JPH1048204A - 生コン製造プラントにおける砂表面水率測定方法 - Google Patents
生コン製造プラントにおける砂表面水率測定方法Info
- Publication number
- JPH1048204A JPH1048204A JP23711296A JP23711296A JPH1048204A JP H1048204 A JPH1048204 A JP H1048204A JP 23711296 A JP23711296 A JP 23711296A JP 23711296 A JP23711296 A JP 23711296A JP H1048204 A JPH1048204 A JP H1048204A
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生コン製造において、重要な要素となる砂に
含まれる水分量検査作業を画像処理によって行なう。 【構成】 ベルトコンベアによって連続して搬送される
砂を、ＣＣＤカメラによって画像を取込み、数値化し、
基準データと比較することにより、砂の水分率を測定す
る。
含まれる水分量検査作業を画像処理によって行なう。 【構成】 ベルトコンベアによって連続して搬送される
砂を、ＣＣＤカメラによって画像を取込み、数値化し、
基準データと比較することにより、砂の水分率を測定す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水、混和剤、骨材（細
骨材：砂、粗骨材：砂利）、セメントを配合、混練して
生コンクリートを製造する生コン製造プラントにおける
砂表面水率測定方法に関する。
骨材：砂、粗骨材：砂利）、セメントを配合、混練して
生コンクリートを製造する生コン製造プラントにおける
砂表面水率測定方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】生コンクリート製造に於て、骨材、水、
混和剤、セメントの配合設計つまり、配合率が重要であ
る。特に水量は、骨材、主に細骨材である砂の表面水率
によって大きく影響されるため、試験室の係員が定期的
に、ベルトコンベアによって搬送される前段階に、砂の
表面水率を測定し、配合設計により水量を決定してい
る。表面水率の測定は、水の入ったフラスコに、表面水
率を知りたい砂の一部を入れ、水かさの変化量を調べる
事によって測定する方法や、乾燥炉を使用し、砂に含ま
れる水量、つまり、含水量より測定する方法などがあ
る。
混和剤、セメントの配合設計つまり、配合率が重要であ
る。特に水量は、骨材、主に細骨材である砂の表面水率
によって大きく影響されるため、試験室の係員が定期的
に、ベルトコンベアによって搬送される前段階に、砂の
表面水率を測定し、配合設計により水量を決定してい
る。表面水率の測定は、水の入ったフラスコに、表面水
率を知りたい砂の一部を入れ、水かさの変化量を調べる
事によって測定する方法や、乾燥炉を使用し、砂に含ま
れる水量、つまり、含水量より測定する方法などがあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な検査作業は、時間がかかり、熟練した作業者を必要
とするばかりでなく、実際に計量する砂の表面水率の、
ばらつきや、貯蔵ビンへ搬送中に表面水率が変化するた
め、生コン混練前の、貯蔵ビンに蓄えられている表面水
率が測定時と異なり、配合設計通りの生コンが出来上が
らないといった問題が生ずる。
様な検査作業は、時間がかかり、熟練した作業者を必要
とするばかりでなく、実際に計量する砂の表面水率の、
ばらつきや、貯蔵ビンへ搬送中に表面水率が変化するた
め、生コン混練前の、貯蔵ビンに蓄えられている表面水
率が測定時と異なり、配合設計通りの生コンが出来上が
らないといった問題が生ずる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、熟練作業者による検査を、ベルトコンベ
アによって搬送されている砂を、コンピュータ画像処理
によって定量化し、予め、コンピュータメモリに記憶さ
せておいた含水量に対応する該数値と比較する事により
表面水率を割り出し、貯蔵ビンへ投入する前の砂の表面
水率を計算することを特徴とした生コン製造プラントに
おける貯蔵ビン内砂表面水率測定方法を提供する。
解決するため、熟練作業者による検査を、ベルトコンベ
アによって搬送されている砂を、コンピュータ画像処理
によって定量化し、予め、コンピュータメモリに記憶さ
せておいた含水量に対応する該数値と比較する事により
表面水率を割り出し、貯蔵ビンへ投入する前の砂の表面
水率を計算することを特徴とした生コン製造プラントに
おける貯蔵ビン内砂表面水率測定方法を提供する。
【０００５】
【作用】ベルトコンベアによって砂が貯蔵ビンへ投入さ
れる直前を、固定されたＣＣＤカメラによって画像デー
タを随時取込む事により、砂の持つ色（Ｄ１）を測定
し、数値化する。これらの数値を予め、コンピュータメ
モリに記憶されている砂の含水量に対応する概数値と比
較し、表面水率を計算し、貯蔵ビンへ搬送される砂の表
面水率を測定する。 Ｄ１ 砂は、絶乾状態（水分を含んでいない状態）から、水分
を含んでくると色が徐々に濃くなるとから、その色（濃
淡）を測定し、Ｄ１とする。
れる直前を、固定されたＣＣＤカメラによって画像デー
タを随時取込む事により、砂の持つ色（Ｄ１）を測定
し、数値化する。これらの数値を予め、コンピュータメ
モリに記憶されている砂の含水量に対応する概数値と比
較し、表面水率を計算し、貯蔵ビンへ搬送される砂の表
面水率を測定する。 Ｄ１ 砂は、絶乾状態（水分を含んでいない状態）から、水分
を含んでくると色が徐々に濃くなるとから、その色（濃
淡）を測定し、Ｄ１とする。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。第１図は本発明の一実施例を示すもので、１は砂
貯蔵ビンであり、２のベルトコンベアによって砂が、１
の貯蔵ビンへ、搬送される状況を、３のＣＣＤカメラに
よって撮影し、画像データとして取り込み、４の画像読
み取り部へ数値化され、送られる。送られた画像データ
は、５のコンピュータ記憶メモリに初期設定された含水
率に対応するデータ（Ｄ１）と比較され、６のコンピュ
ータによって表面水率が計算され、貯蔵ビンへと搬送さ
れる砂の表面水率測定を実施するものである。
する。第１図は本発明の一実施例を示すもので、１は砂
貯蔵ビンであり、２のベルトコンベアによって砂が、１
の貯蔵ビンへ、搬送される状況を、３のＣＣＤカメラに
よって撮影し、画像データとして取り込み、４の画像読
み取り部へ数値化され、送られる。送られた画像データ
は、５のコンピュータ記憶メモリに初期設定された含水
率に対応するデータ（Ｄ１）と比較され、６のコンピュ
ータによって表面水率が計算され、貯蔵ビンへと搬送さ
れる砂の表面水率測定を実施するものである。
【０００７】処理の流れを第２図に従って説明する。最
初に、含水量に対応する画像データ数値（Ｄ１に対応）
を５のコンピュータ記憶メモリに初期入力（Ｓ１）し、
貯蔵ビンへ搬送する砂の種類を入力（Ｓ２）する。ベル
トコンベアによって砂が、貯蔵ビンへ搬送され（Ｓ
３）、その状況をＣＣＤカメラで画像データを収集し、
コンピュータ画像処理（Ｓ４）し、数値化を行い、予め
設定されている含水量に対応する画像データ値（Ｄ１）
と比較を行い、貯蔵ビンへと搬送される砂の表面水率を
計算し（Ｓ５）、次バッジの処理（Ｓ３）へ移行し、バ
ッジ終了（Ｓ６）までこれを繰返す流れである。
初に、含水量に対応する画像データ数値（Ｄ１に対応）
を５のコンピュータ記憶メモリに初期入力（Ｓ１）し、
貯蔵ビンへ搬送する砂の種類を入力（Ｓ２）する。ベル
トコンベアによって砂が、貯蔵ビンへ搬送され（Ｓ
３）、その状況をＣＣＤカメラで画像データを収集し、
コンピュータ画像処理（Ｓ４）し、数値化を行い、予め
設定されている含水量に対応する画像データ値（Ｄ１）
と比較を行い、貯蔵ビンへと搬送される砂の表面水率を
計算し（Ｓ５）、次バッジの処理（Ｓ３）へ移行し、バ
ッジ終了（Ｓ６）までこれを繰返す流れである。
【０００８】
【発明の効果】以上の様に、本発明に於ては、ベルトコ
ンベアによって、貯蔵ビンへ搬送される砂の状況を、Ｃ
ＣＤカメラによって画像データとして取り込み、コンピ
ュータ画像処理を行う事により、従来、時間がかかり、
ばらつきのある砂の表面水率検査を、熟練作業者の定性
的な判断に頼る事なく、定量的かつ、一律に測定するこ
とができる。
ンベアによって、貯蔵ビンへ搬送される砂の状況を、Ｃ
ＣＤカメラによって画像データとして取り込み、コンピ
ュータ画像処理を行う事により、従来、時間がかかり、
ばらつきのある砂の表面水率検査を、熟練作業者の定性
的な判断に頼る事なく、定量的かつ、一律に測定するこ
とができる。
【図１】本発明の一実施例の説明図である
【図２】本発明の一実施例の処理の流れ図である
１．砂貯蔵ビン ２．ベルトコンベア ３．ＣＣＤカメラ ４．画像読み取り部 ５．コンピュータ記憶メモリ ６．コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０１Ｎ 27/00 Ｇ０１Ｎ 27/00 Ａ
Claims (1)
- 【請求項１】 細骨材（砂）が、ベルトコンベアによっ
て、貯蔵ビンへ搬送されている状況をＣＣＤカメラによ
って撮影し、砂の持つ色をコンピュータ画像処理によっ
て数値化し、予めコンピュータメモリに記憶されている
砂の含水量に対応する該数値と比較し、砂表面水率を計
算することを特徴とする生コン製造プラントにおける砂
表面水率測定方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23711296A JPH1048204A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 生コン製造プラントにおける砂表面水率測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23711296A JPH1048204A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 生コン製造プラントにおける砂表面水率測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048204A true JPH1048204A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=17010599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23711296A Pending JPH1048204A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 生コン製造プラントにおける砂表面水率測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048204A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002356385A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-13 | Clion Co Ltd | 炭酸硬化成形体の製造方法 |
| DE10049641B4 (de) * | 2000-11-08 | 2006-03-30 | Hoffmann, André | Farbmetrische Verfahren zur Todeszeitbestimmung, Zeitpunkts- und Flüssigkeitsgehaltsbestimmung |
| JP2006250628A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Taiheiyo Cement Corp | 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法及び品質管理方法 |
| CN101793674A (zh) * | 2010-03-18 | 2010-08-04 | 长安大学 | 一种集料级配实时检测的图像采集系统 |
| JP2012078194A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Railway Technical Research Institute | 多孔質材料の含液状態評価方法および多孔質材料の含液状態評価システム |
| CN106525719A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-03-22 | 中铝瑞闽股份有限公司 | 在线检查带材表面含水的装置及方法 |
| CN109932324A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-06-25 | 中国科学院武汉岩土力学研究所 | 一种基于图像rgb值测试土体表面含水率的方法及装置 |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP23711296A patent/JPH1048204A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10049641B4 (de) * | 2000-11-08 | 2006-03-30 | Hoffmann, André | Farbmetrische Verfahren zur Todeszeitbestimmung, Zeitpunkts- und Flüssigkeitsgehaltsbestimmung |
| JP2002356385A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-13 | Clion Co Ltd | 炭酸硬化成形体の製造方法 |
| JP2006250628A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Taiheiyo Cement Corp | 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法及び品質管理方法 |
| CN101793674A (zh) * | 2010-03-18 | 2010-08-04 | 长安大学 | 一种集料级配实时检测的图像采集系统 |
| JP2012078194A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Railway Technical Research Institute | 多孔質材料の含液状態評価方法および多孔質材料の含液状態評価システム |
| CN106525719A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-03-22 | 中铝瑞闽股份有限公司 | 在线检查带材表面含水的装置及方法 |
| CN109932324A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-06-25 | 中国科学院武汉岩土力学研究所 | 一种基于图像rgb值测试土体表面含水率的方法及装置 |
| CN109932324B (zh) * | 2019-03-25 | 2020-06-09 | 中国科学院武汉岩土力学研究所 | 一种基于图像rgb值测试土体表面含水率的方法及装置 |
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