JPH1044449A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH1044449A
JPH1044449A JP21029796A JP21029796A JPH1044449A JP H1044449 A JPH1044449 A JP H1044449A JP 21029796 A JP21029796 A JP 21029796A JP 21029796 A JP21029796 A JP 21029796A JP H1044449 A JPH1044449 A JP H1044449A
Authority
JP
Japan
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ink
recording head
time
cap
ink jet
Prior art date
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Pending
Application number
JP21029796A
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English (en)
Inventor
Masanori Horiie
正紀 堀家
Masaichi Muranaka
政一 村中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッドの吐出安定性を確保するためのイ
ンクの消費量が多かった。 【解決手段】 キャップ手段12よって記録ヘッド3を
キャッピングした状態で、所定時間が経過する毎に記録
ヘッド3を駆動してキャップ手段12内にインクを吐出
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に関し、特にヘッドの信頼性維持手段を備えたイン
クジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットヘッドを用いて画像を記
録するプリンタ、ファクシミリ、コピー等のインクジェ
ット記録装置は、インク滴を吐出するための複数のノズ
ルと、各ノズルに対応して設けた電気機械変換素子や電
気熱変換体などのアクチュエータ素子とを備えたインク
ジェットヘッドを記録ヘッドに用いて、記録信号に応じ
てノズルからインク滴を記録媒体(インク滴が付着する
もの)に吐出することによって、高速、高解像度、高品
質の記録を行なうものである。
【0003】このようなインクジェット記録装置におい
ては、記録ヘッドの吐出安定性を確保するために、記録
装置の電源オフ時に記録ヘッドのノズル面にインクの蒸
発を防止等するためのキャップ手段を圧接し、電源オン
時にはキャップ手段に連結された吸引ポンプによって高
粘度化したインクを吸引除去する動作をするようにして
いる。
【0004】また、電源オン後におけるインク吐出安定
性を確保するための信頼性維持シーケンスとして、例え
ば特公昭52−8063号公報に記載されているよう
に、タイマー時間経過後に印字に寄与しない空吐出を行
うもの、特公昭61−53230号公報に記載されて
いるように、記録停止時に間欠的にインク吐出を行うも
の、特開昭54−48121号公報に記載されている
ように、タイマー回路によって所定時間印字信号が到来
しないことを検知した時に目詰まり防止装置を作動させ
るようにしたものがある。
【0005】さらに、特公平4−8230号公報に記
載されているように、記録動作が所定時間行われなかっ
たときに、その所定時間経過後にデータ又はコマンドを
受信することで記録に関わらないインク吐出を行うも
の、特開平2−92548号公報に記載されているよ
うに、待機時間を計測して、待機時間が設定時間を越え
たときに、ヘッドを吸引等の回復動作を行い、待機時間
を環境温度や湿度に応じて可変するものなどが知られて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のインクジェット記録装置のうち、のものに
あっては、印写品質に問題が発生しない周期で空吐出を
行うためにタイマー時間を非常に短い時間に設定しなけ
ればならず、インクの無駄が多くなる。また、のもの
にあっては、印写信号が到来して目詰まり防止装置を解
除した直後の印写が乱れ易く、印写直前に印写に寄与し
ないインク吐出を毎回行わなければならないために、印
写開始までに時間がかかる。
【0007】さらに、のものにあっては、同じく印写
直前に印写に寄与しないインク吐出を行うため直ちに印
写動作に入ることができず、またその後の印写品質を確
保することができない。また、のものにあっては、記
録装置の待機時間に応じて吸引回復動作を行うもののイ
ンク消費量が多くなり、特に4色のカラーインクを使用
する記録装置ではインクの無駄が多くなる。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、記録ヘッドの吐出安定性を確保すると共に、印写
に寄与しないインクの消費量を低減することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェット記録装置は、記録ヘッド
をキャッピングするキャップ手段を備えたインクジェッ
ト記録装置において、前記キャップ手段によって前記記
録ヘッドをキャッピングした状態で、所定時間が経過す
る毎に前記記録ヘッドを駆動して前記キャップ手段内に
インクを吐出させる手段を備えた。
【0010】請求項2のインクジェット記録装置は、上
記請求項1のインクジェット記録装置において、前記所
定時間を、前記キャップ手段によって前記記録ヘッドを
キャッピングした時からの経過時間に応じて設定する手
段を備えた。
【0011】請求項3のインクジェット記録装置は、上
記請求項1又は2のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドから吐出させるインク量を、前記キャッ
プ手段によって前記記録ヘッドをキャッピングした時か
らの経過時間に応じて設定する手段を備えた。
【0012】請求項4のインクジェット記録装置は、記
録ヘッドをキャッピングするキャップ手段を備えたイン
クジェット記録装置において、前記キャップ手段によっ
て前記記録ヘッドをキャッピングした状態で、所定時間
が経過する毎に前記記録ヘッドを駆動して前記キャップ
手段内にインクを吐出させる手段と、環境条件を検出す
る環境条件検出手段と、この環境条件検出手段の検出結
果に応じて前記所定時間を設定する手段とを備えた。
【0013】請求項5のインクジェット記録装置は、記
録ヘッドをキャッピングするキャップ手段を備えたイン
クジェット記録装置において、前記キャップ手段によっ
て前記記録ヘッドをキャッピングした状態で、所定時間
が経過する毎に前記記録ヘッドを駆動して前記キャップ
手段内にインクを吐出させる手段と、環境条件を検出す
る環境条件検出手段と、この環境条件検出手段の検出結
果と前記キャップ手段によって前記記録ヘッドをキャッ
ピングした時からの経過時間に応じて前記所定時間を設
定する手段とを備えた。
【0014】請求項6のインクジェット記録装置は、記
録ヘッドをキャッピングするキャップ手段を備えたイン
クジェット記録装置において、前記キャップ手段によっ
て前記記録ヘッドをキャッピングした状態で、所定時間
が経過する毎に前記記録ヘッドを駆動して前記キャップ
手段内にインクを吐出させる手段と、環境条件を検出す
る環境条件検出手段と、この環境条件検出手段の検出結
果と前記キャップ手段によって前記記録ヘッドをキャッ
ピングした時からの経過時間に応じて前記記録ヘッドか
ら吐出させるインク量を設定する手段とを備えた。
【0015】請求項7のインクジェット記録装置は、上
記請求項4乃至6のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記環境条件検出手段は、前記記録ヘッド又
は前記キャップ手段の近傍若しくは条件の等価な位置に
設けた。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明を適用するイン
クジェット記録装置の要部斜視説明図である。このイン
クジェット記録装置は、図示しない左右のフレーム間に
横架したメインシャフト1等にキャリッジ2を主走査方
向に摺動可能に支持し、このキャリッジ2には、インク
滴を下向きに吐出するように図2に示すような記録ヘッ
ド3及び記録ヘッド3にインクを供給するためのインク
カートリッジ4を搭載している。
【0017】この記録ヘッド3は、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4色
の各色インクを吐出可能なヘッド3Y,3M,3C,3
Kで構成している。また、インクカートリッジ4は、こ
れらの各ヘッド3Y,3M,3C,3Kの上側にはそれ
ぞれ各色のインクを供給するためのインクカートリッジ
4Y,4M,4C,4Kで構成している。
【0018】これらの記録ヘッド3は、図3に示すよう
に、液室5を形成する液室形成部材6の前面に複数のノ
ズル7を形成したノズルプレート8が設けられ、図示し
ない圧電素子、気泡発生用ヒータ等のエネルギー発生手
段であるアクチュエータによって液室5内のインクに圧
力を与えることによって、液室5内のインクがノズルプ
レート8のノズル7からインク滴9となって吐出飛翔し
て記録媒体(用紙)にドットとして付着する。
【0019】そこで、このインクジェット記録装置にお
いては、キャリッジ2を主走査方向に移動走査させなが
ら、図示しない用紙を副走査方向に搬送して、記録ヘッ
ド3の各ノズルから所要の色のインク滴を吐出させるこ
とによって、用紙上にカラー画像を記録する。
【0020】そして、このインクジェット記録装置にお
いては、非印写領域、即ち記録媒体に対して画像を印写
する領域の外の領域で、キャリッジ2を移動可能な領域
に、記録ヘッド3の信頼性を維持するための信頼性維持
装置11を配置している。この信頼性維持装置11は、
各ヘッド3Y,3M,3C,3Kの各ノズル面をキャッ
ピングするキャップ12Y,12M,12C,12Kか
らなるキャップ手段12と、吸引ポンプ13とを備えて
いる。キャップ12Y,12M,12C,12Kは、例
えばゴム材で形成してノズルプレート8のノズル面に密
着する構造をなし、底面には吸引ポンプ13に連結する
ための排出口と大気開放するための大気開放口とを有し
ている。
【0021】各キャップ12Y,12M,12C,12
Kの排出口はそれぞれチューブ14を介して吸引切替バ
ルブ15に接続し、この吸引切替バルブ15で4個のキ
ャップ12Y,12M,12C,12Kと吸引ポンプ1
3との接続を選択して吸引できるようにしている。吸引
切替バルブ15は、キャップ手段12側の4経路と吸引
ポンプ13側の1経路を選択的に切替可能なスライド式
バルブであり、図示しないソレノイド等の駆動源で切替
動作を行う。
【0022】吸引ポンプ13は記録ヘッド3にキャップ
手段12でキャッピングした状態で、各キャップ12
Y,12M,12C,12K内に負圧を発生させるため
のもので、例えばピストン型のポンプからなり、図示し
ないパルスモータ等の駆動源とカム機構によって微小ス
トロークでピストンを駆動することで作動させる。
【0023】一方、各キャップ12の大気開放口はチュ
ーブ16を介して大気開放バルブ17に接続している。
この大気開放バルブ17の閉じ動作は、キャリッジ2の
最端部への移動によって大気開放バルブ17の端面と本
体側に設けたゴム板18が密着することによって行われ
るようにしている。このようにすれば、キャリッジ2を
移動させる主走査モータの駆動によるキャリッジ2の位
置調整で大気開放と遮蔽を切換えることができる。
【0024】このような大気開放を行うのは、吸引ポン
プ13による吸引動作以外のときにキャップ手段12内
を大気圧に等しくして、ノズル孔のインクメニスカス面
の均衡を保つためである。例えば、電源オフ時はノズル
孔のインクの高粘度化を防ぐためノズル面にキャップを
密着し、ノズル近傍の温度を高く保つことが不可欠であ
る。この状態において、気圧、環境温度等の変動によっ
てキャップ内圧力が高い方へ変動すると、ノズル内に空
気を引き込むことになって正常なインク吐出が不能にな
るので、吸引ポンプ動作時以外にはキャップ内を大気圧
に等しくして空気の引き込みを防止する。
【0025】また、キャップ12Yの印字領域側の側方
には、ワイパー19を配置し、このワイパー19にはイ
ンク吸収体20を取付けている。このワイパー19は、
吸引ポンプ13による動作でヘッド内へのインク充填を
行ったときに生じ得るノズル面のインク溜り、或いは、
印写中にノズル面に付着し得る紙粉、ゴミ等を定期的に
除去するためのものである。これも主走査用モータの駆
動によるキャリッジの主走査移動とワイパー19の前後
方向への移動によって作動可能であり、特別な駆動源を
必要としない構成を採用している。
【0026】次に、図4はこのインクジェット記録装置
の制御部を示す概略ブロック図である。この制御部は、
フレームメモリ21、ランバッファメモリ22、ヘッド
ドライバ23、マイクロコンピュータ(以下「CPU」
と称する。)24、主走査駆動回路25、副走査駆動回
路26、信頼性維持装置駆動回路27、環境条件検出部
32等を備えている。
【0027】フレームメモリ21には、印写すべきデー
タが予めホスト側から転送されてきて蓄えられる。ライ
ンバッファ22は、フレームメモリ21から読み出され
た1主走査で印写する分のデータを一時的に記憶し、記
録ヘッド3(ヘッド3Y,3M,3C,3K)のノズル
(オリフィス)の数に対応したデータが順次読み出され
る。ヘッドドライバ23は、ラインバッファ22から読
み出されたデータに応じて記録ヘッド3のアクチュエー
タ素子を選択的に駆動するための駆動信号を生成して出
力する。記録ヘッド3は、例えば1列に64個のオリフ
ィスを主走査方向と直交する方向に並んで配置されてお
り、ヘッドドライバ23からの信号によりインク滴の吐
出を行う。
【0028】これらのフレームメモリ21、ラインバッ
ファ22のデータ読み出し等はCPU24によって制御
する。また、CPU24は、このインクジェット記録装
置全体の制御を司るものであり、主走査駆動回路25を
制御してキャリッジ2を主走査方向に移動させるため主
走査モータ26に対する駆動信号を出力させ、副走査駆
動回路27を制御して用紙を副走査方向に搬送させるプ
ラテンを回転駆動する副走査モータ28に対する駆動信
号を出力させる。
【0029】また、CPU24は、信頼性維持装置駆動
回路29を制御して、吸引ポンプ13のパルスモータ3
0及び吸引切替バルブ17のソレノイド31を駆動させ
て、前述したようにキャップ手段12を記録ヘッド3の
ノズル面に密着させた状態で吸引を行ってキャップ手段
12内を負圧にすることで、インクの充填、ヘッドの内
の気泡排出を行わせる。
【0030】さらに、CPU24には、温度又は湿度若
しくは温度及び湿度などの環境条件を検出する環境条件
検出部32からの検出結果を入力している。この環境条
件検出部32で用いる湿度センサとしては、例えば図5
に示すような高分子膜湿度センサを挙げることができ
る。この高分子膜湿度センサ34は、高分子膜35を挟
んで両側に電極36を付設し、電極36からリード線3
7等を介して出力を取り出すようにしたものである。
【0031】この高分子膜湿度センサ34は、高分子膜
35の水分の吸収、放出に伴う誘電率変化から雰囲気の
相対湿度を測定するもので、上下の電極36,36は極
めて薄い金属の蒸着膜からなり、電極36,36を通し
て高分子膜35が水分を吸収、放出し、高分子膜の誘電
率変化がコンデンサの容量変化として測定される。この
高分子膜湿度センサ34は非常に小型、低コストであ
り、キャリッジ2上の記録ヘッド3近傍、或いは信頼性
維持装置11のキャップ手段12近傍に取付けている。
【0032】また、他の湿度センサとしては、例えばセ
ラミック湿度センサを用いることもできる。セラミック
湿度センサは、原理としてAl23を主体とした金属酸
化物の多孔質焼結体をベースとし、その微粒子結晶の表
面を水分検知に利用した感湿抵抗体である。つまり、多
孔質焼結体を通して水分が微粒子結晶表面に物理的に吸
脱着することにより、セラミックのバルク方面の電気抵
抗が指数的に変化することを利用したものであり、小型
で、5〜10sec以下の高速応答性を有している。
【0033】このセラミック湿度センサを用いた環境条
件検出部32の一例を図6に示している。この検出部に
おいては、OSC41からの交流信号をセラミック湿度
センサ42とサーミスタ43とで分圧した分圧電圧を、
入力抵抗44、オペアンプ45、帰還抵抗46、抵抗4
7からなる増幅回路で増幅し、ダイオード48及びコン
デンサ49からなる整流・積分回路で整流し、積分した
直流電圧をA/D変換器50でA/D変換してCPU2
4に入力して、湿度情報とする。このセラミック湿度セ
ンサも小型であり、キャリッジ2上の記録ヘッド近傍、
或いは信頼性維持装置11のキャップ近傍に取付けてい
る。
【0034】また、環境条件である温度の検出は、従前
から一般的に行われているサーミスタを用いたブリッジ
回路等で行い、これをA/D変換器でA/D変換してC
PU24に入力して温度情報とする。
【0035】次に、このように構成したインクジェット
記録装置の作用について図7以降をも参照して説明す
る。まず、図7を参照して、電源オンによってヘッドの
初期回復動作を行う。このヘッドの初期回復動作は、ノ
ズルからの吸引、ワイピング、インク滴吐出等を行う。
なお、この場合、電源オフ時間のタイマによる計測を行
って、オフ時間の長さに応じて回復動作の内容を最適化
する制御を行うことができる。
【0036】この初期回復動作終了後、タイマT1をリ
セットしてスタートする。このタイマT1は、印写動作
が行われない状態が予め設定した設定時間経過したか否
かを判断するためのものである。タイマT1の設定時間
(スタートからタイムアップするまでの時間)は、10
sec〜240sec程度が可能範囲であり、好ましくは10
sec〜60secの範囲である。
【0037】そして、印写開始指令が来たか否かを判別
し、印写開始指令が来たときには、印写動作を行い、印
写動作が全て終了したか否かを判別して、印写動作がす
べて終了していなければ、つまり、印写を一旦停止した
場合にはタイマT1のリセット・スタートに戻り、すべ
ての印写動作が終了したときには信頼性維持装置11の
停止動作、例えばワイピング、インク滴の吐出等を行っ
た後電源をオフ状態にする。
【0038】一方、タイマT1をリセット・スタートし
た後、印写開始指令がない場合には、タイマT1がタイ
ムオーバー(タイムアップ)したか否かを判別する。こ
こで、タイマT1がタイムアップしたときには、所定時
間印写動作が行われなかったことになるので、信頼性維
持動作を行うために、記録ヘッド3を信頼性維持装置1
1側に移動して、記録ヘッド3のノズル面をキャップ手
段12でキャッピングする。なお、この場合、タイマT
1で計測している間に一定時間毎に印写に寄与しないイ
ンク滴吐出を行うようにすることもできる。
【0039】そして、キャッピング動作の後、環境条件
検出部32からの環境情報としての温度情報、湿度情報
を取り込み、これらの情報と後述する当該設定時間での
インク滴の噴射回数の結果に基づいてタイマT2の設定
時間を決定する。このタイマT2は、キャップ手段12
で記録ヘッド3をキャッピングした後の経過時間を計測
して、所定時間が経過する毎にキャップ手段12内にイ
ンクを吐出する動作をするために用いる。
【0040】そこで、タイマT2をリセットしてスター
トした後、タイマT2がタイムアップしたか否かを判別
し、タイマT2がタイムアップしたときには、キャップ
手段12で記録ヘッド3をキャッピングした直後から又
は後述のようの前回のインク吐出から所定時間が経過し
たことになるので、記録ヘッド3の全ノズルからインク
滴をキャップ12内に吐出噴射させる。
【0041】その後、インク噴射動作回数をカウントす
るカウンタNをインクリメント(+1)して、カウンタ
Nのカウント値が2になった(N=2)か否かを判別
し、N=2になったとき、すなわち、タイマT2で設定
した所定時間間隔で2回全ノズル噴射を行ったときに
は、タイマT2の設定時間決定処理に戻り、前回より長
い設定時間を決定して、同様の処理を繰り返す。
【0042】このように、このインクジェット記録装置
においては、キャップ手段12によって記録ヘッド3を
キャッピングした状態で、所定時間が経過する毎に記録
ヘッド3を駆動してキャップ手段12内にインクを吐出
させるようにしたので、ノズルからの水分蒸発、特に高
温、低湿環境下におけるインクの高粘度化による吐出不
良を解消して記録ヘッドの吐出安定性を確保することが
できると共に、インクの無駄な消費を低減することがで
きる。
【0043】ここで、タイマT2の設定時間、すなわ
ち、印字動作が行われないときにキャップ手段12で記
録ヘッド3をキャッピングした後にインク滴を吐出する
周期となる所定時間間隔の決定について説明する。この
タイマT2の設定時間は、図8に示すように環境条件と
水分蒸発速度の関係に基づいて決定する。水分蒸発速度
は特に相対湿度が問題となる。相対湿度RHは絶対湿度
AHのその温度における飽和水蒸気量に対する比率で表
わされ、飽和水蒸気量は温度が高くほど大きくなり、し
たがって、絶対湿度AHが一定の場合、温度が高いほど
相対湿度RHは小さく、水分が蒸発しやすくなる。つま
り、湿度が低く、また温度が高いほど、水分の蒸発は速
いことになる。図8のZ軸はその相対比率を表わしてい
るもので、同図から、湿度50%以下、温度25℃以上
の領域では特に蒸発速度が速い領域であることが分る。
【0044】そこで、湿度及び/又は温度を検出して、
この検出結果と図8に示すような相関関係に基づいてタ
イマT2の設定時間を決定することによって、厳しい環
境条件下で発生し易いインクの高粘度化による吐出不良
を解消して記録ヘッドの吐出安定性を確保することがで
きると共に、インクの無駄な消費を低減することがで
き、無駄のない最適なインク滴吐出の信頼性を維持する
ことができる。ここで、相対湿度及び温度に対するタイ
マT2の設定時間の一例を表1に示している。
【0045】
【表1】
【0046】この例によれば最も厳しい条件である温度
40℃、相対湿度20℃以下のときにはタイマーT2の
設定時間を10secにセットする。すなわち、キャッピ
ング状態にした後の初期のインク噴射を10sec毎に行
うようにする。そして、相対湿度90%以上、又は相対
湿度80%で温度5℃においては、240sec周期毎の
インク滴噴射周期とし、この周期で全ノズルからインク
滴をキャップ手段12内に噴射する。このときの各ノズ
ルから噴射するインクの量は、数滴から数千滴であれば
よく、通常の記録装置の場合、20滴〜200滴であれ
ば信頼性を維持できることを確認した。
【0047】また、タイマT2で決定する所定時間間隔
は全ノズル噴射を2回行ったときにより長い所定時間と
なるように設定時間tを決定するようにしている。例え
ば、図9(b)に示すように、環境条件を検出してタイ
マT2の設定時間t1を決定して、時間t1が経過した
ときに同図(a)に示すように1回目の全ノズル噴射を
行い、その後時間t1が経過したときに2回目の全ノズ
ル噴射を行う。
【0048】これにより、再度タイマT2の設定時間を
決定する処理を行って時間t2(t2>t1)に設定
し、時間t2が経過する毎に2回の全ノズル噴射を行
い、次いでタイマT2の設定時間を決定する処理を行っ
て時間t3(t3>t2)に設定し、時間t3が経過す
る毎に2回の全ノズル噴射を行い、さらにタイマT2の
設定時間を決定する処理を行って時間t3(t3>t
2)に設定し、時間t4が経過する毎に2回の全ノズル
噴射を行う。その後も設置時間tを漸次長く設定して行
く。ここでは、例えば、t2=1.5*t1、t3=
1.5*t2、t4=1.5*t3……というように設
定する。
【0049】したがって、t1=10secに設定したと
きには、t2=15sec、t3=22.5sec、t4=3
3.7sec……となる。また、タイマT2の設定時間t
がある定めた時間以上になる時間領域、例えばt=24
0sec以上になるときには、それ以後は設定時間を一定
時間、例えば240secに固定する。
【0050】このように、記録ヘッドを駆動する所定時
間を、キャップ手段によって記録ヘッドをキャッピング
した時からの経過時間に応じて設定することによって、
キャップ内湿度の変化に対応した制御ができて、信頼性
が向上し、印写に寄与しないインク消費量を一層低減す
ることができる。
【0051】なお、図7に示した処理において、タイマ
T2の設定時間の決定処理においては、予め表1に示し
たような環境条件に対する設定時間の情報をテーブル情
報でメモリに記憶しておき、検出した環境条件情報に基
づいてテーブルを参照して決定するようにすればよい。
【0052】また、タイマT2のカウント中に印写指令
が入力された場合には、割り込み処理によってキャッピ
ングを解除して印写動作に移行するようにしている。こ
の場合、キャッピング中においても上述したように定期
的にインク噴射を行っているので、直ちにいつでも印写
可能な状態になっており、最短の時間で印写動作を開始
することができる。
【0053】ここで、キャップ内湿度の変化について説
明する。図10は、環境湿度50%の条件下で、ノズル
面にキャッピングを行い、その時のキャップ内湿度の変
化を測定した結果を示している。キャップ内底面にはイ
ンク充填、電源オン時の気泡排出動作等によってインク
が溜まっているので、キャップ直後からキャップ内湿度
が上昇し、経過時間TC1で90%、TC2で98%に
到達する。この経過時間TC1は、温度、キャップ内容
積、インク種類等によっても異なるが、初期50%のと
きにTC1=60〜120secである。また、経過時間
TC2=300sec程度である。
【0054】また、図11は、環境湿度70%、30%
の条件下でキャッピング後湿度90%に達する時間の評
価結果である。同じく、経過時間TC1は、温度、キャ
ップ内容積、インク種類等によっても異なるが、初期7
0%のときTC1=30〜8sec、初期30%のときT
C1=100〜180secである。
【0055】このような湿度変化に対して、前述した図
7に示した処理を行うことによって、最適なキャップ内
インク吐出の時間周期を設定することが可能になり、確
実な信頼性維持とそのためのインク消費量の低減を図る
ことができ、種々の環境条件下において高印写品質を保
つことができる。
【0056】なお、インク滴吐出時間周期は、例えば図
9(a)に示すように時間tで一定とすることもでき
る。この場合の実用的な時間tとしては、20〜40se
cに設定することができる。また、この時間周期を一定
にした場合に、経過時間が長くなるに従ってインク吐出
量を順次変化することもインクの無駄な消費を減らすこ
とができる。例えば、最初から2回のインク吐出P1は
1000滴、次の2回のインク吐出P2は500滴、次
の2回のインク吐出P3は250滴……というように順
次吐出量を減らして50滴程度で以後は一定にすること
で、信頼性の向上しつつ、インク消費量を低減すること
ができる。この場合、環境条件の検出結果に応じてイン
ク吐出量を設定することで、一層信頼性の向上とインク
消費量の低減を図ることができる。
【0057】また、上記実施例においては、シリアル型
インクジェット記録装置に本発明を適用しているが、記
録ヘッドとしてヘッド幅を用紙(例えばA4)サイズと
したライン型ヘッドを用いて、ヘッドを固定し用紙を搬
送しながら印写するページプリンタの場合にも適用する
ことができる。この場合、ヘッドに見合ってキャップも
大型化するが、キャップ内に湿度センサを設置して、直
接キャップ内湿度を検出することで、より正確な制御を
行うことができ、また、非常にノズル数の多いライン型
ヘッドに適用することでインクの無駄な消費を大幅に低
減することができるようになる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェット記録装置によれば、キャップ手段によって記録
ヘッドをキャッピングした状態で、所定時間が経過する
毎に記録ヘッドを駆動して前記キャップ手段内にインク
を吐出させるようにしたので、ノズルからの水分蒸発、
特に高温、低湿環境下におけるインクの高粘度化による
吐出不良を解消して記録ヘッドの吐出安定性を確保する
ことができると共に、インクの無駄な消費を低減するこ
とができる。
【0059】請求項2のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1のインクジェット記録装置において、
記録ヘッドを駆動する所定時間を、キャップ手段によっ
て記録ヘッドをキャッピングした時からの経過時間に応
じて設定するようにしたので、キャップ内湿度の変化に
対応した制御ができて、信頼性が向上し、印写に寄与し
ないインク消費量を一層低減することができる。
【0060】請求項3のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェット記録装置にお
いて、記録ヘッドを駆動して吐出させるインク量を、キ
ャップ手段によって記録ヘッドをキャッピングした時か
らの経過時間に応じて設定するようにしているので、キ
ャップ内湿度の変化に対応した制御ができて、信頼性が
向上し、印写に寄与しないインク消費量を一層低減する
ことができる。
【0061】請求項4のインクジェット記録装置によれ
ば、キャップ手段によって記録ヘッドをキャッピングし
た状態で、所定時間が経過する毎に記録ヘッドを駆動し
てキャップ手段内にインクを吐出させると共に、環境条
件を検出し、この検出結果に応じて所定時間を設定する
ようにしたので、厳しい環境条件下で発生し易いインク
の高粘度化による吐出不良を解消して記録ヘッドの吐出
安定性を確保することができると共に、インクの無駄な
消費を低減することができる。
【0062】請求項5のインクジェット記録装置によれ
ば、キャップ手段によって記録ヘッドをキャッピングし
た状態で、所定時間が経過する毎に記録ヘッドを駆動し
てキャップ手段内にインクを吐出させると共に、環境条
件の検出結果とキャップ手段によって記録ヘッドをキャ
ッピングした時からの経過時間に応じて所定時間を設定
するようにしたので、厳しい環境条件下で発生し易いイ
ンクの高粘度化による吐出不良を解消して記録ヘッドの
吐出安定性を確保することができると共に、インクの無
駄な消費を低減することができる。
【0063】請求項6のインクジェット記録装置によれ
ば、キャップ手段によって記録ヘッドをキャッピングし
た状態で、所定時間が経過する毎に記録ヘッドを駆動し
てキャップ手段内にインクを吐出させると共に、環境条
件の検出結果とキャップ手段によって記録ヘッドをキャ
ッピングした時からの経過時間に応じて吐出させるイン
ク量を設定するようにしたので、記録ヘッドの吐出安定
性を確保することができると共に、インクの無駄な消費
を低減することができる。
【0064】請求項7のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項4乃至6のいずれかのインクジェット記
録装置において、環境条件を検出する手段を記録ヘッド
又はキャップ手段の近傍若しくは条件の等価な位置に設
けたので、より高精度な環境条件の検出が可能になって
ヘッドの信頼性を一層向上することができると共に、ラ
イン型ヘッド等のノズル数の多いヘッドについても正確
な環境条件の検出が可能になり、印写に寄与しないイン
ク消費量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の要
部斜視説明図
【図2】同記録装置の記録ヘッドの一例を示す斜視図
【図3】同記録ヘッドの要部拡大断面図
【図4】同記録装置の制御部のブロック図
【図5】湿度センサの一例を示す説明図
【図6】環境条件検出部の一例を示す説明図
【図7】制御部が実行する処理の一例を説明するフロー
【図8】環境条件と水分蒸発量の関係を説明する説明図
【図9】図7の処理の説明に供するタイミング図
【図10】キャッピング後の経過時間とキャップ内湿度
の変化を説明する説明図
【図11】キャッピング後の経過時間とキャップ内湿度
の変化の他の例を説明する説明図
【符号の説明】
2…キャリッジ、3…記録ヘッド、3Y,3M,3C,
3K…ヘッド、11…信頼性維持装置、12…キャップ
手段、12Y,12M,12C,12K…キャップ、1
3…吸引ポンプ、15…吸引切替バルブ、17…大気開
放バルブ、32…環境条件検出部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドをキャッピングするキャップ
    手段を備えたインクジェット記録装置において、前記キ
    ャップ手段によって前記記録ヘッドをキャッピングした
    状態で、所定時間が経過する毎に前記記録ヘッドを駆動
    して前記キャップ手段内にインクを吐出させる手段を備
    えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置において、前記所定時間を、前記キャップ手段によっ
    て前記記録ヘッドをキャッピングした時からの経過時間
    に応じて設定する手段を備えたことを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    記録装置において、前記記録ヘッドから吐出させるイン
    ク量を、前記キャップ手段によって前記記録ヘッドをキ
    ャッピングした時からの経過時間に応じて設定する手段
    を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 記録ヘッドをキャッピングするキャップ
    手段を備えたインクジェット記録装置において、前記キ
    ャップ手段によって前記記録ヘッドをキャッピングした
    状態で、所定時間が経過する毎に前記記録ヘッドを駆動
    して前記キャップ手段内にインクを吐出させる手段と、
    環境条件を検出する環境条件検出手段と、この環境条件
    検出手段の検出結果に応じて前記所定時間を設定する手
    段とを備えたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  5. 【請求項5】 記録ヘッドをキャッピングするキャップ
    手段を備えたインクジェット記録装置において、前記キ
    ャップ手段によって前記記録ヘッドをキャッピングした
    状態で、所定時間が経過する毎に前記記録ヘッドを駆動
    して前記キャップ手段内にインクを吐出させる手段と、
    環境条件を検出する環境条件検出手段と、この環境条件
    検出手段の検出結果と前記キャップ手段によって前記記
    録ヘッドをキャッピングした時からの経過時間に応じて
    前記所定時間を設定する手段とを備えたことを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 記録ヘッドをキャッピングするキャップ
    手段を備えたインクジェット記録装置において、前記キ
    ャップ手段によって前記記録ヘッドをキャッピングした
    状態で、所定時間が経過する毎に前記記録ヘッドを駆動
    して前記キャップ手段内にインクを吐出させる手段と、
    環境条件を検出する環境条件検出手段と、この環境条件
    検出手段の検出結果と前記キャップ手段によって前記記
    録ヘッドをキャッピングした時からの経過時間に応じて
    前記記録ヘッドから吐出させるインク量を設定する手段
    とを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記環境条件検出手段
    は、前記記録ヘッド又は前記キャップ手段の近傍若しく
    は条件の等価な位置に設けたことを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10146993A (ja) * 1996-09-18 1998-06-02 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
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Effective date: 20040524