JPH1044927A - そらせ板付属具用の調節装置 - Google Patents
そらせ板付属具用の調節装置Info
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- JPH1044927A JPH1044927A JP9114845A JP11484597A JPH1044927A JP H1044927 A JPH1044927 A JP H1044927A JP 9114845 A JP9114845 A JP 9114845A JP 11484597 A JP11484597 A JP 11484597A JP H1044927 A JPH1044927 A JP H1044927A
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の座席を移動するときにレールに対する
そりの円滑な調節が可能でありかつ非常事態にレール上
のそりの急速かつ確実な閉塞を保証する車両搭乗者抑制
装置のそらせ板付属具用調節装置を提供する。 【解決手段】 調節装置は、ラッチ開口部１６を備えか
つ下部１２と２つの側部１４，１５とを有する車両に固
定されたレール１０と、前記レール内で移動可能で車両
座席１３と連結されたそり２０とを備え、前記そりはそ
らせ板付属具２６用取付け部分２４と前記そりが車両に
対してレール内で下方に移動しないように閉塞するため
に前記ラッチ開口部１６と協働可能な少なくとも１つの
ラッチ部分２８とを備え、車両に対して取付け部分に下
向きに作用する力の結果、ラッチ部分がラッチ開口部と
係合しない休止位置からラッチ開口部の少なくとも１つ
と係合するロック位置に並進可能である。
そりの円滑な調節が可能でありかつ非常事態にレール上
のそりの急速かつ確実な閉塞を保証する車両搭乗者抑制
装置のそらせ板付属具用調節装置を提供する。 【解決手段】 調節装置は、ラッチ開口部１６を備えか
つ下部１２と２つの側部１４，１５とを有する車両に固
定されたレール１０と、前記レール内で移動可能で車両
座席１３と連結されたそり２０とを備え、前記そりはそ
らせ板付属具２６用取付け部分２４と前記そりが車両に
対してレール内で下方に移動しないように閉塞するため
に前記ラッチ開口部１６と協働可能な少なくとも１つの
ラッチ部分２８とを備え、車両に対して取付け部分に下
向きに作用する力の結果、ラッチ部分がラッチ開口部と
係合しない休止位置からラッチ開口部の少なくとも１つ
と係合するロック位置に並進可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両搭乗者抑制装置
のそらせ板付属具（ｄｅｆｌｅｃｔｏｒ ｆｉｔｔｉｎ
ｇ）用調節装置であって、ラッチ開口部を備えかつ下部
と２つの側部とを有する車両に固定されたレールと、前
記レール内で移動可能でありかつ車両の座席と連結され
たそりとを備えており、前記そりが前記そらせ板取付け
部分と、前記そりを車両に対して前記レール内で下方に
移動しないように閉塞するために前記ラッチ開口部と協
働可能である少なくとも１つのラッチ部分とを備えてい
る調節装置に関する。
のそらせ板付属具（ｄｅｆｌｅｃｔｏｒ ｆｉｔｔｉｎ
ｇ）用調節装置であって、ラッチ開口部を備えかつ下部
と２つの側部とを有する車両に固定されたレールと、前
記レール内で移動可能でありかつ車両の座席と連結され
たそりとを備えており、前記そりが前記そらせ板取付け
部分と、前記そりを車両に対して前記レール内で下方に
移動しないように閉塞するために前記ラッチ開口部と協
働可能である少なくとも１つのラッチ部分とを備えてい
る調節装置に関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】このよう
な調節装置により、シートベルトの走行は各々の場合に
おける車両搭乗者の身長に最適に適合させることがで
き、この適合は車両の座席の前後方向の調節により達成
される。このような調節装置により提起された問題は、
一方では、車両の座席の前後方向の調節によるそりの円
滑な調節を保証することが必要であり、他方では、事故
の場合のように、シートベルトを介して力が車両に対し
てそらせ板付属具に下向きに作用するときにそりが任意
の位置においてレール上に確実に閉塞されなければなら
ないことである。この問題は、車両搭乗者抑制装置が事
故の場合に抑制装置からシートベルトのたるみを除去す
るベルト緊張装置を備えているときに悪化する。それに
よりそらせ板付属具に作用する力により、ラッチ部分が
もはや次に利用できるラッチ開口部と確実に係合するこ
とができず、従って、そりが車両に対して下方に移動
し、その結果、ベルト緊張装置の作用が損なわれる。
な調節装置により、シートベルトの走行は各々の場合に
おける車両搭乗者の身長に最適に適合させることがで
き、この適合は車両の座席の前後方向の調節により達成
される。このような調節装置により提起された問題は、
一方では、車両の座席の前後方向の調節によるそりの円
滑な調節を保証することが必要であり、他方では、事故
の場合のように、シートベルトを介して力が車両に対し
てそらせ板付属具に下向きに作用するときにそりが任意
の位置においてレール上に確実に閉塞されなければなら
ないことである。この問題は、車両搭乗者抑制装置が事
故の場合に抑制装置からシートベルトのたるみを除去す
るベルト緊張装置を備えているときに悪化する。それに
よりそらせ板付属具に作用する力により、ラッチ部分が
もはや次に利用できるラッチ開口部と確実に係合するこ
とができず、従って、そりが車両に対して下方に移動
し、その結果、ベルト緊張装置の作用が損なわれる。
【０００３】本発明が開発された結果、一方では、車両
の座席を移動させたときに、レールに対するそりの円滑
な調節が可能であり、他方では、非常事態の際にレール
上のそりの急速なかつ確実な閉塞（ｂｌｏｃｋｉｎｇ）
を保証する調節装置が設けられている。
の座席を移動させたときに、レールに対するそりの円滑
な調節が可能であり、他方では、非常事態の際にレール
上のそりの急速なかつ確実な閉塞（ｂｌｏｃｋｉｎｇ）
を保証する調節装置が設けられている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明によれば、車両に対して前記取付け部分に下向きに作
用する力の結果として、前記ラッチ部分は、該ラッチ部
分がラッチ開口部と係合しない通常の休止位置から該ラ
ッチ部分が前記ラッチ開口部のうちの少なくとも１つの
開口部と係合するロック位置に並進可能であるように構
成されている。従って、ラッチ部分が非常事態が発生し
たときに搭乗者抑制装置においていかなる場合でも効果
的でありかつ取付け部分まで並進される力のためにラッ
チ開口部の中に導かれる。この装置は搭乗者抑制装置に
おいてベルト緊張装置の使用をも可能にするそりの特に
安全なかつ迅速なロックを保証する。ラッチ部分は非常
事態の場合のみにおいてラッチ開口部のうちの１つの開
口部をラッチ係合し、これがそりが通常の状態において
常にレール内で円滑に調節可能である理由である。
明によれば、車両に対して前記取付け部分に下向きに作
用する力の結果として、前記ラッチ部分は、該ラッチ部
分がラッチ開口部と係合しない通常の休止位置から該ラ
ッチ部分が前記ラッチ開口部のうちの少なくとも１つの
開口部と係合するロック位置に並進可能であるように構
成されている。従って、ラッチ部分が非常事態が発生し
たときに搭乗者抑制装置においていかなる場合でも効果
的でありかつ取付け部分まで並進される力のためにラッ
チ開口部の中に導かれる。この装置は搭乗者抑制装置に
おいてベルト緊張装置の使用をも可能にするそりの特に
安全なかつ迅速なロックを保証する。ラッチ部分は非常
事態の場合のみにおいてラッチ開口部のうちの１つの開
口部をラッチ係合し、これがそりが通常の状態において
常にレール内で円滑に調節可能である理由である。
【０００５】本発明の第１実施例によれば、前記ラッチ
部分が前記そり上に移動可能に配置されかつその休止位
置に弾性により偏位されるラッチ端縁を備えているラッ
チプレートとして構成され、かつ前記そり上に案内面が
配置され、前記取付け部分が車両に対して下向きに作用
する力をうけるときに、前記ラッチプレートが案内面上
を走行し、かつラッチプレートが案内面から前記ラッチ
開口部が配置されたレールの部分に向かって導かれるよ
うに構成されている。非常事態において案内面によりそ
らせ板付属具に作用する力の並進または移動のために、
ラッチ端縁をラッチ開口部の中に確実に係合させるため
の特に高い力が得られる。
部分が前記そり上に移動可能に配置されかつその休止位
置に弾性により偏位されるラッチ端縁を備えているラッ
チプレートとして構成され、かつ前記そり上に案内面が
配置され、前記取付け部分が車両に対して下向きに作用
する力をうけるときに、前記ラッチプレートが案内面上
を走行し、かつラッチプレートが案内面から前記ラッチ
開口部が配置されたレールの部分に向かって導かれるよ
うに構成されている。非常事態において案内面によりそ
らせ板付属具に作用する力の並進または移動のために、
ラッチ端縁をラッチ開口部の中に確実に係合させるため
の特に高い力が得られる。
【０００６】本発明の第２実施例によれば、前記ラッチ
部分が前記側部に対して直角をなすように向けられた傾
斜端縁のまわりに休止位置からロック位置に旋回可能な
（ｓｗｉｖａｂｌｅ）ラッチ突起部を備えているラッチ
プレートとして構成され、かつ前記取付け部分が前記ラ
ッチプレート上に設けられかつ前記レールの前記下部の
平面に対して実質的に直角をなして配置されたファスナ
スタッドであり、かつ前記ラッチ開口部が前記レールの
前記下部内に配置されるように構成されている。ラッチ
プレートを通常の休止位置からロック位置に移動するた
めに単に傾斜移動が必要であるので、ラッチ突起部が該
ラッチ突起部のこの構成においてラッチ開口部の中に特
に迅速に確実に係合される。
部分が前記側部に対して直角をなすように向けられた傾
斜端縁のまわりに休止位置からロック位置に旋回可能な
（ｓｗｉｖａｂｌｅ）ラッチ突起部を備えているラッチ
プレートとして構成され、かつ前記取付け部分が前記ラ
ッチプレート上に設けられかつ前記レールの前記下部の
平面に対して実質的に直角をなして配置されたファスナ
スタッドであり、かつ前記ラッチ開口部が前記レールの
前記下部内に配置されるように構成されている。ラッチ
プレートを通常の休止位置からロック位置に移動するた
めに単に傾斜移動が必要であるので、ラッチ突起部が該
ラッチ突起部のこの構成においてラッチ開口部の中に特
に迅速に確実に係合される。
【０００７】本発明の第３実施例によれば、ラッチプレ
ートがそりに関して移動可能でありかつそりに対して傾
斜端縁のまわりに旋回可能であるように構成されてい
る。これは、ラッチプレートをラッチ開口部の中に確実
に係合させるための特に高い力を発生することにより、
ラッチプレートの特に急速な応答を搭乗者抑制装置に作
用する力と組み合わせている。
ートがそりに関して移動可能でありかつそりに対して傾
斜端縁のまわりに旋回可能であるように構成されてい
る。これは、ラッチプレートをラッチ開口部の中に確実
に係合させるための特に高い力を発生することにより、
ラッチプレートの特に急速な応答を搭乗者抑制装置に作
用する力と組み合わせている。
【０００８】本発明の有利な実施例を従属請求項に列挙
してある。
してある。
【０００９】
【発明の実施の形態】さて、本発明を添付図面に例示し
た種々の実施例を参照して説明する。図１および図２に
は、本発明の第１実施例による調節装置を例示してあ
る。この調節装置は、車両に固定されかつ下部１２と２
つの側部１４、１５とを含むレール１０を含む。側部１
４には、ラッチ開口部１６が配置されている。レール１
０には、そり２０が変位可能に配置されかつ実質的にス
リッパ２２と、そらせ板付属具２６用のファスナースタ
ッド２４として構成された取付け部分と、ラッチプレー
ト２８とを備えている。そり２０はボーデンケーブル１
１により車両の座席１３と結合されている。ラッチプレ
ート２８はスリッパ２２に対して変位可能に配置され、
かつスリッパ２２上に案内面３０が設けられている。案
内面３０は、ラッチプレート２８と協働することができ
る。ラッチ開口部１６に面する側において車両に関して
見るときに、ラッチプレート２８は、その下端縁におい
て、ラッチ端縁３２を備えている。スリッパ２２上の迫
持台３４とファスナスタッド２４に押し込まれたスリー
ブ３６との間には、圧縮ばね３８が設けられている。圧
縮ばね２８の有効な方向は、レール１０の長手方向軸線
に対して傾斜する方向に向けられ、それによりラッチプ
レート２８が車両に対して上向きにその休止位置に偏位
され、休止位置においては、ラッチプレート２８のラッ
チ端縁３２がラッチ開口部１６から離隔されている。こ
の位置は図１および図２に例示してある。
た種々の実施例を参照して説明する。図１および図２に
は、本発明の第１実施例による調節装置を例示してあ
る。この調節装置は、車両に固定されかつ下部１２と２
つの側部１４、１５とを含むレール１０を含む。側部１
４には、ラッチ開口部１６が配置されている。レール１
０には、そり２０が変位可能に配置されかつ実質的にス
リッパ２２と、そらせ板付属具２６用のファスナースタ
ッド２４として構成された取付け部分と、ラッチプレー
ト２８とを備えている。そり２０はボーデンケーブル１
１により車両の座席１３と結合されている。ラッチプレ
ート２８はスリッパ２２に対して変位可能に配置され、
かつスリッパ２２上に案内面３０が設けられている。案
内面３０は、ラッチプレート２８と協働することができ
る。ラッチ開口部１６に面する側において車両に関して
見るときに、ラッチプレート２８は、その下端縁におい
て、ラッチ端縁３２を備えている。スリッパ２２上の迫
持台３４とファスナスタッド２４に押し込まれたスリー
ブ３６との間には、圧縮ばね３８が設けられている。圧
縮ばね２８の有効な方向は、レール１０の長手方向軸線
に対して傾斜する方向に向けられ、それによりラッチプ
レート２８が車両に対して上向きにその休止位置に偏位
され、休止位置においては、ラッチプレート２８のラッ
チ端縁３２がラッチ開口部１６から離隔されている。こ
の位置は図１および図２に例示してある。
【００１０】圧縮ばね３８の力よりも大きい車両に対し
て下向きにそらせ板付属具２６に作用する力のために、
ラッチプレート２８をスリッパ２２に対して下方に移動
することができ、ラッチプレート２８が案内面３０上を
走行する。この案内面３０は、ラッチプレート２８を側
部１４に向かう方向に案内し、それによりラッチ端縁３
２が向き合うラッチ開口部１６と係合し、それによりそ
り２０をレール１０上に閉塞する。ラッチ開口部１６は
面取りされた端縁３３を備えており、それによりたとえ
ラッチプレート２８のロック位置に並進中のラッチ端縁
３２が二つの隣接したラッチ開口部１６の間に配置され
たレール１０の隆起部と出会ったとしても、そり２０が
その後下方に移動するときに、ラッチ端縁３２が次のラ
ッチ開口部１６と確実に係合する。
て下向きにそらせ板付属具２６に作用する力のために、
ラッチプレート２８をスリッパ２２に対して下方に移動
することができ、ラッチプレート２８が案内面３０上を
走行する。この案内面３０は、ラッチプレート２８を側
部１４に向かう方向に案内し、それによりラッチ端縁３
２が向き合うラッチ開口部１６と係合し、それによりそ
り２０をレール１０上に閉塞する。ラッチ開口部１６は
面取りされた端縁３３を備えており、それによりたとえ
ラッチプレート２８のロック位置に並進中のラッチ端縁
３２が二つの隣接したラッチ開口部１６の間に配置され
たレール１０の隆起部と出会ったとしても、そり２０が
その後下方に移動するときに、ラッチ端縁３２が次のラ
ッチ開口部１６と確実に係合する。
【００１１】ラッチプレート２８を休止位置からロック
位置に並進させるために必要な力の対抗勢力（ｃｏｕｎ
ｔｅｒｆｏｒｃｅ）はそり２０を車両の座席と結合する
ことにより与えられる。座席搭乗者抑制装置がベルト緊
張装置を備えているときに、そり２０をレール１０に閉
塞するための作用が非常に急速に進行するので、対抗勢
力の一部分がそり２０の質量慣性（ｍａｓｓ ｉｎｅｒ
ｔｉａ）により与えられる。
位置に並進させるために必要な力の対抗勢力（ｃｏｕｎ
ｔｅｒｆｏｒｃｅ）はそり２０を車両の座席と結合する
ことにより与えられる。座席搭乗者抑制装置がベルト緊
張装置を備えているときに、そり２０をレール１０に閉
塞するための作用が非常に急速に進行するので、対抗勢
力の一部分がそり２０の質量慣性（ｍａｓｓ ｉｎｅｒ
ｔｉａ）により与えられる。
【００１２】図３には、本発明の第２実施例による調節
装置を例示してある。第１実施例から知られている第２
実施例の要素は、図１および図２と同様な符号により識
別され、かつこれらの要素の機能については、これらの
図に関する説明を参照されたい。
装置を例示してある。第１実施例から知られている第２
実施例の要素は、図１および図２と同様な符号により識
別され、かつこれらの要素の機能については、これらの
図に関する説明を参照されたい。
【００１３】第２実施例においては、ラッチプレート２
８がスリッパ２２上に形成された突起部５０のまわりに
旋回移動を行うことができるようにスリッパ２２上に配
置されている。ラッチプレート２８と突起部５０との共
同動作のために、レール１０の側部１４、１５に直角を
なす方向に向けられた傾斜端縁が画成されている。この
実施例においては、ラッチ開口部１６がレール１０の下
部１２に配置されかつラッチプレート２８が下部１２に
面する側のその下端部においてラッチ突起部５２を備え
ている。それに加えて、下部１２に面するファスナスタ
ッド２４の端部は、ラッチノーズ（ｌａｔｃｈｉｎｇ
ｎｏｓｅ）５４を含む。圧縮ばね３８が配置され、それ
により該ばねが傾斜端縁のまわりにモーメントを発生し
て、ラッチプレート２８およびファスナスタッド２４を
図３に例示した休止位置に偏位させている。
８がスリッパ２２上に形成された突起部５０のまわりに
旋回移動を行うことができるようにスリッパ２２上に配
置されている。ラッチプレート２８と突起部５０との共
同動作のために、レール１０の側部１４、１５に直角を
なす方向に向けられた傾斜端縁が画成されている。この
実施例においては、ラッチ開口部１６がレール１０の下
部１２に配置されかつラッチプレート２８が下部１２に
面する側のその下端部においてラッチ突起部５２を備え
ている。それに加えて、下部１２に面するファスナスタ
ッド２４の端部は、ラッチノーズ（ｌａｔｃｈｉｎｇ
ｎｏｓｅ）５４を含む。圧縮ばね３８が配置され、それ
により該ばねが傾斜端縁のまわりにモーメントを発生し
て、ラッチプレート２８およびファスナスタッド２４を
図３に例示した休止位置に偏位させている。
【００１４】車両に対して下向きに向いた力がそらせ板
付属具２６に作用するときに、ラッチプレート２８がフ
ァスナスタッド２４と共に傾斜端縁のまわりに旋回移動
を行い、この旋回移動は図３に示した例示においては逆
時計回りに起きる。この旋回移動の結果、ラッチプレー
ト２８およびファスナスタッド２４はそれらの休止位置
からロック位置に移動せしめられる。ロック位置におい
ては、ラッチ突起部５２およびラッチノーズ５４がそれ
ぞれのラッチ開口部１６と係合可能である。この装置に
おいては、ラッチノーズ５４からのラッチ突起部５２の
距離は、ラッチ開口部１６の間隔に対して選択され、そ
れによりレール１０に対するそり２０のあらゆる位置に
おいて、ラッチ突起部５２またはラッチノーズ５４のい
ずれか一方がラッチ開口部１６と直接に係合することが
できる。従って、そり２０が非常に短い行程以内でレー
ル１０に対してあらゆる位置において閉塞され、それに
より使用されるいかなるベルト緊張装置の張力付与作用
も損なわれない。
付属具２６に作用するときに、ラッチプレート２８がフ
ァスナスタッド２４と共に傾斜端縁のまわりに旋回移動
を行い、この旋回移動は図３に示した例示においては逆
時計回りに起きる。この旋回移動の結果、ラッチプレー
ト２８およびファスナスタッド２４はそれらの休止位置
からロック位置に移動せしめられる。ロック位置におい
ては、ラッチ突起部５２およびラッチノーズ５４がそれ
ぞれのラッチ開口部１６と係合可能である。この装置に
おいては、ラッチノーズ５４からのラッチ突起部５２の
距離は、ラッチ開口部１６の間隔に対して選択され、そ
れによりレール１０に対するそり２０のあらゆる位置に
おいて、ラッチ突起部５２またはラッチノーズ５４のい
ずれか一方がラッチ開口部１６と直接に係合することが
できる。従って、そり２０が非常に短い行程以内でレー
ル１０に対してあらゆる位置において閉塞され、それに
より使用されるいかなるベルト緊張装置の張力付与作用
も損なわれない。
【００１５】図４および図５においては、本発明の第３
実施例による調節装置を例示してある。この実施例にお
いてもまた、既知の要素が図１ないし図３に使用された
符号により識別され、これらの要素の機能については、
これらの図の説明を参照すべきである。
実施例による調節装置を例示してある。この実施例にお
いてもまた、既知の要素が図１ないし図３に使用された
符号により識別され、これらの要素の機能については、
これらの図の説明を参照すべきである。
【００１６】第３実施例による調節装置は、第１実施例
および第２実施例のロック原理が組み合わされている。
レール１０は、側部１４および下部１２の両方におい
て、ラッチ開口部１６を備えており、かつラッチプレー
ト２８がラッチ端縁３２およびラッチ突起部５２の両方
を備えている。そのうえ、ファスナスタッド２４がラッ
チノーズ５４を備えている。圧縮ばね３８がラッチプレ
ート２８をそり２０に対して上方に休止位置に押圧して
いる。休止位置においては、ラッチ端縁３２がレール１
０の側部１４のラッチ開口部１６から離隔され、圧縮ば
ね３８がさらにラッチ突起部５２およびラッチノーズ５
４を下部１２に配置されたラッチ開口部１６から離隔さ
れた状態に維持するモーメントを傾斜端縁のまわりに発
生する。
および第２実施例のロック原理が組み合わされている。
レール１０は、側部１４および下部１２の両方におい
て、ラッチ開口部１６を備えており、かつラッチプレー
ト２８がラッチ端縁３２およびラッチ突起部５２の両方
を備えている。そのうえ、ファスナスタッド２４がラッ
チノーズ５４を備えている。圧縮ばね３８がラッチプレ
ート２８をそり２０に対して上方に休止位置に押圧して
いる。休止位置においては、ラッチ端縁３２がレール１
０の側部１４のラッチ開口部１６から離隔され、圧縮ば
ね３８がさらにラッチ突起部５２およびラッチノーズ５
４を下部１２に配置されたラッチ開口部１６から離隔さ
れた状態に維持するモーメントを傾斜端縁のまわりに発
生する。
【００１７】図４および図５に例示した休止位置から出
発して、車両に対して下向きに向いた力がそらせ板付属
部２６に作用するときに、ラッチプレート２８がファス
ナスタッド２４と一緒にラッチ位置に向かって押圧およ
び旋回移動の組み合わせを行い、それにより一つの作用
として案内面３０上を走行するラッチプレート２８のた
めに、ラッチ端縁３２が側部１４内に配置されたラッチ
開口部１６の方向に導かれ、かつ別の作用として、ラッ
チ突起部５２およびラッチノーズ５４が下部１２に配置
されたラッチ開口部１６の方向に傾斜端縁のまわりのラ
ッチプレート２８の旋回移動により移動される。ラッチ
端縁３２、ラッチ突起部５２およびラッチノーズ５４の
各々の間の距離はラッチ開口部１６の間隔と異なり、そ
れによりレール１０に対するそり２０のあらゆる位置に
おいて、ラッチプレート２８がその休止位置からそのラ
ッチ位置に並進せしめられるときにラッチ要素３２、５
２、５４の一つが常にラッチ開口部１６のうちの１つの
開口部と直接に係合することができる。このようにし
て、そり２０が確実に閉塞されるまでレール１０に対す
るラッチ位置へのラッチプレート２８の次の最大の並進
として実施可能な遊び行程（ｉｄｌｅ ｔｒａｖｅｌ）
が最小限度にとどめられる。
発して、車両に対して下向きに向いた力がそらせ板付属
部２６に作用するときに、ラッチプレート２８がファス
ナスタッド２４と一緒にラッチ位置に向かって押圧およ
び旋回移動の組み合わせを行い、それにより一つの作用
として案内面３０上を走行するラッチプレート２８のた
めに、ラッチ端縁３２が側部１４内に配置されたラッチ
開口部１６の方向に導かれ、かつ別の作用として、ラッ
チ突起部５２およびラッチノーズ５４が下部１２に配置
されたラッチ開口部１６の方向に傾斜端縁のまわりのラ
ッチプレート２８の旋回移動により移動される。ラッチ
端縁３２、ラッチ突起部５２およびラッチノーズ５４の
各々の間の距離はラッチ開口部１６の間隔と異なり、そ
れによりレール１０に対するそり２０のあらゆる位置に
おいて、ラッチプレート２８がその休止位置からそのラ
ッチ位置に並進せしめられるときにラッチ要素３２、５
２、５４の一つが常にラッチ開口部１６のうちの１つの
開口部と直接に係合することができる。このようにし
て、そり２０が確実に閉塞されるまでレール１０に対す
るラッチ位置へのラッチプレート２８の次の最大の並進
として実施可能な遊び行程（ｉｄｌｅ ｔｒａｖｅｌ）
が最小限度にとどめられる。
【００１８】本発明のすべての三つの実施例は、通常の
運転状態においてレール１０内で自由に移動可能である
そり２０の利点を提供し、それにより車両の座席１３の
調節、従って、各々の場合にそらせ板付属具２６を車両
搭乗者の身長に対して適合させることが特に簡単な便利
な装置により可能である。対照的に、そり２０をレール
上に閉塞することが必要であれば、これは迅速な応答お
よび最小の遊び行程により確実になされる。その理由
は、ラッチプレート２８の休止位置からロック位置への
並進がシートベルト用のそらせ板付属具２６が取り付け
られたファスナスタッド２４により直接に引き続いて行
われるからである。第２実施例および第３実施例におい
ては、そり２０のあらゆる位置において、そり２０の閉
塞を行うラッチ要素のうちの少なくとも１つの要素がラ
ッチ開口部１６のうちの１つの開口部と確実に係合する
ことが保証される。第３実施例においては、相互に好適
な距離にある３つのラッチ要素を使用することにより、
そり２０のレール１０上の閉塞が極めて短い遊び行程の
後に行われることが保証される。
運転状態においてレール１０内で自由に移動可能である
そり２０の利点を提供し、それにより車両の座席１３の
調節、従って、各々の場合にそらせ板付属具２６を車両
搭乗者の身長に対して適合させることが特に簡単な便利
な装置により可能である。対照的に、そり２０をレール
上に閉塞することが必要であれば、これは迅速な応答お
よび最小の遊び行程により確実になされる。その理由
は、ラッチプレート２８の休止位置からロック位置への
並進がシートベルト用のそらせ板付属具２６が取り付け
られたファスナスタッド２４により直接に引き続いて行
われるからである。第２実施例および第３実施例におい
ては、そり２０のあらゆる位置において、そり２０の閉
塞を行うラッチ要素のうちの少なくとも１つの要素がラ
ッチ開口部１６のうちの１つの開口部と確実に係合する
ことが保証される。第３実施例においては、相互に好適
な距離にある３つのラッチ要素を使用することにより、
そり２０のレール１０上の閉塞が極めて短い遊び行程の
後に行われることが保証される。
【図１】本発明の第１実施例による調節装置の横断面を
示す略図。
示す略図。
【図２】図１の調節装置の部分断面を示す平面略図。
【図３】本発明の第２実施例による調節装置の横断面を
示す略図。
示す略図。
【図４】本発明の第３実施例による調節装置の部分破断
図を含む斜視図。
図を含む斜視図。
【図５】図４の調節装置のさらに一つの斜視図。
１０ レール １２ 下部 １３ 車両の座席 １４ 側部 １５ 側部 １６ ラッチ開口部 ２０ そり ２４ ファスナスタッド ２６ そらせ板付属具 ２８ ラッチプレート ３０ 案内面 ３２ ラッチ端縁 ３８ ばね ５０ 突起部 ５２ ラッチ突起部 ５４ ラッチノーズ
Claims (11)
- 【請求項１】 車両搭乗者抑制装置のそらせ板付属具
（２６）用の調節装置であって、ラッチ開口部（１６）
を備えかつ下部（１２）と二つの側部（１４，１５）と
を有する車両に固定されたレール（１０）と、前記レー
ル（１０）内で移動可能でありかつ車両の座席（１３）
と連結されたそり（２０）とを備え、前記そり（２０）
は前記そらせ板付属具（２６）用の取付け部分（２４）
と、前記そり（２０）を車両に対して前記レール（１
０）内で下方に移動しないように閉塞するために前記ラ
ッチ開口部（１６）と協働可能である少なくとも１つの
ラッチ部分（２８）とを備えている調節装置において、
車両に対して前記取付け部分（２４）に下向きに作用す
る力の結果として、前記ラッチ部分（２８）が該ラッチ
部分がラッチ開口部（１６）と係合しない通常の休止位
置から該ラッチ部分が前記ラッチ開口部（１６）のうち
の少なくとも１つのラッチ開口部と係合するロック位置
に並進可能であることを特徴とする調節装置。 - 【請求項２】 前記ラッチ部分が前記そり（２０）上に
移動可能に配置されかつその休止位置に弾性により偏位
されるラッチ端縁（３２）を備えているラッチプレート
（２８）として構成され、かつ前記そり上には案内面
（３０）が配置され、前記取付け部分が車両に対して下
向きに作用する力をうけるときに、前記ラッチ部分（２
８）が案内面（３０）上を走行し、かつ該案内面から前
記ラッチ開口部（１６）が配置されたレール（１０）の
部分に向かって案内されることを特徴とする請求項１に
記載の調節装置。 - 【請求項３】 前記ラッチプレート（２８）がばね（３
８）によりその休止位置に偏位され、ばね（３８）の一
端部が前記そり（２０）により支持されかつ該ばねの他
端部が前記取付け部分（２４）により支持され、かつ該
ばねの効果的な方向が前記レール（１０）の長手方向軸
線に対して傾斜する方向に向けられ、それにより前記ラ
ッチ端縁（３２）が前記ラッチ開口部（１６）から離れ
て偏位されることを特徴とする請求項２に記載の調節装
置。 - 【請求項４】 前記ラッチプレート（２８）が前記レー
ル（１０）の下部（１２）に平行に延在しかつ前記ラッ
チ開口部（１６）が前記レールの側部（１４）に配置さ
れていることを特徴とする請求項２および請求項３のい
ずれか１項に記載の調節装置。 - 【請求項５】 前記ラッチ部分が前記側部（１４，１
５）に直角をなす方向に向けられた傾斜端縁のまわりに
休止位置からロック位置に旋回可能であるラッチ突起部
（５２）を備えているラッチプレート（２８）として構
成され、かつ前記取付け部分が前記ラッチプレート（２
８）上に設けられかつ前記レールの前記下部（１２）の
平面に実質的に直角をなすように配置されたファスナス
タッド（２４）であり、かつ前記ラッチ開口部（１６）
が前記レールの下部（１２）に配置されていることを特
徴とする請求項１に記載の調節装置。 - 【請求項６】 前記傾斜端縁が前記そり上に設けられた
突起部（５０）により画成され、前記ラッチプレート
（２８）が前記突起部にもたれかかっていることを特徴
とする請求項５に記載の調節装置。 - 【請求項７】 一端部が前記そり（２０）により支持さ
れかつ他端部が前記ファスナスタッド（２４）により支
持されているばね（３８）が前記傾斜端縁のまわりにモ
ーメントを発生し、前記ラッチプレート（２８）を休止
位置に偏位させることを特徴とする請求項６に記載の調
節装置。 - 【請求項８】 前記下部に面する前記ファスナスタッド
（２４）の軸線方向端部がラッチノーズ（５４）を備
え、前記ラッチプレート（２８）が前記傾斜端縁のまわ
りに旋回して前記ロック位置に移動するときに、前記ラ
ッチノーズが前記ラッチ開口部（１６）のうちの１つの
開口部と係合可能であることを特徴とする請求項５から
請求項７までのいずれか１項に記載の調節装置。 - 【請求項９】 前記ファスナスタッド（２４）上の前記
ラッチノーズ（５４）と前記ラッチプレート（２８）上
の前記ラッチ突起部（５２）との間の距離が前記ラッチ
開口部（１６）の間隔と異なり、それにより前記レール
（１０）に対する前記そり（２０）のあらゆる位置にお
いて、前記ラッチノーズまたは前記ラッチ突起部のいず
れか一方が前記ラッチ開口部のうちの１つの開口部と係
合可能であることを特徴とする請求項８に記載の調節装
置。 - 【請求項１０】 前記下部（１２）がラッチ開口部（１
６）を備え、かつ前記そり上には突起部（５０）が配置
され、該突起部上には前記ラッチプレート（２８）が支
えられ、それにより前記側部（１４，１５）に対して直
角をなして延在する傾斜端縁が前記ラッチプレートのた
めに形成され、かつ前記ラッチプレート（２８）がラッ
チ突起部（５２）を備え、前記取付け部分がファスナス
タッド（２４）であり、前記レール（１０）の前記下部
（１２）に面するファスナスタッド（２４）の軸線方向
端部がラッチノーズ（５４）を備えかつ該ファスナスタ
ッドが前記ラッチプレート（２８）に固定され、かつ前
記ラッチプレート（２８）が前記ファスナスタッド（２
４）と共に押圧および旋回移動の組み合わせにより前記
休止位置から前記ロック位置に移動可能であることを特
徴とする請求項４に記載の調節装置。 - 【請求項１１】 前記ラッチ端縁（３２）、前記ラッチ
ノーズ（５４）および前記ラッチ突起部（５２）の各々
の間の距離が前記ラッチ開口部（１６）の間隔と異な
り、それにより前記レール（１０）に対する前記そり
（２０）のあらゆる位置において、前記ラッチ要素（３
２，５２，５４）のうちの少なくとも１つの要素が前記
ラッチ開口部のうちの１つの開口部と直接に係合可能で
あることを特徴とする請求項１０に記載の調節装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE29608035U DE29608035U1 (de) | 1996-05-03 | 1996-05-03 | Verstellvorrichtung für einen Umlenkbeschlag |
| DE296080357 | 1996-05-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1044927A true JPH1044927A (ja) | 1998-02-17 |
| JP2831344B2 JP2831344B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=8023493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9114845A Expired - Lifetime JP2831344B2 (ja) | 1996-05-03 | 1997-05-02 | そらせ板付属具用の調節装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5860675A (ja) |
| EP (1) | EP0805075B1 (ja) |
| JP (1) | JP2831344B2 (ja) |
| DE (2) | DE29608035U1 (ja) |
| ES (1) | ES2109905T3 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5931502A (en) * | 1997-01-15 | 1999-08-03 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | D-ring height adjuster |
| DE19806759B4 (de) | 1998-02-18 | 2006-04-06 | Volkswagen Ag | Höhenversteller für einen Umlenkbeschlag eines Fahrzeug-Sicherheitsgurts |
| US5924731A (en) * | 1998-06-22 | 1999-07-20 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Height adjuster for seat belt webbing |
| US7232154B2 (en) * | 2004-12-01 | 2007-06-19 | Key Safety Systems, Inc. | Height adjuster with spring having dual functions |
| DE102007054746A1 (de) * | 2007-11-16 | 2009-05-28 | Hs Genion Gmbh | Haltevorrichtung für einen Gurt |
| DE102011014175B4 (de) * | 2011-03-16 | 2021-05-12 | Autoliv Development Ab | Höhenversteller für einen Befestigungsbeschlag eines Sicherheitsgurt-Systems |
| US9004606B2 (en) * | 2013-04-17 | 2015-04-14 | H.O. Bostrom Company, Inc. | Emergency vehicle seat with integrated seat belt and height adjustable webbing guide |
| CN104875711B (zh) * | 2014-05-22 | 2017-08-04 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 车辆、安全带及其安全带锁扣装置 |
| US9809193B2 (en) * | 2016-03-16 | 2017-11-07 | Shield Restraint Systems, Inc. | Shock absorbing height adjusters for restraint systems and associated systems and methods |
| US10953847B2 (en) | 2018-03-06 | 2021-03-23 | Shield Restraint Systems | Height adjusters with anti-cinch features for occupant restraint systems |
| US11273790B2 (en) | 2018-03-06 | 2022-03-15 | Shield Restraint Systems, Inc. | Height adjusters with anti-cinch features for occupant restraint systems |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2655015A1 (de) * | 1976-12-04 | 1978-06-08 | Daimler Benz Ag | In einem fahrzeughohltraeger untergebrachte einrichtung zur hoehenverstellung eines oberen umlenkbeschlages fuer den schultergurt eines gurtsystemes |
| DE3514980A1 (de) * | 1984-05-28 | 1985-11-28 | TRW Repa GmbH, 7071 Alfdorf | Beschlag fuer einen sicherheitsgurt fuer kraftfahrzeuge |
| DE3713137A1 (de) * | 1987-04-16 | 1988-11-03 | Trw Repa Gmbh | Sicherheitsgurt-rueckhaltesystem fuer fahrzeuginsassen |
| DE3742390A1 (de) * | 1987-12-14 | 1989-07-27 | Autoliv Gmbh | Vorrichtung zum verstellen eines gurtumlenkbeschlages fuer einen sicherheitsgurt |
| DE3802323C2 (de) * | 1988-01-27 | 1994-09-08 | Autoflug Gmbh | Fernbetätigbare Höhenverstellvorrichtung |
| DE3938612A1 (de) * | 1989-11-21 | 1991-05-23 | Daimler Benz Ag | Vorrichtung zur hoehenverstellung des oberen verankerungs- bzw. umlenkpunktes eines sicherheitsgurtsystemes |
| DE4435910A1 (de) * | 1994-10-07 | 1996-04-11 | Trw Repa Gmbh | Verstellvorrichtung für einen Umlenkbeschlag |
-
1996
- 1996-05-03 DE DE29608035U patent/DE29608035U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-04-24 DE DE59709534T patent/DE59709534D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-24 EP EP97106802A patent/EP0805075B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-24 ES ES97106802T patent/ES2109905T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-01 US US08/848,071 patent/US5860675A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-02 JP JP9114845A patent/JP2831344B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ES2109905T1 (es) | 1998-02-01 |
| ES2109905T3 (es) | 2003-12-01 |
| EP0805075B1 (de) | 2003-03-19 |
| JP2831344B2 (ja) | 1998-12-02 |
| EP0805075A3 (de) | 2001-01-10 |
| US5860675A (en) | 1999-01-19 |
| DE29608035U1 (de) | 1996-08-29 |
| DE59709534D1 (de) | 2003-04-24 |
| EP0805075A2 (de) | 1997-11-05 |
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