JPH104441A - データ通信用アダプタ - Google Patents

データ通信用アダプタ

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JPH104441A
JPH104441A JP8154532A JP15453296A JPH104441A JP H104441 A JPH104441 A JP H104441A JP 8154532 A JP8154532 A JP 8154532A JP 15453296 A JP15453296 A JP 15453296A JP H104441 A JPH104441 A JP H104441A
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JP
Japan
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terminal
signal
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data communication
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JP8154532A
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Satoo Yoshikawa
郷生 吉川
Koichi Sawai
浩一 澤井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的なデータ通信システムを構築すること
ができるデータ通信用アダプタを提供する。 【解決手段】 端末DTE1が端末DTE2との回線接
続を要求したもののこの回線接続に失敗したとき、ディ
ジタル回線網DLがフレーム同期制御部13からの発信
を受けられない場合には、通信回線不良を表す信号が端
末DTE1へ供給され、また、通信アダプタADP20
がディジタル回線網DLからの着信要求を受けられない
場合には、相手通信装置不良を表す信号が端末DTE1
へ供給され、さらに、通信アダプタADP20が話中で
あり、ディジタル回線網DLからの着信要求が拒否され
た場合、相手先話中であることを表す信号が端末DTE
1へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、効率的な
データ通信システムの構築に好適なデータ通信用アダプ
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、データ通信用アダプタとし
て、移動通信システムにおいては通信アダプタが用いら
れている。この通信アダプタは、端末と移動通信網に接
続可能な携帯電話との間に介挿され、双方向のデータ形
式変換を行うとともに、端末からの指示および移動回線
網側から到来した情報に基づいて、発着信処理や、通信
速度のネゴシエーション処理などの自身に対する制御処
理などを行う。
【0003】このような通信アダプタを介して発信側端
末が相手側端末へ発信し、かつ相手側端末に着信しない
場合、通信アダプタは、話中であることを表すビジー信
号“BUSY”、またはキャリヤ無しであることを表す
ノーキャリヤ信号“NO_CARRIER”を発信側端
末へ返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動通信に
おいて、発信側端末から相手側端末への接続失敗の要因
としては、相手側端末が話中の場合や、相手側端末がサ
ービスエリア外にあり通信不可状態にある場合、通信回
線を確保できない場合など、様々な要因が考えられる。
このことは、程度の差こそあれ固定通信にも当てはま
る。
【0005】しかしながら、従来の通信アダプタでは、
“BUSY”および“NO_CARRIER”の何れか
を発信側端末へ返すだけであり、相手側端末が実際に話
中でなくとも“BUSY”が発信側端末に返されてしま
うことがある。発信側端末では、通常、“BUSY”を
受け取ると、自動的に回線を切断し相手側端末へ再発信
(リダイヤル)するが、現在の電気通信事業法に基づく
端末設備等規則第18条(平成6年版「電気通信小六
法」)により、3分間に3回以上の同一番号への自動発
信は禁止されており、所定の時間間隔をおいて再発信す
る必要があるため、相手側端末が実際に話中でない場合
にも“BUSY”を受け取ってしまうと、無駄な待ち時
間が生じてしまい非効率である。本発明はこのような背
景の下になされたもので、効率的なデータ通信システム
を構築することができるデータ通信用アダプタを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載のデータ通信用アダプタは、端末
と通信網との間に介挿されるデータ通信用アダプタにお
いて、通信異常時に、通信網から供給されるデータ通信
用アダプタ制御用情報に基づいて通信異常の要因を判断
し判断結果を前記端末へ供給する異常要因判断手段を具
備することを特徴としている。
【0007】請求項2記載のデータ通信用アダプタは、
請求項1記載のものにおいて、前記異常要因判断手段
は、他の端末への回線接続失敗時に、通信網から供給さ
れるデータ通信用アダプタ制御用情報に基づいて回線接
続失敗の要因を判断し、前記他の端末が話中であると判
断した場合には第1の情報を前記端末へ供給することを
特徴としている。
【0008】請求項3記載のデータ通信用アダプタは、
請求項2記載のものにおいて、前記異常要因判断手段
は、回線接続失敗の要因が回線を確保できなかったこと
にあると判断した場合には第2の情報を、前記他の端末
からの応答がなかったことにあると判断した場合には第
3の情報を前記端末へ供給することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。 A.第1実施形態 図1は本発明の第1実施形態によるデータ通信用アダプ
タを用いたデータ通信システムの構成を示すブロック図
である。この図に示されるシステムは、ディジタル携帯
電話および移動通信網を利用したものであり、コンピュ
ータシステムからなる端末DTE1,DTE2に接続す
るデータ通信用アダプタとして通信アダプタADP1
0,ADP20を使用している。
【0010】通信アダプタADP10,ADP20は、
それぞれ端末接続終端部11,21とディジタル回線用
通信プロトコル制御部12,22(異常要因判断手段)
と、フレーム同期制御部13,23とを備えている。端
末接続終端部11,21はV.24インタフェース部を
備え、端末DTE1,DTE2とディジタル回線用通信
プロトコル制御部12,22との間でディジタルデータ
の変換を行う。
【0011】ディジタル回線用通信プロトコル制御部1
2,22は、ディジタル回線専用の通信プロトコルに従
って、通信アダプタADP10,ADP20相互間をデ
ィジタル回線網DLを介して接続するための制御を行
う。フレーム同期制御部13,23は、ディジタル回線
用通信プロトコル制御部12,22から供給されるデー
タ信号およびシリアル信号(後述)にフレーム同期信号
を付加してフレームを構成し、このフレームをディジタ
ル回線網DLへ送出するとともに、ディジタル回線網D
Lを介して到来したフレームを同期をとって受信し、こ
の受信されたフレームを分解してデータ信号およびシリ
アル信号を構成し、ディジタル回線用通信プロトコル制
御部12,22へ転送する。
【0012】フレーム同期制御部13、23は、通常、
ディジタル携帯電話端末に内蔵されるものであり、いわ
ゆる通信アダプタ外に存在するが、本実施形態で言うと
ころの通信アダプタADP10,ADP20はアダプタ
にフレーム同期制御部13,23を加えたものを指して
いるため、通信アダプタADP10,ADP20に包含
されて図示されている。もちろん、通信アダプタADP
10,ADP20の各構成要素は別筐体となっていても
よい。
【0013】ディジタル回線網DLは、例えば、ディジ
タル方式自動車電話システムの日本標準規格であるRC
R−STD27Dに準拠しており、単にデータ伝送を行
うだけでなく、発着信のための情報、位置登録のための
情報、ディジタル回線網DLの情報などを通信アダプタ
ADP10,ADP20へ供給するとともに、通信アダ
プタ側からの制御情報を相手側通信アダプタへ供給す
る。なお、ディジタル回線網DLから通信アダプタAD
P10,ADP20へ供給される制御用の情報は、主に
通信アダプタADP10,ADP20の制御に使用され
るため、以後、通信アダプタ制御用情報と称す。
【0014】フレーム同期制御部13、23は、ディジ
タル回線網DLからの通信アダプタ制御用情報に基づい
てシリアル信号を生成しディジタル回線用通信プロトコ
ル制御部12,22へ供給するとともに、ディジタル回
線用通信プロトコル制御部12,22からのシリアル信
号に基づいて制御情報を生成しディジタル回線網DLへ
送出する機能を有する。また、ディジタル回線用通信プ
ロトコル制御部12,22は、端末接続終端部11,2
1からのディジタルデータに基づいてデータ信号および
シリアル信号を生成するとともに、フレーム同期制御部
13,23からのシリアル信号に基づいて、通信状態を
表す通信状態信号を生成し端末接続終端部11,21へ
供給する機能を有する。通信状態信号で表される通信状
態は多岐に渡るが、回線接続時の通信状態を例にとる
と、例えば、「正常接続」、「相手先話中」、「通信回
線不良」、「相手通信装置不良」などがある。
【0015】シリアル信号は、例えば、8ビットから構
成され、上りと下りとで別々に定義される。上りシリア
ル信号には、発信者IDを表す発ID信号や、発信を要
求する発信要求信号、電話番号等の番号を表すダイヤル
信号、着信の拒否を要求する着信拒否要求信号などがあ
り、下りシリアル信号には、発ID信号や、着信を要求
する着信要求信号、通信網側に起因する発信規制が行わ
れているか否かを示す網側発信規制信号、受信レベルを
表す受信レベル信号、回線切断の理由を表す切断理由信
号、フレーム同期制御部が故障しているか否か等を表す
装置故障信号、トーン信号の発生/非発生や発生すべき
トーン信号の種類(発信音、着信音、話中音、呼出音な
ど)を表すトーン発生信号などがある。シリアル信号
は、通信アダプタADP10と通信アダプタADP20
とで異なる体系であっても良いが、本実施形態では、説
明が煩雑になるのを避けるために同一体系であるものと
する。
【0016】以下、上述の構成において、端末DTE1
側から端末DTE2に呼接続を試みた場合の通信アダプ
タADP10の動作について説明する。図2に示される
ように、まず、端末DTE1が所望の電話番号“030
12345”へ発信を要求するディジタルデータ“AT
D03012345”を通信アダプタADP10へ供給
すると(S1)、当該ディジタルデータは、端末接続終
端部11で所定の形式に変換された後にディジタル回線
用通信プロトコル制御部12へ供給される。
【0017】なお、「AT…」なる例を図示したが、端
末DTE1から通信アダプタADP10への制御コマン
ドは、汎用のモデム制御用コマンド(いわゆるATコマ
ンド)に限らず、任意の体系のコマンドを使用可能であ
ることは言うまでもない。ディジタル回線用通信プロト
コル制御部12では、当該ディジタルデータに対応した
上りシリアル信号(発信要求信号およびダイヤル信号)
が生成され、フレーム同期制御部13へ供給される。こ
れにより、フレーム同期制御部13がディジタル回線網
DLへ発信する(S2)。
【0018】ディジタル回線網DLはフレーム同期制御
部13からの発信を受けると、事前の設定に従って発信
者IDを通信アダプタADP20へ伝達/非伝達し、通
信アダプタADP20に対して着信を要求する。これに
より、通信アダプタADP20のフレーム同期制御部2
3からディジタル回線用通信プロトコル制御部22へ着
信を要求するシリアル信号(着信要求信号)が供給さ
れ、当該信号の到来を表す呼出信号“RING”が端末
接続終端部21を介して端末DTE2へ供給される(S
3)。そして、端末DTE2が着信を許可すると、通信
アダプタADP20から正常接続を表す信号“CONN
ECT”が端末DTE2に供給されるとともに(S
4)、ディジタル回線網DL、通信アダプタADP10
を介して端末DTE1へ供給される(S5,S6)。
【0019】一方、接続に失敗し回線が切断される場合
の動作は、ディジタル回線網DLの状態や通信アダプタ
ADP20の状態などにより異なるため、以下、場合分
けして説明する。 1.通信回線不良の場合 図3に示されるように、ディジタル回線網DLがフレー
ム同期制御部13からの発信を受けられない場合、ある
いはディジタル回線網DLから通信アダプタADP20
に対する着信要求が通信アダプタADP20まで到達し
ない場合、これらの異常内容に対応した情報が通信アダ
プタADP10へ供給される(S3)。このような場
合、通信アダプタADP10のフレーム同期制御部13
からディジタル回線用通信プロトコル制御部12へ、網
側発信規制信号または切断理由信号が供給される。ここ
で供給される切断理由信号の内容は、例えば、利用可能
回線または利用可能チャネルが存在しない、といったも
のである。したがって、通信アダプタADP10から、
通信回線不良を表す信号“NO CHANNEL”(第
2の情報)が端末DTE1へ供給される(S4)。
【0020】2.相手通信装置不良の場合 図4に示されるように、通信アダプタADP20がディ
ジタル回線網DLからの着信要求を受けられない場合、
この異常内容に対応した情報が通信アダプタADP10
へ供給され(S3)、通信アダプタADP10のフレー
ム同期制御部13からディジタル回線用通信プロトコル
制御部12へ切断理由信号が供給される。ここで供給さ
れる切断理由信号の内容は、例えば、通信アダプタAD
P20がサービスエリア内に存在しない、通信アダプタ
ADP20の電源が切られている、通信アダプタADP
20が通信アダプタADP10からの着信を拒否してい
る、といったものである。したがって、通信アダプタA
DP10から、相手通信装置不良を表す信号“NO A
NSWER”(第3の情報)が端末DTE1へ供給され
る(S4)。
【0021】3.相手先話中の場合 図5に示されるように、通信アダプタADP20が話中
であり、ディジタル回線網DLからの着信要求が拒否さ
れた場合、通信アダプタADP20が話中であること表
す情報が通信アダプタADP10へ供給され(S3)、
通信アダプタADP10のフレーム同期制御部13から
ディジタル回線用通信プロトコル制御部12へ、通信ア
ダプタADP20が話中であることを表す切断理由信号
が供給される。これにより、通信アダプタADP10か
ら、相手先話中であることを表す信号“BUSY”(第
1の情報)が端末DTE1へ供給される(S4)。
【0022】このように、多数の状態をとり得る接続状
態信号が端末DTE1に供給されるので、端末DTE1
の動作プログラムをより適切に設計することができる。
例えば、通信アダプタADP10から供給された通信状
態信号が“CONNECT”の場合には設定された回線
を介してデータ転送を行い、“BUSY”の場合にはそ
の旨を報知するとともに規定された時間間隔で自動的に
再発信を行い、“NOCAHNNEL”または“NO
ANSWER”の場合にはその旨を報知し自動的な再発
信を行わない、というように設計することにより、相手
先話中の時にのみ再発信を行うことができる。
【0023】なお、シリアル信号に基づいて通信状態情
報を生成するようにしたのは、シリアル信号が膨大な状
態をとり得るものであり、これを直接使用すると、端末
DTE1における動作プログラムの設計にかかる負担が
大となるとともに、人間には理解し難いものになるため
である。この点を考慮しない場合には、シリアル信号を
直接利用するようにしてもよい。
【0024】また、フレーム同期制御部13,23にお
いてディジタル回線網DLからの通信アダプタ制御用情
報に基づいてシリアル信号を生成するのではなく、通信
アダプタ制御用情報の一部を直接、ディジタル回線用通
信プロトコル制御部12,22へ供給するようにしても
よい。この場合、ディジタル回線用通信プロトコル制御
部12、22は、フレーム同期制御部13,23から供
給される通信アダプタ制御用情報に基づいて、前述の通
信状態信号を生成する。
【0025】B.第2実施形態 図6は本発明の第2実施形態によるデータ通信用アダプ
タを用いたデータ通信システムの構成を示すブロック図
である。この図に示されるシステムはアナログ固定通信
網(PSTN)を利用したものであり、コンピュータシ
ステムからなる端末DTE1,DTE2に接続するデー
タ通信用アダプタとしてアナログデータモデムMOD1
0,MOD20を使用している。
【0026】アナログデータモデムMOD10,MOD
20はMNPモデムであり、端末DTE1,DTE2と
アナログ回線網ALとの間で、データの変復調を行うと
ともに、動作コマンドとして、例えば、汎用のモデム制
御用コマンドをサポートしている。また、アナログ回線
網ALは、単にデータ伝送を行うだけでなく、発着信の
ための情報、アナログ回線網ALの情報などをアナログ
データモデムMOD10,MOD20へ供給するととも
に、アナログデータモデム側からの制御信号を相手側ア
ナログデータモデムへ供給する。なお、アナログ回線網
ALからアナログデータモデムMOD10,MOD20
へ供給される制御用の信号は、主にアナログデータモデ
ムMOD10,MOD20の制御に使用されるため、以
後、アナログデータモデム制御用信号と称す。
【0027】このアナログデータモデム制御用信号は、
着信を要求する信号や、通信網側に起因する発信規制が
行われているか否かを示す信号、回線切断の理由を表す
信号、相手側モデムが故障しているか否か等を表す信号
などを含む。アナログデータモデム制御用信号は、アナ
ログデータモデムMOD10とアナログデータモデムM
OD20とで異なる体系であっても良いが、本実施形態
では、説明が煩雑になるのを避けるために同一体系であ
るものとする。
【0028】アナログデータモデムMOD10,MOD
20は、アナログ回線網ALからのアナログデータモデ
ム制御用信号に基づいて自身の動作を設定するととも
に、端末DTE1,DTE2からの動作コマンドに基づ
いて制御信号を生成しアナログ回線網ALへ送出する機
能を有する。また、アナログデータモデムMOD10,
MOD20は、アナログ回線網ALからのアナログデー
タモデム制御用信号に基づいて、通信状態を表すディジ
タルデータである通信状態信号を端末DTE1,DTE
2へ供給する機能を有する。この通信状態信号で表され
る通信状態は、第1の実施形態中の通信状態信号で表さ
れるものと同一である。
【0029】以下、上述の構成において、端末DTE1
側から端末DTE2に呼接続を試みた場合、アナログデ
ータモデム制御用情報を用いる点とサービスエリアとい
う概念が存在しないという点を除くと、アナログデータ
モデムMOD10の動作は前述の通信アダプタ10の動
作と基本的に同一となる。したがって、第1実施形態と
同様、相手先話中の時にのみ再発信を行うよう端末DT
E1,DTE2の動作プログラムを設計することができ
る。もちろん、端末DTE1,DTE2において、アナ
ログデータモデム制御用信号を直接利用するようにして
もよい。
【0030】C.まとめ 以上説明したように、本発明の実施形態によれば、回線
切断時の状態に適切に対応した端末DTE1,DTE2
の動作プログラムを設計することができ、これにより、
効率的なデータ伝送を実現することができる。なお、本
発明は、かかる実施形態に何ら限定されるものではな
く、例えば、第1実施形態における通信アダプタ制御用
信号と第2実施形態におけるアナログデータモデム制御
用信号とを同一、または互換性のある形式とすることに
より、ディジタル回線網とアナログ回線網とが相互に連
結したシステムに適用可能としてもよし、異常要因判断
手段に通信状態を報知する報知手段を設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信異常時に、通信網から供給されるデータ通信用アダ
プタ制御用情報に基づいて通信異常の要因を判断するた
め、通信異常の要因を端末側で正確に把握することがで
きる(請求項1)。また、接続先の他の端末が話中であ
ることが回線接続失敗の要因である場合にはこれを端末
側で正確に把握できる(請求項2)。さらに、回線を確
保できなかったこと、または前記他の端末からの応答が
なかったことが回線接続の要因である場合にはこれらを
端末側で正確に判断できる(請求項3)。したがって、
通信異常時の状態に適切に対応した端末を設計すること
が可能となり、よって、効率的なデータ伝送を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態によるデータ通信用ア
ダプタを用いたデータ通信システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 同データ通信用アダプタの正常接続時の動作
を説明するための図である。
【図3】 同データ通信用アダプタの通信回線不良時の
動作を説明するための図である。
【図4】 同データ通信用アダプタの相手通信装置不良
時の動作を説明するための図である。
【図5】 同データ通信用アダプタの相手先話中時の動
作を説明するための図である。
【図6】 本発明の第2実施形態によるデータ通信用ア
ダプタを用いたデータ通信システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11,21…端末接続終端部、 12,22…ディジタル回線用通信プロトコル制御部、 13,23…フレーム同期制御部、 ADP10,20…通信アダプタ、 AL…アナログ回線網、 DL…ディジタル回線網、 DTE1,DTE2…端末、 MOD10,MOD20…アナログデータモデム。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末と通信網との間に介挿されるデータ
    通信用アダプタにおいて、 通信異常時に、通信網から供給されるデータ通信用アダ
    プタ制御用情報に基づいて通信異常の要因を判断し判断
    結果を前記端末へ供給する異常要因判断手段を具備する
    ことを特徴とするデータ通信用アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記異常要因判断手段は、他の端末への
    回線接続失敗時に、通信網から供給されるデータ通信用
    アダプタ制御用情報に基づいて回線接続失敗の要因を判
    断し、前記他の端末が話中であると判断した場合には第
    1の情報を前記端末へ供給することを特徴とする請求項
    1記載のデータ通信用アダプタ。
  3. 【請求項3】 前記異常要因判断手段は、回線接続失敗
    の要因が、回線を確保できなかったことにあると判断し
    た場合には第2の情報を、前記他の端末からの応答がな
    かったことにあると判断した場合には第3の情報を前記
    端末へ供給することを特徴とする請求項2記載のデータ
    通信用アダプタ。
JP8154532A 1996-06-14 1996-06-14 データ通信用アダプタ Pending JPH104441A (ja)

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JP8154532A JPH104441A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 データ通信用アダプタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236309A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Fujitsu Ltd パケット処理装置および通信装置
US8199756B2 (en) 2007-03-20 2012-06-12 Fujitsu Limited Forwarding apparatus, forwarding method, and computer product

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JP2008236309A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Fujitsu Ltd パケット処理装置および通信装置
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