JPH1045934A - 携帯精密機器用収納ケース - Google Patents

携帯精密機器用収納ケース

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JPH1045934A
JPH1045934A JP20472796A JP20472796A JPH1045934A JP H1045934 A JPH1045934 A JP H1045934A JP 20472796 A JP20472796 A JP 20472796A JP 20472796 A JP20472796 A JP 20472796A JP H1045934 A JPH1045934 A JP H1045934A
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JP
Japan
Prior art keywords
foam
thickness direction
thickness
storage case
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP20472796A
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English (en)
Inventor
Takeshi Harunari
武 春成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みが薄い場合においても有効に衝撃を吸収
し、デザイン自由度の優れるポリオレフィン樹脂発泡体
を備えた携帯精密機器用収納ケースを提供する。 【解決手段】 (1)発泡倍率が5〜20倍、(2)厚
みが1〜10mm、(3)気泡が厚み方向に縦長形状で
あり、厚み方向の気泡径サイズ/厚み方向に垂直な方向
の気泡径サイズで表される気泡径比が2〜10、(4)
厚み方向と垂直な方向の気泡径サイズが800μm以下
であるポリオレフィン樹脂発泡体を有する携帯精密機器
用収納ケースを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯精密機器の落
下等による衝撃からこれら機器の破損、故障を防止しう
る精密機器用収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、多様な表現メディアを統合的に利
用し、対話的にやりとりできるマルチメディア化が生
活、社会に大きなインパクトをあたえており、そのマル
チメディア端末機としての携帯精密機器の普及が急速に
すすんでいる。しかし、これら普及に伴い、携帯精密機
器の落下、接触等による破損、故障などの事故も増加し
続けており、その対策が急がれている。携帯精密機器の
外郭ケースには高強度、耐衝撃性などの要求を満足させ
るABS、ポリカーボネート等の樹脂が用いられ、落下
などによる外郭ケースの破損防止に寄与しているもの
の、これら外郭ケースは衝撃を緩和する性能を備えてい
ないため、伝播した衝撃により内部の精密部品が破損
し、機器としての機能は失われてしまう。
【0003】落下事故防止のための手だてとして携帯電
話を例にとれば、特開平8−97896号公報には、収
納ケースを体の一部の装着させる方法、特開平8−18
637号公報には、クッション性を有する発泡材料を収
納ケースに活用する方法、特開平8−9448号公報に
は、軟質樹脂からなる緩衝材を外郭ケース外面に設ける
方法等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平8−9
7896号公報の方法においては、落下防止は防げたと
しても、万一落下した場合の対策が講じられていない。
【0005】また、特開平8−18637号公報の方法
においては、クッション性の高い発泡体が収納ケースの
材料として用いられているが、クッション性の高い材料
は一般に軟質であり、内容物が軽量である場合には落下
時の衝撃エネルギを発泡体の変形エネルギに変換して吸
収するが、内容物が重量物である場合、発泡体が変形限
界を越え、内容物が落下面に底付きしてしまい、衝撃吸
収への寄与が著しく減少してしまう欠点がある。クッシ
ョン性の高い材料を用いて、このような底付きを防止す
るには必然的に発泡体の厚みを増加せざるを得ないが、
そのような場合には収納ケースを含めた携帯精密機器全
体の容積を増加させることとなり、携帯機器としての機
能性を低下させる結果となる。逆に、これら発泡体の材
料を硬質のものとし、発泡体の強度を高め、底付きを防
止しようとした場合、発泡体は変形性に乏しいものとな
り、無理に折り曲げたりしようとすれば容易に破損して
しまうため、ケースのデザインを自由に設計することが
困難となる。
【0006】さらに、特開平8−9448号の方法にて
緩衝材として用いられるシリコンゴムは比重が高く、そ
の変形量は発泡体に比較して通常小さいため、落下時の
衝撃を緩和するすることは難しい。
【0007】そこで、本発明はこれら問題点を解決する
ために考案されたものであり、その目的は、厚みが薄い
場合においても有効に衝撃を吸収し、デザイン自由度の
優れるポリオレフィン樹脂発泡体を備えた携帯精密機器
用収納ケースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
関して鋭意検討した結果、特定の発泡体層を有してなる
携帯精密機器用収納ケースが、衝撃等による破損、故障
を防止しうる効果に優れることを見いだし本発明を完成
させるに至った。
【0009】即ち、本発明は、(1)発泡倍率が5〜2
0倍、(2)厚みが1〜10mm、(3)気泡が厚み方
向に縦長形状であり、厚み方向の気泡径サイズ/厚み方
向に垂直な方向の気泡径サイズで表される気泡径比が2
〜10、(4)厚み方向と垂直な方向の気泡径サイズが
800μm以下であるポリオレフィン樹脂発泡体を有す
ることを特徴とする携帯精密機器用収納ケースに関する
ものである。
【0010】本発明において発泡体を構成するポリオレ
フィン樹脂は、ポリオレフィン樹脂であればいかなるも
のでもよく、例えば高密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン等のオレフィン系単独重合体;エチレンープロピレ
ン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重
合体等のオレフィン系共重合体;該重合体と混合可能な
ゴム叉はプラスチックを混入した混合物等を挙げること
ができる。
【0011】本発明において、携帯精密機器用収納ケー
スを構成するポリオレフィン樹脂発泡体は、(1)発泡
倍率が5〜20倍、(2)厚みが1mm〜10mm、
(3)気泡が厚み方向に縦長形状であり、厚み方向の気
泡径サイズ/厚み方向に垂直な方向の気泡径サイズで表
される気泡径比が2〜10、(4)厚み方向と垂直な方
向の気泡径サイズが800μm以下のものであり、該ポ
リオレフィン樹脂発泡体層を有することにより、本発明
の携帯精密機器用収納ケースは薄くとも衝撃を有効に吸
収し、かつ、デザイン自由度に優れたものとなる。
【0012】該発泡体において発泡体の倍率が5倍未満
の場合には、発泡体の比重が高くなるため、衝撃が加わ
った時の変形量が小さくなり、衝撃を有効に吸収し得な
くなる。一方、20倍を超える場合、発泡体の強度が低
くなるため、落下等により内容物が底付きし易くなるた
め好ましくない。また、携帯精密機器用収納ケースが該
発泡体を中間層とする少なくとも表面層、中間層、裏面
層よりなる積層体よりなり、複合化を縫い合わせにより
行おうとする場合、縫い合わせを容易に行うことが可能
であり、縫い合わせ部が強度的にも問題がないことか
ら、該発泡体の発泡倍率は5〜10倍の範囲にあること
が好ましい。
【0013】該発泡体の厚みは1mm〜10mmの範囲
である。厚みが1mm未満の場合、落下等により底付き
し易くなり、厚みが10mmを超える場合、収納ケース
全体が嵩高くなるため、携帯機器用収納ケースとしての
機能が低下する。
【0014】該発泡体は、その気泡構造が厚み方向に縦
長である。これより、本発明の携帯精密機器用携帯ケー
スは、厚み方向からの圧縮には強く、逆に厚み方向に垂
直な方向からの圧縮には柔軟であるといった特徴を有す
る。本発明を構成する発泡体がこのような強度異方性を
示す理由としては、図1に示すように気泡が厚み方向に
縦長であることから気泡を隔てる気泡壁1も厚み方向に
細長い板状となり、かかる気泡壁はその長さ方向からの
力には強い耐性を示すが、その側面からの力には容易に
変形しうることが挙げられる。また、気泡径比は、厚み
方向の気泡径サイズ/厚み方向に垂直な方向の気泡径サ
イズによって表され、この数値が2より小さい場合、満
足な強度異方性が得られず、10を超える場合、気泡壁
が希薄となりすぎることから、気泡構造が不安定とな
り、発泡体が潰れやすくなる。
【0015】該発泡体の気泡は厚み方向と垂直な方向の
気泡径サイズが800μm以下である。縦長構造を有す
る気泡の径が800μmを超えるような場合、必然的に
気泡壁はより厚く、長くなるため、発泡体を変形させに
くく、また例え変形させた場合でも回復性も乏しくな
り、収納ケースとしてのデザイン自由度を満足させるこ
とができなくなる。
【0016】本発明を構成するポリオレフィン樹脂発泡
体は、本発明の目的を満足するものであればいかなる方
法により得られたものでもよく、その成形方法の一態様
について以下に説明する。
【0017】前記のポリオレフィン樹脂に加熱によって
分解しガスを発生しうる公知の化学発泡剤、例えばアゾ
ジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ンなどと、必要に応じて過酸化物などの化学架橋剤を混
合し、該混合物を化学発泡剤、架橋剤等が分解しない温
度に保持し、例えばシート状等の成形体に成形する。そ
して、得られた発泡性を有するシートは例えば図2に示
すような対向する一対の成形型3,4内にて加圧すると
ともに、上記発泡剤の分解温度以上に加熱し、次いで上
記成形型間を開放することにより、所望する発泡体5に
変換される。
【0018】本発明の携帯精密機器用収納ケースは、意
匠性、質感に優れた収納ケースが求められることから上
記発泡体を中間層とする少なくとも表面層、中間層、裏
面層よりなる積層体よりなることが好ましい。
【0019】ここで、表面層、裏面層としては、例えば
ポリ塩化ビニルシート、ポリオレフィンシート、ポリウ
レタンシート、熱可塑性エラストマーシート、不織布、
布、レザー、樹脂発泡体、紙、金属箔等が挙げられる。
また、表面層と中間層、中間層と裏面層等との結合は、
熱融着、接着層を介した接着、縫い合わせ等の方法を各
種公知の加工技術を用いて行うことにより成される。
【0020】
【作用】本発明は、デザイン自由度に優れ、かつ肉薄で
あっても落下等による衝撃から内容物を保護しうる携帯
精密機器の収納ケースを提供することをその目的として
いる。
【0021】本発明における携帯精密機器用収納ケース
を構成するポリオレフィン樹脂発泡体は、これに含まれ
る気泡及び気泡を隔てる気泡壁が厚み方向に縦長である
ため、厚み方向からの衝撃に強い構造となっており、従
来の軟質緩衝材の容易に底付きする問題が解消される。
なお、衝撃に強い構造であっても、比重の小さい発泡体
である以上、落下叉は接触時等には気泡壁が変形、すな
わち発泡体が変形することにより衝撃を好ましく緩和す
る。なぜなら、変形しにくい材料が変形することはすな
わち、それだけ多くのエネルギーを吸収することに他な
らないからである。
【0022】また、本発明に用いられる発泡体は、厚み
方向からの高い耐圧縮性能を備えつつも、柔軟に変形し
うる特性を有するものであり、従来の硬質発泡体のよう
にかけたり、割れたりすることはない。なぜなら、前述
するように、厚み方向に垂直な方向からの圧縮に対して
容易に変形しうるということは、同方向への引き延ば
し、及び圧縮も容易に行いうることを意味することか
ら、図3に示すような発泡体6の折り曲げを行おうとす
る場合を例にとれば、発泡体上表面付近に存在する折れ
曲がり部分の気泡7、及び下表面付近に存在する気泡
7’が厚み方向と垂直な方向へと容易に構造変化して、
すなわち気泡7は延伸され、気泡7’は圧縮されること
により、発泡体の折り曲げがスムーズに行われるのであ
る。このことは、さまざまな形態を有する内容物の形状
に沿った自由なデザインを収納ケースに施すことに好ま
しく作用する。
【0023】さらに、本発明において用いられるポリオ
レフィン樹脂発泡体は中間層として用いることも可能で
あり、例えば表面材、裏面材等との縫い合わせにも適す
るものであり、ポリオレフィン樹脂との接着性に問題の
ある材料であっても表面材、裏面材等として問題なく選
定することが可能となり、意匠性、質感に優れた収納ケ
ースを提供するものである。
【0024】
【実施例】以下に、本発明を実施例により説明するが、
本発明は実施例に限定されるものでない。
【0025】合成例1 高密度ポリエチレン(東ソー株式会社製、商品名ニポロ
ンハード4010)100重量部に対して、発泡剤とし
てアゾジカルボンアミド(永和化成工業株式会社製、商
品名ビニホールAC#1C)5重量部、架橋剤として
2,5−ジメチル−ジ−t−ブチルパーオキシヘキシン
−3(日本油脂株式会社製、商品名パーヘキシン25B
−40)0.4重量部とからなる混合物を調整した。該
混合物を50mmφ押出機により溶融混練するとともに
Tダイを通して未発泡シートとして押し出した。
【0026】次いで、該未発泡シートを、180℃に維
持されているそれぞれ凹、凸形状を有した一対の対向す
る成形型間に挿入し、20kgf/cm2の圧力にて加
圧した後、該成形型を200℃まで昇温して発泡剤を分
解させることにより、溶融樹脂中にガスを発生させた。
続いて上記成形型を130℃に冷却した後、開放するこ
とにより発泡シートを得た。
【0027】得られた発泡シートは、その気泡が厚み方
向に縦長形状を有するものであり、発泡倍率は10倍、
厚み方向の気泡径サイズ/厚み方向にす直な方向の気泡
径サイズで表される気泡径比は3〜7の範囲、厚み方向
と垂直な方向の気泡径サイズは150〜600μmの範
囲を有する高密度ポリエチレン発泡シートであった。 実施例1 図4に携帯精密機器を携帯電話とした場合の携帯電話用
収納ケース14を示す。
【0028】収納ケース14は、基片11、12及び1
3から構成されており、これら基片には合成例1で製造
した高密度ポリエチレン発泡シートを厚さ3mmに調整
した発泡体9が用いられており、該発泡体9の表面には
表面層として厚さ1mmのナイロン繊維織物布8、裏面
には裏面層として厚さ2mmのポリエステル繊維不織布
11を縫い合わせた積層体として収納ケース14が成形
されている。
【0029】基片11に備わっているマジックテープ1
5は、基片13に備わっているマジックテープ16と結
合するように配されており、携帯電話17の被覆をより
強固なものとしている。また、基片13には携帯電話1
7のアンテナ22を挿通させるアンテナ孔23が設けら
れている。
【0030】基片12は、折り曲げ部18、19の2ヶ
所で折り曲げられている。また、基片13は、携帯電話
17を前面より被覆する際に、折り曲げ部20、21に
おいて折り曲げられる。
【0031】従来、収納ケースとして発泡体を用いた基
片を折り曲げるためには、発泡材料として底付きしやす
い柔軟なものを選択せざる得なかったが、本発明の携帯
精密機器用収納ケースは、気泡が厚み方向に縦長である
発泡体を用いることにより、落下時に底付きしにくく、
耐衝撃性に優れるケースでありながら、折り曲げ等の変
形が施されうる。
【0032】また、気泡が厚み方向に縦長である発泡体
を発泡体9として用いている事から基片11、12、1
3の薄肉化が達成され、携帯精密機器の携帯性を損なう
事なく、落下時の衝撃等から携帯精密機器の破損を防ぐ
携帯精密機器用収納ケースとなるものである。
【0033】
【発明の効果】本発明における携帯精密機器の収納ケー
スは、肉薄であっても優れた耐衝撃性、及び衝撃吸収性
を有することから、携帯性を損なうことなく、落下等の
衝撃から携帯精密機器を保護するものである。
【0034】また、折り曲げたり丸めたりすることが容
易に行えるため、携帯電話、携帯情報機器、ポケットベ
ル、カメラ等に代表される携帯精密機器のさまざまな形
状に合わせた形態のものとすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリオレフィン樹脂発泡体の気泡及び気泡壁を
拡大した図である。
【図2】ポリオレフィン樹脂発泡体の成形方法を模式的
に示した説明図である。
【図3】ポリオレフィン樹脂発泡体を折り曲げたときの
断面及び気泡形状を示す概略図である。
【図4】実施例1の携帯電話用収納ケースを構成する基
片及び携帯電話用収納ケースの概略図である。
【符号の説明】
1:気泡壁 2:未発泡シート 3:上金型 4:下金型 5:発泡体シート 6:折り曲げ前の発泡シート 7:発泡体上表面付近に存在する折り曲げ部分の気泡 7’:発泡体下表面付近に存在する折り曲げ部分の気泡 8:ナイロン繊維織物布よりなる表面層 9:高密度ポリエチレン発泡体よりなる中間層 10:ポリエステル繊維不織布よりなる裏面層 11:8、9、10よりなる積層体ならなる携帯電話用
収納ケースの基片 12:8、9、10よりなる積層体ならなる携帯電話用
収納ケースの基片 13:8、9、10よりなる積層体ならなる携帯電話用
収納ケースの基片 14:携帯電話用収納ケース 15:マジックテープ 16:マジックテープ 17:携帯電話 18:折り曲げ部 19:折り曲げ部 20:折り曲げ部 21:折り曲げ部 22:アンテナ 23:アンテナ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)発泡倍率が5〜20倍、(2)厚み
    が1〜10mm、(3)気泡が厚み方向に縦長形状であ
    り、厚み方向の気泡径サイズ/厚み方向に垂直な方向の
    気泡径サイズで表される気泡径比が2〜10、(4)厚
    み方向と垂直な方向の気泡径サイズが800μm以下で
    あるポリオレフィン樹脂発泡体を有することを特徴とす
    る携帯精密機器用収納ケース。
  2. 【請求項2】中間層が、(1)発泡倍率が5〜20倍、
    (2)厚みが1mm〜10mm、(3)気泡が厚み方向
    に縦長形状であり、厚み方向の気泡径サイズ/厚み方向
    に垂直な方向の気泡径サイズで表される気泡径比が2〜
    10、(4)厚み方向と垂直な方向の気泡径サイズが8
    00μm以下であるポリオレフィン樹脂発泡体である少
    なくとも表面層、該中間層、裏面層から構成される積層
    体よりなることを特徴とする請求項1に記載の携帯精密
    機器用収納ケース。
JP20472796A 1996-08-02 1996-08-02 携帯精密機器用収納ケース Pending JPH1045934A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010185086A (ja) * 2003-04-11 2010-08-26 Sekisui Chem Co Ltd 架橋ポリオレフィン系樹脂発泡シート及び粘着テープ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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