JPH1043536A - 除湿気体供給装置 - Google Patents
除湿気体供給装置Info
- Publication number
- JPH1043536A JPH1043536A JP8201547A JP20154796A JPH1043536A JP H1043536 A JPH1043536 A JP H1043536A JP 8201547 A JP8201547 A JP 8201547A JP 20154796 A JP20154796 A JP 20154796A JP H1043536 A JPH1043536 A JP H1043536A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- gas
- dehumidified
- compressor
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮空気の使用量が少なく、かつ空気圧縮機
の運転時間が短い除湿気体供給装置を提供する。 【構成】 空気圧縮機と、水蒸気透過膜を介して水蒸気
混合気体と除湿パージ気体とを流し水蒸気混合気体中の
水蒸気を除湿パージ気体側に選択的に分離して得られた
除湿気体を吐出する膜式気体ドライヤと、逆止弁並びに
各ユーザーに除湿気体を供給するエアタンクの順序で連
結され、前記エアタンクの圧力によってコンプレッサを
間欠運転する。
の運転時間が短い除湿気体供給装置を提供する。 【構成】 空気圧縮機と、水蒸気透過膜を介して水蒸気
混合気体と除湿パージ気体とを流し水蒸気混合気体中の
水蒸気を除湿パージ気体側に選択的に分離して得られた
除湿気体を吐出する膜式気体ドライヤと、逆止弁並びに
各ユーザーに除湿気体を供給するエアタンクの順序で連
結され、前記エアタンクの圧力によってコンプレッサを
間欠運転する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、膜式気体ドライヤ前後
の接続配管を含む歯科用等に使用される除湿気体供給装
置に関するものである。
の接続配管を含む歯科用等に使用される除湿気体供給装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、膜式気体ドライヤを使用して圧
縮空気を供給する除湿気体供給装置は、図2に示すよう
に、空気圧縮機1、エアタンク7、フィルタ4、膜式気
体ドライヤ5の順序で配管接続されていた。そして、エ
アタンク7内に圧力スイッチ9の感圧部を臨ませて、エ
アタンク7内の圧力が下限値に達すると空気圧縮機1を
運転し、上限値に達すると空気圧縮機1を停止させて間
欠的に運転し、所定範囲内の圧力の圧縮空気をエアタン
ク7から供給するようにしていた。
縮空気を供給する除湿気体供給装置は、図2に示すよう
に、空気圧縮機1、エアタンク7、フィルタ4、膜式気
体ドライヤ5の順序で配管接続されていた。そして、エ
アタンク7内に圧力スイッチ9の感圧部を臨ませて、エ
アタンク7内の圧力が下限値に達すると空気圧縮機1を
運転し、上限値に達すると空気圧縮機1を停止させて間
欠的に運転し、所定範囲内の圧力の圧縮空気をエアタン
ク7から供給するようにしていた。
【0003】
【問題点】このような従来の圧縮空気供給装置によれ
ば、膜式気体ドライヤ5より下流側で圧縮空気を使用し
ていない場合にあっても、パージ空気11を排出し続け
る。排出により、エアタンク7内の圧力が下がっても、
該タンク7内の圧力を検知してエアコンプレッサ1が起
動し、圧力を所定圧に保つため、電源が入っている限
り、パージ空気11は放出され続けることになる。
ば、膜式気体ドライヤ5より下流側で圧縮空気を使用し
ていない場合にあっても、パージ空気11を排出し続け
る。排出により、エアタンク7内の圧力が下がっても、
該タンク7内の圧力を検知してエアコンプレッサ1が起
動し、圧力を所定圧に保つため、電源が入っている限
り、パージ空気11は放出され続けることになる。
【0004】このようにエアタンク7内の圧縮空気が放
出されるのであるから、実際には下流部で圧縮空気が使
用されていないに拘わらずエアタンク7内の圧力が下が
り、空気圧縮機1が断続的に運転されることになる。そ
こで、従来の技術によれば、圧縮空気の使用量が多く、
空気圧縮機の運転時間が長く、電力消費量が多いという
問題があった。
出されるのであるから、実際には下流部で圧縮空気が使
用されていないに拘わらずエアタンク7内の圧力が下が
り、空気圧縮機1が断続的に運転されることになる。そ
こで、従来の技術によれば、圧縮空気の使用量が多く、
空気圧縮機の運転時間が長く、電力消費量が多いという
問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような事情に対処してな
されたものであって、圧縮空気の使用量が少なく、かつ
空気圧縮機の運転時間が短い除湿気体供給装置を提供す
ることを目的とするものである。
されたものであって、圧縮空気の使用量が少なく、かつ
空気圧縮機の運転時間が短い除湿気体供給装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、空気圧縮機
と、水蒸気透過膜を介して水蒸気混合気体と除湿パージ
気体とを流し、水蒸気混合気体中の水蒸気を除湿パージ
気体側に選択的に分離して得られた除湿気体を吐出する
膜式気体ドライヤと、逆止弁並びに各ユーザーに除湿気
体を供給するエアタンクの順序で連結され、前記エアタ
ンクの圧力によってコンプレッサが間欠運転される様に
することにより、目的を達成しようとするものである。
と、水蒸気透過膜を介して水蒸気混合気体と除湿パージ
気体とを流し、水蒸気混合気体中の水蒸気を除湿パージ
気体側に選択的に分離して得られた除湿気体を吐出する
膜式気体ドライヤと、逆止弁並びに各ユーザーに除湿気
体を供給するエアタンクの順序で連結され、前記エアタ
ンクの圧力によってコンプレッサが間欠運転される様に
することにより、目的を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】歯科用ドリル等の圧縮空気使用機器を使用して
いない場合、膜式気体ドライヤは、逆止弁を介してエア
タンクよりも空気圧縮機側に取り付けられているため、
膜式気体ドライヤのパージに使用する空気は、空気圧縮
機と膜式気体ドライヤ間の配管及び配管機器中に残留し
ている圧縮空気に限られ、エアタンク内の空気は使用さ
れない。このため、圧縮空気の使用量を少なく、さらに
空気圧縮機の運転時間が短くなる。
いない場合、膜式気体ドライヤは、逆止弁を介してエア
タンクよりも空気圧縮機側に取り付けられているため、
膜式気体ドライヤのパージに使用する空気は、空気圧縮
機と膜式気体ドライヤ間の配管及び配管機器中に残留し
ている圧縮空気に限られ、エアタンク内の空気は使用さ
れない。このため、圧縮空気の使用量を少なく、さらに
空気圧縮機の運転時間が短くなる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を、図1に示す概略回路図を
用いて詳細に説明する。空気圧縮機1で圧縮生成した圧
縮空気は、アフタークーラ2によって、室内空気を送風
機3で送給することにより室温近くまで冷却される。こ
の時点でも圧縮空気に水滴等が生じ、エアフィルタ4等
によってこれら圧縮空気中に含有される水滴及び微細な
塵等が除去され、膜式気体ドライヤ5に供給される。
用いて詳細に説明する。空気圧縮機1で圧縮生成した圧
縮空気は、アフタークーラ2によって、室内空気を送風
機3で送給することにより室温近くまで冷却される。こ
の時点でも圧縮空気に水滴等が生じ、エアフィルタ4等
によってこれら圧縮空気中に含有される水滴及び微細な
塵等が除去され、膜式気体ドライヤ5に供給される。
【0009】膜式気体ドライヤに供給された圧縮空気
は、水蒸気透過膜がチューブ状に成型された中空糸膜の
内側を通過する。その際に、圧縮空気と中空糸膜の外側
を取り囲む除湿パージ空気との水蒸気分圧差に基づき、
圧縮空気中の水蒸気が除湿パージ空気側に中空糸膜を介
して選択的に移動して排出され、圧縮空気の除湿がなさ
れる。除湿がなされた圧縮空気は、各ユーザーに圧縮空
気を供給するエアタンク7に、逆止弁6を介して配管8
によって供給される。
は、水蒸気透過膜がチューブ状に成型された中空糸膜の
内側を通過する。その際に、圧縮空気と中空糸膜の外側
を取り囲む除湿パージ空気との水蒸気分圧差に基づき、
圧縮空気中の水蒸気が除湿パージ空気側に中空糸膜を介
して選択的に移動して排出され、圧縮空気の除湿がなさ
れる。除湿がなされた圧縮空気は、各ユーザーに圧縮空
気を供給するエアタンク7に、逆止弁6を介して配管8
によって供給される。
【0010】さらに、エアタンク7内には圧力スイッチ
9の感圧部が取り付けられており、これによって空気圧
力が検知され、制御装置10を介して空気圧縮機1の運
転が制御される。
9の感圧部が取り付けられており、これによって空気圧
力が検知され、制御装置10を介して空気圧縮機1の運
転が制御される。
【0011】上記構成の、本発明の実施例によれば、膜
式気体ドライヤ5とエアタンク7とが逆止弁6を介して
配管接続されているため、エアタンク7内の圧縮空気が
膜式気体ドライヤ5のパージ用空気として使用されるこ
とがない。従って、パージ用空気として使用される圧縮
空気は、逆止弁6より上流側の空気圧縮機1との間の配
管8中に存在していたもののみであるが、該配管8中の
空気容量は、エアタンク7に比べるとごく僅かである。
即ち、エアタンク7内の圧力又は電源スイッチそのもの
の信号によって空気圧縮機1が停止した場合において、
パージ空気11として放出される圧縮空気の量は、空気
圧縮機1内、アフタークーラ2内、塵埃除去フィルタ4
内、及びそれぞれを接続する配管8内に限られる。
式気体ドライヤ5とエアタンク7とが逆止弁6を介して
配管接続されているため、エアタンク7内の圧縮空気が
膜式気体ドライヤ5のパージ用空気として使用されるこ
とがない。従って、パージ用空気として使用される圧縮
空気は、逆止弁6より上流側の空気圧縮機1との間の配
管8中に存在していたもののみであるが、該配管8中の
空気容量は、エアタンク7に比べるとごく僅かである。
即ち、エアタンク7内の圧力又は電源スイッチそのもの
の信号によって空気圧縮機1が停止した場合において、
パージ空気11として放出される圧縮空気の量は、空気
圧縮機1内、アフタークーラ2内、塵埃除去フィルタ4
内、及びそれぞれを接続する配管8内に限られる。
【0012】空気圧縮機1の運転時間は、ほぼ圧縮空気
の使用量に比例する。パージ空気11の量は、一般的
に、通過空気量の1割程を締めており、パージ空気11
を減らすことは、空気圧縮機1の運転時間の短縮化、電
力消費量の削減にも直結する。
の使用量に比例する。パージ空気11の量は、一般的
に、通過空気量の1割程を締めており、パージ空気11
を減らすことは、空気圧縮機1の運転時間の短縮化、電
力消費量の削減にも直結する。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
膜式エアドライヤの機能は、空気消費量が減る。このた
め空気圧縮機の運転時間が短くなって、電力消費量が減
ると共に、エアタンクには常に除湿された圧縮空気が流
れるため、エアタンク内の錆びの発生並びにオートドレ
ントラップの詰まりも減少する。
膜式エアドライヤの機能は、空気消費量が減る。このた
め空気圧縮機の運転時間が短くなって、電力消費量が減
ると共に、エアタンクには常に除湿された圧縮空気が流
れるため、エアタンク内の錆びの発生並びにオートドレ
ントラップの詰まりも減少する。
【図1】本発明の概略回路図を示す。
【図2】従来技術を示す概略構成図である。
1 空気圧縮機 2 アフタークーラ 4 塵埃除去フィルタ 5 膜式気体ドライヤ 6 逆止弁 7 エアタンク 8 配管 9 圧力センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 空気圧縮機と、水蒸気透過膜を介して水
蒸気混合気体と除湿パージ気体とを流し水蒸気混合気体
中の水蒸気を除湿パージ気体側に選択的に分離して得ら
れた除湿気体を吐出する膜式気体ドライヤと、逆止弁並
びに各ユーザーに除湿気体を供給するエアタンクの順序
で連結され、前記エアタンクの圧力によってコンプレッ
サが間欠運転される除湿気体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201547A JPH1043536A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 除湿気体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201547A JPH1043536A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 除湿気体供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1043536A true JPH1043536A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16442867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8201547A Pending JPH1043536A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 除湿気体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1043536A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009018281A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Orion Mach Co Ltd | 圧縮空気除湿システム |
CN114497640A (zh) * | 2021-12-25 | 2022-05-13 | 安徽明天氢能科技股份有限公司 | 一种燃料电池系统箱体除湿结构 |
JP2023155100A (ja) * | 2022-04-10 | 2023-10-20 | 合同会社Medical EMW systems | 歯科用装置、歯科用ハンドピース及び歯科用スケーラー |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP8201547A patent/JPH1043536A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009018281A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Orion Mach Co Ltd | 圧縮空気除湿システム |
CN114497640A (zh) * | 2021-12-25 | 2022-05-13 | 安徽明天氢能科技股份有限公司 | 一种燃料电池系统箱体除湿结构 |
CN114497640B (zh) * | 2021-12-25 | 2023-09-19 | 安徽明天氢能科技股份有限公司 | 一种燃料电池系统箱体除湿结构 |
JP2023155100A (ja) * | 2022-04-10 | 2023-10-20 | 合同会社Medical EMW systems | 歯科用装置、歯科用ハンドピース及び歯科用スケーラー |
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