JP5204117B2 - 蓋及び分注システム - Google Patents

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Description

本発明は、流体の分注(dispensing)を容易にする流体容器用の蓋に関する。本発明はまた、容器内に貯留された流体を分注する分注システムに関する。
本発明は、とりわけ、液体、スラリー、ローション、クリーム等の物質を分注するのに適している。本システムは、必要に応じて気体の分注に適合されていてもよい。しかしながら、発明を分かり易くするため、本明細書では、容器に貯留された液体物質の分注に関して説明することとする。
関連出願の相互参照
本願は、2006年11月13日付の特許文献1を優先権主張の基礎とするものである。該出願の全内容を、本願明細書に引用して援用する。
背景技術
薬剤及び獣医科用剤、医療用途の物質、化学試薬、その他多数の物質等、多くの液体物質は、貯留容器、とりわけ滅菌済みの貯留容器から、残った内容物が汚染されないようにして、分注される必要がある。例えば無菌物質を分注する場合、分注される物質が確実に無菌状態のまま分注されると共に、容器内に残った無菌物質が出来る限り汚染されないようなシステムが必須である。多くの場合、容器に貯留された物質の一部のみを分注しても、物質が汚染されないまま後からさらに分注できるように、容器を再密封する必要がある。
従来、針付きの注射器を用いて物質を抜き取ることで、滅菌済み容器から液体物質を分注していた。この場合、容器に取り付けられた弾性のある栓に針が貫通して、内容物が針を介して注射器中へと抜き取られる。その後、物質の分注対象である患者、動物、各種容器又は筐体のいずれかに対し、その注射器で注射することで、物質を分注してもよい。このような分注システムにおいては、針を栓に貫通挿入させて穴が開いても、栓が弾性のある材料で形成されているので穴が封止され、容器の内容物を無菌状態に保持することができる。しかし、針及び注射器による分注システムを、弾性のある容器栓と一緒に使用した場合、容器内の全内容物を抜き取ることは困難であり、通常、容器の内容物はいくらか無駄に廃棄されている。容器の内容物が比較的高価な薬剤、獣医学製品、化学試薬等である場合、容器の内容物を部分的にでも廃棄することで生じるコストは相当なものであると考えられる。
多くの場合、針の使用を伴わない送出システムで物質を分注する必要がある。それにも関わらず、従来は、針を用いて容器から物質を抜き取り、針を廃棄、即ち注射器本体から針を除去してから、針のない注射器を用いて製品を分注してきた。しかしながら、注射器の針を取り扱う場合、針が偶然刺さる、取り除いた針の廃棄方法が不適当、不適切又は危険であるといった問題は避けられない。よって、容器の内容物の分注には針を使用しないにも関わらず、当該内容物を容易に抜き取るために針を使用するのは望ましいことではなく、場合によっては効率的でない。
オーストラリア仮特許出願第2006906330号明細書
従って、既存の分注システムの短所を少なくともいくらかは改善できる分注システムの提供が望まれている。
また、内容物が出来る限り汚染されないようにしつつ、容器から流体を抜き取るのが容易となる容器用の蓋を具備した分注システムの提供が望まれている。
また、容器の内容物を抜き取るのに、針を使用する必要がないような分注システムの提供が望まれている。
また、容器の内容物が出来る限り汚染されないような分注システムの提供が望まれている。
また、内容物の残りが出来る限り汚染されないようにしつつ、内容物の流体を2回以上の抜き取りにより取り出すことが可能であるような、流体を貯留する容器用の蓋の提供が望まれている。
また、安価に製造でき、容易に使用でき、且つ、容器の内容物を容易に分注できる容器用の蓋、とりわけ、無菌液用容器の蓋の提供が望まれている。
本発明の一態様によれば、分注される流体を貯留するよう適合された容器用の蓋であって、当該蓋は、外面と内面とを有する本体を備え、上記外面は上記容器の外部と通じており、且つ、分注装置を密閉状に収容するよう適合された空洞を有しており、上記内面は上記本体内に埋め込まれている、蓋が提供される。
上記空洞は、蓋本体内に伸長しており、円柱形状であり、その底端部は内面と間隔を置いて配置されていることが好ましい。
本発明の一形態によれば、空洞の底面と蓋の下面との間に導管が伸長している。当該導管は閉じた状態に保持されているが、導管内へ進入するよう構成された分注装置を用いることで、又は、導管の片側の端部に流体による差圧を加えることで開放され、導管の一方の端部から他方の端部へと容易に通液可能であることが好ましい。
導管の空洞側の端部は、保護封止膜又は繊維状膜(web)で閉じられていてもよい。上記膜又は繊維状膜は、蓋の材料で形成されていてもよく、空洞の底面に固定された別個の膜又は繊維状膜として形成されていてもよい。汚染を引き起こしうる物質の侵入を防ぐように、膜又は繊維状膜が導管を封止することが好ましい。導管に進入できる構成、又は、差圧を加えて流体を導管に通液させる構成になっている分注装置により、膜に開口部を形成してもよい。後者の場合には、導管の片側の膜に流体圧が加えられて膜が破断する、又は、膜に穴が開くことにより、流体が通液可能となってもよい。
また、上記蓋には、その内面から外側へ伸長する非貫通孔が形成されていてもよい。この場合、蓋の中心軸から間隔を置いて、非貫通孔及び空洞が配置されており、上記蓋は好ましい実施形態においては円形であって、容器の円形開口部又はネックに嵌合している。必要に応じ、他の形状で形成されていてもよい。蓋の外面には、非貫通孔の軸を示す圧痕又はその他の形成物・マークが形成されていることが好ましい。このような構成であれば、容器から流体を抜き取るのに蓋に針を貫通挿入する必要がある場合でも、上記軸の位置から針を挿入するのに最適な位置が分かる。別の方法としては、蓋壁を貫通しているものの、通常は閉じた状態である穴を形成してもよい。この穴は、針を収容し、ガイドするよう適合されていてもよい。あるいは、例えば容器から液体を抜き取ることによって、又は、容器内の圧力が高まることによって、蓋を挟んで差圧が生じる場合に、この穴を介して、ガス又は空気が蓋を通過できるようなものであってもよい。このような通常は閉じている穴には、取り外し可能なカバーが取り付けられていてもよく、それにより、通常は閉じている穴を選択的に貫通させることができる。
好ましい実施形態によれば、蓋の外面の空洞は、略円柱形状であり、容器から流体を抜き出せるよう適合された注射器の端部に形成された略円柱形状又はテーパー状の突起が収容されるような寸法である。
空洞の壁と突起の外面とがしっかりと係合するように、突起の形状は空洞と略一致していることが好ましい。一形態によれば、一方又は両方の係合面には、リブ状のもの(ribs)や他の形成物、あるいは、逆とげ状のもの等が形成されている。これは、突起を空洞内で相互に係合させ易くするためであり、また、突起を係合状態に保持し易くすることで、容器から流体を抜き出す間に突起が空洞から誤って外れることが出来る限りないようにするためでもある。
本発明の別の態様によれば、分注される流体を貯留するよう適合された容器用の蓋であって、当該蓋は、外面と下面とを有する本体、並びに、上記外面及び下面を横断する導管を備え、上記外面は、上記容器の外部と通じており、且つ、分注装置の突起が収容されるよう適合された受容部を備えており、上記下面は、上記容器の内部と通じている、蓋が提供される。このような構成であれば、受容部には空洞を設ける必要はない。
本発明の別の態様によれば、容器内に貯留された流体を分注するための分注システムであって、当該システムは、上記容器用の蓋及び分注装置を備え、上記蓋は、外面と内面とを有する弾性の本体、及び、導管を備え、上記外面は、上記容器の外部と通じており、且つ、空洞を有しており、上記内面は、上記本体内に埋め込まれており、上記導管は、上記空洞から上記内面へ伸長しており、上記分注装置は、上記空洞と密閉状に係合するよう適合された中空状突起を有する、分注システムが提供される。
好ましい実施形態によれば、突起は導管に進入する部分を備えるので、分注装置は、容器内部と直接連通する。突起が引き抜かれたら、導管が閉じて再び容器内部は密閉される。突起内の中空部の開口は、比較的粘性のある液体であっても容器から容易に抜き出せる程度のサイズであればよい。
一形態によれば、分注装置は、差圧を生じさせるプランジャーを備えた注射筒である。注射器を用いて容器から流体を抜き取ったら、注射器を容器の蓋から引き抜き、注射器の放出口から直接、又は、注射器に取り付けた針を介して流体を分注することが好ましい。本発明の実施形態において使用される注射器は、容器の内容物や使用目的に応じたサイズであればよい。小さい注射器の場合、少量の流体を、細かく厳密に測定でき、大きい注射器の場合、多量の流体を抜き取って手早く容易に分注できる。
本発明の蓋及び分注システムは、容器に流体を入れる際にも使用可能であることが理解されよう。このような態様によれば、注射器の突起と蓋の空洞とを係合させることで、容器に移される流体を保持する注射器が、蓋と係合する。注射器のプランジャーを動かして内部の流体に圧力をかけると、流体が注射器から導管を通って容器に移される。
導管は、空洞の底部で膜によって閉じられていてもよい。注射器の突起から流体が放出されることで、膜に穴が開く。
導管は、蓋を構成する材料の弾性によって、閉じた状態に保持される。蓋は、当該技術分野において公知のゴム、合成ゴム、合成プラスチック材等、弾性を有する材料で形成されることが好ましい。蓋が容器の開口部に嵌合される場合、好ましくは円柱形状又は略円柱形状である蓋の外面は、容器の開口部と締まり嵌めを構成し、蓋の材料が圧縮されることで導管が封止されやすくなる。
本発明をより分かりやすくするため、添付の図面及び符号の説明を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の一実施形態に係る蓋を示す断面立面図である。 図1に示す蓋の端面図である。 バイアルに固定され、注射器と係合している、図1に示す蓋の断面図である。 本発明の第二の実施形態を示す斜視図である。 本実施形態の蓋と共に使用されている注射器を示す図4と同様の図である。 図5に示す注射器、蓋及び容器の部分断面図である。 注射器と蓋とが係合している状態を示す、図6の拡大図である。 図6と同様の部分断面図であるが、本発明の更に別の実施形態を示す。 注射器と蓋とが係合している状態を示す拡大図である。 図6に示す実施形態を変更した形態を示す。 図10の拡大図である。 本発明の更に別の実施形態を示す断面図である。
図面によれば、図1〜3は、本発明の一実施形態に係る蓋の一形態を示す。蓋12は、バイアル等の容器14の開口部に嵌合するよう適合されている。バイアルは、例えば、薬剤、獣医学製品、フードサプリメント等の流体など、容器14から分注される無菌液16を貯留するのに使用してもよい。
蓋12は、当該技術分野において公知であろうゴム、合成ゴム、合成プラスチック材又は各種の適した材料等の弾性を有する材料で形成される。蓋は略円柱状の本体17を備え、該本体は、肥大した頭部18を備え、該頭部は、容器14の対応する表面と係合するよう適合された環状の表面19を画定する。
本体17は、頭部18の反対側に位置する下面22から伸長している略円柱状の開口部21を有する。開口部21は、蓋12の軸方向に伸長し、頭部18の最外面23から少し内側に端部を有する。開口部21の軸と外面23とが交差する辺りでは、外面23にマーク又は圧痕24が形成され、開口部の軸位置を示している。圧痕24は、頭部18のその位置から開口部21へと針を挿入する際のガイドとして用いてもよい。これにより、注射針は蓋12の材料を通って容器14内へと挿入され、注射器を用いて容器14から流体16を抜き取るのが容易となる。
蓋12の頭部18に係合していた注射針を取り外すと、蓋の材料が弾性を有しているので、針の進入によって開けられた穴が確実に封止される。
以下に記載する通り、内容物が容器から抜き出される際又は容器に注入される際は、容器14内外へ空気又はガスを通気させる通気管として注射針等を使用してもよい。
蓋12の外面23には、凹部又は空洞26が形成されており、本実施形態においては、略円柱形状である。空洞は、本体17内へ進入し、内面27の部分に端部を有する。導管28が、蓋12の本体17において内面27から下面22へと伸長している。蓋12の材料が弾性を有するため、さらに、蓋12が容器14のネック15に嵌合した際に圧縮力が生じるため、導管28は閉じた状態で保持される。
封止膜29が、空洞26の内面27の位置で導管28を封止する。封止膜29は、蓋12の材料で形成されていてもよく、空洞26の内面27に接着剤等で固定された別個の保護膜29として形成されていてもよい。変更形態として、膜29は微細な穴又はバルブを備えていてもよく、その穴又はバルブから余分なガスを放出し、容器内の圧力の上昇を防いでもよい。
図3に具体的に示すような使用時には、注射器32の端部から伸長する円柱状突起31が空洞26に収容されるよう適合されている。当該突起31は、遠位部33と近位部34との二つの部分で構成されている。近位部34の直径が遠位部33の直径よりも大きいため、肩部36が形成される。
図3に具体的に示すように、使用時には、突起31は空洞26に嵌合しており、嵌合の際の圧力によって遠位部33が封止膜29を貫通し、導管28を拡張する。このようにして、遠位部33は導管28と係合する。突起31の近位部34は、空洞26内にしっかりと収容され、肩部36は、突起31が係合する際のずれを抑える。図3に示す通り、係合した状態で注射器のプランジャー38が動かされると、突起31内に形成されており注射器32の内部と通じている流路37を介して、容器14から流体16が抜き出される。
容器14から流体16が充分に抜き出されたら、突起31は導管28及び空洞26から引き抜かれる。蓋の材料が弾性を有するため、また、上述の通り、蓋が容器のネック15に嵌合した際に圧縮力が生じているため、導管28は再び封止される。
注射器32が蓋12と係合した状態から解放されたら、注射器内の流体を必要に応じて分注できるよう、注射器を流体を放出するために使用してもよい。流体の分注は、動物やヒトの口腔や他の開口部などに注射器から流体を放出する経口投与等の手段により行われてもよい。別の方法としては、流体は、水薬として供給したり、耳の穴に注入したり、目薬として使用したりする等、任意の適当な用途に応じて用いてもよい。記載された実施形態によれば、従来必要であった針の使用が不要となり、流体容器から流体を容易に抜き取って分注できる。ただし、記載された実施形態においては、必要に応じて針を使用する場合でも、容易に容器14から流体を抜き取ること又は容器14に流体を移すことができる。開口部21は、針が突き抜けなければならない蓋の材料の厚みを低減するためのものであり、適切な断面形状であればよく、また、当該開口部の長さは、頭部18を貫通して開口部21に針を挿入した場合に、形成された穴が針を引き抜いた際に完全に封止され、容器内の流体16が確実に汚染されないだけの長さであればよいことが理解されよう。
蓋12は、金属糸製のリング、又は、プラスチック製の不正開封防止封止リング39によって容器14に取り付けられていることが好ましい。不正開封防止封止リング39は、容器14が蓋12によって確実に適切に密閉されたままとなるようにし、且つ、当該技術分野で公知である、不正開封を防止できる封止を提供するという二つの機能を有する。
図4〜7によれば、容器14は、図1〜3と同様にして、蓋12と係合している。本実施形態によれば、蓋(図6でより具体的に示される)は、その略中心部に、円錐台状の非貫通開口部41を有する。非貫通開口部41は、蓋12の外面23から伸長している。非貫通開口部41の端部と、下面22から外側へ向けて伸長している第二の非貫通開口部42の端部とは、膜43をはさんで配置されている。本実施形態においては、膜43は、蓋12の材料で形成されている。図示された実施形態によれば、第二の非貫通開口部42は、略円柱状であり、円錐台状の非貫通開口部41と略同軸である。
本実施形態のような使用の場合、注射器32は、同軸状に伸長している略円錐台状の突起44を備えており、突起44は、注射器の筒部46の閉じている端部側から伸長している。流路37は、当該円錐状突起44を通って注射器32の内部に通じている。
使用時には、図6に具体的に示す通り、注射器32の上記円錐状突起44が非貫通開口部41に嵌合する。図5に示す通り、容器14と、嵌合した注射器32とを逆さまにし、円錐状突起44の端部を膜43に押し付けて進入させ、流路37に容器14内の流体16を通液させる。注射器のプランジャー38を引くと、第二の非貫通開口部42を通って容器14から流路37、注射器の筒部46へと流体が注射器内に抜き取られる。
注射器の筒部46のこちら側にある目盛りを参照し、充分な量の流体が抜き出されたら、非貫通開口部41から円錐状突起44を引き抜く。貫通された膜43は、非貫通開口部41と第二の非貫通開口部42との間に形成された穴を封止できるような厚さ及び弾性を有することが好ましい。
図8及び図9に示す本実施形態の変更形態によれば、膜43にはスリット又は穴47が形成されており、膜43を介して第二の非貫通開口部42へと円錐状突起44を容易に挿入できる。
注射器の筒部46へ抜き取られた流体は、任意の好適な方法で、且つ、任意の典型的な用途において分注され得ることが理解されよう。
図面に示された円錐状突起44及び円錐状の非貫通開口部41については、それぞれの軸に対する壁部の角度が異なっているものの、別の好ましい実施形態においては、各円錐の角度は同一であってもよい。
円錐状突起44を非貫通開口部41内に保持しておきやすくするために、円錐状突起44及び/又は非貫通開口部41の表面には、リブ状、鋸歯状等の形成物が形成され、円錐状突起が非貫通開口部41から誤って外れることが出来る限りないようにされていてもよい。
図10及び図11に示す蓋12の変更形態によれば、非貫通開口部41は、蓋12の本体17を略貫通して伸長しており、開口部41は、内側の端部において繊維状膜又は膜等51で閉じられている。本実施形態では、注射器の筒部46の端部にある円錐状突起44が繊維状膜51を貫通可能であり、筒部46の内部と容器14の内部とを流体連通させることができる。
本実施形態において、円錐状突起44は、後方に伸長する逆とげ52を一つ以上備える。逆とげ52は非貫通開口部41の壁部と係合し、非貫通開口部と円錐状突起44との係合状態を保持しやすくする。
図12は、本発明の変更形態を示す。この変更形態において、蓋12は、ブリッジキャップ(bridging cap)56内の開口部55に収容されるよう適合されており、当該ブリッジキャップ56は、容器14のネック15と係合するよう適合されている。容器14のネック15は任意の大きさであればよく、ブリッジキャップ56はそれに適する大きさに形成されている。従って、蓋12は、容器14の任意の大きさ及び形状に合うよう適合させることが可能である。密閉栓(sealing top)57がねじ山58等の構造の任意の固定手段でネック15と係合しており、蓋12は、密閉栓57によってしっかりと密閉状にブリッジキャップ56に固定される。密閉栓57が取り外されることが確実にないように、不正開封防止用の固定手段を密閉栓57と併用してもよい。ブリッジキャップ56及び密閉栓57には、必要な構造強度を得るために、補強用のリブ状形成物等を設けてもよい。
密閉栓57は、不正開封防止膜又はブリーザーディスク(breather disc)59等を備えていることが好ましく、それらを取り除くことで、蓋及び凹部26に到達することができる。容器14内の余分なガスを逃がして内圧の上昇を抑え、容器14が破裂する可能性を低減するために、通気開口部(図示せず)を備えていてもよい。
直径が異なるものにブリッジキャップ56を用いれば、幾つかの大きさの異なる容器ネック15に対して同じ大きさの蓋を使用することが可能となる。これにより、分注される液体を大きな容器内に手早く満たすことが可能となり、さらに、ごく少量の液体を分注することも容易となる。ブリッジキャップ56は、様々な形態を取ることができる。
本発明の分注システムは、容器から注射器等の分注装置へと流入可能な流体であれば、比較的粘度の高いクリーム、ジェル、液体及びガス等、ほぼあらゆる形態の流体を分注するのに使用できることが理解されよう。
また、分注装置は注射器状ディスペンサーが好ましいものの、ピペットや膨張可能な容器といった装置等、他の形態の分注装置を本発明と共に使用できることも理解されよう。
本発明の実施形態を、容器から流体を抜き取るという視点で説明したが、本発明の特徴は、流体を容器に注入するための装置に対しても同様に当てはまる。
本発明に係る分注システムについて、その構成及び/又は構造には多くの変更が加えられてもよい。そのような本発明の範囲内に含まれる変更は全て、上記説明の範囲に含まれるものである。
当業者であれば、具体的な実施形態として示した本発明に対して、概略的に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、各種の変形及び/又は変更が加えられることが理解されよう。従って、本発明の各実施形態は、あらゆる点において例示に過ぎず、これらに制限されるものではないことを理解されたい。
12 蓋
14 容器
15 ネック
16 流体
17 本体
18 頭部
19 表面
21 開口部
22 下面
23 外面
24 圧痕
26 凹部/空洞
27 内面
28 導管
29 封止膜
31 突起
32 注射器
33 遠位部
34 近位部
36 肩部
37 流路
38 プランジャー
39 不正開封防止リング
41 第一の非貫通開口部
42 第二の非貫通開口部
43 膜
44 円錐状突起
46 筒部
47 膜に形成されたスリット又は穴
51 繊維状膜(web)
52 逆とげ
55 開口部
56 ブリッジキャップ
57 密閉栓
58 ねじ山
59 ディスク

Claims (14)

  1. 流体を貯留するための容器用の蓋であって、
    前記容器は、開口部を備え、
    前記流体は、前記容器から前記蓋を通って分注され、
    前記蓋は、前記容器の前記開口部の外側に位置する外面と前記容器内に位置する内面とを有する本体を備え、
    前記外面は、分注装置の一部分を密閉状に収容するための空洞を有しており、
    前記空洞は、円柱形状であり、その末端壁が前記本体内部に位置するように、前記外面から前記本体内に部分的に伸長しており、
    前記内面は、前記本体の内面から前記空洞の末端壁へ伸長する導管を備え、
    前記空洞と前記導管とを区切ることで前記蓋を封止するため、前記空洞と前記導管との間に膜が形成されており、
    前記膜は、前記蓋と同じ材料からなり、前記空洞の末端壁の一体化した伸長部として形成されており、
    前記導管は、通常は閉じた状態に保持されて、前記容器から流体が漏れないようになっており、
    前記空洞と導管とは、前記分注装置の一部分を収容した際に略同軸状になるように配設され、前記空洞の形状は前記分注装置の一部分の形状と一致し、
    当該空洞に前記分注装置の一部分が収容され、前記分注装置の一部分が膜を貫通すると、前記導管が開いて、前記導管と前記空洞内に収容された分注装置の一部分との間で流体を連通させ、前記容器から前記分注装置へと流体が抜き取られ
    分注装置の一部が前記導管から取り外されると、前記膜及び前記導管が閉じ、前記容器が再密閉され、流体の前記空洞と前記導管との間の流通が防止されるように構成されていることを特徴とする蓋。
  2. 前記空洞の末端壁と前記膜とは、前記蓋を密閉状態とする際に、前記導管から前記空洞を分離することで前記蓋を封止するため、前記空洞と前記導管との間に封止部を形成する請求項1に記載の蓋。
  3. 前記空洞は、円柱形状か円錐台形状であり、前記分注装置の対応する円柱形状又は円錐台形状の一部分を収容するよう適合されている請求項1又は2に記載の蓋。
  4. 前記導管は、当該導管のいずれかの端部に流体による差圧を加えることで、又は、膜への貫通により導管を開かせるために、前記分注装置の端部の前記導管内への物理的な挿入により、開くことが可能である請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓋。
  5. 前記空洞の末端壁は、膜からなり、前記膜は、前記空洞に対して前記導管を閉鎖することができる厚さ及び弾力性を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓋
  6. 前記導管は、前記本体の内面に設けられた開口部を更に有し、前記開口部は、再封止可能である請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓋。
  7. 前記導管の開口部は、非貫通孔又は非貫通穴であり、前記本体の内面から外面に向かって前記本体の内部へ伸長し、前記本体内の膜又は末端壁で止まっている請求項1〜6のいずれか1項に記載の蓋。
  8. 導管に設けられた開口部とは別の開口部であって、前記本体内をその内面から外側に伸長する開口部をさらに有し、前記別の開口部及び空洞は、共に前記本体の中心軸から間隔を置いて配置されており、且つ、互いに間隔を置いて配置されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の蓋。
  9. 前記本体の外面には、前記別の開口部の軸位置が視覚的又は物理的に示されている、請求項8に記載の蓋。
  10. 前記分注装置は、突起を有する注射器の形をしており、空洞は、注射器の突起を収容するように適合されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の蓋。
  11. 前記導管、通常の閉じた状態から開いた状態へ可塑的に変形可能である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の蓋。
  12. 前記空洞は、前記分注装置の一部分の対応するテーパー状の側面を収容するためのテーパー状の側面を備える、請求項1〜11のいずれか1項に記載の蓋。
  13. 前記分注装置の一部分が前記空洞に収容された際、前記分注装置の一部分の先端と蓋の内面に位置する前記導管の開口部とが略同じ位置になるように、前記空洞に収容される前記分注装置の一部分の長さは、前記空洞と導管とを合わせた長さとほぼ同じである請求項12のいずれか1項に記載の蓋。
  14. 通常の非作動時の状態において前記導管が膜の弾性により自己封止されるように、前記膜を含んで構成される前記蓋は弾性的に変形可能な弾性を有する材料で形成されている、請求項1〜13のいずれか1項に記載の蓋。
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