JPH10501784A - 膜貫通キャップを備える膜密封管 - Google Patents

膜貫通キャップを備える膜密封管

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JPH10501784A
JPH10501784A JP8501579A JP50157996A JPH10501784A JP H10501784 A JPH10501784 A JP H10501784A JP 8501579 A JP8501579 A JP 8501579A JP 50157996 A JP50157996 A JP 50157996A JP H10501784 A JPH10501784 A JP H10501784A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、膜によって密封した口部(3)、口部(3)周囲に不可分に固定され中央貫通孔(6)を有する通路素子(5)および通路素子(5)周囲に着脱自在に固定されたクロージャーキャップ(14)を備える容器(1)、とくに接着剤充填用管に関する。クロージャーキャップは、貫通孔(6)内を移動可能であって頭部セクション(22)によって出発位置に保持されるニードル形貫通素子(23)を有し、頭部セクション(22)は、キャップ(14)の凹部(18)においてニードルセクション(28)よりも肉厚であり、凹部は通路素子(5)内につながる隙間を有し、これにより貫通素子は、長手軸方向にその管開口位置に移動することができ、この位置で貫通素子は膜(4)を貫通する。本発明の目的は、この種類の容器に関し、その取り扱いの容易さおよび使用者の都合よさを改善することである。とくにその目的は、膜貫通後に通路素子から出てくる接着剤の危険を減少させることである。これは、クロージャー素子(29)を貫通素子(23)において頭部セクション(23)とニードルセクション(28)の間に形成し、貫通素子が膜貫通位置であるときにクロージャー素子によって通路素子からの出口(11)を押し付けてこれを密封する事実によって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】 膜貫通キャップを備える膜密封管 本発明は、膜密封口部、膜密封口部に不可分に固定され長手軸上に沿って延在 する孔を有するカニューレ、およびニードル形スパイクを有するカニューレに着 脱自在に固定されたクロージャーキャップを備える容器であって、上記ニードル 形スパイクは、カニューレの孔内で誘導されて変位し、出発位置においてカニュ ーレに対しアクセス開口部を備えるクロージャーキャップの凹部に膜貫通開口位 置への軸方向変位が可能なようにニードル素子よりも太い頭部素子によって固定 保持されている容器、とくに管に関する。 膜密封管は、例えばシアノアクリレート接着剤の接着剤パックとして知られて いる。パックを初めて使用する前に、膜をニードル形スパイクによって貫通して 管の内容物を放出し、空にしている。 対象となる種類の容器は知られている〔DE−A−4126477参照〕。こ の容器において、カニューレは管の口部に永久固定される。クロージャーキャッ プはカニューレ周囲にネジ止めにされる。またクロージャーキャップは、膜貫通 のためにクロージャーキャップの凹部内に押し込まれるニードル形スパイクを備 える。膜の貫通後、クロージャーキャップをネジ戻して、接着剤を管からカニュ ーレを介し取り出すことができる。次いで、クロージャーキャップをもとに戻し てカニューレを再密封し、ニードル形スパイクをそのニードル素子と共にカニュ ーレの孔内に導入する。この既知の、膜密封管およびカニューレとネジ付クロー ジャーキャップの組み合わせは、容器を初めて使用したのち、ニードル形スパイ クまたはクロージャーキャップとカニューレの間の接着剤の存在を介するクロー ジャーキャップのネジ戻しの間にカニューレが管口部からはずれるいずれの危険 (これは、意図しない多量の接着剤の管からの漏れをもたらしうる)をも示すこ となく、クロージャーキャップをネジ戻してより多量の接着剤を取り出すことが できる利点を有する。しかしながら、膜貫通後の望ましくないかまたは意図しな い接着剤の漏れに対しネジ込んだクロージャーキャップによってカニューレ出口 開口部を密封するという問題は、この既知の接着剤パックによって満足には解決 されていない。既知のクロージャーキャップにおいて、ニードル形スパイクがそ の膜貫通開口位置でネジ込んだクロージャーキャップと共に存在する場合、カニ ューレの出口開口部は、カニューレのスパイクのニードル素子によってのみ、密 封される。通常の製造許容度のため、カニューレの出口開口部は必ずしも完全に は密封されず、その結果、膜を貫通する際(このために、使用者はしばしば管を 片手で保持し、ニードル形スパイクを他方の手でクロージャーキャップ内に押し 込む)、接着剤はカニューレから流出する危険またはカニューレの外面およびク ロージャーキャップの隣接面を汚染する危険を伴う。次いで、クロージャーキャ ップをネジ戻して管の内容物を取り出せば、既に漏れでた接着剤は、したたり落 ちて望ましくない汚染につながる危険を伴う。しかしながらまた、クロージャー キャップをネジ戻す際に、この残留接着剤はクロージャーキャップおよびカニュ ーレを相互に接着させるという問題が生じる。管の内容物を意図的に再使用する 際、クロージャーキャップは、カニューレとクロージャーキャップの間に接着剤 の結合が存在しているため、力の適用のみによる場合にはネジ戻すことが困難と なりうる。 したがって、本発明に提示された問題は、対象となる種類の容器を使用者に好 都合な特性に改善することである。 前記した種類の容器において、以上の問題の解決法は、クロージャー素子を、 ニードル形スパイク上において頭部素子とニードル素子の間に形成すると共に、 クロージャー素子は、スパイクの膜貫通開口位置においてカニューレ出口開口部 に対し押し付けて密封することを特徴とする。 さて、本発明の容器口部を密封する膜を、ニードル形スパイクの頭部素子を対 応するクロージャーキャップ凹部内に押し込むことによってはじめて貫通すると 、クロージャー素子はこの開口位置においてカニューレ出口開口部を密閉する。 接着剤のような物質は、カニューレから漏れ出ることはできない。クロージャー キャップをネジ戻したのち、使用者は、容器からカニューレを通して物質を取り 出すことができる。クロージャーキャップをネジ戻した時点で、使用者は意図し ない 汚染、例えば物質のしたたりによる汚染を引き起こしうるような物質の漏れが全 く生じないことが確保される。クロージャーキャップをネジ戻した場合でさえ、 意図しない物質の漏れによってクロージャーキャップとカニューレの間に形成さ れる接着結合の危険は、著しく減少する。加えて、クロージャーキャップをネジ 戻した際にカニューレ出口開口部を押し付けて密封するクロージャー素子はまた 、接着剤のような容器内容物の望ましくない硬化をもたらしうる空気の容器内へ の混入を防止する。 クロージャー素子を、ニードル形スパイクの頭部素子とニードル素子の間に設 ける設計によって、膜密封口部、カニューレおよびクロージャーキャップを備え る本発明の容器は、改善された取り扱いおよび使用者に好都合な特性を特徴とす る。 クロージャー素子のとくに良好な密封作用を達成するように意図した、本発明 の別の具体例において、クロージャー素子は円錐形態または丸みを帯びた形態の 外面を有し、この外面は、膜貫通開口位置において、カニューレ出口開口部にお いて対応する円錐形対向形態または丸みを帯びた対向形態の内壁を押し付けて密 封する。 本発明の別の具体例によれば、スパイクの膜貫通開口位置において、クロージ ャー素子がアクセス開口部を囲むクロージャーキャップの壁部を押し付けて密封 すれば、クロージャー素子の密封作用はさらに改善される。 クロージャーキャップの反復したネジ戻しおよびもとの位置への戻しののちで あっても、ニードル形スパイクが常にカニューレの出口開口部を押し付けて密封 することを確保するため、本発明の別の具体例は、スパイクがその膜貫通開口位 置において、凹部における軸方向変位特性に対し固定保持することを特徴とする 。 本発明の別の要旨によれば、凹部はその上端内面に包囲ビーズを形成し、この ビーズが、膜貫通開口位置において上部のスパイクの頭部素子を、この頭部素子 の断面積減少域付近で把持して摩擦によって固定することによって、膜貫通開口 位置において意図しない軸方向変位に対しニードル形スパイクを固定保持するこ とができる。 本発明の別の具体例によれば、頭部素子は、ビーズがスパイクの出発位置にお いて係合する包囲溝を備える。この具体例では、ビーズの作用は、出発位置およ び膜貫通開口位置の両位置でスパイクを固定することである。 膜密封容器のクロージャーを形成する素子、即ちカニューレ、クロージャーキ ャップおよびニードル形スパイクの経済的な製造を確保するため、本発明の有利 な一具体例はスパイクがプラスチック製であることを特徴とする。したがって、 クロージャー全体は射出成形によって形成することができる。 本発明のさらに有利な具体例は、カニューレが、容器口部の断面積を長手軸方 向に減少させた断面積を有する出口開口部を備えることを特徴とする。この方法 によれば、例えば膜をはじめて貫通した際に容器(管)から流出しうる接着剤の ような物質の収納空間がカニューレ内側に形成される。カニューレ出口開口部は 、好適にはカニューレ孔の最も小さい開口断面積を備え、その結果、この域にお いてクロージャー素子とカニューレ出口開口部の間の密封嵌合を比較的小さな表 面上で形成することができる。 最後に、本発明の別の具体例は、クロージャーキャップはカニューレにネジに よって固定されることを特徴とする。これにより、カニューレ出口開口部を非被 覆状態にさせて容器内容物を取り出すためクロージャーキャップの簡易なネジ戻 しによる容器/管の容易な取り扱いが得られる。カニューレは容器/管上に残っ たままである。 総体的に見て、本発明は、DE−A−4126477(この開示をもって本明 細書の記載とする)のシステムの利点を保持する一方、ニードル形スパイク上に 形成されたクロージャー素子によるカニューレ出口開口部の改善された密封によ って取り扱いが使用者に好都合である、膜密封容器およびそこに載置されるクロ ージャーからなる改善されたシステムを提供する。容器内容物の意図しない漏れ の危険、とくに接着剤の場合の乾燥、および接着剤結合がカニューレとクロージ ャーキャップの間で形成される危険は、明確に減少した。 次に、添付の図面を参照しながら以下の実施例によって本発明を説明する。 図1は、出発位置における、カニューレと共にネジ付クロージャーキャップお よびニードルを載置した容器の断面図である。 図2は、開口部位置における、カニューレと共にネジ付クロージャーキャップ およびニードルを載置した容器を示す。 容器1は、図1の断面図において部分的に示され、参照番号2はアルミニウム 管である。アルミニウム管は、例えば接着剤、とくにシアノアクリレート接着剤 に使用される。管のネック2は容器1の口部3を囲む。薄い箔状の膜4、好適に はアルミニウム製の膜4は、容器の口部3に形成される。膜4は容器内部を外部 から密封する。参照番号5によって全体的に示されるカニューレは、容器口部3 において管のネック2に不可分に固定される。カニューレ5は、長手軸の孔6が 形成された長尺の上部7およびこの上部7に一体的に配置されたカップ状下部8 から構成される。カニューレ下部8の内面は、管ネック2の外面に適合している 。カニューレ下部8は、その端部内面において容器/管1のネック2に形成され た包囲溝10に係合する包囲ビーズ9を形成する。ビーズ9は溝10内に押し込 まれ、これによりカニューレ5は容器1に不可分に固定される。カニューレ5の 長手軸に沿って延在する孔6は、出口開口部11で終結する。 カニューレ5は、その外面において外面ネジまたはネジ山12を形成する。こ の外面ネジ12は、カニューレ5にネジ止めにされるクロージャーキャップ(参 照番号14で全体的に示される)の内面ネジ13に係合する。実質的に円筒形の クロージャーキャップ14は、カニューレ5に完全にネジ止めにされると、その 下面であってカニューレ下部8の上方エッジに形成された止り手段15によって 支持される。クロージャーキャップ14は、内部が中空であって、即ち、クロー ジャーキャップ14を貫通する長手軸の孔を形成する。この孔は下部内側セクシ ョン16から構成され、このセクション16は、内面ネジ13を形成し、その直 径はこの域のカニューレ上部7の外径よりも大きい。内側セクション16は狭い セクション17に隣接しており、セクション17は、クロージャーキャップ14 がカニューレ5にネジ止めにされた場合に、この域で終結するカニューレの先端 に比較的緊密に接している。狭いセクション17よりも大きな直径の凹部18は 、セクション17上方のクロージャーキャップ14に形成される。凹部18の底 部 は、狭いセクション17に対する通路状アクセス開口部19として形成される。 凹部18は、半球体形底部を有する実質的に円筒形の形態である。凹部18は、 クロージャーキャップ14の円筒形壁部20によって囲まれ、この壁20は、ま た環状スロット形態の凹部21によって囲まれている。凹部21は、クロージャ ーキャップ14の内側セクション17のレベルで終結する。比較的薄い壁部20 は所定のフレキシビリテイおよび弾性を有する。凹部18内に、参照番号23で 全体的に示されるニードル形スパイクの頭部素子22が配置されている。頭部素 子22は、円筒形中央部、弓形に丸みを帯びた外面を備える隣接上部24(これ は、頭部素子22の断面積を減少するように設計されている。)および半球形表 面を有する下部25から構成される。この寸法に関し、頭部素子は、その部分2 2、24および25が凹部18内に完全に導入されるように設計される。中央部 から下部25への移行に際し、頭部素子22は包囲溝26を形成し、ここにおい て、凹部18の上方内面エッジに形成された環状ビーズ27が図1に示す出発位 置のニードル形スパイク23に係合する。このように、スパイク23はクロージ ャーキャップ14の凹部18内に、図1に示す出発位置に固定されるがなお以下 に記載のように軸方向に変位可能なように保持される。スパイク23は、さらに 頭部素子22に固定されたニードル28を含む。ニードル28は、出口開口部1 1のカニューレ孔6の直径よりもわずかに小さい直径を有し、これによりニード ル28は、カニューレ出口開口部11のカニューレ孔6の内面に、その外面が止 まる。頭部素子22は、ニードル28よりも著しく大きな直径を有し、これによ り頭部素子22はニードル28よりも著しく厚い。頭部素子22とニードル28 の間の移行域において、頭部素子22よりも小さい直径であるがニードル28よ りも大きな直径を有しかつその外壁面30がニードル28の外径に向かって円錐 形に先細になっているクロージャー素子29が形成される。この域は、参照番号 30で示される。凹部18に隣接するアクセス開口部19の直径および長さは、 クロージャー素子29の円筒形部分を導入しうるようなもの、即ちクロージャー 素子29の円筒形部分の外面およびアクセス開口部19の内壁面が相互にこの位 置で接触するようなものである(図2参照)。クロージャー素子29の円錐形壁 面 30に向かって円錐形対向形態に先細になっている内壁域31は、カニューレ出 口開口部11においてカニューレ先端の内壁に形成される。壁部30および31 はまた、図2に示すスパイク23の開口位置においてカニューレ出口開口部11 で相互に押し付けあって密封する。キノコ形頭部32はスパイク23の頂部に形 成される。ニードル形スパイク23は、その全体として固定されているが、クロ ージャーキャップ14においてなお軸方向に変位することができる。スパイク2 3の長さは、図1に示した出発位置においてニードル28の先端が膜4のちょう ど上方の位置で終結する一方その対向端部がクロージャーキャップ14の頂部か ら突出するようなものである。 図1は、容器をはじめて使用する前の出発位置においてカニューレ5を載置す ると共に、このカニューレ5にネジ止めにしたニードル形スパイク23を有する クロージャーキャップを備える容器1を示す。容器を使用状態にさせるには、矢 印33の方向に頭部32に圧力を加える。25〜50Nの力を越えると、ビーズ 27と溝26の間のスナップ作用連結が壁部域20の弾性によって破壊して、ニ ードル形スパイク23は図2に示すような開口位置に達するまで軸方向に変位す る。この開口位置において、ニードル28の先端が膜を貫通して容器内容物用の 出口開口部を形成する。これと同時に、頭部素子22の下部25は凹部18の半 球形基部上に止まり、クロージャー素子29の円筒形部分はアクセス開口部19 を囲んでいるクロージャーキャップ壁部上に止まり、そしてクロージャー素子2 9の円錐形壁面30はカニューレ出口開口部11の円錐形対向形態壁面31上に 止まる。したがって、接着剤のような容器内容物は、カニューレ5の孔6内に入 ることができるが、カニューレ6から流出することは不可能である。この開口位 置において、スパイク23は、充分な圧力および対応する摩擦によって頭部素子 22の上部24の弓形に丸みを帯びた形態の面を押し付けるビーズ27によって 固定される。この圧入は、非常に堅固であるため、クロージャーキャップ14を カニューレ5にネジ止めにする際およびカニューレ5からネジ戻しする際に、ス パイク23はもはやクロージャーキャップ24内で軸方向に変位することができ ない。スパイク23は、容器1が完全に空になるまで図2に示す開口位置のまま である。容器1から物質を取り出すには、クロージャーキャップ14をカニュー レ5からネジ戻す。クロージャーキャップ14と一緒に、スパイク23をカニュ ーレ5から取りはずして、これによりカニューレ出口開口部11を開放して物質 を取り出す。物質を取り出したのち、スパイク23のニードル28をカニューレ 出口開口部11内に再導入すると共に、クロージャーキャップ14をカニューレ 5にネジ止めにする。クロージャーキャップ14の、この取りはずしおよびもと の位置への戻しは、物質を取り出してその後容器1を再度閉鎖するごとに実施さ れる。スパイク23は、その出発位置(図1)からその開口位置(図2)へ移動 させるはじめてで唯一の操作ののちは、もはや、クロージャー素子14に対し相 対的に移動することはない。それは、開口位置のままである。口部3、孔6、狭 いセクション17およびアクセス開口部19を有する凹部18は、同心円状に、 長手軸34に沿って配置される。クロージャー素子(クロージャーキャップ14 、ニードル形スパイク23およびカニューレ5)は、プラスチックから射出成形 される。 クロージャー素子26の域30およびカニューレ5の円錐形対向形態域31は 、また他の幾何学的形態であってもよく、例えば、丸みを帯びた表面であっても よい。カニューレ5はまた溶接または結合によって容器ネック2に永久固定して もよい。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 し、貫通素子が膜貫通位置であるときにクロージャー素 子によって通路素子からの出口(11)を押し付けてこ れを密封する事実によって達成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.膜密封口部(3)、膜密封口部(3)に不可分に固定され長手軸上に沿っ て延在する孔(6)を有するカニューレ(5)、およびニードル形スパイク(2 3)を有するカニューレ(5)に着脱自在に固定されたクロージャーキャップ( 14)を備える容器(1)であって、上記ニードル形スパイク(23)は、カニ ューレ(5)の孔(6)内で誘導されて変位し、出発位置においてカニューレ( 5)に対するアクセス開口部(19)を備えるクロージャーキャップ(14)の 凹部(18)に膜(4)貫通開口位置への軸方向変位が可能なようにニードル素 子(28)よりも太い頭部素子(22)によって固定保持されている容器(1) において、 クロージャー素子(29)は、ニードル形スパイク(23)において頭部素子 (22)とニードル素子(28)の間に形成されると共に、スパイク(23)の 膜(4)貫通開口位置においてカニューレ出口開口部(11)を押し付けて密封 することを特徴とする、とくに管のような容器(1)。 2.クロージャー素子(29)は円錐形態または丸みを帯びた形態の外面(3 0)を有し、この外面は、膜(4)貫通開口位置において、カニューレ出口開口 部(11)において対応する円錐形対向形態または丸みを帯びた対向形態の内壁 (31)を押し付けて密封する請求項1記載の容器。 3.スパイク(23)の膜(4)貫通開口位置において、クロージャー素子( 29)は、開口部(19)を囲むクロージャーキャップの壁部を押し付けて密封 する請求項1または2記載の容器。 4.膜(4)貫通開口位置において、スパイク(23)は、軸方向変位に対し 凹部(18)に固定保持される請求項1〜3のいずれかに記載の容器。 5.凹部(18)は、その上端内面において包囲ビーズ(27)を形成し、こ のビーズは、膜(4)貫通開口位置において上部(24)のスパイク(23)の 頭部素子(22)を、この頭部素子(22)の断面積減少域付近で把持して摩擦 によって固定する請求項1〜4のいずれかに記載の容器。 6.頭部素子(22)は、ビーズ(27)がスパイク(23)の出発位置にお いて係合する包囲溝(26)を備える請求項1〜5のいずれかに記載の容器。 7.スパイク(23)はプラスチック製である請求項1〜6のいずれかに記載 の容器。 8.カニューレ(5)は、容器口部(3)の断面積を長手軸方向に沿って減少 するように形成される出口開口部(11)を備える請求項1〜7のいずれかに記 載の容器。 9.クロージャーキャップ(14)はカニューレ(5)にネジ(12、13) によって固定される請求項1〜8のいずれかに記載の容器。
JP8501579A 1994-06-15 1995-06-06 膜貫通キャップを備える膜密封管 Pending JPH10501784A (ja)

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