JPH1048838A - 露光方法および露光装置 - Google Patents
露光方法および露光装置Info
- Publication number
- JPH1048838A JPH1048838A JP8219486A JP21948696A JPH1048838A JP H1048838 A JPH1048838 A JP H1048838A JP 8219486 A JP8219486 A JP 8219486A JP 21948696 A JP21948696 A JP 21948696A JP H1048838 A JPH1048838 A JP H1048838A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exposure
- photosensitive material
- contrast
- pattern
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
現することのできる露光方法および露光装置。 【解決手段】 光量に応じて透過率の変化する第1コン
トラスト増強層(3)をレジスト(2)上に形成し、第
1回目の投影露光を行う。次いで、コントラスト増強剤
を含んだ溶液を第1コントラスト増強層に供給し、第1
コントラスト増強層を溶解除去するとともに、第2コン
トラスト増強層(3)を形成する。そして、第1回目の
投影露光とは異なる光強度分布にしたがうパターンを投
影露光する。
Description
装置に関し、特に半導体素子などの製造に用いられる投
影露光方法および投影露光装置に関する。
積回路の集積度の向上が図られている。集積度の向上の
ためには、投影露光の解像度を向上させる必要がある。
解像度を向上させる方法として、投影露光装置の露光波
長を短波長化する方法、および投影露光装置の開口数を
大きくする方法が考えられる。現在のところ、投影露光
装置の露光波長はエキシマレーザーの短波長域に達し、
投影光学系の開口数は約0.5程度となっている。
露光方法および露光装置では、露光波長を短波長化する
方法を採用しても、開口数を大きくする方法を採用して
も、あるいは双方の方法を採用しても、投影光学系の解
像限界を超える解像度を得ることはできなかった。
のであり、投影光学系の解像限界を超える高解像度を実
現することのできる露光方法および露光装置を提供する
ことを目的とする。
に、第1発明においては、原版のパターンを投影光学系
を介して感光素材上に投影露光する露光方法において、
光量に応じて透過率の変化する第1コントラスト増強層
を前記感光素材上に形成し、第1の光強度分布にしたが
うパターンを前記第1コントラスト増強層を介して前記
感光素材上に投影露光し、所定のコントラスト増強剤を
含んだ溶液を前記第1コントラスト増強層に供給し、前
記溶液の作用により前記第1コントラスト増強層を溶解
除去するとともに、光量に応じて透過率の変化する第2
コントラスト増強層を前記感光素材上に形成し、前記第
1の光強度分布とは異なる第2の光強度分布にしたがう
パターンを前記第2コントラスト増強層を介して前記感
光素材上に投影露光することによって、前記投影光学系
の解像限界を超える高解像のパターンを前記感光素材上
に形成することを特徴とする露光方法を提供する。
1および第2コントラスト増強層は、ニトロン系の物質
またはジアゾニウム塩を主成分とした物質である。な
お、前記感光素材は、入射光の強度に対して感光が線形
に進行する感度特性を有するか、あるいは入射光の強度
に対して感光が非線形に進行する感度特性を有する。
ンを投影光学系を介して感光素材上に投影露光する露光
装置において、光量に応じて透過率の変化する第1コン
トラスト増強層を前記感光素材の投影露光される側に形
成するための層形成手段と、前記第1コントラスト増強
層を溶解除去するとともに、光量に応じて透過率の変化
する第2コントラスト増強層を前記感光素材の投影露光
される側に形成するために、前記第1コントラスト増強
層に対して所定のコントラスト増強剤を含んだ溶液を供
給するための溶液供給手段とを備え、前記第1コントラ
スト増強層を介して前記感光素材上に第1の光強度分布
にしたがう第1のパターンを投影露光し、前記第2コン
トラスト増強層を介して前記感光素材上に前記第1の光
強度分布とは異なる第2の光強度分布にしたがう第2の
パターンを投影露光することによって、前記第1のパタ
ーンおよび前記第2のパターンよりも微細なパターンの
潜像濃度分布を前記感光素材上に形成することを特徴と
する露光装置を提供する。
ーンを投影光学系を介して感光素材上に投影露光する露
光装置において、光量に応じて透過率の変化する第1コ
ントラスト増強層を前記感光素材の投影露光される側に
形成するための層形成手段と、前記第1コントラスト増
強層を溶解除去するとともに、光量に応じて透過率の変
化する第2コントラスト増強層を前記感光素材の投影露
光される側に形成するために、前記第1コントラスト増
強層に所定のコントラスト増強剤を含んだ溶液を供給す
るための溶液供給手段とを備え、前記第1コントラスト
増強層を介して前記感光素材上に第1の原版に形成され
た第1のパターンを投影露光し、前記第2コントラスト
増強層を介して前記感光素材上に第2の原版に形成され
た第2のパターンを投影露光することによって、前記第
1のパターンおよび前記第2のパターンよりも微細なパ
ターンの潜像濃度分布を前記感光素材上に形成すること
を特徴とする露光装置を提供する。
1の原版と前記第2の原版とは、互いに異なるパターン
を有し、前記第1の原版に基づく投影露光の後に、前記
第2の原版に基づく投影露光を行う。なお、前記第1の
原版と前記第2の原版とは、共通の原版であってもよ
い。この場合、前記第1コントラスト増強層を介して前
記感光素材上に投影露光を行った後に、前記投影光学系
の光軸に垂直な方向に沿って所定量だけ前記共通の原版
を移動させた状態で前記第2コントラスト増強層を介し
て前記感光素材上に投影露光を行うことができる。ある
いは、前記第1の原版と前記第2の原版とは、共通の原
版であり、前記第1コントラスト増強層を介して前記感
光素材上に投影露光を行った後に、前記投影光学系の光
軸に垂直な方向に沿って所定量だけ前記感光素材を移動
させた状態で前記第2コントラスト増強層を介して前記
感光素材上に投影露光を行うことができる。
明の実施例にかかる露光方法によって投影光学系の解像
限界を超える高解像のパターンをレジスト上に形成する
方法を説明する。図1は、本実施例における露光体の構
成を模式的に示す断面図である。図1を参照すると、基
板1上には感光素材であるレジスト2が形成され、さら
にレジスト2上にはコントラスト増強層(英語でContra
st Enhancing Layerと呼ぶので、以下「CEL」とい
う)3が形成されている。なお、本明細書において、基
板上にレジストおよびCELが積層されたものを「露光
体」という。
作製用のシリコンウエハーを用いている。また、レジス
ト2として、入射光の強度に対して感光が線形に進行す
る感度特性を有するノボラック系のi線用レジストを用
いている。さらに、CEL3として、ニトロン系のCE
L(信越化学工業株式会社の製品CEM388WS:登
録商標)を用いている。なお、CELとして、文献(技
術情報協会発行のレジスト材料、プロセス技術)や文献
(中瀬真他著の電子通信学会技術研究報告84巻、第2
41号、SSD84−97、ABCモデルによるCEL
の特性評価)や文献(B.F.Griffing and P.R.West, IEE
E Electron Devices Letters, Vol.EDL-4, No.1, JANUA
RY 1983, p14-16 )に記載された物質(コントラスト増
強剤)が使用可能である。
ものであり、光の入射以前は光の透過率の低い状態であ
るが、入射した光量の増加に伴って光の透過率が増し、
ある光量で100%に近い透過率に達する特性を有す
る。CELを含む一般的なレジストを特徴づけるパラメ
ーターとして、A、BおよびCの各係数と厚さdとがあ
る。これらの各パラメーターの意味は、文献(F.H.Dil
l, W.P.Hornberger, P.S.Hauge, J.M.Shaw, IEEE Trans
actions of Electron Devices, Vol.ED-22, No.7,July
1975, p445-452)に説明されている。本実施例において
使用するCELでは、各パラメーターの値は、A=1
1.120μm-1、B=0.041μm-1、C=0.0
22cm2 /mJ、およびd=0.62μmである。
量とCELの透過率との関係を示す図である。すなわ
ち、図2は、上述のパラメーターで規定されるCELの
透過率Tが露光量I・t(Iは露光光の強度、tは露光
時間)に依存して変化する様子をシミュレーションによ
って計算した結果である。図2を参照すると、透過率曲
線が露光量200mJ/cm2 の付近から立ち上がり、
透過率が露光量500mJ/cm2 の付近でほぼ一定の
値に飽和することがわかる。
してt=0〜aまで露光を行う場合、レジストへの透過
光量D(mJ/cm2 )は次の式(1)で表される。
量とレジストへの透過光量との関係を示す図である。す
なわち、図3は、図2の透過率特性を有するCELへの
露光量I・tに依存してレジストへの透過光量Dが変化
する様子をシミュレーションによって計算した結果であ
る。こうして、レジスト中には、図3の縦軸に示す透過
光量Dに比例した潜像の濃度が形成される。図3を参照
すると、露光量があるしきい値に達するまでは露光光は
レジストにほとんど達することなく、露光量がしきい値
を超えるとレジストへの透過光量Dが突然増加し始め
る。この透過光量Dの変化の関係を露光量のべき多項式
で表すと、近似的に5次の多項式が必要となる。すなわ
ち、本実施例では、線形の感度特性を有するレジストを
使用しているにもかかわらず、CELの作用によりレジ
ストの感光特性について5次の非線形性が実現されてい
る。
露光体に対して第1のパターンを投影露光する。すなわ
ち、露光体の最上部に形成されたCELを介して、投影
光学系の解像限界に近いパターンを露光する。解像限界
のパターンの周期Pは、投影露光に用いる露光光の波長
をλとし、投影光学系の開口数をNAとすると、P=λ
/2NAで表される。本実施例では、λ=365nmと
し、NA=0.6としているので、P=304nmであ
る。位相シフトマスクを用いて投影露光を行う場合、こ
の回折限界パターンは、位置xの関数である露光強度I
(x)として、次の式(2)で表される。
/cm2 であり、I1 =62.5mW/cm2 である。
本実施例では、上述の式(2)で表される露光強度I
(x)を有する露光パターンを用いて、露光体に対して
4秒間に亘って第1回目の露光を行っている。すなわ
ち、本実施例では、上述の式(1)において、露光の時
間a=4である。図4は、本実施例の第1回目の露光に
おけるCELへの露光量の分布を示す図である。なお、
図4および後述の図5〜図8において、横軸はCEL上
での位置xを示している。また、図4〜図8では、位置
xの具体的な値が示されていないが、各図は横軸に関し
て互いに対応している。
ジストに達すると、レジスト上では所定の透過光量分布
が得られる。図5は、本実施例の第1回目の露光におい
てレジストへ達する透過光量の分布を示す図である。図
5の透過光量分布は、図3に示すCELの透過光量の変
化(すなわちレジストへの透過光量の変化)と図4に示
すCELへの露光量の分布とに基づいて求められてい
る。図5の透過光量分布では、図4に示す露光量分布の
谷の部分が平坦化し、且つ露光量分布の山の部分が先鋭
化している。こうして、第1回目の露光により、レジス
ト中には図5に示す透過光量Dの分布に比例した潜像の
濃度分布が形成される。
と、コントラスト増強剤(CELを形成する色素)を含
んだ溶液を十分な量だけ露光体のCEL側に供給して、
スピンコートを行う。こうして、レジスト上の投影露光
される側に形成されていた元のCELは溶液の溶媒によ
って溶解除去され、レジスト上の投影露光される側には
新たなCELが形成される。
成された露光体に対して第2回目の露光を行う。第2回
目の露光パターンは、第1回目の露光パターンと同様に
解像限界の周期Pを有し、且つ第1回目の露光パターン
と同じ強度を有する。しかしながら、第2回目の露光パ
ターンは、第1回目の露光パターンから半周期だけ位置
ずれている。すなわち、第2回目の露光による回折限界
パターンは、位置xの関数である露光強度I2 (x)と
して、次の式(3)で表される。
の値は第1回目の露光と同じである。すなわち、第2回
目の露光においても、I0 =37.5mW/cm2 であ
り、I1 =62.5mW/cm2 である。本実施例で
は、上述の式(3)で表される露光強度I2 (x)を有
する露光パターンを用いて、第1回目の露光と同じく4
秒間に亘って第2回目の露光を行っている。
るCELへの露光量の分布を示す図である。図4および
図6を比較すると、図6の露光量分布と図4の露光量分
布とは半周期だけ位置ずれしていることがわかる。ま
た、図7は、本実施例の第2回目の露光においてレジス
トへ達する透過光量の分布を示す図である。図7の透過
光量分布は、図3に示すCELの透過光量の変化(すな
わちレジストへの透過光量の変化)と図6に示すCEL
への露光量の分布とに基づいて求められている。こうし
て、第2回目の露光により、レジスト中には図7に示す
透過光量Dの分布に比例した潜像の濃度分布が形成され
る。
5に示す透過光量分布が、第2回目の露光により図7に
示す透過光量分布がそれぞれレジスト上で得られる。す
なわち、第1回目の露光と第2回目の露光とによって、
図5に示す透過光量分布と図7に示す透過光量分布との
総和からなる透過光量分布がレジスト上において得られ
る。
回目の露光とによりレジスト上で得られる透過光量の総
和の分布を示す図である。こうして、第1回目の露光と
第2回目の露光とにより、レジスト中には図8に示す透
過光量Dの分布に比例した潜像の濃度分布が形成され
る。図8と図4(あるいは図6)とを比較参照すると、
本実施例において2回の露光により最終的に得られた潜
像の濃度パターンの周期は、解像限界のパターンの周期
Pの1/2であることがわかる。なお、最終的に得られ
た潜像の濃度パターンのコントラストは、0.65であ
る。
って、投影光学系の解像限界を超える高解像のパターン
を、線形の感光特性を有するレジスト上に形成すること
ができる。なお、上述の実施例では、ニトロン系のCE
Lを用いた例を説明しているが、たとえばジアゾニウム
塩を主成分とした物質からなるCELを用いることもで
きる。また、上述の実施例では、入射光の強度に対して
線形に感光が進行する、いわゆる線形の感光特性を有す
るレジストを用いた例を説明している。しかしながら、
非線形の感光特性を有するレジストに対しても、その非
線形性に応じて本発明の露光方法を適用することができ
ることは明らかである。
の構成を概略的に示す図である。図9の露光装置では、
光源11からの照明光束が楕円鏡12により集光され、
ミラー13によりコリメートレンズ14に導かれ、ほぼ
平行光束となってフライアイインテグレータ15に入射
する。フライアイインテグレータ15を介した光束は、
ミラー16によりメインコンデンサーレンズ17に導か
れ、投影原版であるマスク18aをほぼ均一に照明す
る。こうして、マスク18a上に形成された所定のパタ
ーンが、投影光学系19を介して露光体20上に投影露
光される。本実施例では、第1回目の露光に先立ち、層
形成手段であるCEL塗布機24を駆動して、露光体
(ウエハ)20にCELを形成する。そして、CELが
形成された露光体20および第1のパターンが形成され
たマスク18aを投影光学系19に対して位置決めした
後、第1回目の投影露光を行う。
18aは、マスクローダー21によって第1のパターン
とは異なる第2のパターンが形成されたマスク18bと
交換される。また、露光体20は、ウエハローダー22
の作用により、溶液供給手段でもあるCEL塗布機24
に対向する位置まで搬送される。CEL塗布機24は、
コントラスト増強剤を含んだ溶液を露光体20のCEL
側に十分な量だけ供給し、いわゆるスピンコートを行
う。その結果、露光体20の図中上面(投影露光される
側)に形成されていた元のCELは溶液の溶媒によって
溶解除去され、露光体20の図中上面には新たなCEL
が形成される。そして、新たなCELが形成された露光
体20および交換された新たなマスク18bを投影光学
系19に対して位置決めした後、第2回目の投影露光を
行う。こうして、第1のパターンおよび第2のパターン
よりも微細なパターンの潜像濃度分布を、感光体20の
レジスト上に形成することができる。
は、第1のマスク18aをマスクローダー21の作用に
より新たな第2のマスク18bと交換している。しかし
ながら、マスク18aによる第1回目の露光の後に、マ
スク18aを投影光学系19の光軸Axに対して垂直方
向に所定量だけ移動させて第2回目の露光を行っても良
い。また、同一のマスクパターンを複数回露光するよう
な場合には、マスク18を投影光学系19に対して移動
させる代わりに、露光の毎に露光体20を投影光学系1
9の光軸Axに対して垂直方向に所定量だけ移動させる
構成を採用することも可能であることは言うまでもな
い。なお、複数回露光間でのアライメントは、潜像を観
察してアライメントする、いわゆる潜像アライメントが
有効である。
露光装置によれば、投影光学系の解像限界を超える高解
像度を実現することができる。
断面図である。
透過率との関係を示す図である。
への透過光量との関係を示す図である。
露光量の分布を示す図である。
達する透過光量の分布を示す図である。
露光量の分布を示す図である。
達する透過光量の分布を示す図である。
によりレジスト上で得られる透過光量の総和の分布を示
す図である。
的に示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 原版のパターンを投影光学系を介して感
光素材上に投影露光する露光方法において、 光量に応じて透過率の変化する第1コントラスト増強層
を前記感光素材上に形成し、 第1の光強度分布にしたがうパターンを前記第1コント
ラスト増強層を介して前記感光素材上に投影露光し、 所定のコントラスト増強剤を含んだ溶液を前記第1コン
トラスト増強層に供給し、前記溶液の作用により前記第
1コントラスト増強層を溶解除去するとともに、光量に
応じて透過率の変化する第2コントラスト増強層を前記
感光素材上に形成し、 前記第1の光強度分布とは異なる第2の光強度分布にし
たがうパターンを前記第2コントラスト増強層を介して
前記感光素材上に投影露光することによって、前記投影
光学系の解像限界を超える高解像のパターンを前記感光
素材上に形成することを特徴とする露光方法。 - 【請求項2】 前記第1および第2コントラスト増強層
は、ニトロン系の物質またはジアゾニウム塩を主成分と
した物質であることを特徴とする請求項1に記載の露光
方法。 - 【請求項3】 前記感光素材は、入射光の強度に対して
感光が線形に進行する感度特性を有することを特徴とす
る請求項1または2に記載の露光方法。 - 【請求項4】 前記感光素材は、入射光の強度に対して
感光が非線形に進行する感度特性を有することを特徴と
する請求項1または2に記載の露光方法。 - 【請求項5】 原版のパターンを投影光学系を介して感
光素材上に投影露光する露光装置において、 光量に応じて透過率の変化する第1コントラスト増強層
を前記感光素材の投影露光される側に形成するための層
形成手段と、 前記第1コントラスト増強層を溶解除去するとともに、
光量に応じて透過率の変化する第2コントラスト増強層
を前記感光素材の投影露光される側に形成するために、
前記第1コントラスト増強層に対して所定のコントラス
ト増強剤を含んだ溶液を供給するための溶液供給手段と
を備え、 前記第1コントラスト増強層を介して前記感光素材上に
第1の光強度分布にしたがう第1のパターンを投影露光
し、前記第2コントラスト増強層を介して前記感光素材
上に前記第1の光強度分布とは異なる第2の光強度分布
にしたがう第2のパターンを投影露光することによっ
て、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンより
も微細なパターンの潜像濃度分布を前記感光素材上に形
成することを特徴とする露光装置。 - 【請求項6】 原版のパターンを投影光学系を介して感
光素材上に投影露光する露光装置において、 光量に応じて透過率の変化する第1コントラスト増強層
を前記感光素材の投影露光される側に形成するための層
形成手段と、 前記第1コントラスト増強層を溶解除去するとともに、
光量に応じて透過率の変化する第2コントラスト増強層
を前記感光素材の投影露光される側に形成するために、
前記第1コントラスト増強層に所定のコントラスト増強
剤を含んだ溶液を供給するための溶液供給手段とを備
え、 前記第1コントラスト増強層を介して前記感光素材上に
第1の原版に形成された第1のパターンを投影露光し、
前記第2コントラスト増強層を介して前記感光素材上に
第2の原版に形成された第2のパターンを投影露光する
ことによって、前記第1のパターンおよび前記第2のパ
ターンよりも微細なパターンの潜像濃度分布を前記感光
素材上に形成することを特徴とする露光装置。 - 【請求項7】 前記第1の原版と前記第2の原版とは、
互いに異なるパターンを有し、 前記第1の原版に基づく投影露光の後に、前記第2の原
版に基づく投影露光を行うことを特徴とする請求項6に
記載の露光装置。 - 【請求項8】 前記第1の原版と前記第2の原版とは、
共通の原版であり、 前記第1コントラスト増強層を介して前記感光素材上に
投影露光を行った後に、前記投影光学系の光軸に垂直な
方向に沿って所定量だけ前記共通の原版を移動させた状
態で前記第2コントラスト増強層を介して前記感光素材
上に投影露光を行うことを特徴とする請求項6に記載の
露光装置。 - 【請求項9】 前記第1の原版と前記第2の原版とは、
共通の原版であり、 前記第1コントラスト増強層を介して前記感光素材上に
投影露光を行った後に、前記投影光学系の光軸に垂直な
方向に沿って所定量だけ前記感光素材を移動させた状態
で前記第2コントラスト増強層を介して前記感光素材上
に投影露光を行うことを特徴とする請求項6に記載の露
光装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21948696A JP3734052B2 (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 露光方法および露光装置 |
US08/708,580 US5902716A (en) | 1995-09-05 | 1996-09-05 | Exposure method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21948696A JP3734052B2 (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 露光方法および露光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1048838A true JPH1048838A (ja) | 1998-02-20 |
JP3734052B2 JP3734052B2 (ja) | 2006-01-11 |
Family
ID=16736206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21948696A Expired - Lifetime JP3734052B2 (ja) | 1995-09-05 | 1996-08-01 | 露光方法および露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3734052B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007058354A1 (ja) * | 2005-11-21 | 2007-05-24 | Nikon Corporation | 露光方法及びそれを用いたデバイス製造方法、露光装置、並びに基板処理方法及び装置 |
JPWO2005017483A1 (ja) * | 2003-08-18 | 2007-10-04 | 株式会社ニコン | 照度分布の評価方法、光学部材の製造方法、照明光学装置、露光装置および露光方法 |
US7803516B2 (en) | 2005-11-21 | 2010-09-28 | Nikon Corporation | Exposure method, device manufacturing method using the same, exposure apparatus, and substrate processing method and apparatus |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP21948696A patent/JP3734052B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005017483A1 (ja) * | 2003-08-18 | 2007-10-04 | 株式会社ニコン | 照度分布の評価方法、光学部材の製造方法、照明光学装置、露光装置および露光方法 |
JP4599632B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2010-12-15 | 株式会社ニコン | 照度分布の評価方法、光学部材の製造方法、照度測定装置、露光装置および露光方法 |
WO2007058354A1 (ja) * | 2005-11-21 | 2007-05-24 | Nikon Corporation | 露光方法及びそれを用いたデバイス製造方法、露光装置、並びに基板処理方法及び装置 |
US7803516B2 (en) | 2005-11-21 | 2010-09-28 | Nikon Corporation | Exposure method, device manufacturing method using the same, exposure apparatus, and substrate processing method and apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3734052B2 (ja) | 2006-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Mimura et al. | Deep-UV photolithography | |
Geppert | Semiconductor lithography for the next millennium | |
US5858591A (en) | Optical proximity correction during wafer processing through subfile bias modification with subsequent subfile merging | |
JP2000331928A (ja) | リソグラフ方法 | |
JP3827544B2 (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
JPH1048838A (ja) | 露光方法および露光装置 | |
JP2798796B2 (ja) | パターン形成方法 | |
JP3876460B2 (ja) | 露光方法および露光装置 | |
JP3986911B2 (ja) | パターン形成材料及びパターン形成方法 | |
JPH11111586A (ja) | 半導体製造用露光装置およびこれを用いた半導体デバイス製造プロセス | |
JP3173025B2 (ja) | 露光方法及び半導体素子の製造方法 | |
KR19980017970A (ko) | 노광방법 및 노광장치 | |
US5948578A (en) | Photoresist | |
KR970004421B1 (ko) | 반도체 노광장치 | |
JP2004205833A (ja) | フォトマスク及びパターン形成方法 | |
JPH06132216A (ja) | パターン形成方法 | |
Lambrechts et al. | 3 The Importance of | |
JPH0562894A (ja) | 微細パターン形成方法 | |
KR100567383B1 (ko) | 게이트 셀 선폭을 조절하는 광학 근접 보상방법 | |
JPH0683039A (ja) | 位相シフト・マスクの欠陥修正方法 | |
JPH0385544A (ja) | レジストパターン形成方法 | |
JP3179127B2 (ja) | パターン形成方法 | |
JPH05259018A (ja) | レジストパターン形成方法 | |
JPS63214742A (ja) | レジストパタ−ンの形成方法 | |
KR970008269B1 (ko) | 반도체 소자의 미세패턴 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051012 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20161028 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |