JPH1050265A - ラピッドスタート形蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置 - Google Patents

ラピッドスタート形蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置

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JPH1050265A
JPH1050265A JP20215396A JP20215396A JPH1050265A JP H1050265 A JPH1050265 A JP H1050265A JP 20215396 A JP20215396 A JP 20215396A JP 20215396 A JP20215396 A JP 20215396A JP H1050265 A JPH1050265 A JP H1050265A
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JP
Japan
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conductive film
glass bulb
phosphor
fluorescent lamp
protective film
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JP20215396A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Toda
尚之 戸田
Kimiyoshi Nagasawa
公義 長澤
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】始動電圧の上昇を抑制しつつ、蛍光体の黒化や
黄斑現象の発生を抑制することにより、美観と寿命特性
を向上させる。 【解決手段】透光性ガラスバルブ2と;ガラスバルブ2
内に封入される水銀および希ガスと;ガラスバルブ2内
に放電を発生させる一対の電極と;ガラスバルブの内面
に膜状に形成されて、その平均膜厚の1/2以上の深さ
のピンホール9を複数形成している透明導電膜6と;透
明導電膜6上に形成される保護膜7と;保護膜7上に形
成される蛍光体膜8と;を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスバルブの内
面と蛍光体被膜との間に透明導電膜(ネサ膜)を形成し
てなるラピッドスタート(瞬時点灯)形蛍光ランプおよ
びこれを用いた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラピッドスタート形蛍光ランプ
は、例えば特開平6−338292号公報に記載のよう
に、始動性を向上させるためにガラスバルブと、この内
側に形成される蛍光体被膜との間に、酸化錫(Sn
2 )などからなる透明な導電膜(ネサ膜)を形成して
いる。このような導電膜は導体の作用をなし、一方の電
極が陰極モード時に、電極に塗布されたエミッタから放
出された電子がこの近くの導電膜を伝播して他方の電極
の近傍に導かれ、これによりガラスバルブの管壁抵抗を
低くするようになり、よってランプの始動を容易にし、
始動電圧を低くする作用を奏するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のラピッドスタート形蛍光ランプにおいては、
長時間の使用に伴ってバルブの内側に茶褐色に変色した
過剰の水銀が砂を撒いたように付着し、いわゆる砂撒き
現象(黄斑現象)が発生して外観上の美観を損う不具合
がある。
【0004】この原因は、放電空間内の水銀粒と導電膜
との間で発生する微放電に起因していると考えられてい
る。すなわち、ランプ点灯中は、蛍光体被膜の内側に水
銀Hgが付着しており、この放電空間の水銀粒は放電電
位に相当する電位に保たれているのに対し、導電膜は、
上記水銀粒と導電膜の間に存在している蛍光体被膜が絶
縁体であるから中位の電位状態に保たれている。
【0005】したがって、これら水銀粒と導電膜の間に
絶縁体である蛍光体被膜を介してかなりの電位差がかか
っている。そして、この蛍光体被膜が上記電位差によっ
て絶縁破壊した場合に、水銀粒と導電膜の間で微放電が
起こる。
【0006】また、水銀は蛍光体の被膜を通過して拡散
することもあり、放電電位の水銀が導電膜に近付くと、
水銀粒と導電膜の間で微放電が生じる。このような放電
エネルギーの熱によって蛍光体被膜が溶解したり、飛散
する。
【0007】すなわち、水銀粒と導電膜の間の蛍光体被
膜はコンデンサの作用をなしていると考えられ、その電
荷の蓄積量が多い程絶縁破壊した場合の放電エネルギー
が大きいので、微放電により、水銀が酸化(HgO)し
たり、蛍光体被膜の溶解や飛散により蛍光体が変色し
(蛍光体の黒化)、よって茶褐色の斑点模様が発生する
ものと考えられる。
【0008】また、このような外観不良の発生の外に、
微放電により導電膜が徐々に変質し、始動電圧が上昇し
ていくという課題もある。これは導電膜の抵抗値が低下
するためであり、この低下は導電膜を構成する酸化錫が
微放電のエネルギーによりさらに還元されて導電性を高
めていくと考えられる。
【0009】本発明はこのような事情に基づきなされた
もので、その目的は、始動電圧の上昇を抑制しつつ、蛍
光体の黒化や黄斑現象の発生を抑制することにより、美
観と寿命特性を向上させることができるラピッドスター
ト形蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置を提供しよ
うとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、透光
性ガラスバルブと;ガラスバルブ内に封入される水銀お
よび希ガスと;ガラスバルブ内に放電を発生させる一対
の電極と;ガラスバルブの内面に形成されて、その平均
膜厚の1/2以上の深さの凹部を複数形成している透明
導電膜と;透明導電膜上に形成される保護膜と;保護膜
上に形成される蛍光体膜と;を具備していることを特徴
とする。
【0011】このような凹部を導電膜に形成する方法と
しては例えば次の方法がある。 (1)導電膜を形成するための溶液を収容したスプレー
の先端にマスキングして不均一にスプレイすることによ
り、導電膜の表面を不均一にし、凹部を形成することが
できる。 (2)ガラスバルブの内面自体を多孔質に形成すること
により、その内面上に形成される導電膜の保護膜側一面
に複数の凹部を形成することができる。 (3)蛍光体膜を形成するためのスラリー中に、ボレー
ト((Ba,Ca)O,B2 7 )等の低融点物質を添
加する。すると、ランプ製造工程中の加熱により、この
低融点物質が導電膜内に溶融圧入されるので、複数のピ
ンホールを形成することができる。 (4)導電膜の形成後、その表面を爪付ローラにより部
分的に引っ掻くことにより複数の凹部を形成する。
【0012】この発明によれば、透明導電膜に複数の凹
部を形成することにより、導電膜の断面積を減少させて
いるので、この導電膜の初期段階の抵抗値を予め高く設
定しておくことができる。
【0013】したがって、導電膜の点灯中の上記微放電
による放電エネルギーにより凹部形成箇所以外の抵抗値
が低下しても、単位面積当りの抵抗が大きく低下するこ
とがないので、導電膜全体としての抵抗の低下を抑制す
ることができる。このために、始動電圧の上昇を抑制し
つつ、蛍光体の黒化と黄斑現象の発生を抑制することが
できるので、ランプ外観の美観を向上させることができ
るとともに、ランプ寿命を延ばすことができる。
【0014】請求項2の発明は、凹部は、直径が0.1
μm〜1mmであり、各電極の近傍にて単位面積当り10
〜100個/cm2 形成されていることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、導電膜の点灯中の微放
電により、導電膜の抵抗値を顕著に低下せしめる電極の
近傍にて、導電膜に、複数の凹部を形成し、予め導電膜
の単位面積当りの抵抗値を局所的に高く設定しているの
で、経時劣化による導電膜の抵抗値の低下を抑制する効
果が大きい。
【0016】また、凹部の個数が単位面積当り10個/
cm2 以上であるので、導電膜の抵抗低下を防止するのに
十分な効果が得られると共に、100個/cm2 以下であ
るので、導電膜本来の始動電圧低下効果を得ることがで
きる。
【0017】したがって、この発明によっても始動電圧
を低下しつつ、蛍光体の黒化と黄斑現象の発生を抑制す
ることができるので、ランプ外観上の美観を向上させる
ことができると共に、ランプ寿命を延ばすことができ
る。
【0018】請求項3の発明によれば、凹部を透明導電
膜の電極近傍に形成しているので、始動電圧を低下しつ
つ、蛍光体の黒化と黄斑現象の発生を抑制することがで
きる。このために、ランプ外観上の美観を向上させるこ
とができると共に、ランプ寿命を延ばすことができる。
【0019】請求項4の発明は、透光性ガラスバルブ
と;ガラスバルブ内に封入される水銀および希ガスと;
ガラスバルブ内に放電を発生させる一対の電極と;ガラ
スバルブの内面に形成される透明導電膜と;透明導電膜
上に形成されて、高融点酸化物に低融点酸化物を20重
量%以上混合してなる保護膜と;保護膜上に形成される
蛍光体膜と;を具備していることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、保護膜の低融点酸化物
の一部がランプ製造工程中の加熱により溶けて透明導電
膜中に楔状に侵入する。このために、導電膜の断面積を
物理的に減少させるので、この導電膜の初期段階の抵抗
値を予め高く設定しておくことができる。また、導電膜
上への紫外線照射面積を減少させるので、バルブ内の余
剰紫外線が導電膜中の、例えば酸化錫を還元させて抵抗
値を低下させるのを抑制することができる。
【0021】さらに、低融点酸化物の凝固によりガラス
バルブ内のNa+ イオンと蛍光体との反応を抑制するの
で、光束維持率を高めることができる。
【0022】したがって、導電膜の点灯中の微放電によ
る導電膜の抵抗値の低下を抑制することができるので、
始動電圧の上昇を抑制しつつ蛍光体の黒化や黄斑現象の
発生を抑制し、ランプ寿命を延ばすことができる。
【0023】請求項5の発明は、保護膜の高融点酸化物
の塗布量が単位面積当り0.1〜1μg/mm2 であり、
低融点酸化物の塗布量が単位面積当り0.2〜20μg
/mm2 であることを特徴とする。
【0024】この発明によれば、低融点酸化物の塗布量
が単位面積当り0.2μg/mm2 以上であるので、蛍光
体の黒化や黄斑現象の発生を抑制することができると共
に、20μg/mm2 以下であるのでランプ全光束の急激
な低下を抑制することができる。
【0025】請求項6の発明は、透光性ガラスバルブ
と;ガラスバルブ内に封入される水銀および希ガスと;
ガラスバルブ内に放電を発生させる一対の電極と;ガラ
スバルブの内面に膜状に形成される透明導電膜と;透明
導電膜上に形成されて低融点酸化物を20重量%以上含
有している第1の保護膜と;第1の保護膜上に形成され
て高融点酸化物よりなる第2の保護膜と;第2の保護膜
上に形成される蛍光体膜と;を具備していることを特徴
とする。
【0026】この発明によれば、保護膜の低融点酸化物
の一部がランプ製造工程中の加熱により溶けて透明導電
膜中に楔状に侵入する。このために、導電膜の断面積を
物理的に減少させるので、この導電膜の初期段階の抵抗
値を予め高く設定しておくことができる。また、導電膜
上への紫外線照射面積を減少させるので、バルブ内の余
剰紫外線が導電膜中の、例えば酸化錫を還元させて抵抗
値を低下させるのを抑制することができる。
【0027】さらに、低融点酸化物の凝固によりガラス
バルブ内のNa+ イオンと蛍光体との反応を抑制するの
で、光束維持率を高めることができる。
【0028】したがって、導電膜の点灯中の微放電によ
る導電膜の抵抗値の低下を抑制することができるので、
始動電圧の上昇を抑制しつつ蛍光体の黒化や黄斑現象の
発生を抑制し、ランプ寿命を延ばすことができる。
【0029】そして、第2の保護膜を導電膜に直接塗布
せず、第1の保護膜を介して配設することにより導電体
膜への電子授受を抑制して導電膜の抵抗が低下するのを
抑制することができる。
【0030】請求項7の発明は、第1の保護膜の塗布量
が単位面積当り9.0×10-5〜1.8×10-2mg/
mm2 であることを特徴とする。
【0031】この発明によれば、第1の保護膜の塗布量
が単位面積当り9.0×10-5mg/mm2 以上であるの
で、蛍光体黒化や黄斑現象の発生を抑制することがで
き、しかも、1.8×10-2mg/mm2 以下であるの
で、ランプ全光束の急激な低下を抑制することもでき
る。
【0032】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれか一記載のラピッドスタート形蛍光ランプと;この
ランプを装着した器具本体と;この器具本体に設けら
れ、ラピッドスタート形ランプと電源との間に電気的に
接続され、このランプを安定的に点灯させる点灯回路
と;を具備していることを特徴とする。
【0033】この発明によれば、光源として用いるラピ
ッドスタート形蛍光ランプが、蛍光体膜の黒化や茶褐色
の斑点模様を抑制するとともに、始動電圧の上昇を抑制
することができるから、照明装置としても光束および外
観の低下を防止し、寿命特性を向上させることができ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1〜図8に基づいて説明する。なお、これらの図
中、同一または相当部分には同一符号を付している。
【0035】図1は本発明の第1実施形態に係る直管形
ラピッドスタート形蛍光ランプの一部切欠斜視図、図2
は図1のII部を拡大して模式的に表した断面図であり、
これらの図において、ラピッドスタート形蛍光ランプ1
は例えばソーダライムガラス等からなるバルブ2の軸方
向両端部を左右一対のステム3a,3bにより気密に閉
じて、バルブ2内には適量の水銀と、アルゴンガス等の
希ガスを封入している。
【0036】各ステム3a,3bの内端部にはタングス
テンフィラメント等からなる電極4a,4bを取着して
いる。電極4a.4bには、図示しないBaO,Sr
O,CaOなどからなる電子放射性物質(エミッタ)を
塗布している。バルブ1の端部には、左右一対の口金5
a,5bを被着し、これら口金5a,5bの外端部に各
々突設した各2本のピンに各電極4a,4bの両端をイ
ンナーリード線により電気的に接続している。
【0037】そして、図2に示すように、バルブ2の内
面には透明な導電膜(EC膜やネサ膜ともいう)6、保
護膜7、蛍光体膜8を所定膜厚で、この順に順次積層し
ている。
【0038】蛍光体膜8は、アンチモン・マンガン付活
ハロりん酸塩蛍光体(Ca5 (PO4 3 (F,C
l):Sn,Mn)であってもよいが、希土類蛍光体か
らなる3波長発光蛍光体を使用してもよい。3発光蛍光
体は、赤、青、緑の各波長域に発光する3種類の希土類
蛍光体を混合して用いたものであり、例えば赤色系蛍光
体には酸化イットリウム(Y2 3 :Eu)、青色系蛍
光体には2価のユーロピウム付活アルカリ土類ハロ燐酸
塩蛍光体または2価のユーロピウム付活アルカリ土類ア
ルミン酸塩蛍光体(BaMg2 Al1627:Eu)、お
よび緑色蛍光体としてはセリウムCeを含有するテリビ
ウムTb付活けい・りん酸塩蛍光体(La,Cr,T
b)・(P,Si)O4 などが用いられている。
【0039】保護膜7はアルミナやチタニア等の高融点
金属酸化物にボレート等の低融点物質を添加してなり、
導電膜6を電気的に絶縁して保護している。
【0040】そして、導電膜6は酸化錫(SnO2 )等
により透明導電膜に形成されており、この導電膜6の導
電性は酸化錫の一部が還元していることにより得られ
る。
【0041】また、導電膜6には各電極4a,4bの近
傍にて微小の複数のピンホール9を形成して導電膜6の
断面積を減少させることにより、初期段階の抵抗値を局
所的に高めて導電膜6全体の抵抗値を予め高めている。
【0042】ピンホール9は、導電膜6の膜方向に貫通
する貫通孔やめくら孔、あるいは独立孔や独立孔を連続
してなる溝等の微小亀裂でもよく、導電膜6の平均膜厚
の1/2以上の深さを有すればよい。そして、複数のピ
ンホール9は例えば左右一対の口金5a,5bの外端か
ら内方へ所定長さ、例えば約15cm程度までの導電膜6
の内面において、所定幅で環状に配設される。各ピンホ
ール9は直径が例えば0.1μm〜1mmであり、単位面
積当りの形成個数が10〜100個/cm2 が望ましい。
ピンホール9の単位面積当りの個数が10個/cm2 未満
では導電膜6の抵抗値を低下させるのに十分な効果が得
られず、100個cm2 を超える場合には導電膜6の本来
の効果である始動電圧の低下効果が得られない。
【0043】このように構成されたラピッドスタート形
蛍光ランプ1では、一対の電極4a,4b間にランプ電
圧が印加されると、一方の電極、例えば4aが陰極モー
ドの時に、この電極4aに塗布されたエミッタから放出
された電子が、この電極4a近傍の導電膜6を導播して
他方の電極、例えば4bの近傍に導かれる。このため
に、ガラスバルブ2の管壁抵抗を低くして、一対の電極
4a,4b間で放電が発生する。これにより、始動電圧
を低くしてランプの始動を容易にすることができる。
【0044】一対の電極4a,4b間の放電によりガラ
スバルブ2内の水銀が励起されて、紫外線が発生する。
この紫外線が蛍光体膜8を励起して可視光に変換されて
から保護膜7、導電膜6およびガラスバルブ2を透光し
て外部に放射される。
【0045】そして、この蛍光ランプ1では各電極4
a,4bの近傍にて導電膜6に複数のピンホール9をそ
れぞれ形成して導電膜6の断面積を物理的かつ局所的に
減少させることにより、導電膜6の抵抗値を予め初期段
階で高くしているので、点灯中の導電膜6の微放電が発
生しても導電膜6の単位面積当りの抵抗が大きく低下す
るのを抑制することができる。
【0046】これにより、始動電圧の低下を維持しつ
つ、導電膜6の抵抗の低下に起因する蛍光体膜8の黒化
や黄斑現象の発生を抑制することができ、ランプ寿命を
延ばすことができる。
【0047】図3は蛍光体膜8中に添加される結着剤の
カルシウムパイロ(Ca−Pyro,Ca2 2 7
に含有されるボレートの含有比率と、LT/STの比と
の相対関係を示すグラフであり、例えばFLR40SW
/Mのラピッドスタート形蛍光ランプ点灯実験により得
たデータである。この図3中、LTとはランプ点灯後2
00時間経過時点での導電膜6の抵抗値を示し、STと
はランプ点灯前の導電膜6の抵抗値を示している。つま
り、LT/STは抵抗低下率を表わしており、これが1
の場合は点灯後200時間経過しても抵抗値の変化がな
いことを示し、1以下の場合は抵抗が低下していること
を示している。
【0048】また、図中符号Aは蛍光ランプ1の両端か
ら約12cm内側のLT/ST比とボレート含有率との相
対関係を示し、Bは蛍光ランプ1の両端から約32cm内
側のLT/ST比とボレート含有率との相対関係を示し
ている。
【0049】この図3に示すようにボレート含有比率を
増大させることによりランプ点灯後200時間経過時点
での導電膜6の抵抗値を高くすることができるので、導
電膜6の抵抗値の低下に起因する蛍光体膜8の黒化や黄
斑現象の発生を抑制することができ、ランプ寿命を延ば
すことができる。
【0050】図4は本発明の第2実施形態に係るラピッ
ドスタート形蛍光ランプ1Aの要部縦断面図であり、こ
の蛍光ランプ1Aは酸化錫(SnO2 )等よりなる透明
の導電膜10上に形成される保護膜11を、図4中点印
で示すアルミナやチタニア等の高融点酸化物11aと、
丸印で示す低融点酸化物11bの一種である例えばボレ
ート成分が20重量%以上の結着剤との混合物により構
成する点に特徴がある。
【0051】結着剤は例えばカルシウムパイロと、ボレ
ート20重量%との混合物であり、保護膜11上に蛍光
体膜8を強固に固着せしめるものである。この結着剤中
のボレート成分はランプ製造工程中の加熱により導電膜
10中に楔状に侵入して、導電膜10の断面積を物理的
に減少させて初期段階の抵抗値を予め高く設定すると共
に、導電膜10上への紫外線照射面積を減少させるの
で、紫外線照射による導電膜10の抵抗値低下を抑制す
ることができる。
【0052】すなわち、ランプ点灯実験において、黒化
の発生し易いガラスバルブ2の両端から約20cm内側ま
での部分の導電膜10の抵抗値の点灯中の低下は確認で
きず、導電膜10の初期抵抗値が例えば100〜100
0KΩであれば、例えば1200時間ランプ点灯後の寿
命末期においても、同一部分の抵抗値はほぼ100〜1
000KΩを維持していた。したがって、始動電圧の上
昇を抑制しつつ、蛍光体膜8の黒化と黄斑現象の発生を
抑制することができる。
【0053】さらに、ボレートの凝固によりガラスバル
ブ2内の +Naイオンと蛍光体膜8との反応を抑制して
光束維持率の低下も抑制することができるので、ランプ
寿命を延ばすことができる。
【0054】なお、これらの効果はボレートが20重量
%以上の場合に奏することがランプ点灯実験により確認
されたが、ボレートが80重量%以上の場合にはこれら
の効果が顕著に確認された。
【0055】例えばボレートが80重量%以上の場合に
ついては、単位面積当りの塗布量は低融点酸化物11b
が0.2〜20μg/mm2 、高融点酸化物11aが0.
1〜1μg/mm2 のときに、上記各効果が顕著に確認さ
れたが、低融点酸化物の単位面積当りの塗布量が0.2
μg/mm2 未満では蛍光体膜8の黒化が発生し、一方、
20μg/mm2 を超えるとランプ全光束(光出力)が急
激に低下する現象が確認された。
【0056】図5はこのような低融点酸化物11bの単
位面積当りの塗布量と光出力との関係を示しており、低
融点酸化物11bが20μg/mm2 を超えると光出力が
急激に低下することを示している。
【0057】図6は本発明の第3の実施形態に係るラピ
ッドスタート形蛍光ランプ1Bの要部縦断面図である。
この蛍光ランプ1Bは、導電膜10上に、低融点酸化物
の一種であるボレート成分が20重量%以上の結着剤よ
りなる第1の保護膜12を形成する一方、この第1の保
護膜12上にアルミナやチタニア等の高融点酸化物より
なる第2の保護膜13を形成し、この第2の保護膜13
上に蛍光体膜8を形成した点に特徴がある。
【0058】そして、この第1の保護膜12の塗布量は
単位面積当り9.0×10-5〜1.8×10-2mg/mm
2 である。この蛍光ランプ1Bにおいても、第1の保護
膜12中のボレートがランプ製造工程中の加熱により導
電膜10中に楔状に侵入すると共に、第2の保護膜13
の高融点酸化物が紫外線を遮光するので、上記第2の実
施形態とほぼ同様の作用効果を奏することがランプ点灯
実験により確認された。
【0059】図7はこの第1の保護膜12のボレート成
分が80重量%以上の場合における第1の保護膜12の
単位面積当りの塗布量と、全光束相対価(明るさ)との
関係を示しており、第1の保護膜12の塗布量が単位面
積当り約1.8×10-2mg/mm2 を超えると、全光束
相対価が急激に低下することを示している。
【0060】そして、点灯実検では第1の保護膜12中
のボレート成分が80重量%以上の場合は上記種々の効
果が顕著に奏することが確認された。
【0061】図8は上記各実施形態に係る蛍光ランプ
1,1A,1Bのいずれか、例えば1を、照明器具に取
り付けて構成した照明装置20の一例を示す。すなわ
ち、図8において、天井直付け形照明器具の本体である
器具本体21の長手方向両端には一対のランプソケット
22a,22bを相互に対向して配置している。これら
ソケット22a,22b間に図1に示す蛍光ランプ1
を、その口金5a,5bを係合させて取り付けられてい
る。器具本体21にはランプ1の安全点灯を維持するた
めの点灯回路部品として、安定器23を収容している。
上記蛍光ランプ1は安定器23を介して図示しない電源
に接続されている。
【0062】このような照明装置20によれば、上記ラ
ンプ1がガラスバルブ2の黒化や黄斑現象を防止して光
束維持率に優れ、しかもこのランプ1は始動性も良好で
あるから、照明装置20としての外観の美観の低下が少
なく、寿命特性が優れた照明装置20を提供することが
できる。
【0063】なお、本発明は上記実施例の構造に制約さ
れるものではなく、例えば蛍光ランプ1の形状は環形蛍
光ランプやU字形、H字形バルブにより形成されたコン
パクト形蛍光ランプなどであってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
透明導電膜に複数の凹部を形成することにより、導電膜
の断面積を減少させているので、この導電膜の初期段階
の抵抗値を予め高く設定しておくことができる。
【0065】したがって、導電膜の点灯中の上記微放電
による放電エネルギーにより凹部形成箇所以外の抵抗値
が低下しても、単位面積当りの抵抗が大きく低下するこ
とがないので、導電膜全体としての抵抗の低下を抑制す
ることができる。このために、始動電圧の上昇を抑制し
つつ、蛍光体の黒化と黄斑現象の発生を抑制することが
できるので、ランプ外観の美観を向上させることができ
るとともに、ランプ寿命を延ばすことができる。
【0066】請求項2の発明によれば、導電膜の点灯中
の微放電により、導電膜の抵抗値を顕著に低下せしめる
電極の近傍にて導電膜に、、複数の凹部を形成して予め
単位面積当りの抵抗値を局所的に高く設定しているの
で、導電膜の抵抗値の低下を抑制する効果が大きい。
【0067】また、凹部の個数が単位面積当り10個/
cm2 以上であるので、導電膜の抵抗の低下を防止するの
に十分な効果が得られると共に、100個/cm2 以下で
あるので、導電膜本来の始動電圧低下効果を得ることが
できる。
【0068】したがって、この発明によっても始動電圧
を低下しつつ、蛍光体の黒化と黄斑現象の発生を抑制す
ることができるので、ランプ外観上の美観を向上させる
ことができると共に、ランプ寿命を延ばすことができ
る。
【0069】請求項3の発明によれば、凹部を透明導電
膜の電極近傍に形成しているので、始動電圧を低下しつ
つ、蛍光体の黒化と黄斑現象の発生を抑制することがで
きるので、ランプ外観上の美観を向上させることができ
ると共に、ランプ寿命を延ばすことができる。
【0070】請求項4の発明によれば、保護膜の低融点
酸化物の一部がランプ製造工程中の加熱により溶けて透
明導電膜中に楔状に侵入する。このために、導電膜の断
面積を物理的に減少させるので、この導電膜の初期段階
の抵抗値を予め高く設定しておくことができる。また、
導電膜上への紫外線照射面積を減少させるので、バルブ
内の余剰紫外線が導電膜中の、例えば酸化錫を還元させ
て抵抗値を低下させるのを抑制することができる。
【0071】さらに、低融点酸化物の凝固によりガラス
バルブ内のNa+ イオンと蛍光体との反応を抑制するの
で、光束維持率を高めることができる。
【0072】したがって、導電膜の点灯中の微放電によ
る導電膜の抵抗値の低下を抑制することができるので、
始動電圧の上昇を抑制しつつ蛍光体の黒化や黄斑現象の
発生を抑制し、ランプ寿命を延ばすことができる。
【0073】請求項5の発明によれば、低融点酸化物の
塗布量が単位面積当り0.2μg/mm2 以上であるの
で、蛍光体の黒化や黄斑現象の発生を抑制することがで
きると共に、20μg/mm2 以下であるので、ランプ全
光束の急激な低下を抑制することができる。
【0074】請求項6の発明によれば、保護膜の低融点
酸化物の一部がランプ製造工程中の加熱により溶けて透
明導電膜中に楔状に侵入する。このために、導電膜の断
面積を物理的に減少させるので、この導電膜の初期段階
の抵抗値を予め高く設定しておくことができる。また、
導電膜上への紫外線照射面積を減少させるので、バルブ
内の余剰紫外線が導電膜中の、例えば酸化錫を還元させ
て抵抗値を低下させるのを抑制することができる。
【0075】さらに、低融点酸化物の凝固によりガラス
バルブ内のNa+ イオンと蛍光体との反応を抑制するの
で、光束維持率を高めることができる。
【0076】したがって、導電膜の点灯中の微放電によ
る導電膜の抵抗値の低下を抑制することができるので、
始動電圧の上昇を抑制しつつ蛍光体の黒化や黄斑現象の
発生を抑制し、ランプ寿命を延ばすことができる。
【0077】そして、第2の保護膜を導電膜に直接塗布
せず、第1の保護膜を介して配設することにより導電体
膜への電子授受を抑制して導電膜の抵抗が低下するのを
抑制することができる。
【0078】請求項7の発明によれば、第1の保護膜の
塗布量が単位面積当り9.0×10-5mg/mm2 以上で
あるので、蛍光体黒化や黄斑現象の発生を抑制すること
ができ、しかも、1.8×10-2mg/mm2 以下である
ので、ランプ全光束の急激な低下を抑制することもでき
る。
【0079】請求項8の発明によれば、光源として用い
るラピッドスタート形蛍光ランプが、蛍光体膜の黒化や
茶褐色の斑点模様を抑制するとともに始動電圧の上昇を
抑制することができるから、照明装置としても光束およ
び外観の低下を防止し、寿命特性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るラピッドスター
ト形蛍光ランプの一部切欠正面図。
【図2】図1のII部拡大縦断面図。
【図3】図1,2で示すラピッドスタート形蛍光ランプ
の蛍光体膜中のボレート含有比率と導電膜の抵抗低下率
との相対関係を示すグラフ。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るラピッドスター
ト形蛍光ランプの要部縦断面図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るラピッドスター
ト形蛍光ランプの保護膜中の低融点酸化物の塗布量とラ
ンプ光出力との相対関係を示すグラフ。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るラピッドスター
ト形蛍光ランプの要部縦断面図。
【図7】本発明の第3の実施形態に係るラピッドスター
ト形蛍光ランプの保護膜中のボレート成分が80重量%
以上の場合における第1の保護膜の単位面積当りの塗布
量と全光束相対価との相対関係を示すグラフ。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る照明装置の正面
図。
【符号の説明】
1,1A,1B ラピッドスタート形蛍光ランプ 2 ガラスバルブ 3a,3a 一対のステム 4a,4b 一対の電極 5a,5b 一対の口金 6 導電膜 7,11 保護膜 8 蛍光体膜 9 ピンホール(ピンホール状凹部) 11a 高融点酸化物 11b 低融点酸化物 12 第1の保護膜 13 第2の保護膜 20 照明装置 21 器具本体 23 安定器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性ガラスバルブと;ガラスバルブ内
    に封入される水銀および希ガスと;ガラスバルブ内に放
    電を発生させる一対の電極と;ガラスバルブの内面に形
    成されて、平均膜厚の1/2以上の深さの凹部を複数形
    成している透明導電膜と;透明導電膜上に形成される保
    護膜と;保護膜上に形成される蛍光体膜と;を具備して
    いることを特徴とするラピッドスタート形蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 凹部は、直径が0.1μm〜1mmであ
    り、各電極の近傍にて単位面積当り10〜100個/cm
    2 形成されていることを特徴とする請求項1記載のラピ
    ッドスタート形蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】 凹部は透明導電膜の電極近傍に形成され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載のラピッ
    ドスタート形蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 透光性ガラスバルブと;ガラスバルブ内
    に封入される水銀および希ガスと;ガラスバルブ内に放
    電を発生させる一対の電極と;ガラスバルブの内面に形
    成される透明導電膜と;透明導電膜上に形成されて、高
    融点酸化物に低融点酸化物を20重量%以上混合してな
    る保護膜と;保護膜上に形成される蛍光体膜と;を具備
    していることを特徴とするラピッドスタート形蛍光ラン
    プ。
  5. 【請求項5】 保護膜の高融点酸化物の塗布量が単位面
    積当り0.1〜1μg/mm2 であり、低融点酸化物の塗
    布量が単位面積当り0.2〜20μg/mm2であること
    を特徴とする請求項4記載のラピッドスタート形蛍光ラ
    ンプ。
  6. 【請求項6】 透光性ガラスバルブと;ガラスバルブ内
    に封入される水銀および希ガスと;ガラスバルブ内に放
    電を発生させる一対の電極と;ガラスバルブの内面に形
    成される透明導電膜と;透明導電膜上に形成されて低融
    点酸化物を20重量%以上含有している第1の保護膜
    と;第1の保護膜上に形成されて高融点酸化物よりなる
    第2の保護膜と;第2の保護膜上に形成される蛍光体膜
    と;を具備していることを特徴とするラピッドスタート
    形蛍光ランプ。
  7. 【請求項7】 第1の保護膜の塗布量が単位面積当り
    9.0×10-5〜1.8×10-2mg/mm2 であること
    を特徴とする請求項6記載のラピッドスタート形蛍光ラ
    ンプ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか一記載のラ
    ピッドスタート形蛍光ランプと;このランプを装着した
    器具本体と;この器具本体に設けられ、ランプを安定的
    に点灯させる点灯回路と;を具備していることを特徴と
    する照明装置。
JP20215396A 1996-07-31 1996-07-31 ラピッドスタート形蛍光ランプおよびこれを用いた照明装置 Pending JPH1050265A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176546A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Ushio Inc 希ガス蛍光ランプ

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JP2009176546A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Ushio Inc 希ガス蛍光ランプ

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