JPH1049173A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH1049173A
JPH1049173A JP9135602A JP13560297A JPH1049173A JP H1049173 A JPH1049173 A JP H1049173A JP 9135602 A JP9135602 A JP 9135602A JP 13560297 A JP13560297 A JP 13560297A JP H1049173 A JPH1049173 A JP H1049173A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励起信号に周期が長い低域成分が含まれてい
る場合にあっても、何等の不都合もなく楽音を合成する
ことができる電子楽器を得ること。 【解決手段】 共鳴エレメント制御部を介して制御部か
ら供給される係数HPF nに基づいて入力信号の低周波
成分を阻止するHPF43と、加算器44と、共鳴エレ
メント制御部を介して制御部から供給される係数LPF
nに基づいて入力信号の高周波成分を阻止するLPF4
5と、制御部から供給される係数APFnに基づいてそ
の入力信号と出力信号との位相差が信号周波数に応じて
変化するAPF46と、共鳴エレメント制御部を介して
制御部から供給されるデータDLY nに基づいて入力信
号を所定の遅延量だけ遅延するDELAY(遅延回路)
47と、共鳴エレメント制御部を介して制御部から供給
されるループゲインLGnに基づいてDELAY47の
出力信号を乗算する乗算器48とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自然楽器音と同
様に変化する楽音を発生する電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自然楽器の発音メカニズムを
シミュレートすることにより、自然楽器の楽音を合成す
る装置が知られている。弦楽器音等の電子楽器として
は、弦の残響損失をシミュレートしたフィルタと、弦に
おける振動の伝播遅延をシミュレートした遅延回路とを
閉ループ接続した構成のものが知られている。このよう
な構成において、閉ループ回路に例えば、弦を弾くこと
に対応して、インパルス等の励起信号を導入すると、こ
の励起信号が閉ループ内を循環する。この場合、励起信
号は、弦の振動周期に等しい時間で閉ループ内を一巡す
るとともに、ローパスフィルタを通過する際に帯域が制
限される。そして、この閉ループを循環する信号が弦楽
器の楽音信号として取り出される。このような電子楽器
によれば、遅延回路の遅延時間およびローパスフィルタ
の特性を調整することにより、ギター等の撥弦楽器音、
ピアノ等の打楽器音など、自然の弦楽器音にある程度近
い楽音が合成できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子楽器においては、励起信号に閉ループ回路の周
回時間以上の長さの周期成分が含まれていると、信号が
短時間に発散して楽音の発生が停止してしまうなどの不
都合が生じる。このような現象は、閉ループ回路の周回
利得がある程度大きい場合、特に「1」を越える範囲で
用いる場合に顕著に現れてくる。この発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、励起信号に周期が長い低
域成分が含まれている場合にあっても、何等の不都合も
なく楽音を合成することができる電子楽器を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、発生すべき
楽音の音高に対応する遅延時間が設定される遅延手段を
含むループ手段に励起信号を入力することによって楽音
を合成する電子楽器において、前記励起信号の低域成分
を減衰させる低域減衰手段を有することを特徴とする。
また、この発明によれば、低域減衰手段により励起信号
の低域成分が減衰され、その低域減衰が施された励起信
号がループ手段へ入力されて楽音が合成される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1はこの発明の一実
施形態による電子楽器の構成を示すブロック図であり、
この図において、6は鍵盤等の演奏操作子、7は音色等
の楽音パラメータを設定する楽音パラメータ設定操作
子、8は装置各部を制御する制御部である。
【0006】また、9は励振信号発生部である。励振信
号発生部9において、10は豊富な倍音を含む発生信号
を出力する波形発生部であり、制御部8からそれぞれ出
力される、発生される信号波形を指定するデータWAV
E、発生信号の発生タイミングを指示するキーオン信号
KONおよび発生信号のピッチを指定するピッチデータ
PITCHを入力して所定波形の発生信号を出力する。
【0007】11はホワイトノイズ等のノイズ信号を発
生するノイズ発生部、12および13はフィルタであ
り、制御部8から出力される係数データFLT1および
FLT2に基づいて波形発生部10およびノイズ発生部
11のそれぞれの出力信号に対して所定の特性を付与す
る。14および15は乗算器であり、制御部8から出力
される振幅制御信号AMP1およびAMP2と、フィルタ
12および13のそれぞれの出力信号とをそれぞれ乗算
する。16は乗算器14および15の出力信号を加算し
て励振信号として出力する加算器である。さらに、17
はフィルタであり、制御部8から出力される係数データ
FLT3に基づいて励振信号波形発生部9の出力信号に
対して所定の特性を付与する。18は乗算器であり、制
御部8から出力される振幅制御信号AMP3とフィルタ
17の出力信号とを乗算する。
【0008】加えて、19は自然楽器の共鳴現象をシミ
ュレートした共鳴部であり、制御部8から出力される、
共鳴部19を構成する複数の共鳴エレメント(ループ回
路)(後述する)の組み合わせ(接続態様:アルゴリズ
ム)を指示するデータALG、各ループ回路の出力信号
の合成係数を指示するデータMIX、各ループ回路の遅
延量に関するデータDLYn(n=1〜4:以下同
様)、各ループ回路を構成するローパスフィルタ(以
下、LPFという)の係数LPFn、各ループ回路を構
成するオールパスフィルタ(以下、APFという)の係
数APFn、各ループ回路を構成するハイパスフィルタ
(以下、HPFという)の係数HPFnおよび各ループ
回路のループゲインLGnに基づいて乗算器18の出力
信号に対して所定の特性を付与して、LおよびRチャン
ネルそれぞれの楽音信号として出力する。なお、上述し
た係数データFLT13および振幅制御信号AMP13
は、一定でも時間に応じて変化してもよい。
【0009】次に、図2に共鳴部19の構成のブロック
図を示す。この図において、共鳴エレメント制御部20
は、制御部8から出力されるデータALGに基づいて信
号合成部21の各乗算器22〜37(図3参照)のそれ
ぞれの乗算係数m11〜m14,m21〜m24,m31〜m34
よびm41〜m44を決定して供給する。図3において、3
8〜41は加算器である。これにより、信号合成部21
は、乗算器18の出力信号と後述するループ回路421
〜424の出力信号とを合成し、ループ回路42 1〜42
4に供給する。
【0010】また、図2において、421〜424は同一
構成のループ回路(以下、LOOPという)であり、そ
の詳細な構成を図4に示す。この図において、43は共
鳴エレメント制御部20を介して制御部8から供給され
る係数HPFnに基づいて入力信号の低周波成分を阻止
するHPF、44は加算器、45は共鳴エレメント制御
部20を介して制御部8から供給される係数LPFn
基づいて入力信号の高周波成分を阻止するLPFであ
る。
【0011】46は共鳴エレメント制御部20を介して
制御部8から供給される係数APF nに基づいてその入
力信号と出力信号との位相差が信号周波数に応じて変化
するAPF、47は共鳴エレメント制御部20を介して
制御部8から供給されるデータDLYnに基づいて入力
信号を所定の遅延量だけ遅延する遅延回路(以下、DE
LAYという)、48は共鳴エレメント制御部20を介
して制御部8から供給されるループゲインLGnに基づ
いてDELAY47の出力信号を乗算する乗算器であ
る。
【0012】なお、LOOP421〜424のそれぞれの
共振周波数ピッチは、ループ内の構成要素であるLPF
45およびAPF46並びにDELAY47の各遅延時
間の総和、すなわち、ループの総遅延量によって決定さ
れる。したがって、ループ内のフィルタ(LPF45お
よびAPF46)の遅延特性を考慮してDELAY47
の遅延量をデータDLYnに基づいて設定し、音高制御
する。
【0013】さらに、図2において、49はLOOP4
1〜424の出力信号を合成してLおよびRチャンネル
それぞれの楽音信号として出力する信号合成部であり、
共鳴エレメント制御部20は、制御部8から出力される
データMIXに基づいて信号合成部49の各乗算器50
〜57(図5参照)のそれぞれの乗算係数k1L〜k4L
よびk1R〜k4Rを決定して供給する。これにより、乗算
器50〜57は、それぞれLOOP421〜424の出力
信号と乗算係数k1L〜k4Rとを乗算する。また、図5に
おいて、58は乗算器50〜53の出力信号を加算して
Lチャンネルの楽音信号OUTLとして出力する加算
器、59は乗算器54〜57の出力信号を加算してRチ
ャンネルの楽音信号OUTRとして出力する加算器であ
る。
【0014】このような構成において、まず、LOOP
421〜424の組み合わせ(接続態様:アルゴリズム)
を設定するために、制御部8からあるデータALGを出
力すると、共鳴エレメント制御部20は、データALG
に基づいて図3に示す信号合成部21の各乗算器22〜
37のそれぞれの乗算係数m11〜m14,m21〜m24,m
31〜m34およびm41〜m44を決定して供給する。これに
より、LOOP421〜424は、たとえば、図6(a)
〜(c)、図7(a)〜(c)、図8(a)および
(b)に示すようなアルゴリズム(接続態様)となる。
【0015】また、各LOOP421〜424の出力信号
の合成係数を指示するために、制御部8からあるデータ
MIXを出力すると、共鳴エレメント制御部20は、デ
ータMIXに基づいて、図5に示す信号合成部49の各
乗算器50〜57のそれぞれの乗算係数k1L〜k4Lおよ
びk1R〜k4Rを決定して供給する。これにより、LOO
P421〜424の図6(a)〜(c)、図7(a)〜
(c)、図8(a)および(b)に示すようなアルゴリ
ズムの出力信号が多種多様に合成される。以上説明した
ように、制御部8からデータALGおよびデータMIX
を出力することにより、共鳴部19のLOOP421
424を多種多様に組み合わせて構成することができ
る。
【0016】ここで、ピッチ感の確かな品質の高い楽音
を合成する場合には、制御部8からデータALGおよび
データMIXを出力して共鳴部19のLOOP421
424の構成を、図9に示すように、LOOP421およ
び422を縦続接続した構成にする。そして、演奏者が
演奏操作子6の鍵盤の、例えば、C音に対応した鍵を押
鍵操作すると、鍵盤からその鍵に対応した音高等のキー
データが出力される。また、図示しないタッチ入力部に
よって鍵盤の各鍵のイニシャルタッチおよびアフタータ
ッチが検出されるとともに、タッチの強さを示すタッチ
データが作成され、出力される。
【0017】これにより、制御部8は、LOOP421
および422の基本周波数ピッチがともに周波数f1とな
るように、C音に対応したキーデータ、タッチデータお
よび音色等に対するループゲインLG1およびLG2、係
数LPF1およびLPF2、係数APF1およびAPF2
びに係数HPF1およびHPF2を出力するとともに、C
音に対応するループ全体(図9参照)の位相遅延量から
上述したLPF45の遅延量およびAPF46の遅延量
等を引いた値をDELAY47の遅延量として出力する
ので、共鳴部19の共鳴エレメント制御部20は、これ
らのデータを入力してLOOP421および422のそれ
ぞれのHPF43、LPF45、APF46、DELA
Y47および乗算器48に供給する。
【0018】次に、制御部8は、データWAVE、キー
オン信号KONおよびピッチデータPITCHを励振信
号発生部9の波形発生部10に供給するとともに、係数
データFLT1およびFLT2をそれぞれフィルタ12お
よび13に供給し、振幅制御信号AMP1およびAMP2
をそれぞれ乗算器14および15に供給する。このと
き、振幅制御信号AMP1およびAMP2は、フィルタ1
2の出力信号の比率がフィルタ13の出力信号より多く
なるように設定する。また、制御部8は、フィルタ17
に係数データFLT3を供給するとともに、乗算器18
に振幅制御信号AMP3を供給する。
【0019】これにより、波形発生部10は、データW
AVEに指定された信号波形を有する発生信号をキーオ
ン信号KONで指示された発生タイミングおよびピッチ
データPITCHで指定されたピッチで発生して出力す
る。この発生信号は、フィルタ12において、係数デー
タFLT1に基づいて所定の特性が付与された後、乗算
器14において、振幅制御信号AMP1と乗算され、出
力される。
【0020】いっぽう、ノイズ発生部11から出力され
たホワイトノイズ等のノイズ信号は、フィルタ13にお
いて、係数データFLT2に基づいて所定の特性が付与
された後、乗算器15において、振幅制御信号AMP2
と乗算され、出力される。そして、乗算器14および1
5の出力信号は、それぞれ加算器16において加算さ
れ、励振信号として出力される。
【0021】次に、励振信号は、フィルタ17におい
て、係数データFLT3に基づいて所定の特性が付与さ
れた後、乗算器18において、振幅制御信号AMP3
乗算され、共鳴部19に入力される。これにより、共鳴
部19に入力された信号は、まず、LOOP421のH
PF43において、係数HPFnに基づいてその低周波
成分が阻止された後、加算器44の一方の入力端に入力
される。加算器44の出力信号は、LPF45、APF
46、DELAY47および乗算器48を介し、加算器
44の他方の入力端に帰還される。従って、HPF43
の出力信号は、加算器44→LPF45→APF46→
DELAY47→乗算器48によって構成されるループ
内の循環を繰り返すに従い、各周波数成分間の位相差が
変化すると共に、徐々に減衰する。そして、APF46
の出力信号は、LOOP422においてLOOP421
同様に処理された後、LおよびRチャンネルの楽音信号
OUTLおよびOUTRとして共鳴部19から出力され
る。
【0022】以上説明したように、共鳴部19の構成を
LOOP421および422が縦続接続された構成にする
とともに、LOOP421および422の基本周波数ピッ
チをともに周波数f1に設定したので、共鳴部19全体
の周波数特性は、図10の曲線aに示すものとなる。図
10において、曲線bは、LOOP421または422
体の場合の周波数特性であり、周波数間隔fIは、人間
の耳にピッチとして認識されるものである。この図から
わかるように、ほぼ同様な周波数特性を有するLOOP
421および422を縦続接続した場合には、その櫛形の
周波数特性がLOOP421または422単体の場合に比
べてより急峻になるため、ピッチ感の確かな品質の高い
楽音を合成することができる。
【0023】なお、一般に、自然楽器によって奏でられ
る楽音は、単純な線スペクトルではなく、本来の倍音の
周辺に近接してノイズ的な成分が現れるスペクトル構造
を有し、揺らぎ性を持っている。そして、このような揺
らぎ性を持った自然楽器音と同様な楽音を上述した実施
形態の電子楽器において合成するには、制御部8は、た
とえば、上述した場合とは逆に、フィルタ13の出力信
号の比率がフィルタ12の出力信号より多くなるように
振幅制御信号AMP1およびAMP2を設定すればよい。
【0024】なお、図11に示すように、共鳴部19の
構成を図9のままでLOOP421の基本周波数ピッチ
を周波数f1に設定し(図12曲線a参照)、かつ、L
OOP422の基本周波数ピッチを周波数3f1に設定す
る(図12曲線b参照)と、共鳴部19全体の周波数特
性は、図13に示すものとなる。さらに、共鳴部19の
構成を図14に示す構成にする(図14において60は
加算器)とともに、LOOP421の基本周波数ピッチ
を周波数f1に設定し、かつ、LOOP422の基本周波
数ピッチを周波数f1+Δfに設定すると、共鳴部19
全体の周波数特性は図15に示すものとなり、デチュー
ン(音程を微妙にずらす機能)による効果が得られる。
【0025】以上説明したように、共鳴部19を複数の
LOOP421〜424を自由に組み合わせられるように
構成したので、音色のバリエーションの豊富さを確保す
ることができるとともに、各LOOP421〜424を安
定動作の範囲で使用できるため、システムとしての信頼
性も高い。また、この実施形態によれば、FM音源など
の変調を用いた音源方式よりも発生楽音の倍音構造が予
想しやすく、また、高調波合成(フーリエ合成方式)を
用いた音源方式より演算量もはるかに少ない。さらに、
この実施形態によれば、波形メモリから波形データを読
み出す方式の音源を用いた電子楽器のように、高品質な
楽音データのサンプリングや大容量波形メモリも特に必
要としない。
【0026】なお、上述した一実施形態においては、共
鳴部19は単にLOOP421〜424を組み合わせただ
けの例を示したが、たとえば、図16に示すように、L
OOP421とLOOP422との間に、段間処理回路6
1を介挿するように構成してもよい。この場合の段間処
理としては、たとえば、非線形テーブルを設けてLOO
P421の出力信号を非線形処理したり、コンプレッサ
やリミッタ等によってL OOP421の出力信号の振幅
制御処理をしたり、あるいは、残響、遅延および コー
ラス等の各種の音響効果をLOOP421の出力信号に
付与したりする。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、ループ手段に励起信号が入力されることで楽音が合
成されるが、この際、励起信号に対して低域減衰手段に
よって低域減衰が施される。これにより、励起信号にル
ープ手段の周回時間以上の長さの周期成分が含まれてい
ると、信号が短時間に発散して楽音の発生が停止してし
まう、という不都合を回避することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による電子楽器の構成
を示すブロック図である。
【図2】 共鳴部19の構成を示すブロック図である。
【図3】 信号合成部21の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 LOOP42の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 信号合成部49の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 LOOP421〜424のアルゴリズムの一例
を示すブロック図である。
【図7】 LOOP421〜424のアルゴリズムの一例
を示すブロック図である。
【図8】 LOOP421〜424のアルゴリズムの一例
を示すブロック図である。
【図9】 LOOP421〜424のアルゴリズムの一例
を示すブロック図である。
【図10】 図9に示すブロック図の周波数特性の一例
を示す図である。
【図11】 LOOP421〜424のアルゴリズムの一
例を示すブロック図である。
【図12】 図11に示すLOOP421および422
それぞれの周波数特性の一例を示す図である。
【図13】 図11に示すブロック図の周波数特性の一
例を示す図である。
【図14】 LOOP421〜424のアルゴリズムの一
例を示すブロック図である。
【図15】 図14に示すブロック図の周波数特性の一
例を示す図である。
【図16】 共鳴部19の他の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
6……演奏操作子、7……楽音パラメータ設定操作子、
8……制御部、9……励振信号発生部、10……波形発
生部、11……ノイズ発生部、12,13,17……フ
ィルタ、14,15,18,22〜37,48,50〜
57……乗算器、16,38〜41,44,58〜60
……加算器、19……共鳴部、20……共鳴エレメント
制御部、21,49……信号合成部、42,421〜4
4……LOOP、43……HPF、45……LPF、
46……APF、47……DELAY、61……段間処
理回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発生すべき楽音の音高に対応する遅延時
    間が設定される遅延手段を含むループ手段に励起信号を
    入力することによって楽音を合成する電子楽器におい
    て、 前記励起信号の低域成分を減衰させる低域減衰手段を有
    することを特徴とする電子楽器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110192243A (zh) * 2017-01-18 2019-08-30 雅马哈株式会社 共鸣信号生成方法、共鸣信号生成装置、电子音乐装置、程序及记录介质

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