JP3845148B2 - 電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置 - Google Patents

電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3845148B2
JP3845148B2 JP20672496A JP20672496A JP3845148B2 JP 3845148 B2 JP3845148 B2 JP 3845148B2 JP 20672496 A JP20672496 A JP 20672496A JP 20672496 A JP20672496 A JP 20672496A JP 3845148 B2 JP3845148 B2 JP 3845148B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
fuel injection
air
injector
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20672496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1047200A (ja
Inventor
智康 谷野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP20672496A priority Critical patent/JP3845148B2/ja
Publication of JPH1047200A publication Critical patent/JPH1047200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3845148B2 publication Critical patent/JP3845148B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁作動装置を収納するハウジングに、電磁作動装置により作動されるニードル弁を収容すると共に該弁により開閉される吐出孔を有するインジェクタボデーと、その吐出孔に連通してエンジンの二股状吸気ポートの一対の分岐ポートを指向する一対の燃料噴射孔を有するインジェクタキャップとを装着した電磁式燃料噴射弁において、燃料噴射孔からの噴射燃料にアシストエアをぶつけて、その霧化を促進する噴射燃料霧化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置は、例えば特開平5−126011号公報に記載されているように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の噴射燃料霧化装置では、アシストエアの噴射誘導のためのエア案内孔を持つエアアシスト筒が、燃料噴射孔を持つインジェクタキャップとは別部品となっているため、これらの組立時には燃料噴射孔とエア案内孔とを正確に整合させなければならず、組立性に難点がある。
【0004】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、組立時、燃料噴射孔とエア噴射溝との整合作業を要せず、しかも製作が容易で安価な、電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、電磁作動装置を収納するハウジングに、電磁作動装置により作動されるニードル弁を収容すると共に、該弁により開閉される吐出孔を有するインジェクタボデーと、その吐出孔に連通してエンジンの二股状吸気ポートの一対の分岐ポートを指向する一対の燃料噴射孔を有するインジェクタキャップと、そのインジェクタキャップの周壁外周面に嵌合し、アシストエア供給源に連通させる通孔を備えたエアアシスト筒とを装着した電磁式燃料噴射弁において、インジェクタキャップをプレス製として、該キャップの周壁はインジェクタボデーの円錐台形先端部に嵌合すべく円錐台形に形成すると共に、該キャップの底壁に一対の燃料噴射孔を設け、また該キャップの周壁に各燃料噴射孔からの噴射燃料の両側に向けてアシストエアを噴射誘導するための一対二組のエア噴射溝を切り欠きにより設けたことを第1の特徴とする。
【0006】
また本発明は、上記特徴に加えて、インジェクタキャップの周壁に位置決め溝を設ける一方、ハウジングの定位置に装着されるエアアシスト筒の内面に上記位置決め溝に係合する位置決め突起を形成したことを第2の特徴とする。
【0007】
さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、インジェクタキャップは、インジェクタボデーの先端面に、インジェクタキャップの底壁に設けられた一対の燃料噴射孔を囲繞するように溶接固定されることを第3の特徴とする。
【0008】
さらにまた本発明は、第1、第2又は第3の特徴に加えて、前記通孔に連通していて、前記一対の分岐ポートの隔壁に向けてアシストエアを噴射誘導するための第3のエア噴射溝をインジェクタキャップの周壁に設けたことを第4の特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。先ず図1ないし図7により本発明の第1実施例について説明する。図1は本発明の電磁式燃料噴射弁のエンジンへの装着状態を示す図、図2は図1の2−2線断面図、図3は電磁式燃料噴射弁の縦断側面図、図4は図の要部の異なる拡大断面図、図5は図4の5−5線断面図、図6はインジェクタキャップの展開図、図7は噴射燃料とアシストエアとの関係を示す断面図である。
【0010】
図1及び図2において、エンジンのシリンダブロック1の上面に接合されたシリンダヘッド2には、燃焼室3にそれぞれ連なる二股状の吸気ポート4i及び排気ポート4eが形成される。即ち、吸気ポート4iは、燃焼室3に開口する出口側を一対の分岐ポート4i,4iに分岐させ、また排気ポート4eは、燃焼室3に開口する入口側を一対の分岐ポート4e,4eに分岐させており、各分岐ポート4i,4i;4e,4eの隔壁1i,1eはシリンダヘッド2と一体になっている。分岐ポート4i,4i及び分岐ポート4e,4eは、燃焼室3への開口部において各一対の吸気弁6i,6i及び排気弁6e,6eにより開閉される。
【0011】
吸気ポート4i及び排気ポート4eにそれぞれ連なる吸気マニホールド5i及び排気マニホールド5eはシリンダヘッド2の両側面に接合される。吸気マニホールド5iに本発明の電磁式燃料噴射弁Iが装着されており、この電磁式燃料噴射弁Iから燃料が一対の分岐ポート4i,4iの出口に向けて二股状に噴射される。
【0012】
図3に示すように、電磁式燃料噴射弁Iは、環状の隔壁11aを挟んで上下に並ぶ上部室11及び下部室11を有する略円筒状のハウジング11を備える。その上部室11には、隔壁11aに隣接するボビン13、このボビン13に巻装されるコイル12、及びボビン13の上端に当接してハウジング11の上端周縁にかしめ固定されるヨーク14が収容される。
【0013】
また下部室11には、隔壁11aにスットパ板15を挟んで隣接するインジェクタボデー16が収容される。このインジェクタボデー16の円錐台形先端部16に同様形状のインジェクタキャップ17が嵌合され、このインジェクタキャップ17をインジェクタボデー16の下半部と共に覆うエアアシスト筒30が、インジェクタボデー16上半部の環状肩部16に対しハウジング11の下端周縁によりかしめ固定される。
【0014】
前記ヨーク14の中心部には、ボビン13内に嵌合する固定鉄心18sと、ハウジング11の上方へ突出する入口筒22とが一体に連設され、固定鉄心18sには、その中心部を貫通する連通管19が嵌着され、入口筒22にはフィルタ23が取付けられる。
【0015】
インジェクタボデー16は、ストッパ板15に向かって開口するガイド孔16、その下端に連なる円錐状の弁座16、及びその中心部を貫通する吐出孔16を有しており、ストッパ板15の通孔15を貫通するニードル弁21がガイド孔16に配設される。このニードル弁21には、ガイド孔16に摺動自在に嵌合する上下一対の略四角形断面のガイド部21,21と、弁座16に対応する弁部21と、ストッパ板15の下面に対向するフランジ21とが形成されると共に、前記固定鉄心18sの下端に対向する可動鉄心18mが固着される。この可動鉄心18mと前記連通管19との間には、弁部21を弁座16に着座させるべく可動鉄心18mを付勢する弁ばね20が縮設される。
【0016】
而して、コイル12、固定鉄心18s、可動鉄心18m及び弁ばね20は、ニードル弁21を開閉作動する電磁作動装置Aを構成する。
【0017】
ハウジング11の上部一側には、コイル12に給電するためのカプラ半体25が突設されており、このカプラ半体25を所定の方向に向けて燃料噴射弁Iは吸気マニホールド5iに装着されるものである。
【0018】
図3〜図5に示すように、前記インジェクタキャップ17はプレス成形品であって、その周壁17には、1個又は周方向等間隔に並ぶ複数個の切り欠き状の位置決め溝26が、またその底壁17には、位置決め溝26に対して一定の関係位置にあって、前記吐出孔16と連通すると共に前記一対の分岐ポート4i,4iに指向する一対の燃料噴射孔27,27がそれぞれ設けられる。さらに上記周壁17には、一対の燃料噴射孔27,27を間に挟んでそれぞれ対向する一対二組のエア噴射溝28,28;28,28が切り欠きにより設けられる。各一対のエア噴射溝28,28は、図4、図5及び図7に示すように、これらの軸線Aa,Aaが互いに交差し、且つ両軸線Aa,Aaを含む平面とインジェクタキャップ17の軸線Aoとのなす角度αが、対応する燃料噴射孔27の軸線Afとインジェクタキャップ17の軸線Aoとのなす角度βよりも僅かに大きくなるように形成される。こうすることにより各一対のエア噴射溝28,28から噴射されたアシストエアは、対応する燃料噴射孔27から噴射された燃料の噴霧域29(図7参照)の中心から前記一対の分岐ポート4i、4iの隔壁1iと反対側へ僅かにずれた方向を指向しながら互いに交差するようになる。
【0019】
3〜図5に示すように、上記インジェクタキャップ17は、その底壁17が一対の燃料噴射孔27,27を囲繞する円上でインジェクタボデー16の先端面にビーム溶接31されて固定される。また図6に示すように、このインジェクタキャップ17は、そのブランク材の打ち抜き時、位置決め溝26、エア噴射溝28及び燃料噴射孔27が同時に形成される
【0020】
一方、エアアシスト筒30の内周面には、前記エア噴射溝28の開放面を閉じる円錐面30と、前記位置決め溝26に係合する第1位置決め突起30とが設けられ、またその周壁には、相隣るエア噴射溝28の入口に連通する通孔30が設けられ、またその先端には、1個又は複数個の第2位置決め突起30が設けられる。そしてハウジング11の下端周縁によりエアアシスト筒30の鍔部30をかしめ固定する際、第1位置決め突起30をインジェクタキャップ17の位置決め溝26に係合した状態で、エアアシスト筒30の第2位置決め突起30は前記カプラ半体25に対し周方向上一定の関係位置に配置されるものである。
【0021】
前記吸気マニホールド5iには、前記通孔30に連通すべくエアアシスト筒30を囲繞する環状のエア通路33が設けられ、それは図示しない絞り弁の上流側に連通している。
【0022】
次に、この第1実施例の作用について説明する。
【0023】
コイル12を消磁した状態では、弁ばね20の弾発力で可動鉄心18m及びニードル弁21が下方に付勢され、弁部21が弁座16に着座する。また、コイル12を励磁して可動鉄心18mを弁ばね20の弾発力に抗して上方に吸引すると、ニードル弁21が上動して弁部21が弁座16から離間する。このときニードル弁21のフランジ21がストッパ板15の下面に当接することにより、ニードル弁21の開弁ストロークが規制される。
【0024】
こうして吐出孔16が開放されると、図示しない燃料供給源からハウジング11の入口筒22に供給された高圧の燃料が、フィルタ23、連通管19、ストッパ板15の通溝15、インジェクタボデー16のガイド孔16とニードル弁21のガイド部21,21との間隙、及び弁部21と弁座16との間隙を通って吐出孔16へ吐出され、そして一対の燃料噴射孔27,27から一対の分岐ポート4i,4iを指向する噴霧域29へ向かって二方向に噴射され、その燃料噴射量は、コイル12に通電する時間の長さを制御することにより計量される。
【0025】
このとき図示しない絞り弁の上流側から吸気マニホールド5iの環状エア通路33に流入したアシストエアは、通孔30を経て全てのエア噴射溝28から対応する上記噴霧域29に向けて噴射される。而して、各一対のエア噴射溝28,28から噴射されたアシストエアは上記噴霧域29に噴射された燃料に両側からぶつかって、その燃料の進路を曲げることなくその霧化を効果的に促進する。しかも、前述のように各一対のエア噴射溝28,28から噴射されたアシストエアは、対応する燃料噴射孔27から噴射された燃料の噴霧域29の中心から分岐ポート4i,4iの隔壁1iと反対側へ僅かにずれた方向を指向しながら互いに交差するので、燃料が各分岐ポート4i内面の外側に付着するのをアシストエアにより防ぐことができる。また、インジェクタボデー16及びインジェクタキャップ17は一対の燃料噴射孔27,27を囲む円上で相互にビーム溶接31されているため、インジェクタボデー16及びインジェクタキャップ17の嵌合面において、燃料噴射孔27及びエア噴射溝28間が確実にシールされ、燃料及びアシストエアのリークを防ぐことができる。
【0026】
このような電磁式燃料噴射弁Iにおいて、インジェクタキャップ17はプレス成形品で、そのブランク材の打ち抜き時に位置決め溝26、エア噴射溝28及び燃料噴射孔27等が形成されるので、工数減を図ることができるのみならず、これら溝26,28及び孔27相互に所定の関係位置を正確に与えることができる。そして、インジェクタキャップ17の位置決め溝26とエアアシスト筒30の第1位置決め突起30とを係合させると共に、エアアシスト筒30の第2位置決め突起30をハウジング11のカプラ半体25に対する所定位置に配置することにより、電磁式燃料噴射弁Iを吸気マニホールド5iの定位置に装着したとき、燃料噴射孔27及びエア噴射溝28を所定方向に的確に指向させることができる。
【0027】
図8及び図9本発明の第2実施例を示すもので、インジェクタキャップ17に、前記二組のエア噴射溝28の他、それら組間の中央に位置する第3のエア噴射溝34を設けた点を除けば、前実施例と同様の構成である。図8及び図9中、前実施例と対応する部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0028】
この第2実施例によれば、第3のエア噴射溝34から噴射されたエアは、吸気マニホールド5iにおける一対の分岐ポート4i,4iの隔壁1iに向かうもので、これにより燃料噴射孔27から噴射された燃料の該隔壁1iへの付着を防ぐことができる。
【0029】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、エア通路33には、アシストエアを強制的に供給するエアポンプを接続することもできる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、電磁作動装置を収納するハウジングに、電磁作動装置により作動されるニードル弁を収容すると共に、該弁により開閉される吐出孔を有するインジェクタボデーと、その吐出孔に連通してエンジンの二股状吸気ポートの一対の分岐ポートを指向する一対の燃料噴射孔を有するインジェクタキャップと、そのインジェクタキャップの周壁外周面に嵌合し、アシストエア供給源に連通させる通孔を備えたエアアシスト筒とを装着した電磁式燃料噴射弁において、インジェクタキャップをプレス製として、該キャップの周壁はインジェクタボデーの円錐台形先端部に嵌合すべく円錐台形に形成すると共に、該キャップの底壁に一対の燃料噴射孔を設け、また該キャップの周壁に各燃料噴射孔からの噴射燃料の両側に向けてアシストエアを噴射誘導するための一対二組のエア噴射溝を切り欠きにより設けたので、組立時、燃料噴射孔とエア噴射溝との整合作業が不要となり、組立性が向上する。しかも燃料噴射孔及びエア噴射溝はインジェクタキャップのプレス成形時に形成可能であり、工数減によりコストの低減を図ることができる。その上、各一対のエア噴射溝から噴射されたアシストエアは、噴射燃料に、これを挟むようにしてぶつかることにより、噴射燃料の霧化を効果的に行うことができる。
【0031】
また本発明の第2の特徴によれば、インジェクタキャップの周壁に位置決め溝を設ける一方、ハウジングの定位置に装着されるエアアシスト筒の内面に上記位置決め溝に係合する位置決め突起を形成したので、電磁式燃料噴射弁をエンジンに装着したとき、インジェクタキャップの燃料噴射孔を吸気マニホールドの分岐ポートに的確に指向させることができる。また前記位置決め溝もインジェクタキャップのプレス成形時に形成可能であり、工数増を招くこともない。
【0032】
さらに本発明の第3の特徴によれば、インジェクタキャップは、インジェクタボデーの先端面に、インジェクタキャップの底壁に設けられた一対の燃料噴射孔を囲繞するように溶接固定されるので、インジェクタボデー及びインジェクタキャップの嵌合面での燃料噴射孔及びエア噴射溝間のシールを確実にして、燃料及びアシストエアのリークを防ぐことができる。
【0033】
さらにまた本発明の第4の特徴によれば、前記通孔に連通していて、前記一対の分岐ポートの隔壁に向けてアシストエアを噴射誘導するための第3のエア噴射溝をインジェクタキャップの周壁に設けたので、第3のエア案内から噴射されたアシストエアにより噴射燃料の前記隔壁への付着を防ぐことができる。また第3の位置決め溝もインジェクタキャップのプレス成形時に成形可能であり、この場合も工数増を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る電磁式燃料噴射弁のエンジンへの装着状態を示す図
【図2】 図1の2−2線断面図
【図3】 電磁式燃料噴射弁の縦断側面図
【図4】 図の要部の異なる拡大断面図
【図5】 図4の5−5線断面図
【図6】 インジェクタキャップの展開図
【図7】 噴射燃料とアシストエアとの関係を示す断面図
【図8】 本発明の第2実施例を示す、図5と同様の断面図
【図9】 インジェクタキャップの展開図
【符号の説明】
A 電磁作動装置
I 電磁式燃料噴射弁
4i 吸気ポート
4i 分岐ポート
5i 吸気マニホールド
11 ハウジング
16 インジェクタボデー
16 吐出孔
16 先端部
17 インジェクタキャップ
17 周壁
17 底壁
21 ニードル弁
25 カプラ半体
26 位置決め溝
27 燃料噴射孔
30 エアアシスト筒
30 位置決め突起
30 通孔
31 溶接
34 第3のエア噴射溝

Claims (4)

  1. 電磁作動装置(A)を収納するハウジング(11)に、電磁作動装置(A)により作動されるニードル弁(21)を収容すると共に該弁により開閉される吐出孔(16)を有するインジェクタボデー(16)と、その吐出孔(16)に連通してエンジンの二股状吸気ポート(4i)の一対の分岐ポート(4i)を指向する一対の燃料噴射孔(27)を有するインジェクタキャップ(17)と、そのインジェクタキャップ(17)の周壁(17 )外周面に嵌合し、アシストエア供給源に連通させる通孔(30 )を備えたエアアシスト筒(30)とを装着した電磁式燃料噴射弁において、
    インジェクタキャップ(17)をプレス製として、該キャップの周壁(17 )はインジェクタボデー(16)の円錐台形先端部(16)に嵌合すべく円錐台形に形成すると共に、該キャップの底壁(17)に一対の燃料噴射孔(27)を設け、また該キャップの周壁(17)に各燃料噴射孔(27)からの噴射燃料の両側に向けてアシストエアを噴射誘導するための一対二組のエア噴射溝(28)を切り欠きにより設けたことを特徴とする、電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置。
  2. 請求項1記載のものにおいて、
    インジェクタキャップ(17)の周壁(17)に位置決め溝(26)を設ける一方、ハウジング(11)の定位置に装着されるエアアシスト筒(30)の内面に上記位置決め溝(26)に係合する位置決め突起(30)を形成したことを特徴とする、電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置。
  3. 請求項1又は2記載のものにおいて、
    インジェクタキャップ(17)は、インジェクタボデー(16)の先端面に、インジェクタキャップ(17)の底壁(17に設けられた一対の燃料噴射孔(27)を囲繞するように溶接(31)固定されることを特徴とする、電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置。
  4. 請求項1、2又は3記載のものにおいて
    前記通孔(30連通していて、前記一対の分岐ポート(4i)の隔壁(1i)に向けてアシストエアを噴射誘導するための第3のエア噴射溝(34)をインジェクタキャップ(17)の周壁(17)に設けたことを特徴とする、電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置。
JP20672496A 1996-08-06 1996-08-06 電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置 Expired - Fee Related JP3845148B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20672496A JP3845148B2 (ja) 1996-08-06 1996-08-06 電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20672496A JP3845148B2 (ja) 1996-08-06 1996-08-06 電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1047200A JPH1047200A (ja) 1998-02-17
JP3845148B2 true JP3845148B2 (ja) 2006-11-15

Family

ID=16528066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20672496A Expired - Fee Related JP3845148B2 (ja) 1996-08-06 1996-08-06 電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3845148B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5292215B2 (ja) * 2009-07-29 2013-09-18 本田技研工業株式会社 多気筒内燃機関の燃料供給装置
CN114135424A (zh) * 2021-11-26 2022-03-04 中国北方发动机研究所(天津) 一种气道环膜夹气喷射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1047200A (ja) 1998-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7299997B2 (en) Fuel injector with sauter-mean-diameter atomization spray of less than 70 microns
US4982902A (en) Electromagnetically actuatable valve
JP3777259B2 (ja) 電磁式燃料噴射弁
US6216665B1 (en) Fuel injector and internal combustion engine having the same
JPH02305364A (ja) 内燃機関の燃料噴射装置のための燃料と空気を混合して噴射する装置
EP1020639B1 (en) Pulsed air assist fuel injector
EP0740069B1 (en) Fuel injection apparatus for an internal combustion engine
US5518182A (en) Solenoid type fuel injection valve
CN111712625A (zh) 燃料喷射阀
US5794856A (en) Air assist injector and retainer shroud therefor
JP3845148B2 (ja) 電磁式燃料噴射弁の噴射燃料霧化装置
JP4782804B2 (ja) 燃料噴射弁
WO2015037324A1 (ja) 燃料噴射弁
US7334746B2 (en) Seat-lower guide combination
JP3936138B2 (ja) 流体噴射弁
EP0934460B1 (en) Air assist fuel injector
JP2020159253A (ja) 燃料噴射弁
JP7421653B2 (ja) 燃料噴射装置
JP2023170923A (ja) 燃料噴射弁
WO2022254981A1 (ja) 燃料噴射弁
JP2668130B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JPH10259774A (ja) 隣接する複数の燃料噴射弁の取付構造
JP3837300B2 (ja) 燃料噴射弁におけるエアアシストキャップの位置決め構造
JP3819520B2 (ja) 電磁式燃料噴射弁の製造方法
EP1856404B1 (en) Seat-lower guide combination

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060818

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees