JPH104486A - 携帯型画像読取装置 - Google Patents
携帯型画像読取装置Info
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- JPH104486A JPH104486A JP8155275A JP15527596A JPH104486A JP H104486 A JPH104486 A JP H104486A JP 8155275 A JP8155275 A JP 8155275A JP 15527596 A JP15527596 A JP 15527596A JP H104486 A JPH104486 A JP H104486A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】装置上面の広い範囲で原稿画像の目視、及び、
読み取った画像の表示を行うことができるようにし、画
像編集作業の容易化、原稿に対する装置の載置の容易
化、及び、画像読取作業の短時間化を図る。 【構成】読取用窓部13の略全面に対向する確認用窓部
2を上面に形成するとともに、この確認用窓部2の全面
に、画像記憶部に記憶した画像を表示する透過型の液晶
パネル3と、画像における編集領域の指定を受け付ける
透明タッチスイッチ3aと、を配置した。装置の上面か
ら液晶パネル3、タッチスイッチ3a及び読取用窓部1
3を透過して装置の下面に対向する原稿の画像を直接目
視できる。
読み取った画像の表示を行うことができるようにし、画
像編集作業の容易化、原稿に対する装置の載置の容易
化、及び、画像読取作業の短時間化を図る。 【構成】読取用窓部13の略全面に対向する確認用窓部
2を上面に形成するとともに、この確認用窓部2の全面
に、画像記憶部に記憶した画像を表示する透過型の液晶
パネル3と、画像における編集領域の指定を受け付ける
透明タッチスイッチ3aと、を配置した。装置の上面か
ら液晶パネル3、タッチスイッチ3a及び読取用窓部1
3を透過して装置の下面に対向する原稿の画像を直接目
視できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル複写
機やプリンタ等の画像出力装置に供給する画像データを
原稿から読み取る画像読取装置に関し、特に、画像出力
装置とは別体に構成された携帯型画像読取装置に関す
る。
機やプリンタ等の画像出力装置に供給する画像データを
原稿から読み取る画像読取装置に関し、特に、画像出力
装置とは別体に構成された携帯型画像読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上向きに配置した画像読取面に裏返して
載置された原稿から画像データを読み取る固定型の画像
読取装置は、新聞や書籍の記事等のように小さいサイズ
の原稿や原稿面の一部からの画像データの読み取りには
不向きである。そこで、特開平2−198270号に開
示されているように、上向きの原稿に対して画像読取面
を裏返して載置し、画像データを読み取る携帯型画像形
成装置が提案されている。この携帯型画像読取装置は、
画像読取部と画像表示部とを備え、画像読取部により読
み取った画像データを画像表示部に表示する。また、読
み取った原稿の画像を表示している画像表示部の表示面
において所望の領域の指定を受け付け、指定された領域
にトリミングまたはマスキング処理を行うことができ
る。
載置された原稿から画像データを読み取る固定型の画像
読取装置は、新聞や書籍の記事等のように小さいサイズ
の原稿や原稿面の一部からの画像データの読み取りには
不向きである。そこで、特開平2−198270号に開
示されているように、上向きの原稿に対して画像読取面
を裏返して載置し、画像データを読み取る携帯型画像形
成装置が提案されている。この携帯型画像読取装置は、
画像読取部と画像表示部とを備え、画像読取部により読
み取った画像データを画像表示部に表示する。また、読
み取った原稿の画像を表示している画像表示部の表示面
において所望の領域の指定を受け付け、指定された領域
にトリミングまたはマスキング処理を行うことができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−198270号に開示されている携帯型画像読取装
置では、装置の下面において読み取った原稿の画像を、
装置の上面に設けた画像表示部に表示し、画像を一旦読
み取った後に原稿に対する装置の載置位置が適正である
か否かを確認するようにしているため、原稿における適
正な位置に装置を載置するために画像の読取作業を複数
回繰り返すことが必要となる場合があり、必ずしも作業
時間を十分に短縮できない。
2−198270号に開示されている携帯型画像読取装
置では、装置の下面において読み取った原稿の画像を、
装置の上面に設けた画像表示部に表示し、画像を一旦読
み取った後に原稿に対する装置の載置位置が適正である
か否かを確認するようにしているため、原稿における適
正な位置に装置を載置するために画像の読取作業を複数
回繰り返すことが必要となる場合があり、必ずしも作業
時間を十分に短縮できない。
【0004】そこで、装置上面の一部に窓部を形成し、
この窓部を介して装置の下面に対向する原稿の画像を直
接目視することにより、原稿における適正な位置に装置
を載置できるようにすることが考えられる。
この窓部を介して装置の下面に対向する原稿の画像を直
接目視することにより、原稿における適正な位置に装置
を載置できるようにすることが考えられる。
【0005】ところが、装置の上面の一部に窓部を形成
すると、読み取った画像をその編集作業のために表示す
る画像表示部の面積が小さくなり、読み取った画像のト
リミングやマスキング等の編集処理の作業性が低下す
る。
すると、読み取った画像をその編集作業のために表示す
る画像表示部の面積が小さくなり、読み取った画像のト
リミングやマスキング等の編集処理の作業性が低下す
る。
【0006】また、画像表示部の面積が小さくなると、
複数の原稿から読み取った複数の画像データを一枚の画
像に構成することが困難になる。例えば、複数の原稿の
それぞれから画像の一部を抜き出し、これらを一枚の画
像に構成する場合や、複数の新聞から同一対象について
のそれぞれの記事を読み取り、これらを切り貼りして一
枚の画像に構成する場合があり、このような場合に、多
数の画像を一枚の画像に組み合わせる作業が困難にな
る。特に、複数の新聞記事を一枚の画像に切り貼りする
作業は様々な職場等で日常的に行われており、かかる作
業を容易にしつつ、原稿に対する装置の載置を容易にす
ることによる作業時間の短時間化の要請が強い。
複数の原稿から読み取った複数の画像データを一枚の画
像に構成することが困難になる。例えば、複数の原稿の
それぞれから画像の一部を抜き出し、これらを一枚の画
像に構成する場合や、複数の新聞から同一対象について
のそれぞれの記事を読み取り、これらを切り貼りして一
枚の画像に構成する場合があり、このような場合に、多
数の画像を一枚の画像に組み合わせる作業が困難にな
る。特に、複数の新聞記事を一枚の画像に切り貼りする
作業は様々な職場等で日常的に行われており、かかる作
業を容易にしつつ、原稿に対する装置の載置を容易にす
ることによる作業時間の短時間化の要請が強い。
【0007】この発明の目的は、原稿画像の目視、及
び、読み取った画像の表示を装置上面の広い範囲におい
て行うことがてき、複数の原稿のそれぞれから画像の一
部を抜き出し、これらを一枚の画像に構成する等の画像
編集作業を容易にするとともに、原稿の適正な位置に装
置を正確に載置することができ、画像の読取作業の短時
間化を図ることができる携帯型画像読取装置を提供する
ことにある。
び、読み取った画像の表示を装置上面の広い範囲におい
て行うことがてき、複数の原稿のそれぞれから画像の一
部を抜き出し、これらを一枚の画像に構成する等の画像
編集作業を容易にするとともに、原稿の適正な位置に装
置を正確に載置することができ、画像の読取作業の短時
間化を図ることができる携帯型画像読取装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、筐体の一方の面に形成された透明の読取用窓部を介
して原稿の画像を走査する画像読取部と、画像読取部に
より読み取った画像を記憶する画像記憶部と、画像記憶
部に記憶した画像を外部装置に出力する画像出力部と、
を備えた携帯型画像読取装置において、前記読取用窓部
の略全面に対向する確認用窓部を筐体の他方の面に形成
するとともに、この確認用窓部の全面に、前記画像記憶
部に記憶した画像を表示する透過型の液晶パネルと、画
像における編集領域の指定を受け付ける透明タッチスイ
ッチと、を配置したことを特徴とする。
は、筐体の一方の面に形成された透明の読取用窓部を介
して原稿の画像を走査する画像読取部と、画像読取部に
より読み取った画像を記憶する画像記憶部と、画像記憶
部に記憶した画像を外部装置に出力する画像出力部と、
を備えた携帯型画像読取装置において、前記読取用窓部
の略全面に対向する確認用窓部を筐体の他方の面に形成
するとともに、この確認用窓部の全面に、前記画像記憶
部に記憶した画像を表示する透過型の液晶パネルと、画
像における編集領域の指定を受け付ける透明タッチスイ
ッチと、を配置したことを特徴とする。
【0009】したがって、この発明の携帯型画像読取装
置を原稿の画像面に読取用窓部を対向させて載置する
と、装置の上面から透過型の液晶パネル、透明タッチス
イッチ及び読取用窓部を透過して原稿の画像が直接目視
できる。
置を原稿の画像面に読取用窓部を対向させて載置する
と、装置の上面から透過型の液晶パネル、透明タッチス
イッチ及び読取用窓部を透過して原稿の画像が直接目視
できる。
【0010】請求項2に記載した発明は、前記画像読取
部が、前記透明タッチスイッチにおいて指定された編集
領域と画像読取部の走査方向の現在位置とに基づいて、
現在位置からの移動距離が最短となる編集領域の走査開
始位置、及び、編集領域の走査方向を選択することを特
徴とする。
部が、前記透明タッチスイッチにおいて指定された編集
領域と画像読取部の走査方向の現在位置とに基づいて、
現在位置からの移動距離が最短となる編集領域の走査開
始位置、及び、編集領域の走査方向を選択することを特
徴とする。
【0011】したがって、指定された領域の画像のみを
素早く走査することができるとともに、不必要な画像デ
ータを読み取ることがない。
素早く走査することができるとともに、不必要な画像デ
ータを読み取ることがない。
【0012】請求項3に記載した発明は、前記液晶パネ
ルが、前記透明タッチスイッチにおいて指定された編集
領域に対応する位置において表示中の画像を消去するこ
とを特徴とする。
ルが、前記透明タッチスイッチにおいて指定された編集
領域に対応する位置において表示中の画像を消去するこ
とを特徴とする。
【0013】したがって、複数の原稿の画像を合成する
際の2番目以降の原稿に装置を載置する場合に、先の原
稿から読み取った画像によって今回読み取る画像が遮ら
れることがない。
際の2番目以降の原稿に装置を載置する場合に、先の原
稿から読み取った画像によって今回読み取る画像が遮ら
れることがない。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、この発明の実施
形態の一例である携帯型画像読取装置の平面方向および
底面方向の外観図である。携帯型画像読取装置1の上面
1aの略全面には、確認用窓部2が構成されており、こ
の確認用窓部2の全面に液晶パネル3が備えられてい
る。さらに、液晶パネル3の上面の全面には、透明パネ
ル状のタッチスイッチ3aが貼付されている。また、携
帯型画像読取装置1の上面1aの一部には、タッチペン
4、機能ボタン5、領域指定ボタン6及びバッテリリッ
ド7が設けられている。携帯型画像読取装置1の側面1
cには、読取スイッチ8、電源入力端子9、出力端子1
0、電源スイッチ11及びICカード用スロット12が
設けられている。
形態の一例である携帯型画像読取装置の平面方向および
底面方向の外観図である。携帯型画像読取装置1の上面
1aの略全面には、確認用窓部2が構成されており、こ
の確認用窓部2の全面に液晶パネル3が備えられてい
る。さらに、液晶パネル3の上面の全面には、透明パネ
ル状のタッチスイッチ3aが貼付されている。また、携
帯型画像読取装置1の上面1aの一部には、タッチペン
4、機能ボタン5、領域指定ボタン6及びバッテリリッ
ド7が設けられている。携帯型画像読取装置1の側面1
cには、読取スイッチ8、電源入力端子9、出力端子1
0、電源スイッチ11及びICカード用スロット12が
設けられている。
【0015】一方、携帯型画像読取装置1の底面1bに
は、読取用窓部13およびボールセンサ14が備えられ
ている。確認用窓部2に設けられた液晶パネル3は、非
駆動状態で透明であり、読取用窓部13は、透明ガラス
板により構成されている。ボールセンサ14は、携帯型
画像読取装置1を原稿上に移動させた際に原稿との接触
により回転し、携帯型画像読取装置1の移動を検出す
る。読取用窓部13は、携帯型画像読取装置1の底面1
bの略全面に位置し、確認用窓部2とともに例えばA4
サイズの大きさにされている。また、確認用窓部2と読
取用窓部13とは、携帯型画像読取装置1の上下面にお
いて互いに対向する位置に形成されている。この携帯型
画像読取装置1においては、読取用窓部13の一方の短
辺から他方の短辺に対して長辺に平行に画像を読み取
り、読み取った画像を液晶パネル3に表示する。
は、読取用窓部13およびボールセンサ14が備えられ
ている。確認用窓部2に設けられた液晶パネル3は、非
駆動状態で透明であり、読取用窓部13は、透明ガラス
板により構成されている。ボールセンサ14は、携帯型
画像読取装置1を原稿上に移動させた際に原稿との接触
により回転し、携帯型画像読取装置1の移動を検出す
る。読取用窓部13は、携帯型画像読取装置1の底面1
bの略全面に位置し、確認用窓部2とともに例えばA4
サイズの大きさにされている。また、確認用窓部2と読
取用窓部13とは、携帯型画像読取装置1の上下面にお
いて互いに対向する位置に形成されている。この携帯型
画像読取装置1においては、読取用窓部13の一方の短
辺から他方の短辺に対して長辺に平行に画像を読み取
り、読み取った画像を液晶パネル3に表示する。
【0016】電源入力端子9には、図外の電源ラインが
接続され、外部電源の供給を受ける。出力端子10に
は、図外のデータラインが接続され、読み取った画像デ
ータをプリンタ等の外部装置に出力する。電源スイッチ
11は、携帯型画像読取装置1の電源をオン/オフす
る。ICカード用スロット12には、画像データの外部
記憶媒体として用いられるICカードが挿入される。読
取スイッチ8は、画像の読取開始を指示入力する際に操
作される。タッチペン4は、液晶パネル3に貼付された
タッチスイッチ3aを押圧操作する際に使用される。な
お、読取スイッチ8は、携帯型画像読取装置1の側面1
cの角部に備えられており、携帯型画像形成装置1を読
取用窓部2を備えた底面1bを上側にして使用する場合
にも容易に操作できる。
接続され、外部電源の供給を受ける。出力端子10に
は、図外のデータラインが接続され、読み取った画像デ
ータをプリンタ等の外部装置に出力する。電源スイッチ
11は、携帯型画像読取装置1の電源をオン/オフす
る。ICカード用スロット12には、画像データの外部
記憶媒体として用いられるICカードが挿入される。読
取スイッチ8は、画像の読取開始を指示入力する際に操
作される。タッチペン4は、液晶パネル3に貼付された
タッチスイッチ3aを押圧操作する際に使用される。な
お、読取スイッチ8は、携帯型画像読取装置1の側面1
cの角部に備えられており、携帯型画像形成装置1を読
取用窓部2を備えた底面1bを上側にして使用する場合
にも容易に操作できる。
【0017】図3は、上記携帯型画像読取装置の内部構
造の概略を示す断面図である。携帯型画像読取装置1の
内部には、光源21及びミラー22aを搭載した光源ユ
ニット23と、ミラー22b及び22cを搭載したミラ
ーベース24とが設けられており、これら光源ユニット
23及びミラーベース24は、矢印AおよびB方向に、
読取用窓部13に対して水平に往復移動する。ミラー2
2a〜22cは、光源21の光の原稿における反射光を
CCDラインセンサ25に配光する。光源ユニット23
の移動速度は、ミラーベース24の移動速度の2倍にさ
れており、光源ユニット23が読取用窓部13の一方の
短辺から他方の短辺まで移動する間に、ミラーベース2
4は読取用窓部13の長辺の半分の距離を移動する。こ
れによって、原稿からCCDセンサアレイ25までの光
路距離を一定に保つようにしている。
造の概略を示す断面図である。携帯型画像読取装置1の
内部には、光源21及びミラー22aを搭載した光源ユ
ニット23と、ミラー22b及び22cを搭載したミラ
ーベース24とが設けられており、これら光源ユニット
23及びミラーベース24は、矢印AおよびB方向に、
読取用窓部13に対して水平に往復移動する。ミラー2
2a〜22cは、光源21の光の原稿における反射光を
CCDラインセンサ25に配光する。光源ユニット23
の移動速度は、ミラーベース24の移動速度の2倍にさ
れており、光源ユニット23が読取用窓部13の一方の
短辺から他方の短辺まで移動する間に、ミラーベース2
4は読取用窓部13の長辺の半分の距離を移動する。こ
れによって、原稿からCCDセンサアレイ25までの光
路距離を一定に保つようにしている。
【0018】また、光源ユニット23及びミラーベース
24が移動する範囲の上方には、確認用窓部2が位置し
ており、この確認用窓部2と読取用窓部13との間は、
光源ユニット23及びミラーベース24が移動するため
の空間にされている。したがって、携帯型画像読取装置
1の上面から確認用窓部2および読取用窓部13を介し
て読取用窓部13の下側に位置する原稿の画像を目視に
より確認することができる。しかも、確認用窓部2は、
読取用窓部13の全面に対向しており、携帯型画像読取
装置1の斜め上側から原稿の読取開始位置を目視により
確認することができる。携帯型画像読取装置1の内部に
おいて光源ユニット23が移動しない範囲には回路ユニ
ット26が位置している。
24が移動する範囲の上方には、確認用窓部2が位置し
ており、この確認用窓部2と読取用窓部13との間は、
光源ユニット23及びミラーベース24が移動するため
の空間にされている。したがって、携帯型画像読取装置
1の上面から確認用窓部2および読取用窓部13を介し
て読取用窓部13の下側に位置する原稿の画像を目視に
より確認することができる。しかも、確認用窓部2は、
読取用窓部13の全面に対向しており、携帯型画像読取
装置1の斜め上側から原稿の読取開始位置を目視により
確認することができる。携帯型画像読取装置1の内部に
おいて光源ユニット23が移動しない範囲には回路ユニ
ット26が位置している。
【0019】図4は、上記携帯型画像形成装置の制御部
の構成を示すブロック図である。携帯型画像形成装置1
の制御部は、メモリ32および画像データ保存用のRA
M33を備えたCPU31によって構成されている。C
PU31には、液晶パネル3、タッチスイッチ3a、読
取スイッチ8、出力端子10、ICカード用スロット1
2、ボールセンサ14、CCDラインセンサ25および
スキャナドライバ34等が接続されている。CPU31
は、これら入出力機器を統括制御する。
の構成を示すブロック図である。携帯型画像形成装置1
の制御部は、メモリ32および画像データ保存用のRA
M33を備えたCPU31によって構成されている。C
PU31には、液晶パネル3、タッチスイッチ3a、読
取スイッチ8、出力端子10、ICカード用スロット1
2、ボールセンサ14、CCDラインセンサ25および
スキャナドライバ34等が接続されている。CPU31
は、これら入出力機器を統括制御する。
【0020】図5は、上記携帯型画像読取装置の制御部
の処理手順を示すフローチャートである。携帯型画像読
取装置1の電源スイッチ11がオンされると、CPU3
1は読取領域の指定または読取スイッチ8の操作を待機
する(s1〜s3)。読取領域が指定されることなく読
取スイッチ8が操作されると、液晶パネル3の全面を非
透過状態にし(s4)、スキャナドライバ24を介して
光源ユニット23及びミラーベース24を基準位置に移
動させ(s5)、読取用窓部13の全面に対向する画像
を読み取る(s6)。読み取った画像はメモリ33に一
旦格納し(s7)、メモリ33に格納している画像デー
タに基づいて液晶パネル3を駆動して読み取った画像を
液晶パネル3に表示する(s8)。この後、機能キー5
の操作による編集処理または合成処理の設定入力の有
無、及び、画像読取処理を継続するか否かの判断を経て
画像読取処理を終了する(s9〜s11)。
の処理手順を示すフローチャートである。携帯型画像読
取装置1の電源スイッチ11がオンされると、CPU3
1は読取領域の指定または読取スイッチ8の操作を待機
する(s1〜s3)。読取領域が指定されることなく読
取スイッチ8が操作されると、液晶パネル3の全面を非
透過状態にし(s4)、スキャナドライバ24を介して
光源ユニット23及びミラーベース24を基準位置に移
動させ(s5)、読取用窓部13の全面に対向する画像
を読み取る(s6)。読み取った画像はメモリ33に一
旦格納し(s7)、メモリ33に格納している画像デー
タに基づいて液晶パネル3を駆動して読み取った画像を
液晶パネル3に表示する(s8)。この後、機能キー5
の操作による編集処理または合成処理の設定入力の有
無、及び、画像読取処理を継続するか否かの判断を経て
画像読取処理を終了する(s9〜s11)。
【0021】読取領域が指定された場合、読取スイッチ
8の操作の後、液晶パネル3の全面を非透過状態にし
(s3,s12)、指定された領域についてのみ光源ユ
ニット23及びミラーベース24を移動させる(s1
3)。このようにして読み取った指定領域の画像データ
をメモリ33に格納した後(s14)、液晶パネル3に
おいて指定された領域にのみ画像を表示する(s1
5)。
8の操作の後、液晶パネル3の全面を非透過状態にし
(s3,s12)、指定された領域についてのみ光源ユ
ニット23及びミラーベース24を移動させる(s1
3)。このようにして読み取った指定領域の画像データ
をメモリ33に格納した後(s14)、液晶パネル3に
おいて指定された領域にのみ画像を表示する(s1
5)。
【0022】編集処理が設定入力されている場合には、
読み取った画像の一部を消去する処理、または、読み取
った画像を表示パネル3内の別の位置に移動若しくは複
写する処理を行う(s16)。合成処理が設定入力され
ている場合には、合成条件の入力を受け付けてs1に戻
る(s17)。また、画像読取処理を継続する場合に
は、液晶パネル3に表示している画像を消去してs1に
戻る(s18)。
読み取った画像の一部を消去する処理、または、読み取
った画像を表示パネル3内の別の位置に移動若しくは複
写する処理を行う(s16)。合成処理が設定入力され
ている場合には、合成条件の入力を受け付けてs1に戻
る(s17)。また、画像読取処理を継続する場合に
は、液晶パネル3に表示している画像を消去してs1に
戻る(s18)。
【0023】なお、s6及びs13における光源ユニッ
ト23による原稿の走査時に、液晶パネル3の全面を非
透光状態とすることにより、原稿が外部光によって照射
されることがなく、原稿の画像を正確に読み取ることが
できる。
ト23による原稿の走査時に、液晶パネル3の全面を非
透光状態とすることにより、原稿が外部光によって照射
されることがなく、原稿の画像を正確に読み取ることが
できる。
【0024】図6は、上記携帯型画像読取装置の制御部
の指定領域読取時の処理手順を示すフローチャートであ
る。読取スイッチ8が操作される前に読取領域が指定さ
れた場合、指定された領域に対する光源ユニット23の
現在位置に応じた画像読取処理を実行する。例えば、指
定された領域が、光源ユニット23の移動方向をx方
向、光源ユニット23の移動方向に直交する方向をy方
向として、x1 ,x2 ,y1 ,y2 である場合、CPU
31は、先ず光源ユニット23のx方向の現在位置xL
を読み取る(s21)。光源ユニット23の移動力はス
キャナドライバ34に接続された図外のモータから供給
する。CPU31は、例えば、このモータの回転軸に取
り付けられたエンコーダの出力パルスを、RAM32の
所定のメモリエリアに割り当てられたカウンタにおいて
計数することにより、光源ユニット23のx方向の現在
位置xL を記憶している。
の指定領域読取時の処理手順を示すフローチャートであ
る。読取スイッチ8が操作される前に読取領域が指定さ
れた場合、指定された領域に対する光源ユニット23の
現在位置に応じた画像読取処理を実行する。例えば、指
定された領域が、光源ユニット23の移動方向をx方
向、光源ユニット23の移動方向に直交する方向をy方
向として、x1 ,x2 ,y1 ,y2 である場合、CPU
31は、先ず光源ユニット23のx方向の現在位置xL
を読み取る(s21)。光源ユニット23の移動力はス
キャナドライバ34に接続された図外のモータから供給
する。CPU31は、例えば、このモータの回転軸に取
り付けられたエンコーダの出力パルスを、RAM32の
所定のメモリエリアに割り当てられたカウンタにおいて
計数することにより、光源ユニット23のx方向の現在
位置xL を記憶している。
【0025】次いで、CPU31は、光源ユニット23
の現在位置xL と光源ユニット23の移動方向の指定領
域x1 ,x2 (光源ユニット23の基準位置からの移動
開始側をF側、移動終了側をR側として、x1 をF側、
x2 をR側とする。)のそれぞれとの差A,Bを算出す
る(s22)。さらに、CPU31は、光源ユニット2
3がx方向の指定領域の範囲内に位置しているか否かの
判断を行う(s23)。光源ユニット23が指定領域の
範囲内にない場合には、現在位置xL とF側の指定領域
x1 との差A及び現在位置xL とR側の指定領域x2 と
の差Bを比較する(s24)。この比較において、現在
位置xL とF側の指定領域x1 との差Aが現在位置xL
とR側の指定領域x2 との差Bより大きい場合には、光
源ユニット23をF側に距離Bだけ移動した後に、指定
領域x2 と指定領域x1 との差の間において画像読取処
理を実行し(s25,s26)、現在位置xL とF側の
指定領域x1 との差Aが現在位置xL とR側の指定領域
x2 との差Bより小さい場合には、光源ユニット23を
R側に距離Aだけ移動した後に、指定領域x2 と指定領
域x1 との差の間において画像読取処理を実行する(s
27,s28)。
の現在位置xL と光源ユニット23の移動方向の指定領
域x1 ,x2 (光源ユニット23の基準位置からの移動
開始側をF側、移動終了側をR側として、x1 をF側、
x2 をR側とする。)のそれぞれとの差A,Bを算出す
る(s22)。さらに、CPU31は、光源ユニット2
3がx方向の指定領域の範囲内に位置しているか否かの
判断を行う(s23)。光源ユニット23が指定領域の
範囲内にない場合には、現在位置xL とF側の指定領域
x1 との差A及び現在位置xL とR側の指定領域x2 と
の差Bを比較する(s24)。この比較において、現在
位置xL とF側の指定領域x1 との差Aが現在位置xL
とR側の指定領域x2 との差Bより大きい場合には、光
源ユニット23をF側に距離Bだけ移動した後に、指定
領域x2 と指定領域x1 との差の間において画像読取処
理を実行し(s25,s26)、現在位置xL とF側の
指定領域x1 との差Aが現在位置xL とR側の指定領域
x2 との差Bより小さい場合には、光源ユニット23を
R側に距離Aだけ移動した後に、指定領域x2 と指定領
域x1 との差の間において画像読取処理を実行する(s
27,s28)。
【0026】光源ユニット23が指定領域の範囲内にあ
る場合にも、現在位置xL とF側の指定領域x1 との差
A及び現在位置xL とR側の指定領域x2 との差Bを比
較する(s29)。この比較において、現在位置xL と
F側の指定領域x1 との差Aが現在位置xL とR側の指
定領域x2 との差Bより大きい場合には、光源ユニット
23をR側に距離Bだけ移動した後に、指定領域x2 と
指定領域x1 との差の間において画像読取処理を実行し
(s30,s31)、現在位置xL とF側の指定領域x
1 との差Aが現在位置xL とR側の指定領域x2 との差
Bより小さい場合には、光源ユニット23をF側に距離
Aだけ移動した後に、指定領域x2 と指定領域x1 との
差の間において画像読取処理を実行する(s32,s3
3)。
る場合にも、現在位置xL とF側の指定領域x1 との差
A及び現在位置xL とR側の指定領域x2 との差Bを比
較する(s29)。この比較において、現在位置xL と
F側の指定領域x1 との差Aが現在位置xL とR側の指
定領域x2 との差Bより大きい場合には、光源ユニット
23をR側に距離Bだけ移動した後に、指定領域x2 と
指定領域x1 との差の間において画像読取処理を実行し
(s30,s31)、現在位置xL とF側の指定領域x
1 との差Aが現在位置xL とR側の指定領域x2 との差
Bより小さい場合には、光源ユニット23をF側に距離
Aだけ移動した後に、指定領域x2 と指定領域x1 との
差の間において画像読取処理を実行する(s32,s3
3)。
【0027】以上の処理により、指定領域に対する光源
ユニット23の現在位置に応じて、光源ユニット23の
現在位置により近い側から指定領域を走査することによ
り、光源ユニット23の移動時間を短縮して画像の読取
作業を短時間することができる。
ユニット23の現在位置に応じて、光源ユニット23の
現在位置により近い側から指定領域を走査することによ
り、光源ユニット23の移動時間を短縮して画像の読取
作業を短時間することができる。
【0028】なお、画像読取前に領域が指定された場合
には、液晶パネル3において指定領域を囲む枠を表示す
るか、または、指定領域以外の部分を非透過状態とする
ことにより、指定領域の枠または透過部分の各辺を目安
に原稿の画像に対して傾きを生じることのない正確な位
置に携帯型画像読取装置を載置することができる。ま
た、領域の指定を受け付ける際に、液晶パネル3の直交
する2辺に長さ目盛を表示し、指定領域の設定作業を容
易にすることも考えられる。
には、液晶パネル3において指定領域を囲む枠を表示す
るか、または、指定領域以外の部分を非透過状態とする
ことにより、指定領域の枠または透過部分の各辺を目安
に原稿の画像に対して傾きを生じることのない正確な位
置に携帯型画像読取装置を載置することができる。ま
た、領域の指定を受け付ける際に、液晶パネル3の直交
する2辺に長さ目盛を表示し、指定領域の設定作業を容
易にすることも考えられる。
【0029】図7は、上記携帯型画像読取装置の制御部
における指定領域の設定時の処理手順を示すフローチャ
ートである。この携帯型画像読取装置1では、確認用窓
部2に配置された液晶パネル3の上面の全面に貼付され
たタッチスイッチ3aの2箇所をタッチペン4を用いて
押圧することにより、指定領域を設定入力する。即ち、
確認用窓部2から目視できる原稿の画像、または、液晶
パネル3に表示された画像の指定すべき領域を囲む矩形
の1対の対角位置を、タッチスイッチ3aにおいてタッ
チペン4を介して押圧操作することにより、指定領域を
設定入力する。そこで、CPU31は、タッチスイッチ
3aからオン信号の2回の出力を待機し、それぞれのオ
ン位置の座標を、(x1 ,y1 )及び(x2 ,y2 )に
記憶する(s41〜s44)。次いで、記憶した2つの
座標データに含まれるx座標及びy座標を個別に組み合
わせて得られる(x1 ,y1 )、(x1 ,y2 )、(x
2 ,y1 )及び(x2 ,y2 )の4つの座標データで構
成される矩形枠を液晶パネル3上に表示し(s45)、
矩形の範囲内または範囲外の画像を消去する(s4
6)。この場合に、液晶パネル3における指定領域の範
囲内または範囲外の液晶の駆動が停止されるだけで、読
み取った画像データがメモリ33から消去されるわけで
はない。このように、液晶パネル3の一部の表示画像を
消去することにより、携帯型画像読取装置1の下方に位
置する原稿の画像を液晶パネル3の表示画像が消去され
た部分及び読取用窓部13を透して目視できる。
における指定領域の設定時の処理手順を示すフローチャ
ートである。この携帯型画像読取装置1では、確認用窓
部2に配置された液晶パネル3の上面の全面に貼付され
たタッチスイッチ3aの2箇所をタッチペン4を用いて
押圧することにより、指定領域を設定入力する。即ち、
確認用窓部2から目視できる原稿の画像、または、液晶
パネル3に表示された画像の指定すべき領域を囲む矩形
の1対の対角位置を、タッチスイッチ3aにおいてタッ
チペン4を介して押圧操作することにより、指定領域を
設定入力する。そこで、CPU31は、タッチスイッチ
3aからオン信号の2回の出力を待機し、それぞれのオ
ン位置の座標を、(x1 ,y1 )及び(x2 ,y2 )に
記憶する(s41〜s44)。次いで、記憶した2つの
座標データに含まれるx座標及びy座標を個別に組み合
わせて得られる(x1 ,y1 )、(x1 ,y2 )、(x
2 ,y1 )及び(x2 ,y2 )の4つの座標データで構
成される矩形枠を液晶パネル3上に表示し(s45)、
矩形の範囲内または範囲外の画像を消去する(s4
6)。この場合に、液晶パネル3における指定領域の範
囲内または範囲外の液晶の駆動が停止されるだけで、読
み取った画像データがメモリ33から消去されるわけで
はない。このように、液晶パネル3の一部の表示画像を
消去することにより、携帯型画像読取装置1の下方に位
置する原稿の画像を液晶パネル3の表示画像が消去され
た部分及び読取用窓部13を透して目視できる。
【0030】図8は、上記携帯型画像形成装置における
画像の合成処理の一例を示す図である。図5に示すs1
→s3→s12〜s15→s9,s10→s17→s1
の処理を繰り返すことにより、図8(A),(B)に示
すように第1の原稿D1から画像Bのみを読み取った後
に、同図(C),(D)に示すように第2の原稿D2か
ら画像Jを読み取り、原稿D1及びD2のそれぞれから
一部の画像B及び画像Jのみを抽出し、抽出した画像B
及び画像Jによって1枚の画像を形成することができ
る。このとき、図6に示す処理を実行して光源ユニット
23の移動を制御することにより、画像の読み取り作業
を短時間で完了することができる。
画像の合成処理の一例を示す図である。図5に示すs1
→s3→s12〜s15→s9,s10→s17→s1
の処理を繰り返すことにより、図8(A),(B)に示
すように第1の原稿D1から画像Bのみを読み取った後
に、同図(C),(D)に示すように第2の原稿D2か
ら画像Jを読み取り、原稿D1及びD2のそれぞれから
一部の画像B及び画像Jのみを抽出し、抽出した画像B
及び画像Jによって1枚の画像を形成することができ
る。このとき、図6に示す処理を実行して光源ユニット
23の移動を制御することにより、画像の読み取り作業
を短時間で完了することができる。
【0031】なお、第2の原稿D2から画像を読み取る
際に、第1の原稿D1から先に読み取った画像を液晶パ
ネル3の角部に移動し、液晶パネル3の中央部を透明に
して第2の原稿D2において所望の画像を探し易くする
ようにしてもよい。この場合に、第1の原稿D1につい
て指定された領域のいずれかの角部がタッチペン4によ
り押圧操作された際に、その方向の液晶パネル3の角部
に指定領域内の画像を移動する。例えば、指定領域の左
上角の近傍が押圧操作された場合には、液晶パネル3の
左上角に指定領域内の画像を移動する。
際に、第1の原稿D1から先に読み取った画像を液晶パ
ネル3の角部に移動し、液晶パネル3の中央部を透明に
して第2の原稿D2において所望の画像を探し易くする
ようにしてもよい。この場合に、第1の原稿D1につい
て指定された領域のいずれかの角部がタッチペン4によ
り押圧操作された際に、その方向の液晶パネル3の角部
に指定領域内の画像を移動する。例えば、指定領域の左
上角の近傍が押圧操作された場合には、液晶パネル3の
左上角に指定領域内の画像を移動する。
【0032】また、図5に示すs1→s2〜s8→s1
0→s17→s1の処理を繰り返すことにより、第1の
原稿の全面の画像を読み取った後に指定領域以外の画像
を消去し、次いで第2の原稿の原稿の画像のうち指定領
域の画像のみを読み取って複数の画像を合成することも
できる。
0→s17→s1の処理を繰り返すことにより、第1の
原稿の全面の画像を読み取った後に指定領域以外の画像
を消去し、次いで第2の原稿の原稿の画像のうち指定領
域の画像のみを読み取って複数の画像を合成することも
できる。
【0033】図9は、上記携帯型画像形成装置における
画像の合成処理の別の一例を示す図である。図5に示す
s1→s2〜s8→s10→s17の処理により、第1
の原稿D1の全面の画像を読み取った後、指定領域の設
定入力を受け付け(図9(A))、図7に示すs41〜
s46の処理により、液晶パネル3において指定領域内
の画像を消去する(図9(B))。このように、液晶パ
ネル3の表示画像の一部を消去した状態で、携帯型画像
読み取り装置1を第2の原稿D2の上に載置し、液晶パ
ネル3において画像を消去した指定領域から原稿D2の
画像を目視して必要な画像部分を指定領域として設定す
ることにより(図9(C))、第1の原稿D1の画像の
一部に第2の原稿D2の画像を容易に合成することがで
きる(図9(D))。
画像の合成処理の別の一例を示す図である。図5に示す
s1→s2〜s8→s10→s17の処理により、第1
の原稿D1の全面の画像を読み取った後、指定領域の設
定入力を受け付け(図9(A))、図7に示すs41〜
s46の処理により、液晶パネル3において指定領域内
の画像を消去する(図9(B))。このように、液晶パ
ネル3の表示画像の一部を消去した状態で、携帯型画像
読み取り装置1を第2の原稿D2の上に載置し、液晶パ
ネル3において画像を消去した指定領域から原稿D2の
画像を目視して必要な画像部分を指定領域として設定す
ることにより(図9(C))、第1の原稿D1の画像の
一部に第2の原稿D2の画像を容易に合成することがで
きる(図9(D))。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、携帯
型画像読取装置を原稿の画像面に読取用窓部を対向させ
て載置した際に、装置の上面から透過型の液晶パネル、
透明タッチスイッチ及び読取用窓部を透過して原稿の画
像を直接目視することができ、原稿の適正な位置に装置
を正確かつ容易に載置することができ、原稿の画像の読
取作業を容易にすることができる。
型画像読取装置を原稿の画像面に読取用窓部を対向させ
て載置した際に、装置の上面から透過型の液晶パネル、
透明タッチスイッチ及び読取用窓部を透過して原稿の画
像を直接目視することができ、原稿の適正な位置に装置
を正確かつ容易に載置することができ、原稿の画像の読
取作業を容易にすることができる。
【0035】請求項2に記載した発明によれば、指定さ
れた領域の画像のみを素早く走査することができるとと
もに、不必要な画像データを読み取ることがなく、原稿
の画像の読取作業を短時間化できるとともに、読み取っ
た画像データの処理時間を短時間し、さらに、記憶すべ
き画像データ量を削減してメモリの使用量を削減でき
る。
れた領域の画像のみを素早く走査することができるとと
もに、不必要な画像データを読み取ることがなく、原稿
の画像の読取作業を短時間化できるとともに、読み取っ
た画像データの処理時間を短時間し、さらに、記憶すべ
き画像データ量を削減してメモリの使用量を削減でき
る。
【0036】請求項3に記載した発明によれば、複数の
原稿の画像を合成する際の2番目以降の原稿に装置を載
置する場合に、先の原稿から読み取った画像によって今
回読み取る画像が遮られることがなく、2番目以降の原
稿についても適正な位置に装置を容易かつ正確に載置す
ることができる。
原稿の画像を合成する際の2番目以降の原稿に装置を載
置する場合に、先の原稿から読み取った画像によって今
回読み取る画像が遮られることがなく、2番目以降の原
稿についても適正な位置に装置を容易かつ正確に載置す
ることができる。
【図1】この発明の実施形態である携帯型画像読取装置
の上面方向の外観図である。
の上面方向の外観図である。
【図2】同携帯型画像読取装置の底面方向の外観図であ
る。
る。
【図3】同携帯型画像読取装置の概略の側面断面図であ
る。
る。
【図4】同携帯型画像読取装置の制御部のブロック図で
ある。
ある。
【図5】同携帯型画像読取装置の制御部の処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】同フローチャートである。
【図7】同フローチャートである。
【図8】同携帯型画像読取装置における原稿の画像の読
取状態を示す図である。
取状態を示す図である。
【図9】同携帯型画像読取装置における原稿の画像の読
取状態を示す図である。
取状態を示す図である。
1−携帯型画像読取装置 2−確認用窓部 3−液晶パネル 3a−タッチスイッチ 4−タッチペン 13−読取用窓部 23−光源ユニット 24−ミラーベース 25−CCDラインセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福永 高弘 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】筐体の一方の面に形成された透明の読取用
窓部を介して原稿の画像を走査する画像読取部と、画像
読取部により読み取った画像を記憶する画像記憶部と、
画像記憶部に記憶した画像を外部装置に出力する画像出
力部と、を備えた携帯型画像読取装置において、 前記読取用窓部の略全面に対向する確認用窓部を筐体の
他方の面に形成するとともに、この確認用窓部の全面
に、前記画像記憶部に記憶した画像を表示する透過型の
液晶パネルと、画像における編集領域の指定を受け付け
る透明タッチスイッチと、を配置したことを特徴とする
携帯型画像読取装置。 - 【請求項2】前記画像読取部が、前記透明タッチスイッ
チにおいて指定された編集領域と画像読取部の走査方向
の現在位置とに基づいて、現在位置からの移動距離が最
短となる編集領域の走査開始位置、及び、編集領域の走
査方向を選択する請求項1に記載の携帯型画像読取装
置。 - 【請求項3】前記液晶パネルが、前記透明タッチスイッ
チにおいて指定された編集領域に対応する位置において
表示中の画像を消去する請求項1または2に記載の携帯
型画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8155275A JPH104486A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 携帯型画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8155275A JPH104486A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 携帯型画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104486A true JPH104486A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15602346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8155275A Pending JPH104486A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 携帯型画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH104486A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012231328A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Brother Ind Ltd | 読み取り装置 |
KR101205013B1 (ko) * | 2010-11-19 | 2012-11-26 | 한국전자통신연구원 | 편집 가능한 터치스캐너, 인쇄방향 설정이 가능한 이동식 프린터, 편집 가능한 터치스캐너와 인쇄방향 설정이 가능한 이동식 프린터를 갖춘 휴대용 시스템 및 그 각각의 동작 방법 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP8155275A patent/JPH104486A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101205013B1 (ko) * | 2010-11-19 | 2012-11-26 | 한국전자통신연구원 | 편집 가능한 터치스캐너, 인쇄방향 설정이 가능한 이동식 프린터, 편집 가능한 터치스캐너와 인쇄방향 설정이 가능한 이동식 프린터를 갖춘 휴대용 시스템 및 그 각각의 동작 방법 |
JP2012231328A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Brother Ind Ltd | 読み取り装置 |
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