JPH10502993A - パイプ用自己ロック式錠止め装置 - Google Patents
パイプ用自己ロック式錠止め装置Info
- Publication number
- JPH10502993A JPH10502993A JP7510151A JP51015195A JPH10502993A JP H10502993 A JPH10502993 A JP H10502993A JP 7510151 A JP7510151 A JP 7510151A JP 51015195 A JP51015195 A JP 51015195A JP H10502993 A JPH10502993 A JP H10502993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- lock
- lock member
- support member
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims abstract description 12
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 210000004513 dentition Anatomy 0.000 claims description 3
- 230000036346 tooth eruption Effects 0.000 claims description 3
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims 1
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 229910001069 Ti alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000003340 mental effect Effects 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L19/00—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
- F16L19/005—Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts comprising locking means for the threaded member
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S285/00—Pipe joints or couplings
- Y10S285/906—Equivalents
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
パイプ継ぎ手は一方の端部ピース(1)のねじ(34)に係合するナット(2)を備え、このナットは他方のパイプに属する第2の端部ピース(31)を一方の端部ピースに引きつける。ばね(5)によって付勢されたロック用可動キャップ(4)は成形部(8)を備え、この成形部はロック位置においてはナットの相補的成形部(9)に嵌合し、ナットがねじ込まれた端部ピース(1)に対してナットが回転するのを阻止する。ロック部材(4)は支持部材(3)に摺動可能に装着してあり、この支持部材はねじ(34)の周りに延長するように第1パイプ(1)に取付けてあり、ねじとの間にはナット(2)の通過に充分な半径方向距離が設けてある。標準型の継ぎ手、特に、ニップル−ナット型の継ぎ手に適し、後からでも装着することができる。
Description
【発明の詳細な説明】
パイプ用自己ロック式錠止め装置
本発明は、2本のパイプの間の継ぎ手を機械的にロックするための装置に関す
る。
より詳しくは、但し非限定的に、本発明は、一方のパイプの端部に設けられた
ニップルを備え、他方のパイプに形成されたねじに噛み合いいづれかのパイプに
嵌めごろしにされたナットの締め付け作用により、このニップルが他方のパイプ
の端部の朝顔状部に圧接されるようになった、標準化された継ぎ手に関する。
今日では、次のような制動技術即ちロック技術が採用されている:
−線ブレーキ技術。航空工学の分野においてよく使われているこの技術は、アッ
センブリを機械的に保持することができない。この制動方式は機械的であるとい
うよりも精神的なものである。
−ナットに嵌め込んだプラスチック座金、弾性化又は変形されたナット、弾性化
された座金、摩擦によるブレーキ技術。これらの方式は、ニップルとナットのね
じの組立遊びを制限するか、或いは、ナットを弛めるに要するトルクを増大させ
る。従って、これらの方式は、使用中に装置のねじが弛む危険を完全に解消する
ものではない。
これらの大部分は分解後に再使用することができない。
他の制動技術は米国特許5,083,819から公知である。これによれば、ニップル
に固定した制動用舌状片がナットに弾性的に当接する。この技術は高価である。
更に、ねじを有する方のパイプにねじの手前において形成したスプラインに沿
ってロック部材が摺動するようになったロック装置がフランス特許917,287から
知られている。このロック部材は他方のパイプに担持されたナットを回り止めす
るべくばねにより付勢されている。この装置は、ねじとパイプとの間にスプライ
ンを設ける必要があるので、標準型の継ぎ手には適用できない。継ぎ手の全長が
変わると共に、総コストは非常に高い。米国特許5,188,398の装置は同じ形式で
あるが、スプラインとロック部材は締め付けトルクを伝達する役目も持つので、
スプラインとロック部材が堅牢でなければならないという不便が更にある。
米国特許4,655,482によれば、ナットと他方のパイプの六面頭部を用いて、互
いに嵌合するロック部材が回り止めされる。従って、パイプの六面頭部には、締
め付けを行うためにアクセスすることはできない。この点を改良するため、ロッ
ク部材の外周には六面構造体が形成してある。ロック部材は更に締め付けトルク
も伝達しなければならないので、ロック部材によって半径方向寸法が増大する。
従って、本発明の目的は、効果的で、経済的で、継ぎ手の嵩を大幅に変えるこ
となく多くの規格に適合することの可能な、パイプ継ぎ手用のロック装置を提供
することである。
本発明は、封止部を端部に備えた2本のパイプの間の継ぎ手を機械的にロック
するための装置を提供するもので、第1のパイプはその封止部の手前にネジ又は
類似物を備え、他方のパイプは前記ネジ又は類似物と協働する回転ナットを備え
、このロック装置は、第1パイプに対して長手方向に移動可能なロック部材と、
ナットが釈放される退却位置から、2本のパイプの連結時にロック部材のロック
用成形部がナットの相補的成形部と協働するロック位置へと、前記ロック部材を
付勢する復帰手段と、ロック部材がロック位置にある時にロック部材がナットの
弛む方向に第1パイプに対して回転するのを阻止する保持手段、とを備え、その
特徴は、前記保持手段は、第1パイプに恒久的に固定されねじの周囲を延長する
支持部材に対してロック部材を保持し、前記支持部材とねじとの間にはナットが
ねじに係合するのを可能にするに充分な半径方向距離が設けてあることにある。
ねじの周りに位置する保持部材は、パイプの長さ方向寸法も半径方向寸法も増
大させることがないことと、パイプに取付られる要素として極めて容易に固定す
ることができるという二重の利点を有する。
ロック部材は支持部材と協働するが、パイプには直接に係合しないので、その
ためにパイプを改造する必要がない。支持部材とロック部材は大きな応力を伝達
しないので、比較的安価で薄く軽くすることができる。ばねは手で圧縮できるよ
うに充分軟かくするのが好ましい。
本発明の装置はナットを外した後に再使用することができる。ロック部材の寸
法と長手方向行程は、ナットを締め付けた後にロック部材の成形部をナットの相
補的成形部に係合させるのを可能にすると共に、ナットを弛める前にはロック部
材を復帰手段の作用に抗して手で圧縮することによりナットを大幅に解放するの
を可能にする。
好ましくは、可動ロック部材は、それが退却位置にある時には、支持部材に対
して回転の自由度を有する。ロック位置に移すと、支持部材とロック部材が噛み
合うと同時に、ロック部材の成形部と支持部材の成形部が噛み合う。
好ましくは、この噛み合いは支持部材に対するロック部材の複数の相対角位置
において起こる。このようにすれば、締め付け終了後にナットが占める位置にロ
ック部材の角位置を合わせることができると共に、ナットの成形部とロック部材
の成形部とを互いに噛み合わせるに適した位置にナットを位置決めするべくナッ
トの締め付け度合いを調節する必要がなくなる。
ロック部材が退却位置にある時にロック部材が支持部材に対して完全な回転自
由度を有するならば、噛み合い手段は、ナット締め付け方向におけるロック部材
の回転は許容するが、ナットが弛む方向における回転は許容しない形式の自由輪
として構成することができる。このため、支持部材およびロック部材の一方には
非対称の歯を備えた歯列を形成し、他方には相補的な歯列又は1つの単なる歯若
しくは離隔した複数の歯を設けることができる。ばねは支持部材とロック部材の
歯がナットの締め付け方向にラチェットのように互いに飛び越えるのを可能にす
る。反対に、ナットを弛める方向においては、これらの歯は急傾斜の面によって
互いに突き当たる。
噛み合い手段により構成された、若しくは別途形成された衝当手段を設け、ロ
ック部材がロック位置にある時のロック部材の長手方向位置を限定するのが好ま
しい。
作業者がロック部材を放して自由にナットに対して作業できるようにするため
、保持手段はロック部材を退却位置に不動に保持するのが有利である。
このような保持は、特に、支持部材の後部に円筒形の僅かな膨出部を設け、ロ
ック部材の1つ若しくは複数の爪をこの膨出部の背後に弾性により軽くスナップ
嵌合させることによって実現することができる。保持手段がロック部材が退却位
置にある時に支持部材に対してロック部材を自由に回転させる形式のものである
場合には、これらの爪は、ロック部材がロック位置にある時に支持部材に対して
ロック部材が回転するのを阻止するような噛み合いを支持部材とロック部材との
間に形成する役割をも兼ね備えた歯によって形成することができる。変化形にお
いては、上記保持機能は、ロック部材を回転させることにより、特定の爪に係合
する前にこのような歯を各群の歯に対応する1つ若しくは複数の逃げ(拡幅部)
に係合させることにより行うことができる。
このような保持は、作業者がナットに対して作業する時にしか行う必要がない
。作業者はナット締め付け後にはロック部材をロック位置に戻さねばならない。
忘れた場合には、ばねと使用時の配管の振動との共役作用により装置が独りでに
ロック位置に戻るようにするのが好ましい。この場合には、ロック部材の成形部
とナットの成形部が自発的に嵌合しない時には、ロック部材の面はばねの推力に
よりナットをかなり制動する。
ナットの弛みトルクを大きくするため、ロック部材のこの外面は粗面状態にす
ることができる。
装置の半径方向寸法を最小限にするため、ばねは支持部材の自由端に支承させ
るのが好ましい。このようにすれば、ばねの半径方向厚さは支持部材の半径方向
厚さの延長内に配置され、ばねはねじに係合させるべくナットを通過させるのを
自由にする。
ロック部材の外面は作業者の指が滑ることなく操作できるような表面状態を有
するのが好ましい。
ロック部材にはナットの頭部に対する成形部の形状や位置を表す或る種の刻印
を設け、ロック位置への移行を容易にすることができる。
本発明の他の特徴や効果は、非限定的な実施例に関する以下の記載から更に明
らかとなろう。
添付図面において:
第1図は本発明の第1実施例の分解斜視図であって、ナットに関連するパイプ
は省略してあり;
第2図および第3図は第1図に示した装置の軸方向断面図であって、夫々、ロ
ック部材がロック位置および退却位置にあるところを示し;
第4図および第5図はロック装置の第2実施例の側面図で、夫々、ロック部材
がロック位置および退却位置にあるところを示し;
第6図は第1図同様の図であるが、本発明の第3実施例を示し;
第7図および第8図はロック装置の第4実施例の側面図で、夫々、ロック部
材がロック位置および退却位置にあるところを示す。
第1図から第3図に示したように、本発明のロック装置は、接続すべき第1の
パイプと一体の第1端部ピース1(即ち、ニップル)と、接続すべき第2のパイ
プと一体の第2端部ピース31と、ナット2とを備えたパイプ継ぎ手に適用する
ことができる。
端部ピース1および端部ピース31の自由端には、夫々、卵形の雄封止部32
と円錐截頭形の雌封止部33が設けてあり、互いに気密に当接するようになって
いる。卵形封止部32に次いで、ニップル1は雄ねじ34とフランジ36を備え
、このフランジの外周には六面構造体37のような回転グリップ部が形成してあ
る。
端部ピース1とは反対側のナット2の後端には、内側フランジ38と六面構造
体のような外側回転グリップ部9が設けてある。内側フランジ38は端部ピース
31の肩部39の背後に係合する。肩部39は端部ピース1とは反対方向に向い
ており、嵌めごろしのナット2を保持すると共に、封止部33を端部ピース1の
封止部32に対して気密に付勢する力をナット2から受けるようになっている。
ナット2は、更に、端部ピース1に向いた前端部から始まって、端部ピース1
のねじ34に係合可能な雌ねじ41を備えており、前記締め付け力を発生するよ
うになっている。
本発明のロック装置は支持部材3(即ち、固定キャップ)を備えている。この
支持部材の後端にはフランジ42が形成してあり、このフランジは例えば溶接に
より端部ピース31の側のフランジ36の前面に固定してある。固定用フランジ
42の外周はスカート43の後端に強固に連結してあり、このスカートはニップ
ル1のねじ34の周りで端部ピース31に向かって延長している。スカート43
の直径は、ナットをねじ34に螺合する際にナット2を係合させるに充分な環状
間隙がねじ34とスカート43の内壁との間に確保されるように定めてある。
端部ピース31に向いた自由端の近傍においては、スカート43の外周には環
状フランジ44が形成してある。端部ピース31とは反対側に向いたこの環状フ
ランジ44の肩部面には、軸方向に突出した歯をもった歯列6が形成してある。
このロック装置は、更に、ロック部材4(即ち、可動キャップ)を備え、後者
は長手方向に摺動自在に固定キャップ3のスカート43に嵌合してある。このた
め、可動キャップ4は円筒形壁を備え、後者の内径は固定キャップ3のフランジ
44の外形に対応していると共に、可動キャップ4は端部ピース1側の端部にお
いて縁46を有し、フランジ44の外側においてスカート43に対してほぼ遊び
なく摺動するようになっている。同時に、縁46があるので可動キャップ4は固
定キャップ3によって捕らわれ、固定キャップ3に対する可動キャップ4の長手
方向摺動運動は縁46がフランジ44に衝当することにより制限される。
第1図から良く分かるように、後縁(第1図)の外周の少なくとも一部におい
て、可動キャップ4には2つの軸方向スリットが形成してあり、これらのスリッ
トは或る程度の可撓性のある舌状部47を画成している。この舌状部のうち半径
方向内側に向いた面には歯7が設けてあり、可動キャップ4が第2図に示したロ
ック位置にある時にこの歯7が固定キャップ3の歯列6に噛み合うようになって
いる。この噛み合いにより、可動キャップ4は装置の軸線48を中心として固定
キャップ3に対して回転するのが阻止される。
これに対して、第3図に示したように可動キャップ4がニップル1のフランジ
36に向かって押された退却位置においては、可動キャップ4の縁46は固定キ
ャップ3のフランジ44から軸方向に離れ、歯7は歯列6から離脱する。
端部ピース31に向かう端部においては、ほぼ円筒形の可動キャップ4はフラ
ンジ10を備え、このフランジの半径方向内周は六角形の開口8を画成しており
、この開口8はナット2の六面構造体9に対して相補的な六面成形部を構成して
い
る。ニップル1のねじ34にナット2を締め付け、かつ、可動キャップ4が第2
図に示したロック位置にある時には、可動キャップ4の成形部8はナット2の六
面構造体9からなる相補的成形部に嵌合する。その結果、ナット2はニップル1
に相対的なあらゆる回転に対して可動キャップ4(可動キャップ4自身は歯7が
歯列6に噛み合うことにより固定キャップ3に対して回り止めされている)を介
して回り止めされる。
反対に、可動キャップ4が第3図に示した退却位置にある時には、可動キャッ
プ4の成形部8はナット2の六面構造体9を釈放し、従って、ナット2をニップ
ル1に対してねじ込み若しくは弛めるのを可能にする。
固定キャップ3のフランジ44と可動キャップ4のフランジ10との間には圧
縮コイルばね5が配置してあり、可動キャップ4をそのロック位置に向かってM
方向(第2図)に付勢するようになっている。従って、ナットを一旦締め付けれ
ば、ロックは自動的に行われ、かつ、維持される。作業者が注意深くロック操作
を行うならば、作業者は退却位置において固定キャップ3に対して可動キャップ
4を回転させることにより軸線48を中心とする適切な角位置に可動キャップ4
を位置決めし、次いでばね5をして可動キャップ4をロック位置に押させること
ができる。反対に、もし作業者が可動キャップ4の角位置について特に注意を払
うことなくばね5をして可動キャップ4をナット2に押させれば、固定キャップ
3の成形部8とナット2の成形部9とは必ずしも一致した角位置にはないであろ
うが、可動キャップ4の歯7は既に固定キャップ3の歯列6に係合しているので
、ナット2と可動キャップ4との間には或る程度の制動効果が達成されるであろ
う。これにも拘わらずナットが弛もうとすれば、ナットは固定キャップ3が真の
ロック位置になるような位置に直ちに到達し、ナットが更に弛むのは回避される
であろう。
締め付け後のロックが不完全な場合にロック用キャップ4とナット2との間大
きな制動効果が発揮されるようにするため、フランジ10の外側面と、この外側
面に対して摩擦係合するナット2の肩部15(第1図および第3図)は、粗面状
態若しくはざらざらにするか、或いは更に両者間の摩擦係数を増大させることの
可能な他の任意の構成にすることができる。
本発明のロック装置は固定キャップ3と可動キャップ4とばね5を有するサブ
アッセンブリに適用可能である。このサブアッセンブリは、ニップル1の自由端
の側からフランジ42がフランジ36に突き当たるまでニップル1に続いて嵌合
し、例えば溶接により適宜固定することができる。従って、本発明のロック装置
は既存の標準的な配管にも取り付けることができる。
第1図の詳細部Iで示した変化形においては、可動キャップ4がロック位置に
ある時でもナット2のねじ込み方向に可動キャップ4を回転させるのを可能にす
るべく、この回転方向において歯7が当接する歯列の面48の傾斜が比較的緩く
なるように歯列6を非対称にすることができる。これに対して、歯列6の歯の他
方の面49は極く急にしてあり、可動キャップ4がロック位置にある時に可動キ
ャップ4がナット2の弛み方向に回転するのを阻止するようになっている。この
ようにすれば、ナット2を締める際に可動キャップ4を手によって退却位置に持
ち来す必要がなくなるので、この装置を使用するのが簡単になる。可動キャップ
4はナットの締め付け方向に回転する。反対に、ナットを弛めるためには、可動
キャップ4を退却位置にしなければならない。
第2図に示したように、可動キャップ4がばね5の作用によりその通常のロッ
ク位置にある時には、可動キャップ4はほぼニップル1の自由端まで軸方向に延
長しているので、固定キャップ3と可動キャップ4は、互いに協働して、2本の
パイプが接続されていない時にニップル1(特に、ねじ34と封止部32)を特
に機械的損傷から保護する役割を果たす。
ばね5もまた保護される。更に、2本のパイプを接続した時には、固定キャッ
プ3と可動キャップ4とは継ぎ手とばねとのアッセンブリを保護する。これに対
して、端部ピース1の六面構造体37は常にアクセス可能である。
可動キャップ4の外部表面状態は矢印F方向(第1図および第3図)の力を作
用させるべく手でしっかりとグリップするのを容易にするため粘着性にしてある
。ロックとアンロックの方向を表示するため矢印のような表示11(第1図)を
刻印することができる。
第4図と第5図の実施例については、第1図〜第3図の実施例との相違のみ説
明する。
歯列6は固定キャップ3の全周にわたっては延長しておらず、軸線48を中心
とする所定の角度範囲にわたってのみ延長している。歯列は固定キャップ3の外
部側壁に形成した切欠き49の周囲の一部を形成している。
切欠き49の角度方向広がりは、可動キャップ4が退却位置にある時に歯7が
占める領域においては、歯列6の長さよりも大きい。これにより歯列6の両端に
は2つの逃げ(隙間)51が形成されている。夫々の逃げは、第5図に示したよ
うに可動キャップ4を退却位置に退却させ、次いで或る角度回転させた時には、
歯7を受け入れる。一旦この状態になると、歯7は対応する逃げ51のストッパ
縁12に支持される。その結果、可動キャップは復帰ばね(第4図および第5図
には図示せず)の作用に抗して退却位置に保持されるので、作業者は可動キャッ
プ4に煩わされることなくナット2を締め又は弛めることができる。
逃げ51のストッパ縁12は円周方向に対してやや傾斜しており、歯7を歯列
6に向かって滑らせようとする。従って、逃げ51による歯7の保持は不安定な
ものである。特に、作業者がナット2を締めた後にナットをロックするのを忘れ
た場合には、パイプが受ける振動や他の作動運動により可動キャップ4はひとり
でにロック位置に戻る。
第6図の実施例については、第4図および第5図の実施例との相違のみ説明す
る。
可動キャップ4の成形部8は比較的小さなピッチの歯列からなり、その歯は軸
線48に指向している。ナット2の成形部は相補的な歯列9からなり、この歯列
はナットに直に形成するか、或いは、歯列をリングに形成した後嵌合によりナッ
トに取付て六角頭部に固定することができる。
成形部のピッチを出来るだけ小さくすれば、固定キャップ3に対する可動キャ
ップ4のロック位置を複数設けることは厳密には必要なくなる。即ち、第6図の
実施例では、ロック位置においては可動キャップ4の歯7は対応する形状の単一
の凹み6からなる係止手段内に係合する。
凹み6は切欠き49の一部をなし、この切欠き49は可動キャップ4が退却位
置にある時に歯7が占める領域において円周方向に拡大してあり、第4図および
第5図を参照にして前述したように逃げ51を形成している。
第7図と第8図の実施例については、第2図の実施例との相違のみ説明する。
固定キャップ3のスカート43には、その後端と歯列6との間において、可動
キャップ4が退却位置に達した時に歯7から解放されるような環状膨出部14が
形成してある。従って、退却位置においては、可動キャップ4は、膨出部14に
よってスカート43の後端の側に形成された僅かな肩部52の背後に復帰手段(
図示せず)の作用に抗して可逆的にスナップ嵌合する。このスナップ嵌合は歯7
を担持する舌状部47の撓みにより可能となる。
可動キャップ4をロック位置に持ち来すためには、僅かな力をM方向(第8図
)に作用させるか、前述したように振動を作用させれば足りる。
前述した装置の実施に用いる材料としては、原則としてあらゆる用途を保証す
るに充分な対抗性を有するものが選ばれる。ある種の技術分野においては、前述
したような作動に必要な機械的特性を確保するため、要求される温度耐性よりも
高い温度耐性をもったステンレスを用いることができるし、或いは要求される温
度耐性が大きい場合にはチタン合金を用いることができる。
本発明のロック装置は産業機械の分野および特に航空工学の分野においてニッ
プル−ナット型パイプ継ぎ手をロックするのに特に使用される。
勿論、本発明は前記実施例に限定されるものではない。
前述した異なる改良点は実施例に示したやり方とは異なるやり方で組み合わせ
ることができる。
また、可動キャップ又は他のロック部材は、ロック部材が退却位置にある時で
も固定キャップ又は他の保持部材と一体に回転するように構成してもよい。支持
部材に対する回転に抗してロック部材を同時に保持する手段によって保持手段が
部分的に構成されることは必要ではない。
更に、ナットおよびロック部材の成形部が恒久的に噛み合うことも可能であり
、ロック部材が退却位置にある時にはロック−アンロック動作はロック部材と支
持
部材との間でしか行われないようにすることもできる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.封止部(32、33)を端部に備えた2本のパイプの間の継ぎ手を機械的にロッ クするための装置であって、第1のパイプ(1)はその封止部(32)の手前にネ ジ又は類似物(34)を備え、他方のパイプ(31)は前記ネジ又は類似物(34)と 協働する回転ナット(2)を備え、前記ロック装置は、第1パイプ(1)に対して 長手方向に移動可能なロック部材(4)と、ナット(2)が釈放される退却位置か ら、2本のパイプ(1、31)の連結時にロック部材(4)のロック用成形部(8) がナットの相補的成形部(9)と協働するロック位置へと、前記ロック部材(4) を付勢する復帰手段(5)と、ロック部材(4)がロック位置にある時にロック部 材(4)がナットの弛む方向に第1パイプ(1)に対して回転するのを阻止する保 持手段(6、7)、とを備え、その特徴は、前記保持手段は、第1パイプ(1)に 恒久的に固定されねじ(34)の周囲を延長する支持部材(3)に対してロック部 材(4)を保持し、前記支持部材(3)とねじ(34)との間にはナット(2)がね じ(34)に係合するのを可能にするに充分な半径方向距離が設けてあることから なる装置。 2.前記復帰手段(5)は前記ロック部材(4)と支持部材(3)との間で作用す ることを特徴とする請求項1に基づく装置。 3.前記ロック部材(4)と支持部材(3)と復帰手段(5)は、封止部(32)を 有する端部の方から第1パイプ(1)に嵌合されかつ第1パイプ(1)の肩部に固 定されるように準備されたサブアッセンブリとして構成されていることを特徴と する請求項2に基づく装置。 4.前記復帰手段(5)は前記ロック部材(4)の内側を延長し、前記ロック部材 (4)は支持部材(3)の外部に沿って摺動するキャップの形に形成され、前記復 帰手段(5)はナット(2)に向いた支持部材(3)の自由端の近傍において支持 部材(3)に支承されることを特徴とする請求項1から3のいづれかに基づく装 置。 5.前記復帰手段(5)は前記ロック部材(4)の内側を延長し、前記ロック部材 (4)は支持部材(3)の外部に沿って摺動するキャップの形に形成され、前記復 帰手段(5)は支持部材(3)の外側面に設けたフランジ(44)の一方の面に支承 され、前記フランジ(44)の反対面(6)は復帰手段(5)の作用によるロック部 材(4)の行程を制限する衝当手段として作用することを特徴とする請求項1か ら3のいづれかに基づく装置。 6.前記支持部材(3)とロック部材(4)は、復帰手段(5)の作用による支持 部材(3)に対するロック部材(4)の行程を制限する相互的衝当手段(44、46) を備えていることを特徴とする請求項1から3のいづれかに基づく装置。 7.復帰手段(5)の作用によるロック部材(4)の行程を制限する前記衝当手段 (44、46)は、同時に、前記保持手段の一部を成す噛み合い手段(6、7)を構成 し、前記噛み合い手段はロック部材(4)がロック位置にある時に支持部材(3) とロック部材(4)との間の回転連結を行い、ロック部材(4)はロック位置から 遠ざかっている時には支持部材(3)に対して少なくとも或る程度の回転の自由 度を有することを特徴とする請求項5又は6に基づく装置。 8.ロック部材(4)がロック位置にある時には前記噛み合い手段(6、7)はロ ック部材(4)と支持部材(3)の回転を連動させ、ロック部材(4)が退却位置 にある時には前記噛み合い手段(6、7)は解除されてロック部材(4)の回転を 許容することを特徴とする請求項1から6のいづれかに基づく装置。 9.前記噛み合い手段(6、7)は支持部材(3)に対するロック部材(4)の複数 の角位置において噛み合いを行うことが可能であることを特徴とする請求項7又 は8に基づく装置。 10.前記噛み合い手段(6、7)は、ロック部材(4)がロック位置にある時に は、ナット(2)が弛む方向におけるロック部材(4)の回転しか禁止しないこと を特徴とする請求項9に基づく装置。 11.前記噛み合い手段(6、7)は支持部材およびロック部材の一方(3)に設 けた歯列(6)を備え、支持部材およびロック部材の他方(4)はロック部材(4 )が退却位置からロック位置へと移った時に歯列(6)の選ばれた1つの凹みに 貫入することの可能な少なくとも1つの歯(7)を有することを特徴とする請求 項9又は10に基づく装置。 12.前記歯列(6)はナット(2)が弛む方向におけるロック部材(4)の回転 しか禁止しないように非対称になっていることを特徴とする請求項11に基づく 装置。 13.前記噛み合い手段(6、7)の少なくとも1つの歯(7)は支持部材および ロック部材の一方(4)に属し、前記歯は同時に前記保持手段の一部を成し、前 記保持手段は支持部材およびロック部材の他方(3)に形成されたストッパ手段 (12、14)を更に備え、その配置は前記歯(7)がストッパ手段(12、14)に噛 み合うことによりロック部材(4)を退却位置に不動に保持するようになってい ることを特徴とする請求項9又は10に基づく装置。 14.前記ストッパ手段は、ロック部材(4)が退却位置にある時に支持部材(3 )に対するロック部材(4)の回転に伴い前記歯が係合することの可能な逃げ(5 1)を含むことを特徴とする請求項13に基づく装置。 15.前記ストッパ手段(12、14)は、ロック部材(4)が退却位置に達した時 に歯(7)が弾性変形によりその背後に係合することの可能な肩部(52)を含む ことを特徴とする請求項13に基づく装置。 16.退却位置において前記保持手段(6、7)は支持部材(3)に対してロック 部材(4)が回転するのを許容することを特徴とする請求項1から6のいづれか に基づく装置。 17.ロック部材(4)を退却位置に保持する手段(7、12、14)を備えているこ とを特徴とする請求項1から10のいづれかに基づく装置。 18.前記保持手段(7、14)は可逆的スナップ嵌合型のものであることを特徴 とする請求項17に基づく装置。 19.前記保持手段は、支持部材およびロック部材の一方(4)の歯(7)を含み 、前記歯は支持部材およびロック部材の他方(3)の肩部(52)の背後に係合可 能であることを特徴とする請求項18に基づく装置。 20.前記肩部(52)はストッパ手段(12、14)を担持する部材(3)の外周膨 出部(14)に形成されていることを特徴とする請求項15又は19に基づく装置 。 21.前記保持手段(7、12、14)は振動の作用により自動的に解放されるよう になっていることを特徴とする請求項13〜15および17〜20のいづれかに 基づく装置。 22.ロック部材(4)とナット(2)は、ロック用成形部(8)がナット(2)の 相補的成形部(9)に係合し得ない時に復帰手段(5)の作用により相互摩擦する ことを特徴とする請求項1〜21のいづれかに基づく装置。 23.ロック部材の成形部(8)とナットの相補的成形部(9)は六面型であるこ とを特徴とする請求項1〜22のいづれかに基づく装置。 24.ロック部材の成形部(8)は歯列であり、ナットの相補的成形部(9)はナ ット(2)に形成され又は取付けられた相補的な歯であることを特徴とする請求 項1〜22のいづれかに基づく装置。 25.支持部材(3)とロック部材(4)は、2本のパイプ(1、31)が連結され ていない時に、互いに協働して第1パイプ(1)のねじ(34)と封止部(32)の 保護体を形成することを特徴とする請求項1〜24のいづれかに基づく装置。 26.支持部材(3)は前記ネジ又は類似物(34)と六面構造体(37)のような グリップ用成形部との間の軸方向位置において第1パイプ(1)に固定可能であ り、グリップ用成形部(37)へのアクセスを自由にしていることを特徴とする請 求項1〜25のいづれかに基づく装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9311612A FR2710715B1 (fr) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | Verrou auto-bloquant pour canalisations. |
FR93/11612 | 1993-09-29 | ||
PCT/FR1994/001136 WO1995009317A1 (fr) | 1993-09-29 | 1994-09-28 | Verrou auto-bloquant pour canalisations |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10502993A true JPH10502993A (ja) | 1998-03-17 |
JP3586837B2 JP3586837B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=9451375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51015195A Expired - Fee Related JP3586837B2 (ja) | 1993-09-29 | 1994-09-28 | パイプ用自己ロック式錠止め装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5851035A (ja) |
EP (1) | EP0727025B1 (ja) |
JP (1) | JP3586837B2 (ja) |
AT (1) | ATE187533T1 (ja) |
CA (1) | CA2172725A1 (ja) |
DE (1) | DE69422060T2 (ja) |
ES (1) | ES2141842T3 (ja) |
FR (1) | FR2710715B1 (ja) |
WO (1) | WO1995009317A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007514895A (ja) * | 2003-07-01 | 2007-06-07 | ジーぺーべー システム | ロック装置およびそのロック装置を備えた配管接続体 |
WO2020129212A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | 三菱電機株式会社 | 配管継手構造及び空気調和機 |
Families Citing this family (79)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6073973A (en) * | 1996-10-31 | 2000-06-13 | Stanley Aviation Corporation | Lightweight positive lock coupling |
US5871239A (en) * | 1996-10-31 | 1999-02-16 | Stanley Aviation Corporation | Positive lock coupling |
US6050609A (en) * | 1996-10-31 | 2000-04-18 | Stanley Aviation Corporation | Positive lock coupling |
JP3044612B2 (ja) * | 1997-09-19 | 2000-05-22 | 日本ピラー工業株式会社 | 継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具 |
US6071035A (en) * | 1998-06-01 | 2000-06-06 | Hubbell Incorporated | Interchangeable tool coupling assembly having spring-based locking sleeve |
DE60022875T2 (de) * | 1999-04-30 | 2006-07-13 | Crane-Resistoflex | Sicherung für überwurfmutter |
US6929289B1 (en) | 2001-02-15 | 2005-08-16 | John Guest International Ltd. | Tube couplings |
US6450545B1 (en) * | 2001-02-21 | 2002-09-17 | Parker Hennifin Corporation | Fluid coupling plug |
GB0126798D0 (en) * | 2001-11-07 | 2002-01-02 | Guest John Int Ltd | Improvements in or relating to tube couplings |
GB0209897D0 (en) * | 2002-04-30 | 2002-06-05 | Guest John Int Ltd | Improvements in or relating to tube couplings |
GB0209899D0 (en) | 2002-04-30 | 2002-06-05 | Guest John Int Ltd | Improvements in or relating to tube couplings |
US7028771B2 (en) * | 2002-05-30 | 2006-04-18 | Clearwater International, L.L.C. | Hydrocarbon recovery |
US6857665B2 (en) | 2002-07-24 | 2005-02-22 | Parker-Hannifin Corporation | Lockwireless anti-rotation fitting |
US7600789B2 (en) * | 2002-07-24 | 2009-10-13 | Vyse Gerrard N | Lockwireless anti-rotation fitting |
GB0221076D0 (en) * | 2002-09-11 | 2002-10-23 | Guest John Int Ltd | Improvements in or relating to tube couplings |
US6883836B2 (en) | 2003-01-17 | 2005-04-26 | Stanley Aviation Corporation | Positive locking fitting assembly |
US6887043B2 (en) * | 2003-03-28 | 2005-05-03 | General Electric Company | Methods and apparatus for assembling gas turbine engines |
NZ539383A (en) * | 2004-05-26 | 2006-11-30 | Guest John Int Ltd | Collet for tube couplings with head made of stronger material than rest of collet |
FR2873781B1 (fr) * | 2004-07-27 | 2008-05-16 | Senior Aerospace Ermeto | Dispositif de freinage autobloquant pour raccordement de canalisation |
US7347458B2 (en) * | 2005-01-14 | 2008-03-25 | C. R. Bard, Inc. | Locking luer fitting |
GB0504899D0 (en) * | 2005-03-09 | 2005-04-13 | Guest John Int Ltd | Improvements in or relating to tube couplings |
US7281947B2 (en) * | 2005-08-16 | 2007-10-16 | M/A-Com, Inc. | Self-locking electrical connector |
US20100229712A1 (en) * | 2006-01-31 | 2010-09-16 | Yankee Hill Machine Co., Inc. | Muzzle attachment system |
ITMI20060863A1 (it) * | 2006-05-03 | 2007-11-04 | Faster Spa | Innesto rapido |
EP1917996B1 (de) * | 2006-10-31 | 2009-02-18 | Codan Holding GmbH | Nicht wieder entkonnektierbares positiver Luer-Lock Anschlussstück |
DE102007022744A1 (de) * | 2007-02-27 | 2008-08-28 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Koaxiales Steckverbindungsteil |
US7914052B1 (en) * | 2007-08-12 | 2011-03-29 | Showertek, Inc. | Splined connector for a position-sensitive device such as a showerhead |
US7810851B2 (en) * | 2008-05-29 | 2010-10-12 | Orbit Irrigation Products, Inc. | Wrenchless manifold |
US20090315327A1 (en) * | 2008-06-23 | 2009-12-24 | Christopher David Plucker | Anti-rotation locking device for tube unions |
US8328240B2 (en) * | 2009-08-04 | 2012-12-11 | Hayward Industries, Inc. | Bulkhead fitting |
US10288109B2 (en) | 2009-11-05 | 2019-05-14 | Jpb Système | Self-locking screwing attachment device and assembly provided with same |
US10145406B2 (en) | 2009-11-05 | 2018-12-04 | Jpb Système | Self-locking screwing attachment devices and assemblies provided with same |
FR2952149B1 (fr) * | 2009-11-05 | 2012-02-03 | Jpb Systeme | Dispositif de fixation vissant auto-verrouillable et assemblage ainsi equipe. |
US7905741B1 (en) | 2009-11-06 | 2011-03-15 | Amphenol Corporation | Anti-vibration connector coupling with an axially movable ratchet ring |
US7914311B1 (en) | 2009-11-06 | 2011-03-29 | Amphenol Corporation | Anti-vibration connector coupling with an axially movable ratchet ring and a collar |
WO2011062847A1 (en) | 2009-11-20 | 2011-05-26 | Alcoa Inc. | Lockwireless anti-rotation fitting |
DE102010004272B4 (de) * | 2010-01-09 | 2011-09-22 | Norma Germany Gmbh | Kupplungselement |
US8882384B2 (en) | 2010-04-16 | 2014-11-11 | Moeller Manufacturing Co., Inc. | Compact, highly-reusable, locking device |
US8162013B2 (en) * | 2010-05-21 | 2012-04-24 | Tobias Rosenquist | Connectors for fluid containers |
US9168203B2 (en) | 2010-05-21 | 2015-10-27 | Carmel Pharma Ab | Connectors for fluid containers |
IL213239A (en) | 2010-06-08 | 2017-02-28 | Amphenol Corp | Connection to the connector |
GB2482723B (en) * | 2010-08-13 | 2015-05-20 | Aker Subsea Ltd | Securing assembly for screwed hose end connectors |
FR2967229B1 (fr) * | 2010-11-09 | 2012-12-14 | Jpb Systeme | Dispositif de raccordement securise de deux embouts, notamment d'une canalisation. |
DE102011008084A1 (de) * | 2011-01-07 | 2012-07-12 | Parker Hannifin Gmbh | Hochdruckfeste Verbindungsvorrichtung für Rohr- oder Schlauchleitungen mit Bajonettverschluss |
WO2013043367A1 (en) * | 2011-09-20 | 2013-03-28 | Micro-Coax, Inc. | Locking connector |
CN103123020B (zh) * | 2011-11-21 | 2016-03-23 | 中国航空工业集团公司沈阳发动机设计研究所 | 一种穿过机匣的管路刚性连接结构 |
US8579644B2 (en) | 2012-03-13 | 2013-11-12 | Amphenol Corporation | Anti-vibration connector coupling with disengagement feature |
JP6267185B2 (ja) | 2012-04-09 | 2018-01-24 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニーBecton, Dickinson And Company | 薬剤バイアルの安全装置 |
US9440246B2 (en) | 2012-12-10 | 2016-09-13 | Delta Faucet Company | Ratcheting hose nut for a fluid delivery device |
US10119635B2 (en) | 2013-03-08 | 2018-11-06 | United Technologies Corporation | Locking fluid fittings |
IL231455A0 (en) | 2013-03-15 | 2014-08-31 | Amphenol Corp | Connection to a locking connector |
US20140363996A1 (en) * | 2013-06-07 | 2014-12-11 | Alcatel-Lucent Usa Inc. | Anti-rotation device for electrical connectors |
US9099807B2 (en) | 2013-12-05 | 2015-08-04 | Itt Manufacturing Enterprises, Llc | Releasable locking connector assembly |
US9477049B2 (en) * | 2013-12-20 | 2016-10-25 | Senko Advanced Components, Inc. | Lockable connectors and connection assemblies |
EP3102972A4 (en) | 2014-02-07 | 2017-09-13 | TE Connectivity Corporation | Hardened optical power connection system |
US9683690B2 (en) * | 2014-02-25 | 2017-06-20 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Movement-constraining assembly for fluid-conveying system |
US9528646B2 (en) | 2014-05-02 | 2016-12-27 | Itt Manufacturing Enterprises, Llc | Locking and ratcheting connector |
US10371293B2 (en) * | 2014-06-17 | 2019-08-06 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Movement-constraining assembly for fluid-conveying system |
US9559457B2 (en) | 2014-07-16 | 2017-01-31 | Amphenol Corporation | Anti-vibration coupling device |
US9927201B2 (en) * | 2014-10-03 | 2018-03-27 | Alexander Nikolaevich PENCHUK | Barrel coupling for firearm |
US9909446B2 (en) * | 2014-10-03 | 2018-03-06 | Kurt Kevin Bynum | Self-locking plug |
US9593700B2 (en) | 2014-10-03 | 2017-03-14 | Kurt Kevin Bynum | Self-locking plug |
US9781886B1 (en) | 2014-12-19 | 2017-10-10 | Orbit Irrigation Products, Inc. | Hand-securable sprinkler fitting |
WO2016137858A1 (en) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | Davinci Arms Llc | System, method and apparatus for attaching an accessory to a firearm |
US9755382B2 (en) * | 2015-03-13 | 2017-09-05 | Senko Advanced Components, Inc. | Connector system with interchangeable connector modules for optical fibers, electrical conductors, or both |
US10393304B1 (en) * | 2015-05-08 | 2019-08-27 | Magic Plastics, Inc. | Plastic union with integral locking structure |
SE538910C2 (sv) * | 2015-06-29 | 2017-02-07 | Kent Mill Innovations Ab | A hydraulic or pneumatic connector having a locking mechanism |
US10753700B2 (en) * | 2016-01-15 | 2020-08-25 | ZEV Technologies, Inc. | Firearm accessory mounting system |
US9666973B1 (en) | 2016-06-10 | 2017-05-30 | Amphenol Corporation | Self-locking connector coupling |
US10883640B2 (en) * | 2016-06-24 | 2021-01-05 | Eaton Intelligent Power Limited | Fluid couplings, systems, and methods |
US11149883B2 (en) * | 2016-06-24 | 2021-10-19 | Eaton Intelligent Power Limited | Fluid couplings, systems, and methods |
US20180034183A1 (en) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | Tyco Electronics Corporation | Electrical connector with integrated anti-decoupling features |
US11255624B2 (en) * | 2017-10-12 | 2022-02-22 | Jason McRorey | Muzzle adaptation system |
US11092400B2 (en) * | 2018-08-21 | 2021-08-17 | Jess Briley Manufacturing Company | Shotgun choke assemblies and firearm suppressor assemblies and methods connecting the same |
CA3057911A1 (en) | 2019-10-08 | 2021-04-08 | Ipex Technologies Inc. | Push-fit pipe fitting |
US11898667B2 (en) * | 2019-12-19 | 2024-02-13 | Jpb Système | Locking fitting for a fluid coupling |
TW202207547A (zh) | 2020-08-13 | 2022-02-16 | 美商安芬諾股份有限公司 | 連接器耦接件 |
CN112879696B (zh) * | 2021-03-10 | 2023-03-24 | 刘春艳 | 一种便于拼接的水利工程用输送管道 |
TWI819713B (zh) * | 2022-07-19 | 2023-10-21 | 緯創資通股份有限公司 | 快速接頭組及其插頭及插座 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA577404A (en) * | 1959-06-09 | The Whitney Blake Company | Self-locking coupling device | |
US1580694A (en) * | 1925-03-12 | 1926-04-13 | Harvey K Russell | Pipe coupling |
FR917287A (fr) * | 1945-07-09 | 1946-12-31 | Frein de sécurité pour assemblage d'éléments coaxiaux | |
GB693517A (en) * | 1950-02-17 | 1953-07-01 | Aeroquip Corp | Improvements in and relating to mechanical connecting means |
US3201149A (en) * | 1961-12-01 | 1965-08-17 | Parker Hannifin Corp | Tube coupling |
US4655482A (en) * | 1985-01-18 | 1987-04-07 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Tube coupling device |
ES1008996Y (es) * | 1989-01-23 | 1991-05-16 | Terrain Sdp, S.A. | Mecanismo de acoplamiento para conducciones de fluidos. |
US5083819A (en) * | 1991-02-25 | 1992-01-28 | Moeller Manufacturing Co. | Fluid coupling and fastener capture device |
US5362110A (en) * | 1991-02-25 | 1994-11-08 | Moeller Manufacturing Co., Inc. | Fluid coupling and fastener capture device |
US5186501A (en) * | 1991-03-25 | 1993-02-16 | Mano Michael E | Self locking connector |
US5188398A (en) * | 1992-01-02 | 1993-02-23 | General Electric Company | Redundantly locked fluid coupling |
US5348349A (en) * | 1993-11-22 | 1994-09-20 | Sloane Norman S | Splined safety lock |
-
1993
- 1993-09-29 FR FR9311612A patent/FR2710715B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-09-28 ES ES94928927T patent/ES2141842T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-09-28 JP JP51015195A patent/JP3586837B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-09-28 DE DE69422060T patent/DE69422060T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-09-28 CA CA002172725A patent/CA2172725A1/fr not_active Abandoned
- 1994-09-28 WO PCT/FR1994/001136 patent/WO1995009317A1/fr active IP Right Grant
- 1994-09-28 EP EP94928927A patent/EP0727025B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1994-09-28 AT AT94928927T patent/ATE187533T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-09-28 US US08/619,563 patent/US5851035A/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-06-17 US US09/098,529 patent/US6293595B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007514895A (ja) * | 2003-07-01 | 2007-06-07 | ジーぺーべー システム | ロック装置およびそのロック装置を備えた配管接続体 |
WO2020129212A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | 三菱電機株式会社 | 配管継手構造及び空気調和機 |
JPWO2020129212A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2021-05-20 | 三菱電機株式会社 | 配管継手構造及び空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2141842T3 (es) | 2000-04-01 |
US5851035A (en) | 1998-12-22 |
FR2710715A1 (fr) | 1995-04-07 |
FR2710715B1 (fr) | 1996-09-20 |
JP3586837B2 (ja) | 2004-11-10 |
CA2172725A1 (fr) | 1995-04-06 |
DE69422060D1 (de) | 2000-01-13 |
WO1995009317A1 (fr) | 1995-04-06 |
ATE187533T1 (de) | 1999-12-15 |
US6293595B1 (en) | 2001-09-25 |
DE69422060T2 (de) | 2000-07-13 |
EP0727025A1 (fr) | 1996-08-21 |
EP0727025B1 (fr) | 1999-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10502993A (ja) | パイプ用自己ロック式錠止め装置 | |
TWI734883B (zh) | 周向鎖止機構、包括此周向鎖止機構的電池鎖定裝置、動力電池包及車輛 | |
EP1310720B1 (en) | Improvements in or relating to tube couplings | |
US5083819A (en) | Fluid coupling and fastener capture device | |
US3948548A (en) | Hose and pipe coupling | |
EP0587433B1 (en) | Improvements in or relating to collets for tube couplings | |
EP0713596B1 (en) | Reusable seal for use with rod | |
US6361260B1 (en) | Quick locking fastener | |
EP0982814A2 (en) | An appliance connector | |
US5340163A (en) | Safety sealing conduit connector | |
JP5215864B2 (ja) | 雄ねじ及び雌ねじを備えた管端部のための二部構造のプロテクタ | |
JP4571130B2 (ja) | ロック装置およびそのロック装置を備えた配管接続体 | |
GB2222655A (en) | Nut assembly with rotatable sleeve for taking up backlash in a screw actuator | |
JPH063208B2 (ja) | 自動ロツク取外し可能なロツクナツト | |
JPS6095208A (ja) | 多角形ナツトの合成樹脂防護キヤツプ | |
KR930016685A (ko) | 유체 커플링 | |
JP2004510926A (ja) | ホイールナット装置 | |
JPS61278466A (ja) | 回転防止制限装置 | |
CA2035500A1 (en) | Fluid-tight connector for fluid-conveying pipe-lines | |
JP4901983B2 (ja) | 締結装置 | |
AU759754B2 (en) | Wheel suspension, especially for nonpowered vehicle axles | |
JPH0233885B2 (ja) | ||
JP2018152941A (ja) | ケーブルクランプ | |
US2742938A (en) | Lock nut composed of split sleeve threadedly engaged in an outer shell member | |
JPS5865152A (ja) | 歯科用のハンドピ−ス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040730 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |