JPH1045315A - タイル紙貼り装置 - Google Patents

タイル紙貼り装置

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JPH1045315A
JPH1045315A JP22052696A JP22052696A JPH1045315A JP H1045315 A JPH1045315 A JP H1045315A JP 22052696 A JP22052696 A JP 22052696A JP 22052696 A JP22052696 A JP 22052696A JP H1045315 A JPH1045315 A JP H1045315A
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Masami Kato
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚のタイルを規則的に整列したタイル整
列体の表面に1枚の紙シートを、簡単に剥離可能にする
と共に、タイル相互間の隙間に糊が入り込まない様に貼
着してタイルユニットを製造する。 【解決手段】 タイルユニットの製造ライン終端側上方
に、該製造ラインにおける上流側が高い傾斜したテーブ
ルを配設し、該テーブルの中間部に切断装置を配設する
と共に、該切断装置の上下流側に紙材の送り装置を配設
し、又テーブルの下流側に糊付けローラー39を回動自在
に配設すると共に、該糊付けローラー39の上方対向位置
に押さえローラーを回動自在に配設し、又糊付けローラ
ー39より下流側に、先端部を糊付けローラー39に対し摺
接状態とした紙材の剥離板を設けて、裏面に糊が塗布さ
れた紙シートを剥離板により糊付けローラー39から剥が
して、製造ライン上のタイル整列体の表面側に移行させ
て貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚のタイルを
規則的に整列したタイル整列体の表面に1枚の紙シート
を貼着して一連化したタイルユニットを製造する様にし
たタイル紙貼り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる紙貼り装置にあっては、タ
イルユニットの製造ライン終端側に、上流側より糊付け
装置部、給紙装置部の順で列設したものにして、糊付け
装置部によって製造ライン上のタイル整列体の表面側に
直接糊を塗付した後、給紙装置部における切断装置によ
って、紙ロールから引き出された紙材から所定長さの紙
シートを切離して、該紙シートをタイル整列体上部に送
出、載置し、その後ローラー等によりプレスして、複数
枚のタイルを紙シートにより一連化したタイルユニット
とする様にしていたが、糊は塗付後、給紙装置まで送ら
れる間に乾燥せず、且つタイル表面との接着性良好な粘
性の高いものを使用せねばならず、よって張付け施工
後、紙シートを剥がす際に紙シートが破れ、その破片が
タイル表面に残ってしまって、張付け施工後のタイル面
の洗浄作業は、タイル面に頑固に付着した破片を除去し
ながらの作業になって甚だ面倒であった。
【0003】加えて、糊の塗付時に、施工後目地となる
タイル相互間の隙間にも糊が入り込んでしまうため、そ
のまま放置して目地材を塗り込めば、目地の剥離、脱落
の原因に成ることから、タイルユニット張付け後の目地
込め前に、タイル相互間で固化状態の糊を除去せねばな
らず、上記紙シートの付着破片の除去作業と相俟って張
付け施工後の作業が甚だ面倒であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、紙シートを
簡単に剥離可能にすると共に、タイル相互間の隙間に糊
が入り込まない様にして、施工後の諸作業の簡略化を実
現したタイルユニットを製造可能にしたタイル紙貼り装
置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、タイルユニットの製造ライン上のタイル整列
体に糊を塗布して紙シートを貼着することで、張付け施
工後の目地入れ、洗浄等の諸作業が非常に面倒になる課
題に鑑み、タイルユニットの製造ライン終端側上方に、
該製造ラインにおける上流側が高い傾斜したテーブルを
配設し、該テーブルの中間部に紙材から所定長さの紙シ
ートを切離する切断装置を配設すると共に、該切断装置
の上下流側に同期駆動する紙材の送り装置を配設し、又
テーブルの下流側に糊付けローラーを回動自在に配設す
ると共に、該糊付けローラーの上方対向位置に押さえロ
ーラーを回動自在に配設し、又糊付けローラーより下流
側に、先端部を糊付けローラーに対し摺接状態とした紙
材の剥離板を設けて、裏面に糊が塗布された紙シートを
剥離板により糊付けローラーから剥がして、製造ライン
上のタイル整列体の表面側に移行させて貼り付ける様に
したことによって、紙シート裏面への糊の塗布直後に製
造ライン上のタイル整列体に貼付け可能にすると共に、
タイル整列体におけるタイル相互間への糊の侵入を防止
する様にして、上記課題を解決せんとしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明すると、1はタイルユニット(図示せず)
の製造ラインAの終端側上方に配設した紙貼り装置であ
り、紙ロール(図示せず)から紙材Pを繰り出して所定
長さに切断する給紙装置部2と、該給紙装置部2の下流
側に配設して、切断された紙シートS裏面に糊を塗付す
る糊付け装置部3により紙貼り装置1を構成している。
【0007】先ず、給紙装置部2について説明すると、
紙貼り装置1の両側部の一対の側板4、4a間に設けたテ
ーブル5は、側板4、4a間の寸法より横幅が狭く、且つ
製造ラインAにおける上流側が高く、下流側が低い傾斜
板とすると共に、中間部に横方向全体にわたる間隙部5c
を設けて、テーブル5における間隙部5cより上方部位を
第1テーブル5a、下方部位を第2テーブル5bと成してい
る。
【0008】6はテーブル5における間隙部5cよりより
上流側に設けた紙材Pの第1送り装置であり、該第1送
り装置6は第1テーブル5a下方部に配設した一対の第1
送りローラー7、7aと、第1テーブル5a上方部に配設し
た一対の第1押さえローラー8、8aにより構成してい
る。
【0009】第1送りローラー7、7aは第1テーブル5a
の下方部に回動自在に横設した駆動軸9の中間部両端側
寄りに装着すると共に、第1送りローラー7、7aの上方
部位が第1テーブル5a上面より若干突出する様に、第1
テーブル5aの対応位置に開口部10、10a を開設してい
る。
【0010】又、駆動軸9の両端側は側板4、4aを貫通
して、該側板4、4aの外側面に固設した軸受に挿嵌して
いる。
【0011】第1押さえローラー8、8aは、第1テーブ
ル5aの上方部に回動自在に横設した駆動軸11を中心に上
下揺動自在と成した一対のアーム13、13a 先端部に回動
自在に装着し、該アーム13、13a の基端部は、駆動軸11
の中間部両端側寄りに、該駆動軸11に対し回動自在に外
嵌したリング体12、12a に一体固設し、かかる第1押さ
えローラー8、8aの下方対向位置に第1送りローラー
7、7aを配置する様にしている。
【0012】又、駆動軸11におけるリング体12、12a の
外嵌部位は縮径部として、リング体12、12a の横ずれを
防止する様にしている。
【0013】又、リング体12、12a は上部に突出板14、
14a を一体形成し、該突出板14、14a の上端部に、製造
ラインAの搬送方向と平行なネジ杆15、15a を水平貫通
させ、該ネジ杆15、15a における製造ラインAの下流側
端部にナット16、16a を螺嵌すると共に、製造ラインA
の上流側端部に引張バネ17、17a の一端を掛止し、該引
張バネ17、17a の他端部は、後述する切断装置20におけ
るアーム24、24a の先端より上流側に横設した横杆18に
上方突設した一対の固定片19、19a の上端部に掛止して
いる。
【0014】そして、ナット16、16a の締緩によって、
突出板14、14a に対しネジ杆15、15a の上流側端部を進
退させて、引張バネ17、17a の引張量を増減すること
で、突出板14、14a 、リング体12、12a 及びアーム13、
13a を介し、第1押さえローラー8、8aの第1送りロー
ラー7、7a側への押圧力を調整する様にしている。
【0015】又、駆動軸11の両端側は側板4、4aを貫通
して、該側板4、4aの外側面に固設した軸受に挿嵌して
いる。
【0016】20は紙材Pから所定長さの紙シートSを切
離する切断装置であり、該切断装置20はテーブル5にお
ける間隙部5cに設けた下刃21及び該下刃21に対し上下動
自在と成した上刃22により構成している。
【0017】下刃21は間隙部5cにおける第1テーブル5a
の延長線より下方位置に配設している。
【0018】上刃22は斜刃状にして、その両側部は、側
板4、4aの内側面にして間隙部5cの両側方部位に、上方
側が若干上流側に倒れる様に斜設したレール23、23a 内
に摺動可能に嵌合し、又基端部を駆動軸11に一体固設し
て上流側斜上方に突出したアーム24、24a の先端部に枢
着した吊下杆25、25a の下端部を上刃22上部両側部位に
枢着している。
【0019】26は駆動軸11を回動させて上刃22を上下動
させるシリンダーであり、該シリンダー26は一方の側板
4の外側部にロッド26a が上方となる様に倒立配置する
と共に、基端部を側板4側に枢着して、製造ラインAの
搬送方向に往復揺動自在と成している。
【0020】27は作動杆であり、該作動杆27の基端部を
ロッド26a に枢着すると共に、先端部を駆動軸11の突端
部に固設し、ロッド26a の進退により駆動軸11を回動さ
せ、アーム24、24a 、吊下杆25、25a を介して上刃22を
レール23、23a に沿って上下動させる様にしている。
【0021】28は紙材P又は紙シートSを糊付け装置部
3側へ送る第2送り装置であり、第1送り装置6と同様
に、第2テーブル5b下方部に配設した第2送りローラー
29、29a と、第2テーブル5b上方部に配設した第2押さ
えローラー30、30a により構成している。
【0022】第2送りローラー29、29a は第1送りロー
ラー7、7aと同様に、第2テーブル5bの下方部に回動自
在に横設した駆動軸31の中間部両端部寄りに装着すると
共に、第2送りローラー29、29a の上方部が第2テーブ
ル5b上面より若干突出する様に、第2テーブル5bの対応
位置に開口部32、32a を開設している。
【0023】又、駆動軸31の両端側は側板4、4aを貫通
して、該側板4、4aの外側面に固設した軸受に挿嵌して
いる。
【0024】第2押さえローラー30、30a は第2テーブ
ル5bの上方部に回動自在に横設した中心軸33を中心に上
下揺動自在に配設した揺動杆34、34a の上流側端部に回
動自在に装着し、かかる第2押さえローラー30、30a の
下方対向位置に第2送りローラー29、29a を配置する様
にし、且つ中心軸33は揺動杆34、34a の中間部を貫通し
ている。
【0025】35、35a は下端部を揺動杆34、34a の下流
側端部に枢着したネジ杆であり、該ネジ杆35、35a は第
2テーブル5bに対し略垂直と成すと共に、第2テーブル
5b上方に横設したフレーム36を貫通し、かかるネジ杆3
5、35a 上端側にナット37、37a を螺嵌すると共に、ネ
ジ杆35、35a におけるナット37、37a とフレーム36間に
圧縮バネ38、38a を外嵌している。
【0026】そして、ナット37、37a の締緩によって、
フレーム36に対しネジ杆35、35a の下端側を進退させ
て、圧縮バネ38、38a の圧縮量を増減させることで、第
2押さえローラー30、30a の第2送りローラー29、29a
側への押圧力を調整する様にしている。
【0027】又、中心軸33の両端側は側板4、4aを貫通
して、該側板4、4aの外側面に固設した軸受に挿嵌して
いる。
【0028】次に、糊付け装置部3について説明する
と、39は第2テーブル5bの下流側にして、該第2テーブ
ル5bの延長面より下方に設けた糊付けローラーであり、
該糊付けローラー39は軟質にして、水溶性糊を含浸、保
持可能にし、かかる糊付けローラー39の軸心方向に駆動
軸40を貫通配設すると共に、外周面に複数条の溝部41、
41a …を形成し、他方駆動軸40の一端側にして側板4の
内側にギヤ42を装着している。
【0029】又、駆動軸40の両端側は側板4、4aを貫通
して、該側板4、4aの外側面に固設した軸受に挿嵌して
いる。
【0030】43、44は糊付けローラー39に並設した第
1、2糊調整ローラーであり、ローラー39と第1糊調整
ローラー43、該第1糊調整ローラー43と第2糊調整ロー
ラー44を接面状態と成し、かかる第1、2糊調整ローラ
ー43、44は軸心方向に駆動軸45、46を貫通配設してい
る。
【0031】又、駆動軸45の両端側は側板4、4aに上下
方向に位置調節自在に設けた軸受に、駆動軸46の両端側
は側板4、4aに前後方向に位置調節自在に設けた軸受に
夫々挿嵌している。
【0032】又、第1、2糊調整ローラー43、44におけ
る駆動軸45、46の一端側にして側板4の内側にギヤ49、
50を装着し、第1糊調整ローラー43のギヤ49は糊付けロ
ーラー39のギヤ42及び第2糊調整ローラー44のギヤ50に
夫々噛合して、糊付けローラー39に連動し第1、2糊調
整ローラー43、44を回動させる様にしている。
【0033】51は糊付けローラー39及び第1、2糊調整
ローラー43、44の下方に配設した糊受けである。
【0034】52、52a …は糊付けローラー39より下流側
に設けた紙材Pの剥離板であり、該剥離板52、52a …の
夫々は立上部材53及び固定部材53a から成るL型板状に
して、立上部材53は糊付けローラー39側の端部が固定部
材53a より突出する様に、上辺部を下辺部より長くした
細長台形状として、先端面54を下向き斜面としている。
【0035】又、側板4、4a間にして下流側の下方部に
横設した固定フレーム55上に剥離板52、52a …を、各固
定部材53a を固定フレーム55に固定して、所定間隔毎に
固設し、該固定フレーム55はテーブル5と同方向に傾斜
させて、剥離板52、52a …も同様に傾斜させると共に、
各剥離板52、52a …における立上部材53の突出部を溝部
41、41a …に、各先端面54の先端側が溝部41、41a …の
溝底面に摺接する様に嵌合している。
【0036】56、56a は糊付けローラー39の上方対向位
置に配設した押さえローラーであり、側板4、4a間に回
動自在に横設した駆動軸57の両端側部に揺動杆58、58a
を固設すると共に、該揺動杆58、58a の上流側端部間に
架設した取付軸59の両端側部に押さえローラー56、56a
を装着している。
【0037】60は駆動軸57を回動させるシリンダーであ
り、該シリンダー60は一方の側板4の外側部に配置し、
基端部を側板4側に枢軸して上下揺動自在と成すと共
に、ロッド61の先端部を、駆動軸57の突端部に下端部を
固設した作動杆62の上端部に枢着している。
【0038】そして、ロッド61の進退により押さえロー
ラー56、56a と糊付けローラー39の間隔を調整自在と成
している。
【0039】尚、製造ラインAと、第1、2送り装置
6、28における第1、2送りローラー7、7a、29、29a
の駆動軸9、31を同期的に連動させる連動手段63を設け
て、製造ラインAの間歇駆動に連動して第1、2送り装
置6、28における駆動軸9、31も間歇駆動させ、製造ラ
インA及び第1、2送り装置6、28の停止時に切断装置
20により紙材Pから紙シートSを切離する様にしてい
る。
【0040】連動手段63の具体例としては、側板4、4a
の上流側の下方部間に連動軸64を回動自在に横設すると
共に、該連動軸64の両端側は側板4、4aを貫通して、該
側板4、4aの外側面に固設した軸受に挿嵌し、第1、2
送りローラー7、7a、29、29a の駆動軸9、31の、他方
の側板4aより外方へ突出した他端部にスプロケット65、
66を、連動軸64の、他方の側板4aより外方へ突出した他
端部に2個のスプロケット67、67a を夫々装着し、スプ
ロケット65、66及び一方のスプロケット67に無端状のチ
ェーン68を、他方のスプロケット67a と製造ラインAに
おける駆動モーター69のスプロケット70に無端状のチェ
ーン71を夫々巻回して、製造ラインA及び第1、2送り
装置6、28を同期作動させている。
【0041】又、糊付け装置部3における糊付けローラ
ー39にあっては、他方の側板4aより外方へ突設した、駆
動軸40の他方の突端部にスプロケット72と、駆動源(図
示せず)に無端状のチェーン73を巻回して、糊付けロー
ラー39が間歇駆動する様にしている。
【0042】次に本発明に係るタイル紙貼り装置の作用
について説明すると、先ず、紙ロールにおける紙材Pの
先端部を持って、紙ロールから紙材Pを引き出して、第
1送り装置6における第1送りローラー7、7a及び第1
押さえローラー8、8a間に挟入し、紙貼り装置1を作動
させる。
【0043】すると、第1送り装置6により下流側へ送
り出された紙材Pの先端部は、間隙部5cを越えて第2テ
ーブル5b上に到達し、続いて、第2送り装置28における
第2送りローラー29、29a 及び第2押さえローラー30、
30a 間に挟入し、かかる第2送り装置28により紙材Pの
先端部を更に下流側へ送り出す。
【0044】次に、紙材Pの先端部が切断位置(図示せ
ず)に到達すると、第1、2送り装置6、28及び糊付け
装置部3が停止し、シリンダー26におけるロッド26a の
伸長により作動杆27を介し駆動軸11が正転してアーム2
4、24a が下方揺動し、それに伴い吊下杆25、25a を介
して上刃22がレール23、23a に沿って斜下方に下動し
て、下刃21との噛み合いにより紙材Pを切断して、該紙
材Pから紙シートSを切離する。
【0045】そして、第2送り装置28により送り出され
た紙シートSの先端部は、糊付け装置部3における糊付
けローラー39及び押さえローラー56、56a 間に挟入し、
糊付けローラー39により紙シートS裏面に糊を付着さ
せ、剥離板52、52a …により糊付けローラー39に付着状
態の紙シートSを糊付けローラー39から剥離し、剥離さ
れた紙シートSは剥離板52、52a …上面に沿って更に下
流側に移動する。
【0046】最後に、裏面に糊が塗布された紙シートS
の先端部は剥離板52、52a …の下端部より垂れ下がって
タイル整列体D上面の、製造ラインAの下流側部位に貼
着し、製造ラインAによるタイル整列体Dの搬送と、糊
付け装置部3による紙シートSの送り出しによって、タ
イル整列体Dの上面を紙シートSで徐々に覆う様にして
貼着させ、紙シートSにより複数枚のタイルT、Ta…を
一連化したタイルユニットを形成している。
【0047】
【発明の効果】要するに本発明は、タイルユニットの製
造ラインAの終端側上方に、該製造ラインAにおける上
流側が高い傾斜したテーブル5を配設したので、紙ロー
ルから引き出された紙材P及び該紙材Pから切離された
紙シートSがテーブル5上を移行する際に重力が作用す
るため、紙材P及び紙シートSをスムーズに移行させる
ことが出来、又テーブル5の中間部に紙材Pの切断装置
20を配設したので、紙ロールから引き出された紙材Pか
ら所定長さの紙シートSを切離することが出来、又テー
ブル5の中間部にして切断装置20の上下流側に同期駆動
する紙材Pの第1、2送り装置6、28を複数配設したの
で、切断時の紙材Pは第1、2送り装置6、28により固
定され緊張状態であるため、切断装置20による切断作業
を確実に行うことが出来、且つ切離された紙シートSを
下流側の第2送り装置28により糊付けローラー39側へ確
実に送り出すことが出来る。
【0048】又、テーブル5の下流側に糊付けローラー
39を回動自在に配設したので、紙シートSに糊を万遍な
く付着させることが出来、又糊付けローラー39の上方対
向位置に押さえローラー56、56a を配設したので、糊付
けローラー39と押さえローラー56、56a 間に紙シートS
を挟入させることで、糊付けローラー39側に紙シートS
裏面を確実に密着させて糊を付着させることが出来る。
【0049】又、糊付けローラー39より下流側に、先端
部を糊付けローラーに対し摺接状態とした紙材Pの剥離
板52、52a …を設けたので、糊付けローラー39に付着状
態の紙シートSを糊付けローラー39への巻き込みを防止
することが出来、紙シートSを剥離板52、52a …上を通
してタイル整列体D上に移行可能にすることが出来る。
【0050】従って、本発明に係るタイル紙貼り装置1
でタイルユニットを製造すれば、紙シートS裏面への糊
の塗布後、直ちにタイル整列体D上に移行可能なこと
で、流動性の高い水溶性の糊を使用しても紙シートSを
タイル整列体Dに貼着することが出来、而も紙シートS
側に糊を塗布することで、紙シートSが剥がれ易くなる
ため、張付け施工後に紙シートSを剥がしても紙シート
Sの破片がタイル面に残らず、洗浄作業の簡略化を図る
ことが出来、且つタイル整列体DにおけるタイルT、Ta
…相互間への糊の侵入が無いため、紙シートSの剥離後
直ちに目地入れ作業を行うことが出来、総合して張付け
施工後の作業の手間を省略することが出来る。
【0051】又、糊付けローラー39に複数の溝部41、41
a …を周設したので、紙シートSにおける溝部41、41a
…との対応部位には糊が付着せず、糊付けローラー39か
ら剥離された紙シートS裏面の糊の未着部分が、後述す
る剥離板52、52a …上を移行するため、糊付けローラー
39及び押さえローラー56、56a により送り出された紙シ
ートSを、裏面に糊が付着状態であっても、剥離板52、
52a …上をスムーズに移行させることが出来、又剥離板
52、52a …を上辺部が下辺部より長く、先端側の上方角
部を鋭角状とした細長台形板状に形成したので、テーブ
ル5と同方向に傾斜した剥離板52、52a …先端を糊付け
ローラー39周面に接近させることが出来、又細長台形板
状の剥離板52、52a …の先端側を糊付けローラー39の溝
部41、41a …に嵌合すると共に、先端面54を溝底面に対
し摺接状態としたので、剥離板52、52a …の先端部は溝
部41、41a …の溝底部に接近状態であることから溝部4
1、41a …内に位置するため、糊付けローラー39に付着
した紙シートSの先端部が剥離板52、52a …上面に確実
に当接し乗り上げ、糊付けローラー39から紙シートSを
確実に剥離することが出来る等その実用的効果甚だ大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイル紙貼り装置の正面図であ
る。
【図2】図1の上方部位の拡大図である。
【図3】図1の下方部位の拡大図である。
【図4】図1の左側面図である。
【図5】図1の右側面図である。
【図6】図1のAーA断面図である。
【図7】第1、2送り装置を説明する図6の要部拡大図
である。
【図8】切断装置を説明する図6の要部拡大図である。
【図9】糊付け装置部を説明する図1の要部拡大図であ
る。
【図10】糊付け装置部を説明する図6の要部拡大図で
ある。
【図11】図10の要部拡大図である。
【符号の説明】
5 テーブル 6 第1送り装置 20 切断装置 28 第2送り装置 39 糊付けローラー 41、41a … 溝部 52、52a … 剥離板 54 先端面 56、56a 押さえローラー A 製造ライン D タイル整列体 P 紙材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイルユニットの製造ラインの終端側上
    方に、該製造ラインにおける上流側が高い傾斜したテー
    ブルを配設し、該テーブルの中間部に紙材の切断装置を
    配設すると共に、テーブルの中間部にして切断装置の上
    下流側に同期駆動する紙材の送り装置を配設し、又テー
    ブルの下流側に糊付けローラーを回動自在に配設すると
    共に、該糊付けローラーの上方対向位置に押さえローラ
    ーを回動自在に配設し、又糊付けローラーより下流側
    に、先端部を糊付けローラーに対し摺接状態とした紙材
    の剥離板を設けたことを特徴とするタイル紙貼り装置。
  2. 【請求項2】 上記糊付けローラーに複数の溝部を周設
    し、又上記剥離板を上辺部が下辺部より長く、先端側の
    上方角部を鋭角状とした細長台形板状に形成し、かかる
    剥離板の先端側を糊付けローラーの溝部に嵌合すると共
    に、先端面を溝底面に対し摺接状態としたことを特徴と
    する請求項1のタイル紙貼り装置。
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