JPH1043364A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH1043364A
JPH1043364A JP21915796A JP21915796A JPH1043364A JP H1043364 A JPH1043364 A JP H1043364A JP 21915796 A JP21915796 A JP 21915796A JP 21915796 A JP21915796 A JP 21915796A JP H1043364 A JPH1043364 A JP H1043364A
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JP
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sound
speaker
shield
game machine
audio
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JP21915796A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な機械的手段を用いてスピーカーの音量
を任意に調節でき、適度な音量の効果音の下でゲームを
行うことができる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機本体1に、効果音発生用のスピー
カー10を備え、このスピーカー10から出る音声の流れ経
路中に、音声を遮蔽して音量を調節するための遮蔽体36
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機に関し、スピーカーから発
生する効果音の音量を調節できるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、アレンジボール機等の弾球
遊技機では、遊技盤側の制御基板等に効果音情報を記憶
したROMを装着すると共に、遊技機本体内にスピーカ
ーを設け、ゲームの進行に伴ってROMから効果音情報
を読み取って、大当たり発生時等にスピーカーからファ
ンファーレ音、その他の適宜効果音を発生させ、遊技者
のゲームに対する意欲を向上させる等の音声的演出を行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機は、
通常、効果音は一定であり、しかも比較的大きく設定し
ているため、遊技者によっては効果音が大き過ぎて耳障
りに感じる場合もある。従って、他の遊技者がゲームを
行っている弾球遊技機は別として、自分がゲーム中の弾
球遊技機でも、そのスピーカーの音量を遊技者が自分の
好みに応じて自由に調節できるようにすれば、大きすぎ
る効果音による問題を解消でき、快適な環境でゲームを
行うことが可能になる。
【0004】スピーカーの音量を調整する場合、一般的
にはボリュームを使用し、このボリュームを操作して電
気的に音量を調整する方法を採っており、弾球遊技機で
も同様の方式を採用すれば、比較的簡単に音量調節を行
うことができる。
【0005】しかし、遊技店に設置するパチンコ機の場
合には、不特定多数の遊技者が順次使用してゲームを行
うため、遊技者によっては非常に乱雑に操作をする者も
あり、他の音響機器類のようなボリューム式の音量調節
方式を採用すれば、比較的短期間でボリュームが損傷し
て、音量調節が不能になったり、場合によっては効果音
すら発生しなくなったりする等の問題がある。
【0006】従って、パチンコ機等の弾球遊技機におい
て、ボリューム式の音量調節方式を採用することは、耐
久性、信頼性の点で非常に困難である。本発明は、この
ような従来の課題に鑑み、簡単な機械的手段を用いてス
ピーカーの音量を任意に調節でき、適度な音量の効果音
の下でゲームを行うことができる弾球遊技機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技機本体1 に、効果音発生用のスピーカー10を備
えた弾球遊技機において、スピーカー10から出る音声の
流れ経路中に、音声を遮蔽して音量を調節するための遮
蔽体36を設けたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、スピーカー10と音声出口32とを結ぶ
音声通路35を設け、スピーカー10の前側から音声出口32
の前側近傍を含む音声通路35の途中に遮蔽体36を設けた
ものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、遊技機本体1 の前面側に前機
構部材12を設け、この前機構部材12内にスピーカー10と
遮蔽体36とを設けたものである。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
の何れかに記載の発明において、前機構部材12の前面側
に音声出口32を設け、この前機構部材12の内部に、スピ
ーカー10と音声出口32とを結ぶ音声通路35を設けたもの
である。
【0011】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4
の何れかに記載の発明において、遮蔽体36を枢支する回
動軸46を設け、この回動軸46を介して遮蔽体36をその軸
心廻りに回動操作する操作手段39を設けたものである。
【0012】請求項6に記載の本発明は、請求項1〜4
の何れかに記載の発明において、遮蔽体36を直線的に摺
動自在に設け、この遮蔽体36を摺動操作する操作手段39
を設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1乃至図6は本発明の第1の実
施形態を示す。図1は弾球遊技機の全体を示し、図1に
おいて、1 は遊技機本体で、外枠の前面側に前枠2 を開
閉自在に枢着して構成されている。前枠2 にはその窓孔
3 にガラス扉4 及び前面板5 が装着され、これらに対応
して窓孔3 内に裏側から遊技盤6 が着脱自在に装着され
ている。
【0014】遊技盤6 は、図4に示すように、前枠2 の
裏面に固定された門形状の遊技盤装着枠7 に裏側から着
脱自在に嵌合され、且つ固定支持板8 により下側から支
持されている。固定支持板8 は、前面板5 と前後に相対
応するように、窓孔3 を挟んで前枠2 の裏側に固定され
ている。
【0015】固定支持板8 には、その上端側に遊技盤6
を受ける受け部9 が設けられ、また前側に発射レール及
び効果音発生用のスピーカー10が取り付けられている。
スピーカー10は図2、図4乃至図6に示すように横長の
矩形状であって、遊技盤6 の前面よりも若干後側に位置
すべく前向きに取り付けられている。
【0016】なお、遊技盤6 には、発射球を案内するガ
イドレール11の他、入賞手段、始動手段、変動図柄表示
手段等の各種の遊技部品が装着されている。前面板5 に
は前機構部材としての上皿ユニット12が装着され、前枠
2 の下部には灰皿ユニット13と下皿ユニット14と発射手
段15の発射ハンドル16とが左右方向に配置されている。
【0017】発射手段15は、発射ハンドル16を操作した
時に上皿ユニット12から球送り手段を介して発射部に遊
技球を1個づつ供給し、その遊技球を発射モータに連動
する打撃槌で打撃して遊技盤6 のガイドレール11側に発
射するようになっている。
【0018】前面板5 は横長矩形状の板金材により構成
され、図2に示すように左側のヒンジ17a により前枠2
に開閉自在に装着されている。前面板5 には、図2、図
4に示すように、払い出し手段により払い出された遊技
球を上皿ユニット12に案内する球払い出し口17と、スピ
ーカー10の前側に対応する矩形状のスピーカー孔18とが
設けられ、その球払い出し口17に対応して前面板5 の裏
側に払い出し通路19が固定されている。
【0019】上皿ユニット12は、図2乃至図4に示すよ
うに、遊技球を貯留する上皿20と、この上皿20を前及び
下側から覆う上皿カバー21とを備え、これらをネジ等で
一体に結合して前面板5 の前面側に装着されている。
【0020】上皿20は、図2に示すように、球払い出し
口17の前側の球貯留部22と、この球貯留部22の左側に連
続して形成された球整列部23とを備えている。そして、
上皿20の底壁24には、図2乃至図4に示すように、その
球貯留部22の下側に箱状の補強台部25が一体に形成さ
れ、この補強台部25に左右一対の区画板26,27 が下方に
突出するように一体に形成されている。
【0021】上皿カバー21は、図4に示すように上部カ
バー28と下部カバー29とにより構成されている。上部カ
バー28は、上皿20の上部を前側から左右両側に亘って覆
うためのもので、上端の受け縁部30で上皿20の開口縁部
31を下側から支持するようになっている。下部カバー29
は、上皿20を下側から覆うためのもので、上皿20の補強
台部25側に凹入するように断面円弧状に湾曲して形成さ
れている。
【0022】下部カバー29には、図2乃至図6に示すよ
うに、前面板5 のスピーカー孔18に対応する部分に、上
下方向に長いスリット状の音声出口32と、この音声出口
32の後側に対応する上下方向の縦桟33とが左右方向に多
数形成され、その各縦桟33は横桟34で左右に連結されて
いる。
【0023】この音声出口32群の左右両側には、下端が
下部カバー29の湾曲形状に沿って上側から当接するよう
に、補強台部25側から下方に突出する一対の区画板26,2
7 が配置されている。そして、上皿ユニット12の内部
は、上皿20の補強台部25と上皿カバー21の下部カバー29
との間が一対の区画板26,27 によって区画され、これら
によってスピーカー10から前面板5 のスピーカー孔18を
経て音声出口32に至る音声通路35が構成されている。
【0024】スピーカは、ゲーム中にROMの音声情報
を読み出して、その時のゲーム状況に応じた効果音を発
生させるためのもので、前面板5 の閉時に前面板5 との
間に僅かの空間をおいて、そのスピーカー孔18と前後に
相対応するように、前枠2 の固定支持板8 に装着されて
いる。
【0025】音声通路35の途中には、音量調節用の遮蔽
体36が左右方向に摺動自在に配置され、この遮蔽体36を
操作手段39で左右に操作してスピーカー10の音量を調節
するようになっている。遮蔽体36は、スピーカー10の前
側から音声出口32の前側近傍を含む音声通路35の途中に
おいて、前面板5 に沿ってその前面側に左右方向に配置
されている。
【0026】遮蔽体36は前面板5 のスピーカー孔18の開
口量を変えて音量を調節するためのもので、上皿20の補
強台部25の後端下側に一体に形成された摺動案内部37
と、下部カバー29に一体形成された操作用長筒部38の後
端とを前側のガイドとし、この前側の摺動案内部37等と
前面板5 とにより左右方向に摺動自在に支持案内されて
いる。
【0027】なお、遮蔽体36は、通常、金属板、ゴム
板、合成樹脂板等によって構成されるが、微振動による
騒音を防止すると共に、音量調節を良くするためには、
振動吸収性、遮音性の良い材料を用いることが望まし
い。。
【0028】操作手段39は、遮蔽体36の一端側から前側
に突出する棒状の操作摘まみ40を備え、この操作摘まみ
40は操作用長筒部38内の左右方向の長孔41を経て前側に
若干突出し、下部カバー29の前側から左右方向に操作で
きるようになっている。なお、上部カバー28には、自動
球貸し機用の表示操作部42が設けられている。表示操作
部42には、プリペイドカードの金額を表示する金額表示
部43、この金額表示部43の左右に球貸しスイッチ44及び
精算スイッチ45が設けられている。
【0029】上記構成の弾球遊技機において、例えば大
当たり等が発生すると、ROMに記憶された音声情報を
読み出してスピーカー10が作動し、このスピーカー10が
効果音を発生する。そして、この効果音は、スピーカー
10から操作手段39のスピーカー孔18、上皿ユニット12内
の音声通路35、音声出口32を経て上皿カバー21の前側に
出て遊技者の耳に入る。
【0030】この時の効果音の音量は、操作摘まみ40で
遮蔽体36を左右に操作することによって適宜調節するこ
とができる。即ち、操作摘まみ40を長孔41の範囲内で左
右に操作すれば、遮蔽体36が前面板5 に沿って左右方向
に摺動し、前面板5 に形成されたスピーカー孔18の開口
量が図6の全開位置A と全閉位置B との間で無段階に連
続的に変化する。
【0031】そして、スピーカー孔18の開口量を全開状
態にすれば、スピーカー10の効果音は音声通路35を経て
そのまま音声出口32から前方に出力し、最大の音量とな
る。またスピーカー孔18の開口量を全閉状態にすれば、
スピーカー10の効果音が遮蔽体36により遮蔽されて音声
通路35側に漏れ難くなり、その時の音声出口32から前方
に出力して遊技者に聞こえる効果音の音量は最小とな
る。
【0032】従って、遊技者が操作摘まみ40を左右に操
作して遮蔽体36を図6の実線位置に移動させる等、この
遮蔽体36によりスピーカー孔18の開口量を適宜変えるこ
とによって、遊技者はスピーカー10からの効果音を自分
の好みに合わせて自在に調節することができ、適度な音
量の効果音の下でゲームを行うことができる。
【0033】また前面板5 に沿って遮蔽体36を左右に摺
動させる構造であるため、遊技者が操作摘まみ40を押し
た時には、その力を前面板5 で受けることができ、従っ
て、遮蔽体36の摺動が円滑になると同時に、遮蔽体36、
操作摘まみ40等の破損を防止でき、耐久性が向上する。
勿論、上皿ユニット12側の構造を簡単にでき、遮蔽体36
等を容易に組み込むこともできる。
【0034】しかも、操作摘まみ40で遮蔽体36を左右に
摺動させてスピーカー孔18の開口量を調節するようにし
ているため、構造及び調整時の操作が非常に簡単であ
り、容易且つ安価に実施できる。更に、操作摘まみ40で
遮蔽体36を左右に摺動させてスピーカー孔18の開口量を
調節する簡単な機械的手段を用いているため、遊技者が
多少操作摘まみ40を乱雑に操作しても、ボリューム式の
音量調節方式に比較して損傷し難く、耐久性が向上す
る。
【0035】また仮に遮蔽体36、操作摘まみ40等が損傷
して操作不能に陥ったような場合でも、音量調節が不能
になるだけであり、電気的に調節するボリューム式のよ
うにスピーカー10が作動不能になることがなく、効果音
による演出に影響を与えることがない。つまり、スピー
カー10は正常に作動する。
【0036】更に音声通路35を設け、この通路35の途中
に遮蔽体36を配置しているため、その遮蔽体36の位置を
音声通路35の範囲内で自由に選択できる。しかも、上皿
ユニット12内に音声通路35及び遮蔽体36を組み込んでい
るため、機械的手段を用いて音量調節を行うにも拘わら
ず、上皿ユニット12内の空間を有効に利用できると共
に、弾球遊技機全体の前側の意匠感を良好にできる。
【0037】操作摘まみ40は上皿ユニット12の下側の下
部カバー29側にあり、その下部カバー29の上側に湾曲す
る部分の下側に配置しているので、この操作摘まみ40が
ゲームの邪魔になったり、遊技者が悪戯で不必要に頻繁
に操作するようなことも少なくできる。図7及び図8は
本発明の第2の実施形態を例示し、遮蔽体36を枢支する
回動軸46を設け、この回動軸46を介して遮蔽体36をその
軸心廻りに回動操作する操作手段39を設けたものであ
る。
【0038】回動軸46は下部カバー29の軸受部47に回動
自在に前後方向に挿支され、この回動軸46の後端側に遮
蔽体36が固定されている。また操作手段39の操作摘まみ
40は回動軸46の前端に固定されている。そして、回動軸
46を各回動位置で位置決めする位置決め機構48が下部カ
バー29内に設けられている。位置決め機構48は、回動軸
46の周囲に設けられた複数個の位置決め突部49と、この
位置決め突部49に係脱自在に係合するバネ50とからな
り、そのバネ50は一方の区画板27に固定されている。
【0039】この実施形態の場合には、操作摘まみ40を
回動軸46廻りに操作すると、遮蔽体36が仮想線で示す全
開位置A と実線で示す全閉位置B との間で段階的に回動
して、スピーカー孔18の開口量を調節する。従って、操
作摘まみ40により遮蔽体36を適宜回動させることによっ
て、第1の実施形態と同様にスピーカー10の音量を調節
できる。
【0040】また操作摘まみ40により遮蔽体36を回動軸
46廻りに回動させて調節するようにしているため、全体
が構造的に簡単である上に、下部カバー29側に開口がで
きるようなこともない。このため、開口を経て内部機構
を不正に操作するような不正行為も防止できる。
【0041】図9及び図10は本発明の第3の実施形態
を例示し、遮蔽体36a,36b を左右に配置し、回動軸46に
よりラック・ピニオン機構51を介して各遮蔽体36a,36b
を反対方向に摺動させるようにしたものである。
【0042】各遮蔽体36a,36b は上下の摺動案内部37,5
2 により左右方向に摺動自在に支持されている。そし
て、下部カバー29の軸受部47に挿支した回動軸46にピニ
オン53が固定され、このピニオン53に上下両側から噛合
するラック54a,54b が各遮蔽体36a,36b に固定されてい
る。
【0043】この実施形態の場合には、操作摘まみ40を
回動軸46廻りに操作すると、ラック・ピニオン機構51を
介して各遮蔽体36a,36b を反対方向に摺動して、スピー
カー孔18の開口量を調節する。従って、操作摘まみ40に
より遮蔽体36a,36b を適宜回動させることによって、第
1及び第2の実施形態と同様にスピーカー10の音量を調
節できる。
【0044】図11及び図12は本発明の第4の実施形
態を例示し、遮蔽体36に、各音声出口32と同一ピッチで
スリット55を設け、この遮蔽体36を下部カバー29の音声
出口32と縦桟33との間に左右摺動自在に設けたものであ
る。遮蔽体36の各スリット55間の縦桟部56は、内側が狭
くなる断面三角形状に構成されている。そして、遮蔽体
36の一端側に操作摘まみ40が設けられ、この操作摘まみ
40が下部カバー29の長孔41から前側に突出している。
【0045】この実施形態の場合には、長孔41内で操作
摘まみ40を操作して遮蔽体36を左右に摺動させることに
より、下部カバー29側の音声出口32の開口量が変化する
ので、スピーカー10の音量を調節できる。しかも、この
場合には、構造が非常に簡単であり、また遮蔽体36の左
右の移動量を少なくできる利点がある。
【0046】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではない。
例えば、スピーカー10は下向きに設けても良い。その場
合に、遮蔽体36はスピーカー10から出る音声の流れ経路
中に配置すれば十分である。従って、スピーカー10の前
に遮蔽体36を配置する必要はない。
【0047】また実施形態のような構造の音声通路35を
設ける場合、前面板5 の近傍に設ければ、上皿ユニット
12側の構造が簡単になるが、音声通路35の中間に遮蔽体
36を配置することも可能であるし、また音声出口32の前
側に遮蔽体36を配置することも可能である。
【0048】音声出口32はスリット状の他、小さい丸孔
状とし、それをスピーカー10に対応して多数設けても良
い。更に実施形態では、前機構部材として上皿ユニット
12を例示しているが、下皿ユニット14内にスピーカー1
0、遮蔽体36等を設けても良い。
【0049】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
機本体1 に、効果音発生用のスピーカー10を備えた弾球
遊技機において、スピーカー10から出る音声の流れ経路
中に、音声を遮蔽して音量を調節するための遮蔽体36を
設けているので、遮蔽体36による簡単な機械的手段を用
いてスピーカー10の音量を任意に調節でき、適度な音量
の効果音の下でゲームを行うことができる。また遮蔽体
36により音量を調節する構造であるため、通常のボリュ
ーム式の音量調節方式に比較して耐久性が向上し、仮に
損傷した場合でも、音量調節が不能になるだけで、効果
音による演出に影響を与えることもない。
【0050】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、スピーカー10と音声出口32と
を結ぶ音声通路35を設け、スピーカー10の前側から音声
出口32の前側近傍を含む音声通路35の途中に遮蔽体36を
設けているので、遮蔽体36の位置を音声通路35の範囲内
で自由に選択できる。
【0051】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、遊技機本体1 の前面側に前機
構部材12を設け、この前機構部材12内にスピーカー10と
遮蔽体36とを設けているので、前機構部材12内の空間を
有効に利用できると共に、弾球遊技機全体の前側の意匠
感を良好にできる。
【0052】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
の何れかに記載の発明において、前機構部材12の前面側
に音声出口32を設け、この前機構部材12の内部に、スピ
ーカー10と音声出口32とを結ぶ音声通路35を設けている
ので、前機構部材12内の音声通路35を経て音声出口32か
ら前機構部材12の前側に効果音を出すことができ、しか
も前機構部材12の一部を利用して音声出口32を設けるこ
ともできる。
【0053】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4
の何れかに記載の発明において、遮蔽体36を枢支する回
動軸46を設け、この回動軸46を介して遮蔽体36をその軸
心廻りに回動操作する操作手段39を設けているので、遮
蔽体36及びその支持構造を簡単にでき、また操作手段39
により遮蔽体36を容易に操作できる。
【0054】請求項6に記載の本発明は、請求項1〜4
の何れかに記載の発明において、遮蔽体36を直線的に摺
動自在に設け、この遮蔽体36を摺動操作する操作手段39
を設けているので、遮蔽体36及びその支持構造を簡単に
でき、また操作手段39により遮蔽体36を容易に操作でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す上皿ユニット側
の一部破断平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す上皿ユニット側
の背面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す上皿ユニット側
の縦断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す上皿ユニット側
の横断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す上皿ユニット側
の前断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す上皿ユニット側
の縦断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す上皿ユニット側
の前断面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す上皿ユニット側
の縦断面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態を示す上皿ユニット
側の前断面図である。
【図11】本発明の第4の実施形態を示す上皿ユニット
側の縦断面図である。
【図12】本発明の第4の実施形態を示す上皿ユニット
側の前断面図である。
【符号の説明】
1 遊技機本体 10 スピーカー 12 上皿ユニット(前機構部材) 32 音声出口 35 音声通路 36 遮蔽体 39 操作手段 46 回動軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体(1) に、効果音発生用のスピ
    ーカー(10)を備えた弾球遊技機において、スピーカー(1
    0)から出る音声の流れ経路中に、音声を遮蔽して音量を
    調節するための遮蔽体(36)を設けたことを特徴とする弾
    球遊技機。
  2. 【請求項2】 スピーカー(10)と音声出口(32)とを結ぶ
    音声通路(35)を設け、スピーカー(10)の前側から音声出
    口(32)の前側近傍を含む音声通路(35)の途中に遮蔽体(3
    6)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技
    機。
  3. 【請求項3】 遊技機本体(1) の前面側に前機構部材(1
    2)を設け、この前機構部材(12)内にスピーカー(10)と遮
    蔽体(36)とを設けたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前機構部材(12)の前面側に音声出口(32)
    を設け、この前機構部材(12)の内部に、スピーカー(10)
    と音声出口(32)とを結ぶ音声通路(35)を設けたことを特
    徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 遮蔽体(36)を枢支する回動軸(46)を設
    け、この回動軸(46)を介して遮蔽体(36)をその軸心廻り
    に回動操作する操作手段(39)を設けたことを特徴とする
    請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 遮蔽体(36)を直線的に摺動自在に設け、
    この遮蔽体(36)を摺動操作する操作手段(39)を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技
    機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008264343A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Aruze Corp 遊技機
JP2016077335A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016077336A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社三洋物産 遊技機

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