JPH1044935A - 車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置 - Google Patents
車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置Info
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- JPH1044935A JPH1044935A JP9129896A JP12989697A JPH1044935A JP H1044935 A JPH1044935 A JP H1044935A JP 9129896 A JP9129896 A JP 9129896A JP 12989697 A JP12989697 A JP 12989697A JP H1044935 A JPH1044935 A JP H1044935A
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- seal
- belt
- connecting part
- occupant restraint
- vehicle occupant
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/19—Pyrotechnical actuators
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/195—Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type
- B60R22/1952—Transmission of tensioning power by cable; Return motion locking means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/195—Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type
- B60R22/1954—Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
- B60R22/1955—Linear actuators
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分に大きな予緊張力を設定でき、ガス漏れ
でこの設定値が低下する可能性の少ない火工物質による
ピストン駆動装置を備えた車輌乗員拘束装置用のベルト
予緊張装置を提供する。 【解決手段】 このベルト予緊張装置は、ピストン/シ
リンダユニット12と、ピストンおよびベルトの方向を
変える偏向部材の間の、シリンダ壁の端面開口20を挿
通された連結部品と、開口20および連結部品の間を密
着させるリング形シール22とを含んで構成され、連結
部品の長手方向のいかなる変位も100N、好ましくは
600Nを超える力の抵抗作用を受けるように、また開
口20内での連結部品の回転が大方において阻止される
ように構成される。シール22は弾性で、締り嵌めでシ
リンダ14内に取付けられ、またシールの外側にクラン
プ部材26が取付けられて、半径方向のクランプ力を発
生または助成するようになされる。火工物質を充填した
円筒形のリング形スリーブ36が内側シェル面12とシ
ール22との間に配置される。
でこの設定値が低下する可能性の少ない火工物質による
ピストン駆動装置を備えた車輌乗員拘束装置用のベルト
予緊張装置を提供する。 【解決手段】 このベルト予緊張装置は、ピストン/シ
リンダユニット12と、ピストンおよびベルトの方向を
変える偏向部材の間の、シリンダ壁の端面開口20を挿
通された連結部品と、開口20および連結部品の間を密
着させるリング形シール22とを含んで構成され、連結
部品の長手方向のいかなる変位も100N、好ましくは
600Nを超える力の抵抗作用を受けるように、また開
口20内での連結部品の回転が大方において阻止される
ように構成される。シール22は弾性で、締り嵌めでシ
リンダ14内に取付けられ、またシールの外側にクラン
プ部材26が取付けられて、半径方向のクランプ力を発
生または助成するようになされる。火工物質を充填した
円筒形のリング形スリーブ36が内側シェル面12とシ
ール22との間に配置される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストン/シリン
ダユニットと、シリンダ壁に形成された端面開口を通
り、延在するピストンおよびベルトの方向を変化させる
偏向部材の間を連結している連結部品と、該開口および
連結部品の間のリング形シールとを含む車輌乗員拘束装
置用のベルト予緊張装置に関する。
ダユニットと、シリンダ壁に形成された端面開口を通
り、延在するピストンおよびベルトの方向を変化させる
偏向部材の間を連結している連結部品と、該開口および
連結部品の間のリング形シールとを含む車輌乗員拘束装
置用のベルト予緊張装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ピストン/シリンダユ
ニットを含み、火工技術によるピストン駆動装置を備え
たこれまで知られているベルト予緊張装置においては、
連結部品はシリンダ壁の開口を通して延在されており、
該開口は連結部品の外径にできるだけ正確に合致するよ
うになされていて、これにより開口と連結部品との間に
ガスの漏出が起りそうな過大間隙が形成されるのを防止
する必要がないようにされている。この構造では、連結
部品はできるだけ滑らかな外面を有するピストンロッド
または牽引ケーブルのいずれかとされている。リングシ
ールも端面開口に備えられて、ガスの漏出を防止するこ
とを意図される。これまで一般に使用されているシール
は、それと連結部品との間の摩擦力ができるだけ小さく
なるように、また連結部品がベルト偏向部材とともに簡
単に移動(シフト)できるように設計されている。特に
シリンダの内圧が高いために、ガス発生装置が作動され
るとき、また連結部品として牽引ケーブルが使用される
ときに、シールを使用しているにも拘らずに漏れが発生
して、シリンダの内圧を低下させ、ベルト予緊張装置が
与える緊張力を減少させてしまう。
ニットを含み、火工技術によるピストン駆動装置を備え
たこれまで知られているベルト予緊張装置においては、
連結部品はシリンダ壁の開口を通して延在されており、
該開口は連結部品の外径にできるだけ正確に合致するよ
うになされていて、これにより開口と連結部品との間に
ガスの漏出が起りそうな過大間隙が形成されるのを防止
する必要がないようにされている。この構造では、連結
部品はできるだけ滑らかな外面を有するピストンロッド
または牽引ケーブルのいずれかとされている。リングシ
ールも端面開口に備えられて、ガスの漏出を防止するこ
とを意図される。これまで一般に使用されているシール
は、それと連結部品との間の摩擦力ができるだけ小さく
なるように、また連結部品がベルト偏向部材とともに簡
単に移動(シフト)できるように設計されている。特に
シリンダの内圧が高いために、ガス発生装置が作動され
るとき、また連結部品として牽引ケーブルが使用される
ときに、シールを使用しているにも拘らずに漏れが発生
して、シリンダの内圧を低下させ、ベルト予緊張装置が
与える緊張力を減少させてしまう。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、連結部品がこ
れまでのベルト予緊張装置の場合よりも端面開口に対し
てかなり良好にシールされるベルト予緊張装置を作り出
す。これは、本発明による前述した種類のベルト予緊張
装置のばあいに、シールが連結部品に対してその周面の
まわりに一様に係合して、連結部品のどのような長手方
向の移動も100Nを超える力の抵抗作用を受けるよう
になされることで達成される。これまでのベルト予緊張
装置のばあいには、シールと連結部品との間の摩擦力が
できるだけ小さい接触を形成することを常に試みてきた
のに対して、本発明によれば、それらの部品の間には引
離すのが比較的困難となるような連結の存在が与えられ
る。作動に際してそれを凌駕しなければならない力であ
って公知のベルト予緊張装置に比較して大きな力は、漏
れ流量を減少することによるシリンダの高い内圧によっ
て補償される以上のものであり、本発明によるベルト予
緊張装置はこれまで知られているそれらの装置よりも大
きな緊張力を与える。
れまでのベルト予緊張装置の場合よりも端面開口に対し
てかなり良好にシールされるベルト予緊張装置を作り出
す。これは、本発明による前述した種類のベルト予緊張
装置のばあいに、シールが連結部品に対してその周面の
まわりに一様に係合して、連結部品のどのような長手方
向の移動も100Nを超える力の抵抗作用を受けるよう
になされることで達成される。これまでのベルト予緊張
装置のばあいには、シールと連結部品との間の摩擦力が
できるだけ小さい接触を形成することを常に試みてきた
のに対して、本発明によれば、それらの部品の間には引
離すのが比較的困難となるような連結の存在が与えられ
る。作動に際してそれを凌駕しなければならない力であ
って公知のベルト予緊張装置に比較して大きな力は、漏
れ流量を減少することによるシリンダの高い内圧によっ
て補償される以上のものであり、本発明によるベルト予
緊張装置はこれまで知られているそれらの装置よりも大
きな緊張力を与える。
【0004】長手方向の移動に抵抗する力は、100N
を超えるだけではなく、約600Nすら超えることが好
ましい。
を超えるだけではなく、約600Nすら超えることが好
ましい。
【0005】さらに、例えば連結部品に連結されたベル
トバックルに意図されない回転が生じるのであれば、開
口における連結部品のあらゆる望ましくない回転を多少
ながら防止するようにシールを構成することが好まし
い。比較的大きな抵抗力を発生することで連結部品のい
かなる強制回転に対してもシールが抵抗作用することを
意図される。
トバックルに意図されない回転が生じるのであれば、開
口における連結部品のあらゆる望ましくない回転を多少
ながら防止するようにシールを構成することが好まし
い。比較的大きな抵抗力を発生することで連結部品のい
かなる強制回転に対してもシールが抵抗作用することを
意図される。
【0006】シールによって連結部品に作用される力を
発生し、またその力を助成するには、様々な可能性を実
行できる。一つの実施例によれば、シールは弾性とさ
れ、締り嵌めによりシリンダ内に取付けるようになされ
る。その結果、このシールは圧縮され、連結部品の挿通
される開口は緊縮されるようになされて、クランプ力が
発生されるか、または増大されることになる。
発生し、またその力を助成するには、様々な可能性を実
行できる。一つの実施例によれば、シールは弾性とさ
れ、締り嵌めによりシリンダ内に取付けるようになされ
る。その結果、このシールは圧縮され、連結部品の挿通
される開口は緊縮されるようになされて、クランプ力が
発生されるか、または増大されることになる。
【0007】他の実施例においては、クランプ部材がシ
ールの外面に係合してシールを圧縮し、半径方向のクラ
ンプ力を発生するか助成するようになすことが与えられ
る。クランプ部材は端面においてシリンダから突出した
シール部分と係合することが好ましい。
ールの外面に係合してシールを圧縮し、半径方向のクラ
ンプ力を発生するか助成するようになすことが与えられ
る。クランプ部材は端面においてシリンダから突出した
シール部分と係合することが好ましい。
【0008】他の実施例によれば、火工物質を充填した
スリーブを含むシリンダ内の推進装薬がシリンダの内側
シェル面とシールとの間を半径方向に延在される。これ
は推進装薬の領域に小型のシリンダ構造を与える。しか
しながらこのスリーブはその内側壁が好ましくは発生さ
れるガスの出口端部に向かってテーパーを付されること
でクランプ力を助成することにも使用でき、この結果シ
ールは出口端部へ向かってますます圧縮されるようにな
される。さらに、火工物質の点火により大きなクランプ
力を発生させるように、スリーブの内側壁は半径方向に
柔軟に付形されることができる。ベルト予緊張装置の作
動により発生されるガスは、弾性スリーブを経て大きな
クランプ力を生じ、また良好なシールを形成する。
スリーブを含むシリンダ内の推進装薬がシリンダの内側
シェル面とシールとの間を半径方向に延在される。これ
は推進装薬の領域に小型のシリンダ構造を与える。しか
しながらこのスリーブはその内側壁が好ましくは発生さ
れるガスの出口端部に向かってテーパーを付されること
でクランプ力を助成することにも使用でき、この結果シ
ールは出口端部へ向かってますます圧縮されるようにな
される。さらに、火工物質の点火により大きなクランプ
力を発生させるように、スリーブの内側壁は半径方向に
柔軟に付形されることができる。ベルト予緊張装置の作
動により発生されるガスは、弾性スリーブを経て大きな
クランプ力を生じ、また良好なシールを形成する。
【0009】本発明の他の見地によれば、このシールは
二つの機能を有し、これにより連結部品に固定されたス
トッパのためのダンパーとして構成されるのであり、こ
のストッパは緊張経路の端部でシールに対して対抗する
ようになされるのであり、これによりシリンダの外面ま
たはストッパに備えられたプラスチック製の変形可能な
付加的な厚壁部分のようなこれまで使用されていた緩衝
部材を省略できるようにする。
二つの機能を有し、これにより連結部品に固定されたス
トッパのためのダンパーとして構成されるのであり、こ
のストッパは緊張経路の端部でシールに対して対抗する
ようになされるのであり、これによりシリンダの外面ま
たはストッパに備えられたプラスチック製の変形可能な
付加的な厚壁部分のようなこれまで使用されていた緩衝
部材を省略できるようにする。
【0010】連結部品が牽引ケーブルとして構成される
ならば、外側シェルの表面は非円筒形となり、シールす
るのが困難になる。本発明によれば、その牽引ケーブル
には少なくともシール領域においてケーブルに被覆が付
与されるか、ケーブルは被覆材料を飽和状態に付与され
る。このような構造によれば、外側形状は或る程度滑ら
か且つ一様になり、これによりそうしなければ存在する
ことになる間隙を小さくすることができる。硬化性のシ
ール材料は牽引ケーブルの内部に浸透し、牽引ケーブル
の内部における漏れは減少できる。
ならば、外側シェルの表面は非円筒形となり、シールす
るのが困難になる。本発明によれば、その牽引ケーブル
には少なくともシール領域においてケーブルに被覆が付
与されるか、ケーブルは被覆材料を飽和状態に付与され
る。このような構造によれば、外側形状は或る程度滑ら
か且つ一様になり、これによりそうしなければ存在する
ことになる間隙を小さくすることができる。硬化性のシ
ール材料は牽引ケーブルの内部に浸透し、牽引ケーブル
の内部における漏れは減少できる。
【0011】プラスチック材料のこのシールを簡単に製
造する一つの方法は、連結部品上にシールを射出モール
ド成形し、これによりシールと連結部品との間を連結
し、この連結が100Nを超える力、好ましくは600
Nを超える力が付与されるまで引離されないようにする
ことで構成される。本発明のこの見地においてシールは
連結部品の外形面の形状に対して最適に付与されるの
で、漏れは全く生じ難い。
造する一つの方法は、連結部品上にシールを射出モール
ド成形し、これによりシールと連結部品との間を連結
し、この連結が100Nを超える力、好ましくは600
Nを超える力が付与されるまで引離されないようにする
ことで構成される。本発明のこの見地においてシールは
連結部品の外形面の形状に対して最適に付与されるの
で、漏れは全く生じ難い。
【0012】さらに、連結部品はまた、シールがプラス
チック材料製のシールとして構成されるばあいに、シー
ル内部に含めてモールド成形されることができる。
チック材料製のシールとして構成されるばあいに、シー
ル内部に含めてモールド成形されることができる。
【0013】本発明の他の特徴および利点は以下の説明
および参照される図面から具現される。
および参照される図面から具現される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1において、車輌乗員拘束装置
用のベルト予緊張装置10が示されており、この装置は
ピストン/シリンダユニット12を含んでなり、このユ
ニットはシリンダ14およびピストン(図示せず)を含
んでなる。ピストンに拘束される可撓性の牽引ケーブル
16とされた連結部品は、さらにベルトバックル18と
された偏向部材に固定されている。したがって牽引ケー
ブル16はシリンダ14の一端面に備えられた開口20
を通して延在される。開口20の領域にはシール22が
備えられ、このシールはシリンダ14から部分24が突
出している。部分24の領域における外面には、緊縮
(crimp )リングとされたクランプ部材26が係合して
おり、図2にさらに詳しく示されている。これに加え
て、クランプ部材26をチューブクランプとして構成す
ることもできる。クランプ部材26の機能は、シリンダ
14から突出した部分24を一緒に締め上げて、シール
22が半径方向のクランプ力を牽引ケーブルに作用させ
ることを含む。
用のベルト予緊張装置10が示されており、この装置は
ピストン/シリンダユニット12を含んでなり、このユ
ニットはシリンダ14およびピストン(図示せず)を含
んでなる。ピストンに拘束される可撓性の牽引ケーブル
16とされた連結部品は、さらにベルトバックル18と
された偏向部材に固定されている。したがって牽引ケー
ブル16はシリンダ14の一端面に備えられた開口20
を通して延在される。開口20の領域にはシール22が
備えられ、このシールはシリンダ14から部分24が突
出している。部分24の領域における外面には、緊縮
(crimp )リングとされたクランプ部材26が係合して
おり、図2にさらに詳しく示されている。これに加え
て、クランプ部材26をチューブクランプとして構成す
ることもできる。クランプ部材26の機能は、シリンダ
14から突出した部分24を一緒に締め上げて、シール
22が半径方向のクランプ力を牽引ケーブルに作用させ
ることを含む。
【0015】開口20の直径およびその開口領域におけ
るシール22の直径は、圧入が行われる結果として開口
20の領域にある牽引ケーブル16に関してシール22
のクランプ力が牽引ケーブル16の外周面に沿って一様
に与えられるように、互いに合致される。シリンダ14
の内部では、半径方向に突出したリングフランジ28が
シール22に形成されてシリンダ14の内側端面に対し
て係止されており、これはシリンダ14の内側シェル面
32まで半径方向に突出してシール22自体と開口20
との間に良好な密封係合を形成している。リングフラン
ジ28はシール22の円筒形部分34に連結されてい
る。
るシール22の直径は、圧入が行われる結果として開口
20の領域にある牽引ケーブル16に関してシール22
のクランプ力が牽引ケーブル16の外周面に沿って一様
に与えられるように、互いに合致される。シリンダ14
の内部では、半径方向に突出したリングフランジ28が
シール22に形成されてシリンダ14の内側端面に対し
て係止されており、これはシリンダ14の内側シェル面
32まで半径方向に突出してシール22自体と開口20
との間に良好な密封係合を形成している。リングフラン
ジ28はシール22の円筒形部分34に連結されてい
る。
【0016】シリンダ14の内部には、火工物質を充填
された円形スリーブ36を有する推進装薬が備えられて
いる。スリーブ36およびシリンダシェルの共通の開口
38を経て、点火装置40によりスリーブ36の内部の
火工物質は点火されることができる。スリーブ36はそ
の下側端面に幾つかのガス出口オリフィスを有するか完
全に開放された形状とされており、湿気が侵入するのを
防止するためにガス出口オリフィスまたはその端面全面
がラッカーシール42または開口38の領域に備えられ
たフィルムシールで閉じられている。スリーブ36の下
側端面はその外側壁およびその内側壁44の下縁領域に
は配置されておらず、その代りに保護されたスリーブ内
部に多少ながら位置されている。端面はしたがって火工
物質と直接に隣接し、火工物質はスリーブ36を下縁領
域までは満たしておらず、これにより専門的でない輸送
の場合の突発的な点火を防止するようになされている。
内側壁44は下端部に向かってテーパーを付されてお
り、したがって部分34の領域においてシール22を半
径方向内方へ押圧し、これによりシール22がこの部分
において牽引ケーブル16に半径方向のクランプ力を与
えるようになされる。
された円形スリーブ36を有する推進装薬が備えられて
いる。スリーブ36およびシリンダシェルの共通の開口
38を経て、点火装置40によりスリーブ36の内部の
火工物質は点火されることができる。スリーブ36はそ
の下側端面に幾つかのガス出口オリフィスを有するか完
全に開放された形状とされており、湿気が侵入するのを
防止するためにガス出口オリフィスまたはその端面全面
がラッカーシール42または開口38の領域に備えられ
たフィルムシールで閉じられている。スリーブ36の下
側端面はその外側壁およびその内側壁44の下縁領域に
は配置されておらず、その代りに保護されたスリーブ内
部に多少ながら位置されている。端面はしたがって火工
物質と直接に隣接し、火工物質はスリーブ36を下縁領
域までは満たしておらず、これにより専門的でない輸送
の場合の突発的な点火を防止するようになされている。
内側壁44は下端部に向かってテーパーを付されてお
り、したがって部分34の領域においてシール22を半
径方向内方へ押圧し、これによりシール22がこの部分
において牽引ケーブル16に半径方向のクランプ力を与
えるようになされる。
【0017】牽引ケーブル16の長手方向の移動時に測
定されるように、シール22により牽引ケーブル16に
与えられる全クランプ力は少なくとも100N、好まし
くは600Nの値をなす。クランプ力の結果として生じ
る牽引ケーブル16に対するシール22の結合は、牽引
ケーブル16が図2に両方向矢印で示されるようにかな
りの力を受けたときだけ回転できるようにする作用も有
する。したがって、牽引ケーブル16やベルトバックル
18の望ましくない回転は、少なくともより発生し難く
される。
定されるように、シール22により牽引ケーブル16に
与えられる全クランプ力は少なくとも100N、好まし
くは600Nの値をなす。クランプ力の結果として生じ
る牽引ケーブル16に対するシール22の結合は、牽引
ケーブル16が図2に両方向矢印で示されるようにかな
りの力を受けたときだけ回転できるようにする作用も有
する。したがって、牽引ケーブル16やベルトバックル
18の望ましくない回転は、少なくともより発生し難く
される。
【0018】牽引ケーブル16が正確な円筒面を表すこ
とのない外側シェル面を示すので、少なくともシール2
2の領域には正確な円筒外形面を与えるプラスチック材
料の被覆46が備えられる。この構造においては、牽引
ケーブル16は例えばシリコーンのような硬化性のシー
ル手段を飽和状態に付与される(浸される)のであり、
これはベルト予緊張装置が作動された後に、牽引ケーブ
ル16の少なくとも半径方向外側の領域で牽引ケーブル
16の繊維間で漏れが全く生じないという利点を有す
る。勿論、この被覆46はこれまで使用されている緊縮
チューブのように構成することもできる。
とのない外側シェル面を示すので、少なくともシール2
2の領域には正確な円筒外形面を与えるプラスチック材
料の被覆46が備えられる。この構造においては、牽引
ケーブル16は例えばシリコーンのような硬化性のシー
ル手段を飽和状態に付与される(浸される)のであり、
これはベルト予緊張装置が作動された後に、牽引ケーブ
ル16の少なくとも半径方向外側の領域で牽引ケーブル
16の繊維間で漏れが全く生じないという利点を有す
る。勿論、この被覆46はこれまで使用されている緊縮
チューブのように構成することもできる。
【0019】これまで説明した実施例では、牽引ケーブ
ル16のあらゆる長手方向の移動に対抗する力が半径方
向クランプ力により与えられ、この力は牽引ケーブル1
6とシール22との間に噛付き(stiction)を生じる。
ル16のあらゆる長手方向の移動に対抗する力が半径方
向クランプ力により与えられ、この力は牽引ケーブル1
6とシール22との間に噛付き(stiction)を生じる。
【0020】しかしながらこれに加えて、シール22を
プラスチックシールとして構成し、そのシールが被覆さ
れまたは被覆されていない牽引ケーブル16に対して直
接に射出モールド成形されることもできる。さらに、牽
引ケーブル16はまたシール22の内部に含めてモール
ド成形されることができ、これもまたプラスチックの射
出モールド成形機で行える。
プラスチックシールとして構成し、そのシールが被覆さ
れまたは被覆されていない牽引ケーブル16に対して直
接に射出モールド成形されることもできる。さらに、牽
引ケーブル16はまたシール22の内部に含めてモール
ド成形されることができ、これもまたプラスチックの射
出モールド成形機で行える。
【0021】被覆46が望ましくないならば、シール2
2として使用する流体またはペースト状のプラスチック
材料は加圧状態のもとで牽引ケーブル16の外面に存在
する陥没部や、牽引ケーブル16の繊維間の隙間の中に
押込められることができ、これがシール作用を助成す
る。このようにして、牽引ケーブル16の長手方向の移
動に対抗する力は、クランプ力だけでなく、シール22
の材料に依存した接着力および部分的な能動的接合(po
sitive contact)によっても発生される。
2として使用する流体またはペースト状のプラスチック
材料は加圧状態のもとで牽引ケーブル16の外面に存在
する陥没部や、牽引ケーブル16の繊維間の隙間の中に
押込められることができ、これがシール作用を助成す
る。このようにして、牽引ケーブル16の長手方向の移
動に対抗する力は、クランプ力だけでなく、シール22
の材料に依存した接着力および部分的な能動的接合(po
sitive contact)によっても発生される。
【0022】クランプ力が大きいので、また牽引ケーブ
ル16にシール22をモールド成形するか、シール22
の内部に牽引ケーブル16を含めてモールド成形される
ばあい、シリンダ14の内部に高圧力が存在するばあい
であってすら、牽引ケーブル16およびシール22の間
にシールする間隙の存在しない状態が具現できる。
ル16にシール22をモールド成形するか、シール22
の内部に牽引ケーブル16を含めてモールド成形される
ばあい、シリンダ14の内部に高圧力が存在するばあい
であってすら、牽引ケーブル16およびシール22の間
にシールする間隙の存在しない状態が具現できる。
【0023】図4に示されたベルト予緊張装置10の第
二の実施例は、クランプ部材26がベルトバックル18
へ向かって開いた端部を有し、開口20を通して突出し
ており、さらにシリンダ14の内部に侵入して付加的に
支持されていることが図1〜図3に示した第一の実施例
と相違する。クランプ部材26の開いた端部は図4の左
半体に示したように漏斗形状に構成されることができ、
クランプ部材26は開口20へ向かって円錐形にテーパ
ーを付されるか、またはクランプ部材26の右半体に示
されるように丸めた端部48を特徴とすることができ
る。図4に示すようにこの実施例は牽引ケーブル16を
点線で示すようにシリンダ14の内部で傾斜して配向さ
れるようにすることができる。この開いた端部が存在し
ないばあいには、シリンダ14内で牽引ケーブル16が
傾斜して配向されることによりシール22が非常に強力
に圧縮されて牽引ケーブル16がクランプ部材26に擦
れを生じ、一方が他方を損傷することになる危険性があ
る。
二の実施例は、クランプ部材26がベルトバックル18
へ向かって開いた端部を有し、開口20を通して突出し
ており、さらにシリンダ14の内部に侵入して付加的に
支持されていることが図1〜図3に示した第一の実施例
と相違する。クランプ部材26の開いた端部は図4の左
半体に示したように漏斗形状に構成されることができ、
クランプ部材26は開口20へ向かって円錐形にテーパ
ーを付されるか、またはクランプ部材26の右半体に示
されるように丸めた端部48を特徴とすることができ
る。図4に示すようにこの実施例は牽引ケーブル16を
点線で示すようにシリンダ14の内部で傾斜して配向さ
れるようにすることができる。この開いた端部が存在し
ないばあいには、シリンダ14内で牽引ケーブル16が
傾斜して配向されることによりシール22が非常に強力
に圧縮されて牽引ケーブル16がクランプ部材26に擦
れを生じ、一方が他方を損傷することになる危険性があ
る。
【0024】クランプ部材26の外周面に備えられた幾
つかのリブ50は、クランプ部材をシリンダ14に支持
させ、牽引ケーブル16がシリンダ14の中に非線形に
進入したときにクランプ部材26が変形または移動する
のを防止するように作用する。
つかのリブ50は、クランプ部材をシリンダ14に支持
させ、牽引ケーブル16がシリンダ14の中に非線形に
進入したときにクランプ部材26が変形または移動する
のを防止するように作用する。
【0025】ホールドバックすなわち保持状態のばあい
には、シリンダ14内の牽引ケーブル16の傾斜した進
入は、その牽引ケーブル16とともにシール22を破断
させようとする。スリーブ36の閉じた下側端部52は
シール22がスリーブ36内のその取付け部から引きち
ぎられることを阻み、端部52はできるだけ小さく形成
された間隙によって牽引ケーブル16を拘引するように
構成される。
には、シリンダ14内の牽引ケーブル16の傾斜した進
入は、その牽引ケーブル16とともにシール22を破断
させようとする。スリーブ36の閉じた下側端部52は
シール22がスリーブ36内のその取付け部から引きち
ぎられることを阻み、端部52はできるだけ小さく形成
された間隙によって牽引ケーブル16を拘引するように
構成される。
【0026】ベルト予緊張装置の作動は図1〜図3を参
照してさらに詳細に説明される。衝突が起きたとき、ス
リーブ36の内部の火工物質が点火装置40によって点
火されてガスを発生する。ガスはシリンダ空間14に流
入し、シール22を超えて下方へ突出している内側壁4
4は火工物質の燃焼による炎が牽引ケーブル16へ直接
に向うのを阻止する。内側壁44は半径方向に柔軟に構
成され、それ故に発生した高いガス圧により半径方向内
方へ向かって押圧されて、部分34の領域で大きな半径
方向のクランプ力を牽引ケーブル16に与える。これは
特に有利である。何故なら、この領域は高ガス圧で牽引
ケーブル16とシール22との間に間隙が生じる危険性
が最も大きいからである。
照してさらに詳細に説明される。衝突が起きたとき、ス
リーブ36の内部の火工物質が点火装置40によって点
火されてガスを発生する。ガスはシリンダ空間14に流
入し、シール22を超えて下方へ突出している内側壁4
4は火工物質の燃焼による炎が牽引ケーブル16へ直接
に向うのを阻止する。内側壁44は半径方向に柔軟に構
成され、それ故に発生した高いガス圧により半径方向内
方へ向かって押圧されて、部分34の領域で大きな半径
方向のクランプ力を牽引ケーブル16に与える。これは
特に有利である。何故なら、この領域は高ガス圧で牽引
ケーブル16とシール22との間に間隙が生じる危険性
が最も大きいからである。
【0027】牽引ケーブル16の移動に抵抗作用するシ
ールの力を容易に凌駕できるほどの力がピストンに与え
られることにより、ベルトバックル18はその下部端面
またはベルトバックルハウジングに隣接したケーブル固
定具の端面とされるストッパがダンパーとしても作用す
る弾性的な成形シール22に当るまで、牽引ケーブル1
6によって下方へ向かって引張られる。図3に示される
ように、シール22はクランプ部材26と一緒にシリン
ダ14の内部へ移動できるので、その結果として最大緊
張経路は増大される。
ールの力を容易に凌駕できるほどの力がピストンに与え
られることにより、ベルトバックル18はその下部端面
またはベルトバックルハウジングに隣接したケーブル固
定具の端面とされるストッパがダンパーとしても作用す
る弾性的な成形シール22に当るまで、牽引ケーブル1
6によって下方へ向かって引張られる。図3に示される
ように、シール22はクランプ部材26と一緒にシリン
ダ14の内部へ移動できるので、その結果として最大緊
張経路は増大される。
【0028】噛付き(stiction)により、またシール2
2が牽引ケーブル16に対して直接にモールド成形され
るとき、部分的に能動的に結合されるばあいであって
も、良好なシール作用が具現され、漏れが大方防止さ
れ、保持力は助成される。
2が牽引ケーブル16に対して直接にモールド成形され
るとき、部分的に能動的に結合されるばあいであって
も、良好なシール作用が具現され、漏れが大方防止さ
れ、保持力は助成される。
【図1】連結部品が挿通される端面領域の第一の実施例
による本発明のベルト予緊張装置を通る縦断面図。
による本発明のベルト予緊張装置を通る縦断面図。
【図2】図1の線II−IIに沿う横断面図。
【図3】緊張作動の端部における図1に示されたベルト
予緊張装置の縦断面図。
予緊張装置の縦断面図。
【図4】第二の実施例によるベルト予緊張装置をとおる
縦断面図。
縦断面図。
10 ベルト予緊張装置 12 ピストン/シリンダユニット 14 シリンダ 16 牽引ケーブル 18 ベルトバックルすなわちベルト偏向部材 20 端面開口 22 シール 26 クランプ部材 36 スリーブ 40 点火装置 42 ラッカーシール 44 内側壁
Claims (16)
- 【請求項1】 ピストン/シリンダユニット(12)
と、シリンダ壁に形成された端面開口(20)を通って
延在するピストンおよびベルト偏向部材の間の連結部品
と、前記開口(20)および前記連結部品の間のリング
形シール(22)とを含み、前記シール(22)が前記
連結部品に対してその周面に沿って一様に係合して、該
連結部品の長手方向のいかなる変位も100Nを超える
力の抵抗作用を受けるようになされたことを特徴とする
車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたベルト予緊張装置
であって、前記シール(22)は前記長手方向の変位に
対して約600Nを超える力の抵抗作用を与えることを
特徴とする車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載されたベ
ルト予緊張装置であって、前記シール(22)は前記開
口(20)内の前記連結部品の望ましくないあらゆる回
転を大部分において阻止することを特徴とする車輌乗員
拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか一
項に記載されたベルト予緊張装置であって、前記シール
(22)が弾性であり、締り嵌めにより前記シリンダ
(14)内に取付けられて前記連結部品に前記シール
(22)で与えられる半径方向のクランプ力を発生、ま
たは助成するようになされたことを特徴とする車輌乗員
拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか一
項に記載されたベルト予緊張装置であって、前記シール
(22)の外面がクランプ部材(26)と係合して前記
シール(22)が圧縮されるとともに、また前記シール
(22)が前記連結部品に作用させる半径方向のクラン
プ力を発生または助成するようになされたことを特徴と
する車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載されたベルト予緊張装置
であって、前記シール(22)が前記シリンダ(14)
の端面から突出して、前記シリンダ(14)の少なくと
も部分的に外側で前記クランプ部材(26)に係合して
いることを特徴とする車輌乗員拘束装置用のベルト予緊
張装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載されたベルト予緊張装置
であって、前記クランプ部材(26)が前記ベルト偏向
部材へ向かって開いた(flared)端部を含んでいること
を特徴とする車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか一
項に記載されたベルト予緊張装置であって、火工物質を
充填した円筒形のリング形スリーブ(36)を含む推進
装薬が前記シリンダ(14)の内側シェル面(32)と
前記シール(22)との間の前記シリンダ(14)の内
部空間を半径方向に延在していることを特徴とする車輌
乗員拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載されたベルト予緊張装置
であって、前記スリーブ(36)の内側壁(44)は前
記スリーブ(36)で発生するガスの出口端部へ向って
テーパーを付されており、前記シール(22)を圧縮す
るとともに、前記シール(22)が前記牽引ケーブル
(16)に作用させる半径方向のクランプ力を発生また
は助成するようになされたことを特徴とする車輌乗員拘
束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載された
ベルト予緊張装置であって、火工物質の点火により増大
したクランプ力を発生させるように、前記スリーブの内
側壁(44)が半径方向に柔軟に付形されたことを特徴
とする車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項11】 請求項8から請求項10までのいずれ
か一項に記載されたベルト予緊張装置であって、スリー
ブのガス出口オリフィスと、前記スリーブ(36)の形
状とが、発生したガスを前記ガス出口オリフィスの領域
内の連結部品に直接向かわせないようになされているこ
とを特徴とする車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装
置。 - 【請求項12】 請求項1から請求項11までのいずれ
か一項に記載されたベルト予緊張装置であって、前記シ
ール(22)が前記連結部品に固定されたストッパのた
めのダンパーとなるように付形されており、前記ストッ
パは緊張経路の端部で前記シール(22)に衝突するこ
とを特徴とする車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装
置。 - 【請求項13】 請求項12に記載されたベルト予緊張
装置であって、前記シール(22)が前記ストッパに衝
突することによって軸方向に変位されることを特徴とす
る車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項14】 請求項1から請求項13までのいずれ
か一項に記載されたベルト予緊張装置であって、前記連
結部品が牽引ケーブル(16)であり、牽引ケーブルに
は少なくとも前記シール(22)の領域において被覆が
付与されるか、またはケーブル被覆材料を飽和状態に付
与されていることを特徴とする車輌乗員拘束装置用のベ
ルト予緊張装置。 - 【請求項15】 請求項1から請求項14までのいずれ
か一項に記載されたベルト予緊張装置であって、前記シ
ール(22)が前記連結部品に対して射出モールド成形
されたプラスチック製シールとして成形されていること
を特徴とする車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置。 - 【請求項16】 請求項1から請求項14までのいずれ
か一項に記載されたベルト予緊張装置であって、前記シ
ール(22)がプラスチック製シールであり、前記連結
部品が前記シール(22)にモールド成形されているこ
とを特徴とする車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装
置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE296090549 | 1996-05-20 | ||
DE29609054U DE29609054U1 (de) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | Gurtstraffer für ein Fahrzeuginsassen-Rückhaltesystem |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1044935A true JPH1044935A (ja) | 1998-02-17 |
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ID=8024185
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9129896A Pending JPH1044935A (ja) | 1996-05-20 | 1997-05-20 | 車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置 |
JP2000000953U Expired - Lifetime JP3072446U (ja) | 1996-05-20 | 2000-02-23 | 車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000953U Expired - Lifetime JP3072446U (ja) | 1996-05-20 | 2000-02-23 | 車輌乗員拘束装置用のベルト予緊張装置 |
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EP (2) | EP0808752B1 (ja) |
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KR (1) | KR970074386A (ja) |
CN (1) | CN1170677A (ja) |
BR (1) | BR9704849A (ja) |
DE (3) | DE29609054U1 (ja) |
ES (1) | ES2111509T3 (ja) |
WO (1) | WO1997044217A1 (ja) |
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