及び後続イメージの間で生 じる。それらの近隣ロケーション(x'1,y'1)、・・・(x'm,y'm)は、リ ストにおいて既に識別されたロケーションから取り出され、そしてリストに付加 されるか或いはリスト内に含まれるようにしてもよい。その比較は、前述の他の 実施例と実質的に同じ方法で行われる。考察中のロケーションに対して、現イメ ージ及び後続イメージの対応するピクセルの間で如何なる差のあるロケーション でも識別される。そのような識別されたロケーションが既にそのリストの一部分 である場合、それはそのまま残るであろう。差が識別されないロケーションが識 別され、リストから除去される。差が識別されたロケーションに隣接するロケー ションがそのリストに加えられる。 各近隣ロケーションが一度だけそのリストに含まれることを保証するために、 近隣ロケーションをそのリストに加える時に注意を払えば、処理速度の改良を実 現することができる。これは、近隣ロケーションをリストに加える時、如何なる 二 重ロケーションも回避するようにそれを通してサーチすることによって達成可能 である。そのリストに追加されるように提案されたロケーションが既にそのリス ト内に含まれているかどうかを決定するために、そのリストの完全なサーチが行 われる。 ロケーション及び近隣ロケーションがキーに従ってソートされる場合、その効 果を改良することが可能である。例えば、一次キーとして縦座標を使用し、二次 キーとして横座標を使用して、或いは、オフセットが使用される場合には、その オフセットの大きさに従って、ロケーションをソートすることができる。 更に別の方法は、1つのイメージにおける各ロケーションがハッシング・アル ゴリズムに従い、しかも、データ構造における特定のロケーションに適合させら れるというハッシング・アルゴリズムを利用するものである。 リストにおいて識別されたロケーションに対する近隣ロケーションの近接度を 変更させることは可能である。例えば、リストにおけるロケーションに直接に隣 接した近隣ロケーションだけが処理されるという実施例が実現可能である。別の 方法として、近隣ロケーションは、リストに含まれたロケーションに対する1つ 置いた隣の又はN個置いた隣の近隣ロケーション(但し、Nは正の整数)を含ん でもよい。例えば、近隣領域の末端におけるロケーションはすべて、例えば、リ ストに含まれたロケーションから5つのピクセル内にあって もよい。 第4a図を参照すると、ロケーション400及び選択された近隣ロケーション 410乃至480が示される。それらの選択された近隣ロケーションは、考察中 のロケーション400から2ピクセルだけ、或いは、2のステップ・サイズだけ 変位している。リストにおける各特定のロケーション400に対して考察される 近隣ロケーションの数は一定のまま、即ち、この例では、8である。ロケーショ ン400に関するその選択された近隣ロケーション410乃至480の分布は、 第4a図及び第4b図に示されるように規則的である必要はない。その分布は不 規則であってもよい。考察される近隣ロケーションを変更するために別のステッ プ・サイズが使用可能であることは第4b図からわかる。第4b図は、ロケーシ ョン400に関する1のステップ・サイズを示す。 ディジタル・イメージのシーケンスの処理中、ステップ・サイズを変更させる ことができる。例えば、ステップ・サイズを1及び2の間でトグルさせ、それに よって、比較される近隣ロケーションを変更させる(例えば、第4a図及び第4 b図の間で交互にする)ことができる。別の方法として、一連の近隣ロケーショ ンのテンプレートを決定することができ、しかも、所定のシーケンス又は何らか の基準に従ってそれをステップさせることができる。 近隣ロケーションの数は、リストに含まれるロケーションの数、或いは、その リストの利用百分率に従って変更されて もよい。例えば、その数がそのリストに記憶可能なロケーションの最大数に達し た場合、近隣ロケーションの考察を一時的に中断させることも可能である。別の 方法として、例えば、そのリストに含まれたロケーションの数が記憶可能なロケ ーションの最大数の半分に達する場合、少なくない近隣ロケーションを含む近隣 ロケーション・テンプレートがその後の比較のために利用可能であり、それによ って、そのリストに含まれるロケーションの数の可能な成長速度を減少させるこ とができる。 第5図は、リスト500がそこに記憶されたロケーション(x1,y1)、・・ ・、(xn,yn)の各々に対する値v1、・・・、vnを含むという更なる実施例 を示す。それらの値は、現イメージ(図示されていない)におけるそれぞれのロ ケーションのピクセル値を表す。リスト500においてそのような値v1、・・ ・、vnを維持することによって、現イメージは廃棄され、それによって、1つ の実施例を実現するに必要なメモリの量を少なくすることができる。コンパレー タ510は、リスト500に記憶された値v1、・・・、vnと、後続イメージ5 20における対応するロケーション(x1,y1)、・・・、(xn,yn)おける ピクセルとの間の比較を行う。 例えば、後続イメージを受信した時、そこのロケーション(x1,y1)におけ るピクセルの値がリスト500に記憶された値v1に比較される。それらの間に 差が存在する場合、 それと関連する値v1が、ロケーション(x1,y1)におけるピクセルの値v'1 を反映するように更新される。それらの間に差が存在しない場合、ロケーション (x1,y1)及びそれぞれの値v1はリスト500から除去される。残りのロケ ーション(x2,y2)及びそれ以下、並びにそれぞれの値v2及びそれ以下も、 リスト500におけるすべてのロケーションが考察されてしまうまで、同様に処 理される。 この方法では、近隣ロケーションに対するピクセル値が最初に得られないこと に注意して欲しい。従って、近隣ロケーションの選択時に、それらのロケーショ ンは、後続イメージにおけるそれぞれのピクセルの値を取る。その後の比較は、 最近得られた値を使用して行われる。 第6a図乃至第6c図を参照すると、近隣ロケーションの値を後続イメージS Inから得るのではなく、イメージが移動しつつある場合又は移動してしまった 場合、次の後続イメージSIn+1が受信されるまで近隣ロケーションの値の獲得 が遅れる場合に1つの利点がわかる。新たに得られた近隣ロケーションの値の比 較が新しい後続イメージSIn+2の受信まで遅れることは次のような利点を持っ ている。即ち、第1に、比較が直ちには行われず、それは即時処理要求を少なく する。第2に、イメージが移動しようとしている場合、連続した後続イメージ相 互間のように近隣ロケーションの値が同じであることがあり、そのロケーション がリストから廃棄され、それによって、更なる処理のために出力すべきデータの 量を少なくすることができる。 例えば、連続した後続イメージ相互間のようなピクセルのロケーションがイメ ージ又はカメラの移動のために変化しつつある場合、その結果として、いずれの 特定の移動ピクセルに対してもそれに続いて事象シーケンスが生じ得る。第6a 図を参照すると、後続イメージSInでは、移動ピクセル600が近隣ロケーシ ョンの1つ610にあり、その近隣ロケーションがリスト615に加えられてい るものと仮定する。第6b図では、近隣ロケーション610のピクセル値は、次 の後続イメージSIn+1が受信される時に得られる。しかし、ピクセル600は 新しいロケーション620に移動しており、従って、近隣ロケーションの値は、 例えば、ピクセル600の前の値に対立するものとしてのXである。その値Xは リスト615に加えられる。第6c図では、近隣ロケーション610及び最近得 られた値Xが、次の後続イメージSIn+2におけるそれぞれのロケーション61 0のピクセル値と比較される。それらの値が同じであることは明らかであり、従 って、近隣ロケーション610がそのリストから除去される。それとは対照的に 、近隣ロケーションの値の獲得が近隣ロケーションそのものの獲得と同時であっ た場合、その結果として、次のような事象シーケンスが生じるであろう。ピクセ ル600の値がそのリストに加えられる。後続イメージSIn+1を受信した時、 その追加された値は、後続イメージSIn+1内の対応するロケーション610に おけるピクセル値Xに比較 される。それらの値は異なっているので、後続イメージSIn+1におけるそれの ロケーション及びピクセル値Xが更なる処理のために出力されるであろう。 従って、その更なる処理のために出力されたデータの量は、近隣ロケーション の獲得に関してピクセル値の獲得を遅らせた結果として少なくなる。前述のよう なピクセル移動は、移動するイメージの後端が処理されている時に生じ得る。 上記の実施例では、比較は、データ構造におけるリストされたロケーションに 集中する。従って、それらのロケーション内にない又はそれらのロケーションに 十分に近い連続したイメージ相互間の差は見落とされる。従って、現イメージ及 び後続イメージの間で粗い比較が行われることが望ましい。第7図を参照すると 、現イメージ700及び後続イメージ710の選択されたロケーション(xs1, ys1)、・・・、(xsn,ysn)がコンパレータ720を介して比較され、それ らの間の如何なる差のあるロケーションも識別する。上記の実施例の通りに、す べてのそのような差のあるロケーション(xsw,ysw)、・・・、(xsz,ysz )が将来の考察のためにリスト730に加えられる。 現イメージ700及び後続イメージ710における(例えば、水平方向及び垂 直方向の両方に10番目毎のピクセルの)対応したロケーションを比較すること によって粗い比較を行わせることができる。従って、第1粗比較のための開始ピ クセルがピクセル(0,0)である場合、処理される他のピク セルは(0+10,0)、(0+20,0)、・・・、(0,0+10)、(0 ,0+20)等である。その粗比較は、異なるピクセルが比較のために選択され るように変更可能である。例えば、各粗比較に対する異なる開始ピクセルが選択 可能である。一般に、比較のために選択されるピクセルのロケーションを、図示 の実施例に対して、次のように与えることができる。 (sx+mx*n,sy+my*m) 但し、sxは、比較の第1ピクセルの開始縦座標である。 syは、比較の第1ピクセルの開始横座標である。 mxは、ピクセル・ロケーションの縦座標のステップ・サイズである。 nは、縦座標のn番目のステップである。 myは、ピクセル・ロケーションの横座標のステップ・サイズである。 mは、横座標のm番目のステップである。 比較に対して、m及びnは次のように変化する。それらは共に0で始まり、n はそのイメージの行を構成するピクセルの数によって決定される最大値まで1ず つ増加される。nが最大値に達する時、それはゼロにリセットされ、mが1だけ 増加される。mは、nと同様に、特定の表示モードによってサポートされるピク セルの行の数によって決定される最大値まで増加される。別の方法では、粗比較 に対する基準として選択されたピクセルは、統計的分布に従って、或いは、複数 の粗ロケーション・テンプレートの1つからの選択のような他の任意の所望の方 法で作ることができる。 その後の比較のために、開始縦座標及び横座標は変更可能である。例えば、各 sx及びsyは共に所定値だけ増加され、そして上記のプロセスが反復される。更 に、そのような粗比較は周期的に促される。その周期は、比較されたイメージ又 はそのリストに現在記憶されているロケーションの数に関連する時間又は倍数に よって測定可能である。更に、ステップ・サイズm及びnは、そのリストに含ま れたロケーションの数のような種々の基準に従って変わるように作ることも可能 である。そのリストが相対的にからである場合、ステップ・サイズは減少可能で あり、その逆のことも云える。 前述のように、そのリストを最初に形成するために粗比較を使用することは都 合がよい。粗比較によって識別されたロケーションはシード・ロケーションとし て効果的に作用し、そのリストに記憶されたロケーションの数は、近隣ロケーシ ョンがその後の比較時に考察されるならば、最終的には、増加するであろう。 第8図を参照すると、1つの実施例のステップを表す流れ図が示される。ステ ップ800では、現イメージが記憶される。後続イメージはステップ805にお いて受信され、そして記憶される。そのリストには処理を必要とする更なるロケ ーションがあるかどうかに関する決定がステップ810において行われる。 そのリストが処理されるべき更なるロケーションを含む場合、ステップ815 において、そのリストにおける次のロケーションが決定される。ステップ820 及び825では、現イメージ及び後続イメージにおけるピクセル値が現在考察中 のロケーションにおいて決定される。それらの決定されたピクセル値はステップ 830において比較される。それらが同じである場合、ステップ840において 、そのロケーションがそのリストから除去され、ステップ810において、その リストにおける残りのロケーションの処理が継続する。それらのピクセル値が異 なる場合、ステップ850において、後続イメージのピクセル値及びそれのロケ ーションが更なる処理のために出力される。ステップ860において、現ロケー ションの近隣ロケーションが決定されてそのリストに加えられ、ステップ810 において、そのリストに記憶されたロケーションの処理が継続する。 そのリストが処理されるべき如何なるそれ以上のロケーションも含まない場合 (一般には、第1及び第2イメージが最初に記憶される時、又はそのリストにお けるエントリがすべて処理されてしまった後)、それらのイメージ上に広く分布 したロケーションが計算され、それらのイメージ上の粗いパス時にステップ87 0においてそのリストに加えられる。これらの広く分布したロケーションに関連 した比較は、次の後続イメージが受信され、そしてそのリストにおける次のパス が行われる時に生じるであろう。ステップ880において、 コントラスト閾値、粗パスの分解能、及び近隣テンプレートのようなパラメータ が、例えば、そのリストの利用百分率に従って変更される。このチューニングは 、イメージが急速に変更される時の過負荷を回避する助けとなる。ステップ80 5において、次の後続イメージが受信され、上記のプロセスが反復される。 上記のプロセスの詳細に関して多くの変更が存在し得る。例えば、上記の実施 例は、現イメージ及び次の後続イメージの間のロケーションを使用してそのリス トに粗パス・ロケーションを加えて比較を行うけれども、それらのロケーション が、現在処理されつつあるイメージ相互間、即ち、現イメージ及び後続イメージ の間で行われる比較において考察されるという実施例が実現可能である。 同様に、そのリストの利用及び粗い走査によるそれらの粗い走査のステップ分 解能又は周期性の変更は、現在そのリストにあるすべての近隣ロケーションが処 理されてしまう前又は後に行わせることが可能である。更に、近隣ロケーション の追加は、例えば、現在そのリストにあるすべてのロケーションが処理されてし まった後に近隣ロケーションをそのリストに加えること、及び各ロケーションが 処理されてしまった直後に近隣ロケーションを加えることのどちらかに変更可能 である。 その流れ図は、ステップ850においてピクセル値及びそれぞれのロケーショ ンを出力するにもかかわらず、すべての ロケーションが処理されてしまった時、そのピクセル値が記憶されそして現在そ のリストにあるロケーションと共にすべてのピクセル値が出力されるという別の 実施例が実現可能である。 ピクセル値を比較し、何らか差が存在するかどうかを決定する上記実施例のす べてにおいて、それらの差が閾値を超えた場合にのみ差が存在すると見なされる という実施例が実現可能である。そのような閾値を使用することは、イメージに 対して更新を行わせるための更なる処理のために出力されなければならないピク セルの数を更に減少させ、しかも、リストに加えられるロケーションの数も減少 させる。 上記の実施例における比較は、例えば、RGB値をインデックスする0と25 5との間の値、又は、実際のRGB或いはそこから取り出された値相互間の値を 有するカラー・パレットに対するインデックス相互間の比較であってもよい。 更に、それらの閾値は、一般にはチューニング・ステップの一部分として変更 させられてもよい。閾値の変更は、そのリストに含まれたロケーション数に関連 付け可能である。記憶されたロケーションの数が少ない場合、即ち、そのリスト が希薄に形成される場合、多くの比較されたピクセルが、そのリストに含まれる ことを保証するに十分な程に異なっていると見なされように、しかも、更なる処 理のために出力されるように、その閾値は減少可能であり、その逆も言えること である。 下記の第1表は、後続イメージを受信するための簡易化したコードを示す。現 イメージ及び後続イメージにおける対応するピクセルが他の機能、即ち、"DvCom p()"(示されていない)に対する呼出を介して比較され、何らかの差のあるロケ ーションがそのリストに加えられる。近隣ロケーションも決定され、そのリスト に加えられる。そのリストに追加されるべき更なるロケーションを識別するため に、それらのイメージ上の粗いパス又はシークが行われる。 ライン1のパラメータは次のようになる。即ち、"pbNew"は、後続イメージ又 は新たに獲得されたイメージに対するポインタである。"pbBuffer"は、現イメー ジと後続イメージの先行イメージとの間で何らかの差が識別されたロケーション を保持するためのバッファである。"pulBQty"は、そのバッファに加えられた更 新の数を表す。 ライン2乃至17は「While」ループを構成する。その「While」ル ープは、リストに含まれたロケーションを通してステップする。それらのロケー ションは、それに対するポインタ"pGist"を使用してアクセスされる。現イメー ジ及び後続イメージに含まれた対応するロケーションのピクセル値の間で比較が 行われる。ピクセルのロケーションが一対の直角座標に対立するオフセットとし て記憶されることが実施例のライン3からわかる。そのリストの最後の記憶ロケ ーションが"pgDvLast"に記憶される。そのリストの現在アクセスされた記憶ロケ ーションがヌルであるかどうかに関す る決定がライン3において行われる。それが肯定される場合、ライン4及び5は 、現イメージ及び後続イメージにおける対応するピクセル又はロケーションの位 置を計算する。"pbDvOld"及び"pbDvNew"は、それぞれ、現イメージ及び新イメー ジにおける第1ピクセルの位置を表す。ポインタ"pTOld"及び"pTNew"は、それぞ れ、現イメージ及び後続イメージにおける考察中のロケーションに対するポイン タである。ライン6は、機能"DvComp()"を呼び出すために利用される。その機能 は、ピクセル値を比較し、それらの値が一致するかどうかを表すコードを戻す。 そのリターン・コードは"DV REMOVE"及び"DV UPDATE"であり、それらは、それぞ れ、ピクセルが一致するか又は異なっているかを表す。そのリターン・コードは 機能"DvUpdate"の変数"rc"に記憶される。機能"DvComp"パラメータは比較される べきピクセルに対するポインタである。ライン7は、そのリターン・コードが"D V UPDATE"であるかどうかを決定する。それが肯定される場合、出力バッファが 次のように更新される。ライン8において、出力バッファが追加されるべき新し いロケーションを保持するに十分なメモリを有することを保証するためのチェッ クが行われる。"pbLast"が出力バッファの最後の記憶ロケーションの位置を記憶 する。十分なメモリが利用可能である場合、ライン9はそのロケーションのオフ セットを、出力・バッファにおける"pbBuffer"によって指示された位置に配置し 、ライン10乃至11は後続イメージの現ロケーションにおけ るピクセル値を現イメージにコピーし、次のイメージ・バイトの受信に備えてラ イン12におけるバッファ・ポインタ"pbBuffer"を増加する。"DV BPPEL"は、ピ クセルを表すために使用されるバイトの数を表す。ライン13では、現在考察中 のロケーションの近隣ロケーションをチェックするための機能"DVNebr"に対する 呼出を行う。この機能のオペレーションについては第2表において後述する。 機能"DvComp"からのリターン・コードが"DV REMOVE"である場合、ピクセル値 が一致し、ライン14及び15において、対応するロケーションが、機能"DvCut Gist(pGist)"を呼び出すことによってそのリストから除去される。機能"DvcutGi st()"は、単に、ポインタ"pGist"によって指定されたそのリストにおける位置に ヌル値を置くだけである。 ライン16は、そのリストにおける次のロケーションを処理するためにポイン タ"pGist"を増加する。 そのリストに含まれたすべてのロケーションが処理されてしまうまで上記のプ ロセスが繰り返される。 そのリストに含まれたすべてのロケーションが処理されてしまった後、ライン 18は、第3表において後述される機能"DvSeek()"を呼出し、それらのイメージ 上で粗いパスを遂行し、現イメージ及び次の後続イメージの間の更なる差を検出 する場合に使用されるべきロケーションを計算する。そのようなロケーションは いずれもそのリストに加えられる。 下記の第2表は近隣ロケーションの位置をリストに加えるためのコードを示す 。その機能は、現在考察中のそのリストにおけるロケーションをパラメータとし て受信する。 ライン2乃至6は、近隣ロケーションの相対的位置のx座標及びy座標を含む アレー"aCx[]"及び"yCy[]"を通してステップし、近隣ロケーションをそのリスト に加える。アレー"aCx[]"及び"yCy[]"は、実際には、各々が8個のロケーション を有する2つのテンプレートを含んでいる。比較時に使用されるべきテンプレー トは"DvNTog"の値によって決定される。機能"DvCalc()"は、所与の近隣ロケーシ ョンのイメージにおける位置を計算する。機能"DvAddGist"に対する呼出は、十 分なメモリが存在する場合、近隣ロケーションをそのリストに加える。十分なメ モリが存在しない場合、機能"DvAddGist"(下記の第4表参照)のリターン値は ヌルであり、そのリストは満杯であり、そして近隣ロケーションの処理は終了す る。 下記の第3表は、現イメージ及び後続イメージ上の粗いパス及びシークを行う ためのコードを示す。リストが保持し得るロケーションの最大数がシーク中に到 達される場合、その機能は終了する。粗いパス・ロケーションのオフセットを保 持するために、変数nが使用される。変数nは、オフセットによって粗比較に対 する開始ロケーションを保持するために使用される。x方向又はy方向において 行われる粗比較の最大数は、イメージ・サイズ及びシーク分解能"iDvRSeek"によ って決定され、それぞれ、"maxX"及び"maxY"に記憶される。"ssDvOX"及び"ssDvO Y"は、それぞれ、イメージの幅及び高さを表す。変数"stepX"及び"stepY"は、そ れらのロケーションをアクセスするためのx方向及びy方向におけるステップ・ サイズを保持するために使用される。ポインタ"pgNew"は、シーク・オペレーシ ョン時に識別される新しいロケーションをそのリストに加えるために使用される 。変数"iDvCreepX"及び"iDvCreepY"は、粗走査のオリジンを変更 するために使用される。ライン2乃至6は、クリープ値がステップ幅よりも小さ いことを保証する。ライン6及び7は、それぞれ、水平方向及び垂直方向におけ るシーク・ロケーションの最大数を決定する。粗比較に対する開始位置nはイメ ージの第1バイトからのバイトの数により、ライン8において計算される。x方 向における粗比較に対するステップ・サイズは stepX=(シーク分解能*ロケーション当たりのバイト数)によるバイトの数 によってライン9において計算される。y方向における粗比較に対するステップ ・サイズは stepY=(シーク分解能*イメージ幅*ロケーション当たりのバイト数) によるバイトの数によってライン10において計算される。 ライン11乃至20は、リストが粗ロケーションを収容するに十分な使用可能 メモリを有する場合、粗いパス時に計算されたすべてのロケーションをそのリス トに加えるネストされた反復ループを構成する。ライン11は、現在考察中の現 ピクセル行の横座表を決定する。ライン14は、新たに計算されたロケーション nがそのリストに加えられたかどうかを決定する。このステージにおける比較は 生じないことに注意して欲しい。上記実施例に対して説明したように、次の後続 イメージが受信されるまで、比較は遅らされる。ライン14における決定が、機 能"DvAddGist()"によりヌル値を戻すというようなものである場合、そのリスト は満杯であり、その 機能のオペレーションはライン15、17、及び18によって終了させられる。 ロケーションが十分にリストに加えられる場合、x方向における次のロケーショ ンがライン16において計算される。粗いパスのすべてのロケーションがそのリ ストに加えられてしまうか、或いは、そのリストが満杯になるまで、上記のプロ セスが繰り返される。 下記の第4表はリストへのロケーション追加を示す。ライン2及び3はその機 能によって使用されるポインタを定義する。ライン4はそのリストにおける第1 ロケーションに対するポインタ"pGist"であり、それは"pgDvFirst"を使用して記 憶される。ライン4乃至8は、「While」ループを使用して新しいロケーシ ョンを収容し得る第1のエンプティ又はヌル記憶ロケーションの位置を決定する ためにそのリストをサーチする。それは、そのリストに加えるように指定された ロケーションが未だそのリストの一部分を形成していないことを保証する。その 「While」ループは、現在考察中のロケーションが既にそのリストの一部分 であること、又は、そのリストにおけるすべてのロケーションが考察されて しまったことが決定される時に終了する。ライン9は、そのリストの終わりに達 したかどうかを決定する。そのリストに含まれた最後のデータを識別するために 、"pgDvLast"が使用される。そのロケーションが未だそのリストに含まれてなく 、しかも、そのリストが十分な容量を有する場合、そのリストに記憶されるロケ ーションの数"ulDvGQty"がそれに従って更新され、新たに加えられたロケーショ ンの位置が戻される。そのリストにロケーションを加えようとする試みが失敗し た場合、ヌル値が戻される。そうでない場合、そのリストにおけるそれらのロケ ーションの位置が戻される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.現イメージ及び後続イメージを含むディジタル・イメージのシーケンスを処 理するための方法にして、 ロケーションのリストを記憶するステップと、 前記現イメージ及び前記後続イメージの間の差に対応したロケーションを識別 するために前記リストに記憶されたロケーションにおける前記現イメージ及び前 記後続イメージを比較するステップと、 前記現イメージを更新するために何らかの差のあるロケーション及び対応する 値を出力するステップと、 前記比較するステップにおいてロケーションが識別されたことに応答して前記 リストを更新するステップと、 を含む方法。 2.前記更新するステップは、前記現イメージ及び前記後続イメージの間の差が 識別されなかったロケーションを前記リストから除去することを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の方法。 3.前記リストに含まれたロケーションに対する近隣ロケーションを選択するス テップと、 前記近隣ロケーションを前記リストに追加するステップと、 を更に含むことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法。 4.前記近隣ロケーションは前記比較するステップにおいて 識別されたロケーションに対してのみ選択されることを特徴とする請求の範囲第 3項に記載の方法。 5.前記近隣ロケーションを選択するステップは、異なる連続したイメージに対 して異なるパターンの近隣ロケーションを選択するステップを含むことを特徴と する請求の範囲第3項又は第4項に記載の方法。 6.前記現イメージ及び前記後続イメージ上にほぼ一様に分布した選択可能なロ ケーションを前記リストに追加するステップを更に含むことを特徴とする請求の 範囲第1項乃至第5項の1つに記載の方法。 7.前記選択可能なロケーションの位置は可変の開始ロケーションに関して決定 されることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の方法。 8.前記選択可能なロケーションの数は前記リストに記憶されたロケーションの 数に従って変化することを特徴とする請求の範囲第6項又は第7項に記載の方法 。 9.前記リストは、そこに記憶された各ロケーションに対して、前記現イメージ のロケーションの値を表すそれぞれの値を含むこと、及び 前記比較するステップは、前記それぞれの値と前記後続イメージの対応するロ ケーションにおける値とを、それらの間の何らかの差を識別するために比較する こと、 を特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項の1つに記載の方法。 10.前記比較するステップは、閾値よりも小さい如何なる差も無視されるよう な閾値を使用することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第9項の1つに記載の 方法。 11.前記閾値は前記リストにおけるロケーションの数に従って変更可能である ことを特徴とする請求の範囲第10項に記載の方法。 12.現イメージ及び後続イメージを含むディジタル・イメージのシーケンスを 処理するためのシステムにして、 ロケーションのリストを記憶するための手段と、 前記現イメージ及び前記後続イメージの間の差に対応したロケーションを識別 するために前記リストに記憶されたロケーションにおける前記現イメージ及び前 記後続イメージを比較するための手段と、 前記現イメージを更新するために何らかの差のあるロケーション及び対応する 値を出力するための手段と、 前記比較するための手段においてロケーションが識別されたことに応答して前 記リストを更新するための手段と、 を含むシステム。
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