JPH1045112A - 食物製品を脱酸素する方法及びそのための装置並びに脱酸素された食物パッケージ - Google Patents

食物製品を脱酸素する方法及びそのための装置並びに脱酸素された食物パッケージ

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JPH1045112A
JPH1045112A JP9115901A JP11590197A JPH1045112A JP H1045112 A JPH1045112 A JP H1045112A JP 9115901 A JP9115901 A JP 9115901A JP 11590197 A JP11590197 A JP 11590197A JP H1045112 A JPH1045112 A JP H1045112A
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JP
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products
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packaging
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JP9115901A
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Elisabeth Sjoeberg
スヨベルグ エリザベス
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B31/00Packaging articles or materials under special atmospheric or gaseous conditions; Adding propellants to aerosol containers
    • B65B31/02Filling, closing, or filling and closing, containers or wrappers in chambers maintained under vacuum or superatmospheric pressure or containing a special atmosphere, e.g. of inert gas
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/34Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals
    • A23L3/3409Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals in the form of gases, e.g. fumigation; Compositions or apparatus therefor
    • A23L3/3418Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals in the form of gases, e.g. fumigation; Compositions or apparatus therefor in a controlled atmosphere, e.g. partial vacuum, comprising only CO2, N2, O2 or H2O

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食物製品、特に、酸素に感じやすい食物製
品、及び高い酸素含有量を有する食物製品を包装するた
めの高速方法及び装置を提供することである。 【解決手段】 本発明は、食物製品を脱酸素してそれを
包装する方法に関する。この方法は、一つ以上の製品1
3を、真空排気室12に供給すること、この室12から
酸素を真空排気して該室及び製品を脱酸素すること、前
記室に保護ガスを射出して前記製品及び室から真空排気
された酸素の少なくとも一部を、保護ガスと置換するこ
と、及び製品を包装ユニットに移送してそれをパッケー
ジに密封することを有している。また、本発明はこの目
的のための装置にも関していると共に、脱酸素された食
物パッケージにも関している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食物製品を脱酸素
し、それを包装する方法及び装置に関する。本発明によ
る装置及び方法は、練粉製品、折り畳まれた食物製品、
あるいは、空気を包絡する複雑な構造体の製品のごとき
酸素に感じやすい製品を脱酸素し、流れラップするのに
特に適している。本発明は、また、脱酸素された食物パ
ッケージにも関わる。
【0002】
【従来の技術並びに発明が解決しようとする課題】パッ
ケージ内に密封された食物製品を貯蔵する場合、製品の
生命にとってパッケージ内の酸素のレベルは決定的であ
る。このことは、新鮮な、即ち、調理されていない練粉
製品、肉製品等のごとき酸素に感じやすい製品の場合特
にそうである。したがって、パッケージ内の酸素を解放
することは、製品の生命を低減させてしまう。かような
酸素の解放は、パッケージの膨張により、しばしば観察
することができる。
【0003】パッケージ内の酸素を低減するために、パ
ッケージを密封する前に、製品を含むそのパッケージに
ガスをさっと流すことは知られている。粉砕された製品
を包装する際、包装する直前に製品にガスをさっと流す
ことは知られている。このように、製品よりも上の、ま
た、製品のまわりのヘッド空間の大気を窒素及び二酸化
炭素のごとき適宜のガスで置換する。
【0004】しかし、製品を含む食物パッケージ内の大
気のこの種の置換は、上述した通り、酸素の望ましから
ざる効果で製品を包んだ後製品内の酸素が数時間で発現
されるという欠点を被っている。
【0005】この問題は、製品内の酸素含有量のレベル
の結果として、また、それの解除の結果として練粉をベ
ースにした製品を包装する際実質的なものとなる。複雑
な構造の食物製品、あるいは、空気ポケットをカプセル
化している折り重ねられた製品によってもパッケージ内
には付加的な酸素が与えられる。
【0006】従来技術による包装用機械の目的は、製品
を含んでいるパッケージに真空を受けさせ、続いて、た
ぶん、パッケージ及び製品を適宜ガスで実質上さっと流
すことにより、パッケージ内の酸素のレベルを低減させ
ることである。例えば、製品を含む小袋から大気を真空
排気することは小袋を密封する前に流れラップ機械で起
こり得る。流れラップ機械では、小袋はフォイルの1つ
のリールからマンドレルのまわりで形作られ、また、小
袋に溶接されている。大気の真空排気により、小袋は製
品に密接して吸引され、製品の”真空”包装を作り出
す。各パッケージの真空排気により、機械の包装容量は
かなり低減され、それ故、そのことはより大きなアイテ
ム、即ち、ステーキに対してのみ、概ね、使用されてい
る。従って、この包装方法は、1分当たり最大8乃至1
0包装サイクルの比較的低い容量により、多くの目的に
は適していないと考えられていた。
【0007】真空排気の原理は、また、トレー(皿)が
下方プラスチックフォイルから形成されるマルチヴァク
(商標)(MultivacTM)のごとき熱電成形包装
機械で用いられている。トレーは食物製品で満たされ、
次いで、製品が中にあるトレーのまわりの大気は真空排
気される。真空排気のすぐ後で、トレー及び食物製品は
ガスでさっと流され、上方プラスチックフォイルにより
トレーが密封される。
【0008】マルチヴァク(商標)形式の包装には多量
の包装材料が必要とされる。例えば、マルチヴァク(商
標)の包装ベース材料の厚みは約500μmであり、一
方、流れラップ包装に用いられるフォイルは約80μm
である。
【0009】従って、本発明の目的は、食物製品、特
に、酸素に感じやすい食物製品、及び高い酸素含有量を
有する食物製品を包装するための高速方法及び装置を提
供することである。かくて、本発明の実施例は、1分当
たり80包装サイクルの平均速度で作動することができ
る流れラップ方法及び装置に関している。前記方法及び
装置は低酸素含有量パッケージを提供すると共に、使用
される包装材料の量を低減させることができる。有利な
ことには、本発明による方法及び装置は、空気ポケット
をカプセル化することができる包まれたあるいはロール
掛けされた製品あるいは複雑な構造の製品にも用いるこ
とができる。更に、本発明は、簡単に開けることができ
る脱酸素された食物パッケージを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、食物
製品を脱酸素してそれを包装する方法にして、一つ以上
の製品を、真空排気室に供給すること、室から酸素を真
空排気して該室及び製品を脱酸素すること、室に保護ガ
スを射出して製品及び室から真空排気された酸素の少な
くとも一部を、保護ガスと置換すること、及び製品を包
装ユニットに移送してそれをパッケージ状態に密封する
こと、を含む方法に関わる。
【0011】本発明は、包装ユニットの容量を、脱酸素
法の容量と独立させる食物製品を包装するための方法を
提供する。従って、本発明によれば、脱酸素された製品
を包装ユニットに、該包装ユニットの包装サイクル速度
にマッチした速度で供給することができる。この別個の
脱酸素法により、酸素に感じやすい製品が、1分当たり
概ね約80包装サイクルを有している流れラップ包装機
械のごとき高速包装機械で包装されるのが可能となる。
【0012】従って、製品は、該製品のバッチをなして
真空排気室に供給されるのが好ましく、また、前記パッ
チは包装ユニットに移送され、一方、製品は個々にある
いはグループをなして包装され、バッチの残りの部分は
包装ユニットの外側で止まって待つのが許される。この
ことは都合良く行うことができ、包装ユニットへの製品
の移送は、製品の個々の導入あるいはグループをなして
の導入が前記包装ユニットの包装サイクルにマッチする
ようになっている。
【0013】本明細書において、保護ガスは不活性ガス
であり、窒素及び二酸化炭素は最も一般的なものであ
る。適宜の真空排気は、包装されるべき製品の構造に依
存している。練粉製品の場合、70%〜80%(100
%までの真空排気が真空である)までの真空排気あるい
は真空処理が適当であり、好ましくは、約75%であ
る。スライスされたハムごとき肉製品の場合、90%そ
れ以上までの真空排気が望ましい。室の真空排気は真空
ポンプにより都合良く実施される。
【0014】更に、本発明によれば、製品から空気を回
収することにより該製品を脱酸素し、次いで、前記真空
排気された酸素を保護ガスと置換することによって、こ
のような改変された製品に、ガスを拡散させることな
く、また、酸素レベルを実質上高めることなく、制限さ
れた期間だけ、標準の大気を受けさせることが可能であ
るということが驚くほどに判明した。例えば、新鮮な、
即ち、調理されていない練粉製品の場合、標準の大気で
の止まって待つ時間は、例えば、1分〜4分であっても
よい。
【0015】それ故、製品の1つあるいはそれ以上を、
個々に、あるいは、グループをなして、包装ユニットに
給送し、一方、バッチの残りの部分を包装ユニットの外
側で止まって待つのを可能にすることにより、前記バッ
チ状態の製品を包装ユニットへ移送することは可能であ
る。練粉をベースにした製品のごとく優れたガス保持可
能性を有している製品の場合(以下の例参照)、包装さ
れる順番を、あるいは標準の大気での包装ユニットへ移
送される順番を待ちつつ、製品は止まって待つ。
【0016】ガスの端部露出に続いて、保護ガスが製品
から拡散しようとし、包装ユニットの速度が製品の脱酸
素の望ましいレベルを保持するのに十分でないほど高い
割合で酸素のための場所を再び離れる食物製品の場合、
その製品を改変された大気で保護することが望ましく、
一方、それら製品は包装ユニットの前で、あるいは、遷
移中止まって待っている。かような警戒は、例えば、製
品を改変された大気でトンネルに通過させることにより
直面するかも知れない。このことはコンパクトな肉製品
のごとき製品には適しているかも知れない。
【0017】この方法において、製品を個々に、あるい
は、グループをなして、1つあるいはそれ以上の開口を
有するパッケージに挿入することが好ましく、保護ガス
は、それが密封される前に、その開口を通して、また、
パッケージを介して、噴射され、あるいは、どっと流さ
れる。有利なことには、このことはパッケージ内の空気
の実質上全てを置換するようになされる。本発明の一実
施例においては、製品は、該製品と保護ガスとの双方を
受ける1つの開口部、即ち、口部を有するパッケージ内
で包装され、それを介してパッケージ内の空気は逃げる
ことができる。
【0018】保護ガスは、パッケージ内に製品を導入し
ている間射出されても良い。しかし、パッケージが密封
されるまで、そのパッケージを介して保護ガスがさっと
流れるのを可能にすることが有利である。
【0019】便利なことには、一端で閉止され、一巻き
のシート材料、例えば、可撓性のプラスチックフォイル
から形作られたチューブに、個々に、あるいはグループ
をなして製品を導入し、該可撓性のプラスチックフォイ
ルは処理方向に延びている長手方向シームに沿って一体
に溶接され、あるいは、密封されている。このようなパ
ッケージは在来の流れラップ機械で製造することができ
る。かような機械において、通常、製品はマンドレルを
介して導入され、該マンドレルのまわりでチューブは形
作られている。本発明による装置に関する更なる記載に
関しては以下を参照されたい。
【0020】本発明による別の方法は包装するための食
物製品を脱酸素することに関する。前記方法は、一つ以
上の製品を、真空排気室に供給することと、前記室から
酸素を真空排気して該室及び前記製品を脱酸素すること
と、前記室に保護ガスを射出して前記製品及び室から真
空排気された酸素の少なくとも一部を、保護ガスと置換
することとを有している。この方法により処理された製
品は、例えば、バッチをなして改変された大気内に貯蔵
することができ、また、後に包むことができる。
【0021】第2の態様において、本発明は食物製品を
脱酸素するための装置に関わり、該装置は、前記室から
酸素を真空排気して該室及び製品を脱酸素するための手
段を有している真空排気室と、保護ガスを前記室に射出
して前記室及び製品から真空排気された酸素の少なくと
も一部を置換させる射出手段と、真空排気室へ、及び該
真空排気室から製品を搬送し、且つ、該製品を包装ユニ
ットに移送する搬送手段と、を有している。
【0022】本発明の好適実施例においては、コンベア
手段即ち搬送手段は真空排気室へ、及び該真空排気室か
ら製品のバッチを前進させ、該製品を、個々にあるいは
グループをなして包装ユニットへ移送し、処理された製
品のバッチの残りの部分が包装ユニットの外側で止まっ
て待つのを可能にするようになっている。これにより、
上述した通り、連続インフィードが可能にされ、また、
製品の高速包装が可能になる。
【0023】搬送手段及び真空排気室は、別々のユニッ
トであっても良い。しかし、装置が包装ユニットも有し
ていることが好ましい。
【0024】更なる態様において、本発明は脱酸素され
た食物パッケージに関わり、該食物パッケージは脱酸素
された製品でなる可撓性小袋を有しており、該製品にお
ける酸素の少なくとも1部は保護ガスにより置換されて
おり、ヘッド空間は保護ガスを有しており、前記可撓性
小袋は前記製品に吸引されていない。この食物パッケー
ジは、製品にしっかりと当接している包装材料により真
空包装された製品の開口に関連した既知の問題点を解決
する。本発明の食物パッケージにより、小袋を単に穴開
けすることによって食物製品の簡単な開放が、また、そ
の食物製品へ簡単に近ずくことが許される。上述した通
り、パッケージは、価格の面からも、また、環境の面か
らも望ましいものである。食物パッケージは、本発明の
方法により作ることができ、また、本発明による装置で
作ることができる。
【0025】理解される通り、本発明は、食物パッケー
ジ内の酸素レベルを低減させることに限定されるもので
はない。本発明の方法及び装置は、食物パッケージにお
ける他の望ましからざるガスの効果の範囲を定めるよう
にされていてもよい。
【0026】本発明を、単に例示の目的で、本発明の装
置及び方法の好適実施例を示している添付図面を参照し
て更に述べる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は食物製品を脱酸素し、それ
を包装するための装置10を示している。装置10はイ
ンフィードコンベア11の形をした搬送手段を有してお
り、該コンベア11はバッチ状のロール掛けされた製品
13を真空排気室12に給送する。前記室12では、空
気が図面には示されていない真空源により室から引か
れ、該真空源は前記室内の圧力を低減せしめるととも
に、室12及び製品13を脱酸素する。装置10は、ま
た、保護ガスを前記室12に射出する射出手段を有して
いる。第2のコンベア14はロール掛けされた製品13
を、室12から待機位置15へ搬送し、その待機位置1
5では、製品13は、その製品が包装ユニットへ移送さ
れるまで、止まって待つ。室12及びそれの中の多数の
製品の真空排気は、好ましくは、調節されていて、製品
が包装ユニットまで連続した流れをなして給送される。
【0028】適宜の包装ユニットは上述した通り、流れ
ラップ式包装ユニットであって良く、かようなユニット
は、図2に示されている。このような流れラップ式包装
ユニット16は在来の形式のものであって良い。ここに
示されている機械は水平式のものであるが、包装される
べき製品に適しているなら、垂直式の包装機械も用いる
ことができる。
【0029】流れラップユニット16は、コンベア28
により供給される製品を個々に包む。前記包装ユニット
16はマンドレル17を有しており、該マンドレル17
のまわりに、長手方向シーム19を有している筒状パッ
ケージ18が回転密封工具27によりシート材料21か
ら形成されており、該シート材料21はリール20から
供給されている。筒状パッケージ18はそれの両端22
及び23で、密封工具29により閉止されており、該密
封工具29は、前記長手方向シーム19に対して横方向
に走っているシーム24及び25を作っている。
【0030】製品の導入中に、あるいは、後に、パッケ
ージを保護ガスで先にさっと流す場合、流れラップユニ
ットはインゼクタ手段を有しており、該インゼクタ手段
は保護ガスをパッケージ18内に射出するインゼクタラ
ンス26を有している。ランスは製品の上でフィルムの
チューブ内に突出していて、かくて、使用時、ガスをパ
ッケージ18内に送風し、また、空気を射出方向とは反
対の方向に押し出す。
【0031】本発明の例示を、試験により以下に記載す
る。ロール掛けされたピザの練粉製品のバッチを75%
まで真空排気し、次いで、CO2 とN2 が50/50の
保護ガスで、ガスをさっと流した。次いで、それら製品
を流れラップユニットへ移送し、そこで、それら製品は
標準の大気の外で止まって待った。相次いで、ロール掛
けされた練粉製品は包まれ、また、密封され、一方、上
述したのと同じ保護ガスで、ガスによりさっと流され
た。
【0032】24時間後、包み内のヘッド空間を分析し
た。残りの酸素値は0.2%であった。真空排気を受け
ていない同様に包まれ、ロール掛けされた練粉製品は1
%までの酸素を有していた。比較として、新鮮な練粉で
なるパッケージは、そのパッケージが4〜5週間冷凍さ
れて貯蔵される場合、0.5%の酸素値以上のものを有
してはならない。真空排気されていないサンプルは、本
目的の場合不満足な結果を与えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による方法を実施するための、
本発明による装置の概略図である。
【図2】図2は、流れ包装ユニットの概略図である。
【符号の説明】
10 食物製品を脱酸素し、包装するための装置 11 インフィードコンベア 12 真空排気室 13 製品 14 第2のコンベア 15 待機位置 16 流れラップユニット 17 マンドレル 18 パッケージ 19 長手方向シーム 20 リール 21 シート材料 22 端 23 端 24 シーム 25 シーム 26 インゼクタランス 27 回転密封工具 28 コンベア 29 密封工具

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食物製品を脱酸素してそれを包装する方
    法にして、 一つ以上の製品を、真空排気室に供給すること、 前記室から酸素を真空排気して該室及び前記製品を脱酸
    素すること、 前記室に保護ガスを射出して前記製品及び該室から真空
    排気された前記酸素の少なくとも一部を、保護ガスと置
    換すること、及び前記製品を包装ユニットに移送してそ
    れをパッケージ状態に密封すること、 を包含する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記製
    品を該製品のバッチの形をなして前記真空排気室に供給
    し、前記製品を個々に、あるいは、グループをなして包
    装し、前記バッチの残りの部分を前記包装ユニットの外
    側で止って待つのを可能にしつつ該バッチを該包装ユニ
    ットに移送する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2のいずれか1項に
    記載の方法において、製品を前記包装ユニットに移送す
    ることは、個々にあるいはグループをなして該製品を導
    入することを、該包装ユニットの包装サイクルにマッチ
    させるように行っている方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の方法において、前記真空排気室からの移送中前記
    製品に標準大気を受けさせる方法。
  5. 【請求項5】 請求項1及び請求項3のいずれか1項に
    記載の方法において、前記真空排気室からの移送時前記
    製品を、改変された大気を介して移送する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載の方法において、1つ以上の開口を有するパッケー
    ジに、前記製品を、個々にあるいはグループをなして挿
    入し、該パッケージを密封する前に、該開口を介して保
    護ガスを射出する方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、前記保
    護ガスを、パッケージ内の空気の実質上全てと置換する
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項6及び請求項7のいずれか1項に
    記載の方法において、前記保護ガス及び前記製品を、前
    記パッケージの同じ開口を介して導入する方法。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至請求項8のいずれか1項に
    記載の方法において、前記製品が前記パッケージに導入
    される際に前記保護ガスを射出する方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれか1項
    に記載の方法において、前記製品を、個々にあるいはグ
    ループをなしてチューブ内に導入し、該チューブは一端
    で閉じられていると共にリール状シート材料から形作ら
    れている方法。
  11. 【請求項11】 食物製品を脱酸素して包装する方法に
    して、一つ以上の製品を、真空排気室に供給すること
    と、前記室から酸素を真空排気して該室及び前記製品を
    脱酸素することと、前記室に保護ガスを射出して前記製
    品及び室から真空排気された前記酸素の少なくとも一部
    を、保護ガスと置換することとを包含する方法。
  12. 【請求項12】 食物製品を脱酸素するための装置にし
    て、 前記室から酸素を真空排気して該室及び製品を脱酸素す
    るための手段を有している真空排気室と、 保護ガスを前記室に射出して前記室及び製品から真空排
    気された前記酸素の少なくとも一部を置換させる射出手
    段と、 真空排気室へ、及び該真空排気室から前記製品を搬送
    し、且つ、該製品を包装ユニットに移送する搬送手段
    と、 を包含する装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、該
    装置は包装ユニットを有している装置。
  14. 【請求項14】 請求項12及び請求項13のいずれか
    1項に記載の装置において、前記搬送手段は前記真空排
    気室へ、及び該真空排気室から前記製品のバッチを前進
    させ、該製品を、個々にあるいはグループをなして前記
    包装ユニットへ移送し、処理された製品のバッチの残り
    の部分を前記包装ユニットの外側で止まって待つのを可
    能にするようになっている装置。
  15. 【請求項15】 請求項13及び請求項14のいずれか
    1項に記載の装置において、前記包装ユニットは前記製
    品を個々にあるいはグループをなして包装するための流
    れラップユニットであり、前記包装ユニットはマンドレ
    ルを有しており、該マンドレルのまわりで筒状パッケー
    ジあるいは小袋がシート材料から形成されている装置。
  16. 【請求項16】 請求項13乃至請求項15のいずれか
    1項に記載の装置において、前記包装ユニットは、ガス
    を前記パッケージに射出するためのインゼクタ装置を備
    えている装置。
  17. 【請求項17】 脱酸素された製品からなる可撓性小袋
    を有している脱酸素された食物パッケージにおいて、該
    製品における酸素の少なくとも一部は保護ガスにより置
    換されており、ヘッド空間が保護ガスを有しており、前
    記可撓性小袋は前記製品に吸引されていない脱酸素され
    た食物パッケージ。
JP9115901A 1996-05-07 1997-05-06 食物製品を脱酸素する方法及びそのための装置並びに脱酸素された食物パッケージ Withdrawn JPH1045112A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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EP96201130A EP0806356B1 (en) 1996-05-07 1996-05-07 Method and apparatus for deoxygenating food packages
AT962011300 1996-05-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1045112A true JPH1045112A (ja) 1998-02-17

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ID=8223929

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JP9115901A Withdrawn JPH1045112A (ja) 1996-05-07 1997-05-06 食物製品を脱酸素する方法及びそのための装置並びに脱酸素された食物パッケージ

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