JPH1048778A - 写真印画紙用ラミネート紙の耳シール方法 - Google Patents

写真印画紙用ラミネート紙の耳シール方法

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JPH1048778A
JPH1048778A JP8206936A JP20693696A JPH1048778A JP H1048778 A JPH1048778 A JP H1048778A JP 8206936 A JP8206936 A JP 8206936A JP 20693696 A JP20693696 A JP 20693696A JP H1048778 A JPH1048778 A JP H1048778A
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JP
Japan
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paper
laminated
photographic printing
printing paper
edge sealing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8206936A
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English (en)
Inventor
Kunio Takahashi
久仁雄 高橋
Kazuo Ozaki
和夫 尾崎
Tadahiro Kikazawa
忠宏 気賀沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真印画紙用ラミネート紙(WP紙)に
印画紙乳剤を塗布する工程において、ウェブの両耳から
紙粉や樹脂屑が飛散するのを防止して、工程のクリーン
度を保つことのできる方法を提供する。 【解決手段】 この課題は、原紙水分1.8〜10%の
印画紙用両面ラミネート紙の紙端に、表面温度15〜1
40℃の2本の金属ローラー間で線圧300〜3000
kgf/cmの圧力をかけることを特徴とする、写真印
画紙用両面ラミネート紙の耳シール方法によって解決さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高クリーン度が要
求される印画紙乳剤塗布工程での支持体耳部からの紙粉
および樹脂屑の飛散および付着の防止できる、写真印画
紙用ラミネート紙の耳シール方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、写真の現像処理の高速化に伴い、
従来使用されていたバライタ紙に代わって、原紙の両面
をポリオレフィン樹脂で被覆したラミネート紙(WP
紙)が使用されるようになっている。
【0003】このラミネート紙の製造は原紙の両面にポ
リオレフィン樹脂層を溶融押出コーティング法によって
形成しており、その上に写真乳剤層を設けることにより
写真印画紙が製造される。
【0004】上記表裏両樹脂被覆層を形成する際の溶融
押出コーティングでは、ネックイン現象、すなわち、押
し出された溶融樹脂フィルム流の幅が小さくなる現象が
あり、そのため原紙上に形成された樹脂被覆層の両縁端
部分が中央部分よりも厚くなる。
【0005】そこで、溶融押出コーティングされた樹脂
被覆シートをロール状に巻き取る前に、その両側縁端部
分の樹脂被覆層の厚い部分をスリッターで切り落とし、
このようにして厚さを均一にしてからロール状に巻き取
っている。
【0006】しかしこのような両側縁端部切り落し工程
を含む方法により製造された写真印画紙用ラミネート紙
においては、その切断側縁端面から発生する紙粉や樹脂
屑が、乳剤塗布前の表面被覆層に付着して、この写真の
乳剤面に欠陥を形成する原因となったり、或は、写真乳
剤液層に、上記シート状基体の側縁端面から発生した紙
粉や樹脂屑が付着して、写真乳剤層に欠陥を生じさせる
原因となっていた。
【0007】従来、この紙粉の問題を解決する手段とし
て、表裏両樹脂被覆層のそれぞれが、シート状基体の少
なくとも両側縁端をこえてその外側に伸び出し、この伸
び出た部分は、当該外側において互に結着しており、そ
れによって前記シート状基体の両側縁端面が被覆されて
いるものが知られている(特開平5−27364号公
報)。
【0008】この方法は、樹脂コーティング時のみ可能
な方法であり、オフラインでの処理やラミネート後の基
体をスリッティングした後の耳シール等は出来ないもの
であった。
【0009】また、既に乳剤層が設けられている写真用
印画紙の切断や穿孔を行なった際の紙粉や切りかすの発
生を防止する手段として、基紙の少なくとも一方の面
が、少なくとも熱可塑性樹脂で被覆された写真用樹脂被
覆紙において、該基紙がポリビニルアルコール及び硼砂
を含有することを特徴とする写真用樹脂被覆紙(特開昭
63−141050号公報)、及び、サイズ剤に対する
強度剤の絶乾重量含有比率が1.8以上である紙匹上に
ポリエチレン樹脂を被覆したことを特徴とする写真用支
持体(特公昭56−54628号公報)が知られてい
る。しかしなから、これらはいずれも紙粉の発生や切り
かすの付着を少なくは出来るが皆無に出来るものではな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、写真
印画紙用ラミネート紙(WP紙)に印画紙乳剤を塗布す
る工程において、ウェブの両耳から紙粉や樹脂屑が飛散
するのを防止して、工程のクリーン度を保つことのでき
る方法の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、原紙水分
1.8〜10%の印画紙用両面ラミネート紙の紙端に、
表面温度15〜140℃の2本の金属ローラー間で線圧
300〜3000kgf/cmの圧力をかけて耳シール
する、超高圧キャレンダー方式の耳シール方法によって
解決される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る写真印画紙用ラミネ
ート紙に使用する原紙は針葉樹、広葉樹等から選ばれる
天然パルプを主原料に後述する薬品を添加した紙料を抄
紙することによって得られる。
【0013】上記天然パルプに代えて合成パルプを使用
したものでも良く、天然パルプと合成パルプを任意の比
率に混合したものでも良い。短繊維である広葉樹パルプ
を60重量%以上用いることが好ましい。
【0014】又、パルプの叩解度は200〜500cc
C.S.Fが好ましく、より好ましくは250〜350
cc C.S.Fである。
【0015】添加薬品としてはクレー、タルク、炭酸カ
ルシウム、尿素樹脂微粒子等の填料、ロジン、アルキル
ケテンダイマー、高級脂肪酸塩、パラフィンワックス、
アルケニルコハク酸等のサイズ剤、ポリアクリルアミド
等の紙力増強剤、硫酸バンド、塩化アルミニウム等の定
着剤などを添加したものが用いられる。
【0016】その他、必要に応じ、染料、蛍光染料、ス
ライムコントロール剤、消泡剤等が添加される。又、必
要に応じ、以下の柔軟化剤を添加することができる。
【0017】柔軟化剤に関しては、例えば、新・紙加工
便覧(紙業タイムス社編)554頁〜555頁、198
0年発行に記載がある。特に分子量200以上のものが
好ましい。すなわち、炭素数10以上の疎水性基を有
し、又、セルロースと自己定着するアミン塩又は第4級
アンモニウム塩を有している。具体的には、無水マレイ
ン酸共重合物とポリアルキレンポリアミンとの反応物、
高級脂肪酸とポリアルキレンポリアミンとの反応物、ウ
レタンアルコールとアルキル化剤との反応物、高級脂肪
酸の4級アンモニウム塩等があげられるが、無水マレイ
ン酸共重合物とポリアルキレンポリアミンとの反応物、
ウレタンアルコールとアルキル化剤との反応物が特に好
ましい。
【0018】又、原紙表面にゼラチン、スターチ、カル
ボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルアルコールの変性物等の皮
膜形成ポリマーにより表面サイズ処理することもでき
る。この場合のポリビニルアルコール変性物としては、
カルボキシル基変性物、シラノール変性物やアクリルア
ミドとの共重合物等が挙げられる。また皮膜形成性ポリ
マーにより表面サイズ処理する場合の皮膜形成ポリマー
の塗布量は、0.1〜5.0g/m2、好ましくは、0.
5〜2.0g/m2に調整される。更にこの際の皮膜形
成性ポリマーには、必要に応じて帯電防止剤、蛍光増白
剤、填料、消泡剤などを添加することができる。
【0019】また、原紙は、上述したパルプ、及び必要
に応じて添加した填料、サイズ剤、紙力補強剤、定着剤
等の添加剤を含有したパルプスラリーを長網抄紙機等の
抄紙機により抄紙し、乾燥し、巻取って製造される。
【0020】上記乾燥工程において原紙の水分量を1.
8%以上10%以下、好ましくは4%以上9%以下、さ
らに好ましくは、6%以上8%以下に調節される。原紙
水分が1.8%より小さい場合はキャレンダーの効果が
十分に得られず、10%より大きい場合は紙の繊維つぶ
れや透明化、キャレンダー汚れ等の問題が生じ易くな
る。
【0021】原紙の坪量は40g/m2以上400g/
2以下、好ましくは90g/m2以上250g/m2
下、さらに好ましくは125g/m2以上185g/m2
以下が適当である。
【0022】ラミネート紙はこの原紙の両面に熱可塑性
樹脂を溶融押出しコーティングして形成される。熱可塑
性樹脂としてはポリオレフィン樹脂が好ましい。このポ
リオレフィン樹脂としては例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のα−オレフィンの単独重合体及びこれら
各種の重合体の混合物を挙げることができる。特に好ま
しいポリオレフィンは、高密度ポリエチレン、低密度ポ
リエチレン及びそれらの混合物である。これらのポリオ
レフィンは押出しコーティングすることが可能である限
り、その分子量に特別の制限はないが、通常は分子量が
20,000〜200,000の範囲にあるポリオレフ
ィンが用いられる。
【0023】熱可塑性樹脂被覆層の厚さについては特に
制限はなく、従来の記録材料用支持体の熱可塑性樹脂被
覆層の厚さに準じて決めることができるが、通常15〜
50μmが好適である。例えば、ポリエチレンの場合
は、片面のコーティング量が、10g/m2以上100
g/m2以下、さらに好ましくは25g/m2以上35g
/m2以下が適当である。
【0024】熱可塑性樹脂層中には、白色顔料、着色顔
料或いは蛍光増白剤、酸化防止剤等の公知の添加剤を添
加することが可能である。特に写真乳剤等を塗布する表
面の熱可塑性樹脂被覆層中には、白色顔料又は着色顔料
を添加することが好ましい。
【0025】尚、熱可塑性樹脂を押出しコーティングす
る際の押出コーティングの設備としては、通常の熱可塑
性樹脂用押出機とラミネーターが使用される。
【0026】本発明の耳シール方法はこのようなラミネ
ート紙のうち耳落しが行なわれる側縁、通常は両側縁、
を2本の金属ローラー間を通過させることによって行な
われる。
【0027】キャレンダーロール加圧幅は片耳につき1
5mm以下、好ましくは7mm以下、さらに好ましくは
3mm以下が適当である。一方、加圧幅の下限は1mm
以上、好ましくは2mm以上が適当である。
【0028】ローラーは側縁部のみを加圧するものであ
り、それぞれの加圧幅に相当する幅を有するローラーを
両側縁に1対づつ別個に設けてもよく、あるいはラミネ
ート紙の略全幅以上の幅を有するローラーの両側縁部に
大径部が形成されているものを用いてもよい。その場合
両大径部間は段差あるいはテーパ面を介して小径部とな
っていてもよく、円弧状に凹ませたものであってもよ
い。このローラーは必要により複数対を直列に設けるこ
ともできる。
【0029】金属ローラーの具体例を図2〜図5に示
す。
【0030】図2は金属ローラーの1例の正面図であ
り、図3はその側面図である。この金属ローラー1,2
は上部の耳シール金属ローラー1と下部のバックアップ
金属ローラー2とからなっている。耳シール金属ローラ
ー1は両端が段差をもって大径部4とされている。段差
は例えばラミネート紙の紙厚程度でよい。一方、バック
アップ金属ローラー2は円筒形をしている。各金属ロー
ラー1,2は仕上げ硬度Hs85以上の高炭素軸受鋼や
チルド鋳鋼等の超高圧キャレンダーに適したローラーで
ある。ローラー表面のパターンは鏡面仕上げを基本とす
るが必要に応じてマット状等の彫刻も可能である。金属
ローラー1,2の各々の直径はラミネート紙3の幅と耳
シール処理のニップ圧によって決定される。実施例1、
2、3では全幅超高圧キャレンダーを耳シール・キャレ
ンダーに転用しているため、紙幅700mmでロール直
径はいずれも600mmである。この金属ローラーにお
いては回転動力を伝達する駆動軸5を介してバックアッ
プローラー2のみを駆動しているが、必要に応じて同期
ギア6を介して耳シールローラー1も駆動することが出
来る。同期駆動では無くヘルパー駆動も可能である。ラ
ミネート紙3は図3に示すように直線状(実線)に走行
させてもよく、屈曲状(点線)に走行させてもよい。な
お、図示はしていないが、図2において金属ローラー2
も金属ローラー1と同様の構造とし、その段差をそれぞ
れ1/2とすることもできる。
【0031】図4は、図2において耳シール金属ローラ
ーに1対の大径部ローラー4,4を用いた例を示す正面
図であり、図5はその平面図である。図5に示すように
大径部ローラー4,4の軸方向は金属ローラー2の中心
線に対してラミネート紙の走行方向にα°ずれている。
【0032】図2、3の方法で耳シールした時、ラミネ
ート紙3にシワ等が発生する場合はこの方法が適用され
る。αは調節可能な構造とし最適な位置に設定すること
が望ましい。
【0033】金属ローラーの表面温度は15℃以上14
0℃以下、好ましくは40℃以上100℃以下、さらに
好ましくは60℃以上90℃以下が適当である。140
℃より高い場合は実用処理速度の範囲では樹脂の軟化が
起こって適正な処理が行なえず、15℃より低い場合は
ロール冷却手段が必要になるがこの冷却を行なう利益が
ない。各金属ローラーの表面温度はこの範囲にあればよ
く、2本の金属ローラーの温度の異同は問わない。
【0034】金属ローラー間の線圧は300kgf/c
m以上3000kgf/cm以下、好ましくは1000
kgf/cm以上2500kgf/cm以下、さらに好
ましくは1500kgf/cm以上2000kgf/c
m以下とする。この線圧が300kgf/cm以下の場
合は耳シールの充分な効果が得られず、3000kgf
/cm以上になると紙の繊維つぶれが進展して千切れ等
を起こし効果的でない。
【0035】金属ラミネート間を通過させるラミネート
紙の走行速度は100〜300m/min程度、通常1
50〜200m/min程度でよい。
【0036】本発明の耳シール処理によるラミネート紙
の変化の状態を説明する概念図を図1に示す。同図に示
すように、耳シール処理によって紙端に原紙とポリエチ
レンの圧縮層が形成される。この耳シール処理を行なう
ことによって、ポリエチレンが延び、紙端面を覆うよう
につぶれるため、紙粉が生じなくなる。また、原紙も圧
縮され粉が生じにくくなる。耳シールとは、紙端面を樹
脂で覆い、直接紙端面が露出していない状態、もしくは
紙端面が十分に圧縮され、紙粉が生じない状態をいう。
【0037】本発明の耳シール方法は、ウェブ状の長尺
ロール物に限らず、シート状に裁断されたものでも、そ
の4周を耳シールすることが出来る。又、写真印画紙用
WP紙ではなく、菓子等の食品のラッピング紙や紙粉の
付着を嫌う電子部品の包装低コスト化等に役立つものと
考えられる。
【0038】
【実施例】
実施例1〜3 図2、3に示す金属ローラーを用いた。
【0039】表1に示す原紙に、押出しラミネート法を
用いてLDPE(MI=3、密度0.94)とHDPE
(MI=20、密度0.95)とを1:1でブレンドし
た樹脂を吐出温度310℃で裏ラミし、次いで、LDP
E(MI=3、密度0.94)樹脂を300℃で表ラミ
した。この写真印画紙用ラミネート紙を用いて耳シール
処理を行なった。ラミネーション及び耳シール処理条件
を下記に示す。
【0040】 使用ラミネータ条件 押出機スクリュウ径 8吋 ラミネート速度 200m/min ラミネート前コロナ処理電圧 8kv 吐出温度 300℃ 冷却ロール温度 15℃
【0041】 使用キャレンダー(耳シール)条件 キャレンダーロール径 600mm キャレンダー速度 100〜300m/min ロール表面温度 16〜100℃ ロール線圧 1500〜2500kgf/cm 耳加圧幅(片側) 5〜20mm
【0042】得られた各ラミネート紙の耳シール性を紙
粉脱落の官能検査で評価した。
【0043】この官能検査は、シールした紙の耳部を走
査型電子顕微鏡(SEM)(日本電子(株)製 TSM−T
330A)で350倍にて観察し、ポリエチレンの延び
状態、原紙部の圧縮状態(ケバ立ちなど)と共に以下の
通りに分級したものである。 ○:紙粉なく良好 △:紙粉少ないがやや難あり ×:実用にならない
【0044】各実施例の条件及び結果をまとめて表1に
示す。
【0045】
【表1】
【0046】その結果、表1に示されているように、実
施例1、2は良好で、塗布工程で紙粉等による問題を引
き起こさないレベルであることが確認出来た。実施例3
は、PE(ポリエチレン)のラミネート紙においては処
理温度が低すぎたと判断される。
【0047】参考例 図6に示すような中央部に大径部4を有する金属ローラ
ー1を用いて実施例と同様にキャレンダー掛けを行なっ
た。大径部の幅は10mmである。このキャレンダー処
理ラミネート紙の中央を裁断して評価したところ、耳シ
ール性「△」の結果を得た。図6のような中高のローラ
ー(凸状のクラウンをつけたロール)等を適用すれば、
より効果的な耳シールが得られることがわかった。
【0048】
【発明の効果】本発明の方法を適用することによって、
写真印画紙用ラミネート紙(WP紙)に印画紙乳剤を塗
布する工程において、ウェブの両端から紙粉や樹脂屑が
飛散するのを防止して、工程のクリーン度を保つ効果が
ある。すなわち、紙粉や樹脂屑が発生せず次工程を汚さ
ない写真印画紙用支持体を提供することが出来る。
【0049】この方法は、写真印画紙用支持体の耳シー
ルを、同支持体の表裏樹脂コーティング時のみに限定さ
れず、オンライン/オフライン、スリッティングの前/
後、を問わず、いつでも、どこでも耳シール出来るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の耳シール処理を説明する概念図であ
る。
【図2】 本発明の一実施例で使用された金属ローラー
の正面図である。
【図3】 図2の金属ローラーの使用された金属ローラ
ーの側面図である。
【図4】 金属ローラーの別の例を示す正面図である。
【図5】 図4の金属ローラーの平面図である。
【図6】 参考例で使用された金属ローラーの正面図で
ある。
【符号の説明】
1…耳シール金属ローラー 2…バックアップ金属ローラー 3…印画紙用両面ラミネート紙 4…大径部 5…駆動軸 6…同期回転用歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原紙水分1.8〜10%の印画紙用両面
    ラミネート紙の紙端に、表面温度15〜140℃の2本
    の金属ローラー間で線圧300〜3000kgf/cm
    の圧力をかけることを特徴とする、写真印画紙用両面ラ
    ミネート紙の耳シール方法
JP8206936A 1996-08-06 1996-08-06 写真印画紙用ラミネート紙の耳シール方法 Pending JPH1048778A (ja)

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