JPH1048577A

JPH1048577A - メガネ留め具

Info

Publication number: JPH1048577A
Application number: JP23575696A
Authority: JP
Inventors: Genichi Ito; 元一伊藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-08-02
Filing date: 1996-08-02
Publication date: 1998-02-20

Abstract

(57)【要約】【目的】この発明は、メガネを上着やシャツの胸ポ
ケットに入れて携帯して落ちないように支持するメガネ
留め具に関するものである。【構成】本体１の前面にポケットクリップ２を設
け、背面支持板３にはメガネを支持するメガネ支持体４
を設ける。また、メガネ支持体内面に弾性体５を固着
し、口６には外れ留め体７を凸設する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、メガネを上着やシャ
ツの胸ポケットに入れて携帯しても落ちないように支持
するメガネ留め具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、メガネを外して携帯するには、メ
ガネケースに入れ、さらにカバン等に入れるより仕方が
なかった。そのため、メガネの出し入れに手間を要し手
荷物にもなる。また自宅でメガネが必要なとき手元にな
いと置いた場所まで取りにいくか、取ってもらうか、或
いは置いた場所を忘れて捜すこともよくあり非常に不便
であった。また、上着やシャツの胸ポケットに入れてい
る人をときおり見かけるが、胸ポケットは外力のかかり
にくい位置にありメガネを入れても傷めないし違和感も
ない、しかも出し入れが簡単で手軽に携帯できる。反
面、落ちやすく落としてレンズに傷をつけたり、割れた
り、紛失することがよくある。そのため、ポケットに入
れたくても入れられなかった。だから、メガネを使用し
ている人にとって携帯することは煩わしく大変不便であ
った。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】こうした、使用者の強
い要望にこたえるため、この発明はメガネを上着やシャ
ツの胸ポケットに入れて携帯しても落ちないように支持
し、しかも簡単な操作で着脱自在にしたメガネ留め具の
提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、メガネ留め具の背面支持板３に設けた
メガネ支持体４にメガネのテンプルを留めて支持するよ
うにしたもので、この構成を説明する。請求項１に記載
した発明は、本体１の前面に本体をポケットに留めて支
持するポケップクリップ２を設け、背面支持板３にはメ
ガネを着脱自在にするクリップ形状に形成したメガネ支
持体４を設けたことを特徴とする。請求項２に記載した
発明は、前記メガネ支持体３の内面に弾性体５を固着
し、口６には外れ留め体７を凸設したことを特徴とする
請求項１に記載したメガネ留め具。請求項３に記載した
発明は、前記本体の背面支持板３に沿って上下自在に移
動するメガネ支持体４を設けたスライド板１０と、その
ガイド９を設けたことを特徴とする請求項１に記載した
メガネ留め具。

【０００５】

【作用】この発明は、上記のような構造であるからメガ
ネ留め具は常にポケットに留めて使用する。また、メガ
ネ留め具にメガネを留めるには、メガネの右側を上に向
けレンズ面を内向きにしてポケットに入れる。そうする
と、右テンプル８先端部の外側面が上方外向きになりメ
ガネ支持体の留めやすい位置にくる。このメガネ支持体
に図９に示した右テンプル８のＡ部分に留めるか、或い
は、その下部両テンプルの接しているＢ部分を一対にし
て留める。そうすれば、図１０に示したようになる。

【０００６】

【実施例】この発明の第１実施例は、図１および図２に
示したものであり、本体１の前面に本体をポケットに留
めて支持するポケットクリップ２を設け、背面支持板３
にはメガネを着脱自在にする嵌着状クリッブに形成した
メガネ支持体４を設ける。この支持体内面の内向きと外
向きに請求項２に記載した、ゴム、スポンジなどの弾性
体５を固着するか、或いは、何れか一方に弾性体を固着
し、他方にはフェルトなどの柔軟材を固着してもよい。
こうすれば、メガネを留めたとき上下のズレやガタツキ
を防ぎ安定した支持が得られる。また口６には外れ留め
体７を内向きと外向きに対向するように凸設するか、或
いは、何れか一方に凸設してもよい。また、支持板３の
表面にフェルトなどの柔軟材を固着するとメガネに傷が
つかないしソフトに留められる。以上のような構造を有
するメガネ留め具であれば，図９に示した右テンプル８
のＡ部分に嵌めやすく、片手操作で簡単にメガネを着脱
自在にでき手軽に携帯できる。

【０００７】この発明の第２実施例は、図３および図４
に示したものであり、前記第１実施例に示した嵌着状ク
リップのメガネ支持体４を狭着状クリップに形成したメ
ガネ支持体４である。この支持体内面の内向きと外向き
に請求項２に記載した、ゴム、スポンジなどの弾性体５
を固着するか、或いは、何れか一方に弾性体を固着し、
他方にはフェルトなどの柔軟材を固着してもよい。また
口６には外れ留め体７を内向きと外向きに対向するよう
に凸設するか、或いは、何れか一方に凸設してもよい。
また、支持板３の表面にフエルトなどの柔軟材を固着す
るとメガネに傷がつかないしソフトに留められる。以上
のような構造を有するメガネ留め具であば、図９に示し
た右テンプル８のＡ部分に留めるか、或いは，その下部
両テンプルの接しているＢ部分を１対にして挟んで留め
てもよい。そうすれば、簡単な操作でメガネを着脱自在
にでき手軽に携帯できる。

【０００８】この発明の第３実施例は、図５及び図６に
示したものであり、本体の背面支持板３の左右両縁に断
面形状が溝型のガイド９で、ガイドの凹部を内向きに対
向するように設ける。そして、この凹部の内側に嵌まる
スライド板１０を形成し、その外面上部にメガネ支持体
４を設ける。このスライド板をガイドの凹部に嵌入し一
体的にする。そうすると、ポケットの深さに合わせてス
ライド板がガイドに沿って上下自在に移動して、浅いポ
ケットでもメガネの留める位置の調節ができ留めやすく
なる。

【０００９】図７及び図８に示すもは、本体の斜視図で
あって図７に示すポケットクリップは挿着状クリップで
あり、図８は狭着状クリップである。メガネ留め具の形
状は任意の形状でよく、何れのポケットクリップを用い
てもよい。

【００１０】なお、上記第１ないし第３実施例の支持板
３を図３および図４に示したようにポットクリップ２よ
り大きくしてもよい。そうすると、メガネが留め外しが
容易にできる。

【００１１】

【発明の効果】この発明は、メガネを上着やシャツの胸
ポケットに入れて携帯しても落ちないように支持して、
しかも簡単な操作で着脱自在にできる。また、胸ポケッ
トは外力のかかりにくい位置にあるからメガネを入れて
も傷めないし違和感もなく手軽に携帯できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例の本体背面の斜視図

【図２】第１実施例の平面図

【図３】第２実施例の本体背面の斜視図

【図４】第２実施例の平面図

【図５】第３実施例の作動図

【図６】第３実施例の平面図

【図７】及び

【図８】本体の斜視図

【図９】メガメの左側を切り欠いた留める位置を示す平
面図

【図１０】メガメの左側を切り欠いた使用状態を示す斜
視図

【符号の説明】

１は本体２はポケットクリップ３は支持板４はメガネ支持体５は弾性体６は口７は外れ留め体８は右テンプル９はガイド１０はスライド板

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】本体１の前面にポットクリップ２を設け、
背面支持板３にはクリッブ形状に形成したメガネ支持体
４を設けたとを特徴とするメガネ留め具。
【請求項２】前記メガネ支持体の内面に弾性体５を固着
し、口６には外れ留め体７を凸設したことを特徴とする
請求項１に記載したメガネ留め具。
【請求項３】前記本体１の背面支持板３に沿って上下自
在に移動ずるメガネ支持体４を設けたスライド板１０
と、そのガイド９を設けたことを特徴とする請求項１に
記載したメガネ留め具。