JPH105030A

JPH105030A - おむつ用品収納バスケット

Info

Publication number: JPH105030A
Application number: JP8181129A
Authority: JP
Inventors: Toshimichi Yoshikawa; 利通吉川
Original assignee: Yoshikawakuni Kogyosho KK
Current assignee: Yoshikawakuni Kogyosho KK
Priority date: 1996-06-20
Filing date: 1996-06-20
Publication date: 1998-01-13
Anticipated expiration: 2016-06-20
Also published as: JP2811299B2

Abstract

(57)【要約】【課題】赤ちゃんのおむつ替えに必要な紙おむつやテ
ィッシュペーパー等をコンパクトに収納しておき、必要
時に何処でも直ぐ取り出して使用することができるおむ
つ用品収納バスケットの提供。【解決手段】紙おむつ１４、ティッシュペーパー１
６、ウエットティッシュ等の用品類が収納される収納部
２ａを有し、側面２ｅ，２ｆに把手１０が回動自在に設
けられた有底箱形状のバスケット本体２からなり、この
バスケット本体の背面に、ベビーベッド１７の側部に掛
止される下向き略コ字形状のフック１３が設けられ、バ
スケット本体の前面２ｃに、前記収納部に収納されるテ
ィッシュペーパーを取り出すことができるペーパー取出
口２ｇが形成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ベビー用の紙お
むつの他、ウエットティッシュ等のおしり拭き、ティッ
シュボックスなどをコンパクトに収納すると共に、持ち
運びが可能な「おむつ用品収納バスケット」に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】赤ちゃんのいる家庭では、紙おむつ、テ
ィッシュペーパー、ウエットティッシュ等が備えられて
いるが、従来、これらの用品は、家の中では部屋の適当
な場所に置かれて使用されていた。また、外出する際に
は、バッグ等に適宜詰め込んで持ち運んでいる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなおむつ替えに必要な用品は、一箇所に置かれていな
いと、必要なときに探し廻らなければならず、その間に
赤ちゃんが泣きだす等の不都合があった。また、外出時
にバッグ等へ収納する場合にも、おむつ用品を他の物品
と一緒に入れていたので、外出先で必要となった際に、
直ぐに取り出すことができないといった問題もあった。
この発明は、これらの課題を解決するためになされたも
のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るおむつ用品収納バスケットは、紙おむ
つ、ティッシュペーパー、ウエットティッシュ等の用品
類が収納される収納部を有し、側面に把手が回動自在に
設けられた有底箱形状のバスケット本体からなり、この
バスケット本体の背面に、ベビーベッドの側部に掛止さ
れる下向き略コ字形状のフックが設けられ、バスケット
本体の前面に、前記収納部に収納されるティッシュペー
パーを取り出すことができるペーパー取出口が形成され
てなることを特徴とする。また、好ましくは上記構成に
加えて、前記バスケット本体の上部に、前記用品類を収
納可能なトレーが着脱自在に保持されてなることを特徴
とする前記おむつ用品収納バスケットである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明のおむつ用品収納バ
スケットについて、さらに詳細に説明する。図１から図
４は、この発明のおむつ用品収納バスケット１の一実施
例を示す図であり、図１は分解斜視図、図２は正面図、
図３は平面図、図４は図３におけるIII-III 断面図であ
る。

【０００６】この発明のおむつ用品収納バスケット１
は、紙おむつ１４、ティッシュペーパー１６、おしり拭
き（ウエットティッシュ）等のベビー用品類を収納する
ものである。おむつ用品収納バスケット１は、上方に開
口した略箱形状のバスケット本体２と、このバスケット
本体２の上部に着脱可能に収納されるトレー３とからな
り、バスケット本体２には把手１０やフック１３が設け
られている。

【０００７】バスケット本体２は、上方開口の略矩形状
箱体で、内部が前記ベビー用品類の収納部２ａとなって
おり、例えばプラスチックの一体形成によって形成され
ている。バスケット本体２の収納部２ａには、用品類を
区分して収納するために、仕切り部４がバスケット本体
２の底壁から上方に立ち上げられて形成されている。こ
の仕切り部４は、バスケット本体２の前後方向に延びて
収納部２ａを左右に仕切る略矩形板状の第１仕切板５
と、この第１仕切板５に対して垂直に設けられ、バスケ
ット本体２の左右方向に延びて収納部２ａを前後に仕切
る第２仕切板６とが略Ｔ字形状に形成されている。すな
わち、第１仕切板５は、バスケット本体２の前側壁２ｃ
と後側壁２ｄとの間に配設される。また、第２仕切板６
は、前記第１仕切板５とバスケット本体２の右側壁２ｆ
との間に配設されて、前側壁２ｃとの間に市販の紙製テ
ィッシュペーパー箱１５に略適合する空間が形成される
（図６参照）。

【０００８】なお、第１および第２仕切板５，６は、上
下方向高さを等しくしてあり、第２仕切板６には、上部
に略凹形状の切り欠き６ａが形成されている。第１およ
び第２仕切板５，６の上端縁５ｄ，６ｄは、バスケット
本体２の開口部１ａよりも低い位置となるよう形成され
ており、これら上端縁５ｄ，６ｄを支持部として、トレ
ー３を保持するよう構成されている。なお、開口部１ａ
は、ベビー用品やトレー３の出し入れを容易にできるよ
うに、バスケット本体２の後側壁２ｄより前側壁２ｃが
低くなる傾斜カットにしてある。前記収納部２ａ内は、
仕切り部４で３区分されることにより、第１仕切板５と
左側壁２ｅとの間に、複数枚の紙おむつ１４を積み重ね
て収納できるおむつ収納部７が形成される。また、第２
仕切板６と後側壁２ｄとの間に、紙おむつ１４やポケッ
トタオル等を収納しておける予備おむつ収納部８が形成
される。さらに、第２仕切板６と前側壁２ｃとの間に、
紙製ティッシュペーパー箱１５を横向きに収納できるテ
ィッシュペーパー収納部９が形成される。なお、ティッ
シュペーパー１６をバスケット本体２の外方から取り出
すために、前記紙製ティッシュペーパー箱１５のペーパ
ー引出口１５ａに対面するバスケット本体２の前側壁２
ｃには、細長のペーパー取出口２ｇが形成されている。

【０００９】前記トレー３は、上方開口の細長い箱体
で、前記バスケット本体２と同じく収納部３ａにベビー
用品として主にウエットティッシュ等のおしり拭きを収
納するためのものである。このトレー３は、左右幅が前
記第２仕切板６の長さにほぼ等しく、前後幅がバスケッ
ト本体２の前側壁２ｃと後側壁２ｄとの間隔より若干小
さくなっている。そして、このトレー３の裏面３ｂに
は、前記第１および第２仕切板５，６の上端縁５ｄ，６
ｄに係合可能なように、係合部３ｅを形成してある。ま
た、このトレー３の開口部１ｂは、前記バスケット本体
２の開口部１ａと同じくベビー用品の出し入れを容易に
できるように、後側壁３ｄより前側壁３ｃが低くなる傾
斜カットにしてある。さらに、バスケット本体２および
トレー３の各開口部１ａ，１ｂの周縁は、丸みを設けて
前記用品の出し入れを支障なく行えるようになってい
る。なお、このトレー３は、バスケット本体２の開口部
１ａに載置されると、仕切り部４の上端縁５ｄ，６ｄに
係合部３ｅが係合され、安定よく保持しておくことがで
きる。この載置状態では、おむつ収納部７が外部から見
えるので、紙おむつ１４の出し入れをそのまま行うこと
ができる。

【００１０】前記把手１０は、図４および図６に示すよ
うに、両端部１０ａ，１０ｂが前記左右側壁２ｅ，２ｆ
の上端側に回動自在に支持される。すなわち、この左右
側壁２ｅ，２ｆには、中央に円形の係合穴１１ａ，１２
ａを有する把手支持部１１，１２を一体形成する一方、
把手１０の両端部１０ａ，１０ｂには、前記係合穴１１
ａ，１２ａにほぼ等しい外径の係合突部１０ｃ，１０ｄ
を内向きに突設してある。これにより、各係合突部１０
ｃ，１０ｄを係合穴１１ａ，１２ａに挿入すると、把手
１０が両端部１０ａ，１０ｂを支点にして回動自在に支
持されるものである。なお、把手１０は、両端部１０
ａ，１０ｂ間の長さを、バスケット本体２の横幅より僅
かに大きくしてあるので、両係合穴１１ａ，１２ａに各
係合突部１０ｃ，１０ｄが保持された状態では、両端部
１０ａ，１０ｂが係合穴１１ａ，１２ａから外れること
なく強固に支持されるようになっている。この把手１０
は、図１の実線に示すように、通常は倒してあるが、お
むつ用品収納バスケット１を持ち運ぶ際は同図の仮想線
に示す如くに起立させる。このようにして、おむつ用品
収納バスケット１を外出時に携行すると、外出先で紙お
むつ１４やウエットティッシュ等のベビー用品が必要に
なったときに素早く取り出して使用できる。また、ティ
ッシュペーパー１６もぺーパー取出口２ｇから取り出し
て使用できるので、赤ちゃんに必要な用品がおむつ用品
収納バスケット１のみを持って行くことで事足りるとい
う利便性がある。

【００１１】フック１３は、断面略下向きコ字形状で、
図３および図６に示すように、バスケット本体２の後側
壁２ｄの上部側において、左右方向に延びるようにバス
ケット本体２と一体形成されており、図５に示す普及型
のベビーベッド１７の縁に掛止できるようになってい
る。このフック１３は、先端側１３ａと後側壁２ｄとの
間隔をベビーベッド１７の木枠１８の幅より僅かに大き
くしてあるため、おむつ用品収納バスケット１をベビー
ベッド１７に対し着脱自在に保持しておけるものであ
る。これにより、ベビーベッド１７の側部で、最も頻繁
に利用される紙おむつ１４やティッシュペーパー１６お
よびウエットティッシュ等を容易に取り出せるので、従
来のように部屋の中でベビー用品を探し回なければなら
ないといった面倒が解消される。

【００１２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項１に記載の発明は、紙おむつ、ティッシュペーパー、
ウエットティッシュ等の用品を収納部に収納しておくこ
とができ、また、バスケット本体をフックによってベビ
ーベッドの側部に掛止して使用することができる。よっ
て、紙おむつやウエットティッシュを容易に取り出して
使用できるとともに、ティッシュペーパーはペーパー取
出口から取り出して使用できるので、一箇所で必要な用
品を利用可能となり、利便性が格段に向上する。また、
把手を把持して持ち運べるので、容器本体を携行するこ
とにより、外出先で必要になったときにコンパクトに収
納されたベビー用品を素早く取り出して使用できる利点
もある。また、本発明のうち請求項２に記載の発明は、
トレーをバスケット本体に着脱自在に保持可能となって
いるので、ベビー用品等を分類して収納し易くなるう
え、使い勝手もさらに良くなる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のおむつ用品収納バスケットの一実施例
の全体構成を示す分解斜視図である。

【図２】図１のおむつ用品収納バスケットの正面図であ
る。

【図３】図１のおむつ用品収納バスケットの平面図であ
る。

【図４】図３のIII − III線に沿ったおむつ用品収納バ
スケットの縦断面図である。

【図５】おむつ用品収納バスケットをベビーベッドに保
持した状態を示す説明図である。

【図６】ベビーベッドに保持されたおむつ用品収納バス
ケットの縦断面図である。

【符号の説明】

１おむつ用品収納バスケット２バスケット本体２ａ収納部２ｃ前側壁（前面）２ｄ後側壁（背面）２ｅ左側壁（側面）２ｆ右側壁（側面）２ｇペーパー取出口３トレー１０把手１３フック１４紙おむつ１５ティッシュペーパー箱１６ティッシュペーパー１７ベビーベッド

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】紙おむつ、ティッシュペーパー、ウエッ
トティッシュ等の用品類が収納される収納部を有し、側
面に把手が回動自在に設けられた有底箱形状のバスケッ
ト本体からなり、このバスケット本体の背面に、ベビーベッドの側部に掛
止される下向き略コ字形状のフックが設けられ、バスケット本体の前面に、前記収納部に収納されるティ
ッシュペーパーを取り出すことができるペーパー取出口
が形成されてなることを特徴とするおむつ用品収納バス
ケット。
【請求項２】前記バスケット本体の上部に、前記用品
類を収納可能なトレーが着脱自在に保持されてなること
を特徴とする請求項１に記載のおむつ用品収納バスケッ
ト。