JPH1045357A - エレベーターのブレーキ安全装置 - Google Patents

エレベーターのブレーキ安全装置

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Publication number
JPH1045357A
JPH1045357A JP20143396A JP20143396A JPH1045357A JP H1045357 A JPH1045357 A JP H1045357A JP 20143396 A JP20143396 A JP 20143396A JP 20143396 A JP20143396 A JP 20143396A JP H1045357 A JPH1045357 A JP H1045357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining
brake
signal
motor
drive shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20143396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tasuku Yoshida
介 吉田
Takayuki Nagashima
孝行 長島
Mitsusato Matsumoto
満里 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキシューに貼着されたライニングが摩
耗するとすぐに検出できるようにした。 【解決手段】 ライニング13におけるこの表面13a
から所定の位置に埋設された検出子15を有し、この所
定量の摩耗を検出する検出回路16から、ライニング1
3が所定量だけ摩耗したとの信号が制御盤17に出力さ
れると、この制御盤17から警告ランプ18へ点灯信号
を出力し、かつモータ5へ駆動停止の信号を出力するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターに用
いられたブレーキのブレーキシューに貼着されたライニ
ングが摩耗したときに、この摩耗を検出するようにした
エレベーターのブレーキ安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、巻上式エレベーターとして図4に
示すようなものがある。同図において、符号101は昇
降路102に上下移動可能に配設されたかごであり、こ
のかご101には釣合い重り103がロープ104を介
して連結されている。ロープ104は昇降路102の上
部に位置する駆動シーブ105,そらしシーブ106に
掛けられている。駆動シーブ105は駆動軸107を介
してモータ108によって回転させられ、そうするとか
ご101が上下移動する。
【0003】駆動軸107にはブレーキ109が設けら
れ、この駆動軸107の回転を制動してかご101の走
行を停止させるようにしている。なお、ブレーキ109
は、駆動軸107に取り付けられるブレーキドラムと、
このドラムを押圧可能なブレーキシューと、このブレー
キシューに貼られたライニングとからなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブレー
キを永い期間作動させていると、このブレーキシューに
貼着されたライニングは摩耗してしまい、ついにはブレ
ーキがあまり効かなくなってしまう。そこで、保守・点
検時に、作業員がブレーキドラムとライニングとの間に
スキマゲージ等を差し込み、目測でライニングが摩耗し
ていないか調べている。しかし、保守・点検時にはライ
ニングが既に摩耗してしまっている場合があり、また作
業員が目測でいちいち調べるのは面倒であるという問題
点があった。
【0005】本発明は、ブレーキシューに貼着されたラ
イニングが摩耗するとすぐに検出できるようにしたこと
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、かごを吊しているロープ
が掛けられた駆動プーリと、この駆動プーリに一体的に
設けられた駆動軸と、この駆動軸を介して駆動プーリを
回転させてかごを走行させるモータと、前記駆動軸に一
体的に設けられたブレーキドラムと、このブレーキドラ
ムに押圧可能に配設されたブレーキシューと、このブレ
ーキシューに貼着されブレーキドラムに摩擦接触するラ
イニングと、このライニングにおけるこの表面から所定
の位置に埋設された検出子を有し、このライニングの所
定量の摩耗を検出する摩耗検出手段と、前記ライニング
が所定量摩耗したことを警告する警告手段と、前記摩耗
検出手段から前記ライニングが所定量だけ摩耗したとの
信号が入力すると前記警告手段へ信号を出力し、かつ前
記モータへ駆動停止の信号を出力するようにした制御盤
とを備えた構成としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1ないし図3は本発明に係るエレベーターの
ブレーキ安全装置の一実施例を示す図である。
【0008】図1において、符号1は昇降路の上部に位
置する駆動シーブであり、この駆動シーブ1には両端に
かごと釣合い重りが止着されたロープ2が掛けられてい
る。駆動シーブ1には減速機構3を介して駆動軸4が設
けられ、この駆動軸4をモータ5が回転させると、駆動
シーブ1は回転してかごは走行する。
【0009】駆動軸4にはブレーキ6が設けられてお
り、このブレーキ6は図2に示すように支持台7を有し
ている。支持台7の両側には一対のブレーキシュー8,
9が位置し、これらの下端は連結ロッド10によって連
結され、これらの上端は支持台7に設けられた作動シリ
ンダ等の駆動手段11に取り付けられている。
【0010】駆動手段11によってブレーキシュー8,
9の上端を閉じると、このブレーキシュー8,9は駆動
軸4に設けられたブレーキドラム12を押圧することに
なる。ブレーキシュー8,9の内側にはライニング1
3,14が貼着されており、このライニング13,14
がブレーキドラム12に摩擦接触してこの回転を制動す
ることになる。ブレーキドラム12の回転が制動される
と、駆動軸4を介して駆動シーブ1の回転が制動され、
かごの走行は制止される。
【0011】図3に示すように、ブレーキシュー9に貼
着されたライニング13には、この表面13aから所定
の位置に導電体の検出子15が埋設されており、この検
出子15は検出回路16と接続されている。なお、検出
子15と検出回路16とは検出手段を構成している。ブ
レーキドラム12はアースされており、ブレーキ6を永
い期間作動させるとライニング13が摩耗して薄くな
り、検出子15がブレーキドラム12に接触する。そう
すると、検出回路16から機械室等に設けられた制御盤
17へ信号が出力され、制御盤17はライニング13が
摩耗していると判断して、ビルの管理室等に設けられた
警告ランプ10(警告手段)へ点灯信号を出力し、管理
人等にライニング13,14の交替時期を知らせる。ま
た、同時に制御盤17からはモータ5へ信号を出力して
このモータ5の駆動を停止させ、かごを最寄階に停止さ
せる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ライニングが摩耗すると、摩耗検出手段から制御盤へ信
号を出力して、ビルの管理人等に警告するようにしたの
で、ライニングの取替時期はすぐにわかる。また、警告
と同時にすぐにかごを最寄階に停止させるようにしたの
で、安全が確保される。さらに作業員が目測でいちいち
ライニングの摩耗を調べる作業は不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベーターのブレーキ安全装置
の一実施例を示す正面図。
【図2】このブレーキの斜視図。
【図3】このブレーキ安全装置のブロック図。
【図4】従来のエレベーターの正面図。
【符号の説明】
1…駆動プーリ、4…駆動軸、5…モータ、6…ブレー
キ、8,9…ブレーキシュー、12…ブレーキドラム、
13,14…ライニング、15…検出子、17…制御
盤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長島 孝行 神奈川県川崎市高津区坂戸3−2−1 日 本オーチス・エレベータ株式会社 オーチ ス技術研究所内 (72)発明者 松本 満里 神奈川県川崎市高津区坂戸3−2−1 日 本オーチス・エレベータ株式会社 オーチ ス技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごを吊しているロープが掛けられた駆
    動プーリと、この駆動プーリに一体的に設けられた駆動
    軸と、この駆動軸を介して駆動プーリを回転させてかご
    を走行させるモータと、前記駆動軸に一体的に設けられ
    たブレーキドラムと、このブレーキドラムに押圧可能に
    配設されたブレーキシューと、このブレーキシューに貼
    着されブレーキドラムに摩擦接触するライニングと、こ
    のライニングにおけるこの表面から所定の位置に埋設さ
    れた検出子を有し、このライニングの所定量の摩耗を検
    出する摩耗検出手段と、前記ライニングが所定量摩耗し
    たことを警告する警告手段と、前記摩耗検出手段から前
    記ライニングが所定量だけ摩耗したとの信号が入力する
    と前記警告手段へ信号を出力し、かつ前記モータへ駆動
    停止の信号を出力するようにした制御盤とを備えたこと
    を特徴とするエレベーターのブレーキ安全装置。
JP20143396A 1996-07-31 1996-07-31 エレベーターのブレーキ安全装置 Withdrawn JPH1045357A (ja)

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JP20143396A JPH1045357A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 エレベーターのブレーキ安全装置

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JPH1045357A true JPH1045357A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16441014

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JP20143396A Withdrawn JPH1045357A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 エレベーターのブレーキ安全装置

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JP (1) JPH1045357A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011093669A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Hitachi Ltd エレベータ装置及び巻上機
CN104455121A (zh) * 2014-12-18 2015-03-25 成都铁安科技有限责任公司 一种闸瓦剩余厚度检测的方法及系统
CN106438784A (zh) * 2016-10-09 2017-02-22 江南大学 一种智能型自动扶梯专用曳引机制动器摩擦片传感器
JP2017178495A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社日立製作所 エレベーター装置

Cited By (4)

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CN104455121A (zh) * 2014-12-18 2015-03-25 成都铁安科技有限责任公司 一种闸瓦剩余厚度检测的方法及系统
JP2017178495A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社日立製作所 エレベーター装置
CN106438784A (zh) * 2016-10-09 2017-02-22 江南大学 一种智能型自动扶梯专用曳引机制动器摩擦片传感器

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007