JPH1041817A - 周期発生回路 - Google Patents

周期発生回路

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Publication number
JPH1041817A
JPH1041817A JP8213092A JP21309296A JPH1041817A JP H1041817 A JPH1041817 A JP H1041817A JP 8213092 A JP8213092 A JP 8213092A JP 21309296 A JP21309296 A JP 21309296A JP H1041817 A JPH1041817 A JP H1041817A
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JP
Japan
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output
cycle
dds
period
phase
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8213092A
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English (en)
Inventor
Makoto Kimura
誠 木村
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、連続した周期を高分解能で発生で
きる周期発生回路を提供する。 【解決手段】 基準周期発生手段の周期信号を、PL
L回路の一方の位相比較入力端に与えて、所望の周期を
発生する周期発生回路において、前記PLL回路はVC
Oの出力をDDSで受け、該DDSの出力を前記PLL
回路の他方の位相比較入力端に与えて発振させる解決手
段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続した周期を高
分解能で発生できる周期発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図5と、図6と
を参照して説明する。図5に示すように、従来の連続し
た周期を発生させる周期発生回路の構成は、基準周期発
生器10と、カウンタ71と、ディレー制御カウンタ7
2と、スイッチSW1、SW2〜SWnと、ディレー素
子DL1、DL2〜DLnとで構成している。
【0003】基準周期発生器10は、基準となる周期T
の信号を発生する。カウンタ71は、基準周期発生器1
0の出力する周期信号を所望周期となるように分周して
パルス化し、かつダイナミックに分周比の制御を受け
る。ディレー素子DL1、DL2〜DLnは、それぞれ
遅延時間がT/2、T/22 〜T/2n の遅延素子であ
る。
【0004】スイッチSW1〜SWnは、信号がディレ
ー素子DL1、DL2〜DLnを通過して遅延させる
か、スルーで通過させるかをダイナミックに選択する半
導体スイッチである。ディレー制御カウンタ72は、カ
ウンタ71と、スイッチSW1、SW2〜SWnとをダ
イナミックに制御して、所望の出力周期を発生可能にす
る。
【0005】例えば、基準周期発生器10の発生する信
号の周期Tを8nsとし、カウンタ71は1/1で出力
し、nを3とすると、ディレー素子DL1、DL2、D
L3は、それぞれスルーとの遅延時間差が4ns、2n
s、1nsの遅延素子となる。
【0006】ここで、スイッチSW1、SW2、SW3
が固定した状態では、出力周期TOUT は基準周期発生器
10の発生する周期と同じ8nsの連続周期が出力でき
る。
【0007】次に、図6に示すように、非整数倍の周期
9nsを出力する場合は、カウンタ71出力の周期の第
2周期目にはDL3側の1nsを付加して8+1=9n
s後に出力し、第3周期目にはDL2の2nsを付加し
て8+2=10ns後に出力し、第4周期目にはDL2
とDL3の3nsを付加して8+3=11ns後に出力
する。
【0008】同様にして、遅延時間を1nsから7ns
まで周期毎に順次+1ns追加して、7nsを追加した
次の周期でカウンタ71からの出力を1つ減じる。そし
て、以後はこの制御を繰り返し行うことで、9nsの周
期信号が連続出力できる。
【0009】このように、スイッチSW1、SW2、S
W3と、カウンタ71を基準周期発生器10の発生する
周期ごとに、ディレー制御カウンタ72でダイナミック
に切り換えることで、基準周期発生器10の発生する周
期8nsよりも1ns長い周期を連続して出力できる。
この場合、発生周期の周期を変化できる最小分解能は1
nsとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、従
来の連続した周期を発生する周期発生回路では、発生信
号周期の分解能を上げようとすると、それに応じてディ
レー素子の数が増大するし、さらにディレー素子の遅延
時間精度が必要となる実用上の不便があった。そこで、
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、その目
的は、連続した周期を高分解能で発生させる周期発生回
路を提供することである。
【0011】
【課題を解決する為の手段】即ち、上記目的を達成する
ためになされた請求項1に記載の発明は、基準周期発生
手段の周期信号を、PLL回路の一方の位相比較入力端
に与えて、所望の周期を発生する周期発生回路におい
て、前記PLL回路はVCOの出力をDDSで受け、該
DDSの出力を前記PLL回路の他方の位相比較入力端
に与えて発振させることを特徴とした周期発生回路を要
旨としている。
【0012】また、上記目的を達成するためになされた
請求項2に記載の発明は、基準周期を発生する基準周期
発生器10と、該基準周期発生器10の信号を位相比較
入力の一方の位相比較入力端に受ける位相比較器20
と、該位相比較器20の出力を平滑するループフィルタ
40と、該ループフィルタ40の出力電圧を受けて発振
するVCO50と、該VCO50の発振出力を前記位相
比較器20の他方の位相比較端に帰還するDDS30
と、を具備して高分解能の周期発生ができることを特徴
とした周期発生回路を要旨としている。
【0013】さらに、上記目的を達成するためになされ
た請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の発
振出力を受けて、分周して出力する分周手段を設けた周
期発生回路を要旨としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
【0015】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例1について、図1と、図3
と、図4とを参照して説明する。構成は、図1に示すよ
うに、基準周期発生器10と、位相比較器20と、DD
S30と、ループフィルタ40と、VCO50とで構成
している。
【0016】図1に示すPLL回路60において、位相
同期ループは、位相比較器20により、外部の基準周期
発生器10の出力信号とDDS30の出力信号との位相
が一致するように制御される。
【0017】その結果、PLL回路60のロック状態に
おいて、基準周期発生器10の出力信号の周波数fa
DDS30の出力信号の周波数fb は等しくなるので下
記の式(1)となる。 fa =fb ・・・・(1)
【0018】ここで、DDS30の一例について、内部
原理ブロック図を示す図3と、出力信号波形を示す図4
を参照して概要を説明する。DDS(Direct Digital S
ynthesizer)とは、デジタル的に任意の周波数のデジタ
ル・サイン波信号を出力するシンセサイザである。
【0019】例えば、図3に示すようにDDSは、32
ビット長の位相加算設定レジスタ33と、加算器34
と、デジタル・サイン波形の1サイクル分のアドレスを
発生するアドレスカウンタ35と、デジタル・サイン波
形発生用の12ビットのデータを出力するROMテーブ
ル・メモリ36と、DA変換器37と、ローパスフィル
タのLPF38とで構成される。
【0020】そして、位相加算設定レジスタ33に位相
加算データを設定すると、加算器34が基準クロック入
力を位相加算データに対応したクロック周波数に変換し
て出力する。
【0021】このDDS30出力のクロック周波数は、
下記の式(2)の計算式に示すように、高分解能ピッチ
で発生でき、しかも、この設定の切換わり時において
も、出力波形の位相の連続性は保たれる。このクロック
周波数を、アドレスカウンタ35に与えて、カウントさ
せる。 fDDS =(DP /2n )・fc ・・・・(2) ここで、 fDDS :DDS出力のクロック周波数 n :位相加算設定レジスタのサイズ(ビット) fc :基準クロックの周波数 DP :位相加算データ
【0022】そして、クロック周波数をカウントしてい
くことで、ROMテーブル・メモリ36用のアドレスを
発生出力している。
【0023】このアドレス発生によって、ROMテーブ
ル・メモリ36の内容、即ち12ビット長のサイン波コ
ードデータをDA変換器37でDA変換すると、図4の
(a)に示すデジタル階段状サイン波形となる。また、
その階段状サイン波形はLPF38でスムージングされ
て図4の(b)に示すなめらかなサイン波形となる。
【0024】次に、図1において、基準周期発生器10
の周波数をfa 、DDS30の出力周波数をfb 、VC
O50の出力周波数をfVCO とすると、上記(2)式は
式(1)から下記の(3)式となる。 fa =(DP /2n )・fVCO ・・・・(3)
【0025】(3)式から(4)式が得られる。 fVCO =(fa /DP )・2n ・・・・(4) ここで、周波数の代わりに周期を用いれば、基準周期発
生器10の周波数fa の周期をTとし、VCO50の出
力の周期をTOUT とすると、fVCO =1/TOUT なの
で、(5)式となる。 TOUT =(T/2n )・DP ・・・・(5)
【0026】従って、(5)式からPLL回路60の出
力周期TOUT は基準周期発生器10の周期Tの(1/2
n )の分解能で設定できることになる。
【0027】例えば、T=1μs、n=32ならば、出
力周期TOUT の設定分解能は、1μs/232≒233×
10-18 sとなり、従来の回路に比較して圧倒的に高分
解能の設定ができる。
【0028】そして、現実的なPLL回路において、V
CO50に50〜100MHzで可変できるものを用い
たとすると、10nsから20nsの周期迄を、233
×10-18 sの分解能のステップで発生できる。
【0029】(実施例2)本発明の実施例2は、広い範
囲で高分解能の周期信号を発生させる構成例である。こ
れについて、図2を参照して説明する。図2に示すよう
に、本実施例2の構成は、実施例1の構成に分周器70
を追加した構成になっている。従って、PLL回路60
の動作は実施例1と同じなので説明を省略する。
【0030】次に、図2のPLL回路60において、1
0nsから20nsの周期迄を、233×10-18 sの
分解能で発生した場合に、分周器70で1/10に分周
したとすると、100nsから200nsの範囲で周期
発生ができる。ただし、このときの周期の設定分解能は
233×10-17 sとなる。このように、分周器70の
分周比の設定を変えることで、広い範囲の周期発生が可
能になる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
従来の周期発生回路で必要とした遅延素子が不要となる
ので部品点数が少なくなり、しかも出力周期範囲で高分
解能の周期設定ができる周期発生回路が容易に得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の周期発生回路のブロック図
である。
【図2】本発明の実施例2の周期発生回路のブロック図
である。
【図3】DDSのブロック図である。
【図4】DDS出力の波形である。
【図5】従来の周期発生回路のブロック図である。
【図6】従来の周期発生回路のタイムチャートである。
【符号の説明】
10 基準周期発生器 20 位相比較器 30 DDS 33 位相加算設定レジスタ 34 加算器 35 アドレスカウンタ 36 ROMテーブル・メモリ 37 DA変換器 38 LPF 40 ループフィルタ 50 VCO 70 分周器 71 カウンタ 72 ディレー制御カウンタ SW1、SW2〜SWn スイッチ DL1、DL2〜DLn ディレー素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準周期発生手段の周期信号を、PLL
    回路の一方の位相比較入力端に与えて、所望の周期を発
    生する周期発生回路において、 前記PLL回路はVCOの出力をDDSで受け、該DD
    Sの出力を前記PLL回路の他方の位相比較入力端に与
    えて発振させることを特徴とした周期発生回路。
  2. 【請求項2】 基準周期を発生する基準周期発生器(1
    0)と、 該基準周期発生器(10)の信号を位相比較入力の一方
    の位相比較入力端に受ける位相比較器(20)と、 該位相比較器(20)の出力を平滑するループフィルタ
    (40)と、 該ループフィルタ(40)の出力電圧を受けて発振する
    VCO(50)と、 該VCO(50)の発振出力を前記位相比較器(20)
    の他方の位相比較端に帰還するDDS(30)と、 を具備して高分解能の周期発生ができることを特徴とし
    た周期発生回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の発振出力を受け
    て、分周して出力する分周手段を設けた周期発生回路。
JP8213092A 1996-07-24 1996-07-24 周期発生回路 Withdrawn JPH1041817A (ja)

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JP8213092A JPH1041817A (ja) 1996-07-24 1996-07-24 周期発生回路

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Date Code Title Description
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Effective date: 20031007