JPH1048940A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH1048940A
JPH1048940A JP10428397A JP10428397A JPH1048940A JP H1048940 A JPH1048940 A JP H1048940A JP 10428397 A JP10428397 A JP 10428397A JP 10428397 A JP10428397 A JP 10428397A JP H1048940 A JPH1048940 A JP H1048940A
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JP
Japan
Prior art keywords
toner
roller
supply roller
developing
developing roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP10428397A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Murano
敏郎 村野
Kenji Koido
健二 小井土
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Priority to JP10428397A priority Critical patent/JPH1048940A/ja
Publication of JPH1048940A publication Critical patent/JPH1048940A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷画像において印刷濃淡を発生させない。 【解決手段】 画像形成装置1はトナー13が収容され
る現像装置5を備えている。現像装置5は、ホッパ8か
ら供給されるトナー13が供給される供給ローラ10、
及び供給ローラ10と接触し供給ローラ10から供給さ
れるトナー13を感光ドラム2に供給する現像ローラ1
1を有している。供給ローラ10のスポンジローラ部1
0bには、径がトナー粒子の10倍以下の穴10cが形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給ローラから現
像ローラへトナーを摩擦帯電して供給する現像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、現像装置を有する画像形成装置で
は、現像装置に収容されたトナーを摩擦帯電させて感光
体表面に形成した静電潜像に付着させ、現像を行ってい
る。現像装置には、供給ローラ及び現像ローラが設けら
れ、トナーは先ず供給ローラから現像ローラに供給さ
れ、次に現像ローラから感光ドラムに供給される。供給
ローラは外周面に複数の凹凸が形成されており、凹凸に
トナーが積載され供給ローラの回転に従って現像ローラ
へ送られる。このとき、供給ローラの凹凸と現像ローラ
表面とがトナーを介して擦られることによりトナーが摩
擦帯電され、帯電したトナーは現像ローラへ引き付けら
れ付着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の現像装置にあっ
ては、現像装置に設けた供給ローラの凹凸の幅が大きく
して供給ローラのトナー搬送量を多くした場合、供給ロ
ーラは現像ローラと擦り合う面が少なくなり、従って、
トナーの帯電が不均一になり、これにより現像ローラへ
のトナーの搬送能力が不均一になる。この結果、印刷画
像において印刷濃淡が現れてしまうことがあった。特に
ハーフトーンの画像において、印刷濃淡が現れるという
問題が有った。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明が講じた解決手段は、供給ローラの外周面に
は、現像に必要な量のトナーを積載し且つ積載したトナ
ーを均一に摩擦帯電する大きさの凹凸部が形成されるも
のである。
【0005】上述の解決手段によれば、トナーは供給ロ
ーラの凹凸部に積載され、供給ローラの回転に従って現
像ローラに送られる。そして、凹凸部に積載されたトナ
ーは現像ローラと接触して摩擦帯電されて現像ローラに
供給される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面に共通す
る要素には同一の符号を付す。図1は本発明に係る実施
の形態における現像装置を有する画像形成装置を示す概
略構成図、図2は実施の形態における現像装置に設けた
供給ローラの説明図である。なお、表1はトナー粒径が
7〜10[μm]のときの発泡の穴径と印刷濃淡の関係
を示す実験結果である。
【0007】
【表1】
【0008】画像形成装置1は感光ドラム2、感光ドラ
ム2の表面を一様に帯電させる帯電ローラ3、画像デー
タに従って感光体6を露光する書き込みヘッド4、トナ
ー13が収容される現像装置5、トナー13画像を記録
媒体27に転写する転写ローラ6、及びクリーニングロ
ーラ7を備えている。
【0009】現像装置5はトナー13を収容するホッパ
8、トナー13を攪拌する攪拌シャフト9、ホッパ8か
ら供給されるトナー13が供給される供給ローラ10、
供給ローラ10と接触し供給ローラ10から供給される
トナー13を感光ドラム2に供給する現像ローラ11、
及びブレード12を有している。ブレード12は、現像
ローラ11に一定の圧力で接触し、現像ローラ11表面
のトナー13の層を均一の厚さにする。
【0010】ホッパ8から落下するトナー13は攪拌シ
ャフト9により攪拌されて供給ローラ10に積載される
ことにより供給される。供給ローラ10のトナー13は
供給ローラ10及び現像ローラ11の矢印A方向の回転
により擦られて負極性に摩擦帯電される。本実施の形態
では現像ローラ11には−300[V]の電圧が印加さ
れ供給ローラ10には−450[V]の電圧が印加され
ており、従って、負極性に帯電されたトナー13はより
高い電圧側へ移動する、即ち、供給ローラ10と現像ロ
ーラ11の間には電位差が形成され、電界によるクーロ
ン力でトナー13は供給ローラ10から現像ローラ11
へ供給される。なお、トナー13が無くなったときに
は、ホッパ8を交換することによりトナー13を新たに
供給することができる。
【0011】ここで、供給ローラ10について詳述す
る。供給ローラ10は金属製のシャフト19a、及びそ
の周りに固着されたスポンジローラ部10bから成って
いる。スポンジローラ部10bは導電剤を配合した半導
電性のスポンジ体となっており、発泡シリコン又は発泡
ポリウレタン等により形成される。スポンジローラ部1
0bの発泡状態は、図2に示すように、発泡により複数
の穴10cが夫々独立に形成されている。
【0012】スポンジローラ部10bは、穴10cの径
が大きい程スポンジローラ部10bの表面の凹凸が大き
くなるのでトナー13を多く積載することができる。し
かしながら凹凸が大きくなると、現像ローラ11と接触
する部分が少なくなり、トナー13を均一に摩擦帯電す
ることができない。トナー13の帯電が不均一である
と、現像ローラ11に均一且つ一様に付着させることが
できず、印刷画像において印刷濃淡が現れやすい。
【0013】表1に示す穴径と濃淡との関係によれば、
穴径が100[μm]以下の時には印刷品質に影響する
濃淡の発生が見られない。また、実験結果によるとトナ
ー13の粒径が6[μm]以下の場合には穴径が60
[μm]以下で印刷の濃淡が発生しなかった。また、ス
ポンジローラ部10bの穴径を120〜150[μm]
で形成した場合のハーフトーン印刷を実行した場合、ス
ポンジローラ部10b周期の縦スジ状の印刷濃淡が発生
している。
【0014】即ち、スポンジローラ部10bの穴径をト
ナー粒子の10倍以下とすれば、印刷の濃淡が発生する
ことはない。従って、本実施の形態では、スポンジロー
ラ部10bの発泡の穴径は30〜70[μm]に形成し
ている。また、スポンジローラ部10bの体積抵抗を1
4 〜108 [Ω・cm]に設定している。
【0015】上述した実験結果の穴径の下限について
は、供給ローラ10が現像に必要な量以上のトナー13
を現像ローラ11に搬送でき、現像ローラ11と供給ロ
ーラ10との接触位置でトナー13を均一に摩擦帯電で
きる大きさであればよく、望ましくは、発泡穴径がトナ
ー粒子の平均粒径の1/2よりも大きい方がよい。発泡
穴径がトナー粒子の平均粒径の1/2以下となると、ス
ポンジローラ部10bがトナー13を搬送する能力が著
しく低下してしまう。
【0016】次に、本実施の形態の画像形成動作を同じ
く図1及び図2を用いて説明する。ホッパ21から落下
により供給されるトナー13は攪拌シャフト9により攪
拌され、供給ローラ10側へ送られる。供給ローラは矢
印A方向に回転しており、トナー13は供給ローラ10
のスポンジローラ部10bの表面の凹凸に載って現像ロ
ーラ11側へ運ばれる。そして、両ローラ10、11に
よりトナー13は摩擦帯電され、現像ローラ11の表面
に付着する。
【0017】このとき、スポンジローラ部10bの表面
の発泡により形成される凹凸部分と現像ローラ11がト
ナー13を介して擦れることによりトナー13が摩擦帯
電され、現像ローラ11へ付着する。現像ローラ11表
面に付着したトナー13はブレード12により層厚を均
一にされて、感光ドラム2へ搬送される。
【0018】一方、感光ドラム2は矢印B方向に回転し
ており、その表面は帯電ローラ3により一様に帯電さ
れ、書き込みヘッド4により印刷イメージにしたがって
露光されて静電潜像が形成されている。この露光部分が
現像ローラ11に接すると、トナー13が付着して現像
が行われ、静電潜像が可視像化される。この後、感光ド
ラム2上のトナー13像は転写ローラ6により印刷媒体
14に転写される。
【0019】転写されたトナー13像はこの後、図示せ
ぬ定着装置により印刷媒体14に定着され、一連のプロ
セスを終了する。なお、転写後、感光ドラム2の表面に
残留したトナー13はクリーニングローラ7により除去
される。
【0020】本実施の形態では、供給ローラ10がトナ
ー13を現像ローラ11へ供給する際、トナー13はス
ポンジローラ部10bの凹凸と現像ローラ11を介して
充分に摩擦帯電されるので、現像ローラ11に均一且つ
一様に付着させることができる。この結果、ハーフトー
ン印刷を行ったときに、スポンジローラ部10b周期で
発生する印刷濃淡が現れない。
【0021】また、印刷濃度(ベタ黒)とスポンジロー
ラ部10bの体積固有抵抗(単位:Ω・cm)との関係
を表2及び表3を参照しながら説明する。表2はトナー
粒径が7[μm]で発泡の穴径が60[μm]である場
合のベタ黒濃度と体積固有抵抗の関係を示す実験結果、
表3はトナー粒径が7[μm]で発泡の穴径が30[μ
m]である場合のベタ黒濃度と体積固有抵抗の関係を示
す実験結果である。
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】表2のベタ濃度と表3のベタ濃度を比べる
と、スポンジローラ部10bの体積固有抵抗が大きい領
域(105 〜109 [Ω・cm]の領域)においては、
スポンジローラ部10bの穴径が小さい方が、ベタ濃度
は小さくなっている。即ち、スポンジローラ部10bの
体積固有抵抗が106 [Ω・cm]以下であれば、スポ
ンジローラ部10bの穴径の大きさに関係なくベタ黒濃
度低下は発生しない。望ましくは、スポンジローラ部1
0bの体積固有抵抗値を102 [Ω・cm]以上107
[Ω・cm]以下とすれば、マクベス濃度の値を1.3
以上に確保することができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
現像に必要な量のトナーを積載し且つ積載したトナーを
均一に摩擦帯電する大きさの凹凸部を供給ローラの外周
面に形成することにより、印刷画像において印刷濃淡が
現れてしまうことがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図2】実施の形態の現像装置に設けた供給ローラの説
明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 5 現像装置 10 供給ローラ 10c 穴 13 トナー13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ローラから現像ローラへトナーを摩
    擦帯電して供給する現像装置において、 前記供給ローラの外周面には、現像に必要な量のトナー
    を積載し且つ積載したトナーを均一に摩擦帯電する大き
    さの凹凸部が形成されることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記供給ローラの凹凸部は発泡により作
    られる複数の穴により形成され、穴の径はトナーの平均
    粒径の1/2より大きく10倍以下である請求項1記載
    の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記供給ローラの体積固有抵抗は102
    [Ω・cm]以上107 [Ω・cm]以下である請求項
    2記載の現像装置。
JP10428397A 1996-05-20 1997-04-22 現像装置 Pending JPH1048940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10428397A JPH1048940A (ja) 1996-05-20 1997-04-22 現像装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-124617 1996-05-20
JP12461796 1996-05-20
JP10428397A JPH1048940A (ja) 1996-05-20 1997-04-22 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1048940A true JPH1048940A (ja) 1998-02-20

Family

ID=26444789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10428397A Pending JPH1048940A (ja) 1996-05-20 1997-04-22 現像装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH1048940A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389074B2 (en) 2005-03-03 2008-06-17 Oki Data Corporation Developer holding body and developing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7389074B2 (en) 2005-03-03 2008-06-17 Oki Data Corporation Developer holding body and developing apparatus

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