JPH1041968A - ネットワークシステム及び通信方法 - Google Patents

ネットワークシステム及び通信方法

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JPH1041968A
JPH1041968A JP19442696A JP19442696A JPH1041968A JP H1041968 A JPH1041968 A JP H1041968A JP 19442696 A JP19442696 A JP 19442696A JP 19442696 A JP19442696 A JP 19442696A JP H1041968 A JPH1041968 A JP H1041968A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信端末およびネットワークの負荷を軽減さ
せる。 【解決手段】 複数の端末が接続されているノード装置
を並列伝送チャネルを介して接続しデータ通信を行う通
信ネットワークにおいて、送信端末から複数の受信端末
へのブロードキャストを行う場合、1つのノード装置に
おいて、ブロードキャストパケットを複製して全伝送チ
ャネルで出力し、各ノード装置は全チャネルで入力され
たパケットを端末側に分配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末が接続
されているノード装置を並列多重伝送路を介して接続し
データ通信を行う通信ネットワーク及びその制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報量の増大に伴い、端末装置を
接続するネットワークの高速大容量化に対応すべく、ノ
ード装置を並列多重伝送路で接続したネットワークシス
テムが検討されている。以下、上述のノード装置および
そのノード装置を用いたネットワークシステムについて
説明する。
【0003】図7は、上述のネットワークシステムの通
信原理を説明するための図である。同図において、70
1〜704はノード装置、705〜708は交換スイッ
チ、709〜712はバッファ、721〜736は端
末、A、B、C、Dはリングを成す並列伝送路である。
以下、図7に示すネットワークシステムの通信原理につ
いて説明する。
【0004】まず、ネットワークは複数の並列伝送路
A、B、C、Dを有し、各並列伝送路間は交換スイッチ
705〜709によって相互に接続されている。各端末
は並列伝送路A、B、C、Dの中の1つの並列伝送路に
接続されており、他の並列伝送路に接続された端末と通
信を行う場合は、少なくとも1回、任意の交換スイッチ
で他の並列伝送路に交換されることで通信が行われる。
尚、交換が行われる位置は特定されないが、宛先ノード
の1つ手前のノードで宛先の伝送路へ乗り換え、他のノ
ードでは任意の伝送路へ乗り換えるようにすると通信制
御が容易になる。また、このネットワークはノード装置
を簡略化するため、交換スイッチ705〜708は入力
信号とは無関係に入出力の接続関係を特定の巡回パター
ンに従って一定周期に変更し、バッファ709〜712
で入力信号を一時蓄積した後、交換スイッチの入出力接
続関係が所望の関係になったときにバッファからパケッ
トを読み出すようにして交換が行われる。
【0005】例えば、ノード装置701に接続されてい
る端末722からノード装置703に接続されている端
末732へパケットを通信する場合、端末722から出
力されたパケットはノード装置701のバッファ709
に蓄積され、スイッチ705の入力端IN2が、例えば
出力端OUT2に接続されたときにバッファから読み出
されて伝送路Bに出力される。そして、ノード装置70
2のバッファ710に入力され、スイッチ706の入力
端IN2と出力端OUT4が接続されたときにバッファ
710から読み出されることにより、伝送路Dへ出力さ
れて端末732にパケットが送られる。
【0006】このように、それぞれのノード装置におい
て、並列伝送路のいずれかに乗り換えることにより通信
が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、通信ネットワークにおいてブロードキャスト
を行う場合、全ての端末に対してコネクションを設定し
なければならず、送信端末およびネットワークの負荷が
大きくなり実用的ではなかった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、送信端末およびネットワークの負荷を軽減
させたネットワークシステム及び通信方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1のネットワークは、以下の如く構成さ
れる。
【0010】並列な複数の伝送チャネルで複数のノード
装置を接続し、前記複数の伝送チャネルそれぞれに前記
ノード装置を介して端末を接続するネットワークシステ
ムであって、前記ノード装置が、出力するパケットを前
記複数の伝送チャネル各々に対応する複数の記憶領域に
分けて一時記憶する記憶手段と、該記憶手段から出力さ
れるパケットを、前記複数の伝送チャネルのいずれかを
選択して送信する送信手段と、前記送信手段において選
択されている伝送チャネルに対応する記憶領域に記憶さ
れたパケットを読み出すべく前記記憶手段を制御する記
憶手段制御手段とを有しており、前記記憶手段は更に、
前記記憶手段に入力されるパケットの内、複数の伝送チ
ャネルで伝送すべきパケットであるブロードキャスト用
パケットを、該伝送すべき複数の伝送チャネルに対応す
る複数の記憶領域に分配して複製する分配手段を有して
いることを特徴とするネットワークシステム。
【0011】また本発明第2のネットワークは以下の如
く構成される。
【0012】並列な複数の伝送チャネルで複数のノード
装置を接続し、前記複数の伝送チャネルそれぞれに前記
ノード装置を介して端末を接続するネットワークシステ
ムであって、前記ノード装置が、出力するパケットを一
時記憶する記憶手段であり、該記憶手段に入力されるパ
ケットの内、複数の伝送チャネルで伝送すべきパケット
であるブロードキャスト用パケットを、ブロードキャス
ト用パケット以外のパケットと区別して記憶する記憶手
段と、該記憶手段から出力されるパケットを、前記複数
の伝送チャネルのいずれかを選択して送信する送信手段
と、前記送信手段が前記複数の伝送チャネルの内のいず
れかを選択する度に前記ブロードキャスト用パケットを
繰り返し読み出すことにより複製し、前記複数の伝送チ
ャネルすべてで前記ブロードキャスト用パケットが伝送
されるように前記記憶手段を制御する記憶手段制御手段
とを有していることを特徴とするネットワークシステ
ム。
【0013】上記第1、第2のネットワークシステムに
おける特徴は、ノード装置において、ブロードキャスト
用パケットを複製する点、及び伝送すべき複製のチャネ
ル全てで伝送されるように制御される点である。これに
より宛て先毎にコネクションを設定することなく、複数
の宛先が受信できるようにブロードキャスト用パケット
を伝送することができる。
【0014】前記伝送チャネルと端末を接続するための
構成としては、前記ノード装置内の分離手段を介して接
続する構成を取りうる。この分離手段は、伝送チャネル
より入力されるパケットを、伝送チャネル下流側及び接
続される端末側に分配する機能を有していればよく、特
に、この分離手段が入力されるパケットに記載された情
報に応じて、入力されたパケットを伝送チャネル下流側
に出力せずに接続される端末側に出力するか、接続され
る端末側に出力せずに伝送チャネル下流側に出力する
か、伝送チャネル下流側及び接続される端末側に分配す
るかを選択する選択手段を有していれば、入力されたパ
ケットがブロードキャスト用パケットであり、既に他の
ノード装置で複製を受けたパケットであることを示すと
きに、該パケットを伝送チャネル下流側及び接続される
端末側に分配することによって、いずれかのノードで複
製されたブロードキャスト用パケットそれぞれを他のノ
ード装置でチャネル数分複製する必要なくブロードキャ
ストが実現できる。更に、入力されたパケットがブロー
ドキャスト用パケットでなく、該パケットが自分離手段
に接続される端末宛てでないときは伝送チャネル下流側
に、自分離手段に接続される端末宛てであるときは端末
側に出力することができる。
【0015】また前記記憶手段は前記ノード装置に入力
される各伝送チャネルに対応して複数あると読み出しや
書き込み等を高速に行うことができる。その時の各記憶
手段からの出力を接続する伝送チャネルを変更するため
の構成としては、前記送信手段が、前記複数の記憶手段
を互いに異なる伝送チャネルに接続し、且つ各記憶手段
が接続される伝送チャネルを切り換え可能なスイッチを
有する構成や、前記送信手段が、前記各記憶手段が出力
するパケットを前記複数の伝送チャネルのいずれかで出
力できる複数の可変チャネル送信手段と、該複数の可変
チャネル送信手段に出力する伝送チャネルを複数の可変
チャネル送信手段が互いに異なる伝送チャネルに出力す
るように制御する手段とを有する構成をとりうる。
【0016】また前記複数の伝送チャネルは波長多重や
空間多重によって多重されていると好適である。またネ
ットワーク構成としては、前記複数のノード装置が前記
複数の伝送チャネルによってリング型に接続されている
と、チャネル数分複製したノードが出力したブロードキ
ャストパケットは他の全てのノードを経由してチャネル
数分複製したノードに戻ってくるので、接続されるすべ
ての端末にブロードキャスト用パケットを伝送すること
ができる。
【0017】また本発明の通信方法は以下の如く構成さ
れる。
【0018】並列な複数の伝送チャネルで複数のノード
装置を接続し、前記複数の伝送チャネルそれぞれに前記
ノード装置を介して端末を接続するネットワークシステ
ムにおける通信方法であって、前記複数のノード装置の
内のいずれか1つのノード装置である第1のノード装置
において、複数の端末へ伝送すべきパケットである第1
のパケットを複製して前記複数の伝送チャネル全てで出
力し、他のノード装置においては、全ての伝送チャネル
で入力される前記第1のパケットそれぞれを自ノード装
置を介して各伝送チャネルに接続される端末に出力し、
且つ全ての伝送チャネルで出力することを特徴とする通
信方法。
【0019】この方法によって、ブロードキャストを行
うときに、すべての宛先に対してコネクションを設定す
ることなく、ブロードキャストを行うことができる。
【0020】この方法において、前記複数のノード装置
は前記複数の伝送チャネルでリング型に接続されてお
り、前記第1のノード装置において、他のノード装置を
経由して入力される、該第1のノード装置が複製して全
ての伝送チャネルで出力した前記第1のパケットを終端
するようにすれば好適である。
【0021】また各ノード装置でのブロードキャスト処
理を容易にするために、前記他のノード装置が、各伝送
チャネルそれぞれで入力される前記第1のパケットを複
製し、1つを該第1のパケットが伝送されてきた伝送チ
ャネルと同じ伝送チャネルで出力し、他の1つを自ノー
ド装置を介して該伝送チャネルに接続される端末に出力
する構成をとりうる。
【0022】またブロードキャスト用パケットの複製の
ための構成として、前記第1のノード装置が、全伝送チ
ャネルそれぞれに対応する前記複製した第1のパケット
を、伝送チャネル毎に分けて一時記憶する構成や、前記
第1のノード装置が、前記第1のパケットを一時記憶し
ておき、該一時記憶した第1のパケットを繰り返し読み
出すことによって第1のパケットを複製し、全ての伝送
チャネルで出力する構成をとりうる。
【0023】また前記第1のノード装置は、前記第1の
パケットの送信元の端末が接続されるノード装置であっ
たり、前記第1のパケットの送信元の端末が指定するノ
ード装置であったり、前記複数のノード装置の内のあら
かじめ決められたノード装置であったりする。
【0024】
【発明の実施の形態】先ず最初に本発明を適用するネッ
トワークシステムの構成例を示す。ここで用いる基本的
な通信原理は従来の技術で説明した原理と同様である。
【0025】図5は、ネットワークにおけるノード装置
の構成を示すブロック図である。図5では、ノード装置
500にサブ伝送路を介して端末551〜558を接続
した場合を示している。同図において、符号501〜5
08は分離挿入手段であるところの分離挿入部であり、
並列多重伝送路から入力されたパケットのアドレスを検
出し、サブ伝送路を介して端末へ伝送させるパケットと
バッファへ入力させるパケットに分離する機能と、端末
から伝送されてきたパケットを並列多重伝送路から入力
されたパケット流に挿入する機能とを有している。符号
511〜518はバッファ手段であるところのバッファ
であり、分離挿入部501〜508から出力されたパケ
ットを後述するスイッチの出力端に対応した記憶領域に
一時記憶する機能を有している。符号521〜528、
531〜538はノード間を接続するための並列多重伝
送路であり、例えば空間的に分離された複数の光ファイ
バ伝送路、或いは1本の光ファイバ上に波長分割されて
多重化された波長多重伝送路である。
【0026】符号541はスイッチであり、スイッチ制
御部542に制御され、入力端IN1〜IN8に入力さ
れたパケットを任意の出力端OUT1〜OUT8へ接続
するものである。このスイッチ541は、並列多重伝送
路に複数の光ファイバ伝送路を用いるときには空間スイ
ッチ等を用いて交換を行う。また、波長多重伝送路を用
いる場合には、図5とは若干構成が異なるが、複数の可
変波長レーザダイオードと合波器からなる送信部を波長
多重伝送路へ接続し、波長多重伝送路の受信部で分波器
により各波長を分離することでノード間スイッチを構成
し、可変波長レーザダイオードの送信波長を波長λ1〜
λ8の任意の波長に設定することにより交換を行う。符
号542はスイッチ制御部であり、例えば図4に示す制
御パターンに従ってスイッチを制御する。符号543は
バッファ制御部であり、各バッファに接続されたスイッ
チの入力端が所望の出力端に接続されたときに、バッフ
ァから記憶されているパケットを読み出すように制御す
るものである。
【0027】図2は、上述の分離挿入部501〜508
の内部構成を示す図である。同図において、201はパ
ケットのヘッダから宛先アドレスを検出するヘッダ検出
部、202、203は入力信号を出力または遮断するた
めのゲート、204は2つの入力信号のどちらか一方を
出力するセレクタ、205はパケットを一時記憶するた
めのFIFO(First In First Out)である。
【0028】上述の構成において、並列多重伝送路より
入力されたパケットはヘッダ検出部201にてヘッダが
検出され、ヘッダの内容によりゲート202と203の
開閉処理が行われる。ここで、ヘッダ検出部201には
あらかじめその分離挿入部に接続されている端末のアド
レスが記憶されており、検出した宛先アドレスと記憶さ
れているアドレスとが一致するとゲート203を開き、
且つ、ゲート202を閉じて端末方向にのみそのパケッ
トを出力する。また、検出した宛先アドレスと記憶され
ているアドレスとが一致しなければゲート202を開
き、且つ、ゲート203を閉じてセレクタ204にのみ
そのパケットを出力し、セレクタ204を介してバッフ
ァへ送られる。一方、端末から伝送されてきたパケット
はFIFO205に一時記憶され、ゲート202からセ
レクタ204に入力されたパケット流にすき間があると
きにFIFO205から読み出され、セレクタ204を
介してバッファへ送られる。
【0029】図3は、上述したバッファ511〜518
の内部構成を示す図である。同図において、301はス
イッチ541の各出力端に対応した記憶領域1〜記憶領
域8からなるバッファメモリ、302はパケットのヘッ
ダから宛先アドレスを検出するヘッダ検出部、303は
バッファメモリ301に書き込みアドレスを供給するた
めのアドレスカウンタである。
【0030】上述の構成において、対応する分離挿入部
より入力されたパケットは、ヘッダ検出部302でヘッ
ダが検出され、ヘッダの内容によりそのパケットを記憶
する記憶領域が決定される。ここで、ヘッダ検出部30
2にはあらかじめ隣接する下流ノード装置に接続されて
いる端末のアドレスが記憶されており、検出した宛先が
記憶されているアドレスと一致すると、その端末が接続
されている伝送路、つまり、スイッチ541の出力端に
対応した記憶領域を指定し、アドレスカウンタ303よ
り書き込みアドレスを発生させてバッファメモリ301
に記憶させる。また、検出した宛先アドレスが記憶され
ているアドレスと一致しなければ、任意の記憶領域にそ
のパケットを記憶させる。
【0031】図4は、スイッチ541の入出力接続関係
を制御する制御パターンを示す図である。図示するよう
に、制御アドレスA1〜A8によりスイッチ541の入
出力接続関係が変更される。また、入力端IN1〜IN
8はバッファ511〜518に対応しており、出力端O
UT1〜OUT8(または送信波長λ1〜λ8)は各バ
ッファの記憶領域1〜記憶領域8に対応している。
【0032】図6は、上述したノード装置を用いたネッ
トワークシステムの構成を示す図である。図示するよう
に、4つのノード装置601〜604が並列多重伝送路
605〜608によってリング型に接続され、各ノード
装置にはそれぞれ8本のサブ伝送路を介して8台の端末
が接続されている。また、端末611〜618は端末5
51〜558に対応し、同様に、端末621〜628、
端末631〜638、端末641〜648も端末551
〜558に対応している。
【0033】次に、この構成における具体的な動作例を
示す。
【0034】尚、説明においては、並列多重伝送路は空
間的に分離された複数の光ファイバ伝送路とし、スイッ
チは空間スイッチとして説明するが、波長多重伝送路を
用いる場合も上述の原理に基づいており、ほぼ同様の動
作が行われる。また、ここでは、ノード装置601に接
続されている端末612からノード装置603に接続さ
れている端末635にデータを送信する場合を説明す
る。
【0035】まず、端末612からの送信データは固定
長の複数のパケットに分割され、各パケットのヘッダに
宛先アドレスが記載され出力される。出力されたパケッ
トはサブ伝送路を通ってノード装置601に入力され、
分離挿入部502のFIFO205に一時記憶される。
記憶されたパケットはゲート202からセレクタ204
に入力されたパケット流にすき間があるときにFIFO
205から読み出され、セレクタ204を通ってバッフ
ァ512へ送られる。そして、バッファ512のヘッダ
検出部302で入力されたパケットのヘッダが検出さ
れ、検出した宛先アドレスが、記憶されているアドレス
と一致しないので、任意の記憶領域が指定される。これ
により、アドレスカウンタ303が書き込みアドレスを
発生させ、そのパケットがバッファメモリ301の任意
の記憶領域に書き込まれる。ここでは、仮に記憶領域1
に記憶されるものとする。
【0036】次に、スイッチ541の入力端IN2が出
力端OUT1に接続されるまでバッファ制御部543が
そのパケットの読み出しを待機させ、接続されたときに
パケットを読み出す。スイッチ制御部542は、図4に
示す制御テーブルのように、制御アドレスをA1、A
2、A3、A4、A5、A6、A7、A8と順次供給
し、スイッチ541の接続関係を変更させ、かつ制御ア
ドレスを例えば1パケット長周期に供給することで、8
パケット周期で同じパターンを繰り返すように制御して
いる。その情報をバッファ制御部543へ通知すること
で各バッファからの読み出しタイミングが制御される。
ここでは、スイッチ541の入力端IN2が出力端OU
T1に接続されたときにバッファ512の記憶領域OU
T1からパケットが読み出され、そのパケットはスイッ
チ541を通って伝送路531へ出力される。
【0037】伝送路531を伝送されたパケットは、ノ
ード装置602の分離挿入部501に入力され、ヘッダ
検出部202でパケットのヘッダが検出される。ここで
検出した宛先アドレスが、記憶されているアドレスと一
致しないので、ゲート202を開き、ゲート203を閉
じてセレクタ204にそのパケットを出力する。分離挿
入部501からセレクタ204へ出力されたパケットは
セレクタ204を通り各バッファ511に入力される。
ヘッダ検出部302でヘッダが検出され、検出した宛先
アドレスが、記憶されているアドレスと一致しているの
で、宛先アドレスの端末が接続される伝送路に対応する
記憶領域を指定する。ここでは、宛先の端末が伝送路5
35に接続されているので記憶領域5に記憶させる。
【0038】その後、スイッチ541のIN1がOUT
5に接続されたときにバッファ制御部543がバッファ
511の記憶領域OUT5からパケットを読み出し、こ
れにより、パケットがスイッチ541を通って伝送路5
35へ出力される。伝送路を通ってノード装置603の
分離挿入部505に入力されたパケットはヘッダ検出部
202でヘッダが検出され、検出した宛先アドレスが、
記憶されているアドレスと一致したので、ゲート203
を開き、且つ、ゲート202を閉じて端末方向のみにそ
のパケットが出力される。分離挿入部505から端末方
向へ出力されたパケットは、サブ伝送路を通って端末6
35へ送られ受信される。
【0039】このようにして、ノード装置に接続されて
いる端末からネットワークを介して他のノード装置に接
続されている端末への通信が行われる。
【0040】以下にブロードキャストを容易にするため
の本発明を上記の構成に適用した例を示す。
【0041】本発明の特徴は、ブロードキャストを行う
パケットをノード装置において複製(分配)する点にあ
る。
【0042】以下に示す実施例では、ノード装置のバッ
ファの構成及び制御、分離挿入部の構成及び制御に前記
特徴が発現している。また、以下の実施例では、ブロー
ドキャストと他の通信を区別して行うために、ブロード
キャストを行うパケットとブロードキャストを行わない
パケットを区別できるようにパケットが構成されてい
る。 (実施例1)図1は、本実施例のネットワークに用いる
パケットの構成を示す図である。同図において、「B」
はブロードキャストビットであり、ブロードキャスト時
は“1”で、それ以外では“0”で表わされる。「N」
はノード番号であり、仮にノード装置が100台接続で
きるならばノード番号1〜100を示す7ビットで構成
される。「T」は伝送チャネル番号であり、仮に並列多
重伝送路の伝送チャネル数(多重数)が8個ならば1〜
8を示す3ビットで構成される。「その他」は必要に応
じて同期信号や誤り訂正符号などが挿入される。尚、本
実施例におけるネットワーク内の各端末は各端末が接続
されるノード装置、及びチャネル、即ちノード番号と伝
送チャネル番号により個々に識別されるので、ノード番
号と伝送チャネル番号を合わせて「端末番号」とここで
は呼ぶことにする。
【0043】図2は、本実施例の分離挿入部501〜5
08の内部構成を示す図であり、構成は前述した通りで
あるが制御方法が異なる。伝送路より入力したパケット
はヘッダ検出部201にてヘッダ(B、N、Tビット)
が検出され、ヘッダの内容によりゲート202,203
の開閉処理が行われる。ヘッダ検出部201には、あら
かじめその分離挿入部に接続されている端末の端末番号
が記憶されており、検出した端末番号と記憶している端
末番号とが一致するとゲート203を開き、且つ、ゲー
ト202を閉じて端末方向のみにそのパケットを出力す
る。また検出した端末番号と記憶している端末番号とが
一致しない場合で、Bビットが“0”のときはゲート2
02を開き、且つ、ゲート203を閉じてセレクタ20
4のみにそのパケットを出力する。更に検出した端末番
号と記憶している端末番号とが一致しない場合で、Bビ
ットが“1”のときはゲート102及び103の両方を
開いて端末とセレクタ204へそのパケットを出力する
ように動作する。
【0044】図8は、本実施例におけるバッファ511
〜518の内部構成を示す図である。同図において、8
01はバッファメモリであり、スイッチ541の各出力
端に対応した記憶領域1〜記憶領域8で構成されてい
る。802はヘッダ検出部であり、パケットのヘッダか
らB、N、Tの各ビットを検出する。803はアドレス
カウンタであり、バッファメモリ801に書き込みアド
レスを供給する。尚、図3に示したバッファと異なる点
は、バッファメモリ801の複数の記憶領域に同時に書
き込みができるように、各記憶領域がそれぞれ独立した
入力端を持っている点である。
【0045】上述の構成において、分離挿入部より入力
されたパケットはヘッダ検出部802でヘッダが検出さ
れ、ヘッダの内容によりそのパケットを記憶する記憶領
域が決定される。ヘッダ検出部802にはあらかじめ自
ノードの自ノード番号と隣接する下流ノードの隣接ノー
ド番号と各バッファが分離挿入部を介して接続される並
列多重伝送路の伝送チャネル番号とが記憶されており、
Bビットが“0”で、検出したノード番号と記憶してい
る隣接ノード番号とが一致した場合、検出した伝送チャ
ネル番号と同じ番号の記憶領域を指定し、アドレスカウ
ント803より書き込みアドレスを発生させバッファメ
モリ801に記憶させる。またBビットが“0”で、検
出したノード番号と記憶している隣接ノード番号とが一
致しない場合には、任意の記憶領域にそのパケットを記
憶させるように制御する。更に、Bビットが“1”で、
検出したノード番号と記憶している自ノード番号とが一
致した場合、記憶領域1〜記憶領域8の全てに同時に記
憶させるように制御する。また、Bビットが“1”で、
検出したノード番号と記憶している自ノード番号とが一
致しない場合には、記憶している伝送チャネル番号と同
じ番号の記憶領域に記憶させるように制御する。
【0046】本実施例におけるノード装置の構成は、バ
ッファの内部構成を除いて図5に示すノード装置と同じ
であり、このノード装置を用いた図6に示すネットワー
クにおいて、まず1対1通信の動作について説明する。
ここでは、仮に端末612から端末635へ信号を伝送
する場合について説明する。
【0047】まず、端末612ではパケットのヘッダに
受信端末635の端末番号(例えばN=3、例えばT=
5)とBビットに“0”を記載して送出し、そのパケッ
トはサブ伝送路を通ってノード装置601の分離挿入部
502に入力される。一方、分離挿入部502のセレク
タ104では、端末612からのパケットを伝送路から
のパケット流のすき間に挿入し、そのパケット流をバッ
ファ512へ送出する。そして、バッファ512のヘッ
ダ検出部802で入力されたパケットのヘッダが検出さ
れ、Bビットが“0”で、検出したノード番号と記憶し
ている隣接ノード番号とが一致しないので、任意の記憶
領域が指定される。ここでは、例えば記憶領域1が指定
される。これにより、アドレスカウンタ803が書き込
みアドレスを発生させ、パケットがバッファメモリ80
1の記憶領域1に書き込まれる。スイッチ制御部542
はこのときスイッチ541の入出力接続関係を図4に従
い制御アドレスA1〜A8を一定周期に巡回させるよう
に制御し、その制御アドレスをバッファ制御部543へ
通知している。バッファ制御部543は、制御アドレス
A8のときにバッファ512の記憶領域1から読み出す
ように制御すると、パケットがスイッチ541のIN2
からOUT1を通って伝送路531へ出力される。
【0048】次に、伝送路を伝送されたパケットはノー
ド装置602の分離挿入部501に入力され、ヘッダ検
出部202でパケットのヘッダが検出される。ここで、
検出した端末番号と記憶している端末番号とが一致せ
ず、且つ、Bビットが“0”なので、ゲート202を開
き、ゲート203を閉じてセレクタ204にパケットを
出力する。分離挿入部501からセレクタ204へ出力
されたパケットは、セレクタ204を通りバッファ51
1に入力される。ヘッダ検出部802はヘッダを検出す
るとBビットが“0”で、検出した伝送チャネル番号と
同じ番号の記憶領域を指定する。ここで、伝送チャネル
番号が5なので記憶領域5に記憶させる。その後、バッ
ファ511の記憶領域5に記憶されたパケットは、今度
は制御アドレスA5のときに読み出され、スイッチ54
1のIN1からOUT5を通って伝送路535へ出力さ
れる。
【0049】その後、伝送路を通ってノード装置603
の分離挿入部505に入力されたパケットは、ヘッダ検
出部202でヘッダが検出され、検出した端末番号と記
憶している端末番号とが一致したことで、ゲート203
を開き、且つ、ゲート202を閉じて端末方向のみにそ
のパケットを出力する。そして、分離挿入部505から
端末方向へ出力されたパケットは、サブ伝送路を通って
端末635へ送られ受信される。
【0050】次に、本実施例における通信ネットワーク
でブロードキャストを行う方法について説明する。ここ
では、仮に端末612から全ての端末へデータを伝送す
る場合について説明する。まず、端末612でパケット
のヘッダに送信端末の端末番号(例えばN=1、T=
2)とBビットに“1”を記載して送出し、そのパケッ
トがサブ伝送路を通ってノード装置601の分離挿入部
502に入力される。分離挿入部502のセレクタ10
4で端末からのパケットが伝送路からのパケット流のす
き間に挿入され、バッファ512へ送出される。次に、
バッファ512のヘッダ検出部802で入力されたパケ
ットのヘッダが検出されると、Bビットが“1”で、検
出したノード番号と記憶している自ノード番号とが一致
しているので、記憶領域1〜記憶領域8の全てが指定さ
れる。これにより、アドレスカウンタ803が書き込み
アドレスを発生させ、そのパケットをバッファメモリ8
01の記憶領域1〜記憶領域8の全てに同時に書き込ま
せる。スイッチ制御部542はこのときスイッチ541
の入出力接続関係を図4に従い制御アドレスをバッファ
制御部543へ通知している。
【0051】ここで、バッファ制御部543は、アドレ
スA8が供給されたときはバッファ512の記憶領域1
から記憶されているパケットを読み出すように制御し、
アドレスA1が供給されたときはバッファ512の記憶
領域2から記憶されているパケットを読み出すように制
御し、同様にアドレスA2〜A7が供給されたときはバ
ッファ512の記憶領域3〜記憶領域8から記憶されて
いるパケットを読み出すように制御する。この時、前述
の如く、各記憶領域にはブロードキャスト用パケットが
記憶されているため、バッファ512からブロードキャ
スト用パケットが順次読みだされ、順次読み出されたブ
ロードキャスト用パケットはスイッチ541の入力端I
N2から入力され、全ての出力端OUT1〜OUT8に
出力され、伝送路531〜538へ順次送出される。
【0052】ノード装置601から出力された8つのパ
ケットは、並列多重伝送路を通ってノード装置602の
分離挿入501〜508に入力され、ヘッダ検出部20
2でパケットのヘッダが検出される。検出した端末番号
と記憶している端末番号とが一致せず、且つ、Bビット
が“1”なので、ゲート202とゲート203の両方を
開いて端末とセレクタ204にそのパケットが出力され
る。そして、各分離挿入部501〜508から端末方向
へ出力されたパケットは各サブ伝送路を通って端末62
1〜628へ送られる。一方、セレクタ204へ出力さ
れたパケットは、セレクタ204を通り各バッファ51
1〜518に入力される。ヘッダ検出部802でヘッダ
が検出されるとBビットが“1”で、検出したノード番
号と記憶している自ノード番号とが一致していないの
で、記憶している伝送チャネル番号と同じ番号の記憶領
域に記憶させる。つまり、バッファ511では記憶領域
1に、バッファ512では記憶領域2に、同様にバッフ
ァ513〜518では記憶領域3〜記憶領域8に記憶さ
れる。
【0053】その後、各バッファに記憶されたブロード
キャスト用パケットは、該ノード装置に入力された時の
チャネルと出力するチャネルが一致する制御アドレスA
1のときに同時に読み出され、伝送路521から入力さ
れたブロードキャスト用パケットが伝送路531へ出力
され、伝送路522から入力されたブロードキャスト用
パケットは伝送路532へ出力され、以下同様に伝送路
523〜528から入力されたブロードキャスト用パケ
ットが伝送路533〜538へ出力される。また同様に
して、ノード装置603、604で各端末531〜63
8、641〜648にパケットが分配されると共に、中
継されてノード装置601に入力される。ノード装置6
01の各分離挿入部でパケットのヘッダが検出される
と、検出された端末番号と記憶している端末番号とが一
致しているので、ゲート203を開き、且つ、ゲート2
02を閉じて端末方向のみにそのパケットを出力する。
これにより、各分離挿入部501〜508から端末方向
へ出力されたパケットは、各サブ伝送路を通って端末6
11〜618へ送られ、ネットワーク上の全ての端末へ
パケットが伝送される。
【0054】このように、ブロードキャスト通信を行う
場合、送信端末が接続されるノード装置において、ブロ
ードキャスト用パケットを8つにコピーして8つのリン
グに送り出し、各ノード装置で分配・中継し、且つ、他
のリングに乗り換えないように伝送し、送信ノード装置
で終端する。 (実施例2)本発明の第2の実施例について説明する。
図10は本実施例におけるノード装置の構成図である。
実施例1ではノード装置間を接続する複数のチャネルと
して別個の伝送路を用いたが、本実施例では複数の互い
に異なる波長を複数のチャネルとして用いる。即ち、実
施例1でスイッチ541に空間分割型のスイッチを用
い、伝送路としてリボンファイバなどの空間分割並列多
重伝送路を用いたのに対し、本実施例では波長多重を用
いて1本の光ファイバに信号を多重する。また本実施例
では、対向する2つのノード装置間で交換を行う例を示
す。
【0055】図10において、1001〜1008は波
長可変送信部であり、レーザダイオードの注入電流を制
御することにより入力信号を任意の波長の光信号に変換
して出力する光送信器である。1009は波長制御部で
あり、波長可変送信部1001〜1008を図4の波長
制御パターンに従ってそれぞれの送信波長を任意の波長
に設定するものである。例えば、制御アドレスA1〜A
8を順次周期的に変更することで、波長可変送信部10
01の入力端IN1に入力した信号を波長λ1の光信号
に変換し、次の周期で波長λ2の光信号に変換し、さら
に波長λ3,λ4,λ5,λ6,λ7,λ8と順次変更
する。波長可変送信部1002も同様に入力端IN2に
入力した信号を波長λ2,λ3,λ4,λ5,λ6,λ
7,λ8,λ1の順番で繰り返し上記波長の光信号に変
換する。他の波長可変送信部1003〜1008も同様
である。波長変更の周期は例えばパケット長の整数倍に
設定される。つまり数パケット単位に送信波長が繰り返
し変更されることになる。また、使用する波長制御パタ
ーンは図4に限ったものではないが、複数の波長可変送
信部が同時に同じ波長で送信しない波長制御パターンを
用いる。1021は合波器であり、各波長可変送信部か
ら出力された光信号を1本の光ファイバに集光し、外部
光ファイバ伝送路へ出力する。1022は分波器であ
り、外部光ファイバ伝送路から送られてきた波長λ1〜
λ8の光信号をそれぞれの波長に分離する。1011〜
1018は光受信部であり、分波器1022で分離され
た波長λ1〜λ8の光信号を電気信号に変換するもので
ある。ノード装置の他の部分は実施例1と同様であり、
同じ部分は同一符号で記してある。
【0056】本実施例におけるノード装置を用いた図6
に示すネットワークにおいて、まず1対1通信の動作に
ついて述べる。仮に端末612から端末635へ信号を
伝送する場合について説明する。先ず端末612ではパ
ケットのヘッダに受信端末635の端末番号(例えばN
=3,T=5)とBビットに0を記載して送出し、その
パケットはサブ伝送路を通ってノード装置601の分離
挿入部502へ入力する。分離挿入部502のセレクタ
104では、端末からのパケットを伝送路からのパケッ
ト流の隙間に挿入し、そのパケット流をバッファ512
へ送出する。バッファ512のヘッダ検出部802は、
入力したパケットのヘッダを検出するとBビットが0で
検出したノード番号が記憶している隣接ノード番号と一
致しないので、任意の記憶領域を指定する。ここでは例
えば記憶領域1を指定する。書き込みアドレスカウンタ
803はその情報を受けて書き込みアドレスを発生さ
せ、そのパケットをバッファメモリ801の記憶領域1
に書き込ませる。波長制御部1009はこのとき図4の
波長制御パターンに従い制御アドレスA1〜A8を一定
周期に巡回させるごとく制御し、その制御アドレスをバ
ッファ制御部543へ通知している。バッファ制御部5
43は、制御アドレスA8のときにバッファ512の記
憶領域1から読み出すように制御すると、そのパケット
は波長可変送信部1002の入力端IN2から入力され
波長λ1の光信号に変換されて合波器1021を通って
光ファイバ伝送路605へ出力される。伝送路を伝送さ
れたパケットはノード装置602の分波器1022で波
長λ1の出力端から出力され、光受信部1011で電気
信号に変換されて分離挿入部501へ出力される。分離
挿入部501では、ヘッダ検出部202においてパケッ
トのヘッダが検出される。検出した端末番号は記憶して
いる端末番号と一致しなく且つBビットが0なので、ゲ
ート202を開き、ゲート203を閉じてセレクタ20
4へそのパケットを出力する。分離挿入部501からセ
レクタ204へ出力されたパケットは、セレクタ204
を通りバッファ511へ入力する。ヘッダ検出部802
はヘッダを検出するとBビットが0で検出したノード番
号が記憶している隣接ノード番号と一致しているので、
検出した伝送チャネル番号と同じ番号の記憶領域を指定
する。ここでは伝送チャネル番号は5なので記憶領域5
に記憶させる。バッファ511の記憶領域5に記憶され
たパケットは今度は制御アドレスA5のときに読み出さ
れ、このとき波長可変送信部1001は送信波長が波長
λ5に設定されているので、波長λ5の光信号に変換さ
れて光ファイバ伝送路606へ出力される。伝送路を通
ってノード装置603に入力した光信号は分波器102
2の波長λ5の出力端から出力されて光受信部1015
で電気信号に変換される。受信されたパケットは分離挿
入部505のヘッダ検出部202でヘッダが検出され、
検出した端末番号が記憶している端末番号と一致したの
で、ゲート203を開き且つゲート202を閉じて端末
方向のみにそのパケットを出力する。分離挿入部505
から端末方向へ出力されたパケットは、サブ伝送路を通
って端末635へ送られ受信される。このようにして通
信が行われる。
【0057】次に、ブロードキャスト通信を行う方法に
ついて述べる。仮に端末612からすべての端末へ信号
を伝送する場合について説明する。先ず端末612では
パケットのヘッダに送信端末の端末番号(例えばN=
1,T=2)とBビットに1を記載して送出し、そのパ
ケットはサブ伝送路を通ってノード装置601の分離挿
入部502へ入力する。分離挿入部502のセレクタ1
04では、端末からのパケットを伝送路からのパケット
流の隙間に挿入し、そのパケット流をバッファ512へ
送出する。バッファ512のヘッダ検出部802は、入
力したパケットのヘッダを検出するとBビットが1で検
出したノード番号が記憶している自ノード番号と一致し
ているので、記憶領域1〜記憶領域8の全てを指定す
る。書き込みアドレスカウンタ803はその情報を受け
て書き込みアドレスを発生させ、そのパケットをバッフ
ァメモリ801の記憶領域1〜記憶領域8の全てに同時
に書き込ませる。波長制御部542はこのとき各波長可
変送信部の送信波長を図4に従い一定周期に巡回させる
ごとく制御し、その制御アドレスをバッファ制御部54
3へ通知している。バッファ制御部543は、アドレス
A8が供給されたときはバッファ512の記憶領域1か
ら記憶されているブロードキャスト用パケットを読み出
すように制御し、アドレスA1が供給されたときはバッ
ファ512の記憶領域2から記憶されているブロードキ
ャスト用パケットを読み出すように制御し、同様にアド
レスA2〜A7が供給されたときはバッファ512の記
憶領域3〜記憶領域8から記憶されているブロードキャ
スト用パケットを読み出すように制御する。よって、バ
ッファ512から順次読み出されたブロードキャスト用
パケットは、波長可変送信部1002の入力端IN2か
ら入力して、順次アドレスが供給されるごとに送信波長
が変更され、波長λ1〜λ8の光信号が光ファイバ伝送
路605へ送出される。ノード装置601から出力され
た波長の異なる8つのパケットは光ファイバ伝送路を通
ってノード装置602に入力し、合波器1022で各波
長に分離されて各波長ごとに設けられた光受信部101
1〜1018で電気信号に変換される。受信された各パ
ケットは分離挿入部501〜508に入力し、ヘッダ検
出部202においてパケットのヘッダが検出される。検
出した端末番号は記憶している端末番号と一致しなく且
つBビットが1なので、ゲート202をゲート203の
両方を開いて端末セレクタ204へそのパケットを出力
する。各分離挿入部501〜508から端末方向へ出力
されたパケットは、各サブ伝送路を通って端末621〜
628へ送られる。一方、セレクタ204ヘ出力された
パケットは、セレクタ204を通りバッファ511〜5
18へ入力する。ヘッダ検出部802はヘッダを検出す
るとBビットが1で検出したノード番号が記憶している
自ノード番号と一致していないので、記憶している伝送
チャネル番号と同じ番号の記憶領域に記憶させる。つま
り、バッファ511では記憶領域1に、バッファ512
では記憶領域2に、同様にバッファ513〜518では
記憶領域3〜記憶領域8に記憶される。各バッファに記
憶されたパケットは制御アドレスA1のときに読み出さ
れ、バッファ511の記憶領域1に記憶されていたブロ
ードキャスト用パケットは波長λ1の光信号に変換され
て光ファイバ伝送路606へ出力され、バッファ512
の記憶領域2に記憶されていたブロードキャスト用パケ
ットは波長λ2の光信号に変換されて光ファイバ伝送路
606へ出力され、以下同様に各バッファに記憶された
ブロードキャスト用パケットは、波長λ3,λ4,λ
5,λ6,λ7,λ8の光信号に変換されて光ファイバ
伝送路606へ出力される。同様にしてノード装置60
3,604で各端末531〜638、641〜648へ
信号が分配されるとともに、中継されて1周しノード装
置601に入力する。ノード装置601の各分離挿入部
はパケットのヘッダを検出すると検出した端末番号が記
憶している端末番号と一致しているので、ゲート203
を開き且つゲート202を閉じて端末方向のみにそのパ
ケットを出力する。各分離挿入部501〜508から端
末方向へ出力されたパケットは、各サブ伝送路を通って
端末611〜618へ送られ、ネットワーク上の全ての
の端末へパケットが伝送される。 (実施例3)次に、本発明に係る第3の実施例について
説明する。尚、本実施例では、前述した実施形態とはバ
ッファの構成とバッファからの読み出し制御方法を変更
しており、他の部分は前述した実施例1と同じである。
また実施例2の構成にも適用できる。
【0058】図9は、本実施例におけるバッファ511
〜518の内部構成を示す図である。同図において、9
01はバッファメモリであり、スイッチ541の出力端
に対応した記憶領域1〜記憶領域8とブロードキャスト
用の記憶領域で構成されている。902はヘッダ検出部
であり、パケットのヘッダからB、N、Tビットを検出
する。903はアドレスカウンタであり、バッファメモ
リ901に書き込みアドレスを供給する。
【0059】上述の構成において、ヘッダ検出部902
はBビットが“1”で、検出したノード番号と記憶して
いる自ノード番号とが一致したときにはブロードキャス
ト用の記憶領域に記憶させるように、アドレスカウンタ
903より書き込みアドレスを発生させてバッファメモ
リ901に記憶させる。これにより、バッファ制御部5
43はアドレスカウンタ903よりブロードキャスト用
記憶領域にパケットが記憶されたことが通知されると、
他の記憶領域よりも優先してブロードキャスト用の記憶
領域から伝送チャネル数分連続してパケットを読み出す
ように制御する。つまり、アドレスがA1〜A8まで順
次変化する毎に、ブロードキャスト用の記憶領域から8
回繰り返し読み出すように制御する。
【0060】このようにして、バッファ512から順次
読み出されたブロードキャスト用のパケットは、スイッ
チ541の1つの入力端から入力され全ての出力端OU
T1〜OUT8から出力されて伝送路531〜538へ
順次送出され、以下、前述した実施形態と同様にネット
ワーク上の全ての端末へパケットが伝送される。 (実施例4)前述の各実施例では、ブロードキャスト用
パケットをチャネル数分複製して出力するのは、ブロー
ドキャストパケットの放送元の端末が接続されるノード
装置だった。本実施例では、ブロードキャストパケット
の放送元の端末が接続されるノード装置ではないノード
装置がブロードキャスト用パケットのチャネル数分の複
製を行う。具体的には、ブロードキャストパケットの放
送元の端末は、図1に示すブロードキャストパケット
に、更に該ブロードキャスト用パケットのチャネル数分
の複製を行うノード装置を指定する情報を付加して出力
する。例えば、ノード601に接続される端末611が
パケットを各端末にブロードキャストすることを考え
る。ここでは前記ブロードキャスト用パケットの複製を
行うノード装置としてノード装置603を指定するもの
とする。端末611はブロードキャスト用パケットの複
製ノード装置を指定する欄にノード装置603を指定す
るビットを書き込み該パケットをノード装置601に向
けて出力する。ノード装置601は端末611から入力
されたパケットのヘッダを検出し、該パケットがブロー
ドキャスト用パケットであり、且つ自ノード装置が複製
ノード装置に指定されていないことから該パケットをい
ずれかのチャネルでノード装置602に出力する。ノー
ド装置602においても自ノード装置が複製ノード装置
に指定されていないことから該パケットをいずれかのチ
ャネルでノード装置603に出力する。ノード装置60
3においては、自ノード装置が複製ノード装置に指定さ
れているため、前述の実施例1や3に記載の制御を行い
該パケットを全伝送チャネルで出力する。この時出力す
るブロードキャスト用パケットに複製済であることを示
すビットを立てておく。ノード装置604,601,6
02において前述の各実施例と同様に端末側へ出力及び
入力チャネルと同じチャネルでの出力が行われ、ノード
装置603に該ブロードキャスト用パケットが全チャネ
ルで入力される。ノード装置603の分離挿入部におい
ては、該ブロードキャストパケットの複製指定ノードが
自ノード装置であり、且つ複製済であることを示すビッ
トが立っていることから該ブロードキャスト用パケット
を端末側へのみ出力する。このようにしてブロードキャ
ストが終了する。
【0061】本実施例では、ブロードキャスト用パケッ
トをチャネル数分複製するノード装置を指定できるた
め、各ノード装置の作業状態や伝送チャネルの使用状態
に応じて複製ノード装置を指定することにより、ブロー
ドキャスト用パケットをチャネル数分複製する負荷を分
散することができる。 (実施例5)実施例4においては、放送元の端末が複製
ノード装置を指定するものとしたが、あらかじめ複製ノ
ード装置として少なくともいずれか1つのノード装置を
決めておくこともできる。ここでは該予め決められてい
るノード装置をノード装置603とする。本実施例にお
いては、ブロードキャスト用パケットをチャネル数分複
製するための図8もしくは図9の如きバッファは複製ノ
ード装置であるノード装置603のみが有していれば良
く、他のノード装置は図3記載の如きバッファを有して
いればよい。
【0062】本実施例においても、ノード601に接続
される端末611がパケットを各端末にブロードキャス
トすることを考える。端末611はブロードキャスト用
パケットをノード装置601に向けて出力する。ノード
装置601は端末611から入力されたパケットのヘッ
ダを検出し、該パケットがブロードキャスト用パケット
であることから該パケットをいずれかのチャネルでノー
ド装置602に出力する。ノード装置602においても
自ノード装置が複製ノード装置でないことから該パケッ
トをいずれかのチャネルでノード装置603に出力す
る。ノード装置603においては、自ノード装置が複製
ノード装置であるため、前述の実施例1や3に記載の制
御を行い該パケットを全伝送チャネルで出力する。ノー
ド装置604,601,602において前述の各実施例
と同様に端末側への出力及び入力チャネルと同じチャネ
ルでの出力が行われ、ノード装置603に該ブロードキ
ャスト用パケットが全チャネルで入力される。本実施例
では複製ノード装置はネットワーク内で唯一のものとし
ているので、ノード装置603の分離挿入部において
は、入力されたパケットを端末側とバッファ側の両方に
同時に出力する機能を有する必要はなく、ブロードキャ
スト用パケットは端末側へのみ出力する。このようにし
てブロードキャストが終了する。本実施例では全てのノ
ード装置がブロードキャスト用パケットをチャネル数分
複製する機能を有する必要がないため、各ノード装置の
構成を簡略ができる。
【0063】以上例を挙げて説明してきたように、本発
明によれば、複数の伝送チャネルにノード装置を介して
端末を接続し、複数のノード装置を該複数の伝送路でリ
ング上に接続したネットワークシステム(特に、1つの
端末は全ての伝送チャネルには接続されないネットワー
クシステム)において、ブロードキャスト通信を行う場
合は、いずれか1つのノード装置においてブロードキャ
スト用パケットを全伝送チャネル数分複製して、全伝送
チャネルで出力し、各ノード装置で端末側に分配し且つ
各ノード装置からも全伝送チャネルで該ブロードキャス
ト用パケットを出力し、ブロードキャスト用パケットを
全伝送チャネル数分複製したノード装置で終端するよう
にすることで、送信端末は1つのブロードキャスト用パ
ケットを複製するだけで良いため、送信端末及びネット
ワーク全体での負荷が軽くなる、という効果がある。
【0064】尚、本発明においては、端末としては様々
なもの(例えば、ホストコンピュータ、インタフェイス
機器、リーダ、プリンタ、他のネットワークシステムな
ど)を接続することができ、また1つの機器からなる装
置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)内で用い
ても良い。
【0065】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0066】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0067】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0068】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信端末およびネットワークの負荷を軽減させることが
可能となる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるパケットの構成を示す図で
ある。
【図2】ノード装置の分離挿入部の内部構成を示す図で
ある。
【図3】ノード装置のバッファの内部構成を示す図であ
る。
【図4】ノード装置のスイッチを制御する制御パターン
を示す図である。
【図5】ネットワークにおけるノード装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】ノード装置を用いたネットワークシステムの構
成を示す図である。
【図7】ネットワークシステムの通信原理を説明するた
めの図である。
【図8】実施例1におけるバッファの内部構成を示す図
である。
【図9】実施例3におけるバッファの内部構成を示す図
である。
【図10】実施例2におけるノード装置の構成を示す図
である。
【符号の説明】
201 ヘッダ検出部 202 ゲート 203 ゲート 204 セレクタ 205 FIFO 301 バッファメモリ 302 ヘッダ検出部 303 アドレスカウンタ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列な複数の伝送チャネルで複数のノー
    ド装置を接続し、前記複数の伝送チャネルそれぞれに前
    記ノード装置を介して端末を接続するネットワークシス
    テムであって、 前記ノード装置が、 出力するパケットを前記複数の伝送チャネル各々に対応
    する複数の記憶領域に分けて一時記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から出力されるパケットを、前記複数の伝
    送チャネルのいずれかを選択して送信する送信手段と、 前記送信手段において選択されている伝送チャネルに対
    応する記憶領域に記憶されたパケットを読み出すべく前
    記記憶手段を制御する記憶手段制御手段とを有してお
    り、 前記記憶手段は更に、前記記憶手段に入力されるパケッ
    トの内、複数の伝送チャネルで伝送すべきパケットであ
    るブロードキャスト用パケットを、該伝送すべき複数の
    伝送チャネルに対応する複数の記憶領域に分配して複製
    する分配手段を有していることを特徴とするネットワー
    クシステム。
  2. 【請求項2】 並列な複数の伝送チャネルで複数のノー
    ド装置を接続し、前記複数の伝送チャネルそれぞれに前
    記ノード装置を介して端末を接続するネットワークシス
    テムであって、 前記ノード装置が、 出力するパケットを一時記憶する記憶手段であり、該記
    憶手段に入力されるパケットの内、複数の伝送チャネル
    で伝送すべきパケットであるブロードキャスト用パケッ
    トを、ブロードキャスト用パケット以外のパケットと区
    別して記憶する記憶手段と、 該記憶手段から出力されるパケットを、前記複数の伝送
    チャネルのいずれかを選択して送信する送信手段と、 前記送信手段が前記複数の伝送チャネルの内のいずれか
    を選択する度に前記ブロードキャスト用パケットを繰り
    返し読み出すことにより複製し、前記複数の伝送チャネ
    ルすべてで前記ブロードキャスト用パケットが伝送され
    るように前記記憶手段を制御する記憶手段制御手段とを
    有していることを特徴とするネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記伝送チャネルには、前記ノード装置
    内の分離手段を介して端末が接続されており、該分離手
    段は、伝送チャネルより入力されるパケットを、伝送チ
    ャネル下流側及び接続される端末側に分配する機能を有
    している請求項1もしくは2記載のネットワークシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記分離手段は入力されるパケットに記
    載された情報に応じて、入力されたパケットを伝送チャ
    ネル下流側に出力せずに接続される端末側に出力する
    か、接続される端末側に出力せずに伝送チャネル下流側
    に出力するか、伝送チャネル下流側及び接続される端末
    側に分配するかを選択する選択手段を有している請求項
    3記載のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、前記分離手段に入力さ
    れるパケットに記載された情報が、該パケットがブロー
    ドキャスト用パケットであり、既に他のノード装置で複
    製を受けたパケットであることを示すときに、該パケッ
    トを伝送チャネル下流側及び接続される端末側に分配す
    る請求項4記載のネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記ノード装置は、前記記憶手段を、前
    記ノード装置に入力される各伝送チャネルに対応して複
    数有している請求項1乃至5いずれかに記載のネットワ
    ークシステム。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、前記複数の記憶手段を
    互いに異なる伝送チャネルに接続し、且つ各記憶手段が
    接続される伝送チャネルを切り換え可能なスイッチを有
    する請求項6に記載のネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 前記送信手段は、前記各記憶手段が出力
    するパケットを前記複数の伝送チャネルのいずれかで出
    力できる複数の可変チャネル送信手段と、該複数の可変
    チャネル送信手段の出力する伝送チャネルを複数の可変
    チャネル送信手段が互いに異なる伝送チャネルに出力す
    るように制御する手段とを有する請求項6に記載のネッ
    トワークシステム。
  9. 【請求項9】 前記複数の伝送チャネルは多重されてい
    る請求項1乃至8いずれかに記載のネットワークシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記複数のノード装置は前記複数の伝
    送チャネルによってリング型に接続されている請求項1
    乃至9いずれかに記載のネットワークシステム。
  11. 【請求項11】 並列な複数の伝送チャネルで複数のノ
    ード装置を接続し、前記複数の伝送チャネルそれぞれに
    前記ノード装置を介して端末を接続するネットワークシ
    ステムにおける通信方法であって、 前記複数のノード装置の内のいずれか1つのノード装置
    である第1のノード装置において、複数の端末へ伝送す
    べきパケットである第1のパケットを複製して前記複数
    の伝送チャネル全てで出力し、他のノード装置において
    は、全ての伝送チャネルで入力される前記第1のパケッ
    トそれぞれを自ノード装置を介して各伝送チャネルに接
    続される端末に出力し、且つ全ての伝送チャネルで出力
    することを特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】 前記複数のノード装置は前記複数の伝
    送チャネルでリング型に接続されており、 前記第1のノード装置において、他のノード装置を経由
    して入力される、該第1のノード装置が複製して全ての
    伝送チャネルで出力した前記第1のパケットを終端する
    請求項11記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 前記他のノード装置は、各伝送チャネ
    ルそれぞれで入力される前記第1のパケットを複製し、
    1つを該第1のパケットが伝送されてきた伝送チャネル
    と同じ伝送チャネルで出力し、他の1つを自ノード装置
    を介して該伝送チャネルに接続される端末に出力する請
    求項11もしくは12記載の通信方法。
  14. 【請求項14】 前記第1のノード装置は、全伝送チャ
    ネルそれぞれに対応する前記複製した第1のパケット
    を、伝送チャネル毎に分けて一時記憶する請求項11乃
    至13いずれかに記載の通信方法。
  15. 【請求項15】 前記第1のノード装置は、前記第1の
    パケットを一時記憶しておき、該一時記憶した第1のパ
    ケットを繰り返し読み出すことによって第1のパケット
    を複製し、全ての伝送チャネルで出力する請求項11乃
    至13いずれかに記載の通信方法。
  16. 【請求項16】 前記第1のノード装置は、前記第1の
    パケットの送信元の端末が接続されるノード装置である
    請求項11乃至15いずれかに記載の通信方法。
  17. 【請求項17】 前記第1のノード装置は、前記第1の
    パケットの送信元の端末が指定するノード装置である請
    求項11乃至15いずれかに記載の通信方法。
  18. 【請求項18】 前記第1のノード装置は、前記複数の
    ノード装置の内のあらかじめ決められたノード装置であ
    る請求項11乃至15いずれかに記載の通信方法。
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