JPH1044151A - 移動型の廃棄物処理装置 - Google Patents

移動型の廃棄物処理装置

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JPH1044151A
JPH1044151A JP22047096A JP22047096A JPH1044151A JP H1044151 A JPH1044151 A JP H1044151A JP 22047096 A JP22047096 A JP 22047096A JP 22047096 A JP22047096 A JP 22047096A JP H1044151 A JPH1044151 A JP H1044151A
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JP
Japan
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waste
blade unit
solvent
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mobile
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Application number
JP22047096A
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English (en)
Inventor
Koichiro Aida
浩一郎 会田
Yasumasa Mizushima
康雅 水嶋
Minoru Matsushima
稔 松島
Mitsuhiro Tanimoto
充弘 谷本
Yasusuke Okumura
晏助 奥村
Yuichi Takano
祐一 高野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物(たとえば廃棄された発泡ポリスチレ
ン)を移動して回収しながら容易かつ効率的に処理する
ことができる移動型の廃棄物処理装置を提供すること。 【解決手段】 移動しながら廃棄物CAを処理液Mで処
理するための移動型の廃棄物処理装置であり、処理液M
を収容する収容手段200と、収容手段200内で処理
液Mと廃棄物CAを混ぜて廃棄物CAを溶解する廃棄物
操作手段300と、収容手段200を載せて移動するた
めの移動体100と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理装置に
関し、たとえば廃棄される発泡ポリスチレンのような廃
棄物を溶解処理するための廃棄物処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、家電製品やAV(オーディオ・ビ
ジュアル)機器等の商品の梱包には、発泡ポリスチレン
(所謂発泡スチロール:EPS)の成形体が大量に使用
されている。この種の発泡ポリスチレンは、衝撃緩衝性
に優れ、任意の形状に加工することが容易であり、しか
も価格が安くて外観も良い等の特徴を有している。しか
し、その反面廃棄物として焼却する際には、発泡ポリス
チレンは、高熱を発生して焼却炉の寿命を縮め、また激
しい臭気を発生することや、投棄されても土壌中で分解
されない等の問題点を有しているために、近年において
は環境保護や省資源化の気運が高まる中で、その大量使
用が疑問視されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、発泡ポリスチ
レンの代替材料としては、牛乳パック、ダンボール、新
聞紙等を再生して製造したパルプモールド材料が、一部
で使用され始めている。ところが、発泡ポリスチレンが
それ自体の弾性によって優れた衝撃緩衝性を発揮するの
に対して、パルプモールド材料は紙を凹凸形状に加工す
ることにより衝撃性を付与しているので、その強度や緩
衝性には限界があり、特性のばらつきも大きい。従っ
て、一般の梱包製品、特に冷蔵庫、洗濯機、テレビ等の
大型製品については、当面はやはり発泡ポリスチレンを
梱包材として主に使用せざるを得ない。そこで発泡ポリ
スチレン成形体を回収して、リサイクル使用することが
試みられている。
【0004】しかし、発泡ポリスチレン成形体の回収率
は現状では紙に比べて極めて低い。これは新聞や雑誌等
の古紙は回収業者が多く、紙の価格も安定しているが、
発泡ポリスチレンは見かけ上の比重が0.02と小さい
ことからも明らかなように、重量の割には体積が極めて
大きく、保管場所がなかったり回収コストに見合わない
等の理由で、発泡ポリスチレン成形体の回収率は極めて
低い。発泡ポリスチレン成形体を熱で溶融してブロック
化する装置が一部の工場等に導入されているが、店頭等
の一般の流通の拠点や家庭等を含めたより広範囲な分野
でそのような発泡ポリスチレン成形体の溶融ブロック化
用の装置を導入することは、コスト、設置場所、ポリス
チレンの熱分解に伴う臭気の発生等を考慮すると容易で
はない。また熱で溶融して得られたポリスチレンブロッ
ク中では、ポリスチレン分子の分子量が熱分解により大
幅に低下するために、ポリスチレンとして再利用するこ
とが難しいという問題もある。
【0005】また発泡ポリスチレン成形体を熱で溶融す
る場合には、発泡ポリスチレンを破砕しないでそのまま
溶融するので、溶解時間がかなりかかってしまう。仮
に、発泡ポリスチレンを溶かす溶液を用いて溶解する場
合であっても、その溶液の温度が低いと、やはり溶解時
間がかなりかかってしまい効率が悪い。発泡ポリスチレ
ン成形体であるトレイや容器は、表面処理が施されてい
るので、熱で溶融したり単に溶液で溶解するだけでは、
溶解に時間がかかってしまう。発泡ポリスチレン成形体
には、種々の異物が混入している場合があるので、リサ
イクルのために発泡ポリスチレンを溶かす場合にはその
異物が混入すると発泡ポリスチレンの品質が低下してし
まう。発泡ポリスチレン成形体を処理して再利用する場
合には、出来る限り少ないエネルギーで処理するのが好
ましい。しかも、発泡ポリスチレンを多量に保有するた
とえば家電製品の販売店やスーパーマーケット、鮮魚
店、精肉店を順次回って発泡ポリスチレンを回収して、
回収途中で発泡ポリスチレンを処理することが望まれて
いる。そこで本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、廃棄物(たとえば廃棄された発泡ポリス
チレン)を移動して回収しながら容易かつ効率的に処理
することができる移動型の廃棄物処理装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、移動しながら廃棄物を処理液で処理するための
移動型の廃棄物処理装置であり、処理液を収容する収容
手段と、収容手段内で処理液と廃棄物を混ぜて廃棄物を
溶解する廃棄物操作手段と、収容手段を載せて移動する
ための移動体と、を備える移動型の廃棄物処理装置によ
り、達成される。
【0007】本発明では、収容手段が処理液を収容して
いる。廃棄物操作手段は収容手段内で処理液と廃棄物を
混ぜて廃棄物を溶解する。移動体はこの収容手段を載せ
て移動するようになっており、移動中に廃棄物を処理液
で処理することができる。これにより、廃棄物を移動し
回収しながら容易かつ効率的に処理することができる。
移動体としては、エンジンを備える自走式又は牽引式で
荷台を有するものを採用することができる。収容手段が
箱体内に収容されていることで、収容手段は直射日光に
触れることがない。従って、収容手段内の処理液の温度
が上昇してしまうのを防ぐことができる。廃棄物操作手
段の駆動手段を作動すれば、回転羽根ユニットが回転し
て収容手段内で処理液と廃棄物を強制的に混ぜて、早く
廃棄物を溶かすことができる。
【0008】また、廃棄物操作手段が回転羽根ユニット
と固定刃ユニットの組合せを用いることで、収容手段内
で回転羽根ユニットが回転すれば、収容手段内で廃棄物
を破砕しながら処理液と廃棄物を強制的に混ぜて、早く
廃棄物を溶かすことができる。収容手段が複数の溶解槽
を備えていれば、ある溶解槽で処理液中の廃棄物を溶か
した濃度が一定になるまで溶解を続け、他の溶解槽の処
理液に対して新たな廃棄物を混ぜて溶解処理を行うこと
ができる。従って溶解槽内の処理液の廃棄物の溶解濃度
が所定の濃度に達したものから順にその所定の濃度の整
った処理液を回収して、新たな処理液を溶解槽に入れて
次の廃棄物の処理を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0010】図1は、本発明の移動型の廃棄物処理装置
の好ましい実施の形態を示す右側の側面図であり、図2
はその廃棄物処理装置の平面図である。図3は廃棄物処
理装置の左側面図であり、図4と図5は廃棄物処理装置
の後面図である。この移動型の廃棄物処理装置は、移動
をしながらあるいは停車中に、廃棄物であるたとえば発
泡ポリスチレンの容器CAを、処理液としての溶媒Mに
より溶解するための装置である。溶媒Mと容器CAは、
一例として図5に示している。発泡ポリスチレンの容器
CAは、たとえば家電製品や魚、肉等の食品等を収容す
るための容器である。溶媒(処理液)Mは、たとえば少
なくとも芳香族系有機溶媒、炭化水素系有機溶媒、エー
テル系有機溶媒、エステル系有機溶媒、ケトン系有機溶
媒、モノテルペン系有機溶媒からなる群より選ばれた少
なくとも1種からなる溶媒を用い、発泡ポリスチレンか
らなる容器CAを溶解する。この溶媒Mは、特に好まし
くはリモネン、酢酸イソアミル、プロピオン酸ベンジル
及び酪酸エステルの少なくとも1種である。そこで、本
実施の形態では、溶媒Mとしてリモネンを用いている。
【0011】図1〜図5において、移動型の廃棄物処理
装置は、収容手段200、廃棄物操作手段300、移動
体としてのトラック100等で構成されている。まず図
1のトラック100について説明する。トラック100
は、キャブ110、エンジン120、フロア(荷台)1
30、後輪135、前輪136を備えている。後輪13
5はエンジン120により駆動される駆動輪である。キ
ャブ110は運転者が乗り込んで運転操作する部分であ
る。フロア130の上には箱体(保護体ともいう)25
0が搭載されている。箱体250は、収容手段200を
収容する部分であり、収容手段200が直射日光を受け
たり雨風を受けるのを防ぐものである。箱体250は、
図1と図2に示すように換気扇251を備えており、換
気扇251が作動すると箱体250内の空気が外部に強
制的に排出されるようになっている。フロア130を支
えるシャーシ137にはアースリール138が取付けら
れている。このアースリール138は、静電気対応のア
ース(消防法による義務化)の役割を果たす。
【0012】箱体250の前側には上述した換気扇25
1が設けられているが、図4と図5に示すように箱体2
50の後側には開閉ドア252が設けられている。この
開閉ドア252は観音開き式のドアとなっている。各開
閉ドア252にはベンチレーター253が設けられてい
る。これらのベンチレーター253は換気扇251が作
動すると強制的に外部の空気を内部に取り入れることが
できる。
【0013】図3に示すように箱体250の左側面に
は、別のドア254が設けられている。このドア254
を開けると、作業者が箱体250の中に左側面から入っ
て、収容手段200や廃棄物操作手段300の点検がで
きる。図1、図2及び図4、図5に示すように、箱体2
50の右側面には、ドア260,261が並べて設けら
れている。このドア260,261は、取付軸が水平に
向いており、下端部分を持ち上がるようにして開く。ド
ア260,261はたとえばオイルダンパ263により
開けた状態を保持できるようになっている。この箱体2
50の外面は、たとえばアルミニウムやステンレス(S
US)で断熱材をはさんだ様な構造体であり、断熱材は
ウレタン、ガラスウール、発泡スチロールなどを採用す
る。このように箱体250が太陽光を反射するのに好ま
しい材質で作るのは、太陽光の熱が内部の収容手段20
0に伝わらないようにするためである。
【0014】箱体250の底部分であってフロア130
に関連する四方の面には、防液堰270が設けられてい
る。このように防液堰270を箱体250の底部付近の
四方に配置することにより、万が一収容手段200から
溶媒Mあるいは溶媒Mに発泡ポリスチレンが溶けた状態
のものが箱体250内のフロア130にこぼれたとして
も、このこぼれた溶媒は防液堰270で堰き止めること
ができ外部に漏れることがない。従って、箱体250と
フロア130は液が漏れないように密着した構造となっ
ており、かつ後部のドア252の接合部分でも漏れない
ようになっている。但し図3の左側面のドア254の下
端はこの防液堰270よりも高い位置に位置しているの
で問題ない。
【0015】次に、箱体250内に収容されている収容
手段200について説明する。この収容手段200は、
図6〜図9に拡大して示している。収容手段200は、
図1と図2に示すようにフロア130に対して着脱可能
に取付けられている。このように収容手段200が着脱
可能にフロア130に対して取付けるのは、収容手段2
00のメンテナンスをする時や交換する時に、収容手段
200を取外して箱体250から後部のドア252を開
けた状態で取出すことができるようにするためである。
従って図9のように収容手段200はたとえばボルト2
03a等によりフロア130に対して固定できる。
【0016】収容手段200は、図6〜図9に示すよう
に複数の溶解槽、たとえば本発明の実施の形態では2つ
の溶解槽201,201を備えている。この溶解槽20
1,201は、区画壁202により分けられている。収
容手段200の溶解槽201,201の軸方向は、トラ
ック100の前進後退方向X(図1参照)に沿ってい
る。一方の溶解槽201の前端部分は球面部201aを
有し、他方の溶解槽201の後端部にも球面部201a
を有している。このように、溶解槽201の球面部20
1aを備えるのは、トラック100が前進移動したり後
退移動したりする時に、溶解槽201内に収容されてい
る溶媒Mが球面部に当たることによりその衝撃力を弱め
ることができるからである。
【0017】この収容手段200の溶解槽201,20
1及び区画壁202は、溶媒Mに対して耐食性や耐久性
を有する。たとえばステンレス(SUS304)、鋼板
(SS400)、ガラスウールにより作られている。溶
解槽201,201は全体としては円筒状をしている
が、図8と図9に示すように上述したようにフロア13
0に対してブラケット203を用いてボルト203aで
固定されている。このようにすることで、トラック10
0が移動しても溶解槽201はしっかりと固定できる。
溶解槽201,201にはそれぞれ投入口205が並ん
で設けられている。これらの投入口205,205は、
図1のトラック100の右側面側に設けられている。こ
の投入口205は、廃棄物である容器CAを投入でき、
投入口205は、開閉蓋206により閉じることができ
る。開閉蓋206は、図5に示すようにオイルダンパ2
07を用いて開けた状態で保持することができる。
【0018】図9に示すように投入口205の下端は、
溶媒Mの最高の液面LLよりも更に高い位置に設定され
ている。図13のように、この開閉蓋206はいくつか
の密閉用ハンドル208,209を用いて、しっかりと
投入口205を密閉できる構造となっている。開閉蓋2
06のヒンジ210,210の構造は、たとえば図15
のような構造となっている。つまり開閉蓋206のブラ
ケット206hは、枠体206c側のブラケット206
dに対してピンで連結されている。そして開閉蓋206
が枠体206cに対して密着するために、ガスケット2
06gが配置されている。このガスケット206gによ
り、開閉蓋206の下面と枠体206cの密着を確実に
行うことができる。
【0019】図13と図14に示すようなハンドル20
8は、図16に示すような構造となっている。このハン
ドル208は、中心CLを中心として回転することによ
り係合片208aが、枠体206cのブラケット206
jに噛み合うことができる。この時にガスケット206
gが開閉蓋206の下面と枠体206cの間に配置され
ているので、ガスケット206gがしっかりと密閉性を
確保することができる。このガスケット206gは、揮
発性の溶媒Mを通さないような材質、たとえばフッ素ゴ
ムやテフロンにより作られている。このような開閉蓋2
06は、図5に示すように、箱体250のドア260,
260に対応して溶解槽201,201に配置されてい
る。従ってドア260を開けた後に開閉蓋206を開け
るようにすれば、オイルダンパ263,207がそれぞ
れドア260と開閉蓋206を開けた状態を保持するこ
とができる。このために作業者が容器CAの投入や溶媒
Mの投入を容易に行うことができる。
【0020】次に、図1、図6、図7に示すように、収
容手段200の各溶解槽201の上部には、安全弁28
0と液入口281を備えている。また、溶解槽201の
それぞれの底部には液出口282を備えている。図7の
液出口282は、図10に示すように、バルブ282
a、ニップル282b、キャップ282c、ニップル2
82d等を備えている。バルブ282aのハンドル28
2eを操作し、且つキャップ282を外すことで、溶解
槽201内の溶媒M(処理物を溶解した溶媒M)を簡単
に外部に排出することができる。これらの液出口282
から溶媒M等を排出する場合には、ニップル282bに
対して外部からホースを接続して、図1の箱体250の
外に出す。
【0021】図7の安全弁280は、図11に示してお
りニップル280a、ソケット280bを備えている。
この安全弁280の操作は、溶解槽201内の揮発して
いる溶媒Mの圧力が所定値以上に上がってしまった場合
には、この安全弁280を通して箱体250内に自動的
にガス抜きをして溶解槽201内の圧力を低下させるこ
とができる。図7の液入口281は、図12に示すよう
にキャップ281a、ニップル281b、ソケット28
1cを備えている。この液入口281は、溶媒Mを注入
したりあるいは給水したりするのに用いることができ
る。この場合にはキャップ281aを取外す。
【0022】次に、廃棄物操作手段300について図
2、図7、図9を参照して説明する。図2、図7の廃棄
物操作手段300は、回転羽根ユニット310,310
と駆動手段330等を備えている。この駆動手段330
は、図1と図2のように減速機331を備えており、駆
動手段330の回転は減速機331、ベルト332を介
して回転羽根ユニット310,310の軸334に対し
て伝達することができる。従って駆動手段330の回転
力により、軸334は一方向もしくは双方向に回転する
ことができる。この駆動手段330は、たとえば油圧モ
ータを用いることができる。油圧モータを用いること
で、揮発性の溶媒を用いる箱体250内において防爆の
機能を有している。油圧モータのような駆動手段330
は、エンジン120から送られる油圧により駆動され
る。
【0023】回転羽根ユニット310は、撹拌装置とも
いい、溶解槽201,201内にそれぞれ配置されてい
る。図17に示すように回転羽根ユニット310,31
0は、共通の軸334に対して取付けられているが、回
転羽根ユニット310ともう一つの回転羽根ユニット3
10は、180度反対方向に向けて配置されている。図
17の軸334は、一方の溶解槽201の軸受335に
より回転可能に支持されているが、この軸受335と軸
334にはオイルシール336が配置されており、溶解
槽201内からの揮発した溶媒Mが外部に漏れないよう
になっている。区画壁202には、軸受337が配置さ
れている。この軸受337はたとえばテフロンでできた
リング338を用いて軸334の途中を回転可能に支持
している。
【0024】軸334の他端は、もう一つの溶解槽20
1の軸受338により回転可能に支持されている。この
軸受338と軸334の間にはオイルシール339が設
けられており、揮発した溶媒Mが溶解槽201の外部に
出ないようになっている。回転羽根ユニット310,3
10は、同様の構造である。この回転羽根ユニット31
0は、図7における溶解槽201,201内の溶媒M
と、投入された廃棄物である容器CAと撹拌して容器C
Aを溶媒Mで強制的に溶かしていく撹拌装置である。従
って、回転羽根ユニット310は図18〜図23のよう
な構造となっている。
【0025】図7、図18、図19を参照すると、回転
羽根ユニット310は軸334に対しては、両端側の羽
根400,400と中間の羽根401を備えている。図
19では両端の羽根400,400と中間の一つの羽根
401を代表的に示している。図18は両端の羽根40
0の一つを示している。両端の羽根400,400は、
図18のように補強板400a、補強板400b、取付
部400c、連結板400d,400eを備えている。
連結板400eは補強板400aの一端と連結されてい
る。連結板400dの一端は補強板400aの他端と連
結されている。連結板400dの他端は補強板400b
の一端と連結され、補強板400bの他端は取付部40
0c側に連結されている。取付部400cは、ネジ40
0fを用いて、軸334に対して羽根400を固定する
ようになっている。この羽根400は、図20と21に
示すように、断面で見てL型になっており、しかもその
先端部400tは所定の角度、たとえば45度で斜めに
形成されている。このように先端部400tが斜めに形
成されているのは、最も力の加わる部分(先端部)の抵
抗を減らすとともに、EPSをくだく時の抵抗をも減ら
している。
【0026】両端の羽根400,400の構造は同じで
あるが、中間の羽根401は多少異なる。図22,23
及び図19に示すように、羽根401は取付部401c
により軸334に対してたとえばネジにより固定されて
いる。羽根401の形状自体は図22,23及び図2
0,21を比較して分かるように、ほぼ同じであるが、
その先端部401tもやはり所定の角度たとえば45度
で斜めに切ってある。このように先端部401tが斜め
に切ってあるのは、上述した理由と同じである。
【0027】図19と図7に示すように、両端の羽根4
00,400と中間の羽根401をそれぞれ一体として
回転して、できるようにするために、連結部材500が
各羽根400,401を固定している。この連結部材5
00は軸334と平行である。図7と図17に示すよう
に、羽根400と401は、所定のピッチDをおいて軸
334に対して固定されている。羽根400,401及
びその周辺の部材と軸334は、溶媒Mに耐食性を有し
耐久性の高いたとえばSUS304,SS400により
作られている。
【0028】次に、上述した移動型の廃棄物処理装置の
動作例について説明する。図1に示す移動型の廃棄物処
理装置の動作を説明するために、たとえば次のような状
況を設定している。この移動型の廃棄物処理装置が、発
泡スチロールのような容器CAを使用しているたとえば
電気器具販売店やスーパーマーケット等を巡回してそれ
らの容器CAを回収する状況を設定して説明する。まず
トラック100が出発する前に、溶解槽201,201
には溶媒Mを、たとえば図5に示すような液面LLまで
投入する。この場合に溶媒Mは、ドア260と開閉蓋2
06を開き、供給ホースを用いて注入するがドア260
と開閉蓋206を閉じた状態でも、図示しない供給ホー
スを用いて図7の液入口281から注入することもでき
る。このような溶媒Mの注入方式を採用することによ
り、揮発した溶媒Mが溶解槽201の外に出ない。
【0029】その後、箱体250のドア260もしっか
りと閉めて固定する。その状態で、作業者が図1のキャ
ブ110に乗り込んで、エンジン120を作動する。こ
れによりトラック100は、容器CAを回収すべき電気
器具販売店やマーケット等を巡回する。たとえば発泡ス
チロールのような容器CAを使用した電気器具販売店
に、トラック100が到着すると、作業者が図5のドア
260,261を開けるとともに、開閉蓋206,20
6を溶解槽201,201から開ける。これにより溶解
槽201,201の投入口205,205が開く。この
時図1の駆動手段330はエンジン120からの油圧に
より作動しているので、回転軸334は回転している。
従って回転羽根ユニット310,310は、図7の溶解
槽201,201内においてR方向に回転している。
【0030】作業者が図5の容器CAを投入口205か
ら投入して開閉蓋206で閉じると、図7の回転羽根ユ
ニット310,310がその投入された容器CAを強制
的に溶媒M内に浸けながらR方向(図7と図5及び図1
9を参照)に連続回転する。これにより容器CAは溶媒
Mにより徐々に溶解されていく。この時には投入口20
5は開閉蓋206で密閉されているとともに必要に応じ
てドア260も閉じる。従って、容器CAを溶解中の溶
媒Mが溶解槽201の外部や箱体250の外部に飛び散
ることは全くない。溶媒Mが蒸発して図7の溶解槽20
1,201内の所定の圧力が高くなった場合には、安全
弁280からその過大な圧力分の溶媒Mの蒸気が箱体2
50内に逃げることから、溶解槽201,201内の圧
力が高くなり過ぎるということはない。そして図5の箱
体250内に飛散した溶媒Mの蒸気は、ベンチレータ2
53から入った空気とともに図1の換気扇251の強制
換気により外部に出ていく。この溶媒Mの蒸気は無害で
ある。また、開閉蓋206を開けたときには安全をより
確保するために回転羽根ユニット310の回転を止める
ようにしてもよい。
【0031】ところで、溶媒Mは、本発明の実施の形態
ではリモネン(d−リモネン)を用いているが、その引
火点が48.5℃であるので、溶媒Mの温度が48.5
℃になってはいけない。この対策としては、溶解槽20
1,201が箱体250により囲まれているので、この
箱体250が直射日光を防ぐことができることから、溶
解槽201内の溶媒Mが48.5℃に達するようなこと
がない。しかも箱体250内の気体は換気扇251で排
出できるので、箱体250の温度も上らない。
【0032】以上のようにして図7の回転羽根ユニット
310,310を溶解槽201,201内で連続回転す
ることにより、発泡ポリスチレンのような容器CAが溶
媒M中に溶解してしまう。一箇所目の電気器具販売点で
容器CAを一方の溶解槽201に投入すると、トラック
100の移動中に一方の溶解槽201内において容器C
Aが溶媒Mにより回転羽根ユニット310の作用により
時間をかけて溶解される。
【0033】次に図1のトラック100が次のたとえば
スーパーマーケットに到着した時には、上述したような
手順で図5のドア260と開閉蓋206,206を開け
て、一方の溶解槽201に更に容器CAを投入する。一
方の溶解槽201内が容器CAを入れる限度に達した場
合には、隣の溶解槽201に対して容器CAを投入す
る。そして投入口205を開閉蓋206で密閉するとと
もにドア260を閉めて、運転者は再びトラック100
で次の所に移動して行く。このような作業を繰返すこと
により、溶解槽201,201内には所定量の容器CA
が投入されており、かつ移動中及び停止中に溶解槽20
1内の溶媒Mと容器CAが回転羽根ユニット310によ
り撹拌されるので、容器CAは徐々に溶媒Mにより溶解
されていく。
【0034】容器CAの溶解が進んで、溶解槽201内
の溶媒M中のポリスチレン濃度が、所定の濃度たとえば
20重量%に達した時には、作業者は、20重量%にな
っている溶媒Mを図7の液出口282,282のバルブ
282aのハンドル282eを操作することで、図示し
ないホース等を介して処理施設の所定の収容槽側に取出
すことができる。このように一連の処理作業が終了した
ら、次に溶解槽201,201に対して、ドア260と
開閉蓋206を開くか、図7の液入口281,281か
ら新たな溶媒Mを投入する。なお処理施設においては、
排出した所定のポリスチレン濃度の溶媒Mから溶解した
ポリスチレンを分離する。溶媒Mは更に次の容器CAの
処理に再利用することができる。
【0035】他の実施の形態 図24の実施の形態では、箱体250の中に収容されて
いる収容手段200の溶解槽601,601の形及び廃
棄物操作手段600の回転羽根ユニット610が異なっ
ている。溶解槽601,601の軸方向は、トラック1
00の進行方向Xと直交する方向に向いている。しかし
溶解槽601,601の球面部630,630はやはり
トラック100の移動方向Xに関して前後方向に配置さ
れている。回転羽根ユニット610は駆動手段730に
より回転されるが、その軸634の方向はトラック10
0の移動方向Xと直交する方向である。駆動手段73
0,730が作動すると、軸634はたとえばR方向に
回転する。これにより溶解槽601,601内に投入さ
れた容器等は溶媒により溶解することができる。
【0036】図25の実施の形態では、回転羽根ユニッ
ト810,810が図1あるいは図24の実施の形態と
は異なる。つまり図25の回転羽根ユニットは、長方形
もしくは正方形の一枚の羽根であり、その羽根811に
は網状体812が張ってある。このようにすることで、
溶媒Mが通過するとともに容器はこの網状体812によ
り押さえるようにして溶媒中に押し込まれることにな
る。また図25で示すように、箱体250の前側には空
調ユニット1000が設けられている。この空調ユニッ
ト1000は、箱体250内を空調するものであり、た
とえば箱体250内を30℃程度に温度保持することが
できる。溶解槽201の下部(半分位)に電熱ヒータを
貼付けて、サーモスタットにより、一定温度に保つこと
もできる。このようにすることで、仮にこの移動型の廃
棄物処理装置が寒冷地のような所を走行する場合であっ
ても、収容手段200内の溶媒の温度の低下を防ぐこと
ができる。
【0037】また図25においては、溶解槽201,2
01に対して温度センサSが設定されている。これらの
温度センサSの検出信号は処理部850により処理され
て、その処理の結果溶解槽201内の溶媒の温度が所定
温度以下である場合には、警告手段851が警報音を発
したりあるいはランプを点滅する等の警報を作業者に対
して与える。また、溶媒の温度が引火点に近い温度(た
とえば45℃)になったら警報を出すようにしてもよ
い。図25の空調ユニット1000や温度センサS等
は、図1の実施の形態や図25の実施の形態に対しても
適用することができる。
【0038】次に図26の実施の形態では、収容手段2
00に配置された廃棄物操作手段900の構成が一部異
なっている。この廃棄物操作手段900は、回転羽根ユ
ニット310と固定刃ユニット390を備えており、回
転羽根ユニット310は駆動手段330により回転でき
る。固定刃ユニット390は、たとえば溶媒Mに対して
耐食性や耐久性を有するステンレス鋼等で作られてお
り、複数の刃391を有している。これらの刃391
は、回転羽根ユニット310の羽根400,401の間
を通るように溶解槽201の内底面に溶接などにより設
定されている。このような櫛刃状の羽根400,401
と櫛刃状の刃391との協働により、容器は破砕するこ
とができ、破砕された容器の破片が溶媒Mにより溶解さ
れることになる。このような方式を採用することによっ
て、大型の容器であってもより細かく破砕しながら迅速
にかつ簡単に溶解していくことができる。図26と図2
7の刃391は、溶解槽201の底部に対してたとえば
3〜9mm程度の長さの刃を所定の間隔をおいて溶接で
固定している。
【0039】図28の実施の形態は、けん引車1500
に対して本発明の移動型の廃棄物処理装置をけん引して
いる様子を示している。この廃棄物処理装置は大型の箱
体1100、収容手段1200、廃棄物操作手段130
0等を備えている。箱体1100は、図1の箱体250
と同様な構造であり、収容手段1200は図1の収容手
段200と同様な構造である。また、廃棄物操作手段1
300も図2の廃棄物操作手段300と同様の構造であ
る。異なるのは、これらの箱体1100、収容手段12
00、廃棄物操作手段1300が、自走式でないけん引
式のフロア(荷台)1130に載っていることである。
エンジン付のけん引車1500がこのフロア1130を
移動するので、このフロア1130を有する移動体16
00が移動しながらそして停止した時であっても廃棄物
の溶解処理をすることができる。
【0040】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れない。上述した実施の形態では、たとえば図2に示す
ように廃棄物操作手段300の回転羽根ユニット310
は、軸334に対して1セットずつ取付けられている。
しかしこれに限らず、軸334に対してたとえば2組、
3組、4組といった風に複数組設定することも勿論可能
である。これにより廃棄物操作手段は容器を溶媒に対し
て押し付けて浸け込む回数を増やすこともできるので、
容器の溶解時間を短縮することができる。
【0041】また、上述した実施の形態では溶媒として
リモネンを用い、廃棄物として発泡ポリスチレンの容器
を例に挙げている。しかしこれに限らず他の分野の廃棄
物を処理する場合であっても、本発明の移動型の廃棄物
処理装置を適用することができる。また、図9において
示すように、溶媒MはポンプPを用いて溶解槽201の
上部にあるシャワー部770に供給する。これにより、
溶媒Mはシャワー部770から溶解槽201内にシャワ
ーリングすることができる。このようにすることで、溶
解槽201内で廃棄物操作手段300により回転してい
る容器を効率よく溶解することができるとともに、溶解
槽201の内壁に付着した容器の一部の破片の洗浄も同
時に行うことができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
廃棄物を移動して回収しながら容易かつ効率的に処理す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動型の廃棄物処理装置の好ましい実
施の形態を示す右側面図。
【図2】廃棄物処理装置の平面図。
【図3】廃棄物処理装置の左側面図。
【図4】廃棄物処理装置の後面図。
【図5】廃棄物処理装置の内部を後側から見た図。
【図6】収容手段を示す平面図。
【図7】収容手段及びその内部にある廃棄物操作手段の
一例を示す側面図。
【図8】収容手段の底面図。
【図9】収容手段の後面図。
【図10】収容手段の液出口を示す図。
【図11】収容手段の安全弁付近を示す図。
【図12】収容手段の液入口を示す図。
【図13】収容手段の開閉蓋を示す図。
【図14】開閉蓋を示す断面図。
【図15】開閉蓋のヒンジ部分を示す図。
【図16】開閉蓋のハンドル付近を示す図。
【図17】廃棄物操作手段を簡略して示す図。
【図18】回転羽根ユニットを示す側面図。
【図19】回転羽根ユニットを示す斜視図。
【図20】回転羽根ユニットの羽根を示す側面図。
【図21】図20の羽根の後面図。
【図22】別の羽根を示す側面図。
【図23】図22の羽根の後面図。
【図24】本発明の移動型の廃棄物処理装置の別の実施
の形態を示す平面図。
【図25】本発明の廃棄物処理装置のさらに別の実施の
形態を示す平面図。
【図26】廃棄物処理装置の収容手段と廃棄物操作手段
の別の実施の形態を示す図。
【図27】図26の収容手段の側面図。
【図28】本発明の廃棄物処理装置の別の実施の形態を
示す図。
【符号の説明】
M・・・溶媒(処理液)、CA・・・容器(廃棄物)、
100・・・トラック(移動体)、200・・・収容手
段、201・・・溶解槽、250・・・箱体、300・
・・廃棄物操作手段、310・・・回転羽根ユニット、
330・・・駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷本 充弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 奥村 晏助 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高野 祐一 東京都港区港南3丁目5番10号 ソニーロ ジスティックス株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動しながら廃棄物を処理液で処理する
    ための移動型の廃棄物処理装置であり、 処理液を収容する収容手段と、 収容手段内で処理液と廃棄物を混ぜて廃棄物を溶解する
    廃棄物操作手段と、 収容手段を載せて移動するための移動体と、を備えるこ
    とを特徴とする移動型の廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 移動体は、エンジンを備える自走式又は
    牽引式であり、収容手段を載せる荷台を有する請求項1
    に記載の移動型の廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】 移動体は、エンジンを備える自走式のト
    ラックであり、収容手段はトラックの荷台に搭載されて
    いる請求項1に記載の移動型の廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】 収容手段は処理液と廃棄物を密閉し、収
    容手段は移動体に搭載された箱体内に収容されている請
    求項1に記載の移動型の廃棄物処理装置。
  5. 【請求項5】 廃棄物操作手段は、 収容手段内で回転して処理液と廃棄物を混ぜるために複
    数の羽根を有する回転羽根ユニットと、 回転羽根ユニットを回転する駆動手段と、を備える請求
    項1に記載の移動型の廃棄物処理装置。
  6. 【請求項6】 廃棄物操作手段は、 収容手段内で回転して処理液と廃棄物を混ぜるために複
    数の羽根を有する回転羽根ユニットと、 回転羽根ユニットを回転する駆動手段と、 回転羽根ユニットとの協働で廃棄物を破砕するための固
    定刃ユニットと、を備える請求項1に記載の移動型の廃
    棄物処理装置。
  7. 【請求項7】 廃棄物操作手段の固定刃ユニットは、収
    容容器の内底部に固定されている複数の刃で構成され、
    回転羽根ユニットの羽根が回転する際に回転羽根ユニッ
    トの羽根と刃により廃棄物が破砕される構成である請求
    項6に記載の移動型の廃棄物処理装置。
  8. 【請求項8】 収容手段は複数の溶解槽を備えており、
    各溶解槽には廃棄物投入用の投入口が設けられ、各溶解
    槽内には廃棄物操作手段の回転羽根ユニットが配置され
    ている請求項5に記載の移動型の廃棄物処理装置。
  9. 【請求項9】 処理液は、少なくとも芳香族系有機溶
    媒、炭化水素系有機溶媒、エーテル系有機溶媒、エステ
    ル系有機溶媒、ケトン系有機溶媒、モノテルペン系有機
    溶媒からなる群より選ばれた少なくとも1種からなる溶
    媒を用い、発泡ポリスチレンの廃棄物を溶解する請求項
    1に記載の移動型の廃棄物処理装置。
  10. 【請求項10】 処理液は、リモネン、酢酸イソアミ
    ル、プロピオン酸ベンジル及び酪酸エステルの少なくと
    も1種を溶媒として用いる請求項9に記載の移動型の廃
    棄物処理装置。
JP22047096A 1996-08-02 1996-08-02 移動型の廃棄物処理装置 Pending JPH1044151A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011011185A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Hideo Onoda 廃棄物処理装置
CZ304698B6 (cs) * 2006-06-23 2014-09-03 František Kaštánek Způsob jištění proti únikům nebezpečných látek při dekontaminaci a zařízení pro provádění dekontaminace pevných, plynných a kapalných substancí za použití tohoto způsobu
JP6113349B1 (ja) * 2016-10-20 2017-04-12 株式会社Hoidi Japan 排出物用処理移動体

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