JPH1042173A - カメラの制御装置、レンズユニット、カメラ、撮像方法及び記憶媒体 - Google Patents

カメラの制御装置、レンズユニット、カメラ、撮像方法及び記憶媒体

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JPH1042173A
JPH1042173A JP8210487A JP21048796A JPH1042173A JP H1042173 A JPH1042173 A JP H1042173A JP 8210487 A JP8210487 A JP 8210487A JP 21048796 A JP21048796 A JP 21048796A JP H1042173 A JPH1042173 A JP H1042173A
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lens unit
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経時変化に強く、カメラ本体とレンズユニッ
トとの電源を独立にしやすく、さらにはカメラ本体とレ
ンズユニットの間の高速データ通信が可能な撮像方法及
び装置を提供する。 【解決手段】 カメラ本体102に設けられた投受光ユ
ニット134と、該カメラ本体102に着脱可能に装着
されるレンズユニット101に設けられた投受光ユニッ
ト120とにより、前記カメラ本体102から前記レン
ズユニット101への制御情報及び前記レンズユニット
101から前記カメラ本体102ヘのレンズ情報データ
を非接触で相互に通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラとレンズと
が着脱可能な交換レンズ式カメラの制御装置、レンズユ
ニット、カメラ、撮像方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカメラ等の撮像装置に用い
られている交換レンズシステムについて、図16を用い
て説明する。図16は、従来の撮像装置の構成を示すブ
ロック図であり、この撮像装置は、レンズユニット16
01と、カメラ本体(撮像装置本体)1602とからな
り、レンズユニット1601は、カメラ本体1602に
対して着脱可能となっている。
【0003】レンズユニット1601は、フォーカスレ
ンズ(前玉レンズ)1603、変倍レンズ1604a、
補正レンズ1604b及び固定レンズ1605を有して
いる。フォーカスレンズ1603は、光軸方向に駆動す
ることにより焦点を合わせるレンズである。変倍レンズ
1604aと補正レンズ1604bは、図示しないカム
により互いに機械的に連結されている。そして、変倍動
作を手動や電動により行うと変倍レンズ1604aと補
正レンズ1604bが互いに一体となって移動する。こ
れら変倍レンズ1604aと補正レンズ1604bを合
わせてズームレンズ1604と呼ぶ。
【0004】フォーカスレンズ1603はフォーカスモ
ータ(Mo)1606により、ズームレンズ1604は
ズームモータ(Mo)1607によりそれぞれ駆動され
る。フォーカスモータ1606はフォーカスモータドラ
イバ1608に、ズームモータ1607はズームモータ
ドライバ1609にそれぞれ接続されている。フォーカ
スモータドライバ1608及びズームモータドライバ1
609は、カメラ本体1602との接続面に設けられた
電気接点1610,1611にそれぞれ接続されてい
る。
【0005】カメラ本体1602は、撮像素子161
2、CDS/AGC1613、A/D変換器1614、
AF信号処理回路1615、マイコン(マイクロコンピ
ュータ)1616及びズームスイッチ1617を有して
いる。マイコン1616は、レンズユニット1601と
の接続面に設けられた電気接点1618,1619に接
続されている。これらの電気接点1618,1619
は、レンズユニット1601の電気接点1610,16
11と接続される。
【0006】図示のようにレンズユニット1601をカ
メラ本体1602に接続した状態に置いて、フォーカス
レンズ1603、ズームレンズ1604及び固定レンズ
1605を通った光は、撮像素子1612の撮像面上に
結像されて光電変換処理により電気信号に変換され、映
像信号として出力される。この映像信号は、CDS/A
GC1613でサンプルホールドしてから所定のレベル
に増幅された後、A/D変換器1614によりデジタル
映像データに変換され、カメラ本体1602の図示しな
いプロセス回路に入力されて標準テレビ信号に変換され
ると共に、AF信号処理回路1615へ入力される。A
F信号処理回路1615では、映像信号中の高周波成分
を抽出し、AF評価値としてマイコン1616に取り込
まれる。
【0007】マイコン1616では、合焦度に応じたフ
ォーカシング速度(フォーカスレンズ1603の駆動速
度)及びAF評価値が増加するようにフォーカスモータ
1606の駆動方向を決定し、フォーカスモータ160
6の速度及び方向をレンズユニット1601内のフォー
カスモータドライバ1608に送り、フォーカスモータ
1606を介してフォーカスレンズ1603を駆動す
る。また、ズームスイッチ1617の状態はマイコン1
616に読み込まれ、ズームスイッチ1617の操作状
態に応じてマイコン1616は、ズームレンズ1604
の駆動方向及び駆動速度を決定し、レンズユニット16
01内のズームモータドライバ1609に送り、ズーム
モータ1607を介してズームレンズ1604を駆動す
る。
【0008】カメラ本体1602は、レンズユニット1
601を取り外すことが可能で、別のレンズユニットを
接続することで撮影範囲が拡大する。また、レンズユニ
ット1601とカメラ本体1602とは、レンズユニッ
ト1601側の電気接点1610,1611とカメラ本
体1602側の電気接点1618,1619とが互いに
電気的に接触することにより、カメラ本体1602側か
らレンズユニット1601側へフォーカスレンズ160
3及びズームレンズ1604の駆動信号を送る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、電気接点1610,1611,1
618,1619にて信号の受け渡しをしているため、
レンズユニット1601の脱着を頻繁に繰り返すと接触
不良を起こすという問題点があった。また、カメラ本体
1602とレンズユニット1601の電源電圧が異なる
際には、レベル変換を行わなければならないという問題
点があった。更に、カメラ本体1602とレンズユニッ
ト1601との間のデータの転送速度を高くすると、信
号の輻射で外部機器に対して影響を与えるため、輻射対
策のための設計が困難になるという問題点があった。
【0010】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、経時変化に強く、カメラ本体とレ
ンズユニットとの電源を独立にしやすく、さらにはカメ
ラ本体とレンズユニットの間の高速データ通信が可能な
カメラの制御装置、レンズユニット、カメラ及び撮像方
法を提供しようとするものである。
【0011】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述したカメラを円滑に制御することができる制御
プログラムを格納した記憶媒体を提供しようとするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載のカメラの制御装置は、レンズユ
ニットと、前記レンズユニットの取り付けられたカメラ
本体と、前記レンズユニットと、前記カメラ本体との間
において、所定の制御情報の通信を行う非接触通信手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】また上記第1の目的を達成するために請求
項2記載のレンズユニットは、カメラ本体に着脱可能な
レンズユニットであって、前記カメラ本体に装着するた
めの機械的結合手段と、前記カメラ本体に配された制御
手段と、所定の制御情報の通信を行う通信手段とからな
り、前記通信手段は、前記レンズユニットと前記カメラ
本体との間に互いに対向して配された非接触通信を行う
ように構成されていることを特徴とするものである。
【0014】また上記第1の目的を達成するために請求
項3記載のカメラは、レンズユニットを着脱可能なカメ
ラであって、前記レンズユニットを着脱するための機械
的結合手段と、前記レンズユニット内の制御手段へと所
定の制御情報の通信を行う通信手段とからなり、前記通
信手段は、前記レンズユニットと前記カメラ本体との間
に対向して配された非接触通信を行うように構成されて
いることを特徴とするものである。
【0015】また上記第1の目的を達成するために請求
項4記載のカメラの制御装置は、請求項1記載のカメラ
の制御装置において、前記非接触通信手段は、光通信手
段であることを特徴とするものである。
【0016】また上記第1の目的を達成するために請求
項5記載のレンズユニットは、請求項2記載のレンズユ
ニットにおいて、前記非接触通信手段は、光通信手段で
あることを特徴とするものである。
【0017】また上記第1の目的を達成するために請求
項6記載のカメラは、請求項3記載のカメラにおいて、
前記非接触通信手段は、光通信手段であることを特徴と
するものである。
【0018】また上記第1の目的を達成するために請求
項7記載のカメラの制御装置は、請求項1記載のカメラ
の制御装置において、前記制御情報は、焦点制御情報で
あることを特徴とするものである。
【0019】また上記第1の目的を達成するために請求
項8記載のカメラの制御装置は、請求項2記載のカメラ
の制御装置において、前記制御情報は、焦点制御情報で
あることを特徴とするものである。
【0020】また上記第1の目的を達成するために請求
項9記載のカメラの制御装置は、請求項3記載のカメラ
の制御装置において、前記制御情報は、焦点制御情報で
あることを特徴とするものである。
【0021】上記第1の目的を達成するために請求項1
0記載の撮像方法は、カメラ本体の撮像手段より出力さ
れた撮像信号中から画面内の1つまたは複数の焦点検出
領域の1つまたは複数の焦点信号を抽出する抽出ステッ
プと、該抽出ステップにより抽出されて出力される出力
信号のレベルの増減に基づいてレンズユニットのフォー
カスレンズを合焦点へ駆動する駆動方向及び駆動速度を
決定する駆動制御ステップと、該駆動制御ステップによ
り決定された駆動方向及び駆動速度に基づいて前記フォ
ーカスレンズを駆動させる駆動ステップと、前記抽出ス
テップにより抽出されて出力される出力信号及び前記カ
メラ本体から前記レンズユニットへの制御情報及び前記
レンズユニットから前記カメラ本体ヘのレンズ情報を非
接触で相互に通信する通信ステップとを有することを特
徴とするものである。
【0022】また、上記第1の目的を達成するために請
求項11記載の撮像方法は、請求項10記載の撮像方法
において、前記通信ステップは、前記情報を変換して赤
外線の発光で送り出すと共に、前記赤外線の発光を受光
して前記情報に再び変換することを特徴とするものであ
る。
【0023】また、上記第1の目的を達成するために請
求項12記載の撮像方法は、請求項10記載の撮像方法
において、前記ステップSは、電波を利用して通信する
ことを特徴とするものである。
【0024】また、上記第1の目的を達成するために請
求項13記載の撮像方法は、請求項10記載の撮像方法
において、前記制御情報は、レンズの変倍動作を指示す
る情報で構成されることを特徴とするものである。
【0025】また、上記第1の目的を達成するために請
求項14記載の撮像方法は、請求項10記載の撮像方法
において、前記制御情報は、自動焦点調節のオン/オフ
を指示する情報で構成されることを特徴とするものであ
る。
【0026】また、上記第1の目的を達成するために請
求項15記載の撮像方法は、請求項10記載の撮像方法
において、前記制御情報は、手動フォーカス調節のため
にフォーカス駆動を指示する情報で構成されることを特
徴とするものである。
【0027】また、上記第1の目的を達成するために請
求項16記載の撮像方法は、請求項10記載の撮像方法
において、前記レンズ情報は、前記レンズユニットのズ
ームレンズの位置情報または前記フォーカスレンズの位
置情報で構成されることを特徴とするものである。
【0028】また、上記第1の目的を達成するために請
求項17記載のカメラは、カメラ本体と該カメラ本体に
着脱可能に装着されるレンズユニットとを有するカメラ
において、前記カメラ本体から前記レンズユニットへの
制御情報及び前記レンズユニットから前記カメラ本体ヘ
のレンズ情報を非接触で相互に通信する通信手段を具備
したことを特徴とするものである。
【0029】また、上記第1の目的を達成するために請
求項18記載のカメラは、カメラ本体より出力された撮
像信号中から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域の
1つまたは複数の焦点信号を抽出する抽出手段と、該抽
出手段により抽出されて出力される出力信号のレベルの
増減に基づいてレンズユニットのフォーカスレンズを合
焦点へ駆動する駆動方向及び駆動速度を決定する駆動制
御手段と、該駆動制御手段により決定された駆動方向及
び駆動速度に基づいて前記フォーカスレンズを駆動させ
る駆動手段と、前記抽出手段により抽出されて出力され
る出力信号及び前記カメラ本体から前記レンズユニット
への制御情報及び前記レンズユニットから前記カメラ本
体ヘのレンズ情報を非接触で相互に通信する通信手段と
を有することを特徴とする。
【0030】また、上記第1の目的を達成するために請
求項19記載のカメラは、請求項17または18記載の
カメラにおいて、前記通信手段は、前記情報を変換して
赤外線の発光で送り出す発光手段及び前記赤外線の発光
を受光して前記情報に再び変換する受光手段で構成され
ることを特徴とするものである。
【0031】また、上記第1の目的を達成するために請
求項20記載のカメラは、請求項17または18記載の
カメラにおいて、前記通信手段は、電波を利用して通信
するものであることを特徴とするものである。
【0032】また、上記第1の目的を達成するために請
求項21記載のカメラは、請求項17または18記載の
カメラにおいて、前記制御情報は、レンズの変倍動作を
指示する情報で構成されることを特徴とするものであ
る。
【0033】また、上記第1の目的を達成するために請
求項22記載のカメラは、請求項17または18記載の
カメラにおいて、前記制御情報は、自動焦点調節のオン
/オフを指示する情報で構成されることを特徴とするも
のである。
【0034】また、上記第1の目的を達成するために請
求項23記載のカメラは、請求項17または18記載の
カメラにおいて、前記制御情報は、手動フォーカス調節
のためにフォーカス駆動を指示する情報で構成されるこ
とを特徴とするものである。
【0035】また、上記第1の目的を達成するために請
求項24記載のカメラは、請求項17または18記載の
カメラにおいて、前記レンズ情報は、前記レンズユニッ
トのズームレンズの位置情報または前記フォーカスレン
ズの位置情報で構成されることを特徴とするものであ
る。
【0036】また、上記第1の目的を達成するために請
求項25記載の撮像方法は、撮像装置本体より出力され
た撮像信号中から画面内の1つまたは複数の焦点検出領
域の1つまたは複数の焦点信号を抽出する抽出ステップ
と、該抽出ステップにより抽出されて出力される出力信
号のレベルの増減に基づいてレンズユニットのフォーカ
スレンズを合焦点へ駆動する駆動方向及び駆動速度を決
定する駆動制御ステップと、該駆動制御ステップにより
決定された駆動速度及び駆動速度に基づいて前記フォー
カスレンズを駆動させる駆動ステップと、前記撮像信号
及び前記カメラ本体から前記レンズユニットへの制御情
報及び前記レンズユニットから前記カメラ本体へのレン
ズ情報を非接触で相互に通信する通信ステップとを有す
ることを特徴とするものである。
【0037】また、上記第1の目的を達成するために請
求項26記載の撮像方法は、請求項25記載の撮像方法
において、前記通信ステップは、前記情報を変換して赤
外線の発光で送り出すと共に、前記赤外線の発光を受光
して前記情報に再び変換することを特徴とするものであ
る。
【0038】また、上記第1の目的を達成するために請
求項27記載の撮像方法は、請求項25記載の撮像方法
において、前記通信ステップは、電波を利用して通信す
ることを特徴とするものである。
【0039】また、上記第1の目的を達成するために請
求項28記載の撮像方法は、請求項25記載の撮像方法
において、前記制御情報は、レンズの変倍動作を指示す
る情報で構成されることを特徴とするものである。
【0040】また、上記第1の目的を達成するために請
求項29記載の撮像方法は、請求項25記載の撮像方法
において、前記制御情報は、自動焦点調節のオン/オフ
を指示する情報で構成されることを特徴とするものであ
る。
【0041】また、上記第1の目的を達成するために請
求項30記載の撮像方法は、請求項25記載の撮像方法
において、前記制御情報は、手動フォーカス調節のため
にフォーカス駆動を指示する情報で構成されることを特
徴とするものである。
【0042】また、上記第1の目的を達成するために請
求項31記載の撮像方法は、請求項25記載の撮像方法
において、前記レンズ情報は、前記レンズユニットのズ
ームレンズの位置情報または前記フォーカスレンズの位
置情報で構成されることを特徴とするものである。
【0043】また、上記第1の目的を達成するために請
求項32記載のカメラは、カメラ本体より出力された撮
像信号中から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域の
1つまたは複数の焦点信号を抽出する抽出手段と、該抽
出手段により抽出されて出力される出力信号のレベルの
増減に基づいてレンズユニットのフォーカスレンズを合
焦点へ駆動する駆動方向及び駆動速度を決定する駆動制
御手段と、該駆動制御手段により決定された駆動速度及
び駆動速度に基づいて前記フォーカスレンズを駆動させ
る駆動手段と、前記撮像信号及び前記カメラ本体から前
記レンズユニットへの制御情報及び前記レンズユニット
から前記カメラ本体ヘのレンズ情報を非接触で相互に通
信する通信手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0044】また、上記第1の目的を達成するために請
求項33記載のカメラは、請求項32記載のカメラにお
いて、前記通信手段は、前記情報を変換して赤外線の発
光で送り出す発光手段及び前記赤外線の発光を受光して
前記情報に再び変換する受光手段で構成されることを特
徴とするものである。
【0045】また、上記第1の目的を達成するために請
求項34記載のカメラは、請求項32記載のカメラにお
いて、前記通信手段は、電波を利用して通信するもので
あることを特徴とするものである。
【0046】また、上記第1の目的を達成するために請
求項35記載のカメラは、請求項32記載のカメラにお
いて、前記制御情報は、レンズの変倍動作を指示する情
報で構成されることを特徴とするものである。
【0047】また、上記第1の目的を達成するために請
求項36記載のカメラは、請求項32記載のカメラにお
いて、前記制御情報は、自動焦点調節のオン/オフを指
示する情報で構成されることを特徴とするものである。
【0048】また、上記第1の目的を達成するために請
求項37記載のカメラは、請求項32記載のカメラにお
いて、前記制御情報は、手動フォーカス調節のためにフ
ォーカス駆動を指示する情報で構成されることを特徴と
するものてある。
【0049】また、上記第1の目的を達成するために請
求項38記載のカメラは、請求項32記載のカメラにお
いて、前記レンズ情報は、前記レンズユニットのズーム
レンズの位置情報または前記フォーカスレンズの位置情
報で構成されることを特徴とするものである。
【0050】また、上記第2の目的を達成するために請
求項39記載の記憶媒体は、カメラ本体より出力された
撮像信号中から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域
の1つまたは複数の焦点信号を抽出する抽出ステップの
抽出モジュールと、前記抽出ステップにより抽出されて
出力される出力信号のレベルの増減に基づいてレンズユ
ニットのフォーカスレンズを合焦点へ駆動する駆動方向
及び駆動速度を決定する駆動制御ステップの駆動制御モ
ジュールと、前記駆動制御ステップにより決定された駆
動方向及び駆動速度に基づいて前記フォーカスレンズを
駆動させる駆動ステップの駆動モジュールと、前記抽出
ステップにより抽出されて出力される出力信号及び前記
カメラ本体から前記レンズユニットへの制御情報及び前
記レンズユニットから前記カメラ本体ヘのレンズ情報を
非接触で相互に通信する通信ステップの通信モジュール
とを有するプログラムを格納したことを特徴とする記憶
媒体。
【0051】更に、上記第2の目的を達成するために請
求項40記載の記憶媒体は、カメラ本体より出力された
撮像信号中から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域
の1つまたは複数の焦点信号を抽出する抽出ステップの
抽出モジュールと、前記抽出ステップにより抽出されて
出力される出力信号のレベルの増減に基づいてレンズユ
ニットの前記フォーカスレンズを合焦点へ駆動する駆動
方向及び駆動速度を決定する駆動制御ステップの駆動制
御モジュールと、前記駆動制御ステップにより決定され
た駆動方向及び駆動速度に基づいて前記フォーカスレン
ズを駆動させる駆動ステップの駆動モジュールと、前記
撮像信号及び前記カメラ本体から前記レンズユニットへ
の制御情報及び前記レンズユニットから前記カメラ本体
へのレンズ情報を非接触で相互に通信する通信ステップ
の通信モジュールとを有するプログラムを格納したこと
を特徴とするものである。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
1〜図15に基づき説明する。
【0053】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図8に基づき説明する。図1は、
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置(カメラ)の
構成を示すブロック図であり、この撮像装置は、レンズ
ユニット101と、カメラ本体(撮像装置本体)102
とからなり、レンズユニット101は、カメラ本体10
2に対して着脱可能となっている。
【0054】レンズユニット101は、固定されている
第1のレンズ群103、変倍を行う第2のレンズ群(以
下、ズームレンズと記述する)104、絞り105、固
定されている第3のレンズ群106及び焦点調節機能と
変倍による焦点面の移動を補正するコンペ機能とを兼ね
備えた第4のレンズ群(以下、フォーカスレンズと記述
する)107を有している。
【0055】ズームレンズ104はズームモータ108
により、絞り105はアイリスモータ109により、フ
ォーカスレンズ107はフォーカスモータ110によ
り、それぞれ駆動される。ズームモータ108はズーム
モータドライバ111に、アイリスモータ109はアイ
リスモータドライバ112に、フォーカスモータ110
はフォーカスモータドライバ113に、それぞれ接続さ
れている。ズームモータドライバ111、アイリスモー
タドライバ112及びフォーカスモータドライバ113
は、レンズユニット101全体を制御するマイクロコン
ピュータ(以下、レンズマイコンと記述する)114に
接続されている。絞り105の状態を検出するエンコー
ダ115もレンズマイコン114に接続されている。レ
ンズマイコン114は、AF(オートフォーカス:自動
焦点調節)プログラム116、モータ制御プログラム1
17、コンピュータズームプログラム118及びレンズ
カムデータ119を有している。レンズマイコン114
には、レンズユニット101のカメラ本体102との接
続面に設けられた赤外線投受光ユニット120が接続さ
れている。
【0056】カメラ本体102は、撮像手段であるCC
D等の撮像素子121,122,123、増幅器12
4,125,126、カメラ信号処理回路127、AF
信号処理回路128、カメラ本体102全体を制御する
マイクロコンピュータ(以下、本体マイコンと記述す
る)129、映像ミックス回路130、文字表示回路1
31、ズームスイッチ132、AFスイッチ133及び
カメラ本体102のレンズユニット101との接続面に
設けられた赤外線投受光ユニット134を有している。
この赤外線投受光ユニット134は、レンズユニット1
01側の赤外線投受光ユニット120と対応している。
本体マイコン129はデータ読み出しプログラム135
を有している。
【0057】次に、上記構成の本実施の形態に係る撮像
装置の動作を説明する。図1に示すようにレンズユニッ
ト101をカメラ本体102に接続した状態において、
図示しない被写体からの光は、固定されている第1のレ
ンズ群103、ズームレンズ104、絞り105、固定
されている第3のレンズ群106、フォーカスレンズ1
07を通って、3原色中の赤の成分は、第1の撮像素子
121の撮像面上に、緑の成分は第2の撮像素子122
の撮像面上に、青の成分は第3の撮像素子121の撮像
面上にそれぞれ結像される。各撮像素子121〜123
の撮像面上のそれぞれの像は光電変換処理により電気信
号に変換され、映像信号として出力される。
【0058】この映像信号は、各撮像素子121〜12
3に対応する増幅器124〜125により所定のレベル
に増幅された後、カメラ信号処理回路127へ入力さ
れ、標準テレビ信号に変換されると共に、AF信号処理
回路128へ入力される。AF信号処理回路128で
は、映像信号中の高周波成分を抽出し、AF評価値を生
成し、このAF評価値は本体マイコン129内のデータ
読み出しプログラム135により読み出される。また、
本体マイコン129は、ズームスイッチ132及びAF
スイッチ133の状態を読み込む。更に、本体マイコン
129は、前記AF評価値やズームスイッチ132及び
AFスイッチ133の状態を示す信号を、カメラ本体1
02の赤外線投受光ユニット134及びレンズユニット
101の赤外線投受光ユニット120を介してレンズマ
イコン114に送る。
【0059】レンズマイコン114では、赤外線投受光
ユニット120を介して受け取った本体マイコン129
からの情報により、ズームスイッチ132がテレ(T)
またはワイド(W)方向に押されて且つAFスイッチ1
33がオフの場合は、コンピュータズームプログラム1
18がテレ(T)またはワイド(W)の押されている方
向に駆動すべく、レンズマイコン114の内部に予め記
憶されたレンズカムデータ119に基づいて、ズームモ
ータドライバ111に信号を送ることで、ズームモータ
108を介してズームレンズ104を駆動すると共に、
フォーカスモータドライバ113に信号を送り、フォー
カスモータ110を介してフォーカスレンズ107を駆
動することで、変倍動作を行う。
【0060】AFスイッチ133がオンで且つズームス
イッチ132がテレ(T)またはワイド(W)方向に押
されている場合は、合焦状態を保ち続ける必要があるの
で、レンズマイコン114のコンピュータズームプログ
ラム118が、レンズマイコン114の内部に予め記憶
されたレンズカムデータ119のみならず、本体マイコ
ン129から送られてきたAF評価値信号も参照して、
AF評価値が最大になる位置を保ちつつ変倍を行う。ま
た、AFスイッチ133がオンで且つズームスイッチ1
32がテレ(T)またはワイド(W)方向に押されてい
ない場合は、レンズマイコン114のAFプログラム1
16が本体マイコン129から送られてきたAF評価値
信号が最大となるようにフォーカスモータドライバ11
3に信号を送り、フォーカスモータ110を介してフォ
ーカスレンズ107を駆動することで、自動焦点調節動
作を行う。
【0061】また、本体マイコン129は、レンズユニ
ット101の赤外線投受光ユニット120からカメラ本
体102の赤外線投受光ユニット134を介してレンズ
マイコン114から受け取ったズームレンズ104の位
置情報や駆動情報を基に、ズームレンズ104の位置や
駆動/停止等の状態を示す信号を文字表示回路131に
出力する。文字表示回路131で生成されたズームレン
ズ104の位置/駆動/停止情報は、映像ミックス回路
130で映像信号とミックスされ、図示しないファイン
ダに表示される。
【0062】また、本体マイコン129は、絞り105
の状態を示す信号をエンコーダ115から受け取り、最
適な絞り状態となるように信号をアイリスドライバ11
3に送り、アイリスモータ110を介して絞り105を
駆動することで、自動絞り調節動作を行う。
【0063】次に、AF信号処理回路128について、
図2及び図3を用いて説明する。図2及び図3は、AF
信号処理回路128の構成を示すブロック図である。図
1における増幅器124〜126によりそれぞれ最適な
レベルに増幅された赤(R)、緑(G)及び青(B)の
撮像素子121〜123の出力は、それぞれに対応する
A/D変換器206,207,208によりデジタル信
号に変換され、図1におけるカメラ信号処理回路127
へ送られると共に、それぞれ対応する増幅器209,2
10,211により適切な値に増幅された後、加算器2
12により加算されることにより、自動焦点調節用輝度
信号S5が生成される。
【0064】この自動焦点調節用輝度信号S5は、ガン
マ回路213へ入力されて予め決められたガンマカーブ
でガンマ変換されることにより、低輝度成分を強調し且
つ高輝度成分を抑圧した信号S6が生成される。このガ
ンマ変換された信号S6は、カットオフ周波数の高いロ
ーパスフィルタ(LPF)であるTE−LPF214
と、カットオフ周波数の低いローパスフィルタ(LP
F)であるFE−LPF215へ入力され、本体マイコ
ン129がマイコンI/F(インターフェース)253
を介して決定したそれぞれのフィルタ特性で低域成分が
抽出され、TE−LPF214の出力信号S7及びFE
−LPF215の出力信号S8が生成される。これらの
信号S7,S8は、スイッチ216で水平ラインが偶数
番目か奇数番目かを識別する信号であるLineE/O
信号で選択され、ハイパスフィルタ(HPF)217へ
入力される。つまり、偶数ラインは信号S7をHPF2
17へ、奇数ラインは信号S8をHPF217へそれぞ
れ通す。HPF217では、本体マイコン129がマイ
コンI/F253を介して決定した奇数/偶数それぞれ
のフィルタ特性で高域成分のみが抽出され、絶対値回路
(ABS)218で絶対値化することで、正の信号S9
が生成される。
【0065】この信号S9は、図3における第1のピー
クホールド回路(Peak L)225、第2のピーク
ホールド回路(Peak C)226、第3のピークホ
ールド回路(Peak R)227及びラインピークホ
ールド回路(LinePeak)231へ入力される。
【0066】図2における枠生成回路254は、図4に
示すような画面401内の位置に焦点調節用のゲート信
号L枠、C枠、R枠を生成する。
【0067】再び図3に戻って、第1のピークホールド
回路225には図2における枠生成回路254の出力の
L枠及び水平ラインが偶数番目か奇数番目かを識別する
信号であるLineE/O信号が入力され、図4に示す
ように焦点調節用L枠の先頭である左上のLR1,LR
2,LR3の各場所で、第1のピークホールド回路22
5の初期化を行い、本体マイコン129からマイコンI
/F253を介して決定した偶数ラインか奇数ラインの
どちらかの枠内の信号S9をピークホールドし、IR1
で図3の第1のバッファ228に枠内のピークホールド
値を転送し、TE/FEピーク評価値(TEP L,F
EP L)を生成する。同様に、第2のピークホールド
回路226には図2における枠生成回路254の出力の
C枠及びLineE/O信号が入力され、図4に示すよ
うに焦点調節用C枠の先頭である左上のCR1の場所
で、第2のピークホールド回路226の初期化を行い、
本体マイコン129からマイコンI/F253を介して
決定した偶数ラインか奇数ラインのどちらかの枠内の信
号S9をピークホールドし、IR1で図3の第2のバッ
ファ229に枠内のピークホールド値を転送し、TE/
FEピーク評価値(TEP C,FEP C)を生成す
る。更に、同様に、第3のピークホールド回路227に
は図2における枠生成回路254の出力のR枠及びLi
neE/O信号が入力され、図4に示すように焦点調節
用R枠の先頭である左上のRR1の場所で、第3のピー
クホールド回路227の初期化を行い、本体マイコン1
29からマイコンI/F253を介して決定した偶数ラ
インか奇数ラインのどちらかの枠内の信号S9をピーク
ホールドし、IR1で図3の第3のバッファ230に枠
内のピークホールド値を転送し、TE/FEピーク評価
値(TEP R,FEPR)を生成する。
【0068】図3において、ラインピークホールド回路
231には、信号S9及び図2における枠生成回路25
4の出力のL枠、C枠、R枠が入力され、各枠内の水平
方向の開始点で初期化され、各枠内の信号S9の1ライ
ンのピーク値をホールドする。積分回路232,23
3,234,235,236,237には、ラインピー
クホールド回路231の出力及び水平ラインが偶数番目
か奇数番目かを識別する信号であるLineE/O信号
が入力されると共に、第1及び第4の積分回路232,
235には、図2における枠生成回路254の出力のL
枠が、第2及び第5の積分回路233,236には、図
2における枠生成回路254の出力のC枠が、第3及び
第6の積分回路234,237には、図2における枠生
成回路254の出力のR枠がそれぞれ入力される。
【0069】第1の積分回路232は、図4に示すよう
に焦点調節用L枠の先頭である左上のLR1の場所で第
1の積分回路232の初期化を行い、各枠内の偶数ライ
ンの終了直前でラインピークホールド回路231の出力
を内部レジスタに加算し、IR1の場所で第4のバッフ
ァ238にラインピークホールド値を転送し、ラインピ
ーク積分評価値(TES L)を生成する。
【0070】第2の積分回路233は、図4に示すよう
に焦点調節用C枠の先頭である左上のCR1の場所で第
2の積分回路233の初期化を行い、各枠内の偶数ライ
ンの終了直前でラインピークホールド回路231の出力
を内部レジスタに加算し、IR1の場所で第5のバッフ
ァ239にラインピークホールド値を転送し、ラインピ
ーク積分評価値(TES L)を生成する。
【0071】第3の積分回路234は、図4に示すよう
に焦点調節用R枠の先頭である左上のRR1の場所で第
3の積分回路234の初期化を行い、各枠内の偶数ライ
ンの終了直前でラインピークホールド回路231の出力
を内部レジスタに加算し、IR1の場所で第6のバッフ
ァ240にラインピークホールド値を転送し、ラインピ
ーク積分評価値(TES L)を生成する。
【0072】第4〜第6の積分回路235〜237は、
それぞれ第1〜第3の積分回路232〜234が偶数ラ
インのデータについて加算する代わりに、それぞれ奇数
ラインのデータについて加算し、それぞれの対応する第
7、第8、第9のバッファ241,242,243に加
算結果を転送し、ラインピーク積分評価値(FESL,
FES C,FES R)を生成する。
【0073】また、信号S7は、図3における第4のピ
ークホールド回路(Peak L)219、第5のピー
クホールド回路(Peak C)220、第6のピーク
ホールド回路(Peak R)221及びライン最大値
ピークホールド回路(LineMax.)244へ入力
される。第4のピークホールド回路219には図2にお
ける枠生成回路254の出力のL枠が入力され、図4に
示すように焦点調節用L枠の先頭である左上のLR1の
場所で第4のピークホールド回路219の初期化を行
い、各枠内の信号S7をピークホールドし、IR1の場
所で第10のバッファ222にピークホールド結果を転
送し、Yピーク評価値(YP L)を生成する。
【0074】同様に、第5のピークホールド回路220
には図2における枠生成回路254の出力のC枠が入力
され、図4に示すように焦点調節用C枠の先頭である左
上のCR1の場所で第5のピークホールド回路220の
初期化を行い、各枠内の信号S7をピークホールドし、
IR1の場所で第11のバッファ223にピークホール
ド結果を転送し、Yピーク評価値(YP C)を生成す
る。
【0075】更に同様に、第6のピークホールド回路2
21には図2における枠生成回路254の出力のR枠が
入力され、図4に示すように焦点調節用R枠の先頭であ
る左上のRR1の場所で第6のピークホールド回路22
1の初期化を行い、各枠内の信号S7をピークホールド
し、IR1の場所で第11のバッファ224にピークホ
ールド結果を転送し、Yピーク評価値(YP R)を生
成する。
【0076】図3におけるライン最大値ピークホールド
回路244及びライン最小値ピークホールド回路(Li
neMin.)245には、図2における枠生成回路2
54の出力のL枠、C枠、R枠が入力され、各枠内の水
平方向の開始点で初期化され、各枠内の信号S7の1ラ
インのそれぞれの最大値及び最小値をホールドする。こ
れらによりホールドされた最大値及び最小値は減算器2
46へ入力され、(最大値−最小値)が計算され、その
計算結果を示す出力信号S10が第7のピークホールド
回路(Peak L)247、第8のピークホールド回
路(PeakR)248、第9のピークホールド回路
(Peak R)249にそれぞれ入力される。
【0077】第13のピークホールド回路247には、
図2における枠生成回路254の出力のL枠が入力さ
れ、図4に示すように焦点調節用L枠の先頭である左上
のLR1の場所で第13のピークホールド回路247の
初期化を行い、各枠内の信号S10をピークホールド
し、IR1の場所で第13のバッファ250にピークホ
ールド結果を転送し、Max−Min評価値(MM
L)を生成する。
【0078】同様に、第14のピークホールド回路24
8には、図2における枠生成回路254の出力のC枠が
入力され、図4に示すように焦点調節用C枠の先頭であ
る左上のCR1の場所で第14のピークホールド回路2
20の初期化を行い、各枠内の信号S10をピークホー
ルドし、IR1の場所で第14のバッファ251にピー
クホールド結果を転送し、Max−Min評価値(MM
C)を生成する。
【0079】更に同様に、第15のピークホールド回路
249には図2における枠生成回路254の出力のR枠
が入力され、図4に示すように焦点調節用R枠の先頭で
ある左上のRR1の場所で第15のピークホールド回路
249の初期化を行い、各枠内の信号S10をピークホ
ールドし、IR1の場所で第15のバッファ252にピ
ークホールド結果を転送し、Max−Min評価値(M
M R)を生成する。
【0080】図4におけるIR1の場所では、バッファ
222〜224、228〜230、238〜243、2
50〜252にデータを転送するのと同時に、図2にお
ける枠生成回路254から本体マイコン129に対して
割り込み信号を送出する。本体マイコン129は、前記
割り込み信号を受けて、マイコンI/F253を介して
バッファ222〜224、228〜230、238〜2
43、250〜252内の各データを下の枠の終了した
バッファに次ぎのデータが転送されるまでに読取り、後
述するように垂直同期信号に同期して図1のレンズマイ
コン101に転送する。
【0081】図4は、AF信号処理回路128内のタイ
ミングを説明するための図である。同図において外側の
枠は、図1における撮像素子121〜123の出力の有
効映像画面である。また、内側の3分割された枠は、焦
点調節用のゲート枠で、左側のL枠、中央のC枠、右側
のR枠が図2における枠生成回路24から出力される。
これらの枠の開始位置でリセット信号をL、C、R枠ご
とに出力し、LR1,LR2,LR3を生成し、積分解
路及びピークホールド回路等をリセットする。また、枠
の終了時にデータ転送信号IR1を生成し、各積分値及
びピークホールド値を掻くバッファに転送する。また、
偶数フィールドの走査を実線で、奇数フィールドの走査
を点線で示してある。偶数フィールド及び奇数フィール
ド共に、偶数ラインはTE LPF214の出力を選択
し、奇数ラインはFE LPF215の出力を選択す
る。
【0082】次に、各枠内のTE/FEピーク評価値、
TEラインピーク積分評価値、FEラインピーク積分評
価値、Yピーク評価値、Max−Min評価値を使用し
てレンズマイコン114がどのようにして自動焦点調節
動作を行うかについて説明する。TE/FEピーク評価
値は合焦度を表わす評価値で、ピークホールド値等での
比較的被写体依存が少なくカメラぶれ等の影響が少ない
ので、合焦度判定及び再起動判定に最適である。また、
TEラインピーク積分評価値及びFEラインピーク積分
評価値も合焦度を表わす評価値であるが、積分効果での
ノイズの少ない安定した評価値であるので、方向判定に
最適である。また、ピーク評価値もラインピーク積分評
価値も、TEの方がより高い周波数成分を抽出している
ので、合焦近傍に最適で、逆にFEは合焦から遠い大ボ
ケ時に最適である。更に、Yピーク評価値やMax−M
in評価値は合焦度に余り依存せず被写体に依存するの
で、合焦度判定、再起動判定及び方向判定を確実に行う
ために、被写体の状況を把握するのに最適である。つま
り、Yピーク評価値で高輝度被写体か低輝度被写体かの
判定を行い、Max−Min評価値でコントラストの大
小の判定を行い、TE/FEピーク評価値、TEライン
ピーク積分評価値及びFEラインピーク積分評価値の山
の大きさを予測し補正することで、最適な制御を行う。
これらの評価値はカメラ本体102からレンズユニット
101に転送され、該レンズユニット101内のレンズ
マイコン114で自動焦点調節動作が行われる。
【0083】次に、レンズユニット101内のレンズマ
イコン114での自動焦点調節動作のアルゴリズムにつ
いて、図5のフローチャートを用いて説明する。まず、
ステップS501で起動し、次のステップS502でT
EやFEピークのレベルで速度制御をかけ、山の頂上付
近ではTEラインピーク積分評価値を、山の麓ではFE
ラインピーク積分評価値を主に使用して方向制御するこ
とで、山登り制御を行う。次に、ステップS503でT
EやFEラインピーク積分評価値の絶対値やTEライン
ピーク積分評価値の変化量に基づいて山の頂上の判定を
行い、次のステップS504で最もレベルの高い点で停
止し、再起動待機状態に入る。この再起動待機状態で
は、TEやFEラインピーク評価値のレベルが下がった
ことを検出して次のステップS505で再起動した後、
前記ステップS502へ戻る。
【0084】このような自動焦点調節動作のループの中
で、TEやFEラインピーク評価値を使用して速度制御
をかける度合いや、山の頂上の判定の絶対レベル及びT
Eラインピーク積分評価値の変化量等は、Yピーク評価
値やMax−Min評価値を使用した被写体判断より山
の大きさの予測を行い、これに基づいて決定する。
【0085】次に、カメラ本体102とレンズユニット
101との間の通信動作について、図6を用いて説明す
る。同図において、チップセレクト(CS)、クロック
(CLK)、カメラデータ(DCTL)はカメラ本体1
02からレンズユニット101に対して送る信号であ
る。また、レンズデータ(DLTC)はレンズユニット
101からカメラ本体102に対して送る信号である。
【0086】まず、本体マイコン129はレンズマイコ
ン114に対してt0でチップセレクト(CS)をL
(ローレベル)にする。これを受けてレンズマイコン1
14は送信、受信準備を所定時間以内(t1まで)に行
う。本体マイコン129はt1よりクロック(CLK)
を出しつつカメラデータ(DCTL)をLSBから順番
にシリアルで受ける。送受信はクロック(CLK)の立
上がりに同期して、レンズマイコン114と本体マイコ
ン129とで同時に行われる。1ワード(8ビット)の
転送が終わるとt2−t3時間だけ休んで、再び次の1
ワードの転送を行う。0ワードから21ワードまで転送
が終了すると、本体マイコン129はチップセレクト
(CS)をH(ハイレベル)にして通信動作を終了す
る。
【0087】図7は、カメラデータ(DCTL)とレン
ズデータ(DLTC)の内容を示す図である。同図に示
すように、ワード(WORD)が0から21まであり、
それぞれのないようは表の通りである。TES L
(H)はTES Lの16ビットデータのうち上位8ビ
ットである。TES L(L)はTES Lの16ビッ
トデータのうち下位8ビットである。TES C、TE
S R、FES L、FES C、FES Rも同様で
ある。
【0088】図8は、赤外線投受光ユニット120,1
34の内容を説明するための図である。
【0089】まず、カメラ本体102側の赤外線投受光
ユニット134を説明する。本体マイコン129のチッ
プセレクト(CS)、クロック(CLK)及びカメラデ
ータ(DCTL)の3つの信号は出力であり、それぞれ
赤外ダイオード801,802,803に接続され、抵
抗804,805,806を介して電源に接続される。
チップセレクト(CS)、クロック(CLK)及びカメ
ラデータ(DCTL)の3つの信号は、それぞれの出力
がハイレベルのとき、それぞれの赤外ダイオード80
1,802,803は消灯し、それぞれの出力がローレ
ベルのとき、それぞれの赤外ダイオード801,80
2,803は点灯する。また、本体マイコン129の入
力であるレンズデータ(DLTC)にはフォトトランジ
スタ807のエミッタが接続されており、抵抗808で
プルアップルされており、フォトトランジスタ807の
コレクタはグランドに接続されている。ここで外部から
このフォトトランジスタ807に赤外線が投射される
と、電流が流れレンズデータ(DLTC)はローレベル
になる。また、このフォトトランジスタ807に赤外線
が投射されていない状態では、電流が流れないのでレン
ズデータ(DLTC)はハイレベルである。
【0090】次に、レンズユニット101側の赤外線投
受光ユニット120を説明する。レンズマイコン114
のチップセレクト(CS)、クロック(CLK)及びレ
ンズデータ(DLTC)の3つの信号は入力であり、そ
れぞれフォトトランジスタ809,810,811のエ
ミッタが接続されており、それぞれが抵抗812,81
3,814でプルアップルされており、フォトトランジ
スタ809,810,811のコレクタはそれぞれグラ
ンドに接続されている。ここで外部からそれぞれのフォ
トトランジスタ809〜811に赤外線が投射される
と、電流が流れチップセレクト(CS)、クロック(C
LK)及びレンズデータ(DLTC)のそれぞれはロー
レベルになる。また、それぞれのフォトトランジスタ8
09,810,811に赤外線が投射されていない状態
では、電流が流れないのでチップセレクト(CS)、ク
ロック(CLK)及びレンズデータ(DLTC)はハイ
レベルである。レンズマイコン114のレンズデータ
(DLTC)は出力で、赤外ダイオード815に接続さ
れ、この赤外ダイオード815は抵抗816を介して電
源に接続される。そして、レンズデータ(DLTC)の
出力がハイレベルのとき赤外ダイオード815は消灯
し、レンズデータ(DLTC)の出力がローレベルのと
き赤外ダイオード815は点灯する。
【0091】よって、本体マイコン129のチップセレ
クト(CS)、クロック(CLK)及びカメラデータ
(DCTL)及びレンズマイコン114のレンズデータ
(DLTC)の出力は、とレンズマイコン114同志で
接触であるにも拘らず、本体マイコン129のチップセ
レクト(CS)、クロック(CLK)及びカメラデータ
(DCTL)及びレンズマイコン114のレンズデータ
(DLTC)の入力に情報が伝達される。
【0092】なお、本実施の形態においては、カメラデ
ータ(DCTL)のレンズ制御データとしてズームスイ
ッチ132とAFスイッチ133の信号のみを送ってい
るが、手動フォーカスに関する情報や、絞り105に関
する情報や、電子シャッタに関する情報等、レンズユニ
ット101にとって必要な情報であれば何の情報でも構
わないし、そのために通信のワード数が増えたり減った
りしても構わない。また、レンズデータ(DLTC)の
レンズ情報も、本実施の形態においては、ズームレンズ
104の位置情報のみを送っているが、アイリスやフォ
ーカス等、カメラ本体102にとって必要な情報であれ
ば何の情報でも構わないし、そのために通信のワード数
が増えたり減ったりしても構わない。また、本実施の形
態においては、カメラ本体102とレンズユニット10
1との間の通信を赤外線を利用した通信手段により行っ
たが、赤外線の代わりに微弱電波等を利用しても良い。
【0093】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図9〜図14に基づき説明する。図9
は、本実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック
図であり、同図において、上述した第1の実施の形態に
おける図1と同一部分には同一符号が付してある。図9
において図1と異なる点は、AF信号処理回路128を
レンズユニット101内のレンズマイコン114と投受
光ユニット120との間に設けると共に、データ読み出
しプログラム135をレンズマイコン114内に設けた
ことであり、その他の構成は、図1と同一である。
【0094】次に、上記構成になる本実施の形態に係る
撮像装置の動作のうち、上述した第1の実施の形態と異
なる点についてのみ説明する。撮像素子121〜123
及び増幅器124〜126を介してカメラ信号処理回路
127に入力して所定の処理が施された映像信号は、カ
メラ本体102側の投受光ユニット134及びレンズユ
ニット101側の投受光ユニット120を介して、レン
ズユニット101内のAF信号処理回路128へ入力さ
れる。本体マイコン129は、ズームスイッチ132及
びAFスイッチ133の状態を読み込み、ズームスイッ
チ132及びAFスイッチ133の状態をカメラ本体1
02側の投受光ユニット134及びレンズユニット10
1側の投受光ユニット120を介して、レンズマイコン
114にデータ通信で送る。レンズマイコン114は投
受光ユニット120を介して受け取った本体マイコン1
29からの情報とレンズマイコン114内のデータ読み
出しプログラム135により読み出したAF信号処理回
路128で生成されたAF評価値を基に、自動焦点調節
動作を行う。
【0095】次に、レンズユニット101内のAF信号
処理回路128について図10及び図11を用いて説明
する。図10及び図11は、レンズユニット101内の
AF信号処理回路128を説明するための図であり、両
図において上述した第1の実施の形態における図2及び
図3と同一部分には同一符号が付してある。図10にお
いて図2と異なる点は、図2の構成からA/D変換器2
05〜207、増幅器209〜211、加算器212を
削除すると共に、本体マイコン129に代えてレンズマ
イコン114を設け、更に、カメラ本体101からの映
像信号S4が入力する端子とガンマ回路231との間に
A/D変換器255を介装したことである。図11にお
けるその他の構成は、図2と同一であり、また、図11
は図3と同一である。
【0096】次に、レンズユニット101内のAF信号
処理回路128の動作のうち、上述した第1の実施の形
態と異なる点についてのみ図10及び図11を用いて説
明する。カメラ本体101から受け取った映像信号S4
は、A/D変換器255でデジタル信号に変換され、自
動焦点調節用輝度信号S5が生成され、この自動焦点調
節用輝度信号S5はガンマ回路213へ入力されてガン
マ変換される。その他の動作は、上述した第1の実施の
形態と同一である。
【0097】また、AF信号処理回路128内のタイミ
ングも上述した第1の実施の形態の図4と同一である。
【0098】また、レンズユニット101内のレンズマ
イコン114での動焦点調節動作のアルゴリズムについ
ても、上述した第1の実施の形態の図5と同一である。
【0099】次に、カメラ本体102とレンズユニット
101との間の通信動作について図12を用いて説明す
る。図12はカメラ本体102とレンズユニット101
との間の通信動作を説明するための図であり、同図にお
いて上述した第1の実施の形態における図6と異なる点
は、図6の場合ワードが1から21までであるのに対し
て、図12はワードが1から7までであることであり、
基本的な通信動作は、上述した第1の実施の形態と同一
である。
【0100】図13はカメラデータ(DCTL)とレン
ズデータ(DLTC)の内容を示す図であり、同図にお
いて上述した第1の実施の形態の図7と異なる点は、図
7の場合ワードが1から21までであるのに対して、図
13はワードが1から7までであることである。そし
て、ヘッダーでデータの整合性をチェックした上で、カ
メラデータ(DCTL)ならばAE(自動絞り)制御デ
ータ、ズームスイッチ情報、AFスイッチ情報、マニュ
アルフォーカスのときのフォーカス移動情報、電子シャ
ッター情報等である。また、レンズデータ(DLTC)
は、ズームレンズ104の位置や駆動方向情報、フォー
カスレンズの位置や駆動方向情報、そして、絞り(アイ
リス)105の位置等を送る。
【0101】図14は、赤外線投光ユニット120,1
34の内容を説明するための図であり、同図において上
述した第1の実施の形態における図8と同一部分には同
一符号が付してある。図14において図8と異なる点
は、図8の構成にバッファ1401、赤外発光ダイオー
ド1402、フォトトランジスタ1403及び抵抗14
04を付加したことである。バッファ1401及び赤外
発光ダイオード1402は、カメラ本体102側の赤外
線投光ユニット134内に、フォトトランジスタ140
3及び抵抗1404は、レンズユニット101側の赤外
線投光ユニット120内にそれぞれ設けられている。そ
の他の構成は上述した第1の実施の形態における図8と
同一である。
【0102】次に、映像信号の通信動作のうち、上述し
た第1の実施の形態と異なる点についてのみ図14を用
いて説明する。カメラ信号処理回路127からの映像信
号をレンズユニット101に送るために、映像信号をカ
メラ本体102側のバッファ1401で増幅し、赤外発
光ダイオード1402に接続することで、その信号のレ
ベルに応じて赤外発光ダイオード1402の発光強度が
変わる。この光を受けたレンズユニット101側のフォ
トトランジスタ1403は、そのコレクタが電源に、エ
ミッタが抵抗1404を介してグランドに接続されてお
り、赤外発光ダイオード1402の発光強度に合わせた
電圧が出力され、レンズユニット101内のAF信号処
理回路128へ入力される。
【0103】なお、本実施の形態は、カメラ本体102
とレンズユニット101との間の通信を赤外線を利用し
た通信手段により行ったが、これに限られるものではな
く、赤外線の代わりに微弱電波を利用しても良い。
【0104】(第3の実施の形態)次に、本発明の撮像
装置に用いる記憶媒体について図15を用いて説明す
る。上述した第1及び第2の実施の形態に係る撮像装置
を制御するための制御プログラムを格納する記憶媒体に
は、図15に示すように、少なくとも「抽出モジュー
ル」、「駆動制御モジュール」、「駆動モジュール」、
「通信モジュール」の各モジュールのプログラムコード
を格納すれば良い。
【0105】ここで、第1の実施の形態に係る撮像装置
に用いる場合の「抽出モジュール」は、カメラ本体の撮
像手段(撮像素子)より出力された撮像信号中から画面
内の1つまたは複数の焦点検出領域の1つまたは複数の
焦点信号を抽出するためのプログラムモジュールであ
る。また、「駆動制御モジュール」は、前記抽出されて
出力される出力信号のレベルの増減に基づいてフォーカ
スレンズとズームレンズとを有するレンズユニットの前
記フォーカスレンズを合焦点へ駆動する駆動方向及び駆
動速度を決定するためのプログラムモジュールである。
「駆動モジュール」は、前記決定された駆動方向及び駆
動速度に基づいて前記フォーカスレンズを駆動させるた
めのプログラムモジュールである。「通信モジュール」
は、前記抽出されて出力される出力信号及び前記カメラ
本体から前記レンズユニットへの制御情報及び前記レン
ズユニットから前記カメラ本体ヘのレンズ情報データを
非接触で相互に通信するためのプログラムモジュールで
ある。
【0106】また、上述した第2の実施の形態に係る撮
像装置に用いる場合の「抽出モジュール」、「駆動制御
モジュール」及び「駆動モジュール」は、第1の実施の
形態に係る撮像装置に用いる場合の「抽出モジュー
ル」、「駆動制御モジュール」及び「駆動モジュール」
と同一であるが、「通信モジュール」は、前記撮像信号
及び前記カメラ本体から前記レンズユニットへの制御情
報及び前記レンズユニットから前記カメラ本体へのレン
ズ情報データを非接触で相互に通信するためのプログラ
ムモジュールである。
【0107】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のカメラの制
御装置、レンズユニット、カメラ及び撮像方法によれ
ば、レンズユニットとカメラ本体との間の通信を赤外線
或いは微弱電波等を利用した非接触通信手段で行うこと
により、レンズユニットとカメラ本体との間の電気接点
がなくなるために、経時変化に強く、また、レンズユニ
ットとカメラ本体のそれぞれの電圧に自由度を持たすこ
とが可能となり、また、高速データ通信を行っても輻射
等で外部機器に影響を与えないため、多くのデータを通
信することが可能となり、高性能な自動焦点調節や測光
が可能になるという効果を奏する。
【0108】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
た効果を奏するカメラを円滑に制御することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】同装置におけるAF信号処理回路を説明するた
めの図である。
【図3】同装置におけるAF信号処理回路を説明するた
めの図である。
【図4】同装置におけるAF信号処理回路内のタイミン
グを示す図である。
【図5】同装置におけるレンズユニット内のレンズマイ
コンでの自動焦点調節動作のアルゴリズム説明するため
のフローチャートである。
【図6】同装置におけるカメラ本体とレンズユニットと
の間の通信動作を説明するための図である。
【図7】同装置におけるカメラデータ(DCTL)とレ
ンズデータ(DLTC)の内容を示す図である。
【図8】同装置における赤外線投受光ユニットを説明す
るための図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図10】同装置におけるAF信号処理回路を説明する
ための図である。
【図11】同装置におけるAF信号処理回路を説明する
ための図である。
【図12】同装置におけるカメラ本体とレンズユニット
との間の通信動作を説明するための図である。
【図13】同装置におけるカメラデータ(DCTL)と
レンズデータ(DLTC)の内容を示す図である。
【図14】同装置における赤外線投受光ユニットを説明
するための図である。
【図15】本発明の撮像装置に用いる記憶媒体を説明す
るための図である。
【図16】従来の撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
101 レンズユニット 102 カメラ本体 103 固定の第1のレンズ群 104 ズームレンズ(第2のレンズ群) 105 絞り 106 固定の第3のレンズ群 107 フォーカスレンズ(第4のレンズ群) 108 ズームモータ 109 アイリスモータ 110 フォーカスモータ 111 ズームモータドライバ 112 アイリスモータドライバ 113 フォーカスモータドライバ 114 レンズマイコン 116 AFプログラム 117 モータ制御プログラム 118 コンピュータズームプログラム 119 レンズカムデータ 120 投受光ユニット 121 撮像素子 122 撮像素子 123 撮像素子 124 増幅器 125 増幅器 126 増幅器 127 カメラ信号処理回路 128 AF信号処理回路 129 本体マイコン 130 映像ミックス回路 131 文字表示回路 132 ズームスイッチ 133 AFスイッチ 134 投受光ユニット

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズユニットと、 前記レンズユニットの取り付けられたカメラ本体と、 前記レンズユニットと、前記カメラ本体との間におい
    て、所定の制御情報の通信を行う非接触通信手段と、を
    備えたことを特徴とするカメラの制御装置。
  2. 【請求項2】 カメラ本体に着脱可能なレンズユニット
    であって、 前記カメラ本体に装着するための機械的結合手段と、 前記カメラ本体に配された制御手段と、所定の制御情報
    の通信を行う通信手段とからなり、 前記通信手段は、前記レンズユニットと前記カメラ本体
    との間に互いに対向して配された非接触通信を行うよう
    に構成されていることを特徴とするレンズユニット。
  3. 【請求項3】 レンズユニットを着脱可能なカメラであ
    って、 前記レンズユニットを着脱するための機械的結合手段
    と、 前記レンズユニット内の制御手段へと所定の制御情報の
    通信を行う通信手段とからなり、 前記通信手段は、前記レンズユニットと前記カメラ本体
    との間に対向して配された非接触通信を行うように構成
    されていることを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 前記非接触通信手段は、光通信手段であ
    ることを特徴とする請求項1記載のカメラの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記非接触通信手段は、光通信手段であ
    ることを特徴とする請求項2記載のレンズユニット。
  6. 【請求項6】 前記非接触通信手段は、光通信手段であ
    ることを特徴とする請求項3記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記制御情報は、焦点制御情報であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカメラの制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御情報は、焦点制御情報であるこ
    とを特徴とする請求項2記載のカメラの制御装置。
  9. 【請求項9】 前記制御情報は、焦点制御情報であるこ
    とを特徴とする請求項3記載のカメラの制御装置。
  10. 【請求項10】 カメラ本体より出力された撮像信号中
    から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域の1つまた
    は複数の焦点信号を抽出する抽出ステップと、該抽出ス
    テップにより抽出されて出力される出力信号のレベルの
    増減に基づいてレンズユニットのフォーカスレンズを合
    焦点へ駆動する駆動方向及び駆動速度を決定する駆動制
    御ステップと、該駆動制御ステップにより決定された駆
    動方向及び駆動速度に基づいて前記フォーカスレンズを
    駆動させる駆動ステップと、前記抽出ステップにより抽
    出されて出力される出力信号及び前記カメラ本体から前
    記レンズユニットへの制御情報及び前記レンズユニット
    から前記カメラ本体ヘのレンズ情報を非接触で相互に通
    信する通信ステップとを有することを特徴とする撮像方
    法。
  11. 【請求項11】 前記通信ステップは、前記情報を変換
    して赤外線の発光で送り出すと共に、前記赤外線の発光
    を受光して前記情報に再び変換することを特徴とする請
    求項10記載の撮像方法。
  12. 【請求項12】 前記通信ステップは、電波を利用して
    通信することを特徴とする請求項10記載の撮像方法。
  13. 【請求項13】 前記制御情報は、レンズの変倍動作を
    指示する情報で構成されることを特徴とする請求項10
    記載の撮像方法。
  14. 【請求項14】 前記制御情報は、自動焦点調節のオン
    /オフを指示する情報で構成されることを特徴とする請
    求項10記載の撮像方法。
  15. 【請求項15】 前記制御情報は、手動フォーカス調節
    のためにフォーカス駆動を指示する情報で構成されるこ
    とを特徴とする請求項10記載の撮像方法。
  16. 【請求項16】 前記レンズ情報は、前記レンズユニッ
    トのズームレンズの位置情報または前記フォーカスレン
    ズの位置情報で構成されることを特徴とする請求項10
    記載の撮像方法。
  17. 【請求項17】 カメラ本体と該カメラ本体に着脱可能
    に装着されるレンズユニットとを有するカメラにおい
    て、前記カメラ本体から前記レンズユニットへの制御情
    報及び前記レンズユニットから前記カメラ本体ヘのレン
    ズ情報を非接触で相互に通信する通信手段を具備したこ
    とを特徴とするカメラ。
  18. 【請求項18】 カメラ本体より出力された撮像信号中
    から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域の1つまた
    は複数の焦点信号を抽出する抽出手段と、該抽出手段に
    より抽出されて出力される出力信号のレベルの増減に基
    づいてレンズユニットのフォーカスレンズを合焦点へ駆
    動する駆動方向及び駆動速度を決定する駆動制御手段
    と、該駆動制御手段により決定された駆動方向及び駆動
    速度に基づいて前記フォーカスレンズを駆動させる駆動
    手段と、前記抽出手段により抽出されて出力される出力
    信号及び前記カメラ本体から前記レンズユニットへの制
    御情報及び前記レンズユニットから前記カメラ本体ヘの
    レンズ情報を非接触で相互に通信する通信手段とを有す
    ることを特徴とするカメラ。
  19. 【請求項19】 前記通信手段は、前記情報を変換して
    赤外線の発光で送り出す発光手段及び前記赤外線の発光
    を受光して前記情報に再び変換する受光手段で構成され
    ることを特徴とする請求項17または18記載のカメ
    ラ。
  20. 【請求項20】 前記通信手段は、電波を利用して通信
    するものであることを特徴とする請求項17または18
    記載のカメラ。
  21. 【請求項21】 前記制御情報は、レンズの変倍動作を
    指示する情報で構成されることを特徴とする請求項17
    または18記載のカメラ。
  22. 【請求項22】 前記制御情報は、自動焦点調節のオン
    /オフを指示する情報で構成されることを特徴とする請
    求項17または18記載のカメラ。
  23. 【請求項23】 前記制御情報は、手動フォーカス調節
    のためにフォーカス駆動を指示する情報で構成されるこ
    とを特徴とする請求項17または18記載のカメラ。
  24. 【請求項24】 前記レンズ情報は、前記レンズユニッ
    トのズームレンズの位置情報または前記フォーカスレン
    ズの位置情報で構成されることを特徴とする請求項17
    または18記載のカメラ。
  25. 【請求項25】 カメラ本体より出力された撮像信号中
    から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域の1つまた
    は複数の焦点信号を抽出する抽出ステップと、該抽出ス
    テップにより抽出されて出力される出力信号のレベルの
    増減に基づいてレンズユニットのフォーカスレンズを合
    焦点へ駆動する駆動方向及び駆動速度を決定する駆動制
    御ステップと、該駆動制御ステップにより決定された駆
    動速度及び駆動速度に基づいて前記フォーカスレンズを
    駆動させる駆動ステップと、前記撮像信号及び前記カメ
    ラ本体から前記レンズユニットへの制御情報及び前記レ
    ンズユニットから前記カメラ本体へのレンズ情報を非接
    触で相互に通信する通信ステップとを有することを特徴
    とする撮像方法。
  26. 【請求項26】 前記通信ステップは、前記情報を変換
    して赤外線の発光で送り出すと共に、前記赤外線の発光
    を受光して前記情報に再び変換することを特徴とする請
    求項25載の撮像方法。
  27. 【請求項27】 前記通信ステップは、電波を利用して
    通信することを特徴とする請求項25載の撮像方法。
  28. 【請求項28】 前記制御情報は、レンズの変倍動作を
    指示する情報で構成されることを特徴とする請求項25
    載の撮像方法。
  29. 【請求項29】 前記制御情報は、自動焦点調節のオン
    /オフを指示する情報で構成されることを特徴とする請
    求項25記載の撮像方法。
  30. 【請求項30】 前記制御情報は、手動フォーカス調節
    のためにフォーカス駆動を指示する情報で構成されるこ
    とを特徴とする請求項25記載の撮像方法。
  31. 【請求項31】 前記レンズ情報は、前記レンズユニッ
    トのズームレンズの位置情報または前記フォーカスレン
    ズの位置情報で構成されることを特徴とする請求項25
    記載の撮像方法。
  32. 【請求項32】 カメラ本体より出力された撮像信号中
    から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域の1つまた
    は複数の焦点信号を抽出する抽出手段と、該抽出手段に
    より抽出されて出力される出力信号のレベルの増減に基
    づいてレンズユニットのフォーカスレンズを合焦点へ駆
    動する駆動方向及び駆動速度を決定する駆動制御手段
    と、該駆動制御手段により決定された駆動速度及び駆動
    速度に基づいて前記フォーカスレンズを駆動させる駆動
    手段と、前記撮像信号及び前記カメラ本体から前記レン
    ズユニットへの制御情報及び前記レンズユニットから前
    記カメラ本体ヘのレンズ情報を非接触で相互に通信する
    通信手段とを有することを特徴とするカメラ。
  33. 【請求項33】 前記通信手段は、前記情報を変換して
    赤外線の発光で送り出す発光手段及び前記赤外線の発光
    を受光して前記情報に再び変換する受光手段で構成され
    ることを特徴とする請求項32記載のカメラ。
  34. 【請求項34】 前記通信手段は、電波を利用して通信
    するものであることを特徴とする請求項32記載のカメ
    ラ。
  35. 【請求項35】 前記制御情報は、レンズの変倍動作を
    指示する情報で構成されることを特徴とする請求項32
    記載のカメラ。
  36. 【請求項36】 前記制御情報は、自動焦点調節のオン
    /オフを指示する情報で構成されることを特徴とする請
    求項32記載のカメラ。
  37. 【請求項37】 前記制御情報は、手動フォーカス調節
    のためにフォーカス駆動を指示する情報で構成されるこ
    とを特徴とする請求項32記載のカメラ。
  38. 【請求項38】 前記レンズ情報は、前記レンズユニッ
    トのズームレンズの位置情報または前記フォーカスレン
    ズ位置情報で構成されることを特徴とする請求項32記
    載のカメラ。
  39. 【請求項39】 カメラ本体より出力された撮像信号中
    から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域の1つまた
    は複数の焦点信号を抽出する抽出ステップの抽出モジュ
    ールと、前記抽出ステップにより抽出されて出力される
    出力信号のレベルの増減に基づいてレンズユニットのフ
    ォーカスレンズを合焦点へ駆動する駆動方向及び駆動速
    度を決定する駆動制御ステップの駆動制御モジュール
    と、前記駆動制御ステップにより決定された駆動方向及
    び駆動速度に基づいて前記フォーカスレンズを駆動させ
    る駆動ステップの駆動モジュールと、前記抽出ステップ
    により抽出されて出力される出力信号及び前記カメラ本
    体から前記レンズユニットへの制御情報及び前記レンズ
    ユニットから前記カメラ本体ヘのレンズ情報を非接触で
    相互に通信する通信ステップの通信モジュールとを有す
    るプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  40. 【請求項40】 カメラ本体より出力された撮像信号中
    から画面内の1つまたは複数の焦点検出領域の1つまた
    は複数の焦点信号を抽出する抽出ステップの抽出モジュ
    ールと、前記抽出ステップにより抽出されて出力される
    出力信号のレベルの増減に基づいてレンズユニットのフ
    ォーカスレンズを合焦点へ駆動する駆動方向及び駆動速
    度を決定する駆動制御ステップの駆動制御モジュール
    と、前記駆動制御ステップにより決定された駆動方向及
    び駆動速度に基づいて前記フォーカスレンズを駆動させ
    る駆動ステップの駆動モジュールと、前記撮像信号及び
    前記カメラ本体から前記レンズユニットへの制御情報及
    び前記レンズユニットから前記カメラ本体へのレンズ情
    報を非接触で相互に通信する通信ステップの通信モジュ
    ールとを有するプログラムを格納したことを特徴とする
    記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100710018B1 (ko) * 2004-09-09 2007-04-23 후지필름 가부시키가이샤 카메라 시스템, 카메라 본체 및 카메라 헤드

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KR100710018B1 (ko) * 2004-09-09 2007-04-23 후지필름 가부시키가이샤 카메라 시스템, 카메라 본체 및 카메라 헤드

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