JPH10502315A - 円筒形サンドイッチ等の展開式包装 - Google Patents

円筒形サンドイッチ等の展開式包装

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Abstract

(57)【要約】 円筒形のサンドイッチおよび、包みに入れたまま食べる同様の形の他のあらゆる小型食物の展開式包装であって、第1形態では、平面カットされ、手で迅速に組み立てて包む第1包装を示し、第1形態では、手で予め形成され、いったん形成されると非常にスピーディーに組み立てて閉じられるが、積み重ねに制限のある2個の半容器の包装を示し、最後に第2変形例では、同じく2個の半容器の包装を示すが、積み重ね位置で直接工業的に成形可能であり、次にマニュアルによる素早い箱詰め、組立、閉じ位置に変換することができる包装を示す。

Description

【発明の詳細な説明】 円筒形サンドイッチ等の展開式包装 本発明は、基本形態において、ハンバーガー形式の円筒形サンドイッチ(およ び一般に円筒形に形成され、包みに入れたまま食される比較的小型の全ての食物 )用の、平面から迅速(約4〜5秒)に組み立てて閉じられる第1の包装に関す る。この基本形態の構成は、2個の半容器からなる第2の包装に変形することが でき、これは予め手で非常に素早く組立てて閉じるものであるが(約1〜2秒) 、いったん形成すると積み重ねが制限される。第2の形態の包装もまた2個の半 容器からなるが、これは積重位置で予め工業的に直接形成し、次に箱詰め位置で 変換し、手で素早く組立てて閉じるもので、特にプロ用である(とりわけファー ストフードレストランの混雑のピーク時)。 最も人気のある円筒形のサンドイッチはハンバーガーであり、ハンバーガーを 包装することは極めて厄介な問題であるだけに、説明はハンバーガー包装から始 めるが、それというのもハンバーガーは、層を積み重ねたオープン形式の柔らか いサンドイッチであり、食べている間中ずっと包みの中において下からハンバー ガーを一貫して支えていないと、ソースは流れ出し、油屑が落ちて食べる人の洋 服を汚すからである。 ハンバーガー包装には主に2つの既知の形式がある。 1つは、閉じ目をこじ開ける方式を用いた、断面が通常は正方形の二重箱形式 の連結ボックスである。今日、自然環境保護という理由から、これらはむしろ平 らまたはわずかに畝をつけた軽量カートンで構成される。これらの箱の成形は、 自動糊付けによって行われる。 ハンバーガーは、下方の箱に平らに置かれ、食べる人はこれを垂直にする必要 から、そのとき片手の大差し指および/または中指をハンバーガーと下箱の底の 間にそっと滑り込ませ、親指でハンバーガーを不自由に持ち上げなければならな いが、これは、連結部によって下箱と結合している上方の箱が食べている最中顔 に当たるので、食べている間こぼさないようにもう一方の手でこの下箱を持つの が難しいためである。 さらに付け加えなければならないのは、子どもたちは、どちらかといえばサン ドイッチを箱から出して食べる傾向があり、しばしば洋服を汚すことである。 もう1つの包装は単に非常に薄い長方形の紙片であり、平らな円筒形のあらゆ る品物を包むように、包む物の下からはみ出る端を畳んで折り返すことによりハ ンバーガーを包むものである。 さらに、縦にひだをつけた非常に薄い包装もあり、その折り目は側面溶接によ り先端で保持され、紙は、溶接可能な加熱糊を用いたポリエチレンコーティング が施されている。 こうした手による包装は調整が極めて難しく、実施してみるとそれほど美しく はなく、所望の結果が得られなかった。 米国特許第4189054号が記載する他の方法によれば、丸いサンドイッチ を包装する円筒形ボックスを、サンドイッチの半周囲をそれぞれ囲む2個の半容 器で構成し、円筒の母線に平行な1個の連結部によって互いに結合する。各半容 器は、閉じた位置で他方と突き合わせられる。包装する時は、サンドイッチを下 の半容器に垂直に置いて、そこに上の半容器をおろす。 食べる時には、下の半容器を半径方向に破るか、または円筒の母線の連結部に 沿って横方向に外側に折り返してサンドイッチを置く。この包装は、ポリウレタ ンフォームの成形によって得られ、幾つかの欠点を有する。周辺壁および側壁は 互いに垂直であるので、成形すると包装を積み重ねることはできない。サンドイ ッチは半容器の底にはめ込まれすぎ、もうひとつの半容器が食べている人の顔に ぶつかって大変不快であり、食べ終わり段階ではそれがますます激しい。何故な らサンドイッチの最後の部分に口を近づけられるように備えられている半容器の 半径方向の切り離しと横方向の切り離しがやりにくく、包みから強く引っ張らな ければならないので、包みが急に破れてサンドイッチがばらけてしまったり、食 べている人や近傍の人に食物の残りが飛び散る恐れがあるからである。 もっとも、我々の知っている限りでは、このような包装は上記の理由から1度 も用いられたことがなかった。 これとは別に、米国特許第4494785号が対象とするのは、予めカットし 、予め折った柔らかい紙ナプキンに関し、これは、円筒形のサンドイッチを部分 的に覆い、指の間にサンドイッチを挟むが、指は食物に触れないで済むというも のである。この紙ナプキンはサンドイッチの周辺を一部囲む帯と、サンドイッチ の上下をそれぞれ指の間に挟むための2個ずつ平行な2組の折り返しとからなる 。こうしたナプキンは、手で支え持っている場合しかサンドイッチの周囲に留ま らず、食べている最中にサンドイッチからこぼれるソースや油屑を落とさないよ うにすることも、熱いサンドイッチの熱を遮断することもできない。 非常に古いドイツ特許第336795号は、断面が正方形で、底の四つの領域 を対角線に折ることで底が交差する閉じ目部分を有する直方体の箱を記載してい る。この箱は下からしか開けることができず、とりわけ粉粒製品の包装用で、箱 を異なる多くの用途に使うことができるとはいっても、丸いサンドイッチを包み の中に入れて食べるための特別の特徴はひとつもない。 米国特許第2443531号に記載されているどちらかといえば厚いカートン 製の立方体の密封箱は、特に四角いアイスクリームを入れて、できるだけよい条 件(とりわけ温度条件)で買った場所から食べる場所へと運ぶためのものである 。 カートン紙は、平行な2本の折り軸によって区切られる三個の縦帯と、該折り 軸に垂直な四本の折り軸によって区切られる五個の横帯とによって等しい正方形 ゾーンに分割される。 箱の中身を食べるためには、箱を水平なテーブルの上に置いて、テーブル面に 箱を広げ、アイスクリームが中央の正方形ゾーンに留まるようにし、ここでアイ スクリームを切り分けて供する。非常に譲歩してこの箱をそのまま利用してハン バーガーを入れることができるとしても、この箱は、ハンバーガーを包みの中で 食べるように構成されてはいないと認めざるを得ない。 米国特許第2224504号に記載された丸い箱は、材料不明の紙でできた円 筒からなり、1つの中央部と複数の側面延長部を含み、その長さは、包装する製 品の直径のちょうど1/2である。 これらの延長部の材料が、扇状の折り目によって中央円筒部の開口部の両側で 折り畳まれることにより、円筒を閉じ、両側が開くこのタイプの包装と相容れる 製品を包装する。得られた箱様のものは、ハンバーガーの包装に有効ないかなる 特徴も持たず、閉じた底が不安定なためにハンバーガーを包みの中で食べること はなおできない。 知られているように、これは高級石鹸または他の化粧品あるいは贈答用品の包 装用であり、好適には、ほぼ正行な2つの面を有する。 米国特許第2295508号に記載されたカートンのコンテナは、一般的な組 立ボックスであり、それ自体で容量の大きいものを入れるためのオリジナルな閉 じ目部分を有するが、結果として特定の箱ではない従来の全ての箱に有用であり 、しかもこれは特許本文で記載されているように、できるだけ幅広い用途を目的 とした発明者が望んでいることである。 米国特許第3031124号のコンテナは、手で折る非常に複雑な方法を示し ており、いかなる場合にも工業的な量産によって予め成形することはできない。 たとえ結果として非常に美しい箱を得られても、この袋形式の包装はいかなる明 確な用途も持たず、発明者はここでもまたそれを望んでいる。別な見方をすれば 、もしこの包装がハンバーガーを食べる際に特別有利であったならば、それが知 れ渡る時間は1959年以来たっぷりあったと考えられる。 英国特許第945399号は、1963年、特にポリエチレンやアルミニウム 薄膜を塗工あるいは含浸した紙を折ってさまざまな品物を包む方法、特に、薄膜 塗布材料を用いて、包装を閉じるために構成された折り目をラベルの熱塑性封印 によって加熱密封する手段を記載し、このラベルはメーカー名を外側に示すため のもので、相容れる材料で作成されたしっかりしたものである。 ここでは、ハンバーガー専用の包装のことなどは全く考えられていない。 上記の包装および既存の他の食物包装の分析から、このうちの幾つかをハンバ ーガーに使用することができるとしても、現在使われている連結部付きの箱や薄 膜を塗布した紙を含めてどれもが、ハンバーガーまたは他の円筒形の小型食物を 包みに入れたまま簡単かつ便利に食べるのに必要な特徴全体をもっていないし、 もっていると主張してもいない。 本発明の以下の説明により、この発明が、ハンバーガーに現在用いられている 既知の包装に関しても、分析した上記特許が記載する方法に関しても、異なる手 段を用いて異なる機能および結果を得ることを示す。なお、上記特許は、1つ1 つでも組合せでも本発明の目的を示唆していない。本発明は従って、1つの技術 分野を取り上げて特に3つの実施形態を記載するため、当業者は、発明を実施す るにあたって該特許の発明を調べたり取り上げたりしなくともよい。 図1〜20は本発明の主な特性を示す。図面では、同一部分は常に同一記号( 数字または文字)で示す。 図1は、図面をできる限り読みやすくするため、また発明の好適な実施形態の 1つであるという理由から、断面が正六角形の包装を実施するために示された本 発明の中心概念の土面図である。 用いられる薄い紙の材質は、好適には薄いカートン、またはわずかに畝を入れ たカートンで、その厚みあるいは少なくともその内面に耐油処理を施し、完全に 再生利用できるもので、1平方メートルあたりの重さは180〜250グラムで ある。 この基本形態の包装は、押しつけて用いる平面カット工具によって適切な面( 落下を最大に制限する)を切ることにより得られる。この面は細長い長方形に似 たものである。 カートン帯の巻きを繰り広げながらカットすることによっても得られる。 折り目の出っ張りは、カット工具と一体化した折りつけ工具によって得られ、 カートンの各面に、折り目の稜を構成するさまざまな線に応じた変形をつけるこ とができる。 図1に実線(a)で示された折り目の稜は、山折りグループを決定する。 図1に破線(b)で示された折り目の稜は、谷折りまたは押さえ折りを決定す る。 図2は、図1を最初に折ったものである。2本の帯A、Bは帯Cに関して対称 に配置されて、包みを形成する。 ハンバーガーを垂直に入れるための内面(1)は、包むハンバーガー(s)の 厚みに幅(e)が対応する帯C上に、水平に示されている。この内面は、箱の中 心面である。包装面(2),(3),(4),(5),(6),(7)は、この 正六角形において面(1)と同じ寸法である。 いったんハンバーガーを中心面に置くと、片手の親指と人差し指で(帯A、B の)向かい合った2つの対称面(f)(図1)をハンバーガー側に戻すことによ りハンバーガーはこの垂直位置に保持される。 帯A、B(従って面(f)の)の高さ(r)は、この基本形態では、好適には 包装するハンバーガーの半径と等しい。 もう片方の手は包みの下に入れて連結面(7),(6),(5)(図1)を自 然に組み立てる。(b)型の谷線が包みの内側に向けて各帯A、Bで対称に形成 され、ハンバーガーを取り囲みながらハンバーガーに押し当たる。折り線(b) の役割は主としてここにある。 (r)よりもわずかに高い高さ(h)の対称な側面(8)は、はみ出した差し 込み(o)を面(f)とハンバーガーとの間に差し込むことによってこのとり囲 みを補強かつ安定化させ、これがハンバーガーの(およそ)2/3の大きさを包 む行為の第1段階となる。 残りの1/3の包装行為は、互いに補強される面(1),(5),(6),( 7)によって区切られることにより得られた固定構造を片手の親指と人差し指の 間で横方向に支え持ち、もう片方の手で面(2),(3),(4)(図3)を持 ち上げることにより行われ、これにより対応する側面の谷線をハンバーガーに押 し当てながら折り上げて位置づけ、包装の最後には面(4)を図4の面(7)に かぶせることにより、あとは閉じるのを待つばかりの非常に小型な包装を得るこ とができる。 この場合、複数の解決法を検討できる。 最も早くすぐにできそうなのは、面(8)の折り目(t)の裏側に、面(4) の両側に位置する面(18)の対称な三角形(9)をそれぞれ折り込むことであ る。図4は、面(8)の折り目(t)の裏側に三角形(9)を折り込むところを 破線(10)で示している。 包装およびこれを閉じる作業は、面(1)が、包装行為が通常行われる水平面 の最初の位置をともすれば離れて行われるが、ハンバーガーは作業を行う4〜5 秒の間全く動かない状態に保たれ、その後、包装されて底を下に平らに置かれる 。 図1〜20は、断面が正六角形の包装構造を示し、ハンバーガーの直径はほぼ 、六角形に含まれる円の直径である。 包装構造の断面は四角でも五角形でもよく、好適には正多角形の他のあらゆる 断面が可能である。 しかしながら、断面が正六角形の包装が最適であるといえるのは、120°の 6個の角度における容積損失が非常に少なく、包装を形成するのに有効なカート ンの長さが、後述する四角や五角形の断面を持つ包装に較べて経済的であること 、またこれらと同様、包装を形成するための側面の折り目数を完全に調節するこ とができ、適切なコンパクト性を有するからである。 しかも六角形の包装や五角形の包装は、快い美しさを提供する。 六角形の断面から、幾何学的限界の円形の断面まで、本発明のこのような基本 概念における欠点は、特に、非常に多くの谷折りや山折りを構成し難いことにあ る。 図5は、接着パッチ(14)を貼り付けて、差し込んだ折り目(10)による 閉じ目を補強するところを示す。 図6は、接着パッチ(14)を貼り付けるだけで包装を閉じるところを示し、 折り目(9)はここでは、紙をカットするときから完全に省かれている。 前述のように、中心面(1)の周囲に対称に構成される包装は、面(1)に関 して対称な側面(f)が、(b)型の2個の谷折りと、図1および図7の(p) によって示された(a)型の2個の山折りとによってそれぞれ決定されることを 意味する。いったん包装が形成すると、2個の折り目(p)は、閉じ目の有効な 形を固定する穴形要素として用いることができる。 図7において、面(4)と面(4)に関して対称な面(15)とは、面(15 )を連結する連結部(w)を有するカットされた固定部(16)を示す。 これらの固定部は、このような閉じ方の差し込み要素であり、包装の外側に折 り返され(図8)、連結部(w)で折り畳まれ、各固定部の先端が、面(f)に 関して互いに対称な外側の折り目(p)の後ろを通過することにより包装を閉じ ることができる。 この閉じ方は図9に示され、実施が容易で、同様の効果を有する。 図10は、面(18)でカットされ、この面に連結される幅広の差し込み(1 9)を示し、これは面(8)の外側の折り目(t)の裏(20)に引っかけられ る。このような引っかけ連結は、図11に示された閉じ方を可能にするカット( 21)によって容易になる。 差し込みを用いた閉じ方は最も素早く実施でき、その丈夫さはこの差し込み( 19)を最適化することによって確保される。これは、好適には各種の正多角形 の断面を用いたこの基本形態において、本発明の好適な閉じ方である。 同様に、面(22)でカットされた差し込み(23)によって図10に示され ている閉じ方では、差し込みがこの面に連結し、面(8)の山折り(t)の裏側 の(24)に引っかけられ、引っかけ連結は、図12に示された閉じ方を可能に する特定のカット(25)によって容易になる。 図11と図12の閉じ方の違いは、差し込み(23)が面(22)の内部にあ り、図11のように外部にないだけである。 差し込み(23)は包装の美しさを組み込んでいる点において優れているが、 その組立は容易であるとはいえ、閉じ時間が短いという理由からは好適な差し込 み(19)に及ばない。 図2は、面(1)の両側に面(f)から延び、(f)に関して対称で、岐点( 13)によって帯A、Bの縁に固定される2つのカット(12)を示す。面(f )を包装の外側に引くことにより岐点(13)を越えると、カットされた対称な 2つのゾーン(11)は、面(f)の外側の連結部で区切られ保持される。 図13の包装を開け、岐点を越えると、端部(11)が消え(さらには切れ) 、また連結部が軍行で、(f)と(1)の間の折り目に近いため、食べるときは 全く快適である。 さらにまた、この快適さを完全なものにするためには、ハンバーガーの両側の 帯A、Bをそれぞれの手の親指と人差し指で締めつけるだけでよく、これにより 、中で食べている間、ハンバーガーは四本の指でしっかりと中心面(1)に保持 される。 ハンバーガーのほぼ全体を食べ始め、あるいは食べ終わるにつれて、それだけ ますます包みを広げて快適に食べられるようにし、最後に食べ終わったあとは、 丸めて、再生利用の回収場所に捨てることができる(この場所は、通常、「ファ ーストフード」店に設置されている)。 一定数の変形例とともに、以上に記載された特有の平面包装ならびに折り方は 全て、かなり迅速かつ実施が容易な種々の閉じ方を可能にするものであるが、好 適には、図10の差し込み(19)が実時間でより優れている。 次に提案するのは、最初は平面であるこの基本形態の包装から、いったん手で 形成すると、極めて早く組み立てて閉じることができる第1形態の第2包装であ る。このためには、時間のあるとき(あるいは好適にはロスタイムに)、図14 のような平面包装から図15のような予め形成される2個の半容器を手で構成す るとよいが、これはいったんハンバーガーを中心面(1)に置くと(包装が上に 向けて水平に均衡を保って開いている場合は垂直に、包装が1つの面に寝かされ て水平に開く場合は水平に)、面(4)が面(7)を覆い、あるいはその逆に覆 って互いに折り畳まれる。 図1と比較すると、図14は、面1〜7を含む中央帯に関して全く対称であり 、また、この中央帯に垂直な、面(1)、面(f)および(f)に連結する端部 (11)を含む帯に関しても全く対称である。 図14では、面(26)は図1の三角形(9)が削除され、いかなる折り目の 稜も含まない。 反対に面(27)は、2個の山折りの稜(u)と2個の谷折りの線とを含み、 これらは直角三角形(28)および(29)を形成する。 図15は、図14を折ることにより、外側に現れた面(26),(27),( 30)によって示された2個の半容器の形成法を側面から示したものである。 外側の面(27)は、互いにはめ込まれた2つの折り畳み部分(28),(2 9)を包装内部の面(27)の裏に入れて、ゾーン(31)をホチキスで留める だけで、外側の面(26),(27),(30)が内側から一緒に閉じられ、完 全に形成された丈夫な半容器を得る。 もう片方の半容器も同様に得る。 ホチキス留めは従来から行われているが、食物用であることを考慮すると、あ らゆる金属針を用いないで、スタンプできる言葉やマークを組み込める押し抜き /押型による留め方を検討する方がよい。 このような留め方は市販されている装置で実施することができる。 2個の半容器で全体を構成したら、中心面(1)に素早くハンバーガーを入れ て、両手で軽く押しながら2個の半容器を近づけて全体を閉じると、2個の半容 器は互いに折り畳まれ、その結果、ハンバーガーの周囲の(固定された)谷折り に(可動の)山折りを面(f)の両側から重ねることで、引っ張り応力が生じる ことが防止される。 軽いカートンが、温度維持に有効な、さらにまた、湿度が包装を柔らかくし、 閉じ方を損なう性質のものであれば湿度維持に有効な、厚さと微妙さを考慮して 適切に選択されていれば、一般に他のいかなる閉じ方も必要ではない。 図16は、図15の半容器を折り畳んだあとの状態を示す。 さらに、正六角形の構成では、予め形成された図15の半容器の包装は、積み 重ねることができる。 しかしここでは、積み重ねに、主として2つの欠点がある。 − 1つは、垂直に押して積み重ねなければならないことであり、というのも 、このような互いに水平に重ねる包装は、対称なそれぞれ2個の凹面が2個の半 容器から構成されるので、下の包装が変形することがあるからである。 − もう1つは、その結果として、積み重ねられる単位量が非常に少ないこと で、これは、このような凹面が2つあるほぼ垂直な構成では、すぐに飽和状態に なってしまうからである。 従って、上記の問題をなくし、包装を優先的に無制限に積み重ねるためには、 図17に示すように、図14を変化させて、用途を最適化した二重箱の第三包装 を工業的に実施可能なカットを行うのが適当であり、この二重箱は、それだけで も半径方向に2個ずつ向かい合った四つの斜面を有し、底は開口部よりも狭いの で、積み重ねはごく容易になる。 前述の手による留め具方式を発展させたこの形態は、大量生産に適用できると いう面で本発明の最も重要なものである。 本発明によるこのような二重箱を工業的に製造するにあたって、図17のカッ トの(32)と(33)の辺(j)は(当業者にとってはよく知られた製函装置 と呼ばれる自動装置に大量生産方式で供給される)、(27)の高さ(k)に応 じて包装の内面(27)と突き合わせに貼り付けられ、好適には、半容器の内側 の側面が、糊付けではめ込まれた面によって全体的に覆われるようにする。 かくして、後述する幾つかの技術的な要求を守ることにより、全体の上面にな る面(1)と連結される対称な2個の半容器(図18および18’)が形成され 、中心面(1)に各々が連結する2個の半容器(または箱)は、2つの面(6) と(3)の外面の上にそれぞれ水平に置かれる。 図18は、2個の箱からなる全体の上面図であり、2個の箱は、それ自体が面 (34)にそれぞれ隣接する面(1)と対称に構成される(面(34)は、図1 および図2の面(1)に関して対称な面(f)を拡大適用したもので、これらの 面(34)の各々は端部(11)を有し、端部もまた該図1、2から拡大適用さ れ、包装の底のやや上に位置する水平の溝または穴(m)に応じてこれを包装の 内側または外側に動かすことができる)。また、外側に相対する2個の端部(1 1)をなくして、サンドイッチ(S)をさらに食べやすくすることもできる。 次に、図18’が示すように面(3)と(6)に水平に置かれ、上面として面 (1)を有する二重箱を結果として得られる装置を用いて、どのような技術的要 求によって製函を大量生産方式で行えるかについて説明する。 − 第1は、山折り(a)と谷折り(b)の寸法を効果的に縮小することであ り、これらは縮小後、面(1)と面(2)、面(1)と面(5)の間の各連結部 の2端で2個の小型三角形(v)を区切り、小さい折り目(b)は、該2個の各 連結部の折り目の延長線上に2個ずつある。 折り目(a)と(b)の寸法をこのように縮小しなければならないのは、機械 による箱の押しつけ糊付け成形の際にカートンの薄い紙を変形して破ってしまわ ないようにするためであり、これは、(a)と(b)が最初の寸法(図1)のま まである場合は起こることがある。 この場合、積み重ねは、小さい折り目(a)を箱に糊付けして引っ張ることで 可能になり、これは、面(5)と、面(5)に隣接する面(33)との間の折り 目に沿って、また面(2)と、面(2)に隣接する面(33)との間の折り目に 沿って半容器の隅を外側に広げる安定した弾性変形を引き起こす(図18)。 適切に規定されたカートンで製函する場合、折り目(a)の最適な長さは、折 り目(a)の外側の端と箱の外側の端とが出合う点の高さで面(1)のカートン が破れずに、中心となる折り目に隣接する箱の2辺の安定した弾性変形を保てる 長さである。 半容器の側面を外側にラッパ形式に広げて保持し(その底は開口部よりもずっ と狭い)、製造サイクルの終わりに積み重ねることができるのは、このような安 定した弾性変形のためである。 こうして製造される包装は、後述するように、安定した積み重ね位置から、安 定したサンドイッチの箱詰め包装位置へ、次に安定した閉じ位置へと移ることが できる。 安定した積み重ね位置から始めると、面(1)と側面(2),(5)とは互い にほぼ垂直であり、安定した箱詰め位置へは、それぞれの半容器を押さえ、面( 2)を面(4)に、面(5)を面(7)(図18’)に近づけ(好適には両手で 同時に)、隣接面(5),(1),(2)が同一面に位置すると同時に折り目( a)の張力がなくなるまで、面(1)と連結する折り目に関して各面を上に回転 した場合にのみ移ることができ、この同一面は、形状を変更するための包装のバ ランス面の役割を果たす。 箱詰め位置から積み重ね位置に戻ることには、作業上の利点はなく、というの も食べる人はこれをする必要はないからである。 しかし、逆の動作をすればこれは勿論可能であるが、折り目(a)の張力回復 を余儀なくされる。 技術的に述べると、小さい可動折り目(a)は、包装の最も重要な作用要素で ある。 これらに張力をかけるかかけないかによって、包装の主要状態(積み重ね位置 )から他の主要状態(箱詰め位置)への通過が条件づけられ、これを包装の変換 と呼ぶことにする(どちらの方向においても)。さらに、これらの主要な状態そ れぞれの安定性は保証され、その均衡は、応力によってしか破ることができない 。 箱詰めが容易であるのは、面(1)の部分から作業面に垂直または水平にサン ドイッチを入れ、半容器を面(1)の連結折り目を軸として回転することにより 近づけて他の半容器内に閉じるだけでよいからである。この動きにおいて、面( 1)に隣接する図17の側面の自由端(11)は、サンドイッチの上下の半容器 それぞれの内部に容易に入る。包装は、面(4)がすっかり面(7)に重ねられ るときに完全に閉じられる。 するとサンドイッチは箱詰めされ、食べるときまで熱が遮断される。 食べるときには、半容器を互いに離すだけでよく、サンドイッチは、面(1) の部分に出てくる。側面の端部(11)の辺の両側を指で押すことによって、サ ンドイッチは包みにうまく固定される。 口が最後の部分に近づかなければならないときは、急な動作をしなくても、端 部(11)は外側へ折られる。この包装は最後まで、ソースの流れを防ぎ、油屑 を保持し、最初の美しい形を保つことになる。 包装の第2の技術的要求は、特に小さい折り目(a)と(b)のレベルで製函 時にカートンの薄紙をできるだけ破らないようにするために、高さを低減して最 適化した折り目(a)と(b)の間にある(34)の両側の4個の小型三角形( v)が、最良の耐折強さを有することに重要な点があり、これは区域(g),( d)を、三角形(v)の第三の辺を有する小さい折り目(a)と(b)の外角に それぞれ配置することによる。これらの区域は、予め所定の有効寸法に切られた 薄い紙型が、製函中に伸びたり、引っ張られたり、押しつけられたりする鋭角を 有するとき、常に可能性のある破れ始まりを除去するためのものである。 しかしいわゆる製函だけが、小型三角形(v)のレベルで図17、18の包装 を破る原因ではない。 − 事実、サンドイッチ(S)のいわゆる包装行為は、前述した変換作業にお いて包装を手で形成することから始まり、その著しい効果というのは、面(5) ,(1),(2)がこの順序でハンバーガーの箱詰め位置である安定位置で同一 面に戻ることにある。 (使用時または場合によっては前もって)1秒で行われるこのような手による 変換では、製函時に予め引っ張られた小型三角形(v)によって決定される4個 のまちの伸縮折り目が再びつけられる。 その場合、区域(d),(g)が、面(1)を手で変換する瞬間に耐折性にお いて重要な役割を果たすのは明らかであり、たまたまこの変換が乱暴に行われた 場合、2個の半容器の開口部が向かい合う一時的な垂直化を招く。 しかしながら使用時には、片方の箱またはもう一方の箱で折り目(a)が破れ たとき、さらに、たとえ折り目(a)が各箱で破れた場合でも、包装はまだ十分 な弾性効果を保持することが指摘される。 強調したいのは、ポリエチレン薄膜を塗布したカートン包装は、製函時でも手 による変換でも完全な耐折性を有するということである。 別の考え方において、特に図15および図19に記載されたような包装の内部 で、熱いサンドイッチによって特に放たれる湿っぽい熱は、該包装の壁を当然柔 らかくし、またその閉じ目が、サンドイッチを食べやすい開口部を損なわずに十 分丈夫に閉じられていない場合は、特にその部分を弱める傾向がある。 さまざまな閉じ方が存在するが、図17、18、18’の正六角形の構成では 、(4)の内面の下に(7)の外面を連結し、(あるいは逆に)(4)の外面の 上に(7)の内面を連結する閉じ方が好適であろう。 選択された方式は、箱が非常にスピーディーな自動装置で製造される場合には 特に、箱の成形を妨げるものであってはならない。 図17は、面(7)の中央の延長部に、矢印の先を丸くした形の差し込み(z )を示し、(7)の外側の辺に平行な線上に位置するそのつめ(q)と(q’) は値(n)で隔てられている。差し込みと面(7)の外面とに共通な切片に対し て、値(L)は値(n)をわずかに下回る。 面(3)の厚みには、面(3)の面(4)との折り目に隣接して、該折り目の 中央域に幅約1〜2ミリメートル、長さ(L)の長方形の隙間(y)が形成され 、その結果、サンドイッチを包みに入れた後で包みを閉じるときに、2個の半容 器の一方と一体化した差し込みを、(n)が(L)よりもわずかに大きいことを 考慮してやや押すことにより他の半容器の隙間(y)に差し込むことができる。 そのとき(4)は(7)によって完全に覆われる。 包装を開ける場合は、適切なときに、外側に軽く引っ張ることによって極めて 容易に半容器どうしを切り離すことができる。 線(q),(q’)と、面(7)の外側の縁との間には、下底(n)、上底( L)の等脚台形があり、その高さは、約10分の2〜3ミリメートルの薄膜から 構成される包装に対して、およそ1ミリという比である。等脚台形を選択するこ とにより、台形の斜辺で閉じ目を自動調整することができる。 さらに、端部(11)を含む面(34)は、図17、18とは別に構成するこ ともできる。 ここでは以下の制約がある。 − まず第1に、端部(11)を含めた面(34)の高さが、サンドイッチ( S)の半径の値よりも大きいことにより、サンドイッチの包みを閉じると、面( 34)は包装の中央部あたりでサンドイッチを一部のぞかせるだけであるが、反 対にその直径上までサンドイッチを保護する。 − 第2の制約は、包装ができるだけ完全に横方向に閉じられることにあり、 これにより、特に熱くて湿っぽいサンドイッチに関しては食べる前に温度を最適 保持できる。 図17、18、18’、19、20では、面34の辺が折り目(a)の延長上 に設けられている。向かい合う面(34)は、2つの対称部分(x)の最大限に おいて、それぞれ側面(33)に向かって明らかに両側に延長されており(図1 9)、これは、(34)の両側に付加されたこれらの同等部分が完全に面(33 )ならびに三角形(v)から切り離され、折り目(a)と(b)の間のまちの伸 縮機能を可能にすることを考慮してのことである。 主要な形態に相当する図19において、端部(11)の連結部(m)は、理想 としては、連結部(m)の両側の折り目(a)の2個の頂上(35)の間に位置 する。切片(36)がカットされ、包装を閉じるときに(34)の翼(x)を半 容器に入れるとともに、特に(a)と(b)の間のまちの伸縮が支障なく機能す るようにする。 より幅広の面(34)を有することの利点はまず、両手の親指と人差し指を互 いにもっと離してサンドイッチをよりよくつかむことにある。次に、特にサンド イッチの食べ始めのときにソースが流れないようによりよく保護することにある 。最後に、レストランの準備テーブルの上で垂直でも水平でも平らにして用いら れる包装に対して、サンドイッチ(S)がテーブルに触れないことが望ましく、 これは、包装を閉じる前に水平に使用したとき、面(34)と隣接する面(33 )との間の切れ込みが大きすぎる場合に起こりうる。 図21、22、23は、断面が正五角形であるが、工業的に製造可能なタイプ の包装を示す。 この包装は、断面が5辺であるのに対して包装面が7個あるが、その閉じ方の 原理が、互いに2個ずつ四つの面を用いるためである(面(6’),(4’), (7’),(3’))。 実際、サンドイッチを面(1’)に置いてこの包みを閉じると、(6’)の内 面は(4’)の外面に完全に重ねられる一方、同じ動作において、(7’)の内 面は、(3’)の外面に完全に重なる。 閉じ方はもちろん別の方向でも行うことができる。 断面が(好適には)正五角形のこのような包装は、包装の終わりに面(6)と (7)の間の角度(108°)に面(3)と(4)の間の角度(108°)を重 ねることによって当然閉じられ、また切り離しも容易である。 カートンを節約する、すなわち、予めできるだけ短く切った紙型を用いるため に、面(7’)の線(A1)(B1)および面(4’)の線(A2)(B2)の 外部を省くこともできる。これらの部分は、図23と24に線影で示されている 。 図24、25、26は、断面が正方形であるが、工業的に製造可能なタイプの 包装を示す。 この包装は、断面が4個であるのに対して包装面は5個含み、これは、図26 が示すように、内面(3”)によって外面(5”)を、あるいはその逆に完全に 覆った後で、断面が六角形の包装と同じタイプの閉じ方をするものである。 このような正方形の包装は、明らかに積み重ねることができ、箱詰め後の変換 技術を用いる必要はない。この用途では、隣接面(4”),(1”),(2”) 全体を底として有する平行六面体の包装を直接重ねると、包装をラッパ形に広げ ない限りはすぐに飽和状態に達することに気づくが、広げてしまうと、包装後、 面(5”),(3”)を全体的に覆うことができなくなり、これらの面はその場 合、下底が向かい合った等脚台形となる。 丸いサンドイッチの包装製造にあたって、当業者は(既知の従来技術の正確な 分析において)、食べる人や職人(特にファースト−フードレストラン)のあら ゆる制約を考慮して、ハンバーガーまたは、この形の同タイプの他の食品を食べ るのに特に適した製品の実施は考えなかったようである。 サンドイッチは包みの中でソースが流れないように食べなければならないので 、食べる人にとって特定包装は便利である。包装自体も、その位置に置くだけで 当然それを促すものでなければならないし、ある意味では、異なるあらゆる取り 扱い方をしないことを食べる人に示唆しなければならない。 ハンバーガーが、包みの中で食べるのに固有の実際的な要求に関して周知のい かなる特性も備えない長方形の箱で供されるとき、食べる人が快適であるはずは ない。 ハンバーガーが、単純な連結部に2個の半容器を組み立てた包装に入れてある 場合も食べる人は快適ではないが、何故ならサンドイッチは、既述したあらゆる 欠点を持つ半容器の底にはめ込まれているからである。 逆に快適さが得られるのは、サンドイッチが、容易に切り離せる2個の半容器 の幅広い連結面に配され、口にもっていきやすく、包みの中で食べる場合に両手 の親指と人差し指でこれをしっかりと支えることができるとき、また所望の場合 に、包装の側面端部をそっと折り込んでサンドイッチをすっかり食べることがで きるときである。 プロの使用者にとっては、本発明により、その必要性に適応した新しい包装を 用いることができる。小規模のレストラン業を営んでいる場合には、第1または 第2包装を用いて、予めあるいは時間のあるときに半容器を形成することができ よう。大規模なスピードレストラン業を営んでいる場合には、工業的な量産価格 はむしろ低くても、即使用が可能であるという理由から、購入時に最初の2個よ りもやや高い積み重ね式第三包装を好適には用いることができる。 大規模なレストラン業(ファーストフード形式)の職人はさらに、常に存在す る包装の美しさによってレストランのイメージを引き上げたいと思うであろうし 、消費者へのサービスを明らかに改善すれば、それだけで常客をとる手段となる 。また本発明において、使用前の二重箱の変換方式による複雑な問題の解決は、 この方式を用いて包装を積み重ねれば台所の場所の節約となるために、職人によ って評価されるだろう。 本発明の変換方式により、使用時には側面が平行である一方で、無制限に積み 重ねることができる箱包装の工業的な実施が例外的に可能になることを強調しな ければならない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月25日 【補正内容】 円筒形サンドイッチ等の展開式包装 本発明は、基本形態において、ハンバーガー形式の円筒形サンドイッチ(およ び一般に円筒形に形成され、包みに入れたまま食される比較的小型の全ての食物 )用の、平面から迅速(約4〜5秒)に組み立てて閉じられる第1の包装に関す る。この基本形態の構成は、2個の半容器からなる第2の包装に変形することが でき、これは予め手で非常に素早く組立てて閉じるものであるが(約1〜2秒) 、いったん形成すると積み重ねが制限される。第2の形態の包装もまた2個の半 容器からなるが、これは積載位置で予め工業的に直接形成し、次に箱詰め位置で 変換し、手で素早く組立てて閉じるもので、特にプロ用である(とりわけファー ストフードレストランの混雑のピーク時)。 最も人気のある円筒形のサンドイッチはハンバーガーであり、ハンバーガーを 包装することは極めて厄介な問題であるだけに、説明はハンバーガー包装から始 めるが、それというのもハンバーガーは、層を積み重ねたオープン形式の柔らか いサンドイッチであり、食べている間中ずっと包みの中において下からハンバー ガーを一貫して支えていないと、ソースは流れ出し、油屑が落ちて食べる人の洋 服を汚すからである。 ハンバーガー包装には主に2つの既知の形式がある。 1つは、閉じ目をこじ開ける方式を用いた、断面が通常は正方形の二重箱形式 の連結ボックスである。今日、自然環境保護という理由から、これらはむしろ平 らまたはわずかに畝をつけた軽量カートンで構成される。これらの箱の成形は、 自動糊付けによって行われる。 ハンバーガーは、下方の箱に平らに置かれ、食べる人はこれを垂直にする必要 から、そのとき片手の人差し指およびまたは中指をハンバーガーと下箱の底の間 にそっと滑り込ませ、親指でハンバーガーを不自由に持ち上げなければならない が、これは、連結部によって下箱と結合している上方の箱が食べている最中顔に 当たるので、食べている間こぼさないようにもう一方の手でこの下箱を持つのが 難しいためである。 さらに付け加えなければならないのは、子どもたちは、どちらかといえばサン ドイッチを箱から出して食べる傾向があり、しばしば洋服を汚すことである。 もう1つの包装は単に非常に薄い長方形の紙片であり、平らな円筒形のあらゆ る品物を包むように、包む物の下からはみ出る端をたたんで折り返すことにより ハンバーガーを包むものである。 さらに、縦にひだをつけた非常に薄い包装もあり、その折り目は側面溶接によ り先端で保持され、紙は、溶接可能な加熱糊を用いたポリエチレンコーティング が施されている。 こうした手による包装は調整が極めて難しく、実施してみるとそれぼど美しく はなく、非常に複雑の折り方を必要とする。 米国特許第4189054号が記載する他の方法によれば、丸いサンドイッチ を包装する円筒形ボックスを、サンドイッチの半周囲をそれぞれ囲む2個の半容 器で構成し、円筒の母線に平行な1個の連結部によって互いに結合する。各半容 器は、閉じた位置で他方と突き合わせられる。包装作業時は、サンドイッチを下 の半容器に垂直に置いて、そこに上の半容器をおろす。 食べる時には、下の半容器を半径方向に破るか、または円筒の母線の連結部に 沿って横方向に外側に折り返してサンドイッチを置く。この包装は、ポリウレタ ンフォームの成形によって得られ、幾つかの欠点を有する。周辺璧および側壁は 互いに垂直であるので、成形すると包装を積み重ねることはできない。サンドイ ッチは半容器の底に取り囲まれすぎ、もうひとつの半容器が食べている人の顔に ぶつかって大変不快であり、食べ終わり段階ではそれがますます激しい。何故な らサンドイッチの最後の部分に口を近づけられるように備えられている半容器の 半径方向の切り離しと横方向の切り離しがやりにくく、包みから強く引っ張らな ければならないので、包みが急に破れてサンドイッチがばらけてしまったり、食 べている人や近傍の人に食物の残りが飛び散る恐れがあるからである。 もっとも、我々の知っている限りでは、このような包装は上記の理由から1度 も用いられたことがなかった。 これとは別に、米国特許第4494785号が対象とするのは、予めカットし 、予め折った柔らかい紙ナプキンに関し、これは、円筒形のサンドイッチを部分 的に覆い、指の間にサンドイッチを挟むが、指は食物に触れないで済むというも のである。この紙ナプキンはサンドイッチの周辺を一部囲む帯と、サンドイッチ の上下をそれぞれ指の間に挟むための2個ずつ平行な2組の折り返しとからなる 。こうしたナプキンは、手で支え持っている場合しかサンドイッチの周囲に留ま らず、食べている最中にサンドイッチからこぼれるソースや油屑を落とさないよ うにすることも、熱いサンドイッチの熱を遮断することもできない。 非常に古いドイツ特許第336795号は、断面が正方形で、底の四つの領域 を対角線に折ることで底が交差する閉じ目部分を有する直方体の箱を記載してい る。この箱は下からしか開けることができず、とりわけ粉粒製品の包装用で、箱 を異なる多くの用途に使うことができるとはいっても、丸いサンドイッチを包み の中に入れて食べるための特別の特徴はひとつもない。 米国特許第2443531号に記載されているどちらかといえば厚いカートン 製の立方体の密封箱は、特に四角いアイスクリームを入れて、できるだけよい条 件(とりわけ温度条件)で買った場所から食べる場所へと運ぶためのものである 。 カートン紙は、平行な2本の折り軸によって区切られる三個の縦帯と、該折り 軸に垂直な四本の折り軸によって区切られる五個の横帯とによって等しい正方形 ゾーンに分割される。 箱の中身を食べるためには、箱を水平なテーブルの上に置いて、テーブル面に 箱を広げ、アイスクリームが中央の正方形ゾーンに留まるようにし、ここでアイ スクリームを切り分けて供する。非常に譲歩してこの箱をそのまま利用してハン バーガーを入れることができるとしても、この箱は、ハンバーガーを包みの中で 食べるように構成されてはいないと認めざるを得ない。 米国特許第2224504号に記載された丸い箱は、材料不明の紙でできた円 筒からなり、1つの中央部と複数の側面延長部を含み、その長さは、包装する製 品の直径のちようど1/2である。 これらの延長部の材料が、扇状の折り目によって中央円筒部の開口部の両側で 折り畳まれることにより、円筒を閉じ、両側が開くこのタイプの包装と相容れる 製品を包装する。得られた箱様のものは、ハンバーガーの包装に有効ないかなる 特徴も持たず、閉じた底が不安定なためにハンバーガーを包みの中で食べること はなおできない。 知られているように、これは高級石鹸または他の化粧品あるいは贈答用品の包 装用であり、好適には、ぼぼ平行な2つの面を有する。 米国特許第2295508号に記載されたカートンのコンテナは、一般的な組 立ボックスであり、それ自体で容量の大きいものを入れるためのオリジナルな閉 じ目部分を有するが、結果として特定の箱ではない従来の全ての箱に有用であり 、しかもこれは特許本文で記載されているように、できるだけ幅広い用途を目的 とした発明者が望んでいることである。 米国特許第3031124号のコンテナは、手で折る非常に複雑な方法を示し ており、いかなる場合にも工業的な量産によって予め成形することはできない。 たとえ結果として非常に美しい箱を得られても、この袋形式の包装はいかなる明 確な用途も持たず、発明者はここでもまたそれを望んでいる。別な見方をすれば 、もしこの包装がハンバーガーを食べる際に特別有利であったならば、それが知 れ渡る時間は1959年以来たっぷりあったと考えられる。 英国特許第945399号は、1963年、特にポリエチレンやアルミニウム 薄膜を塗工あるいは含浸した紙を折ってさまざまな品物を包む方法、特に、薄膜 塗布材料を用いて、包装を閉じるために構成された折り目をラベルの熱塑性封印 によって加熱密封する手段を記載し、このラベルはメーカー名を外側に示すため のもので、相容れる材料で作成されたしっかりしたものである。 ここでは、ハンバーガー専用の包装のことなどは全く考えられていない。 上記の包装および既存の他の食物包装の分析から、このうちの幾つかをハンバ ーガーに使用することができるとしても、現在使われている連結部付きの箱や薄 膜を塗布した紙を含めてどれもが、ハンバーガーまたは他の円筒形の小型食物を 包みに入れたまま簡単かつ便利に食べるのに必要な特徴全体をもっていないし、 もっていると主張してもいない。 本発明の以下の説明により、この発明が、ハンバーガーに現在用いられている 既知の包装に関しても、分析した上記特許が記載する方法に関しても、異なる手 段を用いて異なる機能および結果を得ることを示す。なお、上記特許は、1つ1 つでも組合せでも本発明の目的を示唆していない。本発明は従って、1つの技術 分野を取り上げて特に3つの形態を記載するため、当業者は、発明を実施するに あたって該特許の発明を調べたり取り上げたりしなくともよい。 図1〜20は本発明の主な特性を示す。図面では、同一部分は常に同一記号( 数字または文字)で示す。 図1は、図面をできる限り読みやすくするため、また発明の好適な実施形態の 1つであるという理由から、断面が正六角形の包装を実施するために示された本 発明の中心概念の上面図である。 用いられる薄い紙の材質は、好適には薄いカートン、またはわずかに畝を入れ たカートンで、その厚みあるいは少なくともその内面に耐油処理を施し、完全に 再生利用できるもので、1平方メートルあたりの重さは180〜250グラムで ある。 この基本形態の包装は、押しつけて用いる平面カット工具によって適切な面( 落下を最大に制限する)を切ることにより得られる。この面は細長い長方形に似 たものである。 カートン帯の巻きを繰り広げながらカットすることによっても得られる。 折り目の出っ張りは、カット工具と一体化した折りつけ工具によって得られ、 カートンの各面に、折り目の稜を構成するさまざまな線に応じた変形をつけるこ とができる。 図1に実線(a)で示された外折り線は、山折りグループを決定する。 図1に破線(b)で示された内折り線は、谷折りまたは押さえ折りを決定する 。 図2は、図1を最初に折ったものである。2本の帯A、Bは帯Cに関して対称 に配置されて、包みを形成する。 ハンバーガーを垂直に入れるための内面(1)は、包むハンバーガー(s)の 厚みに幅(e)が対応する帯C上に、水平に示されている。この内面は、箱の中 心面である。包装面(2),(3),(4),(5),(6),(7)は、この 正六角形において面(1)と同じ寸法である。 いったんハンバーガーを中心面(1)に置くと、片手の親指と人差し指で(帯 A、Bの)向かい合った2つの側面(f)(図1)をハンバーガー側に折ること によりハンバーガーはこの垂直位置に保持される。 帯A、B(従って面(f)の)の高さ(r)は、この基本形態では、好適には 包装するハンバーガーの半径と等しい。 もう片方の手は包みの下に入れて連続面(5),(6),(7)(図1)をサ ンドイッチの周囲に組み立てる。(b)型の谷線は、包みの内側に向けて各帯A 、Bで対称に形成され、これらの谷線の間の側面は、ハンバーガーを取り囲みな がらハンバーガーに押し当たる。折り線(b)の役割は主としてここにある。 (r)よりもわずかに高い高さ(h)の折り畳み可能な側面(8)は、はみ出 した差し込み(o)を面(f)とハンバーガーとの間に差し込むことによってこ のとり囲みを補強かつ安定化させ、これがハンバーガーの(およそ)2/3の容 積を包む行為の第1段階となる。 残りの1/3の包装行為は、互いに補強される面(1),(5),(6),( 7)によって区切られることにより得られた固定構造を片手の親指と人差し指の 間で横方向に支え持ち、もう片方の手で図3の面(2),(3),(4)を持ち 上げることにより、谷折り(b)を形成し、これらの折り目の間の側面をハンバ ーガーに対して折り畳み、包装の最後には面(4)を面(7)(図4)にかぶせ ることにより、あとは閉じるのを待つばかりの非常にコンパクトな包装を得るこ とができる。 この場合、複数の解決法が検討できる。 最も早くすぐにできそうなのは、面(8)の折り目(t)の裏側に、面(4) の両側に位置する面(18)の対称な三角形(9)をそれぞれ折り込むことであ る。図4は、面(8)の折り目(t)の裏側に三角形(9)を折り込むところを 破線(10)で示している。 包装およびこれを閉じる作業は、面(1)が、包装行為が通常行われる水平面 の最初の位置をともすれば離れて行われるが、ハンバーガーは作業を行う4〜5 秒の間全く動かない状態に保たれ、その後、包装されて底を下に平らに置かれる 。 図1〜20は、断面が正六角形の包装構造を示し、ハンバーガーの直径はほぼ 、六角形に含まれる円の直径である。 包装構造の断面は四角でも五角形でもよく、好適には正多角形の他のあらゆる 断面が可能である。 しかしながら、断面が正六角形の包装が最適であるといえるのは、120°の 6個の角度における容積損失が非常に少なく、包装を形成するのに有効なカート ンの長さが、後述する四角や五角形の断面を持つ包装に較べて経済的であること 、またこれらと同様、包装を形成するための側面の折り目数を完全に調節するこ とができ、適切なコンパクト性を有するからである。 しかも六角形の包装や五角形の包装は、快い美しさを提供する。 六角形の断面から、幾何学的限界の円形の断面まで、本発明のこのような基本 概念における欠点は、特に、非常に多くの谷折りや山折りを構成し難いことにあ る。 図5は、接着パッチ(14)を貼り付けて、差し込んだ折り目(10)による 閉じ目を補強するところを示す。 図6は、接着パッチ(14)を貼り付けるだけで包装を閉じるところを示し、 折り目(9)はここでは、紙をカットするときから完全に省かれている。 前述のように、中心面(1)の周囲に対称に構成される包装は、面(1)に関 して対称な側面(f)が、(b)型の2個の谷折りと、図1および図7の(p) によって示された(a)型の2個の山折りとによってそれぞれ決定されることを 意味する。いったん包装が形成すると、2個の折り目(p)は、閉じ目の有効な 形を固定する穴形要素として用いることができる。 図7において、面(4)と面(4)に関して対称な面(15)とは、面(15 )を連結する連結部(w)を有するカットされた固定部(16)を示す。 これらの固定部は、このような閉じ方の差し込み要素であり、包装の外側に折 り返され(図8)、連結部(w)で折り畳まれ、各固定部の先端が、面(f)に 関して互いに対称な外側の折り目(p)の後ろを通過することにより包装を閉じ ることができる。 この閉じ方は図9に示され、実施が容易で、同様の効果を有する。 図10は、面(18)でカットされ、この面に連結される幅広の差し込み(1 9)を示し、これは面(8)の外側の折り目(t)の裏(20)に引っかけられ る。このような引っかけ連結は、図11に示された閉じ方を可能にするカット( 21)によって容易になる。 差し込みを用いた閉じ方は最も素早く実施でき、その丈夫さはこの差し込み( 19)を最適化することによって確保される。これは、好適には各種の正多角形 の断面を用いたこの基本形態において、本発明の好適な閉じ方である。 同様に、面(22)でカットされた差し込み(23)によって図10に示され ている閉じ方では、差し込みがこの面に連結し、面(8)の山折り(t)の裏側 の(24)に引っかけられ、引っかけ連結は、図12に示された閉じ方を可能に する特定のカット(25)によって容易になる。 図11と図12の閉じ方の違いは、差し込み(23)が面(22)の内部にあ り、図11のように外部にないだけである。 差し込み(23)は包装の美しさを組み込んでいる点において優れているが、 その組立は容易であるとはいえ、閉じ時間が短いという理由からは好適な差し込 み(19)に及ばない。 図2は、面(1)の両側に面(f)から延び、(f)に関して対称で、岐点( 13)によって帯A、Bの縁に固定される2つのカット(12)を示す。面(f )を包装の外側に引くことにより岐点(13)を越えると、カットされた対称な 2つのゾーン(11)は、面(f)の外側の連結部で区切られ保持される。 図13の包装を開け、岐点を越えると、端部(11)が消え(さらには切れ) 、また連結部が平行で、(f)と(1)の間の折り目に近いため、食べるときは 全く快適である。 さらにまた、この快適さを完全なものにするためには、ハンバーガーの両側の 帯A、Bをそれぞれの手の親指と人差し指で締めつけるだけでよく、これにより 、中で食べている間、ハンバーガーは四本の指でしっかりと中心面(1)に保持 される。 ハンバーガーのほぼ全体を食べ始め、あるいは食べ終わるにつれて、それだけ ますます包みを広げて快適に食べられるようにし、最後に食べ終わったあとは、 丸めて、再生利用の回収場所に捨てることができる(この場所は、通常、「ファ ーストフード」店に設置されている)。 一定数の変形例とともに、以上に記載された特有の平面包装ならびに折り方は 全て、かなり迅速かつ実施が容易な種々の閉じ方を可能にするものであるが、好 適には、図10の差し込み(19)が実時間でより優れている。 次に提案するのは、最初は平面であるこの基本形態の包装から、いったん手で 形成すると、極めて早く組み立てて閉じることができる第1形態の第2包装であ る。このためには、時間のあるとき(あるいは好適にはロスタイムに)、図14 のような平面包装から図15のような予め形成される2個の半容器を手で構成す るとよいが、これはいったんハンバーガーを中心面(1)に置くと(包装が上に 向けて水平に均衡を保って開いている場合は垂直に、包装が1つの面に寝かされ て水平に開く場合は水平に)、面(4)が面(7)を覆い、あるいはその逆に覆 って互いに折り畳まれる。 図1と比較すると、図14は、面1〜7を含む中央帯に関して全く対称であり 、また、この中央帯に垂直な、面(1)、面(f)および(f)に連結する端部 (11)を含む帯に関しても全く対称である。 図14では、面(26)は図1の三角形(9)が削除され、いかなる折り目の 稜も含まない。 反対に面(27)は、2個の山折りの稜(u)と2個の谷折りの線とを含み、 これらは直角三角形(28)および(29)を形成する。 図15は、図14を折ることにより、外側に現れた面(26),(27),( 30)によって示された2個の半容器の形成法を側面から示したものである。 外側の面(27)は、互いにはめ込まれた2つの折り畳み部分(28),(2 9)を包装内部の面(27)の裏に入れて、ゾーン(31)をホチキスで留める だけで、外側の面(26),(27),(30)が内側から一緒に閉じられ、完 全に形成された丈夫な半容器を得る。 もう片方の半容器も同様に得る。 ホチキス留めは従来から行われているが、食物用であることを考慮すると、あ らゆる金属針を用いないで、スタンプできる言葉やマークを組み込める押し抜き /押型による留め方を検討する方がよい。 このような留め方は市販されている装置で実施することができる。 2個の半容器で全体を構成したら、中心面(1)に素早くハンバーガーを入れ て、両手で軽く押しながら2個の半容器を近づけて全体を閉じると、2個の半容 器は互いに折り畳まれ、その結果、ハンバーガーの周囲の(固定された)谷折り に(可動の)山折りを面(f)の両側から重ねることで、引っ張り応力が生じる ことが防止される。 軽いカートンが、温度維持に有効な、さらにまた、湿度が包装を柔らかくし、 閉じ方を損なう性質のものであれば湿度維持に有効な、厚さと微妙さを考慮して 適切に選択されていれば、一般に他のいかなる閉じ方も必要ではない。 図16は、図15の半容器を折り畳んだあとの状態を示す。 さらに、正六角形の構成では、予め形成された図15の半容器の包装は、積み 重ねることができる。 しかしここでは、積み重ねに、主として2つの欠点がある。 − 1つは、垂直に押して積み重ねなければならないことであり、というのも 、このような互いに水平に重ねる包装は、対称なそれぞれ2個の凹面が2個の半 容器から構成されるので、下の包装が変形することがあるからである。 − もう1つは、その結果として、積み重ねられる単位量が非常に少ないこと で、これは、このような凹面が2つあるほぼ垂直な構成では、すぐに飽和状態に なってしまうからである。 従って、上記の問題をなくし、包装を優先的に無制限に積み重ねるためには、 図17に示すように、図14を変化させて、用途を最適化した二重箱の第三包装 を工業的に実施可能なカットを行うのが適当であり、この二重箱は、それだけで も半径方向に2個ずつ向かい合った四つの斜面を有し、底は開口部よりも狭いの で、積み重ねはごく容易になる。 前述の手による留め具方式を発展させたこの形態は、大量生産に適用できると いう面で本発明の最も重要なものである。 本発明によるこのような二重箱を工業的に製造するにあたって、図17のカッ トの(32)と(33)の辺(j)は(当業者にとってはよく知られた製函装置 と呼ばれる自動装置に大量生産方式で供給される)、面(27)の高さ(k)に 応じて包装の内面(27)と突き合わせに貼り付けられ、好適には、半容器の内 側の側面が、糊付けではめ込まれた面によって全体的に覆われるようにする。 かくして、後述する幾つかの技術的な要求を守ることにより、全体の上面にな る面(1)と連結される対称な2個の半容器(図18および18’)が形成され 、中心面(1)に各々が連結する2個の半容器(または箱)は、2つの面(6) と(3)の外面の上にそれぞれ水平に置かれる。 図18は、2個の箱からなる全体の上面図であり、2個の箱は、それ自体が面 (34)にそれぞれ隣接する面(1)と対称に構成される(面(34)は、図1 および図2の面(1)に関して対称な面(f)を拡大適用したもので、これらの 面(34)の各々は端部(11)を有し、端部もまた該図1、2から拡大適用さ れ、包装の底のやや上に位置する水平の溝または穴(m)に応じてこれを包装の 内側または外側に動かすことができる)。また、外側に相対する2個の端部(1 1)をなくして、サンドイッチ(S)をさらに食べやすくすることもできる。 次に、図18’が示すように面(3)と(6)に水平に置かれ、上面として面 (1)を有する二重箱を結果として得られる装置を用いて、どのような技術的要 求によって製函を大量生産方式で行えるかについて説明する。 − 第1は、山折り(a)と谷折り(b)の寸法を効果的に縮小することであ り、これらは縮小後、面(1)と面(2),面(1)と面(5)の間の各連結部 の2端で2個の小型三角形(v)を区切り、小さい折り目(b)は、該2個の各 連結部の折り目の延長線上に2個ずつある。 折り目(a)と(b)の寸法をこのように縮小しなければならないのは、機械 による箱の押しつけ糊付け成形の際にカートンの薄い紙を変形して破ってしまわ ないようにするためであり、これは、(a)と(b)が最初の寸法(図1)のま まである場合は起こることがある。 この場合、積み重ねは、小さい折り目(a)を箱に糊付けして引っ張ることで 可能になり、これは、面(5)と、面(5)に隣接する面(33)との間の折り 目に沿って、また面(2)と、面(2)に隣接する面(33)との間の折り目に 沿って半容器の隅を外側に広げる安定した弾性変形を引き起こす(図18)。 適切に規定されたカートンで製函する場合、折り目(a)の最適な長さは、折 り目(a)の外側の端と箱の外側の端とが出合う点の高さで面(1)のカートン が破れずに、中心となる折り目に隣接する箱の2辺の安定した弾性変形を保てる 長さである。 半容器の側面を外側にラッパ形式に広げて保持し(その底は開口部よりもずっ と狭い)、製造サイクルの終わりに積み重ねることができるのは、このような安 定した弾性変形のためである。 こうして製造される包装は、後述するように、安定した積み重ね位置から、安 定したサンドイッチの箱詰め包装位置へ、次に安定した閉じ位置へと移ることが できる。 安定した積み重ね位置から始めると、面(1)と側面(2),(5)とは互い にほぼ垂直であり、安定した箱詰め位置へは、それぞれの半容器を押さえ、面( 2)を面(4)に、面(5)を面(7)(図18’)に近づけ(好適には両手で 同時に)、隣接面(5),(1),(2)が同一面に位置すると同時に折り目( a)の張力がなくなるまで、面(1)と連結する折り目に関して各面を上に回転 した場合にのみ移ることができ、この同一面は、形状を変更するための包装のバ ランス面の役割を果たす。 箱詰め位置から積み重ね位置に戻ることには、作業上の利点はなく、というの も食べる人はこれをする必要はないからである。 しかし、逆の動作をすればこれは勿論可能であるが、折り目(a)の張力回復 を余儀なくされる。 技術的に述べると、小さい可動折り目(a)は、包装の最も重要な作用要素で ある。 これらに張力をかけるかかけないかによって、包装の主要状態(積み重ね位置 )から他の主要状態(箱詰め位置)への通過が条件づけられ、これを包装の変換 と呼ぶことにする(どちらの方向においても)。さらに、これらの主要な状態そ れぞれの安定性は保証され、その均衡は、応力によってしか破ることができない 。 箱詰めが容易であるのは、面(1)の部分から作業面に垂直または水平にサン ドイッチを入れ、半容器を面(1)の連結折り目を軸として回転することにより 近づけて他の半容器内に閉じるだけでよいからである。この動きにおいて、面( 1)に隣接する図17の側面の自由端(11)は、サンドイッチの上下の半容器 それぞれの内部に容易に入る。包装は、面(4)がすっかり面(7)に重ねられ るときに完全に閉じられる。 するとサンドイッチは箱詰めされ、食べるときまで熱が遮断される。 食べるときには、半容器を互いに離すだけでよく、サンドイッチは、面(1) の部分に出てくる。側面の端部(11)の辺の両側を指で押すことによって、サ ンドイッチは包みにうまく固定される。 口が最後の部分に近づかなければならないときは、急な動作をしなくても、端 部(11)は外側へ折られる。この包装は最後まで、ソースの流れを防ぎ、油屑 を保持し、最初の美しい形を保つことになる。 包装の第2の技術的要求は、特に小さい折り目(a)と(b)のレベルで製函 時にカートンの薄紙をできるだけ破らないようにするために、高さを低減して最 適化した折り目(a)と(b)の間にある(34)の両側の4個の小型三角形( v)が、最良の耐折強さを有することに重要な点があり、これは区域(g),( d)を、三角形(v)の第三の辺を有する小さい折り目(a)と(b)の外角に それぞれ配置することによる。これらの区域は、予め所定の有効寸法に切られた 薄い紙型が、製函中に伸びたり、引っ張られたり、押しつけられたりする鋭角を 有するとき、常に可能性のある破れ始まりを除去するためのものである。 しかしいわゆる製函だけが、小型三角形(v)のレベルで図17、18の包装 を破る原因ではない。 − 事実、サンドイッチ(S)のいわゆる包装行為は、前述した変換作業にお いて包装を手で形成することから始まり、その著しい効果というのは、面(5) ,(1),(2)がこの順序でハンバーガーの箱詰め位置である安定位置で同一 面に戻ることにある。 (使用時または場合によっては前もって)1秒で行われるこのような手による 変換では、製函時に予め引っ張られた小型三角形(v)によって決定される4個 のまちの伸縮折り目が再びつけられる。 その場合、区域(d),(g)が、面(1)を手で変換する瞬間に耐折性にお いて重要な役割を果たすのは明らかであり、たまたまこの変換が乱暴に行われた 場合、2個の半容器の開口部が向かい合う一時的な垂直化を招く。 しかしながら使用時には、片方の箱またはもう一方の箱で折り目(a)が破れ たとき、さらに、たとえ折り目(a)が各箱で破れた場合でも、包装はまだ十分 な弾性効果を保持することが指摘される。 強調したいのは、ポリエチレン薄膜を塗布したカートン包装は、製函時でも手 による変換でも完全な耐折性を有するということである。 別の考え方において、特に図15および図19に記載されたような包装の内部 で、熱いサンドイッチによって特に放たれる湿っぽい熱は、該包装の壁を当然柔 らかくし、またその閉じ目が、サンドイッチを食べやすい開口部を損なわずに十 分丈夫に閉じられていない場合は、特にその部分を弱める傾向がある。 さまざまな閉じ方が存在するが、図17、18、18’の正六角形の構成では 、(4)の内面の下に(7)の外面を連結し、(あるいは逆に)(4)の外面の 上に(7)の内面を連結する閉じ方が好適であろう。 選択された方式は、箱が非常にスピーディーな自動装置で製造される場合には 特に、箱の成形を妨げるものであってはならない。 図17は、面(7)の中央の延長部に、矢印の先を丸くした形の差し込み(z )を示し、(7)の外側の辺に平行な線上に位置するそのつめ(q)と(q’) は値(n)で隔てられている。差し込みと面(7)の外面とに共通な切片に対し て、値(L)は値(n)をわずかに下回る。 面(3)の厚みには、面(3)の面(4)との折り目に隣接して、該折り目の 中央域に幅約1〜2ミリメートル、長さ(L)の長方形の隙間(y)が形成され 、その結果、サンドイッチを包みに入れた後で包みを閉じるときに、2個の半容 器の一方と一体化した差し込みを、(n)が(L)よりもわずかに大きいことを 考慮してやや押すことにより他の半容器の隙間(y)に差し込むことができる。 そのとき(4)は(7)によって完全に覆われる。 包装を開ける場合は、適切なときに、外側に軽く引っ張ることによって極めて 容易に半容器どうしを切り離すことができる。 線(q),(q’)と、面(7)の外側の縁との間には、下底(n)、上底( L)の等脚台形があり、その高さは、約10分の2〜3ミリメートルの薄膜から 構成される包装に対して、およそ1ミリという比である。等脚台形を選択するこ とにより、台形の斜辺で閉じ目を自動調整することができる。 さらに、端部(11)を含む面(34)は、図17、18とは別に構成するこ ともできる。 ここでは以下の制約がある。 − まず第1に、端部(11)を含めた面(34)の高さが、サンドイッチ( S)の半径の値よりも大きいことにより、サンドイッチの包みを閉じると、面( 34)は包装の中央部あたりでサンドイッチを一部のぞかせるだけであるが、反 対にその直径上までサンドイッチを保護する。 − 第2の制約は、包装ができるだけ完全に横方向に閉じられることにあり、 これにより、特に熱くて湿っぽいサンドイッチに関しては食べる前に温度を最適 保持できる。 図17、18、18’、19、20では、面34の辺が折り目(a)の延長上 に設けられている。向かい合う面(34)は、2つの対称部分(x)の最大限に おいて、それぞれ側面(33)に向かって明らかに両側に延長されており(図1 9)、これは、(34)の両側に付加されたこれらの同等部分が完全に面(33 )ならびに三角形(v)から切り離され、折り目(a)と(b)の間のまちの伸 縮機能を可能にすることを考慮してのことである。 主要な形態に相当する図19において、端部(11)の連結部(m)は、理想 としては、連結部(m)の両側の折り目(a)の2個の頂上(35)の間に位置 する。切片(36)がカットされ、包装を閉じるときに(34)の翼(x)を半 容器に入れるとともに、特に(a)と(b)の間のまちの伸縮が支障なく機能す るようにする。 より幅広の面(34)を有することの利点はまず、両手の親指と人差し指を互 いにもっと離してサンドイッチをよりよくつかむことにある。次に、特にサンド イッチの食べ始めのときにソースが流れないようによりよく保護することにある 。最後に、レストランの準備テーブルの上で垂直でも水平でも平らにして用いら れる包装に対して、サンドイッチ(S)がテーブルに触れないことが望ましく、 これは、包装を閉じる前に水平に使用したとき、面(34)と隣接する面(33 )との間の切れ込みが大きすぎる場合に起こりうる。 図21、22、23は、断面が正五角形であるが、工業的に製造可能なタイプ の包装を示す。 この包装は、断面が5辺であるのに対して包装面が7個あるが、その閉じ方の 原理が、互いに2個ずつ四つの面を用いるためである(面(6’),(4’), (7’),(3’))。 実際、サンドイッチを面(1’)に置いてこの包みを閉じると、(6’)の内 面は(4’)の外面に完全に重ねられる一方、同じ動作において、(7’)の内 面は、(3’)の外面に完全に重なる。 閉じ方はもちろん別の方向でも行うことができる。 断面が(好適には)正五角形のこのような包装は、包装の終わりに面(6)と (7)の間の角度(108°)に面(3)と(4)の間の角度(108°)を重 ねることによって当然閉じられ、また切り離しも容易である。 カートンを節約する、すなわち、予めできるだけ短く切った紙型を用いるため に、面(7’)の線(A1)(B1)および面(4’)の線(A2)(B2)の 外部を省くこともできる。これらの部分は、図23と24に線影で示されている 。 図24、25、26は、断面が正方形であるが、工業的に製造可能なタイプの 包装を示す。 この包装は、断面が4個であるのに対して包装面は5個含み、これは、図26 が示すように、内面(3”)によって外面(5”)を、あるいはその逆に完全に 覆った後で、断面が六角形の包装と同じタイプの閉じ方をするものである。 このような正方形の包装は、明らかに積み重ねることができ、箱詰め後の変換 技術を用いる必要はない。この用途では、隣接面(4”),(1”),(2”) 全体を底として有する平行六面体の包装を直接重ねると、包装をラッパ形に広げ ない限りはすぐに飽和状態に達することに気づくが、広げてしまうと、包装後、 面(5”),(3”)を全体的に覆うことができなくなり、これらの面はその場 合、下底が向かい合った等脚台形となる。 丸いサンドイッチの包装製造にあたって、当業者は(既知の従来技術の正確な 分析において)、食べる人や職人(特にファーストフードレストラン)のあらゆ る制約を考慮して、ハンバーガーまたは、この形の同タイプの他の食品を食べる のに特に適した製品の実施は考えなかったようである。 サンドイッチは包みの中でソースが流れないように食べなければならないので 、食べる人にとって特定包装は便利である。包装自体も、その位置に置くだけで 当然それを促すものでなければならないし、ある意味では、異なるあらゆる取り 扱い方をしないことを食べる人に示唆しなければならない。 ハンバーガーが、包みの中で食べるのに固有の実際的な要求に関して周知のい かなる特性も備えない長方形の箱で供されるとき、食べる人が快適であるはずは ない。 ハンバーガーが、単純な連結部に2個の半容器を組み立てた包装に入れてある 場合も食べる人は快適ではないが、何故ならサンドイッチは、既述したあらゆる 欠点を持つ半容器の底にはめ込まれているからである。 逆に快適さが得られるのは、サンドイッチが、容易に切り離せる2個の半容器 の幅広い連結面に配され、口にもっていきやすく、包みの中で食べる場合に両手 の親指と人差し指でこれをしっかりと支えることができるとき、また所望の場合 に、包装の側面端部をそっと折り込んでサンドイッチをすっかり食べることがで きるときである。 プロの使用者にとっては、本発明により、その必要性に適応した新しい包装を 用いることができる。小規模のレストラン業を営んでいる場合には、第1または 第2包装を用いて、予めあるいは時間のあるときに半容器を形成することができ よう。大規模なスピードレストラン業を営んでいる場合には、工業的な量産価格 はむしろ低くても、即使用が可能であるという理由から、購入時に最初の2個よ りもやや高い積み重ね式第三包装を好適には用いることができる。 大規模なレストラン業(ファーストフード形式)の職人はさらに、常に存在す る包装の美しさによってレストランのイメージを引き上げたいと思うであろうし 、消費者へのサービスを明らかに改善すれば、それだけで常客をとる手段となる 。また本発明において、使用前の二重箱の変換方式による複雑な問題の解決は、 この方式を用いて包装を積み重ねれば台所の場所の節約となるために、職人によ って評価されるだろう。 本発明の変換方式により、使用時には側面が平行である一方で、無制限に積み 重ねることができる箱包装の工業的な実施が例外的に可能になることを強調しな ければならない。 請求の範囲 1. ハンバーガー形式の円筒形サンドイッチおよび包みの中で食べる同様の形 のあらゆる食物用の包装であって、最初に、半硬質の薄い紙を平面カットするこ とにより得られ、好適には平行な3個の縦帯A、B、C(図1)を含み、中央帯 Cは、面(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7)(図1、図 2)をこの帯に形成することにより、帯Aの横方向に延びる平行な外側の折り線 によって分割され、2個の縦帯A、B(図2)は側面を包む折り畳み可能な等し い面からなり、それぞれが山折り線(a)または谷折り線(b)(図1)によっ て両側から区切られ、中央帯C(図1)の面の1つは中心面(1)を構成するこ とによりサンドイッチをその部分で受け、帯A、Bで中心面(1)にそれぞれ結 合される折り畳み可能な側面(f)は、中心面の両側に位置する横方向の山折り 線を延長した谷折り線(b)によって、帯Cの中心面に隣接する面の折り畳み可 能な側面に結合し、帯Cの中心面に隣接する面の、帯A、Bの折り畳み可能な側 面は、図1の折り畳み可能な各側面の底辺の各角から出る斜めの山折り線(a) を備えた包装において、第1形態では、折り畳み可能な側面の間の谷折りおよび 山折りを、山折り線(a)および谷折り線(b)全体に従って中心面の両側に配 置することにより、円筒形サンドイッチの周囲ならびに側面を迅速に包むことが できることを特徴とする包装。 2. 第2形態(図14)では、二重に対称な最初の平面カットを予め手で形成 して2個の半容器にし、これを留めて中心面となる包装の中央底の両側に連結し 、その部分にサンドイッチを入れることによって、サンドイッチの周囲をより早 く包装する組立が可能になることを特徴とする、請求項1記載の円筒形サンドイ ッチの周囲ならびに側面を迅速に包むことができることを特徴とする包装。 3. 第3形態(図17)では、独特の二重に対称な最初の平面カットを、安定 した積み重ね位置で予め形成し、包装を瞬間的に変換して、サンドイッチの周囲 に極めて迅速に組み立てることができることを特徴とする請求項1または請求項 2記載のハンバーガー形式の円筒形サンドイッチおよび包みの中で食べる同様の 形のあらゆる食物用の包装。 4. 同一の2個の帯A、B上に互いに対称に配置された谷折り線(b)と山折 り線(a)を含み、包装するサンドイッチ(S)の半径に帯幅(r)(図1)が 等しく、帯自体が中央帯Cに関して対称で、中央帯Cの幅はサンドイッチの厚み (e)(図1)に等しく、中央帯Cもまた、互いに等間隔の山折り線を、帯A、 Bの2個の谷折り線(b)それぞれの軸に含むことを特徴とする請求項1記載の ハンバーガー形式の円筒形サンドイッチおよび包みの中で食べる同様の形のあら ゆる食物用の包装。 5. 帯Cの山折りによって決定される等しい前面を、中心面(1)(図1)の 両側に構成し、中心面部分に垂直にサンドイッチを置いて、中心面の両側でこれ らの前面をサンドイッチに押し当てると同時に、中心面に隣接し、中心面に関し て対称な帯A、Bの面(f)(図1)から、各帯A、Bをサンドイッチの片側に 連携して折り畳み、 帯A、Bは、面(f)(図1)に関して互いに対称に配置される山折り線(a )(図1)と谷折り線(b)(図1)とを以下のように含むこと、すなわち、 − 帯Cの山折り線の延長部にある同様に平行で互いに等間隔の谷折り線(b )は、面(f)の両側に、これらの面(f)に等しい複数の面を決定し、最初の 4面に対しては、中央面(1)の4個の直角から出て、帯A、Bの面(f)に隣 接する面の外側の辺に達する山折り線(a)をそれぞれが有し、 − このように得られた山折り線(a)が、帯AまたはBの面(f)に関して それぞれ互いに対称であり、 − 面(f)の両側に続く面もまた、同一の帯AまたはB上にあって2個づつ 対称な該山折り線に平行な山折り線を有し、 − かくして帯A、Bに決定された山折り線(a)は、サンドイッチの周囲に 包装を組み立てた後で、二等辺三角形からなる包装の2側面を決定し(全ての包 装は、五角形から始まる正多角形の断面を有するが、但し正三角形を呈する六角 形の断面は除く)、その底辺は、帯A、Bへの隣接面によって帯Cに区切られた 面に共通な辺であり、 − この位置における谷折り線(b)は、サンドイッチを包装内部に押しつけ る折り目で構成されることにより、包みを組み立てる際に側面を包む折り畳み面 を形成することを特徴とする請求項4記載のハンバーガー形式の円筒形サンドイ ッチおよび包みの中で食べる同様の形のあらゆる食物用の包装。 6. 帯A、Bは、(r)(図1)をやや上回る高さ(h)の対称面(8)(図 1)の側に、山折り線(t)(図1)を有し、他の山折り線(a)よりも長いこ の山折り線(t)は、面(8)の頂上で、帯AまたはBのいずれかの外側に高さ (h)の差し込み(o)を決定し、この差し込みは、サンドイッチと内面(f) との間に介在してサンドイッチをその第一包装段階で取り囲んで保持することを 特徴とする請求項1または請求項5記載のハンバーガー形式の円筒形サンドイッ チおよび包みの中で食べる同様の形のあらゆる食物用の包装。 7. 帯A、B上で、面(8)(図10)に対向する面(18)(図10)は、 面(8)(図10)の山折り(t)の裏で包装の2側面を横方向に閉じるカット した差し込み(19)を有し、この形態によるこうした好適な包装の閉じ方は、 カット(21)(図10)によって容易になることを特徴とする請求項1または 請求項4から請求項6のいずれかに記載のハンバーガー形式の円筒形サンドイッ チおよび包みの中で食べる同様の形のあらゆる食物用の包装。 8. 図14の二重に対称なカット形により、予め手で形成される対称な2個の 半容器からなる包装を留めて(31)(図15、16)構成することができ、半 容器はそれぞれ中心面に連結され、中心面部分に置かれたサンドイッチを取り囲 むことにより互いに折り畳み可能な請求項2記載のハンバーガー形式の円筒形サ ンドイッチおよび包みの中で食べる同様の形のあらゆる食物用の包装。 9. 可動折りを決定する山折り線(a)と、固定折りを決定する谷折り線(b )を小型最適化し、小さい三角形(v)(図17)を包装端とともに間に決定し 、三角形の耐折強さは、三角形(v)の外側の縁と(a)がなす外角と、三角形 (v)の外側の縁と(b)がなす外角とをそれぞれ広げた半径(d)(図18) および(g)(図18)によって改善されるため、有効な対称面を予めカットし た二重箱の製函が可能になり(図17、18、18’)、その結果、安定した2 個の対称な半容器を形成し、これを面(1)(図18、図18’)に関して連結 し、底(3),(6)(図18、18’)に水平に置いて以下を考慮して積み重 ね、すなわち、 − 糊付け後、図17の山折り線(a)に従って小さい山折り線を引っ張るこ とで安定した弾性変形が起こり、これが、底が狭く開口部が外側にラッパ形に開 いた広い半容器の側面を保持するため、製函後の積み重ねが技術的に可能であり 、 − 山折り線(a)の最適な長さが、対応する折り目の外側の縁でカートンを 破らずに半容器の安定した弾性変形を保てる長さであり、 − 安定した積み重ね位置における包みの構成が安定した箱詰め位置へ移るこ とができるのは、それぞれの半容器を半径方向に押さえ、片手で面(2)を面( 4)(図18)に、もう片方の手で面(5)を面(7)(図18)に近づけ、面 (1)と連結する折り目に関してこれらの面を同時に回転した場合だけであり、 これにより山折り線(a)の山折りの引っ張りが解放され、面(5),(1), (2)が同時に同一面に戻り、 − その場合、安定した箱詰め位置から安定した積み重ね位置へ戻ることも可 能であり、これは、該作業を逆にすることによって可能になり、山折り(a)は 再び引っ張られ、 − 可動折りを決定する山折り線(a)と固定折りを決定する谷折り線(b) との間に構成される伸縮まちの強さを補うために、2個の半容器を軽く押して近 づけて閉じる位置で、箱詰め位置の面(33)(図17〜19)に包装の両側か ら触れる端部(11)(図17、18)が水平に連結する面(34)(図17、 18)は、サンドイッチの2側面から2個の半容器に入り、この半容器は行程の 終わりに、面(4)を面(7)(図18)にあるいはその逆に全体的に重ねられ て互いに閉じられ、 − サンドイッチを食べるために包みを開けるとき、2個の半容器は、折り線 (a)と(b)の間の伸縮まちの伸び効果によって面(1)の両側に容易に開き 、高さがサンドイッチの半径をわずかに上回る2つの対向面(34)は解放され 、包みは、面(1)の部分に位置するサンドイッチを食べることができるように し、所望の時に端部(11)を外側に折り、2個の半容器の間で横方向に閉じら れた丈夫な水平構造の内部でソースの流れと油屑とがこぼれないようにし、この 構造の側面の最低の高さは、端部(11)が外側に折り畳まれるときの折り線( b)の高さに等しく、以上を考慮することを特徴とする請求項3記載のハンバー ガー形式の円筒形サンドイッチおよび包みの中で食べる同様の形のあらゆる食物 用の包装。 10.面(5),(1),(2)によって決定されるバランス面のいわゆる変換 動作が、山折り線(a)に従って可動山折りの引っ張りをゆるめたり、引っ張っ たりして行われることにより、積み重ね可能ならっぱ形の箱の包装を行うことが でき、一方でこれらの箱の側面は、いったんハンバーガーを入れると平行になる ことを特徴とする請求項9記載のハンバーガー形式の円筒形サンドイッチおよび 包みの中で食べる同様の形のあらゆる食物用の包装。 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】 【図10】 【図11】 【図12】 【図13】 【図14】 【図15】 【図16】 【図17】 【図18】 【図18bis】 【図19】 【図20】 【図21】 【図22】 【図23】 【図24】 【図25】 【図26】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BR,BY,CA,C Z,FI,HU,JP,MX,NO,PL,RU,SK ,UA,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ハンバーガー形式の円筒形サンドイッチおよび包みの中で食べる同様の 形のあらゆる食物用の展開式包装であって、最初に、カートン紙などの半硬質の 薄い紙を平面カットすることにより得られる包装において、 − 第1基本形態(図1)では、好適には平行な三つの縦帯に平面カットが配 置され、帯自体が、直線および斜線の谷折りと山折りのオリジナル方式で整えら れ、各折り目は、この方式の少なくとも2個の他の折り目と縦方向および横方向 に対称であり、この結果、中心面と呼ばれる包装の中央面の両側で該折り目を同 じ動作で構成することにより、サンドイッチをその周囲においても側面において も非常にスピーディーに手で包むことができ、サンドイッチは中心面部分に垂直 に置かれ、あるいは作業の初めに中心面に水正に固定され、 − 基本形態を変化させた第2形態(図14)では、平面カットは、中心面と 両側で連結する2個の半容器を留めることにより予め手で形成され、サンドイッ チは中心面部分で受けられ、サンドイッチ周囲の包装は非常に早く組み立てられ 、 − 最後に、上記の2つの形態を変化させた第3形態(図17)では、平面カ ットは、安定した積み重ね位置で工業的に予め形成可能であり、次に瞬間的な変 換操作によって、サンドイッチ周囲に素早く包装を組み立てる安定位置となり、 この変換は特定の技術を駆使したものであることを特徴とする包装。 2. 第1形態では、2個の同一帯A、B上に互いに対称に配置された谷折りと 山折りの出っ張りを含み、帯幅(r)は包装するサンドイッチ(s)の半径に等 しく、2つの帯自体が中央帯Cに関して互いに対称であり、中央帯の幅はサンド イッチの厚さ(e)に等しく、この中央帯もまた、互いに等間隔の山折りの出っ 張りと、また延長部には帯A、Bの谷折りの出っ張りを含むことを特徴とする、 請求項1記載の半硬質薄紙により得られる円筒形サンドイッチまたは同等物の展 開式包装。 3. 第1形態では、 帯Cの山折りによって決定される等しい前面が、中心面(1)と対称に構成さ れ、この中心面に垂直または水平に円筒形のサンドイッチを載せ、中心面(1) に隣接し、かつ中心面に関して対称な面(f)から平行な帯A、Bをサンドイッ チの2つの半周にそれぞれ戻した後で、中心面の両側から前面を戻して包み、 帯A、Bは面(f)に関して互いに対称に配置される山折り(a)および谷折 り(b)を含むことにより、 − 帯Cの山折りの延長部にある谷折り(b)は、同様に互いに平行かつ等距 離にあるので、面(f)の両側で面(f)に等しい面を決定し、この面は、最初 の四つの面に対しては、中心面(1)の4個の直角から出る山折り(a)をそれ ぞれ有し、この山折り(a)は、帯A、Bの面(f)に隣接する面の外側の辺に 至り、 − このように得られた山折り(a)は、帯AまたはBのそれぞれの面(f) に関して互いに対称であり、 − 面(f)の両側に続く面もまた、帯A、Bの該折り目に平行で2個ずつ対 称な山折り(a)を有し、 − 帯A、B上にこのように決定された山折り(a)は、サンドイッチの周り に包装を組み立てた後で、二等辺三角形からなる包装の2側面を決定し(全ての 包装は、五角形から始まる正多角形を断面として有するが、但し、正三角形を有 する六角形の断面は除く)、その底辺は、帯A、Bへの隣接面で帯Cに区切られ た面に共通な辺であり、 − この位置における谷折り(b)は、サンドイッチを包装内部に押しつけて 構成することにより、包装組立時に閉じられる側面を形成可能であることを特徴 とする、請求項1または請求項2記載の半硬質薄紙により得られる円筒形サンド イッチまたは同等物の展開式包装。 4. 第1形態では、帯A、Bは、(r)をやや上回る高さ(h)の対称面(8 )の側に山折り(t)を有し、他の山折り(a)よりも長いこの山折り(t)は 、面(8)の頂上で、帯AまたはBのいずれかの外側に高さ(h)の差し込み( o)を決定し;サンドイッチと内面(f)との間に介在するこの差し込みは、面 (8)で終わる帯A、B、C部分からなる部分包装を成形維持することを特徴と する、請求項3記載の半硬質薄紙により得られる円筒形サンドイッチまたは同等 物の展開式包装。 5. 第1形態で、帯A、Bの面(8)と相対する面(18)(図10)は、面 (t)の山折りの裏で包装の2側面を横方向に閉じるカットされた差し込み(1 9)を有し(図10)、第1形態によるこうした好適な包装の閉じ方は、カット 部分(21)(図(10))によって容易になることを特徴とする、請求項1か ら請求項4のいずれかに記載の半硬質薄紙により得られる円筒形サンドイッチま たは同等物の展開式包装。 6. 第1形態は、図14の完全な二重対称カット形によって第2包装へ変化さ せることができ、これは、中心面(1)に関して連結される2個の対称な半容器 を単に留めることによって(31)、手で予め組み立て可能であり、 得られた包装は、他の同一包装と限られた量だけ積み重ねることができるばか りでなく、これらの2個の半容器は、面(f)の両側の谷折りによって生じる弾 性効果によってサンドイッチを入れると自然に折り畳まれて互いに閉じられるこ とを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の半硬質薄紙により得 られる円筒形サンドイッチまたは同等物の展開式包装。 7. 第2形態の包装の可動山折り(a)と固定谷折り(b)とを小型最適化し 、小さい三角形(v)を包装端とともに間に決定し、製造時および変換時の耐折 強さが、三角形(v)の外側の縁と(a)がなす外角と、同じ三角形(v)の外 側の縁と(b)がなす外角とをそれぞれ広げた半径(d)および(g)によって 改善されるため、第三包装を活用して、予めカットした対称な有効面の工業的な 自動糊付け量産方式で二重箱の製函を可能にすることにより(図17、18、1 8’)、安定した2個の対称な半容器を形成し、これを面(1)に関して連結し 、底(3),(6)に水平に置いて、無制限の積み重ねを行うが、これは以下を 考慮して、すなわち、 − 機械による糊付け後、小さい山折り(a)を引っ張ると安定した弾性変形 が引き起こされ、これが、底が狭く開口部が外側にラッパ形に開いた広い半容器 の側面を保持するため、製函後の積み重ねが技術的に可能であり、 − 折り目(a)の最適な長さが、折り目(a)の外側の縁でカートンを破ら ずに半容器の安定した弾性変形を保てる長さであり、 − 安定した積み重ね位置における包装構成が安定した箱詰め位置へ移ること ができるのは、それぞれの半容器を半径方向に押さえ、片手で面(2)を面(4 )に、もう片方の手で面(5)を面(7)(図18’)に近づけ、面(1)と連 結する折り目に関してこれらの面を同時に回転した場合だけであり、これにより 山折り(a)の引っ張りが解放され、面(5),(1),(2)が同一面に戻り 、 − その場合、安定した箱詰め位置から安定した積み重ね位置へ戻ることもで き、これは該作業を逆にすることによって可能になり、山折り(a)は再び引っ 張られ、 − 可動山折り(a)と固定谷折り(b)との間に構成される伸縮まちの強さ を補うために2個の半容器を軽く押して近づけて閉じる位置で、箱詰め位置の面 (33)(図19)に包装の両側から触れる端部(11)が水平に連結する面( 34)は、サンドイッチの両側から2個の半容器に入り、この半容器は行程の終 わりに、所定の閉じ方(本発明に記載された閉じ方で、必要とされる全ての要求 を技術的に有するものは、新規性のあるものとして請求されていない)に応じて 面(4)を面(7)にあるいはその逆に全体的に重ねて互いに閉じられ、 − サンドイッチを食べるために包みを開けるときは、2個の半容器は、折り 目(a)と(b)の間の伸縮まちの伸び効果によって面(1)の両側に容易に開 き、高さがサンドイッチの半径をわずかに上回る2つの対向面(34)は解放さ れ、包みは、面(1)の部分に位置するサンドイッチを食べることができるよう にし、端部(11)を所望の時に外側へ折り、2個の半容器の間で横方向に閉じ られた丈夫な水平構造の内部でソースの流れと油屑とこぼさないようにし、この 構造の側面の最低の高さは、端部(11)が外側に折り畳まれるときの折り目( b)の高さに等しいことを考慮することを特徴とする、請求項6記載の半硬質薄 紙により得られる円筒形サンドイッチまたは同等物の展開式包装。 8. 第3形態では、面(5),(1),(2)によって決定されるバランス面 のいわゆる変換作業を、小さい可動山折り(a)の引っ張りをゆるめたり、引っ 張ったりして行うことにより、無制限に積み重ね可能な箱包装の工業製造を例外 的に行うことができ、一方でこれらの箱の側面は、いったんハンバーガーを入れ ると平行になることを特徴とする、請求項7記載の半硬質薄紙により得られる円 筒形サンドイッチまたは同等物の展開式包装。
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