JPH1046409A - 腰用保護具付きスポーツ用衣服 - Google Patents

腰用保護具付きスポーツ用衣服

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JPH1046409A
JPH1046409A JP8201792A JP20179296A JPH1046409A JP H1046409 A JPH1046409 A JP H1046409A JP 8201792 A JP8201792 A JP 8201792A JP 20179296 A JP20179296 A JP 20179296A JP H1046409 A JPH1046409 A JP H1046409A
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Masayoshi Shinohara
正吉 篠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポーツ用ズボン等のスポーツ用衣服に一体
に腰用保護具を付設でき、その締め具合を容易に調節で
き、腰痛に対して腰を保護して腰の負担を軽減でき、軽
量であって、体に付けたときの違和感を軽減でき、スポ
ーツを行うのに最適な腰用保護具付きスポーツ用衣服を
提供する。 【解決手段】 衣服本体2の腰部2aの内面側に、腰に
当てて腰を保護するための保護具3A、3Bを包着し、
この保護具3A、3Bから基端部5aが二股状になった
帯体5を腰周りの内面側に配置し、帯体5の先端部5b
に面ファスナー等の貼着部材6を取着し、衣服本体2の
腰周りの外面側の適宜箇所に、帯体5の先端部5bの面
ファスナー等の貼着部材6が着脱自在に貼着される面フ
ァスナー等の貼着部材7を取着したことを特徴とするも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、衣服本体に直接腰
用保護具を付設した腰用保護具付きスポーツ用衣服に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種スポーツが盛んになるにつれ
スポーツを行うことによって腰を痛める者が多くなって
いる。ところで、スポーツ選手や趣味でスポーツを楽し
んでいる人は、通常腰痛が生じてもスポーツを行うこと
を諦める人は少なく、腰痛を治療しながらスポーツを続
けていきたいという人がかなり見受けられる。従来、こ
れらの人は腰を保護するコルセット等の保護具を身に付
けてスポーツを続けている人が多い。すなわち、コルセ
ット等の保護具で腰部から腹部を圧迫することによっ
て、腹圧を高めてその作用で背筋の負担を軽減したり、
腰部の筋肉を圧迫することによよって腰の痛みを緩和し
たり、腰部にボーンをあてがって脊椎の位置を安定させ
て保持する等の作用により腰痛を緩和したり予防したり
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコル
セット等の保護具は、スポーツ衣服に付いていないため
に、スポーツ用衣服を脱いでから体に付けなくてはなら
ないので面倒であり、且つコルセット等の保護具を体に
付けた後で腰部の締め具合を調節するときにもスポーツ
用衣服を脱ぐか緩めるかしてから締め具合を調節しなく
てはならないため、この作業が面倒であるという課題が
あった。
【0004】しかも、スポーツ用衣服の内側にコルセッ
ト等の保護具を位置させて体に付けており、コルセット
等の保護具がスポーツ用衣服とは別体となっているため
に、スポーツを行うときに、このコルセット等の保護具
による違和感を生じスポーツが行い難いという課題があ
った。また、実際に商品化されているコルセット等の保
護具は、一般に厚みが厚くて重く、且つ硬いものが多く
違和感があってスポーツ用には不向きのものが多いとい
う課題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであって、スポーツ用ズボン、パンツ等のスポー
ツ用衣服に一体に腰用保護具を付設することができ、そ
の締め具合を容易に調節することができ、腰痛に対して
腰を保護して腰の負担を軽減することができ、軽量であ
って、体に付けたときの違和感を軽減することができ、
スポーツを行うのに最適な腰用保護具付きスポーツ用衣
服を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、請求項1の腰用保
護具付きスポーツ用衣服は、衣服本体の腰部の内面側
に、腰に当てて腰を保護するための保護具を少なくとも
左右一対包着し、この左右一対の保護具から基端部が二
股状になった帯体を腰周りの内面側に配置し、前記帯体
の先端部に面ファスナー等の貼着部材を取着し、衣服本
体の腰周りの外面側の適宜箇所の縦切断孔から帯体を外
側に出し、前記帯体の先端部の面ファスナー等の貼着部
材が着脱自在に貼着される面ファスナー等の貼着部材を
取着してなり、前記衣服本体を体に付けて腰に保護具を
当てた状態で、前記帯体を腰周りの内面側から外面側に
引き出して左右に引っ張った状態で帯体の先端部の貼着
部材を衣服本体の腰周りの外面側の適宜箇所に取着され
た貼着部材に貼着して腰部を保護するようにしたことを
特徴としている。
【0007】請求項2の腰用保護具付きスポーツ用衣服
は、請求項1において、前記帯体は、腰周りの背中側ま
での短い寸法とし、該帯体先端部の貼着部材が、衣服本
体の腰周りの背中側位置の外面側に取着されていること
を特徴としている。
【0008】請求項3の腰用保護具付きスポーツ用衣服
は、請求項1において、前記帯体は、腰周りの背中側ま
での短い寸法とされ、該帯体先端部の面ファスナー等の
貼着部体が、衣服本体の腰周りの背中側位置の外面側に
取着されており、更に、衣服本体の腰周りの腹部側に至
る帯体の基端部が衣服本体の背中側両端部近傍箇所の外
面側に縫着され、帯体の先端部には面ファスナー等の貼
着部材が取着され、衣服本体の腹部側位置の外面側に
は、前記帯体の先端部の面ファスナー等の貼着部材が着
脱自在に貼着される面ファスナー等の貼着部材が縫着さ
れていることを特徴としている。
【0009】請求項4の腰用保護具付きスポーツ用衣服
は、請求項1において、前記帯体は、その先端部が腰周
りの腹部側まで届く長い寸法とされ、前記帯体の先端部
の面ファスナー等の貼着部材が着脱自在に貼着される面
ファスナー等の貼着部材は、衣服本体の腰周りの腹部側
位置の外面側に取着されていることを特徴としているも
のである。
【0010】請求項5の腰用保護具付きスポーツ用衣服
は、衣服本体2の腰部3の腰後内側2aに、腰を保護す
るための保護具3A、3Bを少なくとも左右一対包着
し、この保護具3A、3B付近から二股状に別れた帯体
5Dの一端を環体5fを取付け、他方の腰部3の外側に
貼着部材7を表面に逢着した帯体5Fに取着け該帯体5
を環体5fの他端に掛け回し、腰部3の縦切断孔2bか
ら帯体5Fを外側に出し、該帯体5Fの先端内側に貼着
部材6を取つけ、帯体5Fを腹部側2eに引くことによ
り、衣服本体2の腰周りの腹部側2eに引き寄せられる
ことを特徴とする構成である。
【0011】請求項6の腰用保護具付きスポーツ用衣服
は、衣服本体2の腰部3の腰後内側2aに、腰を保護す
るための保護具3A、3Bを少なくとも左右一対包着
し、この保護具3A、3B付近から二股状に別れた帯体
5Dの一端に環体5fを取付け、この帯体5Dと連係す
る帯体5Eは腰部3の腹部側2eの外側に取着け、該帯
体5Eの外側に貼着部材7を逢着し、この帯体5Fを前
記環体5fの他端に掛け回し、帯体5Fの先端部5bの
内側に貼着部材6を取付け、該帯体5Fを腹部側2eに
引くことにより、衣服本体2の腰周りの腹部側2eに引
き寄せられることを特徴とする構成である。
【0012】請求項7の腰用保護具付きスポーツ用衣服
は、衣服本体の腰帯部2a の外面側に、腰を保護する
ための保護具3A、3Bを少なくとも左右一対包着し、
この保護具付近から二股状に別れた帯体5Dの一端に環
体5fを取着け、一方この帯体5Dの一端は腹部側2e
に取着け、他方の腰帯部2cの外側に貼着部材7を表面
に逢着した帯体5Fは、前記環体5fの他端に掛け回
し、帯体5Fの先端部5bの内側に面ファスナー等の貼
着部材6を取着け、帯体5Fを腹部側2eに引くことに
より、衣服本体2の腰周りの腹部側2eに引き寄せられ
ることを特徴とする構成である。
【0013】
【発明の実施の形態】及び
【実施例】以下、本発明に係る腰用保護具付きスポーツ
用衣服の実施の形態について、図面を参照しつつ説明す
る。 図1は第1の実施の形態の腰用保護具付きスポー
ツ用衣服を示すものであり、(A)一部省略の保護具を
取り付けた衣服本体の後部内側の構成を示す説明図、
(B)一部省略の保護具を取り付けた衣服本体の後部外
側の構成を示す説明図、図2は保護具の取り付け状態を
示す要部を展開平面図、図3は保護具を含む要部を分解
した状態の説明図、図4は保護具を含む要部の横断面の
一部を示す説明図である。
【0014】第1の実施の形態の腰用保護具付きスポー
ツ用衣服1は、図1に示すように、衣服本体2が半パン
ツで形成されており、この衣服本体2の腰帯部2cの腰
部側2aの内面側に、腰に当てて腰を保護するための、
硬質の金属あるいは硬質の合成樹脂などからなる略く字
形の保護具3A、3Bが左右に二つずつ包着されてい
る。即ち、保護具3A,3Bは、布片4で外部から包ま
れており、腰部側2aの内面側に縫着することによって
包着されている。そして、内側の保護具3Aを包着した
布片4から基端部5aが二股状になった比較的短い寸法
の帯体5が腰周りの内面側に配置され、帯体5の先端部
5bには面ファスナーからなる貼着部材6が縫着されて
いる。 衣服本体2の腰帯部2cの適宜箇所には、縦切
断孔2bが左右1箇所ずつ形成されており、この衣服本
体2の外面側における縦切断孔2bに近い箇所には、帯
体5の先端部5bの面ファスナーからなる貼着部材6が
着脱自在に貼着される面ファスナーからなる貼着部材7
(図1(B)参照)が縫着されている。 縫製前は図2
に示すように、保護具3A、3Bと帯体5の基端部5a
は、衣服本体2の上縁から腰帯部2cと覆部2dが延設
されたおり、腰帯部2cと覆部2d間の折目2fを山折
りして腰帯部2cの裏面に覆部2dを重合して、保護具
3A、3Bの両側に縦切断孔2b、2bが形成されてい
て、帯体5の先端部5bが縦切断孔2bに貫通して外側
に通されるようになっている。従って、図3に示すよう
に、保護具3A,3Bは衣服本体2の腰部側2aの内側
に露出した形になっていて、保護具3A,3Bが直接身
体の腰に当接するように構成されている。
【0015】上記のように構成された第1の実施の形態
の腰用保護具付きスポーツ用衣服1は、衣服本体2を体
に付けてから、左右の縦切断孔2bから外面側に出てい
る帯体5を手前側に引いて、保護具3A,3Bを人体の
腰に当てて締めるようにしてから、帯体5の先端部5b
の面ファスナーからなる貼着部材6を衣服本体2の外面
側における縦切断孔2bに近い箇所に縫着された面ファ
スナーからなる貼着部材7に貼着することによって体に
装着される。
【0016】この第1の実施形態の腰用保護具付きスポ
ーツ用衣服1によれば、スポーツ用衣服の衣服本体2に
直接取り付けて腰用保護具3A、3Bを付設することが
できる。また、帯体5の締め具合で腰の両側の生地に弛
み(皺)ができても、帯体5と腰部3が独立しているの
で、この両側の弛み部分を後方側にずらせて保護具3
A、3Bを調整することができる。更に、帯体5の引き
具合を調節することによって腹側の締め具合を容易に調
節することができる。また、腰痛に対して腰を保護して
腰の負担を軽減することができ、衣服本体2の重量に、
保護具3A,3Bと帯体5だけの重量が重くなるだけで
あるので軽量であって、体によく添い体に付けたときの
違和感を軽減することができ、スポーツを行うのに最適
なものである。尚、上記実施の形態では、保護具3A,
3Bが衣服本体2の腰部側2a の左右に二つずつ包着
したものについて説明したが、これに限らず、保護具は
左右一対だけでもよく、また場合によっては左右に3つ
ずつ以上複数包着してもよい。また貼着部材も面ファス
ナーに限定されるものでなく、スナップボタン、ホッ
ク、バツクルに置き換えることができる。
【0017】図4は第2の実施形態の腰用保護具付きス
ポーツ用衣服1Aを示すもので、この腰用保護具付きス
ポーツ用衣服1Aは、上記第1の実施形態の腰用保護具
付きスポーツ用衣服1の構成に加えて、更に、衣服本体
2の腰周りの腹部2e側に至る帯体5Aの基端部5cが
衣服本体2Aの背中側両端部近傍箇所の外面側に縫着さ
れ、帯体5Aの先端部5dには面ファスナーからなるの
貼着部材8が取着され、衣服本体2Aの腹部2e側位置
の外面側には、帯体5Aの先端部5dの面ファスナーか
らなる貼着部材8が着脱自在に貼着される面ファスナー
からなる貼着部材9が縫着されている。 この第2の実
施の形態の腰用保護具付きスポーツ用衣服1では、上記
第1の実施の形態の腰用保護具付きスポーツ用衣服1と
同様にして、衣服本体2を体に付けてから、左右の縦切
断孔2bから外面側に出ている帯体5を手前側に引い
て、保護具3A、3Bを人体の腰に締め当てるようにし
てから、帯体5の先端部5bの面ファスナーからなる貼
着部材6を衣服本体2の外面側における縦切断孔2bに
近い箇所に縫着された面ファスナーからなる貼着部材7
に貼着して一端腰用保護具付きスポーツ用衣服1を体に
付けてから、更に、腹部2e側の帯体5を手前側に引い
て締め付けて、その先端部5dの面ファスナーからなる
貼着部材8を衣服本体2の腹部2e側位置の外面側に縫
着されている面ファスナーからなる貼着部材9に貼着す
る。 次に第2の実施形態の腰用保護具付きスポーツ用
衣服1によれば、背中側の帯体5による締め付け具合が
緩い場合等に、腹部2e側の帯体5によって更に締め付
けることができるので、締め付け具合をより微調整する
ことができる利点がある。 更に、この締め付け具合の
調整を腹部2e側で行えるので、簡単に調整作業ができ
調整し易い。
【0018】図5は第3実施形態の腰用保護具付きスポ
ーツ用衣服1Bを示すもので、この第3実施形態の腰用
保護具付きスポーツ用衣服1Bは、保護具3A、3Bの
衣服本体2の包着状態は、上記第1の実施の形態の腰用
保護具付きスポーツ用衣服1と同様であるが、帯体5
は、その先端部5eが腰周りの腹部側2e側まで届く長
い寸法とされ、帯体5の先端部5eの面ファスナーから
なる貼着部材10が着脱自在に貼着される面ファスナー
からなる貼着部材11は、衣服本体2の腰周りの腹部2
e側位置の外面側に縫着されている。 この第3実施形
態の腰用保護具付きスポーツ用衣服1Bでは、衣服本体
2を身体に装着した後に、帯体5を腹部2e側で手前側
に引いて締め具合を調整してから、帯体5の先端部5e
の面ファスナーからなる貼着部材10を衣服本体2の腰
周りの腹部2e側の外面側の面ファスナーからなる貼着
部材11に貼着する。この第3実施形態腰用保護具付き
スポーツ用衣服1Bによれば、帯体5による締め具合の
調整を腹部側だけで行えるので、この調整作業に手間が
かからず行い易い利点がある。
【0019】図6は第4実施形態腰用保護具付き衣服本
体2によれば、腰部3の内側に取りつけた帯体5Dは先
端に環体5fを取り付け、もう一方の腰部3の外側に取
り付けた帯体5Fの衣服本体2Cの腰周りの腹部側2e
に貼着部材7を取り付けた帯体5Fを前記環体5fに掛
け回し、環体5fで折り返して縦切断孔2bより帯体5
Fを出して該帯体5Fの先端に内面側に貼着部材6を取
り付けているため帯体5Fを矢印の方向に引っ張ると自
然に腹部も引っ張られるので、腹部の調整がし易い。
【0020】図7は帯体の調整を腰回り腰部3の外側に
出して調節使用とするもので、縦切断孔2bよりも環体
が大きく孔に入り込まないので,図6の腰回りの腰部3
の内側に環体5fがあるものより操作性がよく、直接体
に環体5fがふれない構成である。それ以外は第4実施
形態の場合と同様であるから説明を省略する。
【0021】図8は衣服本体2の腰部3の外面側に、腰
を保護するための保護具3A、3Bを少なくとも左右一
対包着し、この保護具付近から二股状に別れた帯体5D
の終端に環体5fを取着け、一方この帯体5Dの一端は
腹部側2eに取着け、他方の腰部3の外側に貼着部材7
を表面に逢着した帯体5Fは、前記環体5fの他端に掛
け回し、帯体5Fの先端部5bの内側に面ファスナー等
の貼着部材6を取着け、帯体5Fを腹部側2eに引き寄
せるくことにより、衣服本体2の腰周りの腹部側2eに
引き寄せられる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の腰用保
護具付きスポーツ用衣服は、衣服本体の腰部の内面側
に、腰に当てて腰を保護するための保護具を少なくとも
左右一対包着し、この左右一対の保護具から基端部が二
股状になった帯体を腰周りの内面側に配置し、前記帯体
の先端部に面ファスナー等の貼着部材を取着し、衣服本
体の腰周りの外面側の適宜箇所に、前記帯体の先端部の
面ファスナー等の貼着部材が着脱自在に貼着される面フ
ァスナー等の貼着部材を取着してなり、前記衣服本体を
体に付けて腰に保護具を当てた状態で、前記帯体を腰周
りの内面側から外面側に引き出して左右に引っ張った状
態で帯体の先端部の貼着部材を衣服本体の腰周りの外面
側の適宜箇所に取着された貼着部材に貼着して腰部を保
護するようにしたものであるから、以下に述べる効果を
奏する。
【0023】即ち、スポーツ用ズボン等のスポーツ用衣
服に一体に腰用保護具を付設することができ、その締め
具合を容易に調節することができる。更に腰痛に対して
腰を保護して腰の負担を軽減することができる。しか
も、軽量であって、体に付けたときの違和感を軽減する
ことができ、スポーツを行うのに最適なものである。
【0024】請求項2の腰用保護具付きスポーツ用衣服
は、前記帯体は、腰周りの背中側までの短い寸法とさ
れ、前記帯体の先端部の面ファスナー等の貼着部材が着
脱自在に貼着される面ファスナー等の貼着部材は、衣服
本体の腰周りの背中側位置の外面側に取着されているの
で、全体をコンパクトにまとめた状態にすることがで
き、軽量、且つ安価に制作できる。
【0025】請求項3の腰用保護具付きスポーツ用衣服
は、前記帯体は、腰周りの背中側までの短い寸法とさ
れ、前記帯体の先端部の面ファスナー等の貼着部材が着
脱自在に貼着される面ファスナー等の貼着部材は、衣服
本体の腰周りの背中側位置の外面側に取着されており、
更に、衣服本体の腰周りの腹部側に至る帯体の基端部が
衣服本体の背中側の両端部近傍箇所の外面側に縫着さ
れ、帯体の先端部には面ファスナー等の貼着部材が取着
れ、衣服本体の腹部側位置の外面側には、前記帯体の先
端部の面ファスナー等の貼着部材が着脱自在に貼着され
る面ファスナー等の貼着部材が縫着されているものであ
るから、以下に述べる効果を奏する。
【0026】即ち、背中側の帯体による締め付け具合が
緩い場合等に、腹部側の帯体によって更に締め付けるこ
とができるので、締め付け具合を調整することができ
る。更に、この締め付け具合の調整を腹部側で行えるの
で、この調整作業が行い易い。
【0027】請求項4の腰用保護具付きスポーツ用衣服
は、前記帯体は、その先端部が腰周りの腹部側まで届く
長い寸法とされ、前記帯体の先端部の面ファスナー等の
貼着部材が着脱自在に貼着される面ファスナー等の貼着
部材は、衣服本体の腰周りの腹部側位置の外面側に取着
されているので、帯体による締め具合の調整を腹部側だ
けで行えるので、この調整作業に手間がかからず行い易
い。 請求項5の腰用保護具付きスポーツ用衣服本体2
よれば、腰部3に取りつけた帯体5Dの先端に環体5f
を取り付け,腰部3に取り付けた帯体5Fを環体5fに
掛け回して(環体5fで折り返して)いるため、帯体5
Fを矢印の方向に引っ張ると自然に腹部側2eに引き寄
せられるので、腹部の調整がし易い。請求項6の腰用保
護具付きスポーツ用衣服本体2よれば、腰部3に取りつ
けた帯体5Dの一端に環体5fを取着け、この帯体5D
と連携する帯体5Eは腰部3の腹部側2eに取着け、該
帯体5Eを環体5fに掛け回して(環体5fで折り返し
て)いるため、帯体5Eを矢印の方向に引っ張ると自然
に腹部側2eに引くことになり、腹部側2eに引き寄せ
られるので、腹部の調整がし易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る腰用保護具付きスポーツ用衣服の
第1の実施の形態を示すものであり、(A)は一部省略
の保護具を取り付けた衣服本体の後部内側の説明図
(B)は衣服本体の後部外側の説明図である。
【図2】第1の実施の形態の腰用保護具付きスポーツ用
衣服の保護具の取り付け状態を示す要部展開平面図であ
る。
【図3】第1の実施の形態の腰用保護具付きスポーツ用
衣服の保護具を含む要部を分解した状態を示す説明図で
ある。
【図4】第2の実施の形態の腰用保護具付きスポーツ用
衣服の斜視図である。
【図5】第3の実施の形態の腰用保護具付きスポーツ用
衣服の斜視図である。
【図6】他の実施例を示す環体を腰回りの内側で調整す
る腰用保護具付きスポーツ用衣服の保護具を含む要部の
横断面図である。
【図7】他の実施例を示す環体を腰回りの外側で調整す
る腰用保護具付きスポーツ用衣服の保護具を含む要部の
横断面図である。
【図8】他の実施例を示す保護具を衣服の外側に取着
し、環体を腰回りの外側で調整する腰用保護具付きスポ
ーツ用衣服で、(A)は正面図、(B)背面図、(C)
は右側面図である。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C 腰用保護具付きスポー
ツ用衣服 2、 衣服本体 2a 腰後内側 2b 縦切断孔 2c 腰後外側 2e 腹部側 3 腰部 3A、3B 保護具 4 布片 5、5A、5B、5D、5F 帯体 5a、5c 基端部 5b、5d、5e 先端部 5f 環体 6、7、8、9、10、11 貼着部材(面ファスナ
ー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A63B 71/08 A63B 71/08 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服本体2の腰部3の腰後内側2aに、
    腰を保護するための保護具3A、3Bを少なくとも左右
    一対包着し、この保護具3A、3Bの基端部5aから二
    股状になった帯体5の一端を縦切断孔2bから外側に出
    し、該帯体5の先端部5bに貼着部材6を取着し、腰後
    外側2cに取着した貼着部材7と、着脱自在に貼着され
    ることを特徴とする腰用保護具付きスポーツ用衣服。
  2. 【請求項2】 前記帯体5が、腰周りの背中側までの短
    い寸法であり、且つ該帯体5の先端部5bに貼着部材6
    が貼着され、帯体5の貼着部材7が衣服本体2の腰後外
    側2cに取着されていることを特徴とする請求項1記載
    の腰用保護具付きスポーツ用衣服。
  3. 【請求項3】 前記帯体5は、腰周りの背中側までの短
    い寸法であり、且つ該帯体5の先端部に取着けられた貼
    着部材6とこれと貼着する貼着部材7が衣服本体2の腰
    周り帯体5の両脇腹の外面側に取着されており、更に、
    衣服本体2の両脇腹基端部5cから腹部側2eにかけて
    帯体5Aを取付け、帯体5Aの先端部5dの内側に貼着
    部材8が取着けられ、衣服本体2の腹部側2eの外面側
    に前記貼着部材8と着脱自在に貼着する貼着部9を取着
    されたことを特徴とする請求項1記載の腰用保護具付き
    スポーツ用衣服。
  4. 【請求項4】 前記帯体5は、腰周りの腹部側2eまで
    届く長い寸法とし、腰部3の内面側の縦切断孔2bから
    帯体5を外側に出し、帯体5の先端部5eに面ファスナ
    ー等の貼着部材10が着脱自在に取着され、衣服本体2
    の腰周りの腹部側2e位置の外面側に貼着部材11が取
    着されていることを特徴とする請求項1記載の腰用保護
    具付きスポーツ用衣服。
  5. 【請求項5】 衣服本体2の腰部3の腰後内側2aに、
    腰を保護するための保護具3A、3Bを少なくとも左右
    一対包着し、この保護具3A、3B付近から二股状に別
    れた帯体5Dの一端を環体5fを取付け、他方の腰部3
    の外側に貼着部材7を表面に逢着した帯体5Fに取着け
    該帯体5を環体5fの他端に掛け回し、腰部3の縦切断
    孔2bから帯体5Fを外側に出し、該帯体5Fの先端内
    側に貼着部材6を取つけ、帯体5Fを腹部側2eに引く
    ことにより、衣服本体2の腰周りの腹部側2eに引き寄
    せられることを特徴とする腰用保護具付きスポーツ用衣
    服。
  6. 【請求項6】 衣服本体2の腰部3の腰後内側2aに、
    腰を保護するための保護具3A、3Bを少なくとも左右
    一対包着し、この保護具3A、3B付近から二股状に別
    れた帯体5Dの一端に環体5fを取付け、この帯体5D
    と連係する帯体5Eは腰部3の腹部側2eの外側に取着
    け、該帯体5Eの外側に貼着部材7を逢着し、この帯体
    5Fを前記環体5fの他端に掛け回し、帯体5Fの先端
    部5bの内側に貼着部材6を取付け、該帯体5Fを腹部
    側2eに引くことにより、衣服本体2の腰周りの腹部側
    2eに引き寄せられることを特徴とする腰用保護具付き
    スポーツ用衣服。
  7. 【請求項7】 衣服本体2の腰帯部2aの外面側に、腰
    を保護するための保護具3A、3Bを少なくとも左右一
    対包着し、この保護具付近から二股状に別れた帯体5D
    の一端に環体5fを取着け、一方この帯体5Dの一端は
    腹部側2eに取着け、他方の腰帯部2cの外側に貼着部
    材7を表面に逢着した帯体5Fは、前記環体5fの他端
    に掛け回し、帯体5Fの先端部5bの内側に面ファスナ
    ー等の貼着部材6を取着け、帯体5Fを腹部側2eに引
    くことにより、衣服本体2の腰周りの腹部側2eに引き
    寄せられることを特徴とする腰用保護具付きスポーツ用
    衣服。
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