JPH10502238A - 改良形トーン検出手段を具えた伝送システム - Google Patents

改良形トーン検出手段を具えた伝送システム

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JPH10502238A JP8531589A JP53158996A JPH10502238A JP H10502238 A JPH10502238 A JP H10502238A JP 8531589 A JP8531589 A JP 8531589A JP 53158996 A JP53158996 A JP 53158996A JP H10502238 A JPH10502238 A JP H10502238A
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フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
ペイネンブルク ベヘール ネムローゼ フェンノートシャップ
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Abstract

(57)【要約】 伝送システムにおいて、トーンが送信機(2)により伝送路(4)を経て受信機(6)に伝送される。受信機(6)ではトーン検出器を用いてシグナリングトーンの存在を検出する。シグナリングトーンの到着が未知である場合におけるトーン検出器(6)の信頼度を向上させるために、互いにずれた測定期間を有する複数の相関器を使用する。3つ以上の相関器を使用すると、測定期間を短くすることができ、トーン検出器の信頼度の向上が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 改良形トーン検出手段を具えた伝送システム 本発明は、トーンを伝送路を経て受信機に伝送し、受信機が受信信号内の前記 トーンの存在を検出する検出器を具えている伝送システムに関するものである。 本発明は、端末、トーン検出器及びトーン検出方法にも関するものである。 頭書に記載の伝送システムは「Telephony,August 29,1994」に発表されたB. Bowlesの論文”ADSI: maximising the synergy between the network and termi nals”から既知である。 最近、ディスプレイが設けられた電話端末が市販されている。これらの電話端 末はアナログディスプレイサービスインターフェーススタンダード(ADSI) に従って動作するよう構成されている。このスタンダードは電話端末から及び電 話端末への音声信号の伝送に加えてデータの伝送を可能にする。 音声とデータとを区別するために、いわゆるCAS信号(CPE Altering Signal )を送信機から送信してデータ信号の送信を指示する。CAS信号は2130Hz 及び2750Hzの周波数を有する2つのトーンにより構成され、両トーンが80 msecの間同時に送信される。このダブルトーンは、その高信頼度の検出を困難に する音声の存在下で検出する必要がある。このようなトーン検出は、受信信号と 基準信号との相関値を計算することにより行うことができる。相関値を所定の測 定時間中に決定し、その後にその結果を評価する。トーンの到着時間が前もって わからない場合には、相関値の計算の結果がシグナリングトーンの存在中に評価 されることが起こり得る。このことは、有用信号エネルギーの損失をまねき、従 ってトーン検出の信頼度の低下をまねく。 本発明の目的は、検出すべきトーンの到着時間と無関係に高信頼度のトーン検 出が得られる頭書に記載の伝送システムを提供することにある。 この目的のために、本発明においては、前記トーン検出器が入力信号と基準信 号の相関値を表す相関信号を取り出す相関器と、少なくとも一つの追加の相関器 を具え、且つ前記相関器と前記追加の相関器が互いにずれた測定期間を有してい ることを特徴とする。 一相関器が測定状態になる期間に対しずれた期間中測定状態になる追加の相関 器を使用することにより、常に一つの相関器が、トーンが存在する全期間をカバ ーするようにできる。2個以上の相関器を使用すると、測定期間をトーンが存在 する全期間をカバーする効果を維持したまま低減することができる。トーン持続 時間の範囲の測定期間の使用は、トーンが存在する場合にのみ測定が行われる利 点がある。その結果として、検出すべきトーンの不在中における相関器の出力信 号への雑音の寄与が除去される。これによりシグナリングトーンの一層高信頼度 の検出が得られる。 尚、米国特許第4,216,463号明細書に、入力信号と基準信号との相関 信号を取り出すトーン検出器が開示されているが、このトーン検出器では、この 相関器の測定期間に対しずれた測定期間を有する追加の相関器を使用していない 。 本発明の一実施例では、前記トーン検出器は3つの追加の相関器を具え、且つ 前記相関器と前記追加の相関器が互いにずれた測定期間を有していることを特徴 とする。 3つの追加の相関器を使用することにより測定時間はトーン持続時間より僅か 33%長くするだけで十分になる。この選択は複雑化と性能との間の良好な兼ね 合いをもたらす。 本発明を図面を参照して以下に更に詳細に説明する。図面において、 図1は本発明伝送システムを示し、 図2は図1に示す伝送システムに使用するトーン検出器のタイミング図を示し 、 図3は図1の伝送システムに使用する相関器112,114,116及び11 8の第1実施例を示し、 図4は図1の伝送システムに使用する相関器112,114,116及び11 8の第2実施例を示し、 図5は本発明伝送システムに使用するトーン検出器のディジタル実施例を示し 、 図6は図5に示すトーン検出器内の種々の信号のタイミング図を示し、 図7は図5に示すトーン検出器に使用するカウンタの他の配置を示し、 図8は図5に示すトーン検出器のソフトウエア実施例のフローチャートを示し 、 図9は本発明伝送システムの他の実施例を示し、 図10は図9に示す判定素子207の他の例を示し、 図11は強度測定装置216及び218の出力信号をツイストの関数として示 すグラフを示す。 図1に示す伝送システムにおいては、伝送すべき信号は送信機2に供給される 。送信機2の出力は伝送すべき信号を、場合によりシグナリングトーンと組み合 わせて搬送する。端末6の入力端子はセレクタ8の入力端子及びトーン検出器1 0の入力端子に接続される。 トーン検出器10の入力端子は低域通過フィルタ12の入力端子に接続される 。低域通過フィルタ12の出力端子は4つの相関器112,114,116及び 118に接続される。相関器112,114,116及び118の各々に、対応 するリセット信号R1,R2,R3及びR4が供給される。これらのリセット信号は 同時にアクティブにならず、順にアクティブになる。相関器112,114,1 16及び118の出力信号はセレクタ120の入力端子に接続される。セレクタ 120の出力端子は比較器122の第1入力端子に接続される。しきい値THR が比較器122の第2入力端子に供給される。トーン検出器10の出力端子でも ある比較器122の出力端子はセレクタ8の制御入力端子に接続される。電話ハ ンドセット56及びLCDスクリーン58がセレクタ8に接続される。 図1による伝送システムでは、端末6により受信された伝送データは、単一シ グナリングトーンの受信に応じて、電話ハンドセット56又はLCDディスプレ イ58に供給される。切り換えは、シグナリングトーンがトーン検出器10によ り検出された後に行われる。 受信信号は低域通過フィルタ12によりフィルタ処理され、検出すべきシグナ リングトーンに対応する周波数範囲外の雑音及び音声のような妨害信号を除去す る。 トーン検出器10は、トーンの到着時間が予めわからない場合に使用すること ができる。トーン検出器10は複数の相関器を具え、これらの相関器は互いにず れた測定期間中測定状態になる。このようにすると、シグナリングトーンの存在 中に測定状態にある相関器が常に少なくとも一つ存在する。このための条件は、 トーンの持続時間が連続的にリセットされる2つの相関器の測定期間のオーバラ ップ時間を越えないことである。 相関器112,114,116及び118は一般に入力信号と基準信号との積 を決定する。この積を積分器により積分して相関信号を得る。各相関器の出力信 号は所定の測定期間後に評価し、次いで積分器をリセットする。セレクタ120 は測定期間の終了時に相関器内に存在する積分器の内容を決定し、この値をしき い値との比較のために比較器に供給する。次に、相関器を適切なリセット信号に よりリセットする。相関器のこの評価及びリセット処理が周期的に行われる。 図2は図1によるトーン検出器10内の相関器の評価及びリセット処理のタイ ミングを示す。図2のグラフ121には相関器112に供給されるリセット信号 R1のタイミングが示されている。グラフ123,127及び129には相関器 114,116及び118に対するリセット信号R2,R3及びR4のタイミング が示されている。図2から、これらの相関器は周期的に評価及びリセットされる こと明らかである。また、シグナリングトーンのタイミングと無関係に、125 で示す持続時間のシグナリングトーンの存在中に常に一つの相関器が測定状態に あること明らかである。一般に、リセット時間間隔(又は測定期間)Tmと検出 すべきシグナリングトーンの持続時間Ttoneとの関係は: Tm≧(n/n−1)Ttone (1) で書き表せる。(1)式において、nは相関器の数である。(1)式から、相関 器の数を増大すれば測定期間とトーン持続時間との差を小さくすることができる 。トーン持続時間と同程度の測定時間を使用する利点は、トーンが存在する場合 にのみ測定が行われるとにある。その結果として、検出すべきトーンの不在中に おける相関器の出力信号への雑音の寄与の除去が得られる。これはシグナリング トーンの一層高信頼度の検出をもたらす。 図3に示す相関器112,114,116及び118では、その入力端子が乗 算器1の第1入力端子及び乗算器5の第1入力端子に接続される。直角位相信号 発生器3の正弦波信号を発生する第1出力端子が乗算器1の第2入力端子に、こ の直角位相信号発生器3の余弦波信号を発生する第2出力端子が乗算器5の第2 入力端子に接続される。 乗算器1の出力端子が積分器7の入力端子に接続され、乗算器5の出力端子が 積分器9の入力端子に接続される。積分器7の出力端子が最大値決定装置11の 第1入力端子に接続され、第2積分器9の出力端子が最大値決定装置11の第2 入力端子に接続される。最大値決定装置11の出力端子が相関器の出力端子を構 成する。リセット信号Riは積分器7及び9の第2入力端子に供給される。 図3による相関器内の直角位相信号発生器3は、検出すべきトーンの周波数に 対応する周波数を有する正弦波信号及び余弦波信号を発生するよう構成されてい る。乗算器1と積分器7の組合せは入力信号と直角位相信号発生器3により発生 される正弦波信号との間の相関値を決定し、乗算器5と積分器9の組合せは入力 信号と直角位相信号発生器3により発生される余弦波信号との間の相関値を決定 する。積分器7及び9は積分した信号の絶対値を出力するよう構成される。相関 値を評価すべき瞬時に、最大値決定装置11が積分器の最大出力信号を通す。こ のようにすると、常に、入力信号の周波数と直角位相信号発生器により発生され た信号の周波数が一致する場合の相関信号が相関器の入力信号の位相と無関係に 得られる。測定期間が経過し、相関器の出力信号が評価された後に、積分器はリ セット信号Riによりリセットされる。 図4に示す相関器112,114,116及び118は相関素子14,16, 18及び20を具える。相関素子14〔16,18,20〕の入力端子が乗算器 24〔26,28,30〕の第1入力端子に接続され、この乗算器の出力端子が 積分器32〔34,36,40〕に接続される。基準信号発生器12の出力信号 φ1,〔φ2,φ3,φ4〕を発生する出力端子が乗算器24〔26,28,30〕 の第2入力端子に接続される。 相関素子14,16,18及び20の部分相関信号を出力する出力端子はそれ ぞれ積分器32,34,36及び40の出力端子により構成される。これらの出 力端子が加算器42の対応する入力端子に接続される。この加算器42の出力が 相関器の出力信号を構成する。 図4による相関器の相関素子14,16,18及び20では、低域通過フィル タ12の出力信号が位相φ1,φ2,φ3及びφ4を有する対応する基準信号と乗算 される。基準信号の周波数は検出すべきトーン信号の周波数に対応する。積 分器32,34,36及び40がそれぞれ対応する乗算器24,26,28及び 30の出力信号の積分値を決定し、次いでこの積分値の絶対値を決定する。積分 器32,34,36及び40の出力端子の部分相関信号を加算器42により加算 して相関信号を得る。入力信号が基準信号の周波数に対応する周波数を有するシ グナリングトーンを含む場合には、実質的に零ではない相関信号が存在する。許 容周波数差は使用する測定時間に依存する。この使用測定時間は、積分器32, ..40の2つの順次のリセット瞬時間の時間により決定される。有限測定時間 Tmの結果として、乗算器の出力信号に矩形窓関数が適用されることになる。こ れは、周波数領域において、次式に従うフィルタ関数になる。 H(f)= sin(2πTm|f- fc|)/2πTm|f- fc| (2) (2)式に従う伝達関数は1/Tmに等しい幅を有する主ローブを示し、約1/ Tmの帯域幅になる。測定時間の適切な値を選択することにより、あらゆる所望 の周波数分解能を得ることができる。測定時間Tmは容易に変化させることがで きるため、周波数分解能も容易に変化させることができる。 π/4づつ増大する位相を有する4つの基準信号を使用することにより、基準 トーンの位相と無関係に、主相関信号が常に発生する。シグナリングトーンの位 相の関数としての合成相関信号の振幅変化は10%以下になることを証明するこ とができる。 加算すべき部分相関信号は、これらの相関信号を実際の部分相関値に依存する 係数で重み付けすることにより得られるものと考えられる。この重み付けは非線 形処理を部分相関信号に施すことと等価である。このような重み付けを使用する 結果として、雑音により壊される小振幅の部分相関信号の影響が減少する。 ダブルトーンをシグナリングに使用する場合には、各トーンに一つずつ、2つ のトーン検出器が必要とされる。両相関器は検出器10と同一の構成を有するも のとしうるが、異なるトーン周波数に対し設計する必要がある。これは、基準信 号の周波数を変化させることにより容易に行うことができる。両検出器が対応す るトーンの存在を示す場合に、ダブルトーンは存在するものと認識される。ダブ ルトーンの場合には、トーン検出器の2つの出力をANDゲートで合成し、この ANDゲートの出力信号をセレクタ8の入力端子に供給する。 図5に示す相関器では、相関器112,114,116及び118の入力端子 が相関素子62,64,66及び68の入力端子により構成される。この相関素 子62,64,66,68の入力端子が排他的NORゲート70,74,78, 82の第1入力端子にそれぞれ接続される。排他的NORゲート70,74,7 8及び82の第2入力端子が基準信号発生器86の出力信号φ1,φ2,φ3及び φ4を発生する対応する出力端子に接続される。排他的NORゲート70〔74 ,78,82〕の出力端子がアップ−ダウンカウンタ72〔76,80,84〕 のUP/DOWN制御入力端子に接続される。アップ−ダウンカウンタ72,7 6,80及び84の各々にクロック信号及びリセット信号が供給される。アップ −ダウンカウンタ72,76,80及び84の各出力端子はカウント値の絶対値 に対応する出力信号を出力し、これらの出力端子が加算器88の入力端子に接続 される。加算器88の出力端子が相関器の出力端子を構成する。 図5による相関器の入力信号は図1の低域通過フィルタ12の出力端子から、 スライス処置によりバイナリ信号として取り出される。このバイナリ信号が各相 関素子62,64,66及び68内で基準信号発生器86により発生される対応 するバイナリ基準信号と比較される。基準信号発生器86により発生される基準 信号はπ/4の相互位相差を有する。スライサ60からの出力信号と基準信号の 比較は排他的NORゲート70,74,78及び82により行われる。排他的N ORゲートの出力信号は、両入力信号が異なる論理値を有する場合に論理値“1 ”を有し、両入力信号が等しい論理値を有する場合に論理値“0”を有する。 それぞれの排他的NORゲート70,74,78及び82の出力信号により対 応するアップ−ダウンカウンタ72,76,80,84の計数方向を制御する。 相関器の入力信号が基準信号と同一の論理値を有する場合には、アップ−ダウン カウンタはそのカウントをクロックパルスごとに増大する。相関器の入力信号が 基準信号の論理値と異なる論理値を有する場合には、アップ−ダウンカウンタは そのカウントをクロックパルスごとに減少する。基準信号がスライサの出力信号 と同一の位相及び周波数を有する場合には、アップ−ダウンカウンタのカウント が急激に増大し、大きな(正の)相関値を示す。基準信号が相関器の入力信号と ほぼ同一の周波数を有するがこの入力信号と反対位相である場合には、アップ− ダウンカウンタのカウントが急激に減少し、大きな(負の)相関値を示す。基準 信号と相関器の入力信号との間に相関がない場合には、排他的NORゲートの出 力信号は多少ランダムに論理値“0”又は“1”を示す。このことは、アップ− ダウンカウンタがそのカウントをランダムに増大及び減少し、零の平均カウント になることを意味する。 アップ−ダウンカウンタ72,76,80及び84のカウントの絶対値は加算 器88により周期的に加算され、加算器88の出力信号をしきい値THRと比較 する比較器90に供給される。カウントの絶対値の加算後に、アップ−ダウンカ ウンタ72,76,80及び84がリセット信号Riによりリセットされる。 クロック周波数は一般に検出すべきトーンの周波数の多数倍にする。その結果 として相関器の入力信号内の妨害成分の改善された抑圧が得られる。相関器の入 力信号がときどき妨害信号のために誤った論理値を有する場合には、半分の場合 に“0”が“1”に変化するとともに、半分の場合に“1”が“0”に変化する 。これらの誤りは、基準信号の1周期につき多数のクロックサイクルが存在する 場合には零の平均値になる。 図6は図5によるトーン検出器内に生ずる種々の信号波形図を示す。グラフ9 2はアップ−ダウンカウンタ72,76,80及び84に供給されるクロック信 号を示す。グラフ94は相関器の入力信号を示す。グラフ96,98,100及 び102は基準信号φ1,φ2,φ3及びφ4を示す。図から明らかなように、クロ ック信号の周波数は基準信号の周波数の8倍である。上述したように、これは妨 害信号の抑圧の改善をもたらす。 グラフ104は排他的NORゲート70の出力信号を示す。この出力信号は殆 どの時間中論理値“1”を有する。グラフ104には、アップ−ダウンカウンタ 72のカウントが時間の関数として示されている。このグラフから、クロック信 号CLKのクロックパルスごとに、カウントが1づつ増加することがわかる。第 1クロックパルスの前では、カウント値は零に等しく、最終クロックパルスの瞬 時にカウントは+9に増大する。 グラフ106は排他的NORゲート74の出力信号を示す。この出力信号には 論理値“1”及び“0”の両方が現れるが、論理値“1”の方が僅かに優勢であ る。グラフ106には、アップ−ダウンカウンタ76のカウントが時間の関数と して示されている。このグラフから、排他的NORゲートの出力信号が値“1” を有する場合にカウントが増大し、排他的NORゲートの出力信号が値“0”を 有する場合にカウントが減少することがわかる。アップ−ダウンカウント76の カウントは時間とともに増大するがアップ−ダウンカウント72よりゆっくり増 大する。ここでは最終値は+3になる。 グラフ108は排他的NORゲート78の出力信号を示す。論理値“0”及び “1”がほぼ等しい時間に亘り現れる。その結果として、アップ−ダウンカウン タ80のカウントアップ及びダウンが交互に生ずる。最終カウント値は+1にな る。 グラフ110は排他的NORゲート82の出力信号を示す。この出力信号では 論理値“0”が優勢であり、殆どの場合アップ−ダウンカウンタ84のカウント ダウンを生じ、最終カウント値は−3になる。 アップ−ダウンカウンタ72,76,80及び84の最終カウントの絶対値を 加算すると、16の値が得られ、検出すべきトーンの存在を明瞭に示す。 図7は多数の相関器を用いる図5によるトーン検出器の他の実施例を示す。図 7の構成は、メモリセル150,158,166及び174を具える第1組のメ モリセル、メモリセル152,160,168及び176を具える第2組のメモ リセル、メモリセル154,162,170及び178を具える第3組のメモリ セル、メモリセル156,164,172及び180を具える第4組のメモリセ ルを具える。各組のメモリセルは一つの相関器に対応する。この構成はカウンタ 182,184,186及び188を具える一組のカウンタ119を具える。こ れらのカウンタはクロック信号CLKの1周期につき1回更新される。更新の方 向は図5内の排他的NORゲート70,74,78及び82により発生されるア ップ/ダウン信号により決まる。 相関器112を評価すべき瞬時に、次の減算;即ちカウンタ182のカウント −メモリセル150の内容、カウンタ184のカウント−メモリセル158の内 容、カウンタ186のカウント−メモリセル166の内容及びカウンタ188の カウント−メモリセル174の内容;を行う。これらの減算結果の絶対値を加算 し、相関値として使用する。次に、カウンタ182のカウントをメモリセル15 0にコピーさせ、カウンタ184のカウントをメモリセル158にコピーさせ、 カウンタ186のカウントをメモリセル166にコピーさせ、カウンタ188の カウントをメモリセル174にコピーさせる。このコピー処理は図5の相関器1 12内の一組のカウンタのR1と関連する瞬時におけるリセット処理に対応する 。カウンタセット119内のカウンタ182,184,186及び188は決し てリセットされない。同一の処理がリセット信号R2,R3及びR4とそれぞれ関 連する瞬時に相関器114,116及び118に対し行われる。この処理方法の 利点は、メモリ要件の幾分の増大と引換えに、計算量の減少が得られる点にある 。 図8に示すフローチャートにおいて、各ブロックの記述の意味は次の通りであ る。 図8のフローチャートに従うプログラムでは、基準信号の数に等しい数のカウ ンタを各相関器で使用する。これらの全カウンタを命令130において零にセッ トする。命令132において、全ての基準信号とスライスされた入力信号との排 他的否定論理和値を計算し、基準信号の数と同数の排他的否定論理和値を得る。 命令136において、全てのカウンタが計算された排他的否定論理和値に応答動 作する。各相関器において、論理値“0”を有する排他的否定論理和値と関連す るカウンタはデクリメントし、論理値“1”を有する排他的否定論理和値と関連 するカウンタはインクリメントする。 命令138において、測定時間の満了により評価すべき相関器が存在するか検 査する。この検査は、サンプルカウンタSCTRの値を検査することにより行う 。このカウンタが所定値に到達したとき、相関器を評価する必要がある。 命令140において、評価すべき相関器のカウンタのカウントの絶対値を加算 する。命令142において、この和がしきい値THRを越えるか検査する。この 和がしきい値を越える場合には、命令144において検出すべきトーンの存在の 指示を検出器の出力端子に出力する。命令146において、今評価した相関器の 全カウンタをリセットし、命令148においてサンプルカウンタSCTRをリセ ットする。命令149において評価すべき次の相関器を選択する。この選択は、 全ての相関器が周期的に評価されるように行う。これらの相関器は再び評価され る前に所定数のサンプルを実行することができる。 命令138において、相関器の評価をまだすべきでないことが決定される場合 には、サンプルカウンタSCTRが命令147においてインリメントされる。命 令147又は命令149の終了後に、プログラムは命令132にジャンプし、入 力信号の次のサンプルを取り出す。 上述のプログラムの処理速度を増大するために、命令140において評価すべ きカウンタ値を追加の変数に転送し、命令146に続けることができる。この場 合には追加の変数内の値の評価のために1つの相関器の全測定期間を使用しうる 。この変更を用いることにより、サンプルレートを著しく増大することができ、 また使用するプロセッサの処理能力をこれに応じて減少させることができる。 図9に示す伝送システムにおいては、伝送すべき信号が送信機202に供給さ れる。送信機202の出力は伝送すべき信号を、場合によりシグナリングトーン と組み合わせて搬送する。この出力は伝送路204を経て端末206に結合され る。端末206の入力端子はセレクタ208の入力端子及びトーン検出器210 の入力端子に接続される。 トーン検出器210の入力端子は低域通過フィルタ212の入力端子に接続さ れる。低域通過フィルタ212の出力端子はAGC回路214に接続される。A GC回路214の出力端子は強度測定手段215に接続される。強度測定手段2 15の入力端子は第1トーン強度測定装置の入力端子及び第2トーン強度測定装 置218の入力端子に接続される。 第1トーン強度測定装置216の出力端子は除算器220の第1入力端子に接 続される。強度測定装置216の出力信号の最大値を表す信号MAX1が除算器 220の第2入力端子に接続される。 第2トーン強度測定装置218の出力端子は除算器222の第1入力端子に接 続される。強度測定装置218の出力信号の最大値を表す信号MAX2が除算器 222の第2入力端子に接続される。 除算器220の出力端子は判定手段207の第1入力端子に接続される。判定 手段207の第1入力端子は比較器211の第1入力端子及び加算器223の第 1入力端子に接続される。判定手段207の第2入力端子は比較器209の第1 入力端子及び加算器223の第2入力端子に接続される。加算器223の出力端 子は比較器225の第1入力端子に接続される。第1基準信号TH1が比較器2 11の第2入力端子及び比較器209の第2入力端子に供給される。第2基準信 号TH2が比較器225の第2入力端子に供給される。 比較器211、比較器225及び比較器209の出力端子はANDゲート21 3の対応する入力端子に接続される。ANDゲート213の出力端子はセレクタ 208の制御入力端子に接続される。電話ハンドセット及びLCDディスプレイ 258がセレクタ208に接続される。 図9による伝送システムは特に異なる強度を有するデュアルトーン信号(ツイ ストともいう)を処理するように構成されている。図9による伝送システムでは 、伝送すべきデータが送信機202により伝送媒体204を経て端末206に伝 送 される。端末206において、端末206により受信された伝送データは、2つ のシグナリングトーンの受信に応じて、電話ハンドセット256又はLCDディ スプレイ258に供給される。切り換えはシグナリングトーン信号がトーン検出 器210により検出された後に行われる。 受信信号は低域通過フィルタ212によりフィルタ処理され、雑音及び検出す べきシグナリングトーンに対応する周波数範囲外の音声のような妨害信号が除去 される。AGC回路が一定の出力電力を有する出力信号をトーン強度測定手段2 16及び218の入力端子に供給する。 強度測定装置216は第1トーンの強度測定値を発生するように構成され、強 度測定装置218は第2トーンの強度測定値を発生するように構成される。強度 測定装置216及び218は図1,図3,図4,図5又は図7及び図8による相 関器を具える。上述したADSIスタンダードで使用されるCAS信号の場合に は、第1トーンは2130Hzの周波数を有し、第2トーンは2750Hzの周波数 を有する。トーン強度測定装置216の出力信号は除算器220により前記トー ン強度測定装置216の可能な最大出力信号に対し正規化される。これは、除算 器220の出力は0と所定の一定値に間で変化することを意味する。この正規化 は、強度測定装置216及び218からの強度信号間の差(決定された周波数の 差)と無関係に、両トーン信号に対し同一のレンジを有する強度測定値を得るた めに行われる。 加算器223の出力端子には、合成強度信号が得られる。比較器225は合成 強度測定値を基準値TH2と比較する。比較器211及び209は除算器220 及び222の出力端子の強度測定値を基準値TH1と比較する。除算器220及 び222の最大出力信号が211に等しいものと仮定すると、しきい値TH1及 びTH2の好適値はそれぞれ0.24及び0.8である。3つのしきい値の全て を越える場合にのみ、ANDゲート213によりトーンペアが存在するものと判 定され、2つのトーン信号の強度が異なる場合における判定の信頼度の向上が得 られる。 比較器211及び209を省略することができる。これは個々の強度測定の所 要値にセットされる限界値の精度の低下をもたらすが、高い値のTH2により検 出の信頼度の向上が依然として得られる。 図10による判定回路207では、第1入力端子が比較器227の第1入力端 子及び比較器229の第1入力端子に接続される。判定回路207の第2入力端 子は比較器231の第1入力端子及び比較器233の第1入力端子に接続される 。第1基準信号TH1が比較器227の第2入力端子及び比較器233の第2入 力端子に供給される。第3基準信号TH3が比較器229の第2入力端子及び比 較器231の第2入力端子に供給される。 比較器227の出力端子はANDゲート235の第1入力端子に接続され、比 較器231の出力端子はANDゲート235の第2入力端子に接続される。比較 器229の出力端子はANDゲート237の第1入力端子に接続され、比較器2 33の出力端子はANDゲート237の第2入力端子に接続される。ANDゲー ト235の出力端子はORゲート239の第1入力端子に接続され、ANDゲー ト237の出力端子はORゲート239の第2入力端子に接続される。ORゲー ト239の出力端子が判定手段227の出力端子を構成する。 図10による判定回路においては、基準値TH1は基準値TH3より著しく小さ いものと仮定する。TH1及びTH3の可能な値はそれぞれ0.2及び0.4−0 .5である。ANDゲート235の出力は、正規化された強度値U16がTH1を 越えるとともに正規化された強度値U18がTH3を越える場合にのみ“1”にな る。ANDゲート237の出力は、正規化された強度値U18がTH1を越えると ともに正規化された強度値U16がTH3を越える場合にのみ“1”になる。これ は、2つのトーン信号の一方の強度が値0.8を越え、他方の強度が0.2を越 える場合にANDゲート235又は237の一方の出力が“1”になることを意 味する。従って、ORゲート239の出力はこれらの状態の下で“1”になる。 トーンペアの検出の信頼度が従来の装置に対し著しく増大する。その理由は、従 来の装置ではしきい値を両トーン信号に対し同一の低レベル(例えば0.2)に セットする必要があるためである。トーンペアを図10による判定回路により検 出する場合には、合成トーン強度測定値が1より大きくなることが認められる。 従って、図10による判定回路は合成強度測定値に基づいて動作し、これを精密 に計算する必要がない。 図11は第1の正規化強度信号U220、第2の正規化強度信号U222及び第1及 び第2の正規化強度信号の和U223を示す。これらの正規化強度信号はそれぞれ 除算器220、除算器222及び加算器223により計算される。図11から明 らかなように、零ツイスト値の場合には正規化強度信号U220及びU222はともに 0.64の値を有する。両信号の和は1.32である。TH2の適切なしきい値 は0.8であり、TH1の適切なしきい値は0.24である。このような選択の 場合には、6dBのツイストがトーン検出器に検出される。合成しきい値信号の みを基準値と比較する場合には、基準値を1より大きくして単一トーンをトーン 信号の組合せとして検出しないようにする必要がある。基準値の適切な選択値は 1.2である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ムールマン コルネリス マリヌス オランダ国 3553 エスペー ユトレヒト シント ボニファシウスストラート 35

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.トーンを伝送路を経て受信機に伝送し、受信機が受信信号内の前記トーンの 存在を検出する検出器を具えている伝送システムにおいて、前記トーン検出器は 入力信号と基準信号の相関値を表す相関信号を取り出す相関器を具えるとともに 、少なくとも一つの追加の相関器を具え、且つ前記相関器と前記追加の相関器が 互いにずれた測定期間を有していることを特徴とする伝送システム。 2.前記トーン検出器が3つの追加の相関器を具え、且つ前記相関器と前記追加 の相関器が互いにずれた測定期間を有していることを特徴とする請求の範囲1記 載の伝送システム。 3.受信信号中のトーンの存在を検出する検出器を具えた端末において、前記検 出器は入力信号と基準信号の相関値を表す相関信号を取り出す相関器を具えると ともに、少なくとも一つの追加の相関器を具え、且つ前記相関器と前記追加の相 関器が互いにずれた測定期間を有していることを特徴とする端末。 4.前記検出器が3つの追加の相関器を具え、且つ前記相関器と前記追加の相関 器が互いにずれた測定期間を有していることを特徴とする請求の範囲3記載の端 末。 5.入力信号中のトーンの存在を検出する検出器において、該検出器は入力信号 と基準信号の相関値を表す相関信号を取り出す相関器を具えるとともに、少なく とも一つの追加の相関器を具え、且つ前記相関器と前記追加の相関器が互いにず れた測定期間を有していることを特徴とする検出器。 6.前記検出器が3つの追加の相関器を具え、且つ前記相関器と前記追加の相関 器が互いにずれた測定期間を有していることを特徴とする請求の範囲5記載の検 出器。 7.入力信号中のトーンの存在を検出する方法において、入力信号と基準信号と の相関値を表す相関信号を取り出し、入力信号と基準信号との相関値を表す追加 の相関信号を取り出し、前記相関信号の取り出しと前記追加の相関信号の取り出 しを互いにずれた測定期間中に行うことを特徴とするトーン検出方法。 8.3つの追加の相関信号を取り出し、前記相関信号の取り出しと前記3つの追 加の相関信号の取り出しを互いにずれた測定期間中に行うことを特徴とする請求 の範囲7記載の方法。
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