JPH1047200A - 電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置 - Google Patents

電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置

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JPH1047200A
JPH1047200A JP8206724A JP20672496A JPH1047200A JP H1047200 A JPH1047200 A JP H1047200A JP 8206724 A JP8206724 A JP 8206724A JP 20672496 A JP20672496 A JP 20672496A JP H1047200 A JPH1047200 A JP H1047200A
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智康 谷野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の燃料噴射孔からエンジンの二股状吸気
ポートに向けて燃料を二股状に噴射する電磁式燃料噴射
弁において、組立時、一対の燃料噴射孔と、それらから
の噴射燃料に向けてアシストエアを噴射するエア噴射溝
との整合作業を不要とし、しかも噴射燃料の霧化を効果
的に行うことができるようにする。 【解決手段】 インジェクタキャップ17をプレス製と
して、インジェクタボデー16の円錐台形先端部165
に嵌合すべく円錐台形に形成すると共に、該キャップの
底壁172 に一対の燃料噴射孔27を設け、また該キャ
ップの周壁171に各燃料噴射孔27からの噴射燃料の
両側に向けてアシストエアを噴射する一対二組のエア噴
射孔28を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁作動装置を収
納するハウジングに、電磁作動装置により作動されるニ
ードル弁を収容すると共に該弁により開閉される吐出孔
を有するインジェクタボデーと、その吐出孔に連通して
エンジンの二股状吸気ポートの一対の分岐ポートを指向
する一対の燃料噴射孔を有するインジェクタキャップと
を装着した電磁式燃料噴射弁において、燃料噴射孔から
の噴射燃料にアシストエアをぶつけて、その霧化を促進
する噴射燃料霧化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化
装置は、例えば特開平5−126011号公報に記載さ
れているように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の噴射燃料霧化装
置では、アシストエアの噴射誘導のためのエア案内孔を
持つエアアシスト筒が、燃料噴射孔を持つインジェクタ
キャップとは別部品となっているため、これらの組立時
には燃料噴射孔とエア案内孔とを正確に整合させなけれ
ばならず、組立性に難点がある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、組立時、燃料噴射孔とエア噴射溝との整合作業を
要せず、しかも製作が容易で安価な、電磁式燃料噴射弁
の噴射燃料霧化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、インジェクタキャップをプレス製とし
て、インジェクタボデーの円錐台形先端部に嵌合すべく
円錐台形に形成すると共に、該キャップの底壁に一対の
燃料噴射孔を設け、また該キャップの周壁に各燃料噴射
孔からの噴射燃料の両側に向けてアシストエアを噴射誘
導するための一対二組のエア噴射溝を設け、このインジ
ェクタキャップの周壁外周面に嵌合するエアアシスト筒
をハウジングに装着し、このハウジングに、エア噴射溝
をアシストエア供給源に連通させる通孔を設けたことを
第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、インジ
ェクタキャップの周壁に位置決め溝を設ける一方、ハウ
ジングの定位置に装着されるエアアシスト筒の内面に上
記位置決め溝に係合する位置決め突起を形成したことを
第2の特徴とする。1さらに本発明は、第1又は第2の
特徴に加えて、インジェクタキャップの底壁を、一対の
燃料噴射孔を囲繞してインジェクタボデーの先端面に溶
接したことを第3の特徴とする。
【0007】さらにまた本発明は、第1、第2又は第3
の特徴に加えて、前記通孔に連通していて、前記一対の
分岐ポートの隔壁に向けてアシストエアを噴射誘導する
ための第3のエア噴射溝をインジェクタキャップの周壁
に設けたことを第4の特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。先ず
図1ないし図7により本発明の第1実施例について説明
する。図1は本発明の電磁式燃料噴射弁のエンジンへの
装着状態を示す図、図2は図1の2−2線断面図、図3
は電磁式燃料噴射弁の縦断側面図、図4は図1の要部の
異なる拡大断面図、図5は図4の5−5線断面図、図6
はインジェクタキャップの展開図、図7は噴射燃料とア
シストエアとの関係を示す断面図である。
【0009】図1及び図2において、エンジンのシリン
ダブロック1の上面に接合されたシリンダヘッド2に
は、燃焼室3にそれぞれ連なる二股状の吸気ポート4i
及び排気ポート4eが形成される。即ち、吸気ポート4
iは、燃焼室3に開口する出口側を一対の分岐ポート4
1 ,4i1 に分岐させ、また排気ポート4eは、燃焼
室3に開口する入口側を一対の分岐ポート4e1 ,4e
1 に分岐させており、各分岐ポート4i1 ,4i1 ;4
1 ,4e1 の隔壁1i,1eはシリンダヘッド2と一
体になっている。分岐ポート4i1 ,4i1 及び分岐ポ
ート4e1 ,4e 1 は、燃焼室3への開口部において各
一対の吸気弁6i,6i及び排気弁6e,6eにより開
閉される。
【0010】吸気ポート4i,4i及び排気ポート4
e,4eにそれぞれ連なる吸気マニホールド5i及び排
気マニホールド5eはシリンダヘッド2の両側面に接合
される。吸気マニホールド5iに本発明の電磁式燃料噴
射弁Iが装着されており、この電磁式燃料噴射弁Iから
燃料が一対の分岐ポート4i1 ,4i1 の出口に向けて
二股状に噴射される。
【0011】図3に示すように、電磁式燃料噴射弁I
は、環状の隔壁11aを挟んで上下に並ぶ上部室111
及び下部室112 を有する略円筒状のハウジング11を
備える。その上部室111 には、隔壁11aに隣接する
ボビン13、このボビン13に巻装されるコイル12、
及びボビン13の上端に当接してハウジング11の上端
周縁にかしめ固定されるヨーク14が収容される。
【0012】また下部室112 には、隔壁11aにスッ
トパ板15を挟んで隣接するインジェクタボデー16が
収容される。このインジェクタボデー16の円錐台形先
端部165 に同様形状のインジェクタキャップ17が嵌
合され、このインジェクタキャップ17をインジェクタ
ボデー16の下半部と共に覆うエアアシスト筒30が、
インジェクタボデー16上半部の環状肩部164 に対し
ハウジング11の下端周縁によりかしめ固定される。
【0013】前記ヨーク14の中心部には、ボビン13
内に嵌合する固定鉄心18sと、ハウジング11の上方
へ突出する入口筒22とが一体に連設され、固定鉄心1
8sには、その中心部を貫通する連通管19が嵌着さ
れ、入口筒22にはフィルタ23が取付けられる。
【0014】インジェクタボデー16は、ストッパ板1
5に向かって開口するガイド孔16 1 、その下端に連な
る円錐状の弁座162 、及びその中心部を貫通する吐出
孔163 を有しており、ストッパ板15の通孔151
貫通するニードル弁21がガイド孔161 に配設され
る。このニードル弁21には、ガイド孔161 に摺動自
在に嵌合する上下一対の略四角形断面のガイド部2
1 ,211 と、弁座162に対応する弁部212 と、
ストッパ板15の下面に対向するフランジ213 とが形
成されると共に、前記固定鉄心18sの下端に対向する
可動鉄心18mが固着される。この可動鉄心18mと前
記連通管19との間には、弁部212 を弁座162 に着
座させるべく可動鉄心18を付勢する弁ばね20が縮設
される。
【0015】而して、コイル12、固定鉄心111 、可
動鉄心18及び弁ばね20は、ニードル弁21を開閉作
動する電磁作動装置Aを構成する。
【0016】ハウジング11の上部一側には、コイル1
2に給電するためのカプラ半体25が突設されており、
このカプラ半体25を所定の方向に向けて燃料噴射弁I
は吸気マニホールド5iに装着されるものである。
【0017】前記インジェクタキャップ17はプレス成
形品であって、その周壁171 には、1個又は周方向等
間隔に並ぶ複数個の切欠状の位置決め溝26が、またそ
の底壁172 には、位置決め溝26に対して一定の関係
位置にあって、前記吐出孔163 と連通すると共に前記
一対の分岐ポート4i1 ,4i1 に指向する一対の燃料
噴射孔27、27がそれぞれ設けられる。さらに上記周
壁171 には、一対の燃料噴射孔27,27を間に挟ん
でそれぞれ対向する一対二組のエア噴射溝28,28;
28,28が設けられる。各一対のエア噴射溝28,2
8は、図4、図5及び図7に示すように、これらの軸線
Aa,Aaが互いに交差し、且つ両軸線Aa,Aaを含
む平面とインジェクタキャップ17の軸線Aoとのなす
角度αが、対応する燃料噴射孔27の軸線Afとインジ
ェクタキャップ17の軸線Aoとのなす角度βよりも僅
かに大きくなるように形成される。こうすることにより
各一対のエア噴射溝28,28から噴射されたアシスト
エアは、対応する燃料噴射孔27から噴射された燃料の
噴霧域29(図7参照)の中心から前記一対の分岐ポー
ト4i1 、4i1 の隔壁1iと反対側へ僅かにずれた方
向を指向しながら互いに交差するようになる。
【0018】図4及び図5に示すように、上記インジェ
クタキャップ17は、その底壁17 2 が一対の燃料噴射
孔27,27を囲繞する円上でインジェクタボデー16
の先端面にビーム溶接31される。また図6に示すよう
に、このインジェクタキャップ17は、そのブランク材
の打ち抜き時、位置決め溝26、エア噴射溝28及び燃
料噴射孔27が同時に形成される。。
【0019】一方、エアアシスト筒30の内周面には、
前記エア噴射溝28の開放面を閉じる円錐面303 と、
前記位置決め溝26に係合する第1位置決め突起301
とが設けられ、またその周壁には、相隣るエア噴射溝2
8の入口に連通する通孔30 4 が設けられ、またその先
端には、1個又は複数個の第2位置決め突起302 が設
けられる。そしてハウジング11の下端周縁によりエア
アシスト筒30の鍔部305 をかしめ固定する際、第1
位置決め突起301 をインジェクタキャップ17の位置
決め溝26に係合した状態で、エアアシスト筒30の第
2位置決め突起302 は前記カプラ半体25に対し周方
向上一定の関係位置に配置されるものである。
【0020】前記吸気マニホールド5iには、前記通孔
304 に連通すべくエアアシスト筒30を囲繞する環状
のエア通路33が設けられ、それは図示しない絞り弁の
上流側に連通している。
【0021】次に、この第1実施例の作用について説明
する。
【0022】コイル12を消磁した状態では、弁ばね2
0の弾発力で可動鉄心18m及びニードル弁21が下方
に付勢され、弁部212 が弁座162 に着座する。ま
た、コイル12を励磁して可動鉄心18mを弁ばね20
の弾発力に抗して上方に吸引すると、ニードル弁21が
上動して弁部212 が弁座162 から離間する。このと
きニードル弁21のフランジ213 がストッパ板15の
下面に当接することにより、ニードル弁21の開弁スト
ロークが規制される。
【0023】こうして吐出孔163 が開放されると、図
示しない燃料供給源からハウジング11の入口筒22に
供給された高圧の燃料が、フィルタ23、連通管19、
ストッパ板15の通溝151 、インジェクタボデー16
のガイド孔161 とニードル弁21のガイド部211
211 との間隙、及び弁部212 と弁座162 との間隙
を通って吐出孔163 へ吐出され、そして一対の燃料噴
射孔27、27から一対の分岐ポート4i1 ,4i1
指向する噴霧域29へ向かって二方向に噴射され、その
燃料噴射量は、コイル12に通電する時間の長さを制御
することにより計量される。
【0024】このとき図示しない絞り弁の上流側から吸
気マニホールド5iの環状エア通路33に流入したアシ
ストエアは、通孔304 を経て全てのエア噴射溝28か
ら対応する上記噴霧域29に向けて噴射される。而し
て、各一対のエア噴射溝28,28から噴射されたアシ
ストエアは上記噴霧域29に噴射された燃料に両側から
ぶつかって、その燃料の進路を曲げることなくその霧化
を効果的に促進する。しかも、前述のように各一対のエ
ア噴射溝28,28から噴射されたアシストエアは、対
応する燃料噴射孔27から噴射された燃料の噴霧域29
の中心から分岐ポート4i1 ,4i1 の隔壁1iと反対
側へ僅かにずれた方向を指向しながら互いに交差するの
で、燃料が各分岐ポート4i1 内面の外側に付着するの
をアシストエアにより防ぐことができる。また、インジ
ェクタホデー16及びインジェクタキャップ17は一対
の燃料噴射孔27,27を囲む円上で相互にビーム溶接
31されているため、インジェクタボデー16及びイン
ジェクタキャップ17の嵌合面において、燃料噴射孔2
7及びエア噴射溝28間が確実にシールされ、燃料及び
アシストエアのリークを防ぐことができる。
【0025】このような電磁式燃料噴射弁Iにおいて、
インジェクタキャップ17はプレス成形品で、そのブラ
ンク材の打ち抜き時に位置決め溝26、エア噴射溝28
及び燃料噴射孔27等が形成されるので、工数減を図る
ことができるのみならず、これら溝26,28及び孔2
7相互に所定の関係位置を正確に与えることができる。
そして、インジェクタキャップ17の位置決め溝26と
エアアシスト筒30の第1位置決め突起301 とを係合
させると共に、エアアシスト筒30の第2位置決め突起
302 をハウジング11のカプラ半体25に対する所定
位置に配置することにより、電磁式燃料噴射弁Iを吸気
ニホールド5iの定位置に装着したとき、燃料噴射孔2
7及びエア噴射溝28を所定方向に的確に指向させるこ
とができる。
【0026】図8及び図9本発明の第2実施例を示すも
ので、インジェクタキャップ17に、前記二組のエア噴
射溝28の他、それら組間の中央に位置する第3のエア
噴射溝34を設けた点を除けば、前実施例と同様の構成
である。図8及び図9中、前実施例と対応する部分には
同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0027】この第2実施例によれば、第3のエア噴射
溝34から噴射されたエアは、吸気マニホールド5iに
おける一対の分岐ポート4i1 ,4i1 の隔壁1iに向
かうもので、これにより燃料噴射孔27から噴射された
燃料の該隔壁1iへの付着を防ぐことができる。
【0028】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可
能である。例えば、エア通路33には、アシストエアを
強制的に供給するエアポンプを接続することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、インジェクタキャップをプレス製として、インジェ
クタボデーの円錐台形先端部に嵌合すべく円錐台形に形
成すると共に、該キャップの底壁に一対の燃料噴射孔を
設け、また該キャップの周壁に各燃料噴射孔からの噴射
燃料の両側に向けてアシストエアを噴射誘導するための
一対二組のエア噴射溝を設け、このインジェクタキャッ
プの周壁外周面に嵌合するエアアシスト筒をハウジング
に装着し、このハウジングに、エア噴射溝をアシストエ
ア供給源に連通させる通孔を設けたので、組立時、燃料
噴射孔とエア噴射溝との整合作業が不要となり、組立性
が向上する。しかも燃料噴射孔及びエア噴射溝はインジ
ェクタキャップのプレス成形時に形成可能であり、工数
減によりコストの低減を図ることができる。その上、各
一対のエア噴射溝から噴射されたアシストエアは、噴射
燃料に、これを挟むようにしてぶつかることにより、噴
射燃料の霧化を効果的に行うことができる。
【0030】また本発明の第2の特徴によれば、インジ
ェクタキャップの周壁に位置決め溝を設ける一方、ハウ
ジングの定位置に装着されるエアアシスト筒の内面に上
記位置決め溝に係合する位置決め突起を形成したので、
電磁式燃料噴射弁をエンジンに装着したとき、インジェ
クタキャップの燃料噴射孔を吸気マニホールドの分岐ポ
ートに的確に指向させることができる。また前記位置決
め溝もインジェクタキャップのプレス成形時に形成可能
であり、工数増を招くこともない。
【0031】さらに本発明の第3の特徴によれば、イン
ジェクタキャップの底壁を、一対の燃料噴射孔を囲繞し
てインジェクタボデーの先端面に溶接したので、インジ
ェクタボデー及びインジェクタキャップの嵌合面での燃
料噴射孔及びエア噴射溝間のシールを確実にして、燃料
及びアシストエアのリークを防ぐことができる。
【0032】さらにまた本発明の第4の特徴によれば、
前記通孔に連通していて、前記一対の分岐ポートの隔壁
に向けてアシストエアを噴射誘導するための第3のエア
噴射溝をインジェクタキャップの周壁に設けたので、第
3のエア案内から噴射されたアシストエアにより噴射燃
料の前記隔壁への付着を防ぐことができる。また第3の
位置決め溝もインジェクタキャップのプレス成形時に成
形可能であり、この場合も工数増を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電磁式燃料噴射弁の
エンジンへの装着状態を示す図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】電磁式燃料噴射弁の縦断側面図
【図4】図1の要部の異なる拡大断面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】インジェクタキャップの展開図
【図7】噴射燃料とアシストエアとの関係を示す断面図
【図8】本発明の第2実施例を示す、図5と同様の断面
【図9】インジェクタキャップの展開図
【符号の説明】
A 電磁作動装置 I 電磁式燃料噴射弁 4i 吸気ポート 4i1 分岐ポート 5i 吸気マニホールド 11 ハウジング 16 インジェクタボデー 163 吐出孔 165 先端部 17 インジェクタキャップ 171 周壁 172 底壁 21 ニードル弁 25 カプラ半体 26 位置決め溝 27 燃料噴射孔 30 エアアシスト筒 301 位置決め突起 304 通孔 31 溶接 34 第3のエア噴射溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 69/00 360 F02M 69/00 360B 69/04 69/04 G R

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁作動装置(A)を収納するハウジン
    グ(11)に、電磁作動装置(A)により作動されるニ
    ードル弁(21)を収容すると共に該弁により開閉され
    る吐出孔(163 )を有するインジェクタボデー(1
    6)と、その吐出孔(163 )に連通してエンジンの二
    股状吸気ポート(4i)の一対の分岐ポート(4i1
    を指向する一対の燃料噴射孔(27)を有するインジェ
    クタキャップ(17)とを装着した電磁式燃料噴射弁に
    おいて、 インジェクタキャップ(17)をプレス製として、イン
    ジェクタボデー(16)の円錐台形先端部(165 )に
    嵌合すべく円錐台形に形成すると共に、該キャップの底
    壁(172 )に一対の燃料噴射孔(27)を設け、また
    該キャップの周壁(171 )に各燃料噴射孔(27)か
    らの噴射燃料の両側に向けてアシストエアを噴射誘導す
    るための一対二組のエア噴射溝(28)を設け、このイ
    ンジェクタキャップ(17)の周壁(171 )外周面に
    嵌合するエアアシスト筒(30)をハウジング(11)
    に装着し、このハウジング(11)に、エア噴射溝(2
    8)をアシストエア供給源に連通させる通孔(304
    を設けたことを特徴とする、電磁式燃料噴射弁の噴射燃
    料霧化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 インジェクタキャップ(17)の周壁(171 )に位置
    決め溝(26)を設ける一方、ハウジング(11)の定
    位置に装着されるエアアシスト筒(30)の内面に上記
    位置決め溝(26)に係合する位置決め突起(301
    を形成したことを特徴とする、電磁式燃料噴射弁の噴射
    燃料霧化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のものにおいて、 インジェクタキャップ(17)の底壁(172 )、一対
    の燃料噴射孔(27)を囲繞してインジェクタボデー
    (16)の先端面に溶接(31)したことを特徴とす
    る、電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載のものにおいて
    前記通孔(304 )連通していて、前記一対の分岐ポー
    ト(4i1 )の隔壁(1i)に向けてアシストエアを噴
    射誘導するための第3のエア噴射溝(34)をインジェ
    クタキャップ(17)の周壁(171 )に設けたことを
    特徴とする、電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011032867A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Honda Motor Co Ltd 多気筒内燃機関の燃料供給装置
CN114135424A (zh) * 2021-11-26 2022-03-04 中国北方发动机研究所(天津) 一种气道环膜夹气喷射装置

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