JPH1044094A - 食品切断機および食品切断方法 - Google Patents
食品切断機および食品切断方法Info
- Publication number
- JPH1044094A JPH1044094A JP8219448A JP21944896A JPH1044094A JP H1044094 A JPH1044094 A JP H1044094A JP 8219448 A JP8219448 A JP 8219448A JP 21944896 A JP21944896 A JP 21944896A JP H1044094 A JPH1044094 A JP H1044094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- food
- nozzle
- cutting machine
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は切断した食品の鮮度を維持し腐敗を防
止することを課題とする。 【解決手段】切断室2内で食品Vを切断する場合、該切
断室2内へノズル9から殺菌液を供給して主として切刃
4を消毒する。
止することを課題とする。 【解決手段】切断室2内で食品Vを切断する場合、該切
断室2内へノズル9から殺菌液を供給して主として切刃
4を消毒する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は野菜、肉、魚等の食
品を切断する食品切断機および該食品切断機を使用した
食品切断方法に関するものである。
品を切断する食品切断機および該食品切断機を使用した
食品切断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では例えば野菜類を切断していわゆ
るカット野菜とし、その状態でレストランや家庭に供給
するシステムが拡大している。この場合、カット野菜の
鮮度を維持し腐敗を防ぐために野菜を切断した後例えば
次亜塩素酸ナトリウム水溶液等の殺菌液に浸漬する処理
が行なわれている。
るカット野菜とし、その状態でレストランや家庭に供給
するシステムが拡大している。この場合、カット野菜の
鮮度を維持し腐敗を防ぐために野菜を切断した後例えば
次亜塩素酸ナトリウム水溶液等の殺菌液に浸漬する処理
が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし野菜を切断する
際、切断機の刃に付着している微生物が切口から野菜の
組織内に侵入し、このように組織内に侵入した微生物は
その後の殺菌液による浸漬処理によっても殺菌すること
が困難であり、また殺菌液浸漬処理によって野菜に含ま
れている汁液が流出し、野菜がしおれたり味覚が劣化し
たりする。
際、切断機の刃に付着している微生物が切口から野菜の
組織内に侵入し、このように組織内に侵入した微生物は
その後の殺菌液による浸漬処理によっても殺菌すること
が困難であり、また殺菌液浸漬処理によって野菜に含ま
れている汁液が流出し、野菜がしおれたり味覚が劣化し
たりする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、切断機(1) の切刃(4)を
収容する切断室(2) 内に殺菌液を供給するノズル(9) を
取付けた食品切断機(1) および該食品切断機(1) を使用
する食品切断方法を提供するものである。
を解決するための手段として、切断機(1) の切刃(4)を
収容する切断室(2) 内に殺菌液を供給するノズル(9) を
取付けた食品切断機(1) および該食品切断機(1) を使用
する食品切断方法を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一具体例を図1および図
2に示す。図に示す食品切断機(1) は、蓋(3) を前面に
有する切断室(2) と、該切断室(2) 内に収容されている
切刃(4) と、該切刃(4) を図1矢印方向へ回転させるモ
ーター(5) と、該切断室(2) の背面窓部(6) に野菜V等
を搬送する上下のコンベア(7,8) と、該切断室(2) 内に
上方から挿入されるノズル(9) とからなり、該ノズル
(9) には殺菌液タンク(10)から殺菌液供給パイプ(11)が
接続されており、該パイプ(11)にはポンプ(12)が介在し
ている。
2に示す。図に示す食品切断機(1) は、蓋(3) を前面に
有する切断室(2) と、該切断室(2) 内に収容されている
切刃(4) と、該切刃(4) を図1矢印方向へ回転させるモ
ーター(5) と、該切断室(2) の背面窓部(6) に野菜V等
を搬送する上下のコンベア(7,8) と、該切断室(2) 内に
上方から挿入されるノズル(9) とからなり、該ノズル
(9) には殺菌液タンク(10)から殺菌液供給パイプ(11)が
接続されており、該パイプ(11)にはポンプ(12)が介在し
ている。
【0006】上記構成において、コンベア(7,8) によっ
て野菜V等の食品を窓部(6) を介して切断室(2) 内に送
り込み、切刃(4) をモーター(5) によって回転させて該
野菜Vを切断する。この際タンク(10)内の殺菌液はポン
プ(12)によってパイプ(11)を介してノズル(9) に圧送さ
れ、該ノズル(9) から切断室(2) 内に供給され、主とし
て切刃(4) を消毒する。該ノズル(9) は該切刃(4) に向
けて殺菌液を噴霧供給するような位置および向きに取付
けられていることが望ましいが、切断室(2) 全体に殺菌
液を噴霧供給するように設定されてもよい。
て野菜V等の食品を窓部(6) を介して切断室(2) 内に送
り込み、切刃(4) をモーター(5) によって回転させて該
野菜Vを切断する。この際タンク(10)内の殺菌液はポン
プ(12)によってパイプ(11)を介してノズル(9) に圧送さ
れ、該ノズル(9) から切断室(2) 内に供給され、主とし
て切刃(4) を消毒する。該ノズル(9) は該切刃(4) に向
けて殺菌液を噴霧供給するような位置および向きに取付
けられていることが望ましいが、切断室(2) 全体に殺菌
液を噴霧供給するように設定されてもよい。
【0007】図3には他の具体例が示される。図に示す
食品切断機(21)は、前後下端部に出入口(23,24) を有す
る切断室(22)と、該切断室(22)内に収容され図示しない
駆動源によって上下する切刃(25)と、該切断室(22)に野
菜等の食品を送り込む上下のコンベア(26,27) と、該切
断室(22)内に殺菌液を噴霧供給するノズル(28)とからな
り、上下のコンベア(26,27) によって切断室(22)内に送
り込まれた野菜等は上下する切刃(25)によって切断され
るが、切刃(25)は該ノズル(28)から噴霧供給される殺菌
液によって消毒される。本具体例においてもノズル(28)
は切刃(25)に向けて殺菌液を噴霧供給するような位置お
よび向きに取付けられることが望ましい。
食品切断機(21)は、前後下端部に出入口(23,24) を有す
る切断室(22)と、該切断室(22)内に収容され図示しない
駆動源によって上下する切刃(25)と、該切断室(22)に野
菜等の食品を送り込む上下のコンベア(26,27) と、該切
断室(22)内に殺菌液を噴霧供給するノズル(28)とからな
り、上下のコンベア(26,27) によって切断室(22)内に送
り込まれた野菜等は上下する切刃(25)によって切断され
るが、切刃(25)は該ノズル(28)から噴霧供給される殺菌
液によって消毒される。本具体例においてもノズル(28)
は切刃(25)に向けて殺菌液を噴霧供給するような位置お
よび向きに取付けられることが望ましい。
【0008】本発明で使用される殺菌液は例えばオゾン
水、次亜塩素酸ナトリウム水溶液、過酸化水素水溶液等
である。
水、次亜塩素酸ナトリウム水溶液、過酸化水素水溶液等
である。
【0009】上記具体例以外、本発明においては殺菌液
をノズルから滴下あるいは流下させてもよい。
をノズルから滴下あるいは流下させてもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明では食品を切断する切断室内に殺
菌液を供給するので、主として切断機の切刃が消毒さ
れ、したがって食品の切口から微生物が組織内に侵入す
ることが防止され、また食品の汁液の流出も防止され、
食品がしおれたり味覚が劣化したりすることがない。
菌液を供給するので、主として切断機の切刃が消毒さ
れ、したがって食品の切口から微生物が組織内に侵入す
ることが防止され、また食品の汁液の流出も防止され、
食品がしおれたり味覚が劣化したりすることがない。
図1および図2は本発明の一具体例を示すものである。
【図1】要部斜視図
【図2】要部側断面図
【図3】他の具体例の要部斜視図
1,21 切断機 2,22 切断室 4,25 切刃 9,28 ノズル V 野菜(食品)
Claims (4)
- 【請求項1】切断機の切刃を収容する切断室内に殺菌液
を供給するノズルを取付けたことを特徴とする食品切断
機 - 【請求項2】該ノズルは切断機の切刃に殺菌液を供給す
る請求項1に記載の食品切断機 - 【請求項3】請求項1に記載の食品切断機を使用して切
断室内にノズルから殺菌液を供給しつゝ切刃によって食
品を切断することを特徴とする食品切断方法 - 【請求項4】請求項2に記載の食品切断機を使用して切
断室内においてノズルから殺菌液を切刃に供給しつゝ該
切刃によって食品を切断することを特徴とする食品切断
方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8219448A JPH1044094A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 食品切断機および食品切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8219448A JPH1044094A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 食品切断機および食品切断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1044094A true JPH1044094A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16735581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8219448A Pending JPH1044094A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 食品切断機および食品切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1044094A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5255140B1 (ja) * | 2012-05-14 | 2013-08-07 | 株式会社大村製作所 | 消毒液噴射装置及び切断装置 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP8219448A patent/JPH1044094A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5255140B1 (ja) * | 2012-05-14 | 2013-08-07 | 株式会社大村製作所 | 消毒液噴射装置及び切断装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050829 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060516 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070123 |