JPH10503002A - 自動車用の流体力学的結合装置 - Google Patents

自動車用の流体力学的結合装置

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JPH10503002A
JPH10503002A JP8533838A JP53383896A JPH10503002A JP H10503002 A JPH10503002 A JP H10503002A JP 8533838 A JP8533838 A JP 8533838A JP 53383896 A JP53383896 A JP 53383896A JP H10503002 A JPH10503002 A JP H10503002A
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disk
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Abstract

(57)【要約】 この流体力学的結合装置は、ほぼ横方向に延びる壁(2)を有し、この壁の中心にガイドリング(6)が取り付けられ、ピストン(9)が、このガイドリング(6)に沿って軸方向に変位自在であり、ガイドリングおよび横方向壁(2)と共に外側がディスク(10)および摩擦シール(11)(111)によって構成された容積可変形チャンバー(30)を構成し、摩擦シールが、ピストン(9)とディスク(10)との間、更にディスク(10)と横方向壁(2)との間にそれぞれクランプされるようになっている各摩擦シール(11)(111)が、少なくとも1つのいわゆる冷却溝(80)(180)および1つ以上の溝(80)(180)を有し、これらの溝が、ディスク(10)の回転方向に従う螺旋内で各摩擦シール(11)(111)の外周部または内周部まで延びており、1つの摩擦シールから別の摩擦シールに交互に分散されている。本発明は自動車に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車用の流体力学的結合装置 本発明は、国際公開第WO94/07058号公報および国際公開第WO93/13339号公報に 記載されているような、自動車用の流体力学的結合装置に関する。 これらの明細書では、この装置は、ほぼ横方向に配置され、駆動シャフトに回 転結合されるようになっている壁を含み、この壁は、壁の中央に固定されたガイ ドリングを支持している。 ピストンが、ガイドリングに沿って軸方向に移動できるようにシールされた状 態で取り付けられている。このピストンは、横方向壁とガイドリングと共に容積 可変形チャンバーを構成しており、この容積可変形チャンバーの外側の境界は、 ディスクおよび摩擦ライナーによって定められ、摩擦ライナーは、ピストンとデ ィスクとの間、およびディスクと横方向壁との間に、それぞれグリップされるよ うになっている。 各摩擦ライナーは、ディスクとピストンとからなる要素、およびディスクと横 方向壁とからなる要素のうちの1つに固定され、摩擦ライナーは、ディスクとピ ストンとの間、およびディスクと横方向壁との間にグリップされるようになって いる。 国際公開第WO93/13339号公報に記載されているように、容積可変形チャンバー 内の圧力を制御することにより、ピストンの両側にある2つのチャンバーを利用 して、ピストンに加えられる差圧を制御することが可能である。 これにより、ディスクとピストンおよび横方向壁(カウンターピストンを構成 する)とから成るアセンブリとの間の制御されたスライド運動を、挟持された摩 擦ライナーによって得ることが可能となる。 振動の吸収特性を改善するために、車両のエンジンの所定の作動モードで、デ ィスクをスライドすなわちスリップさせることができる。従って、ディスクとピ ストンおよび横方向壁から成る組立体との間で相対的運動が生じる。 このようなスライド作用により、ディスクの領域すなわち容積可変形チャンバ ーの外周部で加熱が生じる。従って、容積可変形チャンバーの外側のこの領域に おいて、流体力学的結合装置内のオイルが加熱される。 前記第WO93/13339号公報において、このような加熱効果を低減させるために、 各摩擦ライナーに2つの環状溝を設けてある。 各溝は、複数のラジアル通路を通して、ディスクの内周部および外周部とそれ ぞれ接続されている。 ラジアルチャンネルも、これら2つの溝を互いに接続している。 従って、制御されたスライド運動の期間中、流体力学的結合装置のケーシング 内に生じる圧力は、容積可変形チャンバー内に生じる圧力よりも大となり、流体 は、容積可変形チャンバーの内側に向かって流れる。すなわち、摩擦ライナーの 外周部から内周部に流れる。 このようなことは、タービンホイール、従って被動シャフトに結合されたディ スクに伝達されるトルクを減少させるので、満足できるものではない。更に、流 体の内側への流れは、望ましい程度まで高速とはならない。 本発明の目的は、このような欠点を、簡単かつ安価に克服することにある。従 って、本発明の目的は、伝達されるトルクおよび流体の流量を増しながら、容積 可変形チャンバーの外周部を冷却することにある。 本発明による、上記タイプの結合装置は、前記溝が、ディスクの中心に対して ずれたほぼ円弧の形状をしており、各摩擦ライナーの外周部から内周部に延び、 ディスクの回転方向に巻かれた螺旋の一部をほぼ構成し、冷却溝が、1つの摩擦 ライナーと他の摩擦ライナーとの間で互いに離間され、他の摩擦ライナーの溝が 、開始する位置にて、摩擦ライナーが終端することを特徴とする。 本発明によれば、ロックアップクラッチが係合している時に、オイルは遠心方 向にあまり逃れることができないので、ポンプ作用およびディスクに伝達される トルクが増した状態で、求心タイプの高速流体流れが得られる。また、溝の表面 が狭くなっているので、良好な流体の流れが得られる。 従って、摩擦ライナーは良好に冷却され、溝は粘性せん断力を発生させること により、流体を駆動する作用を生じる。 従って、溝により、ライナーを越えて、ピストンの外周部まで高温のオイルを ポンピングし、オイルをより低温の容積可変形チャンバー内に転送し、内部のオ イルを冷却することがが可能となる。 この結果、溝内に生じる流体の流量は、供給圧力および回転速度、特にディス クとピストンおよび横方向壁から成るアセンブリとの間の回転速度差に比例する こととなる。 容積可変形チャンバー内に向かう流体の流れは、スライド動力に応じて増加す る。従って、スライド運動が大きくなれば、流体の流量も大きくなる。前記ライ ナーは良好に冷却され、ライナー上には、冷却溝すなわちスロットから離間した 点はない。 更に、溝が、ある摩擦ライナーと他の摩擦ライナーとの間で交互に配置されて いるので、摩擦ライナーの表面積を大きく保ったままで、流体のための入口およ び出口の数が増している。 本発明における螺旋溝の幅は、摩擦ライナーの外周部に向かうにつれ広くする ことが好ましい。 従って、粘性せん断力を加えることにより、流体の改善された駆動作用が得ら れる。 次に、添付図面を参照して本発明を説明する。 図1は、本発明の流体力学的結合装置の軸方向半断面図である。 図2は、図1における矢印2の方向の一部切り欠き図で、タングを示す図であ る。 図3は、3−3線に沿う図である。 図4は、本発明における摩擦ライナーが設けられたディスクの背面図である。 図5は、図4における5−5ラインに沿う断面図である。 図6は、本発明における摩擦ライナーが設けられたディスクの正面図である。 公知のように、かつ国際公開第WO94/07058号公報(より詳細について参考とす ることができる)に記載されているように、流体力学的結合装置は、トルクコン バータとロックアップクラッチ1を含み、これらは、オイルで満たされケーシン グを構成する共通したシールリング内に配置されている。 ケーシングは、駆動部品を構成し、駆動シャフト、自動車に使用されている場 合には、内燃機関のクランクシャフトに結合されるようになっている。 環状をしたケーシングは、互いに対向する2つのハーフシェルから成り、ハー フシェルの外周部は、一般に溶接によりシールされた状態に固定されている。 第1ハーフシェル2、3は、駆動シャフトに結合されるようになっている。こ のハーフシェルは、ほぼ横方向に配置された環状壁2を含み、この壁の外周部は 、ほぼ軸方向に配置された円筒形の壁3として伸びている。 コンバータの反作用ホイールと同じように、簡略にするために図示されていな い第2ハーフシェルは、その内側面に、ブレードが固定されたインパルスホイー ルを構成している。このブレードは、ハブプレートにリベット締めまたは溶接す ることにより固定されたタービンホイール4のブレード側を向いている。ハブプ レートは、ハブ5と一体的になっており、ハブの内側には、ハブを被動シャフト すなわち自動車に使用されている場合には、ギアボックスの入力シャフトに結合 するようになっている。 このシャフトの内側には、チャンネルを構成するようなリセスが設けられてお り、このチャンネルにより、ハブ5と横方向壁2との間で軸方向に嵌合されたガ イドリング6までオイルが達することができる。 より詳細に言うと、このリング6には、軸方向に突出する中心センタリングノ ーズ7が設けられており、リング6の中心部は、溶接ジョイント(このシーム部 は符号61で示されている)によって壁2に固定されており、壁2は、この目的 のため、軸方向に配置されたスリーブ部分60を有する。このスリーブ部分は、 外側に曲げられ、この部分にセンタリングノーズ7が突入している。 リング6は、一体的な横方向に配置されたカラー部分8をも有する。従って、 このリング6は、ショルダーが設けられており、溶接により固定された後は、ハ ブ5の方を向く壁2の内側面に、カラー部分8を介して接触している。 カラー部分8の環状外周部に沿って軸方向にスライドできるよう、ピストン9 が取り付けられており、カラー部分8には、環状シールリング29を取り付ける ための溝が設けられている。 ピストン9は軸方向に配置された中心スリーブ部分を有し、このスリーブ部分 は、カラー部分8に沿ってスライド運動できるよう、壁2側に曲げられている。 ピストン9は、リング6と、壁2と、ディスク10(このディスクは、例えば接 着またはろう付けにより各面に固定された摩擦ライナー11、111を支持して いる)と共に容積可変形チャンバー30を構成しており、このチャンバーにはリ ング6を通して流体が供給されるようになっている。 リング6は、上記被動シャフト内のチャンネルを通して流体が供給される孔( 参照符号なし)をこの流体の供給のために有する。本実施例では、カラー部分8 内に、これらの孔が設けられており、孔は、リング6の中心部に形成されためく ら孔に開口する傾斜した部分を有する。 ディスク10は、ピストン9の外周部に嵌合され、外側に配置された部分と共 に、ピストン9の外周部の径方向外側にクランク状のラグを有している。各ラグ は、ガイドリング12の外周部に形成されたノッチ内に挿入されている。従って 、ディスク10は、ラグ2とノッチから成るほぞと、ほぞ孔タイプのカップリン グ13を介して、軸方向に移動できるよう、ガイドリング12に対して結合され ている。 ガイドリング12の横方向部分14内にノッチが形成されている。この横方向 部分14は、環状部分15として延びており、この環状部分15は、径方向に配 置され、径方向外側にコイルスプリング16を係止するように働く。 コイルスプリング16は、プレート部品18の環状係止部分17により内側に 係止されており、プレート部品18は、ラジアルウェブ19として径方向内側に 延び、ラジアルウェブ19は、タービンホイール4と同時にハブ5のラジアルプ レート部分に、リベット締めにより固定されている。タービンホイール4は、こ の目的のために、内周部に符号を付していないラグを有する。 別の変形例として、このような締結を溶接によって行うことができる。ウェブ 19は、ピストン9とホイール4との間にオイルを流すことができるよう、1組 の孔(符号を付けず)を有する。 プレート部品18は、スプリング16の円周方向の両端と係合するための係合 部分20を有する。係号部分20は、プレート部品18の係止部分17の内周部 から外周部まで延びる蛇行した当接ブリッジ内に形成されている。この係止部分 17は、ハーフシェル状をしており、一方のハーフシェルを構成するガイドリン グ12の部分14、15に対して軸方向にずれている。 ガイドリング12は、スプリング16の両端に当接するための内側変形部21 を、その軸方向部分15の領域内に有する。軸方向部分14は、スプリング16 の両端と当接するためのラグ22をも有する。より詳細については、国際公開第 WO94/1047058号公報、および特にその図24〜図28を参照されたい。 流体力学的結合装置の部品は、シールリング29およびライナー11、111 を除き、金属製である。 従って、ロックアップクラッチ1は、ピストン9およびライナー11、111 の径方向外側に入力部品12が配置された状態で、主にタービンホイール4と第 1シェルの外周部にある壁2との間に位置するトーションダンパー23を含み、 トーションダンパー23は、ハーフシェル14、15状をしたガイドリング12 と、コイルスプリング16と、プレート部品18から成る出力部品とから成って いる。このプレス部品18も、外周部がハーフシェル状となっている。 出力部品18は、タービンホイール4、本例では、このタービンホイールのハ ブ5に回転結合されている。一方、入力部品12は、ピストン9に対して径方向 に突出するディスク10に回転結合されている。従って、入力部品12は、ディ スク10およびライナー11、111を介して、駆動シャフトに解放自在に結合 され、ライナー11、111を備えた前記ディスク10は、ピストン9とカウン ターピストンを構成する壁2との間に解放自在にグリップされるようになってい る。ディスク10は、ハブ5とホイール4に弾性的に結合される。 より詳細には、タービンホイール4は、シールされたハウジング、すなわちケ ーシング内に収容された流体の流れにより、インパルスホイールによって駆動さ れ、車両が発進した後は、タービンとインパルスホイールとの間のスライド効果 を防止するため、ロックアップクラッチ1が被動シャフトと駆動シャフトとを直 結(すなわちブリッジング)する。このような直結は、被動シャフトがハーフシ ェル2、3によって直接駆動される状態で、ピストン9とカウンターピストン2 との間に摩擦ライナー11、111およびディスク10をグリップすることによ って行われる。 クラッチ1を切る(分離する)ために、被動シャフト内のチャンネル、リング 6内のめくら孔およびリング6内の開口部を通して、チャンバー30内に圧力を 導入する。このチャンバー30は、カラー部分8によって支持されたリング29 によってシールされている。 クラッチ1が係合すなわちブリッジされている(ライナー11、111がグリ ップされている)位置では、前記チャンバー30は減圧状態となっている。従っ て、チャンバー30は、外周部がディスク10とライナー11、111によって 境界が定められている。 ピストン9は、接線方向の弾性タング40により、第1ハーフシェルの壁2に 結合されている。タング40は、円周方向に一定間隔で離間されており、本例で は4組のタング(図3)が設けられている。これらのタング40により、ピスト ンは軸方向に移動できるようになっている。本例では、これらのタング40は、 挟持された環状部材44を介して、横方向壁2に取り付けられている。 環状部材44は、本例では金属製であり、リベット45により、壁2にシール された状態で固定されている。リベット45は、壁2と一体的であり、例えば押 し出し成形によって形成される。環状部材44は、その内周部の所々にラグ48 を有し、これらのラグは、その主要部分に対して軸方向にずれたラグ48を含む 。このラグによって、部材44は壁2に締結されている。 本例では2つのタングから成るタング40の両端は、リベット43によりラグ 48に固定されている。変形例として、リベットを、ネジまたはボルトに置換構 成できる。 タング40の他端をピストン9に取り付けるため、締結手段41、42が使用 されている。この締結手段は、タング40およびピストン9をほぼ貫通しており 、2つの部品、すなわちピストン9と反対側にてあらかじめタング40に取り付 けられた第1部品41と、第1部品41と係合するようにピストン9と同じ側に 設けるだけでよい第2部品42とから成っている。 タング40は、摩擦ライナー11とアセンブリの軸線との間、すなわちチャン バー30内で径方向に延び、壁2とピストン9との間で軸方向に延びる空間内に 位置する。このタング40は、壁2がタービンホイールから離間する方向に軸方 向に突出する領域において、前記壁2とピストン9との間で軸方向に延びている ので、ピストン9と壁2との間のリング6のカラー部分8の領域における軸方向 の寸法は小さくなっている。 本例では、このような2部品式締結手段41、42は、アップセットボルトシ ャンクを有するタイプのものである。第1部品41は壁2に面するタング40の 表面と接触する係合ヘッドを備えるシャンクを含んでいる。この係合ヘッドは、 チャンバー30内に位置する。 シャンクは、ピストン9内の関連する開口部を間隙をもって貫通し、平滑な第 1部分と、ノッチの設けられた第2部分を含む。この部分41は、その平滑な部 分を強制嵌合することにより、タング40に取り付けられているが、ロール掛け または接着により取り付けてもよい。シャンク41の係合ヘッドは、チャンバー 30内に取り付けられている。 第2部品42は、シームリングから成ってる。このシームリングは、ピストン と同じ側にピストン内の貫通孔への塑性流が進入するのを防止するよう、拡大さ れた径のベース部分をピストンと同じ側に有する。従って、リング42はチャン バー30の外側に取り付けられている。 後に理解できるように、リング42は、シャンク41のノッチ付き部分と係合 するよう圧縮されている。変形例として、POPタイプのリベットを使用するこ ともできる。 更に別の変形例として、第2部分を、ネジまたはナットから構成できる。この ネジまたはナットは、例えば接着によりタング40に固定できる。第2部分は、 ネジまたはナットとすることができる。 1994年11月4日に出願されたフランス国特許出願第94-13205号明細書に 記載されているような装置を考えつくことも可能である。 図1〜図3の実施例では、タング40の屈曲を制限し、これを保護するために 、チャンバー30内に当接部材50が設けられている。当接部材50は、部材4 4内に形成され、部材44によりタング40は駆動され、壁2に固定されている 。より詳細には、接線方向のタング40は、タング40をピストン9に固定する 2部品形締結手段41、42を越えるよう、47にて円周方向に延びている。 延長部47の各自由端は、壁2(図2および図3)に面する当接部46と協働 するようになっている。この当接部46は、当接部材50の一部であり、一部が 壁2と平行になっている。この当接部46は、環状部材44の主要部分に対して 軸方向に延びるラグ48内に、プレス成形されている。 従ってラグ48は、リベット43を締結するための端部および当接部46を有 する。 従って、部材44の主要部分から離間した位置において、断面がタング40の 自由端(すなわち延長部47)を囲む軸方向に配置された部分を備えるクランク 状部分(すなわち爪)によって構成されている。これらのタングは、横方向を向 く部分46として延び、本発明における当接部を構成すると共に、一部がピスト ン9に面するタング40の表面、すなわちタング40の背面と協働するようにな っている。 従って、当接部46は、横方向壁2から離間する方向へのピストン9の変位を 制限する。 このように、ピストン9とハブ5との接触、またはピストン9とラジアルウェ ブ19との接触は防止され、かつリング6とピストン9との間の相対的変位が制 限され、ピストン9はいずれの状況でも、シール部29と係合したままである。 従って、チャンバー30は常にシールされ、本流体力学的結合装置が回転する間 、公知の態様でハウジングが膨張しても、常にシールされる。 変形例では、当接部材50は、当然ながら別個のリングで構成できる。このリ ングは、例えばリベット締めまたはスナップ嵌合により、ガイドリング6に取り 付けられ、ガイドリングの背面に接触する。このガイドリングは、次にカラー部 分8の外周部に対して突出し、ピストン9の内周部と協働して、壁2から離間す る方向のピストンガイド9の変位を制限するようになっている。 ロックアップクラッチが切られたとき、すなわち分離されるときのピストン9 とライナー11との間に存在する空間は、当接部材50によって縮小できる。 これにより応答時間が短縮され、後述するような制御されたスライド運動に有 利となる。 後に理解できるように、ピストン9は2つのチャンバーすなわち容積可変形チ ャンバー30と、壁2とは反対側を向くピストン9の背面側に位置する主要チャ ンバーの境界を定める。 したがって、容積可変形チャンバー30内の圧力を変えることにより、ピスト ン9およびカウンターピストンを構成する壁に対する摩擦ライナー11、111 に、制御されたスライド運動を生じさせることが可能である。 このような制御されたスライド運動により、所定のエンジンの作動モードで摩 擦ライナー11、111がスライドでき、ディスク10も、スライドできるので 、振動の吸収特性が改善される。 従って、ライナー11、111を有するディスク10とピストン9、および横 方向壁2から成るアセンブリとの間で、相対的運動が生じる。 従って、このようなスライド運動により、前記摩擦ライナー、ピストン9、デ ィスク10および壁2が加熱されることとなり、これにより、チャンバー30の 外周部が加熱される。従って、容積可変形チャンバー30を越えたオイル、およ びチャンバーに近いオイルは、加熱された状態となる。 ピストン9および壁2は、チャンバー30の外周部に位置する横方向壁を含み 、摩擦ライナー11、111に対する平らな(横方向に位置する)摩擦表面を提 供する。 従って、制御されたスライド運動中に流体力学的結合装置のハウジングの主要 部分に生じる圧力は、容積可変形チャンバー30内に生じる圧力よりも大きくな る。 加熱効果を低減するため、本発明は、各摩擦ライナー11、111の外周部か ら内周部まで延びるほぼ螺旋の一部の形状をした溝80、180を摩擦ライナー 11、111内に設けることを提案するものである。この螺旋巻方向は、ディス クの回転方向(図4)と同じであり、エンジンの回転方向Fと反対方向となるス クープ効果が生じる。 本例では摩擦ライナー11、111ごとに4本の溝、すなわちスロット80、 180が設けられている。これらの溝は、図4および図6でよく理解できるよう に、円周方向に一定間隔で離間している。 本発明の1つの特徴によれば、これらの溝は、ディスク10の中心に対して中 心のずれた円の弧の形状をしており、螺旋形、実際には螺旋の一部となっている 。 これらの溝の長さは、当然ながら、これより長くても短くてもよい。 螺旋の一部の形状をしている溝は、ライナーに対する表面積を大きく保ったま ま、溝内に流入する流体のための入口および出口の数を増すことができる。 一般に、急速にオイルをチャンバー30に移すには、溝の数を増すことが好ま しい。当然ながら、これらのいずれも、使用例に応じて決まる。 溝の幅は、摩擦ライナー11、111の外周部に進むにつれ増すことが好まし い。また、これらの溝は、深さよりも広い幅を有することが好ましい。流体(本 例ではオイル)の流れを容易にし、最大量の流体を収集し、かつ排出するために 、内外周部における幅を広げている。更に、ライナーの剥離が防止される。 1つの摩擦ライナーから他の摩擦ライナーに溝が交互に配置される構造となっ ている。すなわち摩擦ライナー11の溝80が摩擦ライナー111の溝110の 開始する点で、ライナー11の内周部にて終了するようになっていることが理解 できよう。 従って、冷却溝80、180から離間した摩擦ライナー上の点はないので、こ れら摩擦ライナーは良好に冷却される。 本発明によれば、ピストン9の背面上に広がる圧力が、容積可変形チャンバー 内に生じる圧力よりも一般に大となるので、ディスク10の外周部から内周部に 向かって流体が流れる状態で、制御されたスライド運動中に、ポンプ作用により 求心流体流が得られる。 従って、摩擦ライナー11、111を越えて存在する高温のオイルが、このオ イルをポンピングする溝80、180を介してチャンバー30に転送される。次 にこのオイルは、チャンバー30で冷却される。 溝を通る流体の流量は速度に比例し、これらの溝により、溝がオイルをチャン バー30の外周部へポンピングする状態で流体を粘性せん断力により駆動するよ うな効果が生じる。 流体の流量は差圧および速度に比例し、特にディスク10とピストン9および 横方向壁2から成るアセンブリとの間の速度差に比例する。この流量はスライド 動力に応じて増加する。 冷却溝80、180が存在しているにも拘らず、壁2からディスク10への良 好なトルク伝達が得られる。要するに、このトルク伝達は、エンジン、従って壁 2とディスク10との間の相対的速度に応じて決まる。 ラグ28により、図4および図6において、矢印Fで示すようなディスクの回 転方向に対して溝を配置することが可能であるので、ディスク10に摩擦ライナ ーを締結することが有利である。 当然ながら本発明は、上記実施例のみに限定されるものではない。特にリング 6の内周部、すなわち、そのカラー部分の外周部に形成された相補的スプライン と噛合するようになっているスプラインを内周部に有するピストン9により、ピ ストン9と第1ハーフシェル2、3との結合をなしうる。 変形例では、上記国際公開第WO94/07058号公報に記載されているようなボスを 有するタイプの回転カップリングを使用することが可能である。 この回転カップリングは、当然ながら、国際公開第WO93/13339号公報に記載さ れているような形態のものでもよい。すなわち、壁2によって支持され、これに 固定された内部にスプラインが設けられたディスクと共に、ピストンによって支 持されたスプライン付きハブを使用するカップリングでもよい。この場合、スプ ライン付きディスクは、ライナー111に摩擦表面を提供するので、これらのラ イナーは、ピストン9と横方向壁2との間にディスク、プレート、コーティング 等が挟持された状態で、直接的または間接的にグリップされるようになっている 。 別の変形例として、摩擦ライナー11、111を接着またはろう付けによりデ ィスク10に固定される代わりに、それぞれピストン9または壁2に固定しても よい。この固定は、例えば摩擦ライナーがピストンおよび横方向壁から成る要素 の1つに固定され、ピストンと横方向壁との間に摩擦ライナーが配置されるよう 、接着またはろう付けによって行うことができる。従って、溝180、80は、 ディスク10側に向いた摩擦ライナー111、11の表面に形成することができ る。 当然ながら、ガイドリング12のほぞが係合されるほぞ孔をディスク10が有 するように、カップリング13の構造を反転することも可能である。 別の変形例として、タービンホイール4に支持された別個のクラウン部材に対 するほぞとほぞ孔タイプの結合により、ディスク10を結合できる。この場合、 タービンホイール4にディスク10が強固に結合される。 当然ながら、冷却溝80、180の数は、使用例に応じて、また摩擦ライナー 11、111の外径に応じて決まる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.駆動シャフトに結合されるようになっており、横方向に配置された壁(2 )の中心に締結されるガイドリング(6)を支持するほぼ横方向に配置された壁 (2)と、ガイドリング(6)に沿って軸方向に移動できるようシールされた状 態で取り付けられており、ピストン(9)とディスク(10)との間、およびデ ィスク(10)と横方向壁(2)との間にそれぞれグリップされるようになって いる摩擦ライナー(11)(111)およびディスク(10)により外側の境界 が定められた容積可変形チャンバー(30)を、前記リング(6)と前記横方向 壁(2)と共に構成するピストン(9)とを備え、各摩擦ライナー(11)(1 11)がディスク(10)およびピストン(9)から成る要素、およびディスク (10)と横方向壁(2)から成る要素のうちの1つに固定され、ピストン(9 )と横方向壁(2)との間に摩擦ライナーがグリップされ、各摩擦ライナー(1 1)(111)には、冷却溝である少なくとも1つの溝(80)(180)が設 けられている、特に自動車用の流体力学的結合装置であって、 前記溝(80)(180)が、ディスク(10)の中心に対してずれたほぼ円 弧の形状をしており、各摩擦ライナー(11)(111)の外周部から内周部に 延び、ディスク(10)の回転方向に巻かれた螺旋の一部をほぼ構成し、冷却溝 (80)(180)が、1つの摩擦ライナー(11)(111)と他の摩擦ライ ナー(11)(111)との間で交互に離間され、かつ他の摩擦ライナー(11 )(111)の溝(180)が開始する位置にて、摩擦ライナーが終端している ことを特徴とする、流体力学的結合装置。 2.溝(80)(180)は、内外周部において幅が広くされていることを特 徴とする、請求項1記載の装置。 3.溝(80)(180)は、摩擦ライナーの内周部から外周部に進むにつれ て、幅が広くなっていることを特徴とする、請求項1記載の装置。 4.摩擦ライナー(11)(111)が、ディスク(10)に固定され、ディ スク(10)が、流体力学的結合装置のタービンホイール(4)に弾性的または 剛性的にディスクを回転結合するためのラグ(28)を外周部に有することを特 徴とする、請求項1記載の装置。 5.ディスク(10)の主要部分に接合された径方向に配置された部分と共に 、流体力学的結合装置のガイドリング(12)内のノッチに軸方向に配置された 部分が侵入した状態で、ラグ(28)がクランク状となっており、かつ前記ガイ ドリング(12)が、タービンホイール(4)に弾性的に結合されていることを 特徴とする、請求項4記載の装置。
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