JPH10500751A - 過給シリンダを備えたツーストローク内燃機関 - Google Patents

過給シリンダを備えたツーストローク内燃機関

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JPH10500751A JP8500176A JP50017695A JPH10500751A JP H10500751 A JPH10500751 A JP H10500751A JP 8500176 A JP8500176 A JP 8500176A JP 50017695 A JP50017695 A JP 50017695A JP H10500751 A JPH10500751 A JP H10500751A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、過給ポンプを備えたツーストローク内燃機関に関し、この場合、作業ピストン(3)によって制御される流出通路(18)が、過給ポンプピストン(4)によって付加的に制御される。過給ポンプピストン(4)による流出通路(18)の早期の機械的な閉鎖によって又は流出方向とは逆方向での流出通路(18)内への排ガスインパルスの導入によって又は作業シリンダ(1)内への流出通路(18)を介した新気過給気部分の導入によって、損失掃気が最小化されかつ高い平均的な作業圧力が得られる。更に、酸化窒素形成が燃焼時に既に制御可能な排ガス抑止によるだけで減少される。必要であれば、触媒式の変換を行うことができる。それというのも、酸素濃度が流出通路内での損失掃気によって回避されるからである。

Description

【発明の詳細な説明】 過給シリンダを備えたツーストローク内燃機関 本発明は、作業シリンダに対して平行に又は斜めに配置された過給ポンプシリ ンダを備えたツーストローク・往復ピストン式内燃機関であって、ポンプピスト ンがクランク軸によって駆動されかつオーバーフロー開口を備えた管状スライダ ピストンとして構成されていてかつ作業ピストンによって制御される流出通路を 有している形式のものに関する。 西ドイツ国特許第2247147号及び第2417185号明細書から公知の 内燃機関では、流出通路は公知のように専ら作業ピストンの上縁によって開閉さ れる。これによって、流出通路の閉鎖のために制御時間及び制御横断面を著しく 減少しなければならないにも拘わらず、流出通路を開放並びに閉鎖するために必 然的に同じ制御時間ひいては同じ制御横断面が生じ、従って、過給気交換の場合 に僅かな新気が作業シリンダから流出通路内に漏出する。 更に、大部分のツーストローク機関において使用されるような簡単な流出スリ ット制御手段を備えた内燃機関において、流出通路の開口が過給気交換の最後で ピストン上縁によって閉鎖される前に、流出通路の開口を介して新気過給気の比 較的大部分が漏出すること は、公知である。これによって、体積効率に不都合な影響が生じかつこのような 内燃機関の最大達成可能な平均作業圧力が比較的低いレベルに制限されるように なる。別の重大な欠点は、排ガス内の掃気損失によって排ガス通路内のラムダゾ ンデ(Lambda Sonde)による酸素含有量測定に誤りが生じかつ酸化窒素の触媒式 の変換が困難になる、ということにある。更に、流出通路の遅れた閉鎖によって 、混合気形成の質にも不都合な影響が生ずる。流出通路内に燃料部分が達しない ようにするために、燃料もしくは燃料・空気混合気は比較的遅れて初めて作業シ リンダ内に供給される必要がある。従って、燃料が直接作業シリンダ内に噴射さ れる内燃機関においては、点火時点まで混合気調整のために短い時間が維持され るに過ぎない。更に不都合には、過給空気の乱流も次第に消滅する。このことは 、特に高い運転回転数の場合に混合気形成に不都合な影響を与えひいては燃焼の 質にも不都合な影響を与える。逆行する排ガス振動を損失過給気の流出に相対さ せるするために、対抗手段として従来の共振排気装置(Resonanzauspuffanlage )が使用される。しかしながら、作用形式は極めて狭い回転数帯域に制限されひ いては全ての負荷及び回転数範囲で経済的に作業せねばならない内燃機関にとっ ては不十分である。 本発明の課題は、上記欠点を回避することにある。更に、弁又はロール回転ス ライダ(Walzendrehschieb er)のような付加的な費用のかかる制御機構を配置せずに、作業シリンダから流 出通路内への新気過給気の漏出が阻止されかつ広い回転数範囲に亘って体積効率 ひいては有効な平均作業圧力が高められねばならない。このとは、ディーゼル方 式に従って並びにオットー方式に従って作業する内燃機関に該当する。ガソリン ・直接噴射式の内燃機関の場合、直接的な燃料損失を甘受することなしに、混合 気調整のために多くの時間を与えるために、燃料は早期に作業シリンダ内に噴射 されねばならない。燃料は、過給空気の最大流入速度の時点に作業シリンダ内に 噴射されねばならない。空気に助成される噴射システムは、別個のコンプレッサ ーを用いずに過給ポンプを使用して可能にされねばならない。流出スリットは熱 的な負荷を軽減されねばならない。個々の通路、例えば流出通路並びに流入通路 が使用されねばならない。燃焼時に生ずる酸素含有量は新気損失による誤りを生 ぜしめることなしに排ガス通路内のラムダゾンデを用いて測定されかつ調整され ねばならない。運転状態に適合可能な排ガス戻し手段もしくは排ガス抑止手段に よって、燃焼時に既に酸化窒素形成が最小化され、更に、酸化窒素の触媒式の変 換をも可能にされねばならない。 前記課題は本発明によれば、過給ポンプシリンダと流出通路との間に、少なく とも1つの接続通路が配置されていて、この接続通路を介して、過給ポンプシリ ンダ内で予め圧縮された過給気の一部が流出通路内にかつ流出通路の開口を介し て作業シリンダ内に搬送されることによって、解決された。 過給ポンプシリンダの室は自体公知の形式で仕切り壁によって2つのチャンバ に分割されており、更に、作業ピストンが流出通路の開口をまだ閉鎖してない間 に、前記両チャンバの一方が排ガスを少なくとも1つの接続通路を介して流出通 路内に搬送するようになっており、流出通路内への前記排ガスの流入方向が、作 業シリンダからの損失過給気の流出方向と相対している。過給ポンプシリンダに 連通する少なくとも1つの流出通路が配置されており、作業ピストンが作業シリ ンダ内で流出通路の開口を開放した場合に、過給ポンプピストン内に配置された 通路が、流出通路の開口を、過給ポンプシリンダから突出する通路の開口に接続 するようになっており、更に、過給ポンプピストンの壁部が、作業ピストンが作 業シリンダ内で流出通路の開口を閉鎖するよりも早期に、過給ポンプシリンダ内 で流出通路の開口を閉鎖するようになっている。 本発明の有利な構成は、その他の請求項に記載されている。 次に、図示の実施例に基づき本発明を説明する。 第1図及び第2図は、過給ポンプシリンダと流出通路との間に2本の接続通路 が配置された実施例を示す図、第3図は、流出通路が壁部によって分割されかつ 接続通路が上側部分でのみ開口している実施例を示す図、第4図及び第5図は、 過給ポンプ室が2つのチャンバに分割されかつ一方のチャンバから例えば排ガス が流出通路内に搬送される実施例を示す図、第6図は、通路構成の、第5図の変 化実施例を示す図、第7図及び第8図は、流出通路が過給ポンプシリンダに案内 されかつ過給ポンプピストンによって付加的に制御される実施例を示す図、第9 図は、過給ポンプピストン内に付加的なオーバーフロー開口を備えた、第7図の 変化実施例を示す図、第10図及び第11図は、通路構成の別の可能性を示す図 、第12図及び第13図は、過給ポンプピストンが環状通路を備えた変化実施例 を示す図である。 過給ポンプシリンダを備えた、第1図及び第2図で図示の内燃機関では、新気 過給気の一部が流出通路8を介して作業シリンダ1内に供給されるのに対して、 新気過給気の別の部分は、通常のように、直接的なオーバーフロー通路11,1 2を介して作業シリンダ1内に供給される。この場合、個々の部分量ひいては作 業シリンダ内へのこの部分量の流入開始時点は、過給ポンプピストン内でのオー バーフロー開口の配置に基づき広範囲に可変である。まず新気過給気は、オーバ ーフロー通路11,12を介して作業シリンダ1内に流入しかつ流出通路8を介 して残余ガスを押し退ける。残余ガスの大部分が流出通路8を介して漏出した後 では、過給ポンプピストン4内の切欠き24,25によって接続通路9,10が 解放され、これにより、新気過給気の残余部分が流出通路8を介して作業シリン ダ1内に流入する。この流れは、作業シリンダ1からの新気過給気の漏出を申し 分なく阻止しかつ流出通路8の熱的な負荷を減少する。 第3図では、流出通路8が壁部13によって分割されている実施例を図示して いる。この場合接続通路9,10は、流出通路8の上側部分内にのみ連通してい る。これによって、作業シリンダ1からの新気過給気の流出を阻止する向流の強 さが増強される。流出通路8の下側部分が著しく早期に作業ピストン3によって 閉鎖されることによって、流出通路8のこの部分において向流が放棄される。 第4図及び第5図では、作業シリンダ1からの掃気ガスの流出に抗して、流出 通路8内に脈動する排ガス向流を供給する実施例を図示している。このために、 過給ポンプシリンダの室は2つのチャンバに分割されていて、このチャンバの一 方が新気過給気をかつ他方が向流のために必要な排ガスを搬送する。両チャンバ 33,34は、互いに無関係に絞りフラップによって調整可能である。また、両 チャンバ33,34は必要に応じて異なって圧縮される。従って、それぞれの運 転状態のために、最良に所望の排ガス抑止作用を得ることができる。この実施例 では、燃焼時に生ずる流出 通路8内の酸素含有量は誤り無くラムダゾンデ14によって測定されかつコント ロールされる。更にこれによって、酸化窒素を触媒式に変換するための前提条件 が得られる。要求を満たすために触媒式の後処理が不要であるように、適当な排 ガス抑止作用によって酸化窒素形成を減少しようとする場合には、チャンバ33 は向流のために排ガスの代わりに空気又は別の媒体を搬送することができ、この 場合、空気は二次空気として炭化水素及び一酸化炭素の後酸化のために利用され る。第6図では、通路構成の、第5図の変化実施例を図示しており、この場合排 ガス向流は、流出通路の周方向の多数の開口を介して導入される。 第7図及び第8図で図示の実施例では、流出通路18が過給ポンプシリンダ2 に案内されていてかつ、作業ピストン3が作業シリンダ1内で流出通路18を開 放した場合に、過給ポンプピストン4内に配置された通路20が過給ポンプシリ ンダ2から突出する通路22の開口21に流出通路18を接続し、これにより、 排ガスはこの経路において通路22を介して過給ポンプシリンダ2から流出する 。このような流出は、作業ピストン3が流出通路18を閉鎖する前に、過給ポン プピストン4の壁部23によって終了させられる。従って、通路22を介して掃 気ガスなしに排ガスのみが流れ、それ故、この通路22内にはラムダゾンデ14 が配置されている。有利には、作業シリンダ1内に付 加的に流出通路32を配置でき、この流出通路32は流出通路18よりも早期に 作業ピストン3によって閉鎖されかつ過給ポンプピストン4によって付加的に制 御されない。更に第7図及び第8図では、燃料噴射ノズル15の有利な配置形式 が図示されている。 第9図では、流出通路18が同時に流入通路の機能を担う実施例を図示してい る。このために、過給ポンプピストン4の壁部23は別のオーバーフロー開口3 5を備えていて、このオーバーフロー開口35は、過給ポンプピストン4の上死 点位置で完全に開放される。これによって、予め圧縮された新気過給気は、流出 通路18を介して作業シリンダ1内に流れる。この流れは、作業シリンダ1の壁 部内に燃料噴射ノズル15が向かい合って配置されている場合に特に、混合気調 整作用を促進する。別の構成では、シリンダヘッド36内に燃料噴射ノズル15 が配置されていて、この燃料噴射ノズル15の噴流は接続通路20の壁部に衝突 する。これによって、一方では、燃料の気化が改善されかつ他方では、壁温度の 冷却が得られる。2つのチャンバに過給ポンプシリンダを分割することによって 、一方のチャンバはオーバーフロー通路11,12を介して空気を搬送しかつ他 方のチャンバはこのチャンバ内で予め圧縮された燃料・空気混合気を過給ポンプ ピストン4のオーバーフロー開口35を介して作業シリンダ1内に搬送する。第 10図及び第11図では、 第7図及び第8図とは異なる通路案内を有する実施例を図示しており、この場合 、過給ポンプピストン4によって付加的に制御される流出通路18は、専ら作業 ピストン3によって制御される流出通路32に連通している。この実施例の場合 にも、既に第9図で図示しかつ記述したように、流出通路18は作業シリンダ1 内に新気過給気を流入させるために使用できる。 第12図及び第13図では、過給ポンプピストン4が外向きに開放される環状 通路を備えていて、この環状通路を介して排ガスが過給ポンプシリンダから突出 する通路22に向けて流れる。この場合、過給ポンプピストン4の制御縁38は 、作業ピストン3が作業シリンダ1内で流出通路18の開口17を閉鎖するより も早期に、流出通路22の開口20の下縁を閉鎖する。 更に、図示の符号5は連接棒をかつ符号6はクランク軸を示している。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月27日 【補正内容】 明細書 過給シリンダを備えたツーストローク内燃機関 本発明は、作業シリンダに対して平行に又は斜めに配置された過給ポンプシリ ンダを備えたツーストローク・往復ピストン式内燃機関であって、単動式又は複 動式のポンプピストンが、クランク軸によって駆動されかつオーバーフロー開口 を備えた管状スライダピストンとして構成されており、作業シリンダが、作業ピ ストンによって制御される流出通路を有している形式のものに関する。 西ドイツ国特許第2247147号及び第2417185号明細書から公知の 内燃機関では、流出通路は公知のように専ら作業ピストンの上縁によって開閉さ れる。これによって、流出通路の閉鎖のために制御時間及び制御横断面を著しく 減少しなければならないにも拘わらず、流出通路を開放並びに閉鎖するために必 然的に同じ制御時間ひいては同じ制御横断面が生じ、従って、過給気交換の場合 に僅かな新気が作業シリンダから流出通路内に漏出する。国際公開第90/08 884号明細書では、クランクケース掃気手段を備えたツーストローク・内燃機 関が記載されていて、この場合、新気を搬送しかつ排ガス流に抗してシリンダ内 に導入する、クランクケーシングから流出通路への接 続通路が配置されている。接続通路の制御はピストン切欠きの位置に関連してい るので、接続通路は流出スリットと同時間の一部分において開放される。つまり 、対称的な制御ダイヤグラムが生ずる。従って、新気は、不都合な時点に流出通 路内に流入する。それというのも、この時点に排ガス流は依然として高い強さを 有するからである。接続通路の開口において生ずる高い負圧によって、新気過給 気はクランクケーシングから連行されかつ強制的に排ガスと混合される。クラン クケース掃気手段を備えたツーストローク.内燃機関の周知の極めて僅かな掃気 圧力は、新気流を体積的に大きな排ガス流の方向に抗して貫流させなくするよう にする。 更に、大部分のツーストローク機関において使用されるような簡単な流出スリ ット制御手段を備えた内燃機関において、流出通路の開口が過給気交換の最後で ピストン上縁によって閉鎖される前に、流出通路の開口を介して新気過給気の比 較的大部分が漏出することは、公知である。これによって、体積効率に不都合な 影響が生じかつこのような内燃機関の最大達成可能な平均作業圧力が比較的低い レベルに制限されるようになる。別の重大な欠点は、排ガス内の掃気損失によっ て排ガス通路内のラムダゾンデ(Lambda Sonde)による酸素含有量測定に誤りが 生じかつ酸化窒素の触媒式の変換が困難になる、ということにある。更に、流出 通路の遅れた閉鎖によって、混合気形成の質にも不都合な影響が生ずる。流出通 路内に燃料部分が達しないようにするために、燃料もしくは燃料・空気混合気は 比較的遅れて初めて作業シリンダ内に供給される必要がある。従って、燃料が直 接作業シリンダ内に噴射される内燃機関においては、点火時点まで混合気調整の ために短い時間が維持されるに過ぎない。更に不都合には、過給空気の乱流も次 第に消滅する。このことは、特に高い運転回転数の場合に混合気形成に不都合な 影響を与えひいては燃焼の質にも不都合な影響を与える。逆行する排ガス振動を 損失過給気の流出に相対させるするために、対抗手段として従来の共振排気装置 (Resonanzauspuffanlage)が使用される。しかしながら、作用形式は極めて狭 い回転数帯域に制限されひいては全ての負荷及び回転数範囲で経済的に作業せね ばならない内燃機関にとっては不十分である。 本発明の課題は、上記欠点を回避することにある。更に、弁又はロール回転ス ライダ(Walzendrehschieber)のような付加的な費用のかかる制御機構を配置せ ずに、作業シリンダから流出通路内への新気過給気の漏出が阻止されかつ広い回 転数範囲に亘って体積効率ひいては有効な平均作業圧力が高められねばならない 。このとは、ディーゼル方式に従って並びにオットー方式に従って作業する内燃 機関に該当する。 前記課題は本発明によれば、過給ポンプシリンダと 流出通路との間に、作業ピストンとは無関係に制御される少なくとも1つの接続 通路が配置されていて、この接続通路が、過給ポンプピストンによって制御され るようになっており、かつ、作業ピストンがその下側の死点位置から上向きに運 動しかつ流出通路の開口をまだ閉鎖しない間に、前記接続通路を介して、過給ポ ンプシリンダ内で予め圧縮された過給空気の一部が流出通路内にかつ流出通路の 開口を介して流出方向とは逆方向で作業シリンダ内に搬送されるようになってい ることによって、解決された。 過給ポンプシリンダの室は、仕切り壁によって2つのチャンバに分割されてお り、更に、作業ピストンがその下側の死点位置から上向きに運動しかつ流出通路 の流出スリットをまだ閉鎖しない間に、前記両チャンバの一方が、排ガスを、作 業ピストンとは無関係に過給ポンプピストンによって制御される少なくとも1つ の接続通路を介して、流出通路内に搬送するようになっており、流出通路内への 前記排ガスの流入方向が、作業シリンダからの損失過給気の流出方向と相対して いる。過給ポンプシリンダに連通する少なくとも1つの流出通路が配置されてお り、作業ピストンが作業シリンダ内で流出スリットを開放した場合に、過給ポン プピストン内に配置された通路が、流出通路の開口を、過給ポンプシリンダから 突出する通路の開口に接続するようになっており、更に、過給ポンプピストンの 壁部が、作業ピストンが作業シリンダ内で流出スリットを閉鎖するよりも早期に 、過給ポンプシリンダ内で流出スリットを閉鎖するようになっている。 本発明の有利な構成は、その他の請求項に記載されている。 請求の範囲 1.作業シリンダに対して平行に又は斜めに配置された過給ポンプシリンダを備 えたツーストローク・往復ピストン式内燃機関であって、ポンプピストンと作業 ピストンとが、クランク軸によって駆動結合されていてかつポンプピストンが、 オーバーフロー開口を備えた管状スライダピストンとして構成されていてかつ作 業シリンダが、ピストンによって制御される流出通路を有している形式のものに おいて、過給ポンプシリンダ(2)と流出通路(8)との間に、作業ピストン( 3)とは無関係に制御される少なくとも1つの接続通路(9)が配置されていて 、該接続通路が、過給ポンプピストン(4)によって制御されるようになってお り、かつ、作業ピストン(3)がその下側の死点位置から上向きに運動しかつ流 出通路(8)の流出スリット(16)をまだ閉鎖しない間に、前記接続通路を介 して、過給ポンプシリンダ(2)内で予め圧縮された過給空気の一部が流出通路 (8)内にかつ流出スリット(16)を介して流出方向とは逆方向で作業シリン ダ(1)内に搬送されるようになっていること特徴とする、過給シリンダを備え たツーストローク内燃機関。 2.作業シリンダに対して平行に又は斜めに配置された過給ポンプシリンダを備 えたツーストローク・往 復ピストン式内燃機関であって、ポンプピストンと作業ピストンとが、クランク 軸によって駆動結合されていてかつポンプピストンが、オーバーフロー開口を備 えた管状スライダピストンとして構成されていてかつ作業シリンダが、ピストン によって制御される流出通路を有している形式のものにおいて、過給ポンプシリ ンダ(2)の室が、仕切り壁(29,30)によって2つのチャンバに分割され ており、更に、作業ピストン(3)がその下側の死点位置から上向きに運動しか つ流出通路(8)の流出スリット(16)をまだ閉鎖しない間に、前記両チャン バの一方(33,34)により、排ガスが、作業ピストンとは無関係に過給ポン プピストン(4)によって制御される少なくとも1つの接続通路(31)を介し て、流出通路(8)内に搬送されるようになっており、流出通路(8)内への前 記排ガスの流入方向が、作業シリンダ(3)からの過給気部分の流出方向と相対 しており、第2のチャンバにより、過給空気又は燃料・空気混合気がオーバーフ ロー通路(11,12)を介して作業シリンダ(1)内に搬送されることを特徴 とする、過給シリンダを備えたツーストローク内燃機関。 3.作業シリンダに対して平行に又は斜めに配置された過給ポンプシリンダを備 えたツーストローク・往復ピストン式内燃機関であって、ポンプピストンと 作業ピストンとが、クランク軸によって駆動結合されていてかつポンプピストン が、オーバーフロー開口を備えた管状スライダピストンとして構成されていてか つ作業シリンダが、ピストンによって制御される流出通路を有している形式のも のにおいて、過給ポンプシリンダ(2)に連通する少なくとも1つの流出通路( 18)が配置されており、作業ピストン(3)が作業シリンダ(1)内で流出通 路(18)の流出スリット(17)を開放した場合に、過給ポンプピストン(4 )内に配置された通路(20)が、流出通路(18)の開口(19)を、過給ポ ンプシリンダ(2)から突出する通路(22)の開口(21)に接続するように なっており、更に、過給ポンプピストン(4)の壁部(23)が、作業ピストン (3)が流出通路(18)の流出スリット(17)を閉鎖するよりも早期に、過 給ポンプシリンダ(2)内で流出通路(18)の開口(19)を閉鎖するように なっており、過給空気又は燃料・空気混合気が、オーバーフロー通路(11,1 2)を介して作業シリンダ(1)内に搬送されることを特徴とする、過給シリン ダを備えたツーストローク内燃機関。 4.過給ポンプピストン(4)の壁部(23)内のオーバーフロー開口(26, 27)が、オーバーフロー開口(24,25)が通路(9,10)を開放す るよりも早期に、通路(11,12)を開放するようになっている、請求項1又 は2記載の内燃機関。 5.オーバーフロー通路(9,10)の長さが、オーバーフロー通路(11,1 2)の長さよりも長く形成されている、請求項1又は2又は4記載の内燃機関。 6.流出通路(8)の高さが壁部(13)によって分割されており、通路(9, 10)が流出通路の上側部分内にのみ連通している、請求項1又は2又は4記載 の内燃機関。 7.作業シリンダ(1)内に、付加的に単数又は複数の流出通路(32)が配置 されていて、該流出通路(32)が、作業シリンダ(1)内で作業ピストン(3 )によって、流出通路(8もしくは18)よりも早期に閉鎖されるようになって いる、請求項1から6までのいずれか1項記載の内燃機関。 8.チャンバ(33)が、排ガスの代わりに、空気又は別の媒体を搬送するよう になっている、請求項2項記載の内燃機関。 9.チャンバ(33,34)が、異なって予圧縮可能である、請求項8項記載の 内燃機関。 10.仕切り壁(29,30)による2つのチャンバへの過給ポンプ室の分割が、 過給ポンプピストン(4)のオーバーフロー開口(26,27)が通路(11, 12)を開放する前に初めて、実施され、流入 管片(28)のみが弁(6)を備えている、請求項9項記載の内燃機関。 11.過給ポンプピストン(4)の壁部(23)内に、少なくとも1つのオーバー フロー開口(35)が配置されていて、該オーバーフロー開口(35)が、通路 (22)と流出通路(18)との接続が中断された場合に、過給ポンプシリンダ (2)の室を流出通路(18)に接続し、これにより、新気が過給ポンプシリン ダ(2)から流出通路(18)を介して作業シリンダ(1)内に流れるようにな っている、請求項7項記載の内燃機関。 12.作業シリンダ(1)の壁部内に、燃料噴射ノズル(15)が配置されていて 、該燃料噴射ノズル(15)の噴流が、流出通路(18)の流出スリット(17 )に向けられている、請求項11項記載の内燃機関。 13.過給シリンダのシリンダヘッド(36)内に、噴射ノズルが配置されていて 、該噴射ノズルの燃料噴流が、過給ポンプピストン(4)の通路(20)の壁部 に向けられている、請求項12項記載の内燃機関。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.作業シリンダに対して平行に又は斜めに配置された過給ポンプシリンダを備 えたツーストローク・往復ピストン式内燃機関であって、ポンプピストンが、ク ランク軸によって駆動されかつオーバーフロー開口を備えた管状スライダピスト ンとして構成されていてかつピストンによって制御される流出通路を有している 形式のものにおいて、過給ポンプシリンダ(2)と流出通路(8)との間に、少 なくとも1つの接続通路(9)が配置されていて、この接続通路を介して、過給 ポンプシリンダ(2)内で予め圧縮された過給気の一部が流出通路(8)内にか つ流出通路の開口(16)を介して作業シリンダ(1)内に搬送されること特徴 とする、過給シリンダを備えたツーストローク内燃機関。 2.作業シリンダに対して平行に又は斜めに配置された過給ポンプシリンダを備 えたツーストローク・往復ピストン式内燃機関であって、ポンプピストンが、ク ランク軸によって駆動されかつオーバーフロー開口を備えた管状スライダピスト ンとして構成されていてかつピストンによって制御される流出通路を有している 形式のものにおいて、過給ポンプシリンダ(2)の室が、自体公知の形式で、仕 切り壁(29,30)によって2つのチャンバに分割されてお り、更に、作業ピストン(3)が流出通路(8)の開口(16)をまだ閉鎖しな い間に、前記両チャンバの一方(33)が、排ガスを、少なくとも1つの接続通 路(31)を介して流出通路(8)内に搬送するようになっており、流出通路( 8)内への前記排ガスの流入方向が、作業シリンダ(3)からの損失過給気の流 出方向と相対していることを特徴とする、過給シリンダを備えたツーストローク 内燃機関。 3.作業シリンダに対して平行に又は斜めに配置された過給ポンプシリンダを備 えたツーストローク・往復ピストン式内燃機関であって、ポンプピストンが、ク ランク軸によって駆動されかつオーバーフロー開口を備えた管状スライダピスト ンとして構成されていてかつピストンによって制御される流出通路を有している 形式のものにおいて、過給ポンプシリンダ(2)に連通する少なくとも1つの流 出通路(18)が配置されており、作業ピストン(3)が作業シリンダ(1)内 で流出通路(18)の開口(17)を開放した場合に、過給ポンプピストン(4 )内に配置された通路(20)が、流出通路(18)の開口(19)を、過給ポ ンプシリンダ(2)から突出する通路(22)の開口(21)に接続するように なっており、更に、過給ポンプピストン(4)の壁部(23)が、作業ピストン (3)が流出通路( 18)の開口(17)を閉鎖するよりも早期に、過給ポンプシリンダ(2)内で 流出通路(18)の開口(19)を閉鎖するようになっていることを特徴とする 、過給シリンダを備えたツーストローク内燃機関。 4.過給ポンプピストン(4)の壁部(23)内のオーバーフロー開口(26, 27)が、オーバーフロー開口(24,25)が通路(9,10)を開放するよ りも早期に、通路(11,12)を開放するようになっている、請求項1又は2 記載の内燃機関。 5.オーバーフロー通路(9,10)の長さが、オーバーフロー通路(11,1 2)の長さよりも長く形成されている、請求項1又は2又は4記載の内燃機関。 6.流出通路(8)の高さが壁部(13)によって分割されており、通路(9, 10)が流出通路の上側部分内にのみ連通している、請求項1又は2又は4記載 の内燃機関。 7.作業シリンダ(1)内に、付加的に単数又は複数の流出通路(32)が配置 されていて、該流出通路(32)の開口が、作業シリンダ(1)内で作業ピスト ン(3)によって、流出通路(8もしくは18)の開口(16もしくは17)よ りも早期に閉鎖されるようになっている、請求項1から6までのいずれか1項記 載の内燃機関。 8.チャンバ(33)が、排ガスの代わりに、空気又は別の媒体を搬送するよう になっている、請求項2項記載の内燃機関。 9.チャンバ(33,34)が、異なって予圧縮可能である、請求項8項記載の 内燃機関。 10.仕切り壁(29,30)による2つのチャンバへの過給ポンプ室の分割が、 過給ポンプピストン(4)のオーバーフロー開口(26,27)が通路(11, 12)を開放する前に初めて、実施され、流入管片(28)のみが弁(6)を備 えている、請求項9項記載の内燃機関。 11.流出通路(8もしくは22)内にラムダゾンデが配置されている、請求項1 から9までのいずれか1項記載の内燃機関。 12.過給ポンプピストン(4)の壁部(23)内に、少なくとも1つのオーバー フロー開口(35)が配置されていて、該オーバーフロー開口(35)が、通路 (22)と流出通路(18)との接続が中断された場合に、過給ポンプシリンダ (2)の室を流出通路(18)に接続し、これにより、新気が過給ポンプシリン ダ(2)から流出通路(18)を介して作業シリンダ(1)内に流れるようにな っている、請求項7項記載の内燃機関。 13.作業シリンダ(1)の壁部内に燃料噴射ノズル(15)が配置されていて、 該燃料噴射ノズル(15 )の噴流が、流出通路(18)の開口(17)に向けられている、請求項12項 記載の内燃機関。 14.過給シリンダのシリンダヘッド(36)内に噴射ノズルが配置されていて、 該噴射ノズルの燃料噴流が過給ポンプピストン(4)の通路(20)の壁部に向 けられている、請求項13項記載の内燃機関。 15.過給ポンプピストン(4)の接続通路(20)の壁部が、熱伝導性の低い及 び/又は熱膨張係数の僅かな材料から構成されている、請求項13項記載の内燃 機関。
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