JPH1048574A - 磁石付き眼鏡 - Google Patents

磁石付き眼鏡

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JPH1048574A
JPH1048574A JP8218074A JP21807496A JPH1048574A JP H1048574 A JPH1048574 A JP H1048574A JP 8218074 A JP8218074 A JP 8218074A JP 21807496 A JP21807496 A JP 21807496A JP H1048574 A JPH1048574 A JP H1048574A
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JP
Japan
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magnets
magnet
pipe
pipes
lens
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JP8218074A
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English (en)
Inventor
Keiichi Akashi
計一 明石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間の使用によっても頭痛、めまい等が生
じない磁石付き眼鏡を提供する。 【解決手段】 レンズ3の上端付近またはその上の上部
フレ−ム1等に例えばパイプ6を取着し、その中に遊動
自在に磁石を収容する。つる5のこめかみに対向する部
分にも例えばパイプ12を配置し磁石15を遊動自在に
収容する。必要なら鼻パッド4の上の位置にも磁石17
を配置する。遊動自在に磁石を配置することが本発明の
ポイントである。これにより、強い磁石を長時間装用し
ても、頭痛、めまいなどの副作用が起きなくなる。算盤
玉のように穴開きの磁石を使用し、この穴に棒を通し、
この棒を眼鏡の適宜位置に固定するなどして、磁石を遊
動自在に配置しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁石付き眼鏡に関
し、詳しくは、その磁石の配置の仕方に関する。
【0002】
【従来の技術】目、或いは身体全体の疲労を回復し、或
いは身体全体の健康を増進する為に、適宜の強さの永久
磁石を眼鏡に配置するという考え方がある。これはかな
り以前からあるもので、例えばPATOLISの「FK=
磁石 AND 眼鏡枠」で検索してみても、特許で5件、実
用新案で10件の回答が得られる(平成8年7月6日現
在)。
【0003】これらのうち、例えば上記データ上で一番
古い特開昭55−21926号公報に記載されたものの
場合、眼鏡の枠の内部の、経穴と対向する部分に磁石が
取り付けられている。また本発明に尤も近いと考えられ
る特開昭62−189425号公報に記載されたものの
場合、つるの蝶番取付部1とモダン2との間に細長い孔
3が設けられ、その磁石面が顔面に向かうように、磁石
4が固着された磁石装着台5の足6が上記細長い孔3に
差込まれていて、任意の位置に定置可能とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、肩や手首に
関しては、磁力を利用して凝りを取ったり、健康増進を
図るというものが、幾つか商品化されている。愛用者も
多く、これらが疲労回復や健康増進に有用であるとの評
価がなされているようである。従って、目に関しても上
記各出願に示されるところに従って永久磁石を使用する
ならば、同様の効果が期待される筈である。しかし、眼
鏡に関しては、上記のように出願が多数存在するにも拘
らず、商品化されたものは無い(発明者が知る限り)。
【0005】そこで発明者は、原因を探るべく、上記従
来の出願に示されたものと同様にして、眼鏡に永久磁石
を固着し、実際に使用をして見た。この結果、効果が感
じられる程度に強い磁力にした場合、時間が経過するに
従って、後頭部が痛くなったり、めまいが起きたりする
ことが判った。そうかと言って、磁力を弱くすると、こ
んどは、その効果が殆んど感じられなくなることも判っ
た。
【0006】本発明の目的は、このような従来の磁石付
き眼鏡の欠点を解消し、十分な強さの磁石を使用するこ
とが出来、それによって、磁石本来の効果、即ち、目の
疲労回復や、目の周りのつぼの刺激による身体全体の疲
労回復、健康増進といった、磁石の効果を遺憾なく発揮
させることが出来、しかも、それによる頭痛やめまい等
を生ずることがない磁石付き眼鏡を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明では、レンズ又はフレームの少なくとも
一箇所に、永久磁石を遊動自在に配置する。
【0008】また請求項2の発明では、レンズ又はフレ
ームの少なくとも一箇所に、永久磁石を遊動自在に配置
し、少なくとも他の一箇所に、永久磁石を固定配置す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示実施の
形態例に基いて説明する。図1に実施の形態例の眼鏡1
00を示す。この図は、装着者の顔面側から眼鏡100
を見たものであり(背面図)、つる5は分離して図2に
示す。眼鏡100は、中央がブリッジ2で結合された上
部フレーム1と、これに保持された2つのレンズ3と、
これらの中央側に取着された鼻パッド4等を備える。図
2のつる5は、その左端21が図1の上部フレーム1の
両端22に、夫々ヒンジ結合されている。なお請求項に
いう「フレーム」は、ここにいう「上部フレーム1」で
はなく、一般的に使用されている眼鏡フレームの意、即
ち眼鏡レンズを除いた残りの眼鏡の構成品全てをいう。
【0010】レンズ3の上端付近には、各パイプ6がほ
ぼ水平に固定されている(図1)。拡大したものを図3
に示す。各パイプ6は、18金で薄肉の円筒形に形成さ
れており、内径は凡そ2mmである。円筒部分の長さは
凡そ40mmで、横方向に溝8が形成されており、パイ
プ6の円周はこの部分で切断される。パイプ6の両端
は、横方向に板状に延伸されている。ここに取付穴7が
穿設されており、これに対応してレンズ3に穿設された
穴と(不図示)、この取付穴7にビス9が挿通され、ナ
ット10が締着される。これでレンズ3の上端付近にパ
イプ6が固定される。
【0011】各パイプ6の内部には、磁石11が遊動自
在に収容されている。前記ナット10がパイプ6の開口
部を塞ぐから、この磁石11がパイプ6から脱落するこ
とはない。磁石11は、直径ほぼ1mm、長さ凡そ5m
mで円柱状である。磁力は凡そ1500ガウスである。
このように磁石11を遊動自在に配置することが本発明
のポイントである。これによって長時間の装用によって
も頭痛やめまいが起きなくなる。
【0012】特開昭62−189425に示された磁石
付き眼鏡でも、つるの部分に磁石4を摺動可能に配置し
ている。しかし、これは使用者の好みや、頭の大きさな
どに合わせて、その位置を修正可能としただけであっ
て、位置調節後、磁石自体は定置される。これでは、他
の従来例と同様、強いものを長時間装用した場合に、頭
痛やめまいを惹起する虞れがある。
【0013】次につる5について説明をする。つる5の
こめかみに対向する部分には、それぞれパイプ12が水
平に固定されている。これら各パイプ12も、同じく1
8金で薄肉の円筒形に形成されており、内径は凡そ2m
m、長さは凡そ30mmである。拡大したものを図4に
示す。パイプ12にもその円筒部に横方向の溝14が形
成されている。両端には取付用折曲片13が形成されて
おり、この部分をつる5に外嵌することで、パイプ12
がつる5に固定される。
【0014】各パイプ12の内部には、磁石15が移動
可能に収容されている。磁石15がパイプ12から離脱
するのを防止するため、両端には離脱防止片16が立て
られている。磁石15は、磁石11と同じく直径凡そ1
mm、長さ5mmの円柱状である。強さも凡そ1500
ガウスである。
【0015】レンズ3の鼻パッド4の上に当たる部分に
は、小さい磁石17が夫々固定されている(図1)。こ
れら磁石17にはタップが立てられており、レンズ3に
穿設された穴(不図示)を挿通されたビスが、このタッ
プ穴に螺合される。これで磁石17がレンズ3に固定さ
れる。なお磁石17の磁束密度は、凡そ400ガウスで
ある。ここでは構造を簡単にする為、磁石17を固定に
したが、これも遊動自在にすると、更に効果が出ると考
えられる。
【0016】なおパイプ6,12の溝8,14は、磁石
11,15の動きを少しでも円滑にすべく設けたもので
ある。正確な実験や解析をした訳ではないから断定は出
来ないが、磁石11を外に置いて遊動させた場合に比
べ、パイプ6の中で遊動させた場合の方がやや動きが鈍
い感じがする。動きが緩慢になった方が治療効果がある
ということもあるから、その儘にして置いた方が良い、
ということも有り得るが、ここでは一応早い動きも可能
にするということで、その対策として溝8を形成してみ
た。
【0017】即ちパイプ6は18金という導電性の高い
金属で形成されている。この為、磁石(11)が遊動す
るとパイプ6に誘導電流が流れる。これが磁石11の動
きを鈍くしていると推定される。この点はパイプ12と
磁石15に関しても同様である。溝8を設けると、円周
方向に流れる電流が遮断される。正確に計測した訳では
ないが、実験した限りでは、このように溝8を設けたと
きの方が、磁石11の動きが早くなるようである。
【0018】磁石11,15に重さがある場合も、動き
が早くなるようである。この点から、磁石11,15の
片側または両側に小さな円柱形の鉛を接着しておくのも
効果的である。そのようにすると、溝8,15があって
も無くても、動きに差が見られなくなる。なおパイプ6
の素材としてはべっこうやプラスチックも好適である。
この種素材によるときは、このような現象について意を
注ぐ必要は無い。
【0019】但し、パイプ6,12と磁石11,15と
は、シリンダとピストンの関係にある。従って磁石1
1,15の外径と、パイプ6,12の内径とが接近して
いて、しかもパイプ6の両端が何らかの形で閉鎖されて
いる、というような場合は、遊動の際、空気の逃げ場が
なく、このことが、磁石11,15の早い動きを阻害す
る可能性がある。このような場合は、空気抜きとしての
溝8,14を設けるのが良い。
【0020】パイプ6及び磁石11は、レンズ3ではな
く、上部フレーム1に取着してもよい。また磁石11,
15はパイプ6,12の中に収容したが、これに限られ
る訳では無く、要は磁石が遊動自在に配置されていれば
良い。この為には、例えば算盤玉の如く中央に穴が開け
られた磁石を用意し、これの穴に適宜の棒を通してその
棒の両端をレンズ3或いは上部フレーム1に取着して、
算盤玉状の磁石が遊動自在に支承されるようにしても良
い。
【0021】磁石11,15,17等の配置場所も任意
である。実施の形態例で示した位置、即ち、各レンズ3
の上部付近、つる5のこめかみ対応部分、鼻パッド4の
上の部分は何れもつぼの部分なので、これら3箇所が一
つの目安ではあるが、これに限られるものではない。レ
ンズ、フレーム何れの部分に配置しても良く、その数、
配置場所も任意である。
【0022】又、磁石は言うまでもなく吸着し合う。従
って2個或いは3個を互いに吸着させて1組にし、夫々
のパイプ6,12内に収容してもよい。こうすると簡単
に磁力を強めることが出来る。逆に、同じ磁極を向い合
わせて夫々のパイプ内に収容しても良い。こうすると、
夫々の磁石が反発し合って各パイプ6,12の両端に寄
ってしまうかに思われるが、実際はそうではなく、夫々
の磁石がパイプの中で浮いた感じになり、頭のうごきに
つれ、寧ろ自由に動くようになる感じがする。更に磁石
を収容するパイプ、或いは磁石に挿通する棒(不図示)
は、パイプ6の如くネジで止めたり、或いは接着剤で固
定することでも良い。パイプ12の如く、フレーム等に
単に挟み付けるようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明で
は、レンズ又はフレームの少なくとも一箇所に、永久磁
石を遊動自在に配置することとした。また請求項2の発
明では、レンズ又はフレームの少なくとも一箇所に、永
久磁石を遊動自在に配置し、少なくとも他の一箇所に、
永久磁石を固定配置することとした。
【0024】従って頭の動きにつれ磁石が左右、或いは
前後に遊動し、その都度磁力線の分布が変化する。これ
により従来のもののように夫々の磁力線が固定的に作用
するということは無くなり、強い磁力を用いても、頭痛
や、めまいなどの副作用を起こすことは無い。それどこ
ろか必要十分なだけ磁力を強くすることが出来るように
なるから、本来の磁力の効用が遺憾なく発揮されること
となり、眼の疲労回復、身体の疲労回復、健康増進効果
が著しく高められる。なお磁石の遊動につれ、その磁力
が丁度揉みほぐしの如く各部に作用することも、その効
用を高める一因になっていると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例の眼鏡100を示す背面図(装用
者の顔面側)(つるを除く)。
【図2】実施の形態例の眼鏡のつる5を示す側面図(装
用者の顔面側)。
【図3】レンズ3に取着したパイプ6および磁石11を
拡大して示す斜視図。
【図4】つる5に取着したパイプ12および磁石15を
拡大して示す斜視図。
【符号の説明】
1 上部フレーム 2 ブリッジ 3 レンズ 4 鼻パッド 5 つる 6 パイプ 7 取付穴 8 溝 9 ビス 10 ナット 11 磁石 12 パイプ 13 取付用折曲片 14 溝 15 磁石 16 離脱防止片 17 磁石 21 つるの左端 22 上部フレームの両端 100 実施の形態例の眼鏡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ又はフレームの少なくとも一箇所
    に、永久磁石が遊動自在に配置されていることを特徴と
    する磁石付き眼鏡。
  2. 【請求項2】 レンズ又はフレームの少なくとも一箇所
    に、永久磁石が遊動自在に配置され、少なくとも他の一
    箇所に、永久磁石が固定配置されていることを特徴とす
    る磁石付き眼鏡。
JP8218074A 1996-07-30 1996-07-30 磁石付き眼鏡 Pending JPH1048574A (ja)

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JP8218074A JPH1048574A (ja) 1996-07-30 1996-07-30 磁石付き眼鏡

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ID=16714240

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190034530A (ko) * 2016-06-16 2019-04-02 프렐 솔루션스 에스에이쥐엘 연장부를 갖춘 안경

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190034530A (ko) * 2016-06-16 2019-04-02 프렐 솔루션스 에스에이쥐엘 연장부를 갖춘 안경
JP2019523911A (ja) * 2016-06-16 2019-08-29 フレル ソルチオンス ソチエタ ア ガランィァ リミタータ 延長部を備えた眼鏡

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